JPS63225532A - 酸化チタン微粒子及び光学部材 - Google Patents

酸化チタン微粒子及び光学部材

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JPS63225532A JP62058258A JP5825887A JPS63225532A JP S63225532 A JPS63225532 A JP S63225532A JP 62058258 A JP62058258 A JP 62058258A JP 5825887 A JP5825887 A JP 5825887A JP S63225532 A JPS63225532 A JP S63225532A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐候性(耐光性)、耐薬品性、耐摩耗性のす
ぐれた塗料の成分として有用な新規な酸化チタン微粒子
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、塗料添加物として有用な酸化チタン化合物に
おいて、微粒子化した酸化チタン微結晶中に1特定の金
属原子を含有させることにより、酸化チタンの光活性を
抑え、耐候性を向上させたものである〇 〔従来の技術〕 酸化チタンは、紫外線吸収能に優れ、また、微粒子を用
いた塗料は、赤外線の反射膜としても可能性が大きく、
種々の検討がなされている。
また、実用的には、白色顔料や紫外線遮蔽用の塗料混入
用として用いられている。
また、酸化チタンは光に対して活性であるが化学的に安
定である。この性質を透明な塗膜に応用することも検討
されている0この例としては、米国特許第427511
8号が挙げられる◎これらの例では、酸化チタンによる
耐光性低下をおさえるために、酸化チタン粒子表面を光
学的に安定な二酸化ケイ素で被覆する1あるいは・シリ
コン系カップリング剤およびコロイダルシリカをバ、イ
ンダとして用い、特性向上をはかつている0〔発明が解
決しようとする問題点〕 しかし、これらの従来技術のうち、酸化チタン粒子表面
を二酸化ケイ素で被覆する方法では、酸化チタン粒子径
が数百ミクロン以上のものについては効果的であるが・
本発明で述べる微粒子の場合、表面積が大きく1粒子表
面を充分被覆出来ないという問題点を有する0 また、後者の例では、シリコン系カップリング剤の一部
の劣化、および、基材が合成樹脂の場合1基材との界面
が光によシ劣化し、塗膜剥れが発生するという開運を有
する0 そこで本発明は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、耐摩耗性1紫外線遮蔽、耐薬
品性を有し、且つ、耐候性あるいは耐光性に優れた酸化
チタン微粒子を提供することである0 更には為光学的に透明な塗膜および樹脂組成物に混合し
・上に述べた機能を発現するものであるO〔問題点を解
決するための手段〕 本発明の酸化チタン微粒子は、粒径が1ないし50ミリ
ミクロンの酸化チタン微粒子内[、Ti原子に対しSl
ないし10,000 ppmの範囲で、Oo、V、Cr
、Mn、Cu、S’b、W、Pt 。
Hg、Pb、Biよシ選ばれる金属原子を含むことを特
徴とする0 こむで、前記酸化チタン微粒子は、微結晶性粒子であり
、添加金属原子は結晶構造を形成しているチタン原子の
一部を置換する形、あるいは、結晶格子間に閉じこめら
、れた形で存在するものと考えられる。
また、前記酸化チタン微粒子は、水、アルコールおよび
その他の溶剤中に分散したコロイドゾルの形が望ましい
ここで、粒径は1ないし50ミリミクロンが必要だが・
塗膜への応用を例にとると、用いる粒径が1ミリミーク
ロン以下では、充分な耐摩耗性、紫外線遮蔽効果が得ら
れず、また、粒径が50ミリミクロン以上では、得られ
た塗膜は白濁し・透明性が低下すると同時に、耐光性が
低下する0まだ、酸化チタン微粒子は、気相合成1粉砕
等が可能であるが・分散性の問題から、液相で粒子成長
によシ得る方法が好ましい。
液相法として、(1)チタンアルコラード等の有機チタ
ン化合物の加水分解・縮合反応による生成1(1)チタ
ン酸水溶液の中和・脱水縮合による粒子生成、等の方法
が一般的である。この合成途中に、Co、V、Cr、M
u、Cu、8b、W、Pt。
、  Hg、Pb、Biの塩化物・酸塩化物、痔のハロ
ゲン化物や硝酸塩・硫酸塩等の塩類、アセチルアセトネ
ート等の配位したキレート性化合物やアルフラート等の
形で添加できる@特に、(1)のチタン酸から導くケー
スでは上記金属の水酸化物や、強酸塩であることが望ま
しい。
この金属原子は1種あるいは2種以上を%1ないしIQ
、OOOppmの範囲で含有する必要がある。
即ち、j ppm以下では一添加の効果がなく10.O
Q Optzm以上の添加は技術的にも困難で酸化チタ
ンの特性が損われる為好ましくない。
このようKして得られる酸化チタン微粒子の応用につい
て述べる0 塗膜に応用する場合1この酸化チタン微粒子を溶剤およ
びバインダビヒクルに分散させて用いる0バインダビヒ
クルとして用いる材料として杜、シランカップリング剤
、酸化ケイ素ゾルや合成高分子、天然高分子、変成天然
高分子等がある。また、増粘剤、フローコントロール剤
、レベリング剤、溶剤、染料等から構成される0この中
でもシランカップリング剤は、有用であプ、官能性の有
機基を有するシラン化合物が利用可能である・例として
は、  −。
テトラメトキシシラン。
メチルトリメトキシシラン。
ビニルトリメトキシシラン。
r−メタクリロイルオキシプロビルトリメトキジシラン
γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン。
γ−メルカプトプロビルトリメトキシシラーン。
r−了ミノブロビルトリメトキシシラン。
γ−ウレイドプロピルトリメトキシシラン。
N−フェニルアミノプロピルトリメトキシシラン等の三
官能シランや、前記三官能シランの一部かメチル基、エ
チル基、ビニル基に置換したシラン化合物が挙げられる
また1高分子体の例では、セルロース類、石油樹脂類、
キチン類、グルコース類等の天然高分子や、ポリビニル
アルコール、エポキシ樹脂、ポリアクリル酸エステル、
ポリウレタン1ポリスチレン等の合成高分子が挙げられ
る。
また、反応性モノマーあるいは、オリゴマーの例として
は、光硬化可能なアクリレートや、エチレングリコール
ジグリシジルエーテル等のエポキシ化合物、ラクトン等
の開環重合性モノマー、イソシアネート類の反応性モノ
マーを挙げることができる。
、また、溶剤としては、種々のアルコール類、エテル類
、ケトン類、セロソルブ類−ホルムアミド類、水等が有
用である@ 塗膜用途以外に、樹脂への混合分散し用いることも出来
る。この方法としては、水性エマルジョン樹脂と混合し
、ソリッド化する方法、樹脂へ混練し分散し成形する方
法等公知の方法でブレンドすることができる0これらの
樹脂としては、アクリル系樹脂1ポリカーボネート、塩
ビ、ナイロン等がある。
塗膜1樹脂、何れの場合にも、以上述べたような透明性
材料用途に用いる〇 〔作 用〕 このようにして得られる酸化チタン微粒子は、の耐光性
の向上 0透明性の確保 に効果があるが、その作用につき説明する。
即ちミ■の耐光性については、詳細な原理は不明である
が、酸化チタンの光触媒効果が幾つか報告されている(
例えば、G、N 、8chrauzerand  T、
D、Guth、、r、Am、Ohem、soo、。
Lユ、7189 (1977) )。本発明は・酸化チ
タン微粒子に光触媒活性をもつ活性点があると考え、各
種金属種を添加し、特に効果のあった金属を見出したも
のである。従って、メカニズムとしてはこれらの金属が
酸化チタンの光活性点の近く、あるい社、弱い結合を伴
って塗膜中に存在し、光触媒能、すなわち光エネルギー
の化学エネルギーへの変換を防げていると推測出来る@
言い換えれば1酸化チタンのもつ光触媒能は、光エネル
ギーを化学エネルギーに変換し、化学的な活性種を作り
だすものであシ、これが、酸化チタンを含む塗膜のビヒ
クルの化学結合を切断、変質させるものであったと考え
られる・そして、本発明は、酸化チタンのもつ光エネル
ギーの化学エネルギーへの変換過程の抑制か、または、
変換された光エネルギーを熱エネルギーとすることにょ
シ、酸化還元能を抑制したものと考えられる@即ち、酸
化チタン中のチタン原子の光励起に要するエネルギーレ
ベルは、紫外可視域にあるが、添加原子のドーピングに
よシ励起あるいは・エネルギー放出過程のレベルが、熱
運動レベルかあるいは遠紫外域ヘシフトしたものと考え
られる口ここで、有機物の基本骨格である炭素〜炭素結
合や・炭素〜水素結合・炭素〜酸素の結合エネルギーは
約80〜100KaaJ17へ02であシ、光エネルギ
ーに換算すると、ちょうど可視・紫外域に相当する0本
発明の構成の主な作用は、このエネルギーレベルを変更
スルことによシ樹脂や塗膜へ応用した場合、光エネルギ
ー伝達機構を変えることKよシ光に対する耐久性を増し
たものである〇 @透明性の確保については、酸化チタンの粒径を50ミ
リζクロン以下にすることKより、粒子表面の乱反射を
抑え透明性を増すことができた。
透過率を高めようとする光の波長と粒径は、コ胃イド化
学において相関性が見出されている(例えば、H,We
ller at、aJ、Ohem、Phvs 。
Lett@rs、124.557(1986))。
本発明は、バインダビヒクルに均等に酸化チタンを分散
させた場合可視光の波長域で透明性に間顯のないレベル
を検討し見出したもので・引用例では、10ミリミクロ
ン以下の粒径が必要とあるが、酸化チタン粒子を所定の
粒径とし、且つバインダ中へ均質に分散させることKよ
シ、粒子と高分子の界面の反射が、許容出来る゛範囲を
見出したものである。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、これ
は本発明を限定するものではない0尚、実施例中、部は
重量部を表わす。
実施例t マグネット攪拌子による攪拌装置を有するガラス製フラ
スコ内ニ、イソプロピルアルコール200部、了セチル
アセトン2部、2−テトラブトキシチタン85部を入れ
均一な溶液とした0続いて該溶液を強攪しつつ、0.1
規定塩酸水9部をゆっくシ滴下した◎滴下終了後、昇温
し、2時間遺留を実施したのち室温下−晩熟成を行った
次ニ、オキシ塩化バナジウム0.15部を、4部の濃塩
酸に溶解し、ここに200部の水を加え希釈した・先に
得られたチタン溶液、を攪拌しつつ・この5ナジウムを
含む水溶液を滴下した。このようにして得られた混合液
500部を更に二昼夜熟成を行った〇 次に前記溶液を攪拌しつつ昇温し、イソプロピルアルコ
ールを主に含む留分を留去した・留出温度が95℃とな
ったところで留去を終了した0こf)留分け、約s o
 o部であ)、イソプロピルアルコール、水、ブタノー
ルを主とするものであった0この液を40℃で1週間熟
成することによシ、チタン原子に対し、500ppmの
バナジウムを含む酸化チタン微粒子分散液を得た。この
固型分濃度は約10%であった・また粒径は、電顕より
10ミリミクロンであることが確認された。
耐光性の評価は、この液5部に酸化発色剤005部を加
え、ガラスプレート上で乾燥させたテスト試料に、キセ
ノンランプによる光照射を50時間行い、その呈色の程
度を目視検査した。この評価結果を第1表に示す。
実施例2 ガラス製フラスコ内に、(Tt(ola・雷H10〕鴨
で示されるチタン酸ゲル60部を10.0部の濃塩酸に
加えた0次に1塩化鉛α09部を加えたのち、加熱還流
を2時間行い半透明の水溶液゛とした0続いて、水を1
00部加えたのち窒素気流中、攪拌を行い70℃で60
時間反応させた0このようKして、鉛原子を含む酸化チ
タン微粒子の水性ゾル200部を得た・この固型分濃度
は約10襲であった。この粒径は、電顕によると約15
ミリミクpンであった@ この酸化チタン微粒子の耐光性評価は実施例1と同様に
行りた・その結果を第1表に示す@応用例を 実施例2で得られた水性ゾル100部は窒素バブリング
およびイオン交換樹脂による処理を行うことによシ、液
中の塩化水素量を2重量%迄減少させた・ このチタンゾル10部を7ラスフに入れ、攪拌しつつ、
イソプロピルアルコール50部、水50部を加えた口続
いて、r−グリシドキシプロビルトリメトキ、ジシラン
t・5部、エチル上田ツル120部、フローコントロー
ル剤少量を加え、−昼夜放置し、塗料とした・ この塗液を、酸素プラズマによシ表面処理を行ったポリ
カーボネート製レンズに塗布を行い、120℃で2時間
、加熱し、硬化を行りた◎この硬化膜は、高屈折率(%
=−s、7s)を示した。
この複合体は表面反射が増加し外観にすぐれると同時に
、良好な紫外線カツト性を示した0耐候性については、
キセノンランプによるフェードメーターで100時間照
射を行った後も膜に変化はみられなかった・ 実施例五〜7.比較例1〜6 実施例2において、塩化鉛のかわりに第1表に示す化合
物を用いること以外は実施例2と同様にして、酸化チタ
ン微粒子を得た◎結果を第1衷に示す0 また、応用例1と同様に塗膜に応用したところ、比較例
のブランクあるいは金属原子を添加したチタン系塗膜は
、光照射によシ剥れおちてしま9・添加による効果がみ
られなかった。
第    1    表 〔発明の効果〕 本発明は1酸化チタンの結晶構造中に、バナジウム・鉛
等の特定の金属を含ませることによシ、光活性のある酸
化チタンの触媒毒作用をかき出すものである@ 本発明によシ得られた酸化チタン微粒子は・その優れた
耐光性と微粒子性を活かして種々の用途がある。
第1の目的とするところは、塗膜への応用である0即ち
、樹脂成形物品の表面塗装の塗膜の成分に用い、紫外線
遮蔽 耐溶剤、耐薬品性の向上、表面の硬度向上、赤外
線反射膜や数々の光学材料の反射防止膜の為の高屈折率
膜を形成する必須成分として用いられる。この中でも、
成形物の耐久性向上とともに、特に光学用途において重
要な反射防止膜機能を付与できるという効果を有する。
第2の目的とするところは、樹脂、特に透明樹脂へ混合
し分散させることKより、樹脂の屈折率の向上、紫外線
遮蔽性向上、耐光性向上を果たすことである。
このように、透明性・耐光性、耐薬品性、あるいは高屈
折率を要求される光学材料用途において光劣化を抑え耐
光性を向上させるという効果を有する0 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)粒径が1ないし50ミリミクロンの酸化チタン微粒
    子内に、Ti原子に対し、1ないし10000ppmの
    範囲で、Co、V、Cr、Mn、Cu、Sb、W、Pt
    、Hg、Pb、Biより選ばれる金属原子を含むことを
    特徴とする酸化チタン微粒子。 2)前記酸化チタン微粒子は、微結晶構造を有し、添加
    金属原子は、結晶構造の一部に置換あるいは、閉じこめ
    られた形で存在することを特徴とする特許請求の範囲1
    項記載の酸化チタン微粒子。 3)前記酸化チタン微粒子は、水または他の溶剤に分散
    したコロイドゾルであることを特徴とする特許請求の範
    囲1項記載の酸化チタン微粒子。
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