JPS63210460A - 静油圧式無段変速機 - Google Patents

静油圧式無段変速機

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JPS63210460A
JPS63210460A JP28234187A JP28234187A JPS63210460A JP S63210460 A JPS63210460 A JP S63210460A JP 28234187 A JP28234187 A JP 28234187A JP 28234187 A JP28234187 A JP 28234187A JP S63210460 A JPS63210460 A JP S63210460A
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JP
Japan
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oil chamber
valve
pump
motor
cylinder block
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Application number
JP28234187A
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Inventor
Kazuo Inoue
和雄 井上
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、斜板式油圧ポンプ及び油圧モータ相互を油圧
閉回路を介して連結してなり、油圧ポンプのポンププラ
ンジャ群及び油圧モータのモータプランジャ群を、伝動
軸に中心部を結合したシリンダブロックにそれぞれ環状
に配設した静油圧式無段変速機、特に油圧ポンプの吸入
側と吐出側との連通・遮断を制御して、油圧ポンプから
油圧モータへの動力伝達の制御を可能にした無段変速機
に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる無段変速機として、油圧ポンプの吸入側及
び吐出側にそれぞれ連通する環状の低圧油室及び高圧油
室を、これらがポンププランジャ群に軸方向で隣接し且
つ互いに同心配列となるようシリンダブロックに設け、
これら低圧油室及び高圧油室間を連通すべ(シリンダブ
ロックの半径方向に延びる弁孔に、該弁孔を開閉するク
ラッチ弁を設けたものが既に知られている(特開昭61
−153055号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点 従来の上記構成では、クラッチ弁が軸方向に長いポンプ
プランジャ群に軸方向で隣接配置されるので、このクラ
ッチ弁の配設のためにシリンダブロックを多少とも軸方
向に長く形成しなければならず、変速機のコンパクト化
を追求する際の問題点となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、シリン
ダブロックの軸方向長さを増加させることなくクラッチ
弁の配設を可能にする前記静油圧式無段変速機を提供す
ることを目的とする。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、油圧ポンプの吸
入側及び吐出側にそれぞれ連通する環状の低圧油室及び
高圧油室をシリンダブロックに設け、これら低圧油室及
び高圧油室間を連通すべくシリンダブロックの軸方向に
延びる弁孔に、該弁孔を開閉するクラッチ弁を設けたこ
とを特徴とする。
(2)作 用 上記構成によれば、クラッチ弁をその弁孔の開き位置へ
操作すれば、低圧油室及び高圧油室が連通し、油圧ポン
プの吸入側及び吐出側間が短絡するので、油圧ポンプか
ら油圧モータへの圧油の供給が行われず、動力伝達の遮
断状態となる。
上記クラッチ弁は、ポンププランジャ群及びモータプラ
ンジャ群の半径方向外方でそれらと平行に配設されるこ
とになるので、この配設のためにシリンダブロックの軸
方向長さを増加させる必要はない。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図において、Uは自動車用パワーユニットで、
エンジンE、本発明の作動油分配装置を備えた静油圧式
無段変速機T及び差動装置Dfを静止機枠としてのケー
シングCに収容、支持して構成される。
エンジンEのクランク軸1と、その右端側に配置される
無段変速機Tの入力軸2とは同軸上に配置されると共に
、トルクダンパTdを介して連結される。また、無段変
速機Tの出力歯車3はエンジン已に可及的近接して配置
され、差動袋fDfのリングギヤ4と噛合される。差動
装置Dfの左右の出力軸5.5′はクランク軸1及び入
力軸2と平行に配置され、図示しない左右の車軸を駆動
するようになっている。
入力軸2の右端部はケーシングC外に突出させてあり、
パワーステアリング用油圧ポンプ、空調用コンプレッサ
等の補機を駆動するためのプーリ6がその突出端に固着
される。
第2図及び第3図において、前記無段変速機Tは可変容
量型の斜板式油圧ポンプP及び定容量型の斜板式油圧モ
ータMからな9ており、この実施例では油圧モータMの
作動油分配装置に本発明が適用される。
油圧ポンプPは、円筒状のシリンダブロック7にその回
転中心を囲み且つ右端を開放して設けられた環状配列の
多数且つ奇数のシリンダ孔8,8・・・と、これらシリ
ンダ孔8.8・・・にそれぞれ摺合される多数のポンプ
プランジャ9.9・・・と、これらポンププランジャ9
.9・・・の外端即ち右端に当接するポンプ斜板10と
、このポンプ斜板10の背面を平坦面でスラストローラ
ベアリング11を介して支承する断面半月状のトラニオ
ン軸12と、更にこのトラニオン軸12の円筒面を回転
自在に支承する斜板アンカ13とから構成される。
斜板アンカ13は、ケーシングCにボルト15で固着さ
れる。
トラニオン軸12の所定角度の回転を許容しつつその軸
方向移動を阻止するために、斜板アンカ23に穿設され
た、トラニオン軸12の軸線0゜を中心とする円弧状長
孔22を通してポルト23がトラニオン軸12の一端面
に固着される(第3図及び第11図参照)。
ポンプ斜板10は、シリンダブロック7の軸線に対し直
角となる直立位置と、その左右両側方に成る角度で傾倒
する2つの最大傾斜位置との間をトラニオン軸12の回
転によって傾動されるようになっており、その傾斜状態
では、シリンダブロック7の回転に伴いポンププランジ
ャ9.9・・・に往復動を与えて吸入及び吐出行程を繰
返させることができる。
一方、油圧モータMは、前記シリンダ孔8.8・・・群
のピッチ円と同心でそれよりやや大径のピッチ円上に配
列し且つ左端を開放してシリンダブロック7に設けられ
た、前記シリンダ孔8.8・・・と同数のシリンダ孔1
8.18・・・と、これらシリンダ孔18.18・・・
にそれぞれ摺合されるモータプランジャ19.19・・
・と、これらモータプランジャ19.19の外端即ち左
端に当接するモータ斜板20と、このモータ斜板20の
背面をスラストローラベアリング26を介して支承する
モータ斜板ホルダ27とから構成され、そのモータ斜板
ホルダ27の外周に前記出力歯車3が一体に形成されて
いる。
以上において、内側のシリンダ孔8.8・・・群及び外
側のシリンダ孔18.18・・・群は、シリンダブロッ
ク7の周方向において各シリンダ孔の2分の1ピンチだ
け相互に位置をずらし、且つ外側のシリンダ孔18.1
8・・・群の内接円が内側のシリンダ孔8.8・・・群
を通るように配置される。
またモータ斜板20は、モータ斜板ホルダ27により、
シリンダブロック7の軸線と直交する仮想トラニオン軸
線02を中心にしてシリンダブロック7の軸線に対し一
定角度傾斜した状態に保持されていて、シリンダブロッ
ク7とモータ斜板ホルダ27との相対回転時にはモータ
プランジャ19.19・・・に往復動して膨張及び収縮
行程を繰返させることができる。
シリンダブロック7には、その中心部を貫通する前記入
力軸2がスプライン32を介して結合される。この入力
軸2の右端部はポンプ斜板10、トラニオン軸12及び
斜板アンカ13を貫通するように延びており、この右端
部に係止された第1スラスト支承板35と斜板アンカ1
3との間にはスラストローラベアリング37が介装され
る。この入力軸2の右端部はニードルベアリング3日を
介して斜板アンカ13に、更にブツシュ39を介してケ
ーシングCに回転自在に支承される。
尚、第1スラスト支承板35は入力軸2にキー43を介
して結合される。
また入力軸2の左端部はモータ斜板20及びモータ斜板
ホルダ27を貫通するように延びており、この左端部外
周に係止された第2スラスト支承板36とモータ斜板ホ
ルダ27との間にはスラストローラベアリング40が介
装され、またモータ斜板ホルダ27と入力軸2との間に
はニードルベアリング41が介装される。この人力軸2
の左端部は第2スラスト支承板36と共にローラベアリ
ング42を介してケーシングCに回転自在に支承される
。
各斜板10.20をシリンダブロック7と同期的に回転
させるために、各斜板10.20には、対応するプラン
ジャ9,19の球状端部9a、19aを係合させる球状
凹部10a、20aがそれぞれ形成される。
油圧ポンプP及び油圧モータM間には、次のようにして
油圧閉回路が形成される。
シリンダブロック7には、シリンダ孔8.8・・・;1
B、18・・・群の内周側に環状の内側油室45が、ま
た外周側に同じく環状で右側から軸方向に順次並ぶ第1
.第2及び第3外側油室46.47.48が設けられ、
内側油室45及び第3外側油室58間は放射状に延びる
複数の油路49(第8図参照)を介して連通される。
シリンダブロック7には、また、油圧ポンプPのシリン
ダ孔8,8・・・と同数で、それらの行止り部に隣接し
て放射状に延びる第1弁孔51,51・・・(第4図参
照)と、油圧モータMのシリンダ孔18.18・・・と
同数で、それらの半径方向外方に隣接して軸方向に延び
る第2弁孔52,52・・・とが設けられる。
第1弁孔51.51・・・はシリンダブロック7の外周
面から内側油室45に達しており、各弁孔51の途中に
は、それに隣接するシリンダ孔8の行止り部を貫通する
ポンプボー1−a(第3図参照)と、このポンプボート
aの半径方向外方に位置して第1外側油室56(第3図
及び第6図参照)に通じる油路53とが開口する。
これら第1弁孔51,51・・・にはスプール型の第1
分配弁55.55・・・がそれぞれ摺合され、これら分
配弁55.55・・・の外端にそれらを囲繞する偏心輪
57がボールベアリング58を介して係合される。それ
らの保合を強制するために、第1分配弁55.55・・
・の外端部相互は偏心輪57と同心関係の強制軸59に
より連結される。
偏心輪57は、第2図、第4図及び第4A図に示すよう
に、前記斜板アンカ13に入力軸2と平行な枢軸60を
介して油圧作動位置n及びロックアツプ位置2の2位置
間を揺動し得るように連結される。この偏心輪57は、
枢軸60と反対側でその外周面に突設された突片57a
に係合する図示しない制御装置により、入力軸2の中心
を基準にしてトラニオン軸線O3に略沿って偏心制御さ
れるもので、その偏心量は、油圧作動位置nではεに、
ロックアツプ位置2では零に(即ち該偏心輪57が入力
軸2と同心となる)に設定される。
而して、偏心輪57が油圧作動位置nを占めるとき(第
4図参照)、シリンダブロック7が回転すると、各第1
分配弁55は、偏心輪57により、第1弁孔51におい
て偏心量εの2倍の距離をストロークとしてシリンダブ
ロック7の半径方向内方位置及び外方位置間を往復動さ
れ、これにより油圧ポンプPには吐出領域り及び吸入領
域Sが与えられる。
即ち吐出領域りでは、シリンダブロック7の回転に伴い
第1分配弁55が前記内方位置側を移動して、対応する
ポンプボー)aを第1外側油室46に連なる油路53に
連通ずると共に内側油室45と不通にし、吐出行程中の
ポンププランジャ9によりシリンダ孔8から油路53を
介して第1外側油室46に作動油が吐出される。吸入領
域Sでは、第1分配弁55が前記外方位置側を移動して
、対応するポンプボー1−aを内側油室45に連通する
と共に油路53と不通にし、吸入行程中のポンププラン
ジャ9により内側油室45からシリンダ孔8に作動油が
吸入される。
上記両頭域り、 S間には、第1分配弁55によリボン
ブポートaを内側油室45及び油路53のいずれとも不
通にする切換中立領域が設けられる。
また偏心輪57がロックアツプ位置2を占めると(第4
A図参照)、シリンダブロック7の回転にも拘らず、全
ての第1分配弁55は該偏心輪57により切換中立状態
に保持され、全てのポンプボートaを閉鎖する。
再び第2図及び第3図において、前記第2弁孔52.5
2・・・は、第1.第2及び第3外側油室46.47.
48を横切ってシリンダブロック7を貫通しており、各
弁孔52には、第1及び第3外側油室46,4Bの中間
部で、それと隣接するシリンダ孔18に連なるモータボ
ートb(第2図及び第7図参照)が開口する。
第2弁孔52,52・・・にはスプール型の第2分配弁
56.56・・・がそれぞれ摺合される。これら第2分
配弁56.56・・・は、前記モータ斜板ホルダ27に
スラストローラベアリング61を介して支承される弁斜
板62の球状凹部62aに各一端をばね63の弾発力を
もって係合される。
上記弁斜Fi62は、モータ斜板20の仮想トラニオン
軸線02に対しシリンダブロック7の軸線周りに90°
位相をずらして設定される第2の仮想トラニオン軸線0
.を中心にしてシリンダブロック7の軸線に対し一定角
度傾斜した状態に保持され、シリンダブロック7とモー
タ斜板ホルダ27との相対回転時には第2分配弁56.
56・・・を所定のストロークで軸方向に往復動させる
ようになっている。これら第2分配弁56.56・・・
の位置により油圧モータMの膨張領域Ex及び収縮領域
shが決められる。
即ち、第5図に示すように、膨張領域Exでは、第2分
配弁56が左動限ないしそれに近い位置にあって、対応
するモータボートbを第1外側油室46に連通ずると共
に第2外側油室47と不通にし、第1外側油室46から
膨張行程中のモータプランジャ19のシリンダ孔18に
高圧の作動油が供給される。収縮領域shでは、第2分
配弁56が右動限ないしそれに近い位置にあって、対応
するモータボートbを第2外側油室47に連通ずると共
に第1外側油室46と不通にし、収縮行程中のモータプ
ランジャ19によりシリンダ孔18から低圧の第2外側
油室47側へ作動油が排出される。
各第2分配弁56は、第2弁孔52による第2及び第3
外側油室47,48間の連通を妨げず、したがって第2
外側油室47側へ排出された油は、第3外側油室48及
び油路49を経て内側油室45に還流する。
上記構成において、いま、ポンプ斜板10を成る傾斜角
度に保持し、且つ偏心輪57を油圧作動位置nに保持し
た状態で、エンジンEの動力により入力軸2を介してシ
リンダブロック7を回転させれば、先ず油圧ポンプPに
おいて、吐出動作を行うポンププランジャ9は吐出9M
域りを通過する間にシリンダ孔8から前述のように第1
外側油室46に作動油を圧送し、また吸入動作を行うポ
ンププランジャ9は吸入領域Sを通過する間に内側油室
45からシリンダ孔8に作動油を吸入する。
第1外側油室46に送られた高圧の作動油は、油圧モー
タMの膨張領域Eχに存するモータプランジャ19のシ
リンダ孔18に供給される一方、収縮領域shに存する
モータプランジャ19によりそのシリンダ孔18から前
述のように内側油室45へ作動油が排出される。
そして、出力歯車3は、シリンダブロック7がモータプ
ランジャ19.19・・・群を介してモータ斜板20に
与える回転トルクと、膨張行程中のモ−タブランジャ1
9がモータ斜板2oに与える回転トルクとの和によって
回転され、その回転トルクは差動装置Dfへ伝達される
。
ここで、 n、・・・ポンププランジャ9の本数 n、・・・モータプランジャ19の本数d、・・・ポン
ププランジャ9の直径 d、・・・モータプランジャ19の直径り、・・・ポン
ププランジャ9群のピッチ円直径Dイ・・・モータプラ
ンジャ19群のピッチ円直径OP・・・ポンプ斜板10
の垂直面に対する傾斜角度0、・・・モータ斜板2oの
垂直面に対する傾斜角度SP・・・ポンププランジャ9
0ストローク3.4・・・モータプランジャ19のスト
ロークNi・・・人力軸2の回転数 No・・・出力筒軸25の回転数 とすれば、変速比πは次式により求めることができる。
Ni          I No        np−d、” Svn、−d−・
S。
n、・dP2・D、・tanθ。
1−□ n、4・d、4z−DM・tanθイ したがって、図示例のようにモータ斜板2oが一定の傾
斜角度θ4に固定されている場合、ポンプ斜板10の傾
斜角度θ、をθ、=0にすれば、π−1、即ちNiL:
、Noとなり、直結状態が得られる。
θproにすれば、π〉1、即ちN i < N oと
なり、増速状態が得られる。
n、−d、”・D。
とすれば、Ni>No>Oとなり、減速状態が得られる
。
n、・d、!・Dp にすれば、Niの如何に拘らずNo=Oとなり、ニュー
トラル状態が得られる。
n、・d、t・Dp にすれば、No<Oとなり、逆転状態が得られる。
以上を図示化すると第12図のようになる。
ところで、直結状態にした場合でも、プランジャ9.1
9とシリンダ孔8,18間、分配弁55゜56と弁孔5
1,52間など、高油圧に曝される゛ 摺動部からの不
可避の漏油による伝動効率の低下は免れず、しかも自動
車の運転中No=Niの使用頻度は高い。そこでこのよ
うな状態では、偏心輪57をロックアツプ位置!に制御
すれば、前述のように全ての第1分配弁55.55・・
・により全てのポンプポートa、a・・・が閉鎖され、
これにより油圧ポンプP及び油圧モータM間の油路が遮
断されるので、高油圧に曝される摺動部が大幅に減り、
漏油による伝動効率の低下を抑えることができる。
油圧ポンプP及び油圧モータMの作動中、ポンプ斜板1
0はポンププランジャ9,9・・・群がら、またモータ
斜板20はモータプランジャ19.19・・・群からそ
れぞれ反対方向のスラスト荷重を受けるが、ポンプ斜板
10が受けるスラスト荷重はスラストローラベアリング
11、トラニオン軸12、斜板アンカ13、スラストロ
ーラベアリング37及び第1スラスト支承板35を介し
て入力軸2に伝達され、またモータ斜板2oが受けるス
ラスト荷重はスラストローラベアリング26、モータ斜
板ホルダ27、スラストローラベアリング40及び第2
スラスト支承板36を介して同じく入力軸2に伝達され
る。したがって、上記スラスト荷重は、入力軸2に引張
応力を生じさせるだけで、該軸2を支持するケーシング
Cには全く作用しない。
ところで、ポンププランジャ9.9・・・群及びモータ
プランジャ19.19・・・群は、シリンダブロック7
の周方向において相互に位置をずらし、且つモータプラ
ンジャ19.19・・・群の内接円がポンププランジャ
9,9・・・群を通るように配置されるので、隣接する
シリンダ孔8,18間の隔壁の肉厚を充分に確保しつつ
ポンププランジャ9,9・・・群及びモータプランジャ
19.19・・・群を相互に近接配置が可能となり、そ
の結果、シリンダブロック7の直径を僅か増加させるだ
けで、その軸方向寸法を大幅に縮めることができる。
こうすることは、特にエンジンEと変速機Tとを軸方向
に配列する形成のパヮーユニッI−Uの場合、そのコン
パクト化を図る上に極めて有効である。
さらに軸方向に往復動する第2分配弁56,56・・・
の採用によれば、シリンダブロック7の僅かな大径化に
より第2分配弁56.56・・・の設置が可能となり、
これによってシリンダブロック7の軸方向寸法を更に縮
めることができる。しかも、第2分配弁56.56・・
・を駆動する弁斜板62は、モータ斜板20を囲繞する
ように配設されるので、この弁斜板62によって変速機
Tの軸方向寸法を増加させることもない。
第2図及び第6図において、シリンダブロック7には、
さらに、第2弁孔52.52・・・の間でそれらと平行
に延びる1または複数の第3弁孔65(図示例では3本
)が設けられる。この弁孔65は第1及び第2外側油室
46,47を横断するように延び、そして内端を閉じ外
端をシリンダブロック7の右端面に開口させている。こ
の弁孔65にはスプール型のクラッチ弁66が摺合され
る。
ここで、第1外側油室46が油圧ポンプPの吐出側に連
なる本発明の高圧油室に相当し、第2外側油室47が油
圧ポンプPの吸入側に連なる低圧油室に相当する。
クラッチ弁65は、シリンダブロック7の右端面から突
出する弁頭外周に環状溝67を有しており、この環状溝
67には、シリンダブロック7の外周面に摺動自在に嵌
合した内側作動環68の内方に屈曲した爪68aが係合
される。この内側作動環68には、これを囲繞する外側
作動環69がレリーズベアリング70を介して連結され
、この外側作動環69の一端に突設されてその軸方向に
延びるラック71にビニオン72が噛合される。
ビニオン72は、斜板アンカ13に回転自在に支承され
、その一端にはクラッチレバ−73が固着されている。
このクラッチレバ−73によりビニオン72を回転して
外側作動環69を左右に動かせば、シリンダブロック7
の回転中でも、レリーズベアリング70及び内側作動環
68を介してクラッチ弁66を左方のクラッチオン位W
(第2図実線位置)と右方のクラッチオフ位置(第2図
鎖線位置)とにシフトすることができる。而して、クラ
ッチ弁66は、そのクラッチオン位置では第1及び第2
外側油室46,47間を遮断し、クラッチオフ位置では
両油室46,47間を連通ずるようになっており、両油
室46.47間の連通時には、油圧ポンプPから第1分
配弁55を通して第1外側油室46に供給される高圧の
作動油が低圧の第2外側油室47に直ちに流出してしま
い、油圧ポンプPが短絡状態となるため、油圧ポンプP
から油圧モータMへの油圧伝動を遮断したクラッチオフ
状態が得られる。
しかも、クラッチ弁66は、それぞれ環状配列のポンプ
プランジャ9.9・・・群及びモータプランジャ19.
19・・・群の外周側でそれらと平行にシリンダブロッ
ク7に配設されるので、この配設によりシリンダブロッ
ク7の軸方向長さが増加することはない。
第9図に示すように、クラッチ弁66において、前記両
油室46,47間の開閉を司るランド部66aの、両袖
室46,4T間に位置する端縁部に1または複数の切欠
74が設けられる。この切欠74は、クラッチ弁66の
クラッチオフ位置からクラッチオン位置への切換えに際
して、両油室46.47間の連通を微妙に制御し得るも
ので、それによって半クラツチ状態が的確に得られる。
再び第1図及び第2図において、人力軸2の中心部には
、奥が行止りとなった主油路75が穿設される。二〇主
油路75の開放端は補給ポンプ76を介してケーシング
C底部の油溜77と連通され、補給ポンプ76は前記第
1スラスト支承板35の外周に刻設した駆動ギヤ7Bか
ら駆動される。
したがって、人力軸2の回転中、常に油溜77内の油が
補給ポンプ76により主油路75に給送される。
主油路75は、入力軸2に穿設された半径方向の第1補
給孔79を介して内側油室45と連通され、第1補給孔
79には、内側油室45から主油路75への方向に油が
逆流するのを阻止する第1逆止弁81が設けられる。こ
の第1逆止弁81は、入力軸2を取り囲む板ばね83に
より閉弁方向に付勢される。
主油路75は、また、入力軸2及びシリンダブロック7
に穿設されて全体として半径方向に延びる第2補給孔8
0を介して第1外側油室46と連通され、第2補給孔8
0には、第1外側油室46から主油路75への方向に油
が逆流するのを阻止する第2逆止弁82が介装され、こ
の逆止弁82は弁ばね84により閉弁方向に付勢される
。
したがって、油圧ポンプPから油圧モータMを油圧駆動
する通常の出力運転時には、主油路75から第1補給油
路79を通して低圧の内側油圧45に作動油を補給し、
また油圧モータMから油圧ポンプPを油圧駆動するエン
ジンブレーキ時には、主油路75から第2補給油路80
を通して、低圧に変わった第1外側油室46に作動油を
補給し、油圧閉回路からの作動油の漏洩骨を補うことが
できる。
第3図及び第10図において、前記トラニオン軸12に
は、ポンプ斜板10の角度を制御するための変速制御装
置85が連結される。この変速制御装置85は、トラニ
オン軸12の他端にボルト86と一対のノックピン87
.87とにより固着されたセクタギヤ88と、このセク
タギヤ88に噛合するウオームギヤ89と、このウオー
ムギヤ89に駆動軸90を連結する正、逆転可能の直流
電動モータ91とから構成され、上記ウオームギヤ89
は、ケーシングCにボルト92で固着されたギヤボック
ス93にベアリング94.95を介して回転自在に支承
される。また電動モータ91のステータはケーシングC
の適所に固定される。
而して、電動モータ91を正転または逆転させれば、そ
の回転はウオームギヤ89からセクタギヤ88へ減速さ
れて伝達し、さらにトラニオン軸12へ伝達して、これ
をポンプ斜板10の起立方向または傾倒方向へ回転させ
ることができる。
また、電動モータ91を停止してポンプ斜板10を任意
角度に保持したとき、ポンプ斜板10がモータプランジ
ャ19.19・・・群から起立または傾倒方向のモーメ
ントを受け、そのモーメントがトラニオン軸12を介し
てセクタギヤ88に伝達しても、セクタギヤ88からウ
オームギヤ89を駆動することはできないから、両ギヤ
88.89はロック状態を呈してトラニオン軸12の回
転を許さず、したがってポンプ斜板10はそのときの位
置に確実に保持される。
尚、前記変速機Tは、人、出力側に逆にして、油圧ポン
プPを油圧モータとして、油圧モータMを油圧ポンプと
して使用することもできる。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、油圧ポンプの吸入側及び
吐出側にそれぞれ連通する環状の低圧油室及び高圧油室
をシリンダブロックに設け、これら低圧油室及び高圧油
室間を連通すべくシリンダブロックの軸方向に延びる弁
孔に、該弁孔を開閉するクラッチ弁を設けたので、クラ
ッチ弁はそれぞれ環状配列のポンププランジャ群及びモ
ータプランジャ群の外周側に配設されることになり、し
たがって、このクラッチ弁の配設によりシリンダブロッ
クの軸方向長さが増加することはなく、変速機のコンパ
クト化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
を適用した静油圧式無段変速機を備える自動車用パワー
ユニットの要部の縦断背面図、第2図は上記変速機の縦
断平面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4図は
第3図のIV−rV線断面図、第4A図は第4図の作動
図、第5図は第2図のv−V線断面転回図、第6図は第
3図の■−■線断面図、第7図は第2図の■−■線断面
図、第8図は第2図の■−■線断面図、第9回は第2図
のクラッチ弁周辺部の拡大図(但し半りランチ状態で示
す)、第10図は第3図のX−X線断面図、第11図は
第3図のXI矢視図、第12図はポンプ斜板及びモータ
斜板の傾斜角度と変速比との関係を表す線図である。 T・・・無段変速機、P・・・斜板式油圧ポンプ、M・
・・斜板式油圧モータ、 2・・・伝動軸としての入力軸、7・・・シリンダブロ
ック、9・・・ポンププランジャ群、19・・・モータ
プランジャ、46・・・高圧油室としての第1外側油室
、47・・・低圧油室としての第2外側油室、65・・
・弁孔、66・・・クラッチ弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 斜板式油圧ポンプ及び油圧モータ相互を油圧閉回路を介
    して連結してなり、油圧ポンプのポンププランジャ群及
    び油圧モータのモータプランジャ群を、伝動軸に中心部
    を結合したシリンダブロックにそれぞれ環状に配設した
    静油圧式無段変速機において、油圧ポンプの吸入側及び
    吐出側にそれぞれ連通する環状の低圧油室及び高圧油室
    をシリンダブロックに設け、これら低圧油室及び高圧油
    室間を連通すべくシリンダブロックの軸方向に延びる弁
    孔に、該弁孔を開閉するクラッチ弁を設けたことを特徴
    とする、静油圧式無段変速機。
JP28234187A 1987-11-09 1987-11-09 静油圧式無段変速機 Pending JPS63210460A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54136035A (en) * 1978-05-20 1979-10-22 Honda Motor Co Ltd Automatic/manual transmission controller for hydraulic infinitely variable speed transmission for vehicles
JPS61153055A (ja) * 1985-04-01 1986-07-11 Honda Motor Co Ltd 静油圧式無段変速機のクラツチ弁装置

Patent Citations (2)

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