JPS63195227A - 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 - Google Patents
深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法Info
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- JPS63195227A JPS63195227A JP2702487A JP2702487A JPS63195227A JP S63195227 A JPS63195227 A JP S63195227A JP 2702487 A JP2702487 A JP 2702487A JP 2702487 A JP2702487 A JP 2702487A JP S63195227 A JPS63195227 A JP S63195227A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、熱延鋼板の製造方法に関し、特に深絞り性
に優れた加工用熱延鋼板の製造方法に関するものである
。
に優れた加工用熱延鋼板の製造方法に関するものである
。
従来、加工用鋼板としては、成形性に優れている冷延鋼
板が一般的に使用されているが、最近、コスト低減等の
理由により、成形性に優れた加工用熱延鋼板が要望され
るようになった。
板が一般的に使用されているが、最近、コスト低減等の
理由により、成形性に優れた加工用熱延鋼板が要望され
るようになった。
この熱延鋼板の成形特性のうち、冷延鋼板と比較して最
も問題となるのは、深絞り性が劣ることである。深絞り
性は鋼板の板面に平行な結晶学的な(111)面が多い
ほど、又(100)面が少ないほど良好であり、一般に
ランクフォード値(r値)により判定される。
も問題となるのは、深絞り性が劣ることである。深絞り
性は鋼板の板面に平行な結晶学的な(111)面が多い
ほど、又(100)面が少ないほど良好であり、一般に
ランクフォード値(r値)により判定される。
そして従来の熱延鋼板の製造方法ではAr3点以上の温
度で圧延するのが一般的であつたが、この場合、Tから
αへの変態時に集合組織がランダム化し、そのため熱延
鋼板の潔絞り性が冷延鋼板のそれに比して著しく劣って
いた訳である。
度で圧延するのが一般的であつたが、この場合、Tから
αへの変態時に集合組織がランダム化し、そのため熱延
鋼板の潔絞り性が冷延鋼板のそれに比して著しく劣って
いた訳である。
これに対し、近年、500℃以上のAr3点以下の温度
範囲で圧延(温間圧延)を行い、その後の再結晶工程に
おいて鋼板の板面に平行な結晶学的な(1111面を発
達させる方法が提案され、これによって熱延調板の深絞
り性にかなりの改善が見られた(特公昭59−2261
49号公報参照)。
範囲で圧延(温間圧延)を行い、その後の再結晶工程に
おいて鋼板の板面に平行な結晶学的な(1111面を発
達させる方法が提案され、これによって熱延調板の深絞
り性にかなりの改善が見られた(特公昭59−2261
49号公報参照)。
しかし上記従来公報記載の方法で製造した鋼板でさえも
、同成分系の冷延鋼板と比較すると、依然としてかなり
深絞り性が劣り、十分とは言えないものであった。
、同成分系の冷延鋼板と比較すると、依然としてかなり
深絞り性が劣り、十分とは言えないものであった。
そして本件発明者は、熱延鋼板の深絞り性を改善すべく
鋭意研究した結果、次のようなことを見出し、本発明を
なしたものである。
鋭意研究した結果、次のようなことを見出し、本発明を
なしたものである。
即ち、冷延鋼板においては、連続焼鈍時に鋼板の板面に
平行な(111)面を発達させて、深絞り性の良い焼鈍
板を得るためには、熱間圧延終了後に高温で巻取を行っ
て炭・窒化物を十分に析出させ、冷間圧延・連続焼純の
段階において鋼中の固t!ac及び固溶Nの量を低減す
る必要があることが広<一般に知られている0本件発明
者は、温間圧延について種々の研究を行ったところ、こ
れと全く同様のことが温間圧延で深絞り性鋼板を製造す
る場合にも言えることがわかった。
平行な(111)面を発達させて、深絞り性の良い焼鈍
板を得るためには、熱間圧延終了後に高温で巻取を行っ
て炭・窒化物を十分に析出させ、冷間圧延・連続焼純の
段階において鋼中の固t!ac及び固溶Nの量を低減す
る必要があることが広<一般に知られている0本件発明
者は、温間圧延について種々の研究を行ったところ、こ
れと全く同様のことが温間圧延で深絞り性鋼板を製造す
る場合にも言えることがわかった。
上記従来公報記載の製造方法においては、圧延前の加熱
時に固溶したC及びNは、低温域での圧延途中でTi又
はNbの炭・窒化物として圧延退離析出を起こす他、巻
取時にも析出するが、圧延仕上温度が低いことから、析
出に十分な温度が確保しに<<、鋼中の固溶C及びNの
量は多い、一方、圧延温度を高くした場合には、圧延中
に回復が起こり、再結晶後、深絞り性に有利な集合組織
を発達させるのに十分な歪エネルギを蓄積することがで
きなくなるので、圧延温度はあまり高くすることができ
ない。
時に固溶したC及びNは、低温域での圧延途中でTi又
はNbの炭・窒化物として圧延退離析出を起こす他、巻
取時にも析出するが、圧延仕上温度が低いことから、析
出に十分な温度が確保しに<<、鋼中の固溶C及びNの
量は多い、一方、圧延温度を高くした場合には、圧延中
に回復が起こり、再結晶後、深絞り性に有利な集合組織
を発達させるのに十分な歪エネルギを蓄積することがで
きなくなるので、圧延温度はあまり高くすることができ
ない。
また上記従来公報に代表されるような温間圧延を利用し
て深絞り性の良い熱延鋼板を製造する方法では、温間圧
延前に固溶C及び固溶Nを多量に含んだ状態で圧延を行
うため、炭・窒化物等の析出物は圧延途中や圧延後に析
出し、析出量の少ないこともさることながら、析出場所
も転位の集積部分やすべり変形帯上に微細に分散するこ
ととなり、通常の冷延鋼板の焼鈍前の状態とは大きく異
なるものである。
て深絞り性の良い熱延鋼板を製造する方法では、温間圧
延前に固溶C及び固溶Nを多量に含んだ状態で圧延を行
うため、炭・窒化物等の析出物は圧延途中や圧延後に析
出し、析出量の少ないこともさることながら、析出場所
も転位の集積部分やすべり変形帯上に微細に分散するこ
ととなり、通常の冷延鋼板の焼鈍前の状態とは大きく異
なるものである。
以上のようなことが原因で、従来方法で製造した熱延鋼
板の深絞り性は、冷延鋼板のそれに比してかなり劣つて
いたものと考えられる。
板の深絞り性は、冷延鋼板のそれに比してかなり劣つて
いたものと考えられる。
また本件発明者は集合組織と圧延温度との関係について
実験を行った。実験では、C: 0.01重量%、S
l :0.01重量%、Mn:0.11重量%、AJ
+ 0.028重量%、T i :0.048重量%、
N b :o、。
実験を行った。実験では、C: 0.01重量%、S
l :0.01重量%、Mn:0.11重量%、AJ
+ 0.028重量%、T i :0.048重量%、
N b :o、。
4量%、N ;0.0030重量%を含有する綱を実験
的に溶製して、20t x120wx2001のテスト
ピースを製作し、これを1250℃で30分加熱した後
、γ域で圧下率50%で圧延し、800℃まで20℃八
eへで冷却して、この温度で一定時間(0分、4分、2
0分)保持した後、800℃〜400℃の種々の温度で
潤滑を施しながら21の厚さまで圧下率80%の圧延を
行い、250℃で巻取処理し、さらにこれに850℃で
2分間の再結晶焼鈍を行い、サンプルの板厚中心部及び
表面部の板面に平行な集合組織を調査した。
的に溶製して、20t x120wx2001のテスト
ピースを製作し、これを1250℃で30分加熱した後
、γ域で圧下率50%で圧延し、800℃まで20℃八
eへで冷却して、この温度で一定時間(0分、4分、2
0分)保持した後、800℃〜400℃の種々の温度で
潤滑を施しながら21の厚さまで圧下率80%の圧延を
行い、250℃で巻取処理し、さらにこれに850℃で
2分間の再結晶焼鈍を行い、サンプルの板厚中心部及び
表面部の板面に平行な集合組織を調査した。
図面は上記調査結果を示し、縦軸に深絞り性と良い対応
を持つ(111)面と(1001面の集合組織の軸密度
比(1111/ (100)を、横軸に圧延温度をそれ
ぞれとって800℃での保持時間別にプロットしたもの
である。
を持つ(111)面と(1001面の集合組織の軸密度
比(1111/ (100)を、横軸に圧延温度をそれ
ぞれとって800℃での保持時間別にプロットしたもの
である。
同図によれば、800℃での保持時間が0分の場合に比
して、4分、20分と保持時間を長くしてTi(C,N
)、Nb(C,N)を十分に析出させた場合のテストピ
ースの方が高い[1111,/+100)の軸密度比が
得られることがわかる。
して、4分、20分と保持時間を長くしてTi(C,N
)、Nb(C,N)を十分に析出させた場合のテストピ
ースの方が高い[1111,/+100)の軸密度比が
得られることがわかる。
また図面には、同時に固溶(0,N)の量を800℃で
の各保持時間毎に示している。なお、この固溶(C,N
)は各1間圧延前の状態におけるTi+Nbの析出物の
量から推定した。これによれば、温間圧延前の状態で固
溶(C,N)の総量を25ppm以下としてお(と、概
ね良い深絞り性が得られることがわかる。
の各保持時間毎に示している。なお、この固溶(C,N
)は各1間圧延前の状態におけるTi+Nbの析出物の
量から推定した。これによれば、温間圧延前の状態で固
溶(C,N)の総量を25ppm以下としてお(と、概
ね良い深絞り性が得られることがわかる。
以上のことから、温間圧延前にTi又はNbの一方又は
双方の炭・窒化物を析出させることにより、温間圧延時
、さらにそれに続く再結晶焼鈍時における固溶C及び固
溶Nを2sppm以下と低くし、これが温間圧延、再結
晶焼鈍で深絞り性に優れ方熱延鋼板を製造する上で特に
重要であるという見知を得、さらに詳細に検討した結果
、本発明をなしたものである。
双方の炭・窒化物を析出させることにより、温間圧延時
、さらにそれに続く再結晶焼鈍時における固溶C及び固
溶Nを2sppm以下と低くし、これが温間圧延、再結
晶焼鈍で深絞り性に優れ方熱延鋼板を製造する上で特に
重要であるという見知を得、さらに詳細に検討した結果
、本発明をなしたものである。
即ち、本発明はC:0.03重量%以下、N ! 0.
01重量%以下、Ti+Q、7重置%以下、Nb:0.
4重量%以下で、C,Nの含有量がTl、Nbの一方又
は双方の添加量と(C/12 +N/14)<(T i
/48 + N b/93)の関係にある鋼に対し、A
r3点〜Ar3点+150℃のγ単相域温度において圧
下率50%以上で圧延してその後の変態α結晶粒度を嵐
4番以上とするとともに、Ti、Nbの炭・窒化物を析
出させて鋼中の固t8C1Nの総量を25ppm以下と
し、その後400℃〜800℃で潤滑を施しつつ合計圧
下率が70%以上の温間圧延を行い、巻取工程又は焼鈍
工程で再結晶させるようにしたものである。
01重量%以下、Ti+Q、7重置%以下、Nb:0.
4重量%以下で、C,Nの含有量がTl、Nbの一方又
は双方の添加量と(C/12 +N/14)<(T i
/48 + N b/93)の関係にある鋼に対し、A
r3点〜Ar3点+150℃のγ単相域温度において圧
下率50%以上で圧延してその後の変態α結晶粒度を嵐
4番以上とするとともに、Ti、Nbの炭・窒化物を析
出させて鋼中の固t8C1Nの総量を25ppm以下と
し、その後400℃〜800℃で潤滑を施しつつ合計圧
下率が70%以上の温間圧延を行い、巻取工程又は焼鈍
工程で再結晶させるようにしたものである。
ここで本発明における各種条件の限定理由について説明
する。まず鋼の含有成分及び含有量を限定した理由につ
いて説明する。
する。まず鋼の含有成分及び含有量を限定した理由につ
いて説明する。
Ti、Nb: Ti、Nbは金属学的には炭・窒化物を
形成して鋼中の固溶C,Nを低減する重要な役割をする
。またTi、Nbの添加はその析出物のピンニング効果
による結晶粒の粗大化の防止。
形成して鋼中の固溶C,Nを低減する重要な役割をする
。またTi、Nbの添加はその析出物のピンニング効果
による結晶粒の粗大化の防止。
及びα再結晶温度の上昇をもたらす重要な役割をもして
いる。そして(C/12 + N/14) < (T
i /48+Nb/93)の条件式によってTi、Nb
の添加量を限定したのは、この条件式を満足することに
より、再結晶後に(111)/ (1001の軸密度比
が高(なるからである、また、経済性を考慮してTi、
Nbはそれぞれ0.2重層%、0.4重量%を上限とし
た。
いる。そして(C/12 + N/14) < (T
i /48+Nb/93)の条件式によってTi、Nb
の添加量を限定したのは、この条件式を満足することに
より、再結晶後に(111)/ (1001の軸密度比
が高(なるからである、また、経済性を考慮してTi、
Nbはそれぞれ0.2重層%、0.4重量%を上限とし
た。
C,Ns C量を0.03重量%以下、N量を0.01
重量%以下に限定したのは、これ以上のC,Nが添加さ
れると、加工性が劣化するばかりでなく、上記条件式を
満足するTi、Nbの添加量が多くなり、高価になるか
らである。
重量%以下に限定したのは、これ以上のC,Nが添加さ
れると、加工性が劣化するばかりでなく、上記条件式を
満足するTi、Nbの添加量が多くなり、高価になるか
らである。
なお、本発明鋼の他の成分としては、加工用熱延鋼板に
通常含まれる成分、即ちM n +0.5重量%以下、
Sj:0.5重量%以下、p:o、o3重量%以下、S
:0.02重量%以下、A l:0.1!i1%以下等
がある。
通常含まれる成分、即ちM n +0.5重量%以下、
Sj:0.5重量%以下、p:o、o3重量%以下、S
:0.02重量%以下、A l:0.1!i1%以下等
がある。
次に製造条件の限定理由について説明する。
温間圧延前にAr3点〜Ar3点+150℃の1単相域
で圧下率50%以上の圧延を行うようにしたのは、α変
態後に磁4番以上の微細なα粒を得るためである。一般
にα・T2相域で圧延を行うと、混粒のα粒となり、加
工性が著しく劣るので、Ar3点以上の温度で仕上げる
ことが必要である。
で圧下率50%以上の圧延を行うようにしたのは、α変
態後に磁4番以上の微細なα粒を得るためである。一般
にα・T2相域で圧延を行うと、混粒のα粒となり、加
工性が著しく劣るので、Ar3点以上の温度で仕上げる
ことが必要である。
一方、又あまり高い温度域で圧延を行うと、結晶粒微細
化にあまり効果がないので、圧延後のα粒度N119番
以上を得るためにはAr3点+150℃以下の温度範囲
で圧下率50%以上の圧延を行うことが必要となる。
化にあまり効果がないので、圧延後のα粒度N119番
以上を得るためにはAr3点+150℃以下の温度範囲
で圧下率50%以上の圧延を行うことが必要となる。
次に温間圧延前における鋼中の固溶C,Nの総量を25
pp+w以下にする方法について説明する。
pp+w以下にする方法について説明する。
(1)固溶C,Nの総量を25ppm以下にする方法と
しては、上記成分の鋼をAra点以下ρ温度に降温させ
て少なくとも20分以上経過させ、TI又はNbの一方
又は双方の炭・窒化物を析出させた後、α域圧延前の再
加熱温度を950℃〜1100℃として析出物の再固溶
を抑制する方法がある(特許請求の範囲第2項)。
しては、上記成分の鋼をAra点以下ρ温度に降温させ
て少なくとも20分以上経過させ、TI又はNbの一方
又は双方の炭・窒化物を析出させた後、α域圧延前の再
加熱温度を950℃〜1100℃として析出物の再固溶
を抑制する方法がある(特許請求の範囲第2項)。
一般に連続鋳造又はインゴット鋳造された鋳片は、はと
んど全ての合金元素を固溶しているため、一度低温に降
温させてTi、Nbの炭・窒化物を析出させる工程が必
要である。この温度をAr3点に限定したのはTからα
へ変態させることで、この析出が大きく促進されるから
である。なお、Ar3点はA r3 =916−509
C(%)+27Si(%)+64Mn(%)で定めた
値を用いる。またこの析出には少なくとも20分以上の
時間が必要である。
んど全ての合金元素を固溶しているため、一度低温に降
温させてTi、Nbの炭・窒化物を析出させる工程が必
要である。この温度をAr3点に限定したのはTからα
へ変態させることで、この析出が大きく促進されるから
である。なお、Ar3点はA r3 =916−509
C(%)+27Si(%)+64Mn(%)で定めた
値を用いる。またこの析出には少なくとも20分以上の
時間が必要である。
またスラブ再加熱温度については、1度析出した炭・窒
化物が次の圧延までの間に容易に再溶解しない温度とし
て1100度以下とした。この温度は炭・窒化物の溶解
度積と拡散速度から決定される。
化物が次の圧延までの間に容易に再溶解しない温度とし
て1100度以下とした。この温度は炭・窒化物の溶解
度積と拡散速度から決定される。
鋳片加熱温度の下限値は次工程のT域仕上温度を61保
するために950℃とした。
するために950℃とした。
(2) また温間圧延前における固溶C,Nの総量を
25ppm以下にする他の方法としては、γ域圧延後温
間圧延前にγ域圧延終了温度から温間圧延開始温度まで
の温度に少なくとも3分以上保持してTi、Nbの一方
又は双方を析出させる方法がある(特許請求の範囲第3
項)。
25ppm以下にする他の方法としては、γ域圧延後温
間圧延前にγ域圧延終了温度から温間圧延開始温度まで
の温度に少なくとも3分以上保持してTi、Nbの一方
又は双方を析出させる方法がある(特許請求の範囲第3
項)。
γ域圧延終了後、温間圧延を開始するまでの間に、Ti
、Nbの炭・窒化物を析出させることができるが、その
析出量は概ね、温度1時間及び固溶量の関数であり、実
験の結果、上記温度範囲で3分以上保持することで、固
溶C,N@を25ppm以下にできることがわかった。
、Nbの炭・窒化物を析出させることができるが、その
析出量は概ね、温度1時間及び固溶量の関数であり、実
験の結果、上記温度範囲で3分以上保持することで、固
溶C,N@を25ppm以下にできることがわかった。
次に温間圧延条件の限定理由について説明する。
温間圧延温度については、αが動的に再結晶する温度、
概ね800℃以下の温度で高い(1111/(1001
の軸密度比が得られる。あまり低温で圧延すると、変形
抵抗が大きくなり、実際的でないため、400℃以上の
温度とした。
概ね800℃以下の温度で高い(1111/(1001
の軸密度比が得られる。あまり低温で圧延すると、変形
抵抗が大きくなり、実際的でないため、400℃以上の
温度とした。
圧延中に潤滑を行うようしたのは、潤滑を行わないと温
間圧延中にロールと鋼板との間に生じる摩擦力に起因し
てせん断歪が発生し、板厚方向で集合組織に差が生じ、
特に表面層部の集合組織が深絞り性に著しい悪影響を及
ぼすからである。温間圧延中に潤滑を施すと、この表面
層のせん断歪が低減し、板厚方向に略均−な、しかも深
絞り性に有効な集合組織を得ることができる。さらに潤
滑圧延をすることによって、圧延荷重を約40%低減で
きるので、圧延機の能力不足を補うことができる。
間圧延中にロールと鋼板との間に生じる摩擦力に起因し
てせん断歪が発生し、板厚方向で集合組織に差が生じ、
特に表面層部の集合組織が深絞り性に著しい悪影響を及
ぼすからである。温間圧延中に潤滑を施すと、この表面
層のせん断歪が低減し、板厚方向に略均−な、しかも深
絞り性に有効な集合組織を得ることができる。さらに潤
滑圧延をすることによって、圧延荷重を約40%低減で
きるので、圧延機の能力不足を補うことができる。
なお再結晶処理については、上記圧延後のランアウトテ
ーブルにおける冷却過程を含めた巻取工程で再結晶させ
てもよく、又巻取後に再結晶温度以上に加熱して再結晶
を起こさせてもよい、後者の場合、必要に応じて加熱に
先立ち、多少の冷間圧延を行うことは本発明の趣旨を損
うものではなく、特性向上に寄与することがある。
ーブルにおける冷却過程を含めた巻取工程で再結晶させ
てもよく、又巻取後に再結晶温度以上に加熱して再結晶
を起こさせてもよい、後者の場合、必要に応じて加熱に
先立ち、多少の冷間圧延を行うことは本発明の趣旨を損
うものではなく、特性向上に寄与することがある。
本発明においては、温間圧延前にγ域圧延によって変態
α粒の微細化を図るとともにTI、Nb□の炭・窒化物
を析出させて鋼中の固溶C,N量を25ppm以下とす
るようにしたことから、温間圧延。
α粒の微細化を図るとともにTI、Nb□の炭・窒化物
を析出させて鋼中の固溶C,N量を25ppm以下とす
るようにしたことから、温間圧延。
再結晶処理によって板面に平行に+1111が発達し、
これにより良好な深絞り性が得られることとなる。
これにより良好な深絞り性が得られることとなる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1表は本発明鋼(鋼種C,D)及び比較鋼(綱1aA
、B)の化学成分を示す0本実施例ではこの第1表に示
す化学成分の綱を転炉で溶製した後、通常行われている
工程でスラブを製造し、このスラブに対して第2表に示
す条件で加熱、圧延。
、B)の化学成分を示す0本実施例ではこの第1表に示
す化学成分の綱を転炉で溶製した後、通常行われている
工程でスラブを製造し、このスラブに対して第2表に示
す条件で加熱、圧延。
巻取を行い、850℃、2分又は750℃、1時間の条
件で焼鈍を行ってr値を求めた。結果を第2表に示す。
件で焼鈍を行ってr値を求めた。結果を第2表に示す。
第2表によれば、本発明の範囲にある鋼板(第2表備考
のO参照)では、他の鋼板に比して1.8以上のr値が
得られ、優れた深絞り性が得られていることがわかる。
のO参照)では、他の鋼板に比して1.8以上のr値が
得られ、優れた深絞り性が得られていることがわかる。
以上のように、本発明によれば、γ域圧延によって変態
α粒を微細化するとともに、Tt、Nbの炭・窒化物を
析出させて鋼中の固?8C,NILを25ppm以下と
し、その状態で温間圧延、再結晶処理を行うようにした
ので、冷延鋼板と同等の深絞り性ををする鋼板を熱間圧
延設備を使用して安価に製造できる効果がある。
α粒を微細化するとともに、Tt、Nbの炭・窒化物を
析出させて鋼中の固?8C,NILを25ppm以下と
し、その状態で温間圧延、再結晶処理を行うようにした
ので、冷延鋼板と同等の深絞り性ををする鋼板を熱間圧
延設備を使用して安価に製造できる効果がある。
図面は温間圧延温度と(111) / (1001軸密
度比との関係を示す図である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 下 市 努 圧 壌 未徽 →
度比との関係を示す図である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 下 市 努 圧 壌 未徽 →
Claims (3)
- (1)C:0.03重量%以下、NH0.01重量%以
下、Ti:0.2重量%以下、Nb:0.4重量%以下
で、該C及びNの含有量がTi及びNbの一方又は双方
の添加量と(C/12+N/14)<(Ti/48+N
b/93)の関係にある鋼に対し、Ar3点〜Ar3点
+150℃のγ単相域温度において圧下率50%以上で
圧延してその後の変態α結晶粒度をNo.4番以上とす
るとともに、Ti又はNbの一方又は双方の炭・窒化物
を形成して鋼中の固溶C及び固溶Nの総量を25ppm
以下とし、その後400℃〜800℃の温度範囲で潤滑
を施しつつ合計圧下率が70%以上の温間圧延を行い、
巻取工程又は焼鈍工程で再結晶させるようにしたことを
特徴とする深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法。 - (2)上記鋼をAr3点以下の温度に降温させて少なく
とも20分以上経過させることによってTi又はNbの
一方又は双方の炭・窒化物を析出させた後、γ域圧延前
の再加熱温度を950℃〜1100℃として析出物の再
固溶を制御し、温間圧延前の固溶C及び固溶Nの総量を
25ppm以下とするようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の深絞り性に優れた熱延鋼板の製
造方法。 - (3)γ域圧延後温間圧延前に、γ域圧延終了温度から
温間圧延開始温度の温度範囲にて少なくとも3分以上保
持することによってTi又はNbの一方又は双方の炭・
窒化物を析出させ、温間圧延前の固溶C及び固溶Nの総
量を25ppm以下とするようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の深絞り性に優れた熱延鋼板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2702487A JPS63195227A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2702487A JPS63195227A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63195227A true JPS63195227A (ja) | 1988-08-12 |
Family
ID=12209510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2702487A Pending JPS63195227A (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63195227A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0225521A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
| JPH02145727A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-06-05 | Kobe Steel Ltd | 深絞り性熱延鋼板の製法 |
| JP2013170299A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 金属コイル材の製造方法及び金属コイル材 |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP2702487A patent/JPS63195227A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0225521A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 深絞り性に優れた熱延鋼板の製造方法 |
| JPH02145727A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-06-05 | Kobe Steel Ltd | 深絞り性熱延鋼板の製法 |
| JP2013170299A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 金属コイル材の製造方法及び金属コイル材 |
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