JPS6318737Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318737Y2 JPS6318737Y2 JP1983054037U JP5403783U JPS6318737Y2 JP S6318737 Y2 JPS6318737 Y2 JP S6318737Y2 JP 1983054037 U JP1983054037 U JP 1983054037U JP 5403783 U JP5403783 U JP 5403783U JP S6318737 Y2 JPS6318737 Y2 JP S6318737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pump chamber
- engine
- check valve
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、エンジンの動弁系に使用されている
油圧リフタへ潤滑油を供給するための潤滑油供給
装置に関するものである。
油圧リフタへ潤滑油を供給するための潤滑油供給
装置に関するものである。
[従来の技術]
エンジンの動弁系に使用される油圧リフタは、
カムと吸、排気弁とを連動させるロツカアームに
油圧を作用させることにより、カムと吸、排気弁
との連動系路に間〓が生じるのを防止する機能を
はたす。しかし、油圧リフタはオイルポンプから
オイルを供給されて作動するため、エンジン停止
時にオイルの供給が断たれると油圧リフタの沈み
込みを生じ、エンジン再始動時に次のような問題
を生じる場合がある。すなわち、第1の問題はエ
ンジン再始動時のスタータロツク現象の発生であ
る。これは、油圧リフタの沈み込みによつてエン
ジン再始動時にバルブタイミングが変化しコンプ
レツシヨンが異常に上昇することが主原因と考え
られる。例えば、エンジン再始動時に圧縮初期の
状態にあるシリンダでは油圧リフタの沈み込みに
よつてその圧縮行程が長くなるからである。従来
は、スタータの出力を上昇させてこのスタータロ
ツク現象に対応しているため、バツテリへの負荷
が大きいと共にエンジンの製造コストが高くなる
という欠点を生じている。次に、第2の問題は油
圧リフタの沈み込みによつてエンジン始動初期に
タペツト音を生じるため、エンジン始動時の騒音
が増大することである。
カムと吸、排気弁とを連動させるロツカアームに
油圧を作用させることにより、カムと吸、排気弁
との連動系路に間〓が生じるのを防止する機能を
はたす。しかし、油圧リフタはオイルポンプから
オイルを供給されて作動するため、エンジン停止
時にオイルの供給が断たれると油圧リフタの沈み
込みを生じ、エンジン再始動時に次のような問題
を生じる場合がある。すなわち、第1の問題はエ
ンジン再始動時のスタータロツク現象の発生であ
る。これは、油圧リフタの沈み込みによつてエン
ジン再始動時にバルブタイミングが変化しコンプ
レツシヨンが異常に上昇することが主原因と考え
られる。例えば、エンジン再始動時に圧縮初期の
状態にあるシリンダでは油圧リフタの沈み込みに
よつてその圧縮行程が長くなるからである。従来
は、スタータの出力を上昇させてこのスタータロ
ツク現象に対応しているため、バツテリへの負荷
が大きいと共にエンジンの製造コストが高くなる
という欠点を生じている。次に、第2の問題は油
圧リフタの沈み込みによつてエンジン始動初期に
タペツト音を生じるため、エンジン始動時の騒音
が増大することである。
このような欠点を除去するため、エンジンの低
速運転域においてクランク軸部に供給される潤滑
油量を減少させると同時に油圧リフタに供給され
る潤滑油量を増量させて、油圧リフタの油圧を所
定圧に増加させる油圧制御装置を用いたエンジン
の潤滑油供給装置も存するが(実開く昭和57−
49509号参照。)、この装置では油圧リフタへの潤
滑油の供給をオイルポンプで行なうため、エンジ
ン始動時におけるスタータロツク現象やタペツト
音の発生を安全には防止することはできない。
速運転域においてクランク軸部に供給される潤滑
油量を減少させると同時に油圧リフタに供給され
る潤滑油量を増量させて、油圧リフタの油圧を所
定圧に増加させる油圧制御装置を用いたエンジン
の潤滑油供給装置も存するが(実開く昭和57−
49509号参照。)、この装置では油圧リフタへの潤
滑油の供給をオイルポンプで行なうため、エンジ
ン始動時におけるスタータロツク現象やタペツト
音の発生を安全には防止することはできない。
上記のような油圧リフタの沈み込み防止は、実
開昭51−17653号公報、特開昭48−31315号公報に
開示されているような蓄圧シリンダを油圧リフタ
へのオイル供給回路に転用して組み込むことによ
つても達成されるであろう。しかしながら上記公
報の転用には次のような問題があつた。
開昭51−17653号公報、特開昭48−31315号公報に
開示されているような蓄圧シリンダを油圧リフタ
へのオイル供給回路に転用して組み込むことによ
つても達成されるであろう。しかしながら上記公
報の転用には次のような問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点]
(イ) 実開昭51−17653号公報では、蓄圧シリンダ
と主オイル通路との間に介装した開閉弁を開く
と、蓄圧シリンダからの圧油は主オイル通路の
上流側にも下流側にも流れ、下流側に油圧リフ
タを設けても油圧リフタに効果的に圧油を供給
できず、油圧リフタの沈み込みが効果的にかつ
信頼性高く回復されない。また、開閉弁の作動
とエンジン再始動との関連が開示されていない
ので、開閉弁の作動方法と作動時期が不明であ
る。
と主オイル通路との間に介装した開閉弁を開く
と、蓄圧シリンダからの圧油は主オイル通路の
上流側にも下流側にも流れ、下流側に油圧リフ
タを設けても油圧リフタに効果的に圧油を供給
できず、油圧リフタの沈み込みが効果的にかつ
信頼性高く回復されない。また、開閉弁の作動
とエンジン再始動との関連が開示されていない
ので、開閉弁の作動方法と作動時期が不明であ
る。
(ロ) 特開昭48−31315号公報では、蓄圧シリンダ
からの圧油が対象機器(ターボチヤージヤ)の
みに供給する回路を教示してはいるもののその
回路には1つの電磁弁と3つの逆止弁との合計
4個の弁もの多くの弁を必要とし、配設スペー
ス上、コスト上望ましくない。また、電磁弁の
作動はエンジン停止時に開であるから、油圧リ
フタ沈み込み回復に用いることはできないし転
用も無理である。
からの圧油が対象機器(ターボチヤージヤ)の
みに供給する回路を教示してはいるもののその
回路には1つの電磁弁と3つの逆止弁との合計
4個の弁もの多くの弁を必要とし、配設スペー
ス上、コスト上望ましくない。また、電磁弁の
作動はエンジン停止時に開であるから、油圧リ
フタ沈み込み回復に用いることはできないし転
用も無理である。
本考案の目的は、蓄圧手段からの圧油をエンジ
ン始動時のみに油圧リフタに導き、かつこの蓄圧
手段からの圧油をジヤーナル部の方に流さず油圧
リフタのみに導いて速やかに油圧リフタの沈み込
みを回復させるようにし、さらにこの作動を電磁
弁と逆止弁とを含み3個以下の弁にて達成してエ
ンジンオイル系への組込の容易化とコストダウン
とをはかることを目的とする。
ン始動時のみに油圧リフタに導き、かつこの蓄圧
手段からの圧油をジヤーナル部の方に流さず油圧
リフタのみに導いて速やかに油圧リフタの沈み込
みを回復させるようにし、さらにこの作動を電磁
弁と逆止弁とを含み3個以下の弁にて達成してエ
ンジンオイル系への組込の容易化とコストダウン
とをはかることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題点は、本考案によれば、次の潤滑油
供給装置によつて達成される。すなわち、エンジ
ンのシリンダヘツドに装着した油圧リフタに、ジ
ヤーナル部に連通する主オイル通路を介してオイ
ルポンプの吐出したオイルを供給する潤滑油供給
装置において、前記ジヤーナル部の下流側の主オ
イル通路にオイル出入路を介して油圧シリンダを
接続し、該油圧シリンダにピストンを内装して該
油圧シリンダ内をポンプ室とバネ室とに隔成し、
該ばね室に前記ピストンを前記ポンプ室方向へ常
時付勢するスプリングを収容すると共にポンプ室
に前記オイル出入路を連結し、該オイル出入路に
前記ポンプ室方向への流れのみを許容する第1の
逆止弁とイグニツシヨンがオン状態になつた時の
み開となる電磁弁とを互いに並列に介装し、前記
電磁弁の開放時に前記ポンプ室内のオイルが前記
ジヤーナル部方向へ流れるのを阻止する第2の逆
止弁を前記ジヤーナル部の下流側の主オイル通路
に前記第1の逆止弁と並列に介装し、油圧リフタ
のエンジン始動時における沈み込み防止を前記電
磁弁と前記第1、第2の逆止弁の3個のみの弁の
作動で行なうようにしたことを特徴する潤滑油供
給装置。
供給装置によつて達成される。すなわち、エンジ
ンのシリンダヘツドに装着した油圧リフタに、ジ
ヤーナル部に連通する主オイル通路を介してオイ
ルポンプの吐出したオイルを供給する潤滑油供給
装置において、前記ジヤーナル部の下流側の主オ
イル通路にオイル出入路を介して油圧シリンダを
接続し、該油圧シリンダにピストンを内装して該
油圧シリンダ内をポンプ室とバネ室とに隔成し、
該ばね室に前記ピストンを前記ポンプ室方向へ常
時付勢するスプリングを収容すると共にポンプ室
に前記オイル出入路を連結し、該オイル出入路に
前記ポンプ室方向への流れのみを許容する第1の
逆止弁とイグニツシヨンがオン状態になつた時の
み開となる電磁弁とを互いに並列に介装し、前記
電磁弁の開放時に前記ポンプ室内のオイルが前記
ジヤーナル部方向へ流れるのを阻止する第2の逆
止弁を前記ジヤーナル部の下流側の主オイル通路
に前記第1の逆止弁と並列に介装し、油圧リフタ
のエンジン始動時における沈み込み防止を前記電
磁弁と前記第1、第2の逆止弁の3個のみの弁の
作動で行なうようにしたことを特徴する潤滑油供
給装置。
[作用]
このような構成を有する本考案の潤滑油供給装
置によれば、エンジン回転中はオイルポンプから
吐出したオイルが主オイル通路を経てジヤーナル
部と油圧リフタとに供給されると共に、オイル出
入路に介装した逆止弁を経て油圧シリンダのポン
プ室内に流入する。このとき、油圧シリンダ内の
ピストンはポンプ室に流入した潤滑油の圧力によ
りスプリングの付勢力に抗してバネ室方向に移動
し、ポンプ室内は潤滑油で満たされる。
置によれば、エンジン回転中はオイルポンプから
吐出したオイルが主オイル通路を経てジヤーナル
部と油圧リフタとに供給されると共に、オイル出
入路に介装した逆止弁を経て油圧シリンダのポン
プ室内に流入する。このとき、油圧シリンダ内の
ピストンはポンプ室に流入した潤滑油の圧力によ
りスプリングの付勢力に抗してバネ室方向に移動
し、ポンプ室内は潤滑油で満たされる。
エンジンの作動を停止するとオイルポンプが停
止し、油圧リフタへの潤滑油の供給が停止する。
そして、油圧リフタに吸、排気弁のバルブスプリ
ングの弾発力が作用するため油圧リフタの沈み込
みが発生する。
止し、油圧リフタへの潤滑油の供給が停止する。
そして、油圧リフタに吸、排気弁のバルブスプリ
ングの弾発力が作用するため油圧リフタの沈み込
みが発生する。
この状態において、エンジンを再始動するため
イグニツシヨンをオン状態にすると、オイル出入
路に介装した電磁弁が開きポンプ室内の潤滑油が
スプリングの付勢力によつて油圧リフタに供給さ
れる。このとき、主オイル通路に介装された逆止
弁の存在によつて、ポンプ室から流入した潤滑油
がジヤーナル部方向へ流れることはない。したが
つて油圧リフタの沈み込みはポンプ室から流入し
たオイルにより、エンジン始動時速やかに回復
し、エンジン始動時のスタータロツク現象やタペ
ツト音の発生が防止される。なお、電磁弁はイグ
ニツシヨンがオン状態になつた時のみ開き、エン
ジン停止中、及びエンジン回転中は閉じている。
この装置では弁数は、電磁弁1個、逆止弁2個の
計3個であり、エンジンオイル回路への組み込み
が従来より容易であり、かつコストダウンがはか
られている。
イグニツシヨンをオン状態にすると、オイル出入
路に介装した電磁弁が開きポンプ室内の潤滑油が
スプリングの付勢力によつて油圧リフタに供給さ
れる。このとき、主オイル通路に介装された逆止
弁の存在によつて、ポンプ室から流入した潤滑油
がジヤーナル部方向へ流れることはない。したが
つて油圧リフタの沈み込みはポンプ室から流入し
たオイルにより、エンジン始動時速やかに回復
し、エンジン始動時のスタータロツク現象やタペ
ツト音の発生が防止される。なお、電磁弁はイグ
ニツシヨンがオン状態になつた時のみ開き、エン
ジン停止中、及びエンジン回転中は閉じている。
この装置では弁数は、電磁弁1個、逆止弁2個の
計3個であり、エンジンオイル回路への組み込み
が従来より容易であり、かつコストダウンがはか
られている。
[実施例]
以下、本考案の潤滑油供給装置の望ましい実施
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
図中、1はシリンダヘツド、2は油圧リフタ装
着穴2を示しており、油圧リフタ装着穴2、はオ
イル通路3、によつて互いに連通されている。オ
イル通路3は主オイル通路4を介してオイルポン
プ5に連結されている。主オイル通路4の中途部
はクランクジヤーナル部6とカムジヤーナル部7
とに連通している。図中8はオイルストレーナを
示し、9はオイルパンを示す。
着穴2を示しており、油圧リフタ装着穴2、はオ
イル通路3、によつて互いに連通されている。オ
イル通路3は主オイル通路4を介してオイルポン
プ5に連結されている。主オイル通路4の中途部
はクランクジヤーナル部6とカムジヤーナル部7
とに連通している。図中8はオイルストレーナを
示し、9はオイルパンを示す。
シリンダヘツド1には、そして望ましくは油圧
リフタ装着穴2の近傍には、油圧シリンダ10が
設けられ、油圧シリンダ10にはピストン11が
内装されている。油圧シリンダ10の内部はピス
トン11によつてポンプ室12とバネ室13に隔
成され、バネ室13には圧縮コイルスプリング1
4が収容されている。15はピストン11の上面
に固定されたシリンダカツプである。該シリンダ
ウカツプ15は、図示したように、ポンプ室12
に向つて内部がえぐられており、このシリンダカ
ツプ15にポンプ室12の油圧が加えられると、
先端のリツプ部が外側に拡がつて、シール性を向
上する構造となつている。
リフタ装着穴2の近傍には、油圧シリンダ10が
設けられ、油圧シリンダ10にはピストン11が
内装されている。油圧シリンダ10の内部はピス
トン11によつてポンプ室12とバネ室13に隔
成され、バネ室13には圧縮コイルスプリング1
4が収容されている。15はピストン11の上面
に固定されたシリンダカツプである。該シリンダ
ウカツプ15は、図示したように、ポンプ室12
に向つて内部がえぐられており、このシリンダカ
ツプ15にポンプ室12の油圧が加えられると、
先端のリツプ部が外側に拡がつて、シール性を向
上する構造となつている。
油圧シリンダ10のポンプ室12はオイル出入
路16の一端に接続され、オイル出入路の他端は
2つに分岐して、その一方は電磁弁17を介して
主オイル通路4のカムジヤーナル部7よりも下流
側に接続されており、またその他方は逆止弁18
(第1の逆止弁)を介してカムジヤーナル部7に
接続されている。電磁弁17はイグニツシヨン
(図示せず。)がオン状態になつた時にみ開き、エ
ンジン停止中及びエンジン回転中は閉じている。
また、逆止弁18はポンプ室12方向へのオイル
の流れのみを許容する。そして、主オイル通路4
の電磁弁17を有するオイル出入路16が接続さ
れている部分よりも上流側でかつカムジヤーナル
部7よりも下流側には、逆止弁19(第2の逆止
弁)が介装され、逆止弁19は油圧リフタ装着穴
2方向へのオイルの流れのみを許容する。
路16の一端に接続され、オイル出入路の他端は
2つに分岐して、その一方は電磁弁17を介して
主オイル通路4のカムジヤーナル部7よりも下流
側に接続されており、またその他方は逆止弁18
(第1の逆止弁)を介してカムジヤーナル部7に
接続されている。電磁弁17はイグニツシヨン
(図示せず。)がオン状態になつた時にみ開き、エ
ンジン停止中及びエンジン回転中は閉じている。
また、逆止弁18はポンプ室12方向へのオイル
の流れのみを許容する。そして、主オイル通路4
の電磁弁17を有するオイル出入路16が接続さ
れている部分よりも上流側でかつカムジヤーナル
部7よりも下流側には、逆止弁19(第2の逆止
弁)が介装され、逆止弁19は油圧リフタ装着穴
2方向へのオイルの流れのみを許容する。
なお、20、はシリンダヘツド1に形成された
吸気、排気弁の装着穴である。
吸気、排気弁の装着穴である。
エンジン回転中は、オイルポンプ5の回転によ
つて主オイル通路4内に潤滑油が圧送され、クラ
ンクジヤーナル部6、カムジヤーナル部7、油圧
リフタ装着穴2に潤滑油が供給される。このと
き、主オイル通路4内を圧送される潤滑油の一部
は逆止弁18を開いてオイル出入路16に流入
し、オイル出入路16からポンプ室12に流入す
る。すると、ピストン11はポンプ室12に流入
した潤滑油の油圧によつてスプリング14の付勢
力に抗して第2図のA′方向へ移動し、ポンプ室
12内には潤滑油が満たされ、蓄圧される。
つて主オイル通路4内に潤滑油が圧送され、クラ
ンクジヤーナル部6、カムジヤーナル部7、油圧
リフタ装着穴2に潤滑油が供給される。このと
き、主オイル通路4内を圧送される潤滑油の一部
は逆止弁18を開いてオイル出入路16に流入
し、オイル出入路16からポンプ室12に流入す
る。すると、ピストン11はポンプ室12に流入
した潤滑油の油圧によつてスプリング14の付勢
力に抗して第2図のA′方向へ移動し、ポンプ室
12内には潤滑油が満たされ、蓄圧される。
つぎに、エンジンが停止するとオイルポンプ5
の回転も停止するため主オイル通路4内への潤滑
油の圧送は停止される。したがつて、油圧リフタ
装着穴2に取り付けられた油圧リフタに沈み込み
が発生するが、電磁弁17が閉じておりかつ逆止
弁18がカムジヤーナル部18方向への潤滑油の
流れを阻止しているから、ポンプ室12内に流入
した潤滑油はポンプ室12から流出しない。すな
わちオイルの蓄圧は維持されている。
の回転も停止するため主オイル通路4内への潤滑
油の圧送は停止される。したがつて、油圧リフタ
装着穴2に取り付けられた油圧リフタに沈み込み
が発生するが、電磁弁17が閉じておりかつ逆止
弁18がカムジヤーナル部18方向への潤滑油の
流れを阻止しているから、ポンプ室12内に流入
した潤滑油はポンプ室12から流出しない。すな
わちオイルの蓄圧は維持されている。
そして、エンジンを再始動するためイグニツシ
ヨンをオン状態にすると、これに連動して電磁弁
17が開く。すると、スプリング14の付勢力に
よつてピストン11が第2図のA方向に移動し、
ポンプ室12内に蓄圧されていた潤滑油をオイル
出入路16内に流出させる。オイル出入路16内
に流入した潤滑油は逆止弁18、19の作用によ
つて油圧リフタ装着穴2方向にのみ流れ、油圧リ
フタの沈み込みを解消する。したがつて、エンジ
ン始動時には油圧リフタに所定の油圧が速やかに
供給されるから、スタータロツク現象やタペツト
音に発生を防止できる。
ヨンをオン状態にすると、これに連動して電磁弁
17が開く。すると、スプリング14の付勢力に
よつてピストン11が第2図のA方向に移動し、
ポンプ室12内に蓄圧されていた潤滑油をオイル
出入路16内に流出させる。オイル出入路16内
に流入した潤滑油は逆止弁18、19の作用によ
つて油圧リフタ装着穴2方向にのみ流れ、油圧リ
フタの沈み込みを解消する。したがつて、エンジ
ン始動時には油圧リフタに所定の油圧が速やかに
供給されるから、スタータロツク現象やタペツト
音に発生を防止できる。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案の潤滑油供給装置
によれば、オイルポンプの回転によることなくエ
ンジン始動時に速やかに油圧リフタのみに所定の
油圧を供給することができるから、スタータロツ
ク現象の発生を防止できると共に、タペツト音の
発生を低減することができるという効果を得る。
また、3つの弁の作動で行なえるから弁の組み込
みが容易となる他コストダウンがはかれる。
によれば、オイルポンプの回転によることなくエ
ンジン始動時に速やかに油圧リフタのみに所定の
油圧を供給することができるから、スタータロツ
ク現象の発生を防止できると共に、タペツト音の
発生を低減することができるという効果を得る。
また、3つの弁の作動で行なえるから弁の組み込
みが容易となる他コストダウンがはかれる。
第1図は本考案の潤滑油供給装置を装着したシ
リンダヘツドの平面図、第2図は本考案の潤滑油
供給装置の全体構成を表わす正面図、である。 1……シリンダヘツド、2……油圧リフタ装着
穴、4……主オイル通路、5……オイルポンプ、
6……クランクジヤーナル部、7……カムジヤー
ナル部、9……オイルパン、10……油圧シリン
ダ、11……ピストン、12……ポンプ室、13
……バネ室、14……スプリング、16……オイ
ル出入路、17……電磁弁、18……第1の逆止
弁、19……第2の逆止弁。
リンダヘツドの平面図、第2図は本考案の潤滑油
供給装置の全体構成を表わす正面図、である。 1……シリンダヘツド、2……油圧リフタ装着
穴、4……主オイル通路、5……オイルポンプ、
6……クランクジヤーナル部、7……カムジヤー
ナル部、9……オイルパン、10……油圧シリン
ダ、11……ピストン、12……ポンプ室、13
……バネ室、14……スプリング、16……オイ
ル出入路、17……電磁弁、18……第1の逆止
弁、19……第2の逆止弁。
Claims (1)
- エンジンのシリンダヘツドに装着した油圧リフ
タに、ジヤーナル部に連通する主オイル通路を介
してオイルポンプの吐出したオイルを供給する潤
滑油供給装置において、前記ジヤーナル部の下流
側の主オイル通路にオイル出入路を介して油圧シ
リンダを接続し、該油圧シリンダにピストンを内
装して該油圧シリンダ内をポンプ室とバネ室とに
隔成し、該ばね室に前記ピストンを前記ポンプ室
方向へ常時付勢するスプリングを収容すると共に
ポンプ室に前記オイル出入路を連結し、該オイル
出入路に前記ポンプ室方向への流れのみを許容す
る第1の逆止弁とイグニツシヨンがオン状態にな
つた時のみ開となる電磁弁とを互いに並列に介装
し、前記電磁弁の開放時に前記ポンプ室内のオイ
ルが前記ジヤーナル部方向へ流れるのを阻止する
第2の逆止弁を前記ジヤーナル部の下流側の主オ
イル通路に前記第1の逆止弁と並列に介装し、油
圧リフタのエンジン始動時における沈み込み防止
を前記電磁弁と前記第1、第2の逆止弁の3個の
みの弁の作動で行なうようにしたことを特徴する
潤滑油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5403783U JPS59159709U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5403783U JPS59159709U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 潤滑油供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159709U JPS59159709U (ja) | 1984-10-26 |
| JPS6318737Y2 true JPS6318737Y2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=30184387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5403783U Granted JPS59159709U (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | 潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159709U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5880368B2 (ja) * | 2012-09-12 | 2016-03-09 | 株式会社豊田自動織機 | 内燃機関の潤滑機構 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4831315A (ja) * | 1971-08-30 | 1973-04-24 | ||
| JPS5117653U (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-09 |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP5403783U patent/JPS59159709U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159709U (ja) | 1984-10-26 |
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