JPS63189367A - 印刷機の折胴装置 - Google Patents

印刷機の折胴装置

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JPS63189367A
JPS63189367A JP1995387A JP1995387A JPS63189367A JP S63189367 A JPS63189367 A JP S63189367A JP 1995387 A JP1995387 A JP 1995387A JP 1995387 A JP1995387 A JP 1995387A JP S63189367 A JPS63189367 A JP S63189367A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は印刷機の折胴装置に関し、一層詳細には、例え
ば、輪転印刷機により印刷工程終了後の長尺な印刷紙を
二以上の回転する胴を介して所定の寸法で切断して折り
畳む際に、変位自在な押圧部材で前記印刷紙を胴に対し
強固に押圧保持することにより、前記印刷紙に不要な孔
部等が形成されることがなく、印刷紙を歩留まりよく効
果的に使用することが出来ると共に、外観に優れた印刷
物を製造することを可能にした印刷機の折胴装置に関す
る。
[従来の技術] 一般に、種々の印刷機械の中、輪転印刷機が広汎に使用
されている。簡単な機構で高速度な印刷作業を可能とす
ることが出来、大量生産に適するという顕著な利点があ
るがらである。
前記輪転印刷機は版板を巻き付けた版胴と前記版胴に接
する圧胴とを含み、複数のローラからなる着肉機構によ
り練られたインキを前記版胴に供給すると共に、この版
胴と圧胴との間に印刷紙を通して印刷を行うことを基本
的構成としている。
ところで、前記輪転印刷機には枚葉式と巻取式との2種
の異なる形式が用いられている。この場合、前記巻取式
では給紙ローラに長尺な印刷紙が巻回収納されており、
前記印刷紙はこの給紙ローラを含む給紙装置から前述し
た圧胴と版胴とを含む印刷装置に送り出されて印刷作業
を行って後、折胴装置へと搬送される。そして、前記折
胴装置に送り込まれた印刷紙は所定の寸法で切断される
と共に、略中央部で折丁されて製本工程へと搬送すべく
外部に導出される。
そこで、従来から使用されているこの種の折胴装置を第
1図に例示する。
すなわち、従来の折胴装置は互いに摺接して回転自在な
第1の胴2乃至第3の胴6を含む。
前記第1胴2はその中心から対称となる位置に切刃8a
、8bを植設しており、この前記第1胴2に摺接する第
2胴4の外周部には前記切刃8a、8bに係合する受は
部材10a、10bが設けられると共に、前記受は部材
10a、10bに近接して保持手段12a、12bが配
設されている。
この場合、前記保持手段12a、12bは第2胴4の回
転に同期して揺動自在に構成されており、夫々の先端部
に前記第2胴4の外周から外方に所定長さ突出する保持
ピン14a、14bが装着されている。さらに、第2胴
4には夫々の受は部材10a、10bに対し90°偏位
した位置に押出部材16a、16bが設けられている。
一方、第3胴6に前記押出部材16a、16bに対応し
て係止手段18a、18bが配設されており、前記係止
手段18a、18bは先端部を屈曲形成した爪部材20
a120bと前記爪部材20a、20bに対し揺動自在
な押さえ板22a、22bを含む。
このような構成において、図示しない印刷装置で印刷を
終了した長尺な印刷紙26は第2胴4に近接して設けら
れている一対の搬送用ローラ24を介して第1胴2と前
記第2胴4との間に送り出される。そして、保持手段1
2aが揺動して保持ピン14aが前記印刷紙26に刺入
されて後、切刃8aが受は部材10aに係合して印刷紙
26を裁断する。このため、印刷紙26はその切断先端
部側を前記保持ピン14aで保持され、第2胴4と一体
的に変位する。
前記第2胴4が半回転すると、第1胴2の切刃8bが受
は部材10bに係合して印刷紙26を切断し、保持ピン
14aに保持されている印刷紙26は所定の長さで裁断
されることになる。第2胴4がさらに174回転すると
、押出部材16aが第3胴6の係止手段18aに係合し
、前記切断された印刷紙26の略中央部が爪部材20a
と押さえ板22aとにより挟持される。その際、保持手
段12aを揺動変位させて保持ピン14aを前記印刷紙
26から離間させる。このため、前記係止手段18aに
その中間部を係止されている印刷紙26は前記第3胴6
が矢印方向に回転することにより折丁されて外部に導出
されることになる。
然しなから、前記の従来技術では、第1胴2の切刃8a
および8bで印刷紙26を切断する際、その切断先端部
側に保持ピン14a、14bを刺入して前記切断された
印刷紙26を保持し、この印刷紙26を第2胴4の外周
に巻回するようにして第3胴6側へと送り出している。
このため、係止手段18bを介して折丁された印刷紙2
6には、保持ピン14a、14bにより孔部が形成され
ることになる。このように、孔部を有する印刷物では製
品として外見が悪く商品価値が下がってしまい、また、
例えば、製本時に前記孔部を設けた端部を切断しようと
すれば、印刷紙に前記孔部に対応する余白部分を余分に
形成するため、極めて歩留まりの悪いものとなり、経済
的ではないという不都合が指摘される。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、互いに摺接して回転自在な少なくとも二以上の
胴の中、いずれか一の胴に変位自在な押圧部材を含む保
持機構を設け、切断機構で印刷紙を切断する際に前記押
圧部材によりこの印刷紙の切断先端部側を胴の外周部に
押圧保持し、さらに、前記胴を所定角度回転して後、前
記保持機構による押圧作用を解除して前記印刷紙をその
略中間部で折丁するよう構成することにより、折丁され
た印刷物に不必要な孔部等が形成されることがなく、従
って、印刷工程全体の効率化を達成すると共に、印刷紙
の歩留まりを一挙に向上させることを可能にした印刷機
の折胴装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は印刷工程を終了
した長尺な印刷紙を所定の長さで切断して折丁する折胴
装置であって、互いに摺接して回転する少なくとも二以
上の胴の中、いずれか一の胴に切断機構に近接して保持
機構を装着すると共に、前記保持機構は前記胴の回転に
同期して変位自在な押圧部材を含み、前記切断機構で印
刷紙を切断する際に前記押圧部材の変位作用下に少なく
とも前記印刷紙の切断先端部側を押圧保持し、さらに当
該印刷紙を保持した状態で前記胴を所定角度回転させて
後、押圧部材による保持作用を解除して折丁機構の作用
下に前記印刷紙を所望の部位で折丁して搬出するよう構
成することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る印刷機の折胴装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第2図において、参照符号30は本発明に係る印刷機の
折胴装置を示す。前記折胴装置30は基本的には互いに
摺接して回転自在な第1の胴32と第2の胴34とを含
み、前記第1胴32と第2胴34とには夫々共働して印
刷紙36を所定の長さで切断するための切断機構38と
、前記切断された印刷紙36をその略中央部で折り畳む
折丁機構40とを設けている。さらに、第1胴32に前
記切断機構38に近接して切断された印刷紙36の先端
部分を押圧保持する保持機構42と、前記保持機構42
によりその両側部を保持される印刷紙36の先端部を第
1胴32の外周部に確実に密着させるための吸引機構4
4とを装着している。
この場合、切断機構38と折丁機構40とは第1図に示
す従来技術と同様に構成されており、以下に概略的に説
明する。
すなわち、切断機構38は切刃46a、46bを含み、
前記切刃46a、46bは第1胴32の外周端縁部にそ
の中心に対して対称となる位置に埋設されており、夫々
の切刃先端部を所定長さ外部に露呈している。一方、第
2胴34には夫々の切刃46a、46bに係合する受は
部材48a、48bがその中心に対し対称となる位置に
配設され、前記受は部材48a、48bに保持機構42
を収容するための開口部49a、49bが形成される。
折丁機構40は押出部材50a、50bを含み、前記押
出部材50a、50bは第1胴32において、夫々の切
刃46a、46bに対し90°偏位した位置に植設され
ている。また、第2胴34には前記押出部材50a、5
0bにより押し出される印刷紙36の略中間部を挟持す
るための屈曲する爪部材52a、52bと、前記爪部材
52a、52bの先端屈曲部に圧接自在な押さえ板54
a、54bとが設けられる。
次いで、保持機構42について以下詳細に説明する。
第4図に示すように、第1網32の内部に切刃46a、
46bに近接し、その軸線方向に延在する開口部60が
形成される。この場合、前記開口部60は断面屈曲形状
を呈しており、前記第1胴32の外周部に形成される矩
形状の開口部62a、62bを介して外部に開放される
。前記開口部60を画成する一側面64に一対のレール
部材66a、66bが第1胴32の軸線方向に指向して
並行に係着される。そして、第1胴32の内部両端縁部
に前記レール部材66a、66bに保持されてスライド
ベース68a、68bが摺動自在に配設される。
第3図および第4図に示すように、前記スライドベース
68a、68bの中央部には夫々の短面方向を異にして
短孔70a、70bが穿設され、前記短孔70a、70
bに軸72が螺合する。この場合、前記軸72は一端を
第1胴32に回転自在に支承されると共に、その他端を
外部に所定長さ露呈しており、夫々のスライドベース6
8a、68bの短孔70a、70bに螺入する螺子部7
4a、74bを夫々の短面方向を異にして所定長さだけ
形成している。従って、軸72を一方向に回転させれば
、夫々の螺子部74a、74bが螺入するスライドベー
ス68a、68bは互いに近接あるいは離間する方向に
一体的に変位することになる。
前記軸72の外部に露呈する端部に第1のかさ歯車76
が軸着され、一方、前記第1胴32の一側部に回転自在
に支承される回転体78に第2のかさ歯車80が軸着さ
れており、この第2かさ歯車80は前記第1かさ歯車7
6に噛合する。なお、回転体78にはその中央部にレン
チ等を嵌合するための孔部82が形成されている。
スライドベース68aにはその一端部から、図中、鉛直
上方向に指向して係止部84aが形成され、この係止部
84aに半円状の溝部86aが画成される。また、前記
スライドベース68aにベアリングB8a、88bを介
してロッド90aを回転自在に支承し、このロッド90
aの上端に所定の角度範囲でかさ歯車92aが形成され
る。また、ロッド90aにキー94aを介して揺動部材
96aが外嵌係着され、この揺動部材96aの端部にア
ーム98aが固着される。前記アーム98aの端部は開
口部62aを介して外部に突出しており、その外部に突
出する端部に押圧部材100aが係着される。
その際、押圧部材100aには第1胴32の外周面に対
応する面部に合成ゴム等の弾性体102aを設けておく
。
一方、スライドベース68b側も前述したスライドベー
ス68a側と同様に構成されるものであり、同一の構成
要素には同一の参照数字にbを付してその詳細な説明は
省略する。
次いで、開口部60内にレール部材66a、66bの上
方に位置して回転軸104が配設される。前記回転輪1
04の外周にはその両端縁部に軸線方向に所定の長さを
有してキー溝106a、106bが形成され、前記キー
溝106a、106bを介して摺動体108a、108
bが前記回転軸104の#1線方向tこ変位自在に装着
される。前記摺動体108a、10111bは略円筒状
を呈し、その内面部に回転体104のキー溝106a、
106bに嵌合するキー110a、110bが植設され
る。さらに、摺動体108a、 l08bの一端部には
外方に膨出してスライドベース68a、68bに支承さ
れているかさ歯車92a、92bに噛合するかさ歯車1
12a、112bが形成されると共に、夫々の摺動体1
08a、 108bの外周部に係止部84a、84bが
係合する周溝114a、114bを刻設する。
また、回転軸104の端部にはレバ一部材116が係着
され、このレバ一部材116の端部に回転自在な円板状
カム118が支承される。前記カム11Bは第1胴32
を回転自在に支承する図示しない壁仮に固着されたカム
板120に係合する。この場合、前記カム板120には
夫々同一の半径を有する第1の溝部124a、124b
と前記第1溝部124a、124bより大径で且つ同一
の半径を有する第2の溝部126a、126bとが夫々
90°間隔で交互に設けられている。
そこで、吸引機構44について第5図を参照しながら以
下に詳細に説明する。
すなわち、第1胴32の中心にはその一方の回転軸32
aの端部から所定の長さに亘り管路128を挿通し、前
記管路128はその途上で夫々管路128a乃至128
cに分岐して後、第1胴32の外周面部に軸線方向に所
定間隔離間して形成された開口部130a乃至130c
に連通する。その際、前記開口部130a乃至130c
は保持機構42の作用下に第1胴32の外周部に押圧保
持される印刷紙36の先端部側と保合する位置に選択し
ておく。なお、管路128にはロータリジョイン目32
を介して管路134が接続され、この管路134は図示
しない真空発生器に接続される。
本発明に係る印刷機の折胴装置は基本的には以上のよう
に構成されるものであり、次にその作用並びに効果につ
いて説明する。
先ず、当該折胴装置30に送り出されてくる印刷終了後
の印刷紙36の幅員に対応して保持機構42の位置調整
を行う。
すなわち、第3図において、図示しないレンチ等を回転
体78の孔部82に挿通し、これを所定方向に回転する
と前記回転体78に軸着されている第2かさ歯車80が
回転し、さらに前記第2がさ歯車80に噛合する第1か
さ歯車76が軸72と一体的に一方向に回転する。前記
軸72には夫々の短面方向を異にして螺子部74a、7
4bが形成されており、この螺子部74a、74bに係
合するスライドベース68a、68bは互いに近接ある
いは離間する方向に一対的に変位することになる。
その際、スライドベース68a、68bに設けられてい
る係止部84a、84bが摺動体108a、108bの
周溝114a、 l14bに係合した状態で第1胴32
の軸線方向に変位するため、前記摺動体108a、10
8bはスライドベース68a、68bと一体的に変位し
、かさ歯車112a、112bとかさ歯車92a、92
bとは常時噛合関係を保持することが出来る。そして、
スライドベース68a、68bに支承されている押圧部
材100a、100bの間隔が搬送されてくる印刷紙3
6の幅員に対応して位置決めされた際に、回転体78の
回転動作を停止する。
そこで、図示しない印刷装置において、印刷作業を終了
した印刷紙36は搬送用ローラ136を介して当該折胴
装置30に送給される(第2図参照)。ここで、前記折
胴装置30を構成する第1胴32および第2胴34は互
いに摺接して矢印方向に回転しており、夫々の胴32.
34の間に臨入する前記印刷紙36は、切断機構38を
構成する切刃46aと受は部材48aとが係合すること
により所定の部位で切断される。その際、保持機構42
が駆動される。
すなわち、第3図において、第1胴32が矢印方向に回
転すると、回転軸104にレバ一部材116を介して係
合するカム118はカム板120の小径な第1溝部12
4aから大径な第2溝部126a側へと移動する。この
ため、レバ一部材116が矢印A方向に揺動し、前記レ
バ一部材116を係着する回転軸104を介して夫々の
摺動体108a、108bが矢印A方向に回転する。前
記摺動体108a、108bにはかさ歯車112a、1
12bが形成されおり、前記摺動体108a、108b
が矢印A方向に回転すると、前記かさ歯車112a、1
12bに噛合するかさ歯車92a、92bがロッド90
a、90bと一体的に矢印B方向に所定角度回転する。
従って、前記ロッド90a、90bに係着されている揺
動部材96a、96bが矢印B方向に揺動する。この結
果、前記揺動部材96a、96bにアーム98a、98
bを介して支持されている押圧部材100a、100b
が互いに近接する方向に揺動変位し、夫々の端部に設け
られている弾性体102a、102bが第1胴32上を
搬送されてくる印刷紙36をこの第1胴32の外周面部
に押圧保持する(第6図参照)。
その際、吸引機構44が駆動される。すなわち、第5図
において、管路134に接続される図示しない真空発生
器を駆動すると前記管路134にロータリジヨイント1
32を介して接続される管路128内が負圧となり、こ
の管路128から分岐する夫々の管路128a乃至12
8cに連通する開口部130a乃至130cから外部の
空気が吸引される。このため、保持機構42を介して第
1胴32に保持されている印刷紙36の先端部側は前記
第1胴32の外周面部に対し吸着保持されることになる
。
次いで、第2図において、保持機構42により印刷紙3
6の先端部を保持した状態で第1胴32と第2胴34と
が174回転すると、夫々の胴32.34に設けられて
いる折丁機構40が作動する。すなわち、第1胴32に
植設される押出部材50aが第2胴34の爪部材52a
と押さえ板54aとの間に進入してこの押出部材50a
が当接する印刷紙36を前記爪部材52aと押さえ板5
4aとの間に臨入させる。このため、押さえ板54aと
爪部材52aとにより印刷紙36がしっかりと挟持され
るに至る。
このように、折丁機構40が作動すると同時に、保持機
構42並びに吸引機構44が駆動される。
第1胴32が矢印方向に174回転すると、カム118
はカム板120の大径な第2溝部126aから小径な第
1溝部124bに嵌合する。このため、前記カム118
を支承するレバ一部材116が矢印C方向に揺動し、こ
のレバ一部材116を係着した回転軸104が矢印C方
向に回転する。従って、前記回転軸104に装着されて
いる摺動体108a、108bに形成されているかさ歯
車112a、112bを介してかさ歯車92a、92b
が矢印り方向に回転する。結局、前記かさ歯車92a、
92bを形成したロッド90a、90bの矢印り方向へ
の回転作用下に押圧部材100a、100bが互いに離
間する方向に揺動変位して夫々の弾性体102a、10
2bによる印刷紙36への押圧作用を解除する(第6図
中、二点鎖線参照)。
一方、管路134に接続される図示しない真空発生器の
駆動を停止すれば、前記管路134に接続される夫々の
管路128a乃至128Cを介して開口部130a乃至
130cからの空気の吸引が停止し、印刷紙36の先端
部への吸引作用が解放されることになる。
そして、夫々の胴32.34が、第2図中、矢印方向に
回転すると、印刷紙36は爪部材52aと押さえ板54
aとに挟持されている部分から折り返すようにして第2
胴34の外周部に沿って移動する。次いで、第2胴34
がさらに174回転、すなわち、切断機構38を介して
印刷紙36を切断してから半回転する際に、前記切断機
構38を構成する他の切刃46bと他の受は部材48b
とが係合し、前記印刷紙36は所望の長さで切断される
ことになる。
夫々の胴32.34が矢印方向に回転すれば、折丁機構
40に保持されている印刷紙36はその中間部で折丁さ
れて図示しない搬送系へと送り出されることになる。
一方、他の切刃46bと受は部材48bとにより切断さ
れた次なる印刷紙36は、同様に、保持機構42並びに
吸引機構44を介して第1胴32に保持された状態で1
74回転して後、折丁機構40によりその中間部で折り
返されると共に、前記図示しない搬送系へ店順次送り出
される。
なお、印刷紙36は夫々の胴32.34の外周面に対応
する長さで切断され且つ折丁されており、従って、印刷
物の大きさ等に対応して夫々の胴32.34の直径を選
択しておくことが望ましい。
この場合、本発明によれば、折丁された印刷物に不必要
な孔部等が形成されることがなく、このため、製本作業
等を効率よく行うことが可能となると共に、印刷紙36
の歩留まりを一挙に向上することが出来る。
すなわち、当該折胴装置30には夫々の切断機構38に
近接して保持機構42を設けており、前記切断機構38
を介して印刷紙36を切断する際に、この保持機構42
を構成する押圧部材100a、100bを揺動変位させ
て前記印刷紙36の切断先端部を押圧保持している。こ
のため、前記切断された印刷紙36はこの保持機構42
の押圧作用並びに吸引機構44の吸引作用を介して第1
胴32と一体的に変位することが出来る。
次いで、夫々の胴32.34に設けられる折丁機構40
を作動して印刷紙36を爪部材52aと押さえ板54a
とに挟持させる際には、保持機構42による押圧作用を
解除すると共に、吸引機構44の駆動を停止している。
従って、折丁機構40に係止された印刷紙36の端部は
第1胴32から離間し、搬送用ローラ136側から送り
出されてくる印刷紙36と一体的に第2胴34の外周面
に沿って変位する。この結果、切断機構38を構成する
他の切刃46bと受は部材48bとにより印刷紙36の
後端部側が切断され、この切断後端部と保持機構42に
保持されていた切断先端部とが一致して第2胴34から
図示しない搬送系へと送り出される。
結局、印刷紙36はその中間部で折丁されることになる
。
このように、保持機構42を構成する押圧部材100a
、100bにより印刷紙36を効果的に押圧保持するこ
とが出来、例えば、従来のように、印刷紙の切断端部に
保持ピン等を刺入してこの印刷紙を保持するもののよう
に印刷紙の端部に孔部等が形成されることがない。この
ため、当該折胴装置30を介して折丁される印刷紙36
は製本時のトリミング化に対応する余白部分を最小にす
ることか出来、従って、前記印刷紙36を可及的に歩留
まりよく使用することが可能となる。
ところで、本実施態様では、保持機構42で第1胴32
に保持する印刷紙36の端部をさらに効果的にこの第1
胴32の外周部に圧着させるため、吸引機構44を設け
ているが、この吸引機構44に代替して他の機構を設け
ることが出来る。これを第7図および第8図に示す。
すなわち、第7図に示す噴射機構140は第1胴32の
中心に挿通された管路142を含み、この管路142は
前記第1胴32の内部で複数の管路142a乃至142
cに分岐し、さらに、この第1胴32の外周面部に軸線
方向に形成されたスリット144に連通ずる。この場合
、前記スリット144は保持機構42を介して印刷紙3
6を押圧保持する際に、この印刷紙36の先端部から前
方に所定間隔離間する位置に選択しておく。一方、管路
142の端部にロータリジヨイント146を介して他の
管路14日が接続され、この管路148は図示しない空
気供給源に接続されている。
このような構成において、第2図において前述したよう
に、夫々の胴32.34に設けられる切断機構38を介
して印刷紙36を切断する際に、この印刷紙36の切断
端部を保持機構42で保持すると共に噴射機構140を
駆動する。
すなわち、前記噴射機構140を構成する圧縮流体供給
源を駆動して管路148.142を介して夫々の管路1
42a乃至142Cからスリット144へ圧縮空気を供
給すると、この圧縮空気は第1胴32の外周部から外方
に噴射される。従って、スリット144の周囲に負圧が
発生し、前記第1胴32に保持されている印刷紙36は
この第1胴32の外周面に吸着される。この結果、前述
した吸引機構44と同様の効果が得られることは容易に
諒解されよう。
さらにまた、他の噴射機構150を第8図に示す。
前記噴射機構150は第1胴32に近接して交互に配設
される複数のブラシ152と圧縮空気導出管154とを
含む。前記ブラシ152および導出管154は第1胴3
2の外周面に対応して湾曲形成されており、夫々の導出
管154には前記第1胴32に対向する面部に複数の空
気導出口156が形成される。そして、前記導出管15
4には夫々管路158が接続され、この管路158は図
示しない圧縮空気供給源に接続される。
このような構成において、保持機構42を介して第1胴
32に印刷紙36を保持して後、図示しない圧縮空気供
給源から管路158を介して夫々の導出管154に圧縮
空気を供給する。このため、夫々の導出管154の導出
口156から噴射される圧縮空気は第1胴32に保持さ
れている印刷紙36を押圧し、この印刷紙36が第1胴
32の外周面に圧着することになる。その際、夫々の導
出管154から噴射される圧縮空気はこの導出管154
と交互に配設されているブラシ152を介して第1胴3
2上の印刷紙36に効果的に噴射することが出来る。
さらにまた、本発明に係る折胴装置の他の実施態様を第
9図および第10図に示す。
この場合、第9図に示すように、折胴装置160は前述
した折胴装置30とは異なり、第1の胴162乃至第3
の胴166を含む。前記第1胴162の外周端部にはそ
の中心に対して対称となる位置に切断機構38を構成す
る切刃46a、46bを設けており、この第1胴162
に摺接する第2胴164には夫々の切刃46a、46b
に係合する受は部材48a、48bが植設されている。
前記第2胴164には夫々の受は部材48a、48bか
ら90″偏位した位置に折丁機構40を構成する押出部
材50a、50bがその先端部を外部に突出させるよう
にして配設され、この第2胴164に摺接する第3胴1
66に夫々の押出部材50a、50bに係合する爪部材
52a、押さえ板54aおよび爪部材52b、押さえ板
54bを夫々対称となる位置に設けている。
そして、第2胴164には受は部材48a、48bに近
接して夫々保持機構168が設けられる。この場合、前
記保持機構168は前述した保持機構42と同様に構成
されるものであり、同一の構成要素には同一の参照符号
を付してその詳細な説明は省略する。
第10図に示すように、保持機構168は第1の押圧部
材100a、100bの他、第2の押圧部材170a、
170bを設けている。すなわち、ロッド90a、 9
0bに揺動部材96a、96bと同様に揺動部材172
a、172bを装着しており、この揺動部材172a、
172bにアーム174a、 174bを介して前記押
圧部材170a、170bが係着される。前記押圧部材
170a、170bには第2胴164の外周面に対向し
て発泡ウレタン等の軟質ゴム176a、176bを装着
しておく。
このような構成において、第9図に示すように、搬送用
ローラ136を介して送り出されてくる印刷紙36は第
1胴162と第2胴164との間に臨入する。そして、
切断機構38を構成する切刃46aと受は部材48aと
が係合して前記印刷紙36が所定の部位で切断されると
共に、保持機構168が駆動される。すなわち、図示し
ないカムとカム板とを介して回転軸104が矢印方向に
回転すると、この回転軸104に設けられている摺動体
108a、108bが矢印方向に回転し、かさ歯車11
2a、112bを介してロッド90a、90bが回転す
る。このため、ロッド90a、90bに装着されている
夫々の揺動部材96a、96bと172a、172bと
が揺動変位し、押圧部材100a、100bと1708
.170bとが印刷紙36の切断先端部と切断後端部と
を押圧保持する。
さらに、第1胴162と第2胴164とが矢印方向に回
転すると、前記第2胴164に保持機構168を介して
保持されている印刷紙36はこの第2胴164の外周部
に巻回するようにして変位する。
そして、第2胴164が172回転する際に、切断機構
38を構成する他の切刃46bが第1胴162の他の受
は部材48bに係合して前記印刷紙36が切断される。
次いで、第2胴164がさらに1/4回転すると、折丁
機構40を構成する押出部材50aが爪部材52aと押
さえ板54aとに臨入して前記切断された印刷紙36の
中間部を前記爪部材52aと押さえ板54aとの間で挟
持させる。その際、保持機構168を構成する回転軸1
04が矢印とは反対方向に回転し、ロッド90a、90
bを介して夫々の押圧部材100a、100bおよび1
70a、170bが揺動変位して前記切断された印刷紙
36の押圧作用が解除される。
従って、第3胴166にその中間部を係止された印刷紙
36はこの第3胴166の回転により折丁されて次なる
搬送系へと送り出される。
この場合、前記の折胴装置160では、搬送用ローラ1
36で搬送されてくる印刷紙36は前述した折胴装置3
0とは反対側の面を折り返されることになる。従って、
前記印刷紙36の折丁方向に対応して折胴装置30ある
いは折胴装置160を選択すればよい。また、この折胴
装置160では、切断される印刷紙36の切断先端部を
押圧部材100a、 100bで押圧保持すると共に、
その切断後端部側を軟質ゴム176a、176bとを介
して保持するよう構成している。このため、第2胴16
4に巻回されて搬送される印刷紙36はその切断された
後端部をこの第2胴164に効果的に保持することが出
来、例えば、この印刷紙36の後端部が第2胴164か
ら離間して垂下し、他の装置等に絡み付く等の不都合を
回避することが出来る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、印刷工程を終了して送
り出されてくる印刷紙を互いに摺接する2つの胴で共働
して切断する際に、変位自在な押圧部材を介して前記印
刷紙の切断端部を押圧保持していずれか一の胴と一体的
にこの印刷紙を変位させて後、前記押圧部材の保持作用
を解除して印刷紙の折丁作業を行っている。このように
、切断された印刷紙を押圧部材で保持するため、従来の
ように、前記印刷紙を保持ビン等で刺入することにより
折丁された印刷物に孔部等が形成されるという不都合を
阻止することが可能となる。従って、例えば、製本時の
トリミング化に対応する余白部分を最小にすることが出
来、前記印刷紙を一挙に歩留りよく使用することが可能
となり、極めて経済的であるという効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、夫々スライドベースをポール螺子を介して一体
的に近接および離間変位させることが出来る等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計
の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る折胴装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る折胴装置の概略構成を示す側面図
、 第3図は本発明に係る折胴装置を構成する一の胴の要部
を示す一部省略斜視図、 第4図は第3図に示す胴の要部縦断面図、第5図は第3
図および第4図に示す胴に設けられる吸引機構を示す斜
視図、 第6図は本発明に係る折胴装置を構成する保持機構を介
して印刷紙を保持する際の説明図、第7図は第5図に示
す吸引機構に代替して使用される噴射機構を示す斜視図
、 第8図はさらに別の噴射機構を示す斜視図、第9図は本
発明に係る折胴装置の他の実施態様を示す概略側面図、 第10図は第9図に示す他の折胴装置の要部を示す縦断
面図である。 30・・・折胴装置     32.34・・・胴36
・・・印刷紙      38・・・切断機構40・・
・折丁機構     42・・・保持機構44・・・吸
引機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷工程を終了した長尺な印刷紙を所定の長さで
    切断して折丁する折胴装置であって、互いに摺接して回
    転する少なくとも二以上の胴の中、いずれか一の胴に切
    断機構に近接して保持機構を装着すると共に、前記保持
    機構は前記胴の回転に同期して変位自在な押圧部材を含
    み、前記切断機構で印刷紙を切断する際に前記押圧部材
    の変位作用下に少なくとも前記印刷紙の切断先端部側を
    押圧保持し、さらに当該印刷紙を保持した状態で前記胴
    を所定角度回転させて後、押圧部材による保持作用を解
    除して折丁機構の作用下に前記印刷紙を所望の部位で折
    丁して搬出するよう構成することを特徴とする印刷機の
    折胴装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、保持
    機構は実質的には胴の回転中心から所定距離偏心した位
    置に回転自在に支承される回転軸と、前記胴が所定角度
    回転する際に前記回転軸を回動させるカム手段と、前記
    回転軸に設けられる第1のかさ歯車に噛合する第2のか
    さ歯車を形成したロッドと、前記ロッドに係合して胴の
    軸線方向に揺動自在な押圧部材とからなり、切断機構を
    介して印刷紙を切断する際にカム手段の作用下に回転軸
    を一方向に回動させて揺動変位する押圧部材で前記印刷
    紙の切断先端部側を押圧保持し、さらに胴が所定角度回
    転する際にカム手段を介して回転軸を他方向に回動させ
    押圧部材による印刷紙の保持作用を解除すると共に、折
    丁機構の作用下に前記印刷紙を折丁するよう構成してな
    る印刷機の折胴装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、回転
    軸に2つの第1かさ歯車を軸線方向に変位自在に装着し
    、胴内部に前記第1かさ歯車に係合する夫々のスライド
    ベースを螺子手段を介して一体的に近接および離間変位
    自在に配設すると共に、前記スライドベースに前記第1
    かさ歯車に噛合する第2かさ歯車を形成し且つ押圧部材
    を係着したロッドを回転自在に支承し、前記螺子手段を
    介してスライドベースを変位させ、夫々の押圧部材を印
    刷紙の幅員に対応して位置調整可能に構成してなる印刷
    機の折胴装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の装置において、螺子
    手段はボール螺子からなる印刷機の折胴装置。
  5. (5)特許請求の範囲第2項または第3項記載の装置に
    おいて、ロッド部材に印刷紙の切断先端部側を押圧保持
    する第1の押圧部材と前記印刷紙の切断後端部側を押圧
    保持する第2の押圧部材とを係着し、前記第2押圧部材
    には印刷紙と接触する部分に軟質な弾性体を設けてなる
    印刷機の折胴装置。
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載の装置において、保持
    機構を介して保持される印刷紙の先端部側を胴に対しさ
    らに密着させるための圧縮流体機構を設けてなる印刷機
    の折胴装置。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載の装置において、圧縮
    流体機構は吸引機構からなり、印刷紙の先端縁部が当接
    する胴の外周部に開口部を形成すると共に、前記の開口
    部は管路を介して真空発生器に連通し、保持機構の作用
    下に印刷紙を保持する際に前記真空発生器を駆動して前
    記開口部から外部の空気を吸引し、これより前記印刷紙
    の先端部側を前記胴の外周部に吸着保持するよう構成し
    てなる印刷機の折胴装置。
  8. (8)特許請求の範囲第6項記載の装置において、圧縮
    流体機構は噴射機構からなり、保持機構の作用下に印刷
    紙を胴に対し保持する際に、前記胴の外周部に形成され
    た開口部から前記印刷紙の切断先端部の前方に指向して
    圧縮流体を噴射し、前記開口部近傍に負圧を発生させて
    前記印刷紙の先端部を胴に圧接させてなる印刷機の折胴
    装置。
  9. (9)特許請求の範囲第6項記載の装置において、圧縮
    流体機構は胴の外部に交互に配設される複数のノズル部
    材とブラシ部材とを含み、前記ノズル部材は複数の噴出
    口を形成すると共に、前記胴の外周部に対応して円弧状
    を呈し、一方、前記ブラシ部材は同様に円弧状を有して
    おり、胴に保持されている印刷紙に対して前記ノズル部
    材の噴出口から圧縮流体を噴出し、前記印刷紙を胴の外
    周部に圧接させてなる印刷機の折胴装置。
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