JPS6320681B2 - - Google Patents
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- JPS6320681B2 JPS6320681B2 JP4745778A JP4745778A JPS6320681B2 JP S6320681 B2 JPS6320681 B2 JP S6320681B2 JP 4745778 A JP4745778 A JP 4745778A JP 4745778 A JP4745778 A JP 4745778A JP S6320681 B2 JPS6320681 B2 JP S6320681B2
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- veneer
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Landscapes
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新しいベニヤレースに関するものであ
る。
る。
従来のベニヤレーシはナイフと固定プレツシヤ
ーバー若しくはローラバーにより切削部が構成さ
れ、動力は原木を保持するスピンドル先端のチヤ
ツクより原木自体を介して切削部へ伝達されてい
た。こうした従来のベニヤレースの問題点を指摘
すれば次の通りである。
ーバー若しくはローラバーにより切削部が構成さ
れ、動力は原木を保持するスピンドル先端のチヤ
ツクより原木自体を介して切削部へ伝達されてい
た。こうした従来のベニヤレースの問題点を指摘
すれば次の通りである。
第1に指摘すべきは硬い原木、中心部の軟らか
い原木及び割れや腐れを含む原木等の切削に不適
当であり、チヤツクが空回りして動力供給が不能
化したり、原木が破壊して切削が不能化する等の
点である。これは高い切削抵抗とそれに対する動
力供給が原木中心部のチヤツクから原木を介して
のみ画一的に実施されるためであり、しかも現在
合板用として多く使用されている南洋材は傾向的
に芯部が弱く、また大きな半径の位置にかかる切
削抵抗に対して小さな半径の位置に動力を供給す
る形であることから、原木のチヤツク部分に著し
く大きな力が加わり、更にはスピンドル先端のチ
ヤツクによる動力伝達力を確保するために、原木
をその両端から原木が破壊する虞を含む大きな力
でチヤツクを押圧せざるを得ないからである。し
かも材料歩留りを高めるために原木をできるだけ
小径まで切削するにはその径以下にチヤツクの径
を小さくする必要がある。ところがチヤツク径が
小さければ小さい程、チヤツクの空回りや原木破
壊の虞は増大し、逆に歩留り低下の原因が増大す
る関係がある。
い原木及び割れや腐れを含む原木等の切削に不適
当であり、チヤツクが空回りして動力供給が不能
化したり、原木が破壊して切削が不能化する等の
点である。これは高い切削抵抗とそれに対する動
力供給が原木中心部のチヤツクから原木を介して
のみ画一的に実施されるためであり、しかも現在
合板用として多く使用されている南洋材は傾向的
に芯部が弱く、また大きな半径の位置にかかる切
削抵抗に対して小さな半径の位置に動力を供給す
る形であることから、原木のチヤツク部分に著し
く大きな力が加わり、更にはスピンドル先端のチ
ヤツクによる動力伝達力を確保するために、原木
をその両端から原木が破壊する虞を含む大きな力
でチヤツクを押圧せざるを得ないからである。し
かも材料歩留りを高めるために原木をできるだけ
小径まで切削するにはその径以下にチヤツクの径
を小さくする必要がある。ところがチヤツク径が
小さければ小さい程、チヤツクの空回りや原木破
壊の虞は増大し、逆に歩留り低下の原因が増大す
る関係がある。
第2に指摘すべきは刃詰まりによるトラブル発
生である。刃詰まりは主に原木の欠片の剥離によ
つて生じ、原木と刃物との間、原木とプレツシヤ
ーバーとの間若しくは刃物とプレツシヤーバーと
の間に欠片若しくはベニヤ単板が詰まることによ
つて起る。刃詰まり状態で切削されたベニヤ単板
の品質は著しく低く、製品として使用できない場
合が多い。また刃詰まりは切削抵抗、若しくはプ
レツシヤーバー等による原木押圧力の異常な増加
を招き、刃詰まり発生に対する適切な処置が遅れ
た場合は、原木破壊を招く虞がつよい。この刃詰
まりは腐れ若しくは軟弱部分を含む原木又は割
れ、特に年輪方向に割れ若しくは空隙を有する割
れのある原木に多く発生し、前述のように製品の
屑化若しくは原木破壊の原因となるのに加えて、
切削速度を落すことや装置自体を停止させる必要
性も生じ、装置の稼動率を著しく低下させる原因
ともなつており、こうしたトラブルは原木事情の
悪化に伴い急速に増加する傾向にある。
生である。刃詰まりは主に原木の欠片の剥離によ
つて生じ、原木と刃物との間、原木とプレツシヤ
ーバーとの間若しくは刃物とプレツシヤーバーと
の間に欠片若しくはベニヤ単板が詰まることによ
つて起る。刃詰まり状態で切削されたベニヤ単板
の品質は著しく低く、製品として使用できない場
合が多い。また刃詰まりは切削抵抗、若しくはプ
レツシヤーバー等による原木押圧力の異常な増加
を招き、刃詰まり発生に対する適切な処置が遅れ
た場合は、原木破壊を招く虞がつよい。この刃詰
まりは腐れ若しくは軟弱部分を含む原木又は割
れ、特に年輪方向に割れ若しくは空隙を有する割
れのある原木に多く発生し、前述のように製品の
屑化若しくは原木破壊の原因となるのに加えて、
切削速度を落すことや装置自体を停止させる必要
性も生じ、装置の稼動率を著しく低下させる原因
ともなつており、こうしたトラブルは原木事情の
悪化に伴い急速に増加する傾向にある。
第3に指摘すべきはベニヤ単板の品質に関する
問題点である。周知の如く単板には裏割れと称す
る割れがナイフ先端より発生し木材の持つ天然の
強度を著しく低下させている。更に前記割れが通
る方向が単板の厚さ方向に対して傾斜する傾向に
あり合板製造工程に於ける熱圧工程での厚さ減り
の増加を招いている。更に特に北洋材として世界
の森林資源の多くを占める針葉樹単板の品質的問
題も前記裏割れだけでなく、所謂肌あれ、あるい
は前述の諸指摘点を含め、その解決にせまられつ
つある。
問題点である。周知の如く単板には裏割れと称す
る割れがナイフ先端より発生し木材の持つ天然の
強度を著しく低下させている。更に前記割れが通
る方向が単板の厚さ方向に対して傾斜する傾向に
あり合板製造工程に於ける熱圧工程での厚さ減り
の増加を招いている。更に特に北洋材として世界
の森林資源の多くを占める針葉樹単板の品質的問
題も前記裏割れだけでなく、所謂肌あれ、あるい
は前述の諸指摘点を含め、その解決にせまられつ
つある。
こうした従来のベニヤレースの欠陥は工場の現
場的、直接的問題に限らず、それよりもつと重大
な支障を合板産業にもたらしている。それは従来
のベニヤレースが原木に対して無理な外力を与え
る構造であることにより、ベニヤレースによつて
先ず原木の合板用としての適・不適を決定してい
るからであり、工場に搬入された後の切削困難な
原木より、工場外で選別され、他の利用価値の低
い分野へ転用される原木の方が多く、更にそれよ
りも産地で選別され、不適材として処理されてい
る原木の方が多い。従つてその損失は莫大なもの
であり、原木が再生可能な資源であるにしてもそ
の実体は全く有限的であり、将来に於けるその傾
向の高まりは必然的其の物である。
場的、直接的問題に限らず、それよりもつと重大
な支障を合板産業にもたらしている。それは従来
のベニヤレースが原木に対して無理な外力を与え
る構造であることにより、ベニヤレースによつて
先ず原木の合板用としての適・不適を決定してい
るからであり、工場に搬入された後の切削困難な
原木より、工場外で選別され、他の利用価値の低
い分野へ転用される原木の方が多く、更にそれよ
りも産地で選別され、不適材として処理されてい
る原木の方が多い。従つてその損失は莫大なもの
であり、原木が再生可能な資源であるにしてもそ
の実体は全く有限的であり、将来に於けるその傾
向の高まりは必然的其の物である。
本願発明はこうした事柄を背景として開発した
ものであり、従来のベニヤレースの諸欠陥を原理
的にも実体的にも解決するもので、将来の南洋材
を含めて現用の不良原木及び北洋材の針葉樹まで
も幅広い原木に適合し得る全く新しい原理に基づ
くベニヤレースを提供することを目的としてい
る。
ものであり、従来のベニヤレースの諸欠陥を原理
的にも実体的にも解決するもので、将来の南洋材
を含めて現用の不良原木及び北洋材の針葉樹まで
も幅広い原木に適合し得る全く新しい原理に基づ
くベニヤレースを提供することを目的としてい
る。
扨て、本願発明ベニヤレースは後述する如く
種々の形式で提供し得るが、先ず、それらの基本
となる原理及びその基本的構成について説明す
る。尚、他の技術思想及びそれらの実体について
は、説明が進むにつれて明確化される。
種々の形式で提供し得るが、先ず、それらの基本
となる原理及びその基本的構成について説明す
る。尚、他の技術思想及びそれらの実体について
は、説明が進むにつれて明確化される。
本願発明ベニヤレースの基本原理は、切削に要
する動力を単にスピンドルからだけでなく、原木
の外周面からも積極的に供給すること、乃至は原
木の外周面からのみによることである。換言すれ
ば、ナイフから発生する切削抵抗力に抗する力の
全ての供給を原木の脆弱な中心部を介することな
く、可能な限り近接させた位置からも供給するこ
とにある。この基本的な技術思想の背景は次のと
おりである。即ち、最終到達のベニヤレースは切
削に伴うナイフからの切削抵抗力に対して、その
力のベクトルの作用点にできる限り近接させた形
で動力供給の作用点が設定されるべき構造を成す
べきであるとの観点である。なぜならば、力とは
物を加速度運動させたり、物を変形させたりする
ものであるとの力の定義が物語る如く、両作用点
間の物は必ずや何等かの変化を示すからであり、
ベニヤレースの場合は、力の媒体を果す原木自体
にその変化が生じることになり、割れや、腐れを
含む原木、あるいは針葉樹の如く節は硬くて他は
軟らかという風に混在した強度の原木に対して
は、変形に伴いベニヤレースの機能が極めて不安
定化することから、ベニヤレース本体の精度以前
の基本的問題として、原木を力の媒体とする事の
重大性の認識に至つたのである。それ故に最も理
想的な形の一つとしては、ナイフ先端の切削抵抗
力の作用点の直前から全ての動力供給をすること
が望ましく、本願出願人が特開昭53−91499号公
報にて提案した如く、周囲に突刺体を有する駆動
ロールを原木の軸心と平行に備えて、ナイフの上
手に設けて、突刺体の突刺して得た木材繊維力を
利用して原木の外周から切削に要する駆動力を供
給する。所謂外周駆動方式のベニヤレースの完成
に至つている。
する動力を単にスピンドルからだけでなく、原木
の外周面からも積極的に供給すること、乃至は原
木の外周面からのみによることである。換言すれ
ば、ナイフから発生する切削抵抗力に抗する力の
全ての供給を原木の脆弱な中心部を介することな
く、可能な限り近接させた位置からも供給するこ
とにある。この基本的な技術思想の背景は次のと
おりである。即ち、最終到達のベニヤレースは切
削に伴うナイフからの切削抵抗力に対して、その
力のベクトルの作用点にできる限り近接させた形
で動力供給の作用点が設定されるべき構造を成す
べきであるとの観点である。なぜならば、力とは
物を加速度運動させたり、物を変形させたりする
ものであるとの力の定義が物語る如く、両作用点
間の物は必ずや何等かの変化を示すからであり、
ベニヤレースの場合は、力の媒体を果す原木自体
にその変化が生じることになり、割れや、腐れを
含む原木、あるいは針葉樹の如く節は硬くて他は
軟らかという風に混在した強度の原木に対して
は、変形に伴いベニヤレースの機能が極めて不安
定化することから、ベニヤレース本体の精度以前
の基本的問題として、原木を力の媒体とする事の
重大性の認識に至つたのである。それ故に最も理
想的な形の一つとしては、ナイフ先端の切削抵抗
力の作用点の直前から全ての動力供給をすること
が望ましく、本願出願人が特開昭53−91499号公
報にて提案した如く、周囲に突刺体を有する駆動
ロールを原木の軸心と平行に備えて、ナイフの上
手に設けて、突刺体の突刺して得た木材繊維力を
利用して原木の外周から切削に要する駆動力を供
給する。所謂外周駆動方式のベニヤレースの完成
に至つている。
一方、本願もまた、前記駆動ロールに代えて駆
動部材としてネジ状を成す駆動ネジの特徴を活用
して新規な外周駆動方式のベニヤレースの完成に
至つたものであり、前記駆動ネジの具体的な例と
しては第6図に例示したような構成をしている。
図中1は切削用ナイフであり、刃物台2に一体的
に保持されている。一方、駆動ネジ10は右ネ
ジ、又は左ネジを用いて、ネジ山部を突刺体とし
て機能を有すべく比較的先端鋭利に形成してい
る。この駆動ネジ10をその軸心を中心に回転駆
動することによつて、ネジの送り作用で、原木3
をナイフ1に近接した位置で駆動し、単板4を得
るのである。
動部材としてネジ状を成す駆動ネジの特徴を活用
して新規な外周駆動方式のベニヤレースの完成に
至つたものであり、前記駆動ネジの具体的な例と
しては第6図に例示したような構成をしている。
図中1は切削用ナイフであり、刃物台2に一体的
に保持されている。一方、駆動ネジ10は右ネ
ジ、又は左ネジを用いて、ネジ山部を突刺体とし
て機能を有すべく比較的先端鋭利に形成してい
る。この駆動ネジ10をその軸心を中心に回転駆
動することによつて、ネジの送り作用で、原木3
をナイフ1に近接した位置で駆動し、単板4を得
るのである。
このようにネジの送り作用を利用して原木の外
周駆動方式のベニヤレースの主要部が完成され
る。次により詳しく本願発明ベニヤレースについ
て図面に基づき説明する。
周駆動方式のベニヤレースの主要部が完成され
る。次により詳しく本願発明ベニヤレースについ
て図面に基づき説明する。
第1図に例示したのは、実施の一例である。図
中、1は切削用ナイフであり、刃物台2に一体的
に備えられる。駆動ネジ基材6には図示したよう
に右ネジの駆動ネジ5を形成して、ナイフの上手
の切削直前の原木3の外周面に突刺可能に位置す
るべく構成する。この場合、駆動ネジ5の軸心は
原木3の回転方向に沿うような位置に備えてい
て、前記軸心を中心に駆動ネジ5を回転駆動する
べく、駆動ネジ5の駆動機構7も図示した如く備
える。回転方向は矢印の方向であり、右ネジ故
に、原木3がナイフ1に向つて回転させられて、
単板4得る。また通常のベニヤレースの場合、ナ
イフ1は長尺となるので、前記駆動ネジ5を複数
個若しくは適数個同様に備えて構成する。この場
合はナイフ1の長手方向に連接的に密に備えても
良いが、必ずしもそれに限らず、分散的に備えて
も良い。
中、1は切削用ナイフであり、刃物台2に一体的
に備えられる。駆動ネジ基材6には図示したよう
に右ネジの駆動ネジ5を形成して、ナイフの上手
の切削直前の原木3の外周面に突刺可能に位置す
るべく構成する。この場合、駆動ネジ5の軸心は
原木3の回転方向に沿うような位置に備えてい
て、前記軸心を中心に駆動ネジ5を回転駆動する
べく、駆動ネジ5の駆動機構7も図示した如く備
える。回転方向は矢印の方向であり、右ネジ故
に、原木3がナイフ1に向つて回転させられて、
単板4得る。また通常のベニヤレースの場合、ナ
イフ1は長尺となるので、前記駆動ネジ5を複数
個若しくは適数個同様に備えて構成する。この場
合はナイフ1の長手方向に連接的に密に備えても
良いが、必ずしもそれに限らず、分散的に備えて
も良い。
扨て、この例で注目すべきは、駆動ネジ5の送
り作用によつて生じる動力の作用位置が、切削直
前の原木外周面であることである。この位置にあ
る事の作用効果は、前記した基本的なものがある
が、その外に具体化される効果としては、、刃詰
まりの発生が著しく低下すること、原木に割れや
腐れがあつても破損することが少なく、たとえ破
損に至つても部分的なものとなつて最小に押える
ことができること、変形部分が小さい事に起因す
る厚さ精度の良い単板が得られること、更には切
削に伴うナイフの振動等機械的に安定した切削が
できる事などがある。
り作用によつて生じる動力の作用位置が、切削直
前の原木外周面であることである。この位置にあ
る事の作用効果は、前記した基本的なものがある
が、その外に具体化される効果としては、、刃詰
まりの発生が著しく低下すること、原木に割れや
腐れがあつても破損することが少なく、たとえ破
損に至つても部分的なものとなつて最小に押える
ことができること、変形部分が小さい事に起因す
る厚さ精度の良い単板が得られること、更には切
削に伴うナイフの振動等機械的に安定した切削が
できる事などがある。
尚、図示した以外に、例えば駆動ネジ5をナイ
フ1のより上手に遠避けて備えた例に関しても、
程度の差はあれ同様の効果がある。要は原木の最
も弱い中心部からの動力供給を避けるべき事を指
向するもので原木の外周面ならば適宜に選択する
ことができる、但し、第1図の位置は切削に伴つ
て小径化する原木3の外周面への突刺が安定的
に、容易な駆動ネジ基材6の保持で可能となる構
造的利点がある。
フ1のより上手に遠避けて備えた例に関しても、
程度の差はあれ同様の効果がある。要は原木の最
も弱い中心部からの動力供給を避けるべき事を指
向するもので原木の外周面ならば適宜に選択する
ことができる、但し、第1図の位置は切削に伴つ
て小径化する原木3の外周面への突刺が安定的
に、容易な駆動ネジ基材6の保持で可能となる構
造的利点がある。
扨て、次に各部の設計変更例とその設計による
特に有効な作用効果について述べる。
特に有効な作用効果について述べる。
まず第1は駆動ネジに関するもので、次のよう
なものがある。多条ネジにしたもの、ピツチ
を等ピツチにしたもの又は適宜に変化したもの、
ネジ山部、即ち突刺体を交換可能としたものが
挙げられ、は二条ネジあるいは三条ネジのよう
に一回転当りの送り量を大きくできる利点があ
る。因に、5mmの等ピツチで第6図の如き鋭利な
三角一条ネジを基材に備えた駆動ネジを毎分六千
回転させると、毎分約30mで単板が得られるが、
ピツチ10mmの三角二条ネジによれば、送り作用が
発生する面積を殆ど変えずに、同じ回転数で毎分
約60mで単板が得られる。は等ピツチとして一
回転当りの送り量を略同一にできるし、また幾分
ピツチを変化させて、前記の略同一とは逆に意識
的に不同とし、ナイフに近づくにつれて送り量を
増加又は減少させて、原木外周面に切削に先立つ
て引張り又は圧縮処理を施してナイフの切削に至
るべくできる。即ち、テンダー効果による切削
の、及び単板に於ける効果は周知のことである。
は所謂替刃式の駆動ネジで成るもので、市場に
ある各種替刃を用いて適宜に設計できよう。
なものがある。多条ネジにしたもの、ピツチ
を等ピツチにしたもの又は適宜に変化したもの、
ネジ山部、即ち突刺体を交換可能としたものが
挙げられ、は二条ネジあるいは三条ネジのよう
に一回転当りの送り量を大きくできる利点があ
る。因に、5mmの等ピツチで第6図の如き鋭利な
三角一条ネジを基材に備えた駆動ネジを毎分六千
回転させると、毎分約30mで単板が得られるが、
ピツチ10mmの三角二条ネジによれば、送り作用が
発生する面積を殆ど変えずに、同じ回転数で毎分
約60mで単板が得られる。は等ピツチとして一
回転当りの送り量を略同一にできるし、また幾分
ピツチを変化させて、前記の略同一とは逆に意識
的に不同とし、ナイフに近づくにつれて送り量を
増加又は減少させて、原木外周面に切削に先立つ
て引張り又は圧縮処理を施してナイフの切削に至
るべくできる。即ち、テンダー効果による切削
の、及び単板に於ける効果は周知のことである。
は所謂替刃式の駆動ネジで成るもので、市場に
ある各種替刃を用いて適宜に設計できよう。
次に第2は前記駆動ネジを適数個、如何に配置
するかについてであり、常道によれば、駆動ネジ
をナイフの長手方向に密に連接状に配置するか、
あるいは分散的に配置するのであるが、外に中央
部より原木の端部に向うに従つて、より密に分散
的に配置することもできる。この配置によれば、
駆動ネジの原木へのラジアル力が同じでも、原木
に対するベンデイングが軽減される効果がある。
このように原木へのラジアル力に関しては前記配
置が有利であるが、スラスト力に関しては次のよ
うな配置が有利である。即ち、第2図の如く右ネ
ジ5bと左ネジ5aを交互に組み合わせて配置す
るのである。若しくは中央を境として右ネジと左
ネジを振り分けて備える等、組み合わせによる相
殺を成し得る。
するかについてであり、常道によれば、駆動ネジ
をナイフの長手方向に密に連接状に配置するか、
あるいは分散的に配置するのであるが、外に中央
部より原木の端部に向うに従つて、より密に分散
的に配置することもできる。この配置によれば、
駆動ネジの原木へのラジアル力が同じでも、原木
に対するベンデイングが軽減される効果がある。
このように原木へのラジアル力に関しては前記配
置が有利であるが、スラスト力に関しては次のよ
うな配置が有利である。即ち、第2図の如く右ネ
ジ5bと左ネジ5aを交互に組み合わせて配置す
るのである。若しくは中央を境として右ネジと左
ネジを振り分けて備える等、組み合わせによる相
殺を成し得る。
更に第3の設計変更例としては、各駆動ネジの
軸心の備え方に関するものである。基本的には駆
動ネジの送り作用を活用するので、軸心は原木の
回転方向に沿つて備えるものであるが、右ネジに
せよ、左ネジにせよ、ネジ山部は軸心に対して傾
斜するので、原木に突刺した場合には、木材繊維
を斜めに切断、あるいは圧縮することになり、単
板強度の点から幾分損になる。その欠点を修正す
べく軸心を原木軸心方向に適宜に傾斜して備え、
ネジ山部の突刺体が原木外周面の木材繊維を略平
行に突刺して、単板強度の低下を防ぐよう備える
のも有効である。
軸心の備え方に関するものである。基本的には駆
動ネジの送り作用を活用するので、軸心は原木の
回転方向に沿つて備えるものであるが、右ネジに
せよ、左ネジにせよ、ネジ山部は軸心に対して傾
斜するので、原木に突刺した場合には、木材繊維
を斜めに切断、あるいは圧縮することになり、単
板強度の点から幾分損になる。その欠点を修正す
べく軸心を原木軸心方向に適宜に傾斜して備え、
ネジ山部の突刺体が原木外周面の木材繊維を略平
行に突刺して、単板強度の低下を防ぐよう備える
のも有効である。
以上、各部の設計による特徴ある効果は、独立
して得れるばかりでなく、同時に種々組み合わせ
て設計すれば、当然加算的に若しくは相乗的な効
果として益を得ることができる。尚、これらの例
は、以下続いて述べる本願発明ベニヤレース全体
に共通して成し得るものである。
して得れるばかりでなく、同時に種々組み合わせ
て設計すれば、当然加算的に若しくは相乗的な効
果として益を得ることができる。尚、これらの例
は、以下続いて述べる本願発明ベニヤレース全体
に共通して成し得るものである。
扨て次に、前述した第1図に基づくベニヤレー
スの切削に要する動力の供給に関して説明する
と、本願の基本理念は先記したが、ここで再度明
確化すれば、第1図の如く切削に要する動力は、
駆動機構7の動力のみによるベニヤレースに固執
することなく、切削開始以前の原木の空転等の問
題をも含めて、スピンドルにも従来のベニヤレー
スのように駆動機構を備えたベニヤレースをも提
供する。即ち、全くの外周駆動方式と、更にスピ
ンドル駆動を含めた外周駆動方式の2方式に分類
して提供できるのである。但し、説明を系統化す
る便宜上、後者の駆動関係についての説明は後に
詳述することにし、従つて、まずは全くの外周駆
動方式のベニヤレースについて、続いて図面に基
づき説明する。
スの切削に要する動力の供給に関して説明する
と、本願の基本理念は先記したが、ここで再度明
確化すれば、第1図の如く切削に要する動力は、
駆動機構7の動力のみによるベニヤレースに固執
することなく、切削開始以前の原木の空転等の問
題をも含めて、スピンドルにも従来のベニヤレー
スのように駆動機構を備えたベニヤレースをも提
供する。即ち、全くの外周駆動方式と、更にスピ
ンドル駆動を含めた外周駆動方式の2方式に分類
して提供できるのである。但し、説明を系統化す
る便宜上、後者の駆動関係についての説明は後に
詳述することにし、従つて、まずは全くの外周駆
動方式のベニヤレースについて、続いて図面に基
づき説明する。
第6図に例示したものは、駆動ネジ10が切削
直前の原木外周面と切削直後の単板4の両方に突
刺可能に備えて成るもので、第1図にて例示した
ものと異るものである。図中、駆動ネジ10はニ
ードルベアリング14にてラジアル方向に、また
カラー15及びスラストベアリング16にてスラ
スト方向に、ピン11及び保持メタル17を介し
て保持される。尚、ピン11へのスラスト方向の
位置決め用として止めネジ13を用いている。一
方、駆動ネジ10は傘歯歯車を上部に一体的に設
けられており、駆動側の傘歯歯車18と噛合し、
軸19の片側に備えたスプロケツトホイール21
の回転が伝導されて、回転駆動される。勿論、2
0はベアリングであつて軸19を保持すると共
に、保持メタル17により保持される。このよう
に、保持メタル17によつて一組の単位として構
成され、適宜な組数が、ナイフ1の長手方向に先
記説明したように備えられる。尚、22は支持梁
であり刃物台2の両端で一体的に支持している。
即ち、刃物台2と一体化した支持梁22に前記適
数組を固定するのである。そして、図示は省略し
たが、モーター等の適当な駆動源を用いて、チエ
ーンを、スプロケツトホイール21に張架して構
成する。但し、右ネジ又は左ネジの駆動ネジを単
一的に用いる場合は、軸19の回転方向が同一で
良いが、混在させて用いる場合には回転方向を
夫々逆にする必要がある。
直前の原木外周面と切削直後の単板4の両方に突
刺可能に備えて成るもので、第1図にて例示した
ものと異るものである。図中、駆動ネジ10はニ
ードルベアリング14にてラジアル方向に、また
カラー15及びスラストベアリング16にてスラ
スト方向に、ピン11及び保持メタル17を介し
て保持される。尚、ピン11へのスラスト方向の
位置決め用として止めネジ13を用いている。一
方、駆動ネジ10は傘歯歯車を上部に一体的に設
けられており、駆動側の傘歯歯車18と噛合し、
軸19の片側に備えたスプロケツトホイール21
の回転が伝導されて、回転駆動される。勿論、2
0はベアリングであつて軸19を保持すると共
に、保持メタル17により保持される。このよう
に、保持メタル17によつて一組の単位として構
成され、適宜な組数が、ナイフ1の長手方向に先
記説明したように備えられる。尚、22は支持梁
であり刃物台2の両端で一体的に支持している。
即ち、刃物台2と一体化した支持梁22に前記適
数組を固定するのである。そして、図示は省略し
たが、モーター等の適当な駆動源を用いて、チエ
ーンを、スプロケツトホイール21に張架して構
成する。但し、右ネジ又は左ネジの駆動ネジを単
一的に用いる場合は、軸19の回転方向が同一で
良いが、混在させて用いる場合には回転方向を
夫々逆にする必要がある。
扨て、以上の構成による前記第1図の例とは異
る本例は、容易に理解されるように次の点が著し
く異る。即ち、切削に要する動力供給の作用点
が、切削直前の原木外周面だけでなく切削直後の
単板までをも駆動する形となる故に、より近接す
るか、若しくは、極限的に接近し得るのである。
それ故に実際面に於いても効果の面で著しい向上
があり、優れている。この事実の認識として切削
に要する動力供給の作用点が、ナイフ1の先端が
最も良いとは限らない事が理解された。この事柄
を逆に述べれば、切削抵抗の作用点がナイフ1の
刃先より幾分下方にあるといえる。
る本例は、容易に理解されるように次の点が著し
く異る。即ち、切削に要する動力供給の作用点
が、切削直前の原木外周面だけでなく切削直後の
単板までをも駆動する形となる故に、より近接す
るか、若しくは、極限的に接近し得るのである。
それ故に実際面に於いても効果の面で著しい向上
があり、優れている。この事実の認識として切削
に要する動力供給の作用点が、ナイフ1の先端が
最も良いとは限らない事が理解された。この事柄
を逆に述べれば、切削抵抗の作用点がナイフ1の
刃先より幾分下方にあるといえる。
従つて、このように切削直後の単板までも駆動
力を与えることの構成は、単なる第1図の例の延
長にあるものではなく、特異な相違点といえる。
尚、各種の設計変更例も先記したものと同じ例を
提案するが、特に、駆動ネジ10のピツチに関し
て再度述べると、第6図の例の如き、駆動ネジの
場合、駆動する対象である原木と単板が、ナフ先
端を略境として方向を幾分変化させる。それ故
に、両者を円滑に送り出すためには、その方向に
沿つて、等ピツチのネジ山を形成した方が良い。
即ち、駆動ネジ10の軸心に対しての等ピツチの
ネジは、原木から切削されて単板になつた時の方
向変化のために、単板をナイフ1の先端に向つ
て、幾分ブレーキ又は圧縮する形となるのであ
る。この作用は、全く否定するには惜しく、この
作用を、逆により積極的に利用すべくピツチを切
削方向により狭くして形成すると、プレツシヤー
バーの作用が駆動ネジ自体で得ることができる。
一方、逆に、単板部分に突刺する部分を引張るべ
くピツチを広く変化させれば、テンダー効果が得
れるばかりでなく、裏割れの方向も単板の厚さ方
向に直角になる傾向が生じ、切削肌や、厚み精度
が良くなる。このようにピツチを変化させて形成
した駆動ネジの作用が切削にまで及ぶことにな
り、単に動力供給の作用点の位置による効果ばか
りではないことに注目すべきである。尚、第6図
に於いて、ピン11の貫通孔12は、切削直後の
単板の有無を検知するために用いたり、あるいは
糸条を通し、切削直後の単板4の表面から、特開
昭51−151311号公報の如く、ナイフにて単板を開
削しつつ湿潤硬化型の接着剤と共に埋設して、単
板の補強を図ることができる。更にあるいは、加
圧エアー等を噴射して、テンダー効果を高めるの
にも用い得る。
力を与えることの構成は、単なる第1図の例の延
長にあるものではなく、特異な相違点といえる。
尚、各種の設計変更例も先記したものと同じ例を
提案するが、特に、駆動ネジ10のピツチに関し
て再度述べると、第6図の例の如き、駆動ネジの
場合、駆動する対象である原木と単板が、ナフ先
端を略境として方向を幾分変化させる。それ故
に、両者を円滑に送り出すためには、その方向に
沿つて、等ピツチのネジ山を形成した方が良い。
即ち、駆動ネジ10の軸心に対しての等ピツチの
ネジは、原木から切削されて単板になつた時の方
向変化のために、単板をナイフ1の先端に向つ
て、幾分ブレーキ又は圧縮する形となるのであ
る。この作用は、全く否定するには惜しく、この
作用を、逆により積極的に利用すべくピツチを切
削方向により狭くして形成すると、プレツシヤー
バーの作用が駆動ネジ自体で得ることができる。
一方、逆に、単板部分に突刺する部分を引張るべ
くピツチを広く変化させれば、テンダー効果が得
れるばかりでなく、裏割れの方向も単板の厚さ方
向に直角になる傾向が生じ、切削肌や、厚み精度
が良くなる。このようにピツチを変化させて形成
した駆動ネジの作用が切削にまで及ぶことにな
り、単に動力供給の作用点の位置による効果ばか
りではないことに注目すべきである。尚、第6図
に於いて、ピン11の貫通孔12は、切削直後の
単板の有無を検知するために用いたり、あるいは
糸条を通し、切削直後の単板4の表面から、特開
昭51−151311号公報の如く、ナイフにて単板を開
削しつつ湿潤硬化型の接着剤と共に埋設して、単
板の補強を図ることができる。更にあるいは、加
圧エアー等を噴射して、テンダー効果を高めるの
にも用い得る。
扨て、第7図に例示したものは、上述の駆動力
に関する技術思想に更に切削そのものに関する技
術思想も加えて成し得たものである。図示した如
く、ナイフ23のすくい面に駆動ネジ25のB部
が接している。駆動ネジ25のA部は切削直前の
原木3の外周面を更にB部は切削直後の単板4を
突刺し、そのように保持メタル等を含む保持部材
26にて保持される。即ち、前記第6図の例を改
良して、ナイフのすくい面に突刺体であるネジ山
部が接触可能な構成としたことが、本例の本質で
ある。作用効果については、前記第6図の例と駆
動関係に於いては同じであるが更に次の作用効果
が付加される。即ち、ナイフ23の保持が刃物台
24のみによつて成されるのではなく、駆動ネジ
25が主体的に、若しくは補助的にナイフ23の
保持をすることができるのである。しかも、原木
3によつて水平方向に押されるナイフ23の刃先
の保持として最も理想的な形として保持すること
ができるのである。なぜならば、ナイフ23に加
わる力に対して、最も接近した位置で抗する力を
駆動ネジ25が出すので、ナイフ23の変形が最
小になるからで、具体的に曲げモーメントの発生
が防止できる。それ故にナイフ自体の刃角を小さ
くすることが可能となり、薄いナイフ、所謂替刃
の使用が可能となつたのである。勿論、薄いナイ
フ使用による効果は、ナイフ自体に関する、経済
的な効果、交換の容易性、乃至は構造の簡素化等
の諸効果にとどまるだけでなく、ベニヤレースの
主課題である良質の単板切削へも波及するもので
ある。特に、単板の裏割れ、肌あれ、厚み精度に
著しく効果あることは周知のことであり、切削抵
抗の極端な低減と共に、最大の目標がナイフの保
持が最も理想とする形で成し得たことで達成され
たのである。この事は、合板用原木として針葉樹
を大量に用いることの可能性を見い出した意義あ
るもので注目されることであろう、尚、図示した
ように刃角の小なるナイフ23の先端は、幾分部
分的に刃角を大きくして用いると良い。また駆動
ネジ25は適数個用いて備えるのであるが、ネジ
の直径を小さくして密に備えると更にナイフ23
の保持が安定するし、先述した駆動ネジの各種設
計例と組み合わせた場合、全く加算的に乃至は相
乗的に効果は増大する。特に、ネジのピツチを幾
分変化させる設計をすれば、裏割れが殆ど減じて
極めて強度ある単板が得れるし、逆にテンダーを
施した単板も得られる。
に関する技術思想に更に切削そのものに関する技
術思想も加えて成し得たものである。図示した如
く、ナイフ23のすくい面に駆動ネジ25のB部
が接している。駆動ネジ25のA部は切削直前の
原木3の外周面を更にB部は切削直後の単板4を
突刺し、そのように保持メタル等を含む保持部材
26にて保持される。即ち、前記第6図の例を改
良して、ナイフのすくい面に突刺体であるネジ山
部が接触可能な構成としたことが、本例の本質で
ある。作用効果については、前記第6図の例と駆
動関係に於いては同じであるが更に次の作用効果
が付加される。即ち、ナイフ23の保持が刃物台
24のみによつて成されるのではなく、駆動ネジ
25が主体的に、若しくは補助的にナイフ23の
保持をすることができるのである。しかも、原木
3によつて水平方向に押されるナイフ23の刃先
の保持として最も理想的な形として保持すること
ができるのである。なぜならば、ナイフ23に加
わる力に対して、最も接近した位置で抗する力を
駆動ネジ25が出すので、ナイフ23の変形が最
小になるからで、具体的に曲げモーメントの発生
が防止できる。それ故にナイフ自体の刃角を小さ
くすることが可能となり、薄いナイフ、所謂替刃
の使用が可能となつたのである。勿論、薄いナイ
フ使用による効果は、ナイフ自体に関する、経済
的な効果、交換の容易性、乃至は構造の簡素化等
の諸効果にとどまるだけでなく、ベニヤレースの
主課題である良質の単板切削へも波及するもので
ある。特に、単板の裏割れ、肌あれ、厚み精度に
著しく効果あることは周知のことであり、切削抵
抗の極端な低減と共に、最大の目標がナイフの保
持が最も理想とする形で成し得たことで達成され
たのである。この事は、合板用原木として針葉樹
を大量に用いることの可能性を見い出した意義あ
るもので注目されることであろう、尚、図示した
ように刃角の小なるナイフ23の先端は、幾分部
分的に刃角を大きくして用いると良い。また駆動
ネジ25は適数個用いて備えるのであるが、ネジ
の直径を小さくして密に備えると更にナイフ23
の保持が安定するし、先述した駆動ネジの各種設
計例と組み合わせた場合、全く加算的に乃至は相
乗的に効果は増大する。特に、ネジのピツチを幾
分変化させる設計をすれば、裏割れが殆ど減じて
極めて強度ある単板が得れるし、逆にテンダーを
施した単板も得られる。
第8図は、単板の態様を示すものであるが、単
板4の表面にある、駆動ネジ25の突刺による傷
4aについても、回転しながら突刺する故か、真
に鋭利な刃物で切られた如くなり、合板製造に何
の問題も生じないであろう。この傷4aを更に重
視するならば、第7図の如く駆動ネジのナイフ刃
先以前の部分を図示した如くA部と称するとし
て、ナイフ刃先以後のB部をA部同様に先端鋭利
に形成した駆動ネジにすれば良い。一方、B部を
図示した如く面状とするのは、ナイフの保持には
良い。
板4の表面にある、駆動ネジ25の突刺による傷
4aについても、回転しながら突刺する故か、真
に鋭利な刃物で切られた如くなり、合板製造に何
の問題も生じないであろう。この傷4aを更に重
視するならば、第7図の如く駆動ネジのナイフ刃
先以前の部分を図示した如くA部と称するとし
て、ナイフ刃先以後のB部をA部同様に先端鋭利
に形成した駆動ネジにすれば良い。一方、B部を
図示した如く面状とするのは、ナイフの保持には
良い。
更に新しい技術を開示すれば、ナイフ23の替
刃化に成功し、更に応用したものとして、次のよ
うなものがある。即ち、ナイフ23を無端状と成
して走行させつつ原木3の切削をするのである。
特に駆動ネジの回転によるナイフの走行方向の運
動と調和させることができて、駆動ネジの回転と
共に円滑なナイフの走行が可能となるのである。
この場合は、駆動ネジの回転方向を同一方向に
し、適数個の駆動ネジを回転駆動する方が良い
が、右ネジと左ネジを適宜に組み合わせて備えて
異る回転をさせたにしても、駆動ネジがナイフの
すくい面に作用する摩擦力は、回転方向が夫々異
るために互いに相殺し合い、全体として、ナイフ
の走行を妨げる駆動ネジ側からの摩擦力が零にも
設定できる。
刃化に成功し、更に応用したものとして、次のよ
うなものがある。即ち、ナイフ23を無端状と成
して走行させつつ原木3の切削をするのである。
特に駆動ネジの回転によるナイフの走行方向の運
動と調和させることができて、駆動ネジの回転と
共に円滑なナイフの走行が可能となるのである。
この場合は、駆動ネジの回転方向を同一方向に
し、適数個の駆動ネジを回転駆動する方が良い
が、右ネジと左ネジを適宜に組み合わせて備えて
異る回転をさせたにしても、駆動ネジがナイフの
すくい面に作用する摩擦力は、回転方向が夫々異
るために互いに相殺し合い、全体として、ナイフ
の走行を妨げる駆動ネジ側からの摩擦力が零にも
設定できる。
以上、第1図、第6図及び第7図に基づいて基
本的な構成及び各部の設計例について作用と共に
効果を述べたが、次に更にこれら三例に共通して
効果を向上させるべく各種プレツシヤー部材の設
備を施して成る例について第2図に基づき説明す
る。図中、1はナイフであり、刃物台2に備えら
れている。本例に於いては、駆動ネジは左ネジの
もの5aと右ネジのもの5bを交互に分散的に備
え、更に各駆動ネジの駆動機構として7を備えて
いる。そして分散的配置による空間を利用して、
プレツシヤー部材8を備えるのである。このプレ
ツシヤー部材は周知のノーズバー、ローラバーあ
るいはダブルフエイスバーであり取付要領も同じ
である。但し、ナイフ1に対して全面的に位置さ
せるものではなく、分割的に位置させるところが
異る。即ち、駆動ネジ5a及び5bが占有する空
間以外の空間に備えるのである。これら上記の各
種プレツシヤー部材は、通常剛性の大きな強固な
ボデイーに備えられるが、第3図乃至第5図に例
示する如く、弾性的に備えて成るものを用いて構
成しても良い。即ち、第3図の8aは板バネ状の
ノーズバーであり、第4図の8bは板バネで保持
して成るローラバーであり、第5図の8cは板バ
ネ状のダブルフエイスバーである。尚、図中1は
ナイフであり、2は刃物台であり、9は弾性プレ
ツシヤー部材の保持部材であつて、該保持部材は
先述した駆動ネジの支持梁へ一体的に併設する
か、若しくは支持梁と兼用できる。
本的な構成及び各部の設計例について作用と共に
効果を述べたが、次に更にこれら三例に共通して
効果を向上させるべく各種プレツシヤー部材の設
備を施して成る例について第2図に基づき説明す
る。図中、1はナイフであり、刃物台2に備えら
れている。本例に於いては、駆動ネジは左ネジの
もの5aと右ネジのもの5bを交互に分散的に備
え、更に各駆動ネジの駆動機構として7を備えて
いる。そして分散的配置による空間を利用して、
プレツシヤー部材8を備えるのである。このプレ
ツシヤー部材は周知のノーズバー、ローラバーあ
るいはダブルフエイスバーであり取付要領も同じ
である。但し、ナイフ1に対して全面的に位置さ
せるものではなく、分割的に位置させるところが
異る。即ち、駆動ネジ5a及び5bが占有する空
間以外の空間に備えるのである。これら上記の各
種プレツシヤー部材は、通常剛性の大きな強固な
ボデイーに備えられるが、第3図乃至第5図に例
示する如く、弾性的に備えて成るものを用いて構
成しても良い。即ち、第3図の8aは板バネ状の
ノーズバーであり、第4図の8bは板バネで保持
して成るローラバーであり、第5図の8cは板バ
ネ状のダブルフエイスバーである。尚、図中1は
ナイフであり、2は刃物台であり、9は弾性プレ
ツシヤー部材の保持部材であつて、該保持部材は
先述した駆動ネジの支持梁へ一体的に併設する
か、若しくは支持梁と兼用できる。
前記の如きプレツシヤー部材を第1図又は第6
図又は第7図の例に、第2図の如き要領で備えて
成るものであつて、駆動ネジの構成と共に調和し
たプレツシヤー部材の構成が達成され、プレツシ
ヤー部材の周知効果を新しい原理へも適合させる
ことに成功したものである。特に弾性的に保持し
たプレツシヤー部材を分割的に駆動ネジと混在さ
せて構成したことにより、たとえ刃詰まりの原因
となる原木の欠片が介入したとしても、弾性によ
り欠片を止めることが回避できる可能性を有し、
更に駆動ネジの駆動による搬出の可能性とによつ
て、実際面での従来プレツシヤー部材を備えた在
来構造のベニヤレースの最大の欠点を解決するこ
とができたのである。従つて、プレツシヤー部材
本来の機能を十分に発揮させ得ることができた。
図又は第7図の例に、第2図の如き要領で備えて
成るものであつて、駆動ネジの構成と共に調和し
たプレツシヤー部材の構成が達成され、プレツシ
ヤー部材の周知効果を新しい原理へも適合させる
ことに成功したものである。特に弾性的に保持し
たプレツシヤー部材を分割的に駆動ネジと混在さ
せて構成したことにより、たとえ刃詰まりの原因
となる原木の欠片が介入したとしても、弾性によ
り欠片を止めることが回避できる可能性を有し、
更に駆動ネジの駆動による搬出の可能性とによつ
て、実際面での従来プレツシヤー部材を備えた在
来構造のベニヤレースの最大の欠点を解決するこ
とができたのである。従つて、プレツシヤー部材
本来の機能を十分に発揮させ得ることができた。
扨て、以上が本願ベニヤレースの駆動機構関係
を除く詳細な説明であが、次に駆動機構に関して
説明する。
を除く詳細な説明であが、次に駆動機構に関して
説明する。
先記した如く本願の基本的な技術思想は、原木
の外周より動力の供給を行うことにあるために、
駆動ネジ側には必ず駆動機構を備えるが、スピン
ドルには備えても備えてなくても良い。しかし、
切削する原木が変形した原木であつたり割れの多
い原木であつたり、完全に割れてその割れた原木
の一部であつたりする場合には、切削する時以外
にも空転する必要があり、そのためにもスピンド
ルに動力供給可能な駆動機構を備えた方が望まし
い。また現在合板工場にはそのような原木が山積
みになつており、そのためにも、スピンドルの駆
動機構を実質的に排除したもの以外に駆動機構を
備えたものも提供する。それによつて一段と原木
から単板を得ることができ、原木の制約が取り除
かれることになるし、作業性の効率や生産性の向
上が達成される。そして空転による利点を得ると
共に空転の継続としての動力供給をも否定するも
のではなく、スピンドルと駆動ネジの両者を調和
して成る構成について以下提案するものである。
の外周より動力の供給を行うことにあるために、
駆動ネジ側には必ず駆動機構を備えるが、スピン
ドルには備えても備えてなくても良い。しかし、
切削する原木が変形した原木であつたり割れの多
い原木であつたり、完全に割れてその割れた原木
の一部であつたりする場合には、切削する時以外
にも空転する必要があり、そのためにもスピンド
ルに動力供給可能な駆動機構を備えた方が望まし
い。また現在合板工場にはそのような原木が山積
みになつており、そのためにも、スピンドルの駆
動機構を実質的に排除したもの以外に駆動機構を
備えたものも提供する。それによつて一段と原木
から単板を得ることができ、原木の制約が取り除
かれることになるし、作業性の効率や生産性の向
上が達成される。そして空転による利点を得ると
共に空転の継続としての動力供給をも否定するも
のではなく、スピンドルと駆動ネジの両者を調和
して成る構成について以下提案するものである。
上記のように両者に駆動機構を備えた例として
第9図に例示したものがある。図中、30はスピ
ンドル27に備えた駆動機構であり、31は駆動
ネジ28の駆動機構である。尚、29は刃物台の
位置検出器であるが、間接的には原木の大きさも
検出するから、原木径の検出器と換言し得る。こ
の例を用いて両者の駆動機構について第10図乃
至第14図に基づいて説明する。
第9図に例示したものがある。図中、30はスピ
ンドル27に備えた駆動機構であり、31は駆動
ネジ28の駆動機構である。尚、29は刃物台の
位置検出器であるが、間接的には原木の大きさも
検出するから、原木径の検出器と換言し得る。こ
の例を用いて両者の駆動機構について第10図乃
至第14図に基づいて説明する。
まず第10図に例示した如く、スピンドル側の
駆動機構30にはモーター32を備え、更に電磁
クラツチのクラツチ状態、トルクリミツター等の
トルク制限機構34を含めて構成したものを、他
方の駆動ネジ側にはモーター33を有する駆動機
構31を備えて構成したものから成る例である。
この場合は、トルク制限機構によつて制限された
形で原木の空転から切削までを実施することにな
り、相対的な速度差は機械的なスリツプで調和が
とれる。また電気的に、トルクを制限した形で制
御されるトルクモーターを用いても良いし、油圧
モーター等によつても良い。要はスピンドル側か
らの駆動を制限することを指向するもので、トル
ク制限にのみにこだわることなく動力伝達容量を
一定以下に制限しても良い。この構成によると単
に原木の空転に要する最低の動力供給で済み、原
木に対する作用点の遠い力は少なくて済む。不足
分は駆動ネジ側が供給することになる。
駆動機構30にはモーター32を備え、更に電磁
クラツチのクラツチ状態、トルクリミツター等の
トルク制限機構34を含めて構成したものを、他
方の駆動ネジ側にはモーター33を有する駆動機
構31を備えて構成したものから成る例である。
この場合は、トルク制限機構によつて制限された
形で原木の空転から切削までを実施することにな
り、相対的な速度差は機械的なスリツプで調和が
とれる。また電気的に、トルクを制限した形で制
御されるトルクモーターを用いても良いし、油圧
モーター等によつても良い。要はスピンドル側か
らの駆動を制限することを指向するもので、トル
ク制限にのみにこだわることなく動力伝達容量を
一定以下に制限しても良い。この構成によると単
に原木の空転に要する最低の動力供給で済み、原
木に対する作用点の遠い力は少なくて済む。不足
分は駆動ネジ側が供給することになる。
第11図に例示したものは、空転のみをスピン
ドル側の駆動機構30で行うことを指向するもの
で、切削中は駆動ネジ側の駆動機構31のみによ
ることを目標としている。即ち、駆動ネジ側のモ
ーター33の電流を検出する電流検知器36の信
号を利用して、スピンドル側の駆動機構30のモ
ーター32の動力供給を解除する供給解除機構3
5を作動させ、原木切削の開始と同時にスピンド
ルからの動力供給を断つのである。斯様な供給解
除機構35の例として各種クラツチがあり、適宜
に選択利用できる。また電流検知器に代えて歪検
知器を用いても良いし、あるいは直接原木外周面
に接するスイツチ類を用いても良く、要は切削時
にスピンドルからの動力供給を解除できれば良
い。
ドル側の駆動機構30で行うことを指向するもの
で、切削中は駆動ネジ側の駆動機構31のみによ
ることを目標としている。即ち、駆動ネジ側のモ
ーター33の電流を検出する電流検知器36の信
号を利用して、スピンドル側の駆動機構30のモ
ーター32の動力供給を解除する供給解除機構3
5を作動させ、原木切削の開始と同時にスピンド
ルからの動力供給を断つのである。斯様な供給解
除機構35の例として各種クラツチがあり、適宜
に選択利用できる。また電流検知器に代えて歪検
知器を用いても良いし、あるいは直接原木外周面
に接するスイツチ類を用いても良く、要は切削時
にスピンドルからの動力供給を解除できれば良
い。
第12図に例示した例は、スピンドルによる原
木外周面の速度を制御して、駆動ネジによる駆動
速度と同期させて、相対速度を零とすることを指
向するもので、原木径の検出器29の信号を得
て、回転数の制御機構37にてモーター32を制
御することにより、スピンドルの回転数を制御
し、原木外周速度を制御するようにスピンドル側
の駆動機構30を構成する。他方、駆動ネジ側の
駆動機構31にはモーター33を備えている。こ
のような回転数の制御で、原木外周速度を制御す
る制御機構は、電気的にも機械的にも豊富に用意
されている。またこの制御を施す側は、スピンド
ル側でも、駆動ネジ側でも、あるいは両方でも良
く、要は相対的にほぼ零の速度を得れば良い。勿
論、全く零になれば、両者の動力供給が等分され
るだろうし、全く零でなくても、多少の許容範囲
は許されるものである。
木外周面の速度を制御して、駆動ネジによる駆動
速度と同期させて、相対速度を零とすることを指
向するもので、原木径の検出器29の信号を得
て、回転数の制御機構37にてモーター32を制
御することにより、スピンドルの回転数を制御
し、原木外周速度を制御するようにスピンドル側
の駆動機構30を構成する。他方、駆動ネジ側の
駆動機構31にはモーター33を備えている。こ
のような回転数の制御で、原木外周速度を制御す
る制御機構は、電気的にも機械的にも豊富に用意
されている。またこの制御を施す側は、スピンド
ル側でも、駆動ネジ側でも、あるいは両方でも良
く、要は相対的にほぼ零の速度を得れば良い。勿
論、全く零になれば、両者の動力供給が等分され
るだろうし、全く零でなくても、多少の許容範囲
は許されるものである。
第13図に例示した例は、第12図の例を改良
したもので、やはり、スピンドル側に回転数の制
御機構37を備えてモーター32を制御し、原木
外周面を、常に駆動ネジの駆動速度より小に制御
し、更にオーバーランニング機構38を備えて、
スピンドル側の駆動機構30を構成し、他方、駆
動ネジ側の駆動機構31にはモーター33を備え
て構成し、組み合わせた例である。このように構
成すれば、空転時から切削へ移り変る時に、スピ
ンドルによる原木外周駆動速度が、駆動ネジの駆
動速度より小なる故に、オーバーランニング機構
38の働きによつて、スピンドル側が自動的に供
給を解除する形となり、両者が互いを害するのが
防止される。
したもので、やはり、スピンドル側に回転数の制
御機構37を備えてモーター32を制御し、原木
外周面を、常に駆動ネジの駆動速度より小に制御
し、更にオーバーランニング機構38を備えて、
スピンドル側の駆動機構30を構成し、他方、駆
動ネジ側の駆動機構31にはモーター33を備え
て構成し、組み合わせた例である。このように構
成すれば、空転時から切削へ移り変る時に、スピ
ンドルによる原木外周駆動速度が、駆動ネジの駆
動速度より小なる故に、オーバーランニング機構
38の働きによつて、スピンドル側が自動的に供
給を解除する形となり、両者が互いを害するのが
防止される。
第14図に例示した例は、第12図の例と第1
0図の例とを複合して用いたもので、図中、34
はトルク又は動力容量制限機構、32はモータ
ー、37は回転数の制御機構、29は原木径の検
出器であり、それらを含めてスピンドル側の駆動
機構30を構成し、他方、駆動ネジ側の駆動機構
31にはモーター33を備えて構成したものであ
つて、それらの作用効果は加算的なものである。
0図の例とを複合して用いたもので、図中、34
はトルク又は動力容量制限機構、32はモータ
ー、37は回転数の制御機構、29は原木径の検
出器であり、それらを含めてスピンドル側の駆動
機構30を構成し、他方、駆動ネジ側の駆動機構
31にはモーター33を備えて構成したものであ
つて、それらの作用効果は加算的なものである。
以上例示した例の外に、各例のものを互いに複
合して用いれば、有効的に夫々の特徴が活用され
て、効果が挙がるが、第13図の例に限つては、
他と組み合わせても、効果が加算されないので、
単独で用いる。
合して用いれば、有効的に夫々の特徴が活用され
て、効果が挙がるが、第13図の例に限つては、
他と組み合わせても、効果が加算されないので、
単独で用いる。
尚、ここで説明した各駆動機構の概念は、単に
破線で囲んだ部材のみの構成で成るものを指す場
合の外に、チエーン、あるいはスプロケツトホイ
ール等の周知の慣用部材をも含む場合もあること
を明記する。
破線で囲んだ部材のみの構成で成るものを指す場
合の外に、チエーン、あるいはスプロケツトホイ
ール等の周知の慣用部材をも含む場合もあること
を明記する。
このように、本願発明ベニヤレースは、極めて
原理的な技術思想に基づいている故に、原木の外
周駆動方式の極限的効果を得て、合板産業及び資
源的にも貢献すること多大である。
原理的な技術思想に基づいている故に、原木の外
周駆動方式の極限的効果を得て、合板産業及び資
源的にも貢献すること多大である。
図面は本願発明を説明するためのものであつ
て、第1図は本願発明ベニヤレースの実施例を説
明するための側面図、第2図も実施例を説明する
ための正面図、第3図・第4図及び第5図は本願
発明に使用するプレツシヤー部材を説明するため
の側面図、第6図は実施例の詳細な側面図、第7
図は実施例を説明するための側面図、第8図は単
板の態様図、第9図・第10図・第11図・第1
2図・第13図及び第14図は本願発明ベニヤレ
ースに於ける駆動機構関係を説明するための系統
図を模式的に図示した説明図である。 1,23…ナイフ、2,24…刃物台、3…原
木、4…単板、5,10,25…駆動ネジ、7…
駆動ネジの駆動機構、8…プレツシヤー部材、1
1…ピン、18…傘歯歯車、19…軸、21…ス
プロケツトホイール、29…原木径の検知器、3
0…スピンドル側の駆動機構、31…駆動ネジ側
の駆動機構、32,33…モーター、34…トル
ク又は動力容量制限機構、35…供給解除機構、
36…電流検出器、37…回転数の制御機構、3
8…オーバーランニング機構。
て、第1図は本願発明ベニヤレースの実施例を説
明するための側面図、第2図も実施例を説明する
ための正面図、第3図・第4図及び第5図は本願
発明に使用するプレツシヤー部材を説明するため
の側面図、第6図は実施例の詳細な側面図、第7
図は実施例を説明するための側面図、第8図は単
板の態様図、第9図・第10図・第11図・第1
2図・第13図及び第14図は本願発明ベニヤレ
ースに於ける駆動機構関係を説明するための系統
図を模式的に図示した説明図である。 1,23…ナイフ、2,24…刃物台、3…原
木、4…単板、5,10,25…駆動ネジ、7…
駆動ネジの駆動機構、8…プレツシヤー部材、1
1…ピン、18…傘歯歯車、19…軸、21…ス
プロケツトホイール、29…原木径の検知器、3
0…スピンドル側の駆動機構、31…駆動ネジ側
の駆動機構、32,33…モーター、34…トル
ク又は動力容量制限機構、35…供給解除機構、
36…電流検出器、37…回転数の制御機構、3
8…オーバーランニング機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ネジ山部を突刺体とした適数個の駆動ネジ
を、各々の駆動ネジの軸芯が原木回転方向に概ね
沿うべく、且つ、各駆動ネジの突刺体が少なくと
も原木外周面を突刺すべく位置させて、スピンド
ルの軸芯方向へ並列状に備えると共に、各々の駆
動ネジの軸芯を中心に、各駆動ネジを回転駆動せ
しめる駆動機構を備えて成り、各駆動ネジを介し
て原木外周面へ切削に要する動力の少なくとも一
部を供給し、刃物台に具備した切削用ナイフによ
り単板を削成することを特徴とするベニヤレー
ス。 2 多条の駆動ネジを用いて成る特許請求の範囲
第1項記載のベニヤレース。 3 突刺体であるネジ山部を等ピツチで備えた駆
動ネジを用いて成る特許請求の範囲第1項又は第
2項記載のベニヤレース。 4 突刺体であるネジ山部を不等ピツチで備えた
駆動ネジを用いて成る特許請求の範囲第1項又は
第2項記載のベニヤレース。 5 右ネジの駆動ネジと左ネジの駆動ネジとを適
宜組み合わせて用いて成る特許請求の範囲第1項
乃至第4項のうちいずれか1項記載のベニヤレー
ス。 6 突刺体であるネジ山部が、原木の軸芯又は原
木の繊維に略平行となるよう各々の駆動ネジの軸
心を傾斜させて、各駆動ネジを備えて成る特許請
求の範囲第1項乃至第5項のうちいずれか1項記
載のベニヤレース。 7 突刺体であるネジ山部が、切削用ナイフの刃
先に近い切削直前の原木外周面のみを突刺可能な
位置に、各駆動ネジを備えて成る特許請求の範囲
第1項乃至第6項のうちいずれか1項記載のベニ
ヤレース。 8 突刺体であるネジ山部が、切削用ナイフの刃
先に近い切削直前の原木外周面と切削直後の単板
とを突刺可能な位置に、各駆動ネジを備えて成る
特許請求の範囲第1項乃至第6項のうちいずれか
1項記載のベニヤレース。 9 突刺体であるネジ山部が、切削用ナイフの刃
先に近い切削直前の原木外周面と切削直後の単板
とを突刺し、且つ、切削用ナイフのすくい面に接
触可能な位置に、各駆動ネジを備えて成る特許請
求の範囲第8項記載のベニヤレース。 10 突刺体であるネジ山部のうち、切削用ナイ
フのすくい面に接する部分の先端を、幾分面状に
形成した駆動ネジを用いて成る特許請求の範囲第
9項記載のベニヤレース。 11 適数個の駆動ネジを、スピンドルの軸芯方
向へ分散的に並列状に備えて成る特許請求の範囲
第1項乃至第10項のうちいずれか1項記載のベ
ニヤレース。 12 適数個の駆動ネジを、原木の端部へ向うに
つれて、より密となる配列で、分散的に並列状に
備えて成る特許請求の範囲第11項記載のベニヤ
レース。 13 適数個の駆動ネジを、スピンドルの軸芯方
向へ連接的に並列状に備えて成る特許請求の範囲
第1項乃至第10項のうちいずれか1項記載のベ
ニヤレース。 14 駆動機構を含むスピンドルで成る特許請求
の範囲第1項乃至第13項のうちいずれか1項記
載のベニヤレース。 15 駆動ネジの駆動機構又はスピンドルの駆動
機構のいずれか一方が、伝達トルク或は伝達動力
容量を一定以下に制限する電気的又は機械的制限
機構を含む駆動機構で成る特許請求の範囲第14
項記載のベニヤレース。 16 スピンドルの駆動機構が、原木の切削時に
スピンドルへの動力供給を解除する電気的又は機
械的供給解除機構を含む駆動機構で成る特許請求
の範囲第14項又は第15項記載のベニヤレー
ス。 17 駆動ネジの駆動機構又はスピンドルの駆動
機構の少なくともいずれか一方が、回転数を制御
する電気的又は機械的制御機構を含む駆動機構で
成る特許請求の範囲第14項又は第15項又は第
16項記載のベニヤレース。 18 スピンドルの駆動機構が、駆動ネジによる
駆動速度よりもスピンドルによる原木外周速度を
小に制約するよう回転数を制御する電気的又は機
械的制御機構と、オーバーランニング機構とを含
む駆動機構で成る特許請求の範囲第14項記載の
ベニヤレース。 19 駆動機構を含まず、空転自在なスピンドル
で成る範囲第1項乃至第13項のうちいずれか1
項記載のベニヤレース。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4745778A JPS54139197A (en) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | Veneer lathe |
| US06/031,326 US4234024A (en) | 1978-04-20 | 1979-04-18 | Veneer lathe |
| DE2936095A DE2936095C2 (de) | 1978-04-20 | 1979-09-06 | Antriebseinrichtung für einen Baumstamm bei einer Furnierschälmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4745778A JPS54139197A (en) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | Veneer lathe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54139197A JPS54139197A (en) | 1979-10-29 |
| JPS6320681B2 true JPS6320681B2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=12775673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4745778A Granted JPS54139197A (en) | 1978-04-20 | 1978-04-20 | Veneer lathe |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54139197A (ja) |
-
1978
- 1978-04-20 JP JP4745778A patent/JPS54139197A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54139197A (en) | 1979-10-29 |
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