JPS632274B2 - - Google Patents
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- JPS632274B2 JPS632274B2 JP7525880A JP7525880A JPS632274B2 JP S632274 B2 JPS632274 B2 JP S632274B2 JP 7525880 A JP7525880 A JP 7525880A JP 7525880 A JP7525880 A JP 7525880A JP S632274 B2 JPS632274 B2 JP S632274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- erythromycin
- methylerythromycin
- acid
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明はエリスロマイシン誘導体に関し、更に
詳しくは耐酸性で血中濃度の高いエリスロマイシ
ン誘導体に関する。 エリスロマイシンAはグラム陽性菌に対して強
い抗菌作用を有する極めて有用なマクロライド系
抗生物質であるが、経口による投与では胃内で酸
により急速に抗菌活性を失なつてしまい、そのた
め、その血中濃度があがらないという欠点があ
る。 本発明者らは種々研究の結果、エリスロノライ
ド環の6位と11位の水酸基をメチル化したエリス
ロマイシン誘導体は経口による投与によつても抗
菌活性が失われないことを発明し、本発明を完成
した。 本発明の目的化合物は、 式 で表わされるエリスロマイシン誘導体(以下、化
合物と称する。)またはその塩である。本発明
において塩とは、薬理的に許容される塩であつ
て、例えば酒石酸、クエン酸、コハク酸などの有
機酸との塩;メタンスルホン酸との塩、アミノエ
タンスルホン酸との塩;アスパラギン酸、グルタ
ミン酸などのアミノ酸との塩が挙げられる。 化合物は例えば次の方法で製造することがで
きる。すなわち、イー・エツチ・フリン(E.H.
Flynn)ら〔ジヤーナル・オブ・ザ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイテイ(Journal of the
American Chemical Society)、77巻、3104ペー
ジ(1955年)〕の方法に従つて合成されるところ
の、 式 (式中、Rは−COOCH2C6H5を示す)で表わさ
れる化合物(以下、化合物と称する。)に適当
な塩基(例えば、水素化リチウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウムなどの水素化アルカリ金
属;リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウ
ムアミドなどのアルカリ金属アミド;ブチルリチ
ウム;リチウムジイソプロピルアミドなど)の存
在下にヨウ化メチルを作用させて、エリスロノラ
イド環の6位と11位の水酸基をメチル化して 式 (式中、Rは前記と同義である。)で表わされる
化合物(以下、化合物と称する。)となし、常
法による後処理を行なつた後、シリカゲルクロマ
トグラフイーにより精製単離する。 この単離した化合物を前記イー・エツチ・フ
リンらの方法に準じて接触還元して、その保護基
Rを脱離させた後、過剰のホルムアルデヒドの存
在下に接触還元してN−メチル化を行ない、化合
物を得る。 また、化合物の保護基Rの脱離とN−メチル
化を同時に行なつて化合物とすることもでき
る。 化合物から化合物を得る反応において、化
合物1モルに対してヨウ化メチル5〜10モル、
塩基1〜2モルを用い、−78℃〜室温、望ましく
は−5〜5℃の間で反応させる。 溶媒としては反応に関与することなく、エリス
ロマイシン誘導体を溶解する溶媒(例えば、N・
N−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメチルア
セトアミドなどのアプロテイツクな溶媒)を用い
る。 本発明の目的化合物である化合物は文献未載
の新規な化合物であり、経口による投与で血中濃
度がエリスロマイシンAの血中濃度に比べて著し
く高く、しかもその抗菌活性はエリスロマイシン
Aの抗菌活性より優れており、医薬として有用で
ある。 次に化合物が酸安定性、抗菌性、体内活性お
よび血中濃度においてすぐれていることを明らか
にする試験例および化合物の製造例を示す実施
例を挙げ、本発明を具体的に説明する。 試験例 1 (酸安定性) コントロールとしてエリスロマイシンAを用
い、化合物をPH2(clark−Lubsの緩衝液)に
一定時間保持した後、スタフイロコツカス アウ
レウスFDA209株を用いて、その残存活性をデイ
スク法により測定した。 その結果を第1表に示す。
詳しくは耐酸性で血中濃度の高いエリスロマイシ
ン誘導体に関する。 エリスロマイシンAはグラム陽性菌に対して強
い抗菌作用を有する極めて有用なマクロライド系
抗生物質であるが、経口による投与では胃内で酸
により急速に抗菌活性を失なつてしまい、そのた
め、その血中濃度があがらないという欠点があ
る。 本発明者らは種々研究の結果、エリスロノライ
ド環の6位と11位の水酸基をメチル化したエリス
ロマイシン誘導体は経口による投与によつても抗
菌活性が失われないことを発明し、本発明を完成
した。 本発明の目的化合物は、 式 で表わされるエリスロマイシン誘導体(以下、化
合物と称する。)またはその塩である。本発明
において塩とは、薬理的に許容される塩であつ
て、例えば酒石酸、クエン酸、コハク酸などの有
機酸との塩;メタンスルホン酸との塩、アミノエ
タンスルホン酸との塩;アスパラギン酸、グルタ
ミン酸などのアミノ酸との塩が挙げられる。 化合物は例えば次の方法で製造することがで
きる。すなわち、イー・エツチ・フリン(E.H.
Flynn)ら〔ジヤーナル・オブ・ザ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイテイ(Journal of the
American Chemical Society)、77巻、3104ペー
ジ(1955年)〕の方法に従つて合成されるところ
の、 式 (式中、Rは−COOCH2C6H5を示す)で表わさ
れる化合物(以下、化合物と称する。)に適当
な塩基(例えば、水素化リチウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウムなどの水素化アルカリ金
属;リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウ
ムアミドなどのアルカリ金属アミド;ブチルリチ
ウム;リチウムジイソプロピルアミドなど)の存
在下にヨウ化メチルを作用させて、エリスロノラ
イド環の6位と11位の水酸基をメチル化して 式 (式中、Rは前記と同義である。)で表わされる
化合物(以下、化合物と称する。)となし、常
法による後処理を行なつた後、シリカゲルクロマ
トグラフイーにより精製単離する。 この単離した化合物を前記イー・エツチ・フ
リンらの方法に準じて接触還元して、その保護基
Rを脱離させた後、過剰のホルムアルデヒドの存
在下に接触還元してN−メチル化を行ない、化合
物を得る。 また、化合物の保護基Rの脱離とN−メチル
化を同時に行なつて化合物とすることもでき
る。 化合物から化合物を得る反応において、化
合物1モルに対してヨウ化メチル5〜10モル、
塩基1〜2モルを用い、−78℃〜室温、望ましく
は−5〜5℃の間で反応させる。 溶媒としては反応に関与することなく、エリス
ロマイシン誘導体を溶解する溶媒(例えば、N・
N−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメチルア
セトアミドなどのアプロテイツクな溶媒)を用い
る。 本発明の目的化合物である化合物は文献未載
の新規な化合物であり、経口による投与で血中濃
度がエリスロマイシンAの血中濃度に比べて著し
く高く、しかもその抗菌活性はエリスロマイシン
Aの抗菌活性より優れており、医薬として有用で
ある。 次に化合物が酸安定性、抗菌性、体内活性お
よび血中濃度においてすぐれていることを明らか
にする試験例および化合物の製造例を示す実施
例を挙げ、本発明を具体的に説明する。 試験例 1 (酸安定性) コントロールとしてエリスロマイシンAを用
い、化合物をPH2(clark−Lubsの緩衝液)に
一定時間保持した後、スタフイロコツカス アウ
レウスFDA209株を用いて、その残存活性をデイ
スク法により測定した。 その結果を第1表に示す。
【表】
試験例 2
(抗菌スペクトラム)
コントロールとして、エリスロマイシンAを用
い、化合物について寒天平板稀釈法によつて各
種菌に対する抗菌試験を行なつた。 その結果をMIC値(最抵阻止濃度、μg/ml)
で表わし、第2表に示す。
い、化合物について寒天平板稀釈法によつて各
種菌に対する抗菌試験を行なつた。 その結果をMIC値(最抵阻止濃度、μg/ml)
で表わし、第2表に示す。
【表】
試験例 3
(生体内活性)
雄性ddY系マウス(体重18〜22g)を1群10匹
とし、スタフイロコツカス アウレウススミスNo.
4を接種した。エリスロマイシンAをコントロー
ルとして用い、菌接種後、1時間目および4時間
目に化合物を経口投与し、投与後7日目のマウ
スの生存数を求めて、その生体活性を調べた。 その結果を第3表に示す。
とし、スタフイロコツカス アウレウススミスNo.
4を接種した。エリスロマイシンAをコントロー
ルとして用い、菌接種後、1時間目および4時間
目に化合物を経口投与し、投与後7日目のマウ
スの生存数を求めて、その生体活性を調べた。 その結果を第3表に示す。
【表】
試験例 4
(血中濃度)
コントロールとしてエリスロマイシンAを用
い、化合物について家兎への経口投与による血
中濃度の経時変化を調べた。 (投与量は、化合物 50mg/Kg、エリスロマ
イシンA100mg/Kgである。) その結果を第4表に示す。
い、化合物について家兎への経口投与による血
中濃度の経時変化を調べた。 (投与量は、化合物 50mg/Kg、エリスロマ
イシンA100mg/Kgである。) その結果を第4表に示す。
【表】
実施例 1
(1) O・N−ジベンジルオキシカルボニル−デス
−N−メチルエリスロマイシンA39.6gとヨウ
化メチル17mlを乾燥N・N−ジメチルホルムア
ミド150mlに溶解し、窒素気流中0〜5℃に冷
却、撹拌しながら2.3gの50%油性水素化ナト
リウムを少量ずつ添加し、更に1時間撹拌を継
続した。 反応終了後、氷冷下にトリエチルアミン50ml
をこれに注加し、析出物を別した。得られた
固形物を酢酸エチルで十分洗滌し、その洗滌液
を母液と合せ、飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を溜去して得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーを用いて製精し、シリカゲル薄層クロマ
トグラフイー〔エー・メルク・ダルムシユタツ
ト社製プレコーテツド薄層クロマトグラフイー
プレートシリカゲル60 F254;展開溶媒:酢酸
エチル−n−ヘキサン(2:1)混合溶媒〕に
て確認し、Rf値0.33(出発物質のRf値は0.20)
の区分を集め、減圧下に溶媒を留去することに
より6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベン
ジルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリ
スロマイシンA(無色透明のガラス状結晶、m.
p.108〜110℃)10gを得、これを更にエーテル
から再結晶した。 m.p.155〜158℃ NMR(CDCl3) δ=2.80(s、3H)、3.02(s、3H)、3.52(s、
3H)、5.02(s、4H)、7.28(s、10H) (2) 6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベンジ
ルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリス
ロマイシンA1.8gを酢酸ナトリウム0.66gとと
もに酢酸0.4ml、水20mlおよびエタノール100ml
の混合溶液に溶解し、パラジウム黒0.2gを用
い、常圧、常温で接触還元を行なつた。反応終
了後、触媒を別し、液を減圧下に約4分の
1量に濃縮した。これに水50mlを加え、炭酸ナ
トリウム水溶液でPHを約10に調整した後、クロ
ロホルムで抽出した。このクロロホルム層を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を溜
去して得られた残渣をクロロホルム−エーテル
より再結晶し、6・11−ジ−O−メチル−デス
−N−メチルエリスロマイシンA(無色針状結
晶)0.93gを得た。 m.p.224.5〜227℃ NMR(CDCl3) δ=2.42(s、3H)、3.10(s、3H)、3.32(s、
3H)、3.57(s、3H) (3) 6.11−ジ−O−メチル−デス−N−メチルエ
リスロマイシンA0.4gと37%ホルムアルデヒ
ド水溶液1mlをメタノール50mlに加え、室温で
1時間放置し、ついで5%パラジウム−炭素
0.2gを用いて、常圧、常温で接触還元を行な
つた。 反応後、触媒を別し、そ液を減圧下に濃
縮して大部分のメタノールを溜去した。 得られた残渣に水50mlを加え、炭酸ナトリウ
ムでアルカリ性とした後、ジクロルメタンで抽
出し、これを水洗後、乾燥した。これの溶媒を
溜去し、その残渣をクロロホルム−エーテルよ
り再結晶して6・11−ジ−O−メチルエリスロ
マイシンA(化合物、無色針状結晶)0.4gを
得た。 m.p.251〜253℃(分解) 元素分析値(C39H71NO13)として 理論値(%):C61.47、H9.39、N1.84 測定値(%):C61.48、H9.29、N1.72 マス・スペクトル:M+=761 IRνCHCl3 nax:3500、1720、1705cm-1 NMR(CDCl3) δ=1.42(s、3H)、2.33(s、6H)、3.12(s、
3H)、3.35(s、3H)、3.60(s、3H) UVλCHCl3 naxnm(ε):292(23.6) 実施例 2 (1) O・N−ベンジルオキシカルボニル−デス−
N−メチルエリスロマイシンA20gとヨウ化メ
チル10mlをジメチルスルホキド−テトラヒドロ
フラン(1:1)の混合溶媒80mlに溶解し、氷
冷下に撹拌しながら50%油性水素化ナトリウム
1.62gを加え、次いで室温で1.5時間撹拌して
反応させた。反応終了後氷冷下にトリエチルア
ミン30mlを加え、30分撹拌した。 反応液を酢酸エチル500mlと飽和食塩水200ml
との混液に注ぎこみ、充分撹拌後酢酸エチル層
を分離した。 この酢酸エチル層を飽和食塩水200mlで2回
洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に濃縮乾固して泡状物質20gを得た。 次いでこれをシリカゲル・カラムクロマトグ
ラフイー(展開溶媒:酢酸エチル−n−ヘキサ
ン1:1)により製精し、6・11−ジ−O−メ
チル−O・N−ジベンジルオキシカルボニル−
デス−N−メチルエリスロマイシンA(無色透
明のガラス状結晶、m.p.110〜112℃)8.6gを
得た。 これをエーテルから再結晶して白色結晶を得
た。 m.p.155〜158℃ (2) 6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベンジ
ルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリス
ロマイシンA9.4gおよび酢酸ナトリウム1.32g
を酢酸0.8ml、水40mlおよびエタノール200mlの
混合溶液に溶解し、これにパラジウム黒1gを
加え、常温、常圧で5時間接触還元を行なつ
た。 ついで、これに37%ホルムアルデヒド水溶液
32mlを注加して、更に接触還元を7時間継続し
た。 反応終了後、触媒を別し、その液を減圧
下で濃縮して約4分の1の液量とし、これに水
100mlを加え、炭酸ナトリウム水でPH約10とし
た。 これをクロロホルムで抽出し、水洗後乾燥
し、溶液を溜去し、得られた残渣をジクロルメ
タン−石油エーテルから再結晶することによ
り、6・11−ジ−O−メチルエリスロマイシン
A(化合物、無色針状結晶)6gを得た。 本化合物の物性は、実施例1(3)で得た化合物
の物性と同一であつた。
−N−メチルエリスロマイシンA39.6gとヨウ
化メチル17mlを乾燥N・N−ジメチルホルムア
ミド150mlに溶解し、窒素気流中0〜5℃に冷
却、撹拌しながら2.3gの50%油性水素化ナト
リウムを少量ずつ添加し、更に1時間撹拌を継
続した。 反応終了後、氷冷下にトリエチルアミン50ml
をこれに注加し、析出物を別した。得られた
固形物を酢酸エチルで十分洗滌し、その洗滌液
を母液と合せ、飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を溜去して得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーを用いて製精し、シリカゲル薄層クロマ
トグラフイー〔エー・メルク・ダルムシユタツ
ト社製プレコーテツド薄層クロマトグラフイー
プレートシリカゲル60 F254;展開溶媒:酢酸
エチル−n−ヘキサン(2:1)混合溶媒〕に
て確認し、Rf値0.33(出発物質のRf値は0.20)
の区分を集め、減圧下に溶媒を留去することに
より6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベン
ジルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリ
スロマイシンA(無色透明のガラス状結晶、m.
p.108〜110℃)10gを得、これを更にエーテル
から再結晶した。 m.p.155〜158℃ NMR(CDCl3) δ=2.80(s、3H)、3.02(s、3H)、3.52(s、
3H)、5.02(s、4H)、7.28(s、10H) (2) 6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベンジ
ルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリス
ロマイシンA1.8gを酢酸ナトリウム0.66gとと
もに酢酸0.4ml、水20mlおよびエタノール100ml
の混合溶液に溶解し、パラジウム黒0.2gを用
い、常圧、常温で接触還元を行なつた。反応終
了後、触媒を別し、液を減圧下に約4分の
1量に濃縮した。これに水50mlを加え、炭酸ナ
トリウム水溶液でPHを約10に調整した後、クロ
ロホルムで抽出した。このクロロホルム層を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を溜
去して得られた残渣をクロロホルム−エーテル
より再結晶し、6・11−ジ−O−メチル−デス
−N−メチルエリスロマイシンA(無色針状結
晶)0.93gを得た。 m.p.224.5〜227℃ NMR(CDCl3) δ=2.42(s、3H)、3.10(s、3H)、3.32(s、
3H)、3.57(s、3H) (3) 6.11−ジ−O−メチル−デス−N−メチルエ
リスロマイシンA0.4gと37%ホルムアルデヒ
ド水溶液1mlをメタノール50mlに加え、室温で
1時間放置し、ついで5%パラジウム−炭素
0.2gを用いて、常圧、常温で接触還元を行な
つた。 反応後、触媒を別し、そ液を減圧下に濃
縮して大部分のメタノールを溜去した。 得られた残渣に水50mlを加え、炭酸ナトリウ
ムでアルカリ性とした後、ジクロルメタンで抽
出し、これを水洗後、乾燥した。これの溶媒を
溜去し、その残渣をクロロホルム−エーテルよ
り再結晶して6・11−ジ−O−メチルエリスロ
マイシンA(化合物、無色針状結晶)0.4gを
得た。 m.p.251〜253℃(分解) 元素分析値(C39H71NO13)として 理論値(%):C61.47、H9.39、N1.84 測定値(%):C61.48、H9.29、N1.72 マス・スペクトル:M+=761 IRνCHCl3 nax:3500、1720、1705cm-1 NMR(CDCl3) δ=1.42(s、3H)、2.33(s、6H)、3.12(s、
3H)、3.35(s、3H)、3.60(s、3H) UVλCHCl3 naxnm(ε):292(23.6) 実施例 2 (1) O・N−ベンジルオキシカルボニル−デス−
N−メチルエリスロマイシンA20gとヨウ化メ
チル10mlをジメチルスルホキド−テトラヒドロ
フラン(1:1)の混合溶媒80mlに溶解し、氷
冷下に撹拌しながら50%油性水素化ナトリウム
1.62gを加え、次いで室温で1.5時間撹拌して
反応させた。反応終了後氷冷下にトリエチルア
ミン30mlを加え、30分撹拌した。 反応液を酢酸エチル500mlと飽和食塩水200ml
との混液に注ぎこみ、充分撹拌後酢酸エチル層
を分離した。 この酢酸エチル層を飽和食塩水200mlで2回
洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に濃縮乾固して泡状物質20gを得た。 次いでこれをシリカゲル・カラムクロマトグ
ラフイー(展開溶媒:酢酸エチル−n−ヘキサ
ン1:1)により製精し、6・11−ジ−O−メ
チル−O・N−ジベンジルオキシカルボニル−
デス−N−メチルエリスロマイシンA(無色透
明のガラス状結晶、m.p.110〜112℃)8.6gを
得た。 これをエーテルから再結晶して白色結晶を得
た。 m.p.155〜158℃ (2) 6・11−ジ−O−メチル−O・N−ジベンジ
ルオキシカルボニル−デス−N−メチルエリス
ロマイシンA9.4gおよび酢酸ナトリウム1.32g
を酢酸0.8ml、水40mlおよびエタノール200mlの
混合溶液に溶解し、これにパラジウム黒1gを
加え、常温、常圧で5時間接触還元を行なつ
た。 ついで、これに37%ホルムアルデヒド水溶液
32mlを注加して、更に接触還元を7時間継続し
た。 反応終了後、触媒を別し、その液を減圧
下で濃縮して約4分の1の液量とし、これに水
100mlを加え、炭酸ナトリウム水でPH約10とし
た。 これをクロロホルムで抽出し、水洗後乾燥
し、溶液を溜去し、得られた残渣をジクロルメ
タン−石油エーテルから再結晶することによ
り、6・11−ジ−O−メチルエリスロマイシン
A(化合物、無色針状結晶)6gを得た。 本化合物の物性は、実施例1(3)で得た化合物
の物性と同一であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 で表わされるエリスロマイシン誘導体またはその
塩。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7525880A JPS572298A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Erythromycin derivative |
| US06/266,060 US4331803A (en) | 1980-06-04 | 1981-05-19 | Novel erythromycin compounds |
| DE8181302328T DE3160084D1 (en) | 1980-06-04 | 1981-05-27 | Novel erythromycin compounds |
| AT81302328T ATE2623T1 (de) | 1980-06-04 | 1981-05-27 | Erythromycin-derivate. |
| EP81302328A EP0041355B1 (en) | 1980-06-04 | 1981-05-27 | Novel erythromycin compounds |
| NL930083C NL930083I2 (nl) | 1980-06-04 | 1993-06-21 | Nieuwe erytromycineverbindingen. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7525880A JPS572298A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Erythromycin derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572298A JPS572298A (en) | 1982-01-07 |
| JPS632274B2 true JPS632274B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=13571008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7525880A Granted JPS572298A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Erythromycin derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS572298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6374781U (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69730138T2 (de) * | 1996-07-29 | 2005-03-03 | Abbott Laboratories, Abbott Park | Herstellung von kristallinen form ii von clarithromycin |
| WO1998018808A1 (fr) * | 1996-10-31 | 1998-05-07 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Derives de l'erythromycine |
| JP2000198795A (ja) * | 1996-10-31 | 2000-07-18 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | エリスロマイシンa誘導体 |
| US7435805B2 (en) * | 2003-05-30 | 2008-10-14 | Glaxpsmithkline Istrazivacki | O-alkyl macrolide and azalide derivatives and regioselective process for their preparation |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7525880A patent/JPS572298A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6374781U (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572298A (en) | 1982-01-07 |
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