JPS6319314Y2 - - Google Patents
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- JPS6319314Y2 JPS6319314Y2 JP3038584U JP3038584U JPS6319314Y2 JP S6319314 Y2 JPS6319314 Y2 JP S6319314Y2 JP 3038584 U JP3038584 U JP 3038584U JP 3038584 U JP3038584 U JP 3038584U JP S6319314 Y2 JPS6319314 Y2 JP S6319314Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- pump
- pressure
- cooling water
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、加熱炉で加熱されて抽出された金属
板を冷却する金属板の冷却装置に関するものであ
る。
板を冷却する金属板の冷却装置に関するものであ
る。
金属板の強制冷却装置としてローラーコンベア
ーで水平に搬送し、搬送中の金属板の上下から高
圧水を大量に噴射して冷却する装置は良く知られ
ている。この高圧水を供給する手段として、普通
はポンプが使用されている。
ーで水平に搬送し、搬送中の金属板の上下から高
圧水を大量に噴射して冷却する装置は良く知られ
ている。この高圧水を供給する手段として、普通
はポンプが使用されている。
冷却装置の前工程として加熱炉内が設置されて
いて、金属板はこの加熱炉内で所定温度、例えば
ステンレス板では1100℃まで均一に加熱される。
ステンレス板の場合、板厚(mm)×1.2=加熱炉在
炉時間(分)の経験式で計算されており、板厚25
mmのステンレス板では、25×1.2=30で、30分の
加熱炉在炉時間が必要である。これに対して金属
板の冷却は、冶金上の要求から短時間に実施さ
れ、2〜3分程度で冷却を完了する。従つて、加
熱炉と冷却装置とが直列配列で設置されている熱
処理設備においては、冷却装置の稼動時間は極め
て短く、ほとんど休止していることになる。
いて、金属板はこの加熱炉内で所定温度、例えば
ステンレス板では1100℃まで均一に加熱される。
ステンレス板の場合、板厚(mm)×1.2=加熱炉在
炉時間(分)の経験式で計算されており、板厚25
mmのステンレス板では、25×1.2=30で、30分の
加熱炉在炉時間が必要である。これに対して金属
板の冷却は、冶金上の要求から短時間に実施さ
れ、2〜3分程度で冷却を完了する。従つて、加
熱炉と冷却装置とが直列配列で設置されている熱
処理設備においては、冷却装置の稼動時間は極め
て短く、ほとんど休止していることになる。
ところで、冷却装置の給水設備として使用して
いるポンプは交流モーターで駆動されるようにな
つているが、交流モーター付ポンプは大型になる
ほど、起動停止の頻度が制限される。ステンレス
板で厚さ25mm、幅4000mm、長さ10mを処理する冷
却装置のポンプは、1000〜2000KW総量のモータ
ーを必要とし、この容量のモーター及びポンプ
は、1時間に1〜2回しか起動できないため、冷
却装置に給水する必要のない時には止むを得ずポ
ンプ出口側の弁で給水を停止し、モーターの電流
値を小さくしている。この手段による電流値は、
100%負荷のときの電流値の40〜50%減しか期待
できない。
いるポンプは交流モーターで駆動されるようにな
つているが、交流モーター付ポンプは大型になる
ほど、起動停止の頻度が制限される。ステンレス
板で厚さ25mm、幅4000mm、長さ10mを処理する冷
却装置のポンプは、1000〜2000KW総量のモータ
ーを必要とし、この容量のモーター及びポンプ
は、1時間に1〜2回しか起動できないため、冷
却装置に給水する必要のない時には止むを得ずポ
ンプ出口側の弁で給水を停止し、モーターの電流
値を小さくしている。この手段による電流値は、
100%負荷のときの電流値の40〜50%減しか期待
できない。
このため、従来使用している金属板の冷却装置
は、次のような欠点がある。
は、次のような欠点がある。
(i) ポンプ吐出側の弁で抵抗を付けるるか、また
は締切るので、冷却水を噴射しないときのモー
ターの電流値があまり下がらない。
は締切るので、冷却水を噴射しないときのモー
ターの電流値があまり下がらない。
(ii) 弁で抵抗を付けるとポンプ吐出圧が上昇し、
配管系に無理な力が作用する。
配管系に無理な力が作用する。
(iii) 電力費や設備費がかさみ、建設費、運転費共
不経済である。
不経済である。
このような欠点を解決する一対策として、イン
バータによる電気的回転数制御器を備えたモータ
ーの採用が提案されているが、この制御器はモー
ターの設備費の数倍となり、モーターの台数が少
ない場合にはかえつて費用がかさむため、精密な
回転数制御を必要としない金属板の冷却装置に
は、殆んど採用されていない。
バータによる電気的回転数制御器を備えたモータ
ーの採用が提案されているが、この制御器はモー
ターの設備費の数倍となり、モーターの台数が少
ない場合にはかえつて費用がかさむため、精密な
回転数制御を必要としない金属板の冷却装置に
は、殆んど採用されていない。
本考案は、簡単な装置によつて金属板抽出待ち
時間における冷却装置のモーター電流値が微少に
なるようにして、冷却装置の設備費及び運転費が
少なくなるようにすることを目的とするものであ
る。
時間における冷却装置のモーター電流値が微少に
なるようにして、冷却装置の設備費及び運転費が
少なくなるようにすることを目的とするものであ
る。
本考案は、冷却水を供給するポンプと、可変速
クラツチを介して前記ポンプを駆動するモーター
と、加熱炉から抽出された金属板の上下からこの
金属板に冷却水を噴射し、その噴射方向を該金属
板の進行方向とし、その角度を水平から10゜〜30゜
に維持する上下1対のノズルを含むノズル群と、
前記ポンプとノズルとの間に接続された流量調整
手段と、を備えた金属板の冷却装置としたもので
ある。
クラツチを介して前記ポンプを駆動するモーター
と、加熱炉から抽出された金属板の上下からこの
金属板に冷却水を噴射し、その噴射方向を該金属
板の進行方向とし、その角度を水平から10゜〜30゜
に維持する上下1対のノズルを含むノズル群と、
前記ポンプとノズルとの間に接続された流量調整
手段と、を備えた金属板の冷却装置としたもので
ある。
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、1は加熱炉であつて、この中で加熱した金属
板を抽出する抽出口ドアー2の外側には、本考案
に基づく冷却装置3が設置されている。冷却装置
3には支持枠4があつて、この支持枠4には、シ
リンダー装置5を介して昇降フレーム6が取付け
られており、また下部フレーム7が固定されてい
る。昇降フレーム6の下側には、多数の上部ロー
ラー8が図示しない軸受によつて水平に並ぶよう
に昇降フレーム6に軸支されており、下部フレー
ム7の上側には、多数の下部ローラー9が図示し
ない軸受によつて水平に並ぶように下部フレーム
7に軸支されていて、加熱炉1の抽出口ドアー2
から抽出された金属板10は、上部ローラー8、
下部ローラー9によつて第1図の右方に移送され
るようになつている。
と、1は加熱炉であつて、この中で加熱した金属
板を抽出する抽出口ドアー2の外側には、本考案
に基づく冷却装置3が設置されている。冷却装置
3には支持枠4があつて、この支持枠4には、シ
リンダー装置5を介して昇降フレーム6が取付け
られており、また下部フレーム7が固定されてい
る。昇降フレーム6の下側には、多数の上部ロー
ラー8が図示しない軸受によつて水平に並ぶよう
に昇降フレーム6に軸支されており、下部フレー
ム7の上側には、多数の下部ローラー9が図示し
ない軸受によつて水平に並ぶように下部フレーム
7に軸支されていて、加熱炉1の抽出口ドアー2
から抽出された金属板10は、上部ローラー8、
下部ローラー9によつて第1図の右方に移送され
るようになつている。
11は冷却水貯水槽であつて、ここに貯水され
ている冷却水は、モーター12から可変速クラツ
チ13を介して駆動されるポンプ14によつて吸
引されるようになつている。可変速クラツチ13
は基本的には湿式多板クラツチであつて、第2図
に示すようにモーター12の出力軸15に取付け
られた駆動側クラツチ板16と、ポンプ14(第
1図参照)の入力軸17に取付けられた被動側ク
ラツチ板18とが交互に重ねられている。そして
油圧管19で給排される圧油で制御されるピスト
ン20の作動によつて駆動側クラツチ板16と被
動側クラツチ板18の結合度合が変り、入力軸1
7の回転数を任意に変えられるようになつてい
る。
ている冷却水は、モーター12から可変速クラツ
チ13を介して駆動されるポンプ14によつて吸
引されるようになつている。可変速クラツチ13
は基本的には湿式多板クラツチであつて、第2図
に示すようにモーター12の出力軸15に取付け
られた駆動側クラツチ板16と、ポンプ14(第
1図参照)の入力軸17に取付けられた被動側ク
ラツチ板18とが交互に重ねられている。そして
油圧管19で給排される圧油で制御されるピスト
ン20の作動によつて駆動側クラツチ板16と被
動側クラツチ板18の結合度合が変り、入力軸1
7の回転数を任意に変えられるようになつてい
る。
第1図に示すポンプ14によつて吸引された冷
却水は、弁21、濾過器22、管23を通つてメ
インヘツダー24に供給されるようになつてい
る。メインヘツダー24に供給された冷却水は、
仕切弁25,26,27,28を通り、次に説明
する経路で金属板10の上下から金属板10に向
けて噴射されるようになつている。
却水は、弁21、濾過器22、管23を通つてメ
インヘツダー24に供給されるようになつてい
る。メインヘツダー24に供給された冷却水は、
仕切弁25,26,27,28を通り、次に説明
する経路で金属板10の上下から金属板10に向
けて噴射されるようになつている。
仕切弁25を通つた冷却水の約半分は、流量調
整弁29、流量計30、ゾーン31、フレキシブ
ルホース32を通り、昇降フレーム6の最も加熱
炉1に近い側に取付けられている高圧1番ノズル
33に供給され、金属板10の上側から金属板1
0の移送方向に斜めに噴射されるようになつてい
る。仕切弁25を通つた冷却水の残りの約半分
は、流量調整弁34、流量計35を通り、下部フ
レーム7の最も加熱炉1に近い側に取付けられて
いる高圧1番ノズル36に供給され、金属板10
の下側から金属板10の移送方向に斜めに噴射さ
れるようになつている。
整弁29、流量計30、ゾーン31、フレキシブ
ルホース32を通り、昇降フレーム6の最も加熱
炉1に近い側に取付けられている高圧1番ノズル
33に供給され、金属板10の上側から金属板1
0の移送方向に斜めに噴射されるようになつてい
る。仕切弁25を通つた冷却水の残りの約半分
は、流量調整弁34、流量計35を通り、下部フ
レーム7の最も加熱炉1に近い側に取付けられて
いる高圧1番ノズル36に供給され、金属板10
の下側から金属板10の移送方向に斜めに噴射さ
れるようになつている。
仕切弁26,27,28を通つた冷却水のそれ
ぞれ約半分は、ゾーン管37,38,39、フレ
キシブルホース40,41,42を通つて昇降フ
レーム6に取付けられているサブヘツダー43,
44,45に入り、ここからやはり昇降フレーム
6に取付けられているそれぞれ複数の高圧2番ノ
ズル46、低圧1番ノズル47、低圧2番ノズル
48に供給され、金属板10の上側から下方に向
けて噴射されるようになつている。
ぞれ約半分は、ゾーン管37,38,39、フレ
キシブルホース40,41,42を通つて昇降フ
レーム6に取付けられているサブヘツダー43,
44,45に入り、ここからやはり昇降フレーム
6に取付けられているそれぞれ複数の高圧2番ノ
ズル46、低圧1番ノズル47、低圧2番ノズル
48に供給され、金属板10の上側から下方に向
けて噴射されるようになつている。
仕切弁26,27,28を通つた冷却水の残り
の約半分は、ゾーン管49,50,51を通つて
下部フレーム7に取付けられているサブヘツダー
52,53,54に入り、ここからやはり下部フ
レーム7に取付けられているそれぞれ複数の高圧
2番ノズル55、低圧1番ノズル56、低圧2番
ノズル57に供給され、金属板10の下側から上
方に向けて噴射されるようになつている。
の約半分は、ゾーン管49,50,51を通つて
下部フレーム7に取付けられているサブヘツダー
52,53,54に入り、ここからやはり下部フ
レーム7に取付けられているそれぞれ複数の高圧
2番ノズル55、低圧1番ノズル56、低圧2番
ノズル57に供給され、金属板10の下側から上
方に向けて噴射されるようになつている。
第1図の装置を使用する際にはシリンダー装置
5を伸縮して昇降フレーム6の高さを調節し、上
部ローラー8と下部ローラー9との間の間隔を、
金属板10の厚さに保つておく。そしてモーター
12を回転してポンプ14を駆動し、冷却水を吸
引して加圧し、弁21、濾過器22、管23を通
してメインヘツダー24に冷却水を供給する。仕
切弁25,26,27,28を開くと、冷却水は
高圧1番ノズル33,36、高圧2番ノズル4
6,55、低圧1番ノズル47,56、低圧2番
ノズル48,57から噴射するようになる。
5を伸縮して昇降フレーム6の高さを調節し、上
部ローラー8と下部ローラー9との間の間隔を、
金属板10の厚さに保つておく。そしてモーター
12を回転してポンプ14を駆動し、冷却水を吸
引して加圧し、弁21、濾過器22、管23を通
してメインヘツダー24に冷却水を供給する。仕
切弁25,26,27,28を開くと、冷却水は
高圧1番ノズル33,36、高圧2番ノズル4
6,55、低圧1番ノズル47,56、低圧2番
ノズル48,57から噴射するようになる。
高圧1番ノズル33,36から噴射する冷却水
は、金属板10の移送方向に斜めに、水平面に対
して10゜〜30゜の角度で噴射する。このように斜め
に噴射するようにしたのは、いわゆる冷却開始線
を保つためであつて、金属板10上面の溜り水が
高圧1番ノズル33より加熱炉1側に来ると金属
板10の冷却が不揃いになるので、溜り水が加熱
炉1側に流れないようにして金属板10が一様な
状態で冷却開始されるようにするためである。こ
れにより、短時間冷却が可能となる。二次的冷却
を行なう高圧2番ノズル46,55以降のノズル
は、噴射角度および方向を特定しなくてもよい。
は、金属板10の移送方向に斜めに、水平面に対
して10゜〜30゜の角度で噴射する。このように斜め
に噴射するようにしたのは、いわゆる冷却開始線
を保つためであつて、金属板10上面の溜り水が
高圧1番ノズル33より加熱炉1側に来ると金属
板10の冷却が不揃いになるので、溜り水が加熱
炉1側に流れないようにして金属板10が一様な
状態で冷却開始されるようにするためである。こ
れにより、短時間冷却が可能となる。二次的冷却
を行なう高圧2番ノズル46,55以降のノズル
は、噴射角度および方向を特定しなくてもよい。
加熱炉1で加熱した金属板は、抽出口ドアー2
を開いて上部ローラー8、下部ローラー9の間に
抽出され、高圧1番ノズル33,36、高圧2番
ノズル46,55、低圧1番ノズル47,56、
低圧2番ノズル48,57から噴射する冷却水に
よつて冷却される。
を開いて上部ローラー8、下部ローラー9の間に
抽出され、高圧1番ノズル33,36、高圧2番
ノズル46,55、低圧1番ノズル47,56、
低圧2番ノズル48,57から噴射する冷却水に
よつて冷却される。
金属板10が厚さ25mmのステンレス板の場合、
次の金属板10を冷却開始するまで、冷却装置3
は約27分程度待たなければならない。冷却装置3
の休止中は、第2図のピストン20を制御して駆
動側クラツチ板16と被動側クラツチ板18との
間の隙間が最大になるようにするとモーター12
はほぼ無負荷となり、わずかに駆動側クラツチ板
16と被動側クラツチ板18との間に介在してい
る潤滑油の粘性抵抗により、ポンプ14(第1図
参照)の入力軸17は極めて緩やかに回転するの
みとなる。この間、仕切弁25,26,27,2
8開いておいても閉じておいてもよい。
次の金属板10を冷却開始するまで、冷却装置3
は約27分程度待たなければならない。冷却装置3
の休止中は、第2図のピストン20を制御して駆
動側クラツチ板16と被動側クラツチ板18との
間の隙間が最大になるようにするとモーター12
はほぼ無負荷となり、わずかに駆動側クラツチ板
16と被動側クラツチ板18との間に介在してい
る潤滑油の粘性抵抗により、ポンプ14(第1図
参照)の入力軸17は極めて緩やかに回転するの
みとなる。この間、仕切弁25,26,27,2
8開いておいても閉じておいてもよい。
金属板10の冷却を開始する場合には、第2図
のピストン20を制御して駆動側クラツチ板16
と被動側クラツチ18とを結合させるようにす
る。この結合度合によつて入力軸17の回転数が
変り、ポンプ14によつてメインヘツダー24に
供給される冷却水の水量と水圧とが変ることにな
る。金属板10の種類及び板厚により、冷却水の
水量と水圧とを変える必要があつて、金属板10
が薄板の場合には、冷却水の水量は少なく、水圧
は低くてよい。
のピストン20を制御して駆動側クラツチ板16
と被動側クラツチ18とを結合させるようにす
る。この結合度合によつて入力軸17の回転数が
変り、ポンプ14によつてメインヘツダー24に
供給される冷却水の水量と水圧とが変ることにな
る。金属板10の種類及び板厚により、冷却水の
水量と水圧とを変える必要があつて、金属板10
が薄板の場合には、冷却水の水量は少なく、水圧
は低くてよい。
高圧1番ノズル33,36の水量は特に重要で
あつて、金属板10がステンレス板の場合、下側
の高圧1番ノズル36から噴射される冷却水の水
量が多過ぎると、冷却初期に下面が冷却により縮
み、同時に上面が塑性変形する。次に遅れて上面
が冷却により縮み、下面は既に低温になつている
のであまり縮まず、その結果ステンレス板は皿形
に変形することになる。このようなことを防ぐた
め、高圧1番ノズル33,36から噴射する冷却
水の水量は、流量調整弁29,34で調整する。
薄板の場合は上下の水量の比率を保ちながら水量
を調整し、平坦な金属板10を得るようにする。
あつて、金属板10がステンレス板の場合、下側
の高圧1番ノズル36から噴射される冷却水の水
量が多過ぎると、冷却初期に下面が冷却により縮
み、同時に上面が塑性変形する。次に遅れて上面
が冷却により縮み、下面は既に低温になつている
のであまり縮まず、その結果ステンレス板は皿形
に変形することになる。このようなことを防ぐた
め、高圧1番ノズル33,36から噴射する冷却
水の水量は、流量調整弁29,34で調整する。
薄板の場合は上下の水量の比率を保ちながら水量
を調整し、平坦な金属板10を得るようにする。
高圧2番ノズル46,55、低圧1番ノズル4
7,56、低圧2番ノズル48,57から噴出す
る冷却水の水量調整は、可変速クラツチ13の結
合度合の調整によつて行なう。このためゾーン管
37,49,38,50,39,51には従来必
要であつた流量調整弁やオリフイスが不要とな
り、配管系を簡単にすることができる。
7,56、低圧2番ノズル48,57から噴出す
る冷却水の水量調整は、可変速クラツチ13の結
合度合の調整によつて行なう。このためゾーン管
37,49,38,50,39,51には従来必
要であつた流量調整弁やオリフイスが不要とな
り、配管系を簡単にすることができる。
第3図はポンプ負荷の状態、第4図はモーター
電流の状態を示すもので、冷却装置3の休止中
は、ポンプ14は全負荷時の約20%の負荷とな
り、モーター12の電流値は全負荷時の約6%に
なることが示されている。
電流の状態を示すもので、冷却装置3の休止中
は、ポンプ14は全負荷時の約20%の負荷とな
り、モーター12の電流値は全負荷時の約6%に
なることが示されている。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、第
1図と同一部分には同一符号を付してある。
1図と同一部分には同一符号を付してある。
第5図に示す実施例は低圧冷却水系統としてモ
ーター58、可変速クラツチ59、ポンプ60、
弁61、濾過器62、管63、低圧ヘツダー64
を設け、低圧1番ノズル47,56、低圧2番ノ
ズル48,57には、低圧の冷却水を供給するよ
うにしている。第6図は各ノズルに供給する冷却
水の水圧を示すもので、aは金属板10の板厚が
25mm以上の場合、bは板厚12〜25mm未満の場合、
cは板厚4〜12mm未満の場合を示している。モー
ター12,58の容量は水圧に比例するので、第
5図に示すように冷却前期を高圧冷却水、冷却後
期を低圧冷却水として冷却水系統を高圧と低圧と
に分離すると、経済的効果が大きくなる。
ーター58、可変速クラツチ59、ポンプ60、
弁61、濾過器62、管63、低圧ヘツダー64
を設け、低圧1番ノズル47,56、低圧2番ノ
ズル48,57には、低圧の冷却水を供給するよ
うにしている。第6図は各ノズルに供給する冷却
水の水圧を示すもので、aは金属板10の板厚が
25mm以上の場合、bは板厚12〜25mm未満の場合、
cは板厚4〜12mm未満の場合を示している。モー
ター12,58の容量は水圧に比例するので、第
5図に示すように冷却前期を高圧冷却水、冷却後
期を低圧冷却水として冷却水系統を高圧と低圧と
に分離すると、経済的効果が大きくなる。
本考案は次のような効果がある。
〔〕 金属板の抽出待ち時間には、ポンプを駆
動するモーターの電流値が微小となり、またポ
ンプの空転加熱が小さくなるので、ポンプ保護
用バイパスが小形にできる。
動するモーターの電流値が微小となり、またポ
ンプの空転加熱が小さくなるので、ポンプ保護
用バイパスが小形にできる。
〔〕 金属板の薄板を冷却する時はポンプの回
転数を下げて冷却水量を少なくすることが可能
であるため、電気的損失を小さくすることがで
きる。
転数を下げて冷却水量を少なくすることが可能
であるため、電気的損失を小さくすることがで
きる。
〔〕 ポンプ吐出側が締切状態でもポンプ吐出
圧が過大とならず、冷却水配管系の耐圧を特に
大きくしなくてすむ。
圧が過大とならず、冷却水配管系の耐圧を特に
大きくしなくてすむ。
〔〕 運転経費、設備を少なくすることがで
き、経済的である。
き、経済的である。
第1図は本考案の一実施例の系統図、第2図は
可変速クラツチの断面図、第3図はポンプ負荷の
グラフ、第4図はモーター電流のグラフ、第5図
は本考案の他の実施例の系統図、第6図は第5図
における各ノズルの水圧を示すグラフである。 図中、1は加熱炉、3は冷却装置、10は金属
板、12はモーター、13は可変速クラツチ、1
4はポンプ、29,34は流量調整弁、33,3
6は高圧1番ノズルを示す。
可変速クラツチの断面図、第3図はポンプ負荷の
グラフ、第4図はモーター電流のグラフ、第5図
は本考案の他の実施例の系統図、第6図は第5図
における各ノズルの水圧を示すグラフである。 図中、1は加熱炉、3は冷却装置、10は金属
板、12はモーター、13は可変速クラツチ、1
4はポンプ、29,34は流量調整弁、33,3
6は高圧1番ノズルを示す。
Claims (1)
- 冷却水を供給するポンプと、可変速クラツチを
介して前記ポンプを駆動するモーターと、加熱炉
から抽出された金属板の上下から該金属板に冷却
水を噴射し、その噴射方向を該金属板の進行方向
とし、その角度を水平から10゜〜30゜に維持する上
下1対のノズルを含むノズル群と、前記ポンプと
ノズルとの間に接続された流量調整手段と、を備
えたことを特徴とする金属板の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038584U JPS60143766U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 金属板の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038584U JPS60143766U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 金属板の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60143766U JPS60143766U (ja) | 1985-09-24 |
| JPS6319314Y2 true JPS6319314Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=30530036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3038584U Granted JPS60143766U (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 金属板の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60143766U (ja) |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP3038584U patent/JPS60143766U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60143766U (ja) | 1985-09-24 |
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