JPS63239256A - フエニルアラニン誘導体および蛋白分解酵素阻害剤 - Google Patents

フエニルアラニン誘導体および蛋白分解酵素阻害剤

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JPS63239256A
JPS63239256A JP62071743A JP7174387A JPS63239256A JP S63239256 A JPS63239256 A JP S63239256A JP 62071743 A JP62071743 A JP 62071743A JP 7174387 A JP7174387 A JP 7174387A JP S63239256 A JPS63239256 A JP S63239256A
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Application number
JP62071743A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Okamoto
岡本 彰祐
Yoshio Okada
岡田 芳男
Akiko Okumiya
奥宮 明子
Taketoshi Naito
威敏 内藤
Yoshio Kimura
木村 義生
Morihiko Yamada
守彦 山田
Tokuo Ono
大野 徳雄
Yasuhiro Katsuura
勝浦 保宏
Hiroshi Nojima
野島 浩史
Takashi Shishikura
孝 宍倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なフェニルアラニン誘導体に関し、更に詳
しくは蛋白分解酵素阻害活性を有するフェニルアラニン
誘導体又はその薬学的に許容し得る塩及びそれらを有効
成分とする蛋白分解酵素阻害剤に関する。
、 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
生体内には種々の蛋白分解酵素が存在していることは周
知の通りであり、例えばセリン蛋白分解酵素であるカリ
クレイン、トリプシン、プラスミン、ウロキナーゼなど
が知られている。これらの中でカリクレインは血中の他
、各種の臓器、分泌腺に広く分布し、通常は前駆体プレ
カリクレインとして存在し、ハロゲン原子あるいは他の
蛋白分解酵素によって活性化される。ここでカリクレイ
ンの通常の生体内の働きをあげれば、■カリクレインー
キニン系として血圧調節で降圧に働いている、■プラス
ミノーゲンよりプラスミンを生成することにより線溶系
の活性化を行う、■内因系の血液凝固系に関与している
、■補体系に作用し、それらを活性化させる、■臓器あ
るいは分泌腺においては局所の循環改善に重要な働きを
演じている、など様々であるが、一方、カリクレインの
異常な活性化、中でも局所における異常な活性化は凝固
線溶系の亢進による局所循環不全、汎発性血管内血液凝
固を伴い、組織障害を起こし、炎症、潰瘍等の、又補体
系活性化はアレルギー反応誘発の原因と考えられる。従
ってカリクレインの強力な阻害剤は血圧調節、炎症、急
性膵炎壊死、潰瘍、アレルギーの治療ならびに免疫調節
剤として有用である。
さらにトリプシンについては、本来、膵臓内では前酵素
のトリプシノーゲンとして存在するが、゛アルコール、
胆石、外傷などが原因となり膵臓内で活性化されること
により、膵臓自己消化を招き、膵炎の臨床症状を呈する
。また実験的にラットを用い、トリプシンを逆行性に膵
臓に注入した場合に、激烈な膵炎の発生が認められ、こ
れはトリプシン阻害剤によって治癒することが確かめら
れている。
よってトリプシンの強力な阻害剤は臨床的に膵炎の治療
に有用である。
従来からかかる作用を有する蛋白分解酵素阻害剤の開発
が進められており、その中で本発明に比較的類似の薬理
作用を存する薬物としては、牛肺臓より得られるポリペ
プチドの蛋白分解酵素阻害剤のアプロチニンが知られて
いるが、アプロチニン自体、人に投与した場合抗原とな
り得、アレルギーなどの副作用発現の可能性が大いにあ
り、長期ならびに反復の使用に耐えうるものではない。
又、近年、蛋白分解酵素阻害剤として知られるPUT−
175(表3、阻2)は、膵炎の急性症状の改善に使用
されているが、その阻害スペクトラムの広さ、生体内半
減期の短さ、大いなる血圧降下作用ならびにLD、。値
の小ささなどから、臨床上使用するには十分な監視が必
要となり、患者、医師等の負担を大きくするものである
本発明はかかる従来技術の問題点を解決し、高選択的阻
害活性を有し、比較的低分子量で、生体内半減期が長く
、及びLDs。値が大きいなどの実用上有用な性質を有
する化合物及びそれらを有効成分とする蛋白分解酵素阻
害剤の開発を目的とする。
〔前記問題点を解決するための手段〕
本発明に従えば、一般式(I) を示し、 又は−(CH2)、−(式中、mは0.1もしくは2て
あり、nは3.4もしくは5である)を示し、 Xはヒドロキシル基、ニトロ基1.アミノ基、フェノキ
シ基(ハロゲン原子もしくはニトロ基で置換されていて
もよい)、01〜C4アルキルオキシ基(フェニル基も
しくはベンゾイル基で置換されていてもよい)、ベンゾ
イル基、ピリジルオキシ基(ハロゲン原子もしくはニト
ロ基で置換されていてもよい)又はC,−C,アルキル
基(ハロゲン原子で置換されていてもよい)を示し、そ
れぞれ独立に、水素原子、フェニル基(ベンゾイル基;
 c r〜C4アルキルカルボニル基;C+〜C,アル
コキシカルボニル基もしくはヒドロキシカルボニル基で
置換されていてもよいC3〜C4アルキル基;ヒドロキ
シカルボニル基もしくはCI−Caアルコキシカルボニ
ル基で置換されていてもよいC2〜C,アルケニル基;
CI〜C4アルコキシカルボニル基;又はアミジノ基で
置換されていてもよい)、ピリジル基(ハロゲン原子も
しくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、イミ
ダゾリル基、ピリミジル基、テトラゾリル基、チアゾリ
ル基CCl−Caアルコキシカルボニル基で置換されて
いてもよいC,−C。
アルキル基で置換されていてもよい)、CI〜Cbアル
キル基(C,〜C4アルコキシ基、C1〜C4アルコキ
シカルボニル基、フェニル基もしくはベンゾイル基で置
換されていてもよい)、C1〜C7シクロアルキル基(
Cr〜C4アルコキシカルボニル基で置換されていても
よい)、又はR″及びR2がそれらが結合する窒素原子
と一緒になってピペラジル基(N原子がフェニル基で置
換されていてもよい01〜C4アルキル基で置換されて
いてもよい)、ピペリジノ基(カルボキシル基もしくは
CI−Caアルコキシカルボニル基で置換されていても
よい)、ピロリジル基(C。
〜C4アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい
)又はモルホリノ基を示す〕又は−OR3〔式中、R″
は水素原子、C,−C6アルキル基(C5〜C4アルコ
キシ基、フェニル基もしくはピリジル基で置換されてい
てもよい)又はピリジル基を示す〕を示す]で表わされ
るフェニルアラニン誘導体又はその薬学的に許容し得る
塩が提供される。
前記した薬理学的に許容し得る塩としては例えば塩酸塩
、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、燐
酸塩等の無機酸塩、蓚酸塩、コハク酸塩、グリコール酸
塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、
ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、メタン
スルホン酸塩等の有機酸塩等をあげることができる。
本発明に従えば、更に前記一般式(I)のフェニルアラ
ニン誘導体又はその薬学的に許容し得る塩を有効成分と
する蛋白分解酵素阻害剤が提供される。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の化合物は前記一般式(I)に示す通り、フェニ
ルアラニンを基本骨格とし、そのアミノ基の窒素原子(
N末端)にペプチド結合によって、アミノ基、アミジノ
基又はグアニジノ基(Aグループ)が成る特定の大きさ
をもった炭化水素基(Bグループ)を介して結合した特
徴的な構造を有している。このAグループ及びBグルー
プの組合せとして好ましいものを示せば、例えば、以下
のものが挙げられる。
HJCHz舎、 LNCHzu 、 HJ(CHt)s
−s−。
HJCNH(CHz) 5−a−等であり、これらのう
ち特に好I H ましいものを示せば、例えば、u、Ncur(可Σ一方
、フェニルアラニンのカルボキシル基の炭素原子(C末
端)もアミノ基同様ペプチド結合にて種々の置換基が結
合しているか、場合によりカルボキシル基のまま又はエ
ステル体となっている。更に、フェニルアラニンのベン
ゼン核にはその3位(メタ位)に特定の置換基(Xグル
ープ)が導入されている。
前記Xグループ及びYグループについてそれぞれ好まし
い置換基を示せば、例えば、以下のものが挙げられる。
X:二トロ基、フェノキシ基(ハロゲン原子もしくはニ
トロ基で置換されていてもよい)、ベンゾイル基で置換
されたCIアルキルオキシ基、ベンゾイル基、ピリジル
オキシ基(ハロゲン原子もしくはニトロ基で置換されて
いてもよい)YニーNHR(式中、Rは、フェニル基(
ベンゾイル基;CI〜C4アルキルカルボニル基;C3
〜C2アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい
CI”” Csアルキル基)、ピリジル基(ハロゲン原
子もしくはカルボキシル基で置換されていてもよい)、
テトラゾリル基、チアゾリル基(CI〜C2アルコキシ
カルボニル基で置換されていてもよいC1〜C,アルキ
ル基で置換されていてもよい)、Cl−04アルキル基
(C+〜C2アルコキシ基、C3〜C2アルコキシカル
ボニル基)、シクロヘキシル基(Cl−Cgアルコキシ
カルボニル基で置換されていてもよい)、又は−0R4
〔式中、R4は水素原子、C8〜C4アルキル基(C+
〜Czアルコキシ基、もしくはピリジル基で置換されて
いてもよい)又はピリジル基を示す〕。
本発明の前記一般式(I)にて表される化合物について
代表的なものを具体的に例示すれば表−1の通りである
なお表中の化合物には番号が付しであるが以下の説明に
於いては便宜上当該化合物番号にて個々の化合物の表示
に代える。
なお化合物の構造式中(L)と表示しであるのは、その
炭素がL体であることを示し、(D)と表示しであるの
は、その炭素が0体であることを示す。
物性欄に於けるNMRは核磁気共鳴スペクトルを意味し
、数字は通常、化学シフトを表示するのに用いられるδ
(デルタ)値であり、単位はppmである。溶媒CDC
j!s  (重クロロホルム)、CD!OD (重メタ
ノール)を用いた。内部標準としてはTMS (テトラ
メチルシラン)を用いた。
なお、δ値の次に表示したカッコ内の数字は水素原子の
数であり、それに続く表示はSが単一線、dが二重線、
Lが三重線、qが四重線、mが多重線、broadが巾
広い吸収ピークを意味する。なお溶媒に由来する吸収ピ
ークは省゛略した。
IRは赤外吸収スペクトルを意味し、特にことわらない
限り臭化カリウム錠剤として測定した。
なお数字は波数を示し、単位はCI−’である。又、吸
収ピークは主なもののみを示した。
MSは質量スペクトルを意味し、数字は陽イオンフラグ
メントの質量を電荷で除したM/eを示す。なおピーク
は主なもののみを示した。
以下余白 本発明の化合物の合成に用いる原料の3−置換−DL−
フェニルアラニンは市販の3−ヒドロキシ−DL−フェ
ニルアラニンを除き、新たに合成して用いた。これら3
−置換−DL−フェニルアラニンの中で、3−二トロ体
は(J、Am、Chem、Soc、 。
■、3103 (I959))を、また3−トリフルオ
ロメチル体は(J、Org、Chem、、25.733
 (I960))に従い合成したので詳細は省略する。
又他の3−置換フェニルアラニンは(J、Am、Che
n+、Soc、、 67.308.(I945))を参
考として合成した。これを反応ルートAとして以下に示
す。
一11F2にUl1man反応にてジアリールエーテル
は1、フェノール誘導体又はその塩と芳香族ハロゲン化
物の間で、無触媒或いは銅又は銅塩触媒下、無溶媒或い
はトルエン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキサイドなどの高沸点溶媒を用い、高温(例えば
150℃以上)で反応させ合成される。また芳香族ハロ
ゲン化物がニトロ基、シアノ基など電子求引基で置換さ
れている場合には、低温下(例えば室温から50℃)で
も進行することも知られている。しかし、前述のように
無置換のジアリールエーテルの生成には過酷な反応条件
を必要とし、この条件を3−フェノキシ−DL−フェニ
ルアラニンの合成、すなわち3−ヒドロキシ−DL−フ
ェニルアラニンと芳香族ハロゲン化物、又は3−ハロゲ
ン−置換−DL−フェニルアラニンとフェノール誘導体
に適用して合成反応を行うならば、原料ならびに生成物
の分解を伴い、生成物の単離は非常に困難が予想される
。本発明においては、これらを未然に回避するため多段
階合成を行った。■から■への合成は、■を適当な溶媒
、例えばN、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、トルエン又はヘキサメチルホスホラスアミド
などに室温溶解し、適当な塩基、例えば水素化ナトリウ
ム、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムアミド、リ
チウムジイソプロピルアミドなど氷冷下■に対し1から
3当量、好ましくは1から1.5当量を加える。この反
応液に芳香族ハロゲン化物を1から1.5当量をそのま
ま又は反応溶媒に使用した溶媒に溶かし、一度に或いは
数回に分けて室温にて添加し、その後反応温度を90°
C〜150°Cに保つ。この時触媒として■に対し0.
01当量〜0.02当量の銅、或いは銅塩すなわち塩化
銅、臭化銅、酢酸銅などを加えてもよい。反応時間は1
時間から48時間、好ましくは2時間から12時間であ
る。後処理は反応混合物を室温まで冷却し、氷又は氷水
に投じ、pHを中性とし、有機溶媒、例えばジエチルエ
ーテル、酢酸エチル、ジクロロメタン、クロロホルムで
抽出し、無機物を除去する。
抽出溶媒を水洗、乾燥そして留去後、残渣を再結晶又は
蒸留で、必要とあればカラムクロマトグラフィーで前処
理してから精製し、アリールオキシ安息香酸エステル■
を得る。■から■への反応は、■を無溶媒又は適当な溶
媒、例えばメタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテルなどの単独
或いは混合溶媒に10%から50%の濃度に溶解し、こ
れに2から10規定の水酸化ナトリウム水溶液或いは水
酸化力6リウム水溶液を■に対し1から10当景、好ま
しくは1.5から2当量を加え、0°Cから100°C
好ましくは20″Cから40°Cにて■のエステルを加
水分解する。反応終了後、氷水及びジエチルエーテル、
ベンゼン、トルエンなど適当な有機溶媒を加え、未反応
の■を除き、その後pHを1〜3とし、適当な有機溶媒
、例えばジエチルエーテル、酢酸エチル、ジクロロメタ
ン、クロロホルムなどで抽出し、水洗、乾燥後、溶媒を
留去し、再結晶にて、必要とあればカラムクロマトグラ
フィーで前処理して   −から精製し、カルボン酸■
を得る。
■からベンジルアルコール誘導体■への合成は、■をテ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどの無水溶媒に
溶解し、窒素或いはアルゴン気流下、0°Cから一20
°Cでジボランを1から3当量好ましくは1.3から1
.5当量滴加する。反応終了後、希塩酸を加え、水層と
分離する有機層を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、残渣を
再結晶或いは蒸留で、必要とあればカラムクロマトグラ
フィーで前処理してから精製し、アルコール■を得る。
■からベンジルハライド■への合成は、先に得られる■
又は市販の■に対し、3から10当量好ましくは4から
6当量の塩化チオニル或いは臭化チオニルに、0°Cか
ら30°C1好ましくは0℃から10℃で■を満願する
。満願柊了後は室温とし、6時間から72時間、好まし
くは12時間から24時間反応させる。反応終了後過剰
なチオニルハライドを減圧上除去し、残渣を再結晶或い
は蒸留で精製し、ベンジルハライド■を得る。又、ベン
ジルハライド■は、3−アリールオキシトルエン誘導体
■からも得ることができる。すなわち■に対し、1から
2当量の好ましくは1から1.2当量のN−ハロスフシ
イミドを適当な溶媒例えば四塩化炭素、ベンゼン、1,
2−ジクロルエタン中、溶媒還流下に、必要とあればm
−過安息香酸などの過酸物を加え、又光照射し、30分
から5時間反応させる。
反応終了後、室温まで冷却し、水洗後、乾燥、溶媒留去
後残渣を再結晶或いは蒸留にて精製し、■を得る。
一方、3−ベンゾイル−DL−フェニルアラニン合成に
於いては、フェニルアラニンのフリーゾルタラフッ反応
による合成が配向性の違いを始め困難が予想されるため
、上記方法に従って3−ベンゾイルトルエン■−3より
■−3を合成した。
ベンジルハライド誘導体■から化合物■への合成は、無
水エタノールを■0.1++oj!に対し、100戚か
ら300m好ましくは20011i!を用い、これにナ
トリウムを■と当量を加え調製したナトリウムエトキサ
イド溶液にエチルアセトアミドマロネートを■と当量加
え、室温から100°C好ましくはエタノール還流下に
反応させ、エチルアセトアミドマロネートのナトリウム
塩とする。この溶液に■を室温から100’C好ましく
はエタノール還流下に加え3時間から12時間、好まし
くは6時間から8時間反応させる。反応終了後、溶媒を
減圧上留去し、残渣をクロロホルム、ジクロロメタン、
酢酸エチルなどで抽出する。有機層を水洗後、乾燥し、
溶媒留去後残渣を再結晶で、又生成物が液状の場合はカ
ラムクロマトグラフィーで精製し化合物■を得る。
■から3−置換フェニルアラニンの■への合成は、■1
mo!!、に対し500dから1.52の割合の濃或い
は希塩酸、48%臭化水素酸を用い、加熱還流下に6時
間から12時間反応させる。反応終了後、室温まで冷却
し、その後水冷下にて濃アンモニア水にてpHを6〜7
とし、室温放置或いは冷蔵庫で一夜放置後、析出した結
晶を濾取し、冷水で洗った後、アセトン、エーテルで洗
った後乾燥し、■を得る。ここで得られる結晶は、各種
スペクトルデータよりほぼ純品であり、特に精製は行わ
ない。
ここで得られた3−1を換−DL−フェニルアラニンは
、所謂ペプチド合成に用いられるアミノ基の保護基であ
るBOC基すなわちL−ブチルカーバメート誘導体とし
た。この方法は以下の文献に従って合成した。
(Proc、Natl、Acad、Sci、、口、S、
A、、  69. 730  (I972)、Bull
、Chea+、Soc、Jpn、、 50.718 (
I977))ここで得られた■はいずれも白色結晶であ
り、各種スペクトルデータにてその構造を確認した。
又、3−ヒドロキシ−DL−フェニルアラニン■−7は
、t−ブチルカーバメート誘導体とする前に、文献(C
hew、Ber、、91.542 (I95B))に従
い3−ベンジルオキシ−DL−フェニルアラニン■−6
に導いた後に、前述の方法に従っても一ブチルカーバメ
ート誘導体 ■−6とした。
本発明の化合物の殆どは所謂ペプチド合成ならびにエス
テル合成と呼ばれる種々の方法の組み合わせによって合
成され得る。
1)混合酸無水物法 (Ann、Chem、、572.190 (I951)
 )2)酸塩化物法 (Biochemistry、 4.2219 (I9
65))3)ホスファゾ法 (Che+s、Ber、、93.2387 (I960
) )4)カルボジイミド法 (J、Am、Chem、Soc、、 77、1067 
(I955) ](J、Am、Chem、Soc、、 
84.4457 (I962) )(Biochem、
BiophytRes、Comm、+  52+  N
α3  (I973))(Chem、Ber、、103
 、2034. (I970))(Tetrahedr
on Lett、、 46.4475 (I97B) 
)5)活性化エステル法〔例えばN−ヒドロキシコハク
酸イミドを用いる方法〕 (J、A++、Che+w、Soc、、 85.303
9 (I963) )但し本発明の化合物のすべてをこ
こに記述した方法のいずれでも合成できるわけではない
。各化合物に適した合成法の組み合わせが必要である。
これらの方法のうち、代表的な例について一般的な反応
ルートを以下に示す。
例えば反応ルートB中の■から[相]、塩酸塩■から@
、■■、又反応ルートC中の塩酸塩0から@、■から■
、[相]など、これらの合成には混合酸無水物法、又は
カルボジイミド法が利用され得る。
例えば混合酸無水物法について説明すれば、■から0の
合成は■を適当な乾燥した溶媒、例えばテトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、N、N−ジメチ
ルホルムアミドなどに溶解させ、適当な塩基、例えばト
リエチルアミン、N−メチルモルホリンなどを■に対し
て1当量から5当量、好ましくは1〜2当量加える。こ
の反応液にクロル炭酸エチルをそのまま、或いは反応溶
媒に使用した溶媒に溶かし一度に或いは数回に分けて添
加する。この時反応液の温度は一10°C〜10℃、好
ましくは一5°C〜5℃に保つ。反応時間は、10分間
から3時間、好ましくは15分間〜1時間である。通常
の後処理後0.5〜2当量の一5°C〜20℃で1時間
〜50時間、好ましくは2時間〜20時間反応させる。
反応終了後、固形物を濾取又はそのまま減圧上濃縮し、
残渣を適当な溶媒、例えばジエチルエーテル、酢酸エチ
ル、ジクロロメタン、クロロホルムなどで抽出し、未反
応のカルボン酸、アミン類を除き、乾燥、溶媒留去後、
再結晶又はカラムクロマトグラフィーにて精製し、[相
]を得る。
又、カルボジイミド法について説明をすれば、カルボジ
イミド誘導体を■に対して1〜5当量、好ましくは1〜
2当量を■と■に対して1〜3当ルアミン、ピリジン、
N−メチルモルホリンの溶液に0°C〜室温で加え、0
°C〜室温で1時間から24時間放置する。この時用い
られる溶媒としては、乾燥したジクロロメタン、クロロ
ホルム、アセトニトリル、1.4−ジオキサン 又はピ
リジンなどが用いられる。反応終了後、析出物を濾去、
析出物がない場合にはそのまま適当な溶媒ジエチルエー
テル、酢酸エチル、ジクロロメタン、クロロホルムで抽
出し、混合酸無水物法に準じた方法にて精製し[相]を
得る。
[相]から■の反応は、4N−HCI/ジオキサン溶液
を[相]に対して1〜30当量、好ましくは5〜20当
量加え、室温上反応させる。反応終了後、非極性溶媒、
例えばヘキサン、ペンタン、ヘプタン、ジエチルエーテ
ルなどを加え析出する結晶を濾取するか、溶媒を減圧上
濃縮し、残渣として塩酸塩■が得られる。
又、■より@、[相]、■、塩酸塩0から[相]、[相
]から@、[相]などの合成も前述した方法のどちらか
で合成できる。
又、ルートB中[相]から■の合成は、例えば(Syn
thesis 685 (I976))  (J、Ch
em、Soc、、PerkinTrans土 490 
(I977))に記載されている方法を用いればよい。
 @から[相]の合成は■を適当な溶媒N、N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、トルエンなど
に溶解させ、適当な塩基、例えば水素化ナトリウム、水
素化カリウム、カリウム−t−フ゛トキシドなどを[相
]に対して1〜5当量、好ましくはl当量から2当量加
える。この反応液にhalo−R’”をそのまま或いは
反応溶媒に使用°した溶媒に溶かして添加し、室温下2
時間から50時間、好ましくは4時間から6時間反応さ
せる。
反応終了後、反応ルートA中の■から■の反応に準じた
後処理により目的物[相]を得、又反応ルートC中■か
ら[相]は前述の■から[相]の合成法に準じ、アミン
成分をアルコール成分に置換して反応し、生成物を得る
又、反応ルー)C中■から[相]の合成は(Helv。
Chew、^cta、、 36.1109 (I953
) )を参考として行った。
又、反応ルートB中@から[相]及び反応ルートC中[
相]から0の合成は(Synthetic metho
d  19+378)を参考にして行った。
更に、反応ルートB及びC中のCBZ(ベンジルオキシ
カルボニル基)の除去は[相]から■の合成に使用した
方法ならびに(J、Org、Che+m、、17.15
64(I952) )を参考にして行った。
以下余白 反応ルートC ■              [相]カルがジイミド
法 BoeNH−B −COOI( 〔合成例〕 以下、本発明に係る代表的な化合物の製法について具体
的に例を示して説明する。
裏五■工 (I)塩化チオニル(520g )に水冷下3−フェノ
キシベンジルアルコール(200g )を1時間で滴加
した。その後室温にて24時間撹拌し、減圧下に塩化チ
オニルを留去した。残渣にトルエン(500djを加え
再留去後、黄色残存油状物を蒸留にて精製し、無色油状
物180.5gを得た(bp、122〜b1、5 mm
1g)。各種スペクトルデータよりこの化合物が3−フ
ェノキシベンジルクロライド(n)であることを確認し
た。
(2)無水エタノール(I1)とナトリウム(I5g)
にて調整したナトリウムエトキシドの溶液にエチルアセ
トアミドマロネート(I40g)を加えエタノール還流
下15分間反応させた。この溶液に(I)で合成した(
 If ) (I41,5g)を80°Cで15分間で
滴加した。その後エタノール還流下に6時間反応させ冷
後減圧下にエタノールを留去し、残渣をジクロロメタン
で抽出した。有機層を十分に水洗、乾燥、溶媒留去の後
、残渣をジエチルエーテル−n−ヘキサンにて再結晶し
て無色プリズムを209.4g得た。この結晶は各種ス
ペクトルデータよりエチル2−アセトアミド−2−カル
ボエトキシ−3−(3−フェノキシ)フェニルプロピオ
ネート(III)と同定した。
l    NMR、(CDCl s 、 TMS)δ:
 1.24 (6H,t)、1.96 (3H。
S)、3.58 (2H,s)、4.06〜4.30 
(5H,m)、6.52〜7.30 (9L m) (3) (2)で得られた化合物(m ) (205g
)と48%臭化水素酸溶液(500m)を加熱還流下に
7時間反応させた。冷後、水冷下に濃アンモニア水を加
えPH6,5とした。水冷を続け2時間後析出した結晶
を濾取、冷水にて洗浄し、次いでアセトン、ジエチルエ
ーテルにて洗浄して乾燥後、白色粉末(I38g)を得
た。各種スペクトルデータよりこの化合物が3−フェノ
キシ−DL−フェニルアラニン(IV)であることを確
認した。
(4) (3)で得られた化合物(IV) (77,1
g )を1゜4−ジオキサン:水=1:1の溶液(45
0m)に懸濁させトリエチルアミン(I43d)を加え
た。15分後、水冷下この溶液にジーも一プチルジカル
ボネー)(72g)を加え、水冷下1時間次いで室温に
て2時間撹拌した。反応終了後酢酸エチル(500成)
および水(50(ld)を加え抽出し、水層を得た。
水層に水冷下クエン酸を加え、pHを弱酸性とし、析出
した油状物質を酢酸エチル(500d)で抽出し、有機
層を水洗、乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。
残渣をジエチルエーテル/n−ヘキサンにて結晶化、次
いで再結晶し、白色プリズムを(90,4g)得た。こ
の化合物は各種スペクトルデータよりN−(I−ブトキ
シカルボニル)3−フェノキシ=DL−フェニルアラニ
ン(I)と同定した。
NMR(CDCl 3)δ: 1.30〜1.48 (
9H,m)、2.70〜3.24 (2H,m)、4.
30〜4.70 (I8,broad)、4.90〜5
.04 (LH,broad)、6.80〜7.35 
(9B、 m)、9、OO〜9.38 (IH,bro
ad)。
(I)エチル3−ヒドロキシ安息香酸(6,64g)を
ジメチルスルホキシドに溶解し、油性水素化ナトリウム
(60%含有) (I,60g )を加え室温で30分
間撹拌後、2.5−ジブロモピリジン(9,48g)を
加え150℃で4時間反応させた。冷後反応混合物を氷
(I00g)にあけ、ジエチルエーテルで抽出した。水
洗4回後、乾燥し、溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付した。ヘキサン−ジクロロ
メタン−1=1溶出部より淡黄色油状物(9,40g 
)を得た。この化合物は各種スペクトルデータよりエチ
ル3−(5−ブロモ−2−ピリジルオキシ)安息香酸(
II)と確認した。
(2) (I)で得られた(If)(9,36g)をテ
トラヒドロフラン:エタノール=1:1の混合溶媒(5
0mfl>に溶解し、2N NaOH水溶液(21d)
を室温で加え、さらに2時間撹拌した0反応終了後、水
(I00ml)及びジエチルエーテル(50戚)を加え
、抽出した。得られる水層を水冷下クエン酸にてpHを
弱酸性とすると結晶が析出する。この結晶を濾取し乾燥
し、白色プリズム(8,25g )を得た。この化合物
を各種スペクトルデータより3− (5−ブロム−2−
ピリジルオキシ)安息香酸(I[I)と同定した。
(,3) (2)で得られたカルボン酸(I[)(7,
35g)を窒素気流下無水テトラヒドロフラン(80d
)に溶解し、塩−氷で冷却する。これに2Mのボランジ
メチルスルフィドのジエチルエーテル溶液(I6,75
d)を15分間で滴加した。そのまま2時間撹拌後反応
混合物に氷水(50rn1)を加えジエチルエーテル(
I00mffi)で抽出した。水洗、さらにNazCO
s水溶液で2回洗浄後乾燥し、溶媒を留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、n−ヘキ
サン−ジクロロメタン−1:2溶出部より無色油状物(
6,02g)を得た。NMRよりこの化合物が3−(5
−ブロム−2−ピリジルオキシ)ベンジルアルコール(
IV)であることを確認した。
(4) (3)で得られたアルコール(IV)(6,0
g)を塩化チオニル(I6g)に室温下5分間で滴加し
た。24時間撹拌後、減圧下に塩化チオニルを留去し、
さらにトルエン(30d)を加え再留去した。残渣にジ
エチルエーテルを加え析出した不溶物を濾去し、濾液を
濃縮し淡黄色油状物(4,58g)を得た。この化合物
はNMRにて3− (5−ブロモ−2−ピリジルオキシ
)ベンジルクロライド(V)と確認し、精製することな
く次の反応に用いた。
(5) (4)で得られたベンジルクロライド誘導体(
V) (4,55g )を無水エタノール(I50d)
 、ナトリウム(0,35g ) 、エチルアセトアミ
ドマロネイト(3,30g)より調製した反応液に50
°Cで1度に加え、さらにエタノール還流下に6時間反
応させた。冷後溶媒を減圧上留去し、実施例1−(2)
に従って後処理をし、黄色油状物(7,OOg)得た。
NMR,IRにてこの化合物をエチル 2−アセトアミ
ド−2−カルボエトキシ−3−(5−ブロモ−2−ピリ
ジルオキシ)フェニルプロピオネイト(VI)と同定し
た。
(6) (5)で得られた(Vl) (6,90g )
に濃塩酸(70d)を加え加熱還流下に6時間反応させ
た。
冷後、水冷下に濃アンモニア水を加えpH6,5とし、
析出した結晶性物質を濾取し、氷水で洗浄後アセトン、
ジエチルエーテルで洗い乾燥させ、白色粉末(4,44
g )を得た。この粉末は各種スペクトルデータより3
−(5−ブロモー2−ピリジルオキシ−DL−フェニル
アラニン(■)と同定した。
(7) (6)で得られた(■) (4,20g )を
水(40m)、1,4−ジオキサン(I0d)に懸濁し
、トリエチルアミン(6,0m)を加えた。この溶液に
2−t−ブトキシカルボニルオキシイミノ−2−フェニ
ルアセトニトリル(■)(3,06g)の1゜4−ジオ
キサン(20d)溶液を室温下一度に加えた。室温下3
時間反応させ、水(40d)、酢酸エチル(30m)を
加え未反応の(■)を除く。
水層をクエン酸にて弱酸性とし析出した油状物を酢酸エ
チルで抽出、水洗、乾燥後、減圧上溶媒を留去し、アモ
ルファス(5,04g )を得た。この物質はNMR,
IRにより(I)と同定した。
3−メチルベンゾフェノン(I0,0g ) 、N−ブ
ロムスクシンイミド(7,30g ) 、m−過安息香
酸(0,03g )を無水ベンゼン(I50d)に入れ
光照射下ベンゼン還流下に1時間反応させた。冷後氷水
を加え有機層を洗浄し、乾燥後、減圧下に濃縮し、淡黄
色油状物を得る。NMRよりこの物質が3−ベンゾイル
ベンジルブロマイド(n)であることを確認した。この
(II)を先の実施例1、および2に従って反応をすす
め最終的にアモルファスの(I)を(5,20g)得た
ス11± 実施例1で得られたN−(t−ブトキシカルボニル)−
3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン(I ) (
7,42g)を乾燥テトラヒドロフラン(80m)に溶
解し、トリエチルアミン(3d)を加え、氷冷下にクロ
ル炭″酸エチル(2,40g )を加え30分間撹拌し
た。この溶液に4−アセチルアニリン(2,70g)を
加え室温下10時間撹拌した。この反応混合物に氷水(
300d)を加え析出した結晶性物質を濾取、十分に水
洗後乾燥し、白色粉末のN−(I−ブトキシカルボニル
)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン 4−ア
セチルアニリド(II)(7,07g)を得た。この構
造はIRおよびNMRにて確認した。
前記化合物(II)(2,29g)水冷下4N−塩化水
素/ジオキサン溶液(30d)を加え、水浴を取り去り
室温下30分間撹拌した。この溶液にジエチルエーテル
(300d)を加え、析出した結晶性物質を濾取し、ジ
エチルエーテルで洗浄後減圧上乾燥し、3−フェノキシ
−DL−フェニルアラニン4−アセチルアニリド塩酸塩
(nl)を定量的に得た。
一方、トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシルカルボン酸(I,62g)を乾
燥テトラヒドロフラン(50m)とN、 N−ジメチル
ホルムアミド(20m)に溶解し、トリエチルアミン(
0,96++1)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル(
0,76g)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(2d)を
加え30分間撹拌した。この溶液に先の塩酸塩(In)
を加え、トリエチルアミン(2Id)を加え、室温下3
時間撹拌した。この反応混合物に氷水(200d)を加
え析出した結晶性物質を濾取し十分に水洗後乾燥し、白
色粉末としてN−()ランス−4−(t−ブチルオキシ
カルボニル)・アミノメチルシクロへキシルカルボニル
〕3−フェノキシ=DL−フェニルアラニン 4−アセ
チルアニリド(IV) 2.62g得た。NMRのデー
タはこの結果と矛盾しない。
前記化合物(TV) (2,60g )に水冷下4N−
塩化水素/ジオキサン溶液(25d)を加え、室温下3
0分間撹拌した。この溶液にジエチルエーテル(I00
d)を加え、析出した結晶性物質を濾取し、ジエチルエ
ーテルで洗浄後、減圧上乾燥し、N−(トランス−4−
アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−3−フェノ
キシ−DL−フェニルアラニン 4−アセチルアニリド
塩酸塩(V)(I,90g)を白色粉末として得た。
また本発明に用いたトランス−4−(t−ブトキシカル
ボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン酸は以下
の方法によって合成した。
トランス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボン酸
(I5,7g)を水:l、4−ジオキサン=1:1の混
合液(300d)に懸濁させる。これにトリエチルアミ
ン(45d)を加え均一になったら水冷下ジーt−ブチ
ルカーボネイト (24,0g )を一度に加える。水
浴を取り去り室温にて3時間撹拌後、水(I50d)お
よび酢酸エチル(I50d)を加え抽出する。水層を得
、水冷下クエン酸にて弱酸性とし、析出してくる油状性
物質を酢酸エチル(300d)にて抽出し、有機層を水
洗、飽和食塩水で洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後減圧上溶媒を留去する。結晶性の残渣をジエチルエー
テル−ヘキサンにて再結晶し、トランス−4−(t−ブ
トキシカルボニルアミノメチル)シクロへキシルカルボ
ン酸(24,1g )を得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(0,72g)及びトリエチルア
ミン(0,25g)を乾燥テトラヒドロフラン(I5d
)に溶かし、水冷下にクロル炭酸エチル(0,22g)
を加え20分間撹拌しアンスラニル酸エチルエステル(
0,33g)を加え室温で12時間撹拌した。通常の後
処理により白色粉末0.80gを得た。この物質はNM
R,IRよりN−(t−ブトキシカルボニル)−3−フ
ェノキシ−DL−フェニルアラニン2−エトキシカルボ
ニルアニリド(I)を確認した。
前記化合物(I)(0,50g)に4N−塩化水素/ジ
オキサン溶液(I,5mff1)を加えて室温で30分
間撹拌した。この溶液にジエチルエーテル(I0ml)
を加えて析出した固体を濾取して3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン 2−エトキシカルボニルアニリド
塩酸塩(II)を0.40g得た。一方トランス−4−
(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシ
ルカルボン酸(0,23g)及びトリエチルアミン(0
,22g)を乾燥テトラヒドロフラン(I5m)に溶か
し、水冷下クロル炭酸エチル(0,10g)を加え20
分間撹拌した。この溶液に前記化合物(n)を加え室温
下12時間撹拌した。通常の後処理により淡黄色粉末を
0.38g得た。NMRによりこの物質をN−(トラン
ス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシク
ロへキシルカルボニル]−3−フェノキシ−DL−フェ
ニルアラニン 2−エトキシカルボニルアニリド(II
I)と確認し、前記化合物(III)(0,38g)を
4N=塩化水素/ジオキサン溶液(0,9d)に溶かし
、室温下30分間撹拌し、ジエチルエーテル(I0d)
を加え、析出した結晶性物質を濾取して白色粉末(0,
30g )を得た。各種スペクトルデータからこの物質
をN−(トランス−4−アミノシクロへキシルカルボニ
ル)−3=フエノキシ、DL−フェニルアラニン 2−
エトキシカルボニルアニリド塩酸塩と同定した。
3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン(2,0g)
及び炭酸カリウム(I,4g)に水(50d)、ジオキ
サン(25m)を加え、均一になったら氷冷し、N−(
)ランス−(4−ペンジルオキシカルボニルアミノメチ
ル)シクロヘキシルカルボニル〕クロライド(2,0g
)を加えて一夜撹拌した。
ジオキサン留去後着塩酸を加え析出した結晶を濾取し、
十分に水洗後乾燥し、N−()ランス−(4−ベンジル
オキシカルボニルアミノメチル)シクロへキシルカルボ
ニルクー3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン(I
)の淡黄色結晶(I,5g)を得た。NMRによって確
認したのち、次の反応に進んだ。
(I)(I,0g)を無水ピリジン(5n+jりに溶か
し、均一になったところで氷冷し、N、N−ジシクロへ
キシルカルボジイミド(0,4g)を加え30分間撹拌
したのち、4−アミジノアニリン2塩酸塩(0,4g)
を少しずつ加えてから冷蔵庫で一晩おいた。析出物を濾
去後ピリジンを留去し、クエン酸で弱酸性にしてから水
洗し、結晶を濾取した。メタノール水で再結晶し、N−
()ランス−(4−ベンジルオキシカルボニルアミノメ
チル)シクロヘキシルカルボニルクー3−フェノキシ−
DL−フェニルアラニン 4−アミジノアニリド(n)
の淡橙色結晶(0,6g)を得た。NMRで確認したの
ち次の反応に進んだ。
(n )(0,46g )に30%HBr/酢酸(ll
d)を加え、室温で撹拌し、15分後、ジエチルエーテ
ルを加えデカンテーションで除いた。飽和炭酸水素ナト
リウム/クロロホルムで抽出し、クロロホルム層を留去
し、白色結晶(0,2g)を得た。
4N塩化水素/ジオキサンを加え20分撹拌し、N−(
I−ランス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボニ
ル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン 4−
アミジノアニリド2塩酸塩の淡黄色粉末(0,2g)を
得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(2,14g ) ヲ乾mテトラ
ヒドロフラン(50d)に溶解し、水冷下トリエチルア
ミン(0,90m)を加え、10分間撹拌した後、クロ
ル炭酸エチル(0,66g)の乾燥テトラヒドロフラン
(2m)の溶液をさらに加え、30分間反応させた。次
いで4−アミノピリジン(0,56g)を加えO″Cで
1時間さらに室温で4時間撹拌した。固形物を濾去後、
濾液を減圧上濃縮し、酢酸エチルで抽出した。4回水洗
し、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧上留去した。得られる油状残渣にエーテルを
加え、結晶化させ白色粉末(I,98g )を得た。
この物質はNMRスペクトルによりN−(t−ブトキシ
カルボニル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニ
ン 4−ピリジルアミド(I)であること確認した。前
記化合物1 (I,73g)を乾燥1.4−ジオキサン
(I0dl)に溶解し、4N塩化水素/1,4−ジオキ
サン溶液(30m)を加え室温下1時間撹拌した。5分
後から析出した白色結晶性物質を濾取し、エーテルで洗
い、減圧上乾燥し吸湿性の白色粉末(I,62g )を
得た。NMRスペクトルにより本物質が3−フェノキシ
−DL−フェニルアラニン4−ピリジルアミド2塩酸塩
(It )であることを確認した。
一方、トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロへキシルカルボン酸(I,03g)を乾
燥テトラヒドロフラン(40d)と乾燥N、N−ジメチ
ルホルムアミド(t5−)に溶解し、トリエチルアミン
(0,60m)を加え、氷冷下にクロル炭酸エチル(0
,44g)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(I,5ad
りを加え20分間撹拌した。
この溶液に先の2塩酸塩(If)(I,62g)を加え
、さらにトリエチルアミン(I,20m)を加え、水冷
下30分間、次いで室温下3時間撹拌した0反応終了後
、固形物を濾去し、減圧上溶媒を濃縮後、氷水(I00
I!t1)を加え析出した結晶性物質を濾取し、十分に
水洗後乾燥し、白色粉末(I,70g)を得た。
各種スペクトルデータより本物質がN−〔トランス−4
(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシ
ルカルボニル〕−3−フェノキシDL−フェニルアラニ
ン4−ピリジルアミド(I[)であることを確認した。
先に得られた化合物(I[)(I,60g )を乾燥1
゜4−ジオキサン(5Inl)に溶解し、さらに4N−
塩化水素/1,4−ジオキサン溶液(30m)を加え室
温下に撹拌した。1時間後析出した結晶性物質を濾取し
、ジエチルエーテルで洗い、減圧上乾燥後吸湿性の白色
粉末としてN−(トランス−4−アミノメチルシクロへ
キシルカルボニル)−3−フェノキシ−DL−フェニル
アラニン4−ピリジルアミド2塩酸塩(I,57g)を
得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(4,40g )を乾燥テトラヒ
ドロフラン(I00MIりに溶解し、水冷下トリエチル
アミン(I,80d)を加え15分間撹拌後、クロル炭
酸エチル(I,44g)を加え、30分間撹拌した。こ
の溶液に4−アミノ−2−クロルピリジン(I,54g
)を加え、室温下に10時間反応させた後固形物を濾去
し、濾液を減圧下に濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出し
た。抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン−酢酸エチル−3:1)で精製し、N−(t−ブ
トキシカルボニル)−3−フェノキシ−DL−ファニル
アラニン4−(2−クロル)ピリジルアミド(I)(0
,60g)を白色粉末として得た。この構造はNMRで
確認した。
NMR(CDCf s)δ: 1.42 (98,a)
、2.96〜3.20(2H,+a) 、4.37〜4
.53 (IH,n+)、5.10〜5.21(IH,
m) 、6.80〜7.50(IIH,階)、8.21
(2H,d)、8.60〜8.80 (211,bro
ad)化合物(I)(0,58g )を実施例4.5.
7に従い、最終化合物N−(トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキシルカルボニル)−3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン4−(2−クロル)ピリジルアミド
塩酸塩(If Xo、70 g )を得た。
実新l江1 トランス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノメチル
シクロへキシルカルボン酸(3,0g)をクロロホルム
(20d)に溶かし、室温下にチオニルクロリド(I,
39g)を加え、5時間放置後、減圧濃縮し、残渣を得
た。これを乾燥ジオキサン(20zffi)に溶解させ
、トリエチルアミン(3,03g)を加え、さらに3−
フェノキシ−DL−フェニルアラニン、塩酸塩(3,0
5g)を加え室温下10時間撹拌した。通常の後処理に
より白色粉末3.75 gを得た。NMRよりこの白色
粉末をN−〔トランス−(4−ベンジルオキシカルボニ
ルアミノメチル)シクロヘキシルカルボニルツー3−フ
ェノキシ−DL−フェニルアラニン(I)と同定した。
前記化合物(I)(0,30g)及びトリエチルアミン
(0,1g)を乾燥テトラヒドロフラン(I5d)に溶
かし、水冷下にクロル炭酸エチル(0,06g)を加え
、20分間撹拌し、2−アミノニコチン酸(0,08g
)を加え室温で12時間撹拌した。
通常の後処理により、淡黄色粉末を0.30g得た。
この物質を各種スペクトルデータよりN−(I−ランス
−(4−ベンジルオキシカルボニルアミノメチル)シク
ロヘキシルカルボニルツー3−フェノキシ−DL−フェ
ニルアラニン2−ニコチニルアミド(n)と同定した。
前記化合物(II ) (0,30g )を30%臭化
水素酸−酢酸溶液1,5成で処理し、最終目的物N−(
トランス−4−アミンメチルシクロヘキシルカルボニル
)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン2−ニコ
チニルアミド2臭化水素酸塩を(0,25g)白色粉末
として得た。
(以下余白) スJflJLL止 N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシフェ
ニルアラニン(Ig)を乾燥テトラヒドロフラン(30
I11)に溶解し、トリエチルアミン(2成)を加え、
水冷下にクロロ炭酸エチル(0,3g)を加えて30分
撹拌した。この溶液に4−アミノピリミジン(0,24
g)を加え、室温下10時間撹拌した。溶媒留去後酢酸
エチルで抽出し、水洗し、乾燥し、溶媒を留去後N−(
t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−DL−フ
ェニルアラニン4−ピリミジルアミド(I)の白色粉末
(I,5g)を得た。NMRでほぼ純品と確認し次の反
応に進んだ。
(I)(I,5g)に水冷下4N−塩化水素/ジオキサ
ン溶液(I0d)を加え室温下30分撹拌した。この溶
液にヘキサン(30ad)を加え、析出した結晶性物質
を濾取し、エチルエーテルで洗浄後減圧下乾燥し、3−
フェノキシ−DL−フェニルアラニン4−ピリミジルア
シド2塩酸塩(n)の白色粉末を(Ig)得た。NMR
で確認した。
一方、トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシルカルボン酸(0,76g)を乾
燥テトラヒドロフラン(30m)に溶解し、トリエチル
アミン(3,5m)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル
(0,9g)を加え30分間撹拌した。この溶液に前記
化合物(It)(0,8g)を加え室温下3時間撹拌し
た。溶媒留去後酢酸エチルで抽出し、水洗し、乾燥して
溶媒を留去後N−〔トランス−4−(t−ブトキシカル
ボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボニル〕−3
−フェノキシ−〇L−フェニルアラニン4−ピリミジル
アミド(I[[)の粗白色粉末(I,2g)を得た。
NMRで確認した。
前記化合物(I[[)(Ig)に氷冷下4N−塩化水素
/ジオキサン溶液(I0I11)を加え室温下30分間
撹拌した。この溶液にヘキサン(30d)を加え、析出
した結晶を濾取し、メタノール/エーテルで再結晶して
、N−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカ
ルボニル−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン4
−ピリミジルアミド塩酸塩の白色粉末(0,7g)を得
た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(I,07g)を乾燥テトラヒド
ロフラン(30td)に溶解し、水冷下トリエチルアミ
ン(0,45m)を加え10分間撹拌後、クロル炭酸エ
チル(0,33g)の乾燥テトラヒドロフラン(211
)溶液を一度に加え30分間撹拌した。次いで3−メト
キシ−プロピルアミン(0,29g)を一度に加え水冷
下30分間、室温で2時間撹拌した。固形物を濾去後減
圧下に濃縮し、残渣を酢酸−エチルで抽出した。有機層
を10%クエン酸、水、重曹水、飽和食塩水の順に洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去
した。析出した結晶性物質をイソプロピルエーテルで濾
取し乾燥し、白色粉末(I,02g)を得た。
本物質はNMRスペクトルよりN−(t−ブトキシカル
ボニル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン3
−メトキシプロピルアミド(I)と確認した。
次いで先に得た( 1)(0,43g )に4N−塩化
水素/1,4−ジオキサン溶液(5IR1)を加え室温
下、1時間撹拌した。エーテルを加え析出した結晶性物
質を濾取し、減圧上乾燥させ、吸湿性の白色粉末(0,
36g)を得た。本物質はNMRスペクトルにより3−
フェノキシ−DL−フェニルアラニン3−メトキシプロ
ピルアミド塩酸塩(II)と同定した。
一方、実施例4,5.7と同様にして、トランス−4−
(t−ブトキシ−カルボニル)アミノメチルシクロヘキ
シルカルボン酸(0,28g)、)リエチルアミン(0
,15d) 、クロル炭酸エチル(0,11g)より調
製した混合酸無水物の乾燥テトラヒドロフラン(I0I
d)と乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(5m)の溶
液に先に得られた(If)を加え、さらにトリエチルア
ミン(0,15d)を加え、室温下2時間撹拌した。氷
水(I00d)を加え析出した結晶性物質を濾取し、十
分に水洗後乾燥し、白色粉末(0,50g)を得た。N
MRスペクトルより本物質をN−()ランス−4−(t
−ブトキシ−カルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボニル〕−3−フェノキシ−フェニルアラニン3−
メトキシプロピルアミド(I[)と同定した。
次に先に得られた化合物(III)(0,40g)に4
N−塩化水素/1.4−ジオキサン溶液(4d)を加え
室温下1時間撹拌した。析出した結晶性物質を濾取し、
エーテルで洗い、減圧下に乾燥して、吸湿性の白色粉末
としてN−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシ
ルカルボニル)−3フェノキシ−DL−フェニルアラニ
ン3−メトキシプロピルアミド塩酸塩(0,35g)を
得た。
ス[ N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(0,59g)をベンゼン(I0
m)に懸濁させ、水冷下に五塩化リン(0,51g)を
加え、20分間撹拌した。室温で5分間撹拌した後、減
圧濃縮し、残渣を乾燥ジオキサン(I0d)に溶解させ
、飽和アンモニア/ジオキサン溶液(Lo#f)を加え
て室温で2時間撹拌した。この反応液を減圧!縮し、残
渣を得た後、トランス−4−(t−ブトキシカルボニル
アミノメチルシクロへキシルカルボン酸(0,43g 
) 、)リエチルアミン(0,20g)を乾燥テトラヒ
ドロフラン(I0d)に溶かし、水冷下クロル炭酸エチ
ル(0,18g )を加え、撹拌させて調製した溶液中
へ加え、12時間撹拌した。通常の後処理により、N−
(I−ランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミン
メチルシクロヘキシルカルボニル)−3−″フェノキシ
ーDL−フェニルアラニンアミド(I)0.50gを粉
末として得た。NMRによりこの構造を確認した。前記
化合物(I)(0,25g)を4N−塩化水素/ジオキ
サン溶液(0,76d)に溶かし、室温下30分間撹拌
しエチルエーテル(I0WIi)を加え、析出した。結
晶性物質を濾取し乾燥させ、白色粉末(0,18g)を
得たIRよりN−(トランス−4−アミノメチルシクロ
へキシルカルボニル)−3−フヱノキシーDL−フェニ
ルアラニンアミド塩酸塩と確認した。
N−(t−7’トキシカルボニル)−3−ベンジルオキ
シ−DL−フェニルアラニン(I)(3,71g)を乾
燥テトラヒドロフラン(Loom )に溶解し、水冷下
トリエチルアミン(I,50m)を加え15分間撹拌後
、クロル炭酸エチル(I,10g)の乾燥テトラヒドロ
フラン溶液(ladりを加え30分間撹拌した。
この溶液に3−アミノピリジン(0,94g)を加え室
温下に7時間反応させた。固形物を濾過し、濾液を減圧
上濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗3回し、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナト
リウムにて乾燥し、減圧下溶媒を留去し油状物残渣を得
た。これにエーテルを加え結晶化させ白色粉末(3,0
3g)を得た。各種機器データよりこれをN−(t−ブ
トキシカルボニル)−3−ベンジルオキシ−DL−フェ
ニルアラニン 3−ピリジルアミド(II)と同定した
。化合物(II)(2,70g)を乾燥、1.4−ジオ
キサン(30Id)に溶解し、これに4N−塩化水素/
1,4−ジオキサン溶液(25d)を加え室温下1時間
撹拌した。析出した物質を濾取し減圧下に乾燥した。こ
れを先の実施例4.5、′7に従い先に4−At−ブト
キシカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカルボン
酸(I,62g)、トリエチルアミン(0,931d)
とクロル炭酸エチル(0,69g)より合成した混合酸
無水物の中に加え、さらにトリエチルアミン(I,86
1R1)を、N、N−ジメチルホルムアミド(I5Id
)を加え、室温下3時間撹拌した。氷水(300m )
を加え析出した物質を濾取し、十分に水洗後乾燥し、N
 −〔トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロへキシルカルボニル〕−3−ベンジルオ
キシ−DL−フェニルアラニン3ピリジルアミド(m 
) (2,93g)を白色粉末として得た。この化合物
はNMRによりその構造を確認した。化合物(m ) 
(2,85g)を乾燥、1゜4−ジオキサン(I0d)
に溶解し、これに4N−塩化水素/ジオキサン溶液(2
0m)を加え室温で2時間撹拌した。析出した物質を濾
取、エーテルで洗浄後減圧下に乾燥し、N−(I−ラン
ス−4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−3
−ベンジルオキシ−DL−フェニルアラニン 3−ピリ
ジルアミド2塩酸塩(2,70g)を得た。
以下余白 実itL上 実施例2で得られたN−(t−ブトキシカルボニル)−
3−(5−ブロモ−2−ピリジルオキシ)−DL−フェ
ニルアラニン(0,44g)を乾燥テトラヒドロフラン
(I0d)に溶解し、水冷下トリエチルアミン(0,1
5dりを加え10分間撹拌後、クロル炭酸エチル(0,
11g)の乾燥テトラヒドロフラン(l!n1)の溶液
を一度に加え、30分間撹拌した。
次いで、3−メトキシプロピルアミン(0,09g)を
一度に加え、室温で2時間撹拌した。固形物を濾去し、
減圧上濃縮後、残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を
水、10%クエン酸水、水、゛飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下に溶媒を留去し、黄色
油状物(0,46g)を得た。
NMRスペクトルより本物質をN−(t−ブトキシカル
ボニル)−3−(5−ブロモ−2−ピリジルオキシ)−
DL−フェニルアラニン 3−メトキシプロピルアミド
(−■)と同定した。
次いで、化合物(I) (0,33g)に4N−塩化水
素/1.4−ジオキサン溶液(3−)を加え室温下1時
間撹拌後エーテルを加え析出した結晶性物質を濾取し、
減圧上乾燥し、吸湿性の黄色粉末(0,29g)を得た
。本物質はNMRスペクトルにより、3−(5−ブロモ
−2−ピリジルオキシ)−DL−フェニルアラニン 3
−メトキシプロピルアミド塩酸塩(II)と同定した。
一方、実施例4,5.7と同様にして、トランス−4−
(t−ブトキシカルボニル)−アミノメチルシクロへキ
シルカルボン酸(0,18g)、)リエチルアミン(0
,11dり 、クロル炭酸エチル(0,08g)より調
製した混合酸無水物の乾燥テトラヒドロフラン(I0a
f)と乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(2dりの溶
液に先に得られた(If)を加え、さらにトリエチルア
ミン(0,11d)を加え室温下2時間撹拌した。固形
物を濾去後、減圧上濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水で3回、10%クエン酸水、水、飽和食
塩水の順に洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧上
濃縮した。残渣をジイソプロピルエーテルで固形化し、
淡黄−色粉末(0,34g)を得た。本物質はNMRス
ペクトルにより、N−〔トランス−4−(t−ブトキシ
カルボニル)アミノメチルシクロヘキシルカルボニル]
 3− (5−ブロモ−2−ピリジルオキシ)−DL−
フェニルアラニン 3−メトキシプロピルアミド(II
I)と確認した。
次いで、先に得られた( m ) (0,29g)に4
N−塩化水素/1,4−ジオキサン溶液C3m1)を加
え室温下1時間撹拌した。析出した結晶性物質を濾取し
、エーテルで洗浄し、吸湿性の白色粉末としてN−(ト
ランス4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−
3−(5−ブロモ−2−ピリジルオキシ)−DL−フェ
ニルアラニン 3−メトキシプロピルアミド塩酸塩(0
,27g)を得た。
以下余白 ス1」LLi N−(t−ブトキシカルボニル)−3−)リフルオロメ
チル−DL−フェニルアラニン(0,30g)を乾燥テ
トラヒドロフラン(I0d)に溶解し、。
水冷下トリエチルアミン(0,13m)を加え10分間
撹拌後、クロル炭酸エチル(0,Log)の乾燥テトラ
ヒドロフラン(0,5d)溶液を加え30分間撹拌した
。次いで、モルホリン(0,10g)を一度に加え室温
で2時間撹拌後、固形物を濾去し、減圧上濃縮した。残
渣を酢酸エチルで抽出し、有機層を水、10%クエン酸
水、水、5%重曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、次いで減圧上濃縮し、無色油状物(0
,28g)を得た。
NMRスペクトルより本物質をN−(t−ブトキシカル
ボニル)−3−トリフルオロメチル−DL−フェニルア
ラニン モルホリノアミドCI)と同定した。
次いで、先に得られた( 1 ) (0,24g)に4
N−塩化水素/1.4−ジオキサン溶液(4d)を加え
室温で1時間撹拌した。ヘキサン(30d)を加え上層
をデカンテーションで除いた。本操作を2回繰り返し、
残渣を減圧下乾燥し、アモルファス状物it (0,1
8g )を得た。
一方、実施例4.5.7と同様にして、トランス−4−
(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシ
ルカルボン酸(0,17g)、トリエチルアミン(0,
10d)、クロル炭酸エチル(0,07g)より調製し
た混合酸無水物の乾燥テトラヒドロフラン(5d)の溶
液を加え、さらにトリエチルアミン(0,11m) 、
乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(2dりを加え、室
温で2時間撹拌した。固形物を濾去し、減圧上濃縮し、
残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を水、10%クエ
ン酸水、水で3回、飽和食塩水で洗、今後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧上濃縮し、無色油状物(0,2
9g)を得た。本物質はNMRスペクトルよりN−(ト
ランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)−アミノ
メチルシクロヘキシルカルボニル)−3−トリフルオロ
メチル−DL−フェニルアラニンモルホリノアミド(n
)と同定した。
先に得られた( U ) (0,24g)に4N−塩化
水素/1.4−ジオキサン溶液(3Id)を加え室温で
1時間撹拌した。ヘキサン(30d)を加えデカンテー
ションで上層を除いた。この操作を2回繰り返し、残渣
を減圧下に乾燥し、吸湿性の白色粉末としてN−()ラ
ンス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニル)−
3−)リフルオロメチル−DL−フェニルアラニン モ
ルホリノアミド塩酸塩(0,17g)を得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(I,43g)及びトリエチルア
ミン(0,49g)を乾燥テトラヒドロフラン(I5d
)に溶かし、水冷下にクロル炭酸エチル(0,43g)
を加え20分間撹拌し、4−アセチルアニリン(0,5
4g)を加え室温で12時間撹拌した。
通常の後処理により淡黄色粉末(I,48g)を得た。
NMRにてこの物質がN−(t−ブトキシカルボニル)
−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン 4−アセ
チルアニリド(I)と確認した。
前記化合物(I) (I,48g)に4N−塩化水素/
ジオキサン溶液(4,7II11)を加えて室温で30
分間撹拌した。この溶液にジエチルエーテル(20m)
を加えて析出した固体を濾取して、3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン 4−アセチルアニリド 塩酸塩
(If)(I,0g)を得た。
前記化合物(II)(0,41g)及びトランス−4−
グアニジノメチルシクロへキシルカルボン酸塩酸塩(C
hem、Pharm、Bull、33.647 (I9
85)の方法で合成〕(0,24g)、D CC(0,
23g)を乾燥ピリジン(5戚)に溶解させ20時間撹
拌した。不溶物を濾別した後、濾液を減圧濃縮し、残渣
へ飽和炭酸水素ナトリウム水を加え2時間撹拌した。析
出した結晶性物質を濾取し、十分に水洗後乾燥させ、N
MRlIRで確認した後、メタノール(5d)に溶解さ
せ、メタンスルホン酸(0,04g)を加え、室温下2
0分間撹拌した。この溶液中ヘジエチルエーテル(20
d)を加え、析出した結晶性物質を濾取しエチルエーテ
ルで洗浄後、乾燥させN−(トランス−4−グアニジノ
メチルシクロヘキシルカルボニル)−3−フヱノキシー
DL−フェニルアラニン 4−アセチルアニリド メタ
ンスルホン塩酸(0,22g)を得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン(2g)と4−エトキシカルボニル
ピペリジン(0,88g)を乾燥塩化メチレン(30d
)に溶かした後、縮合剤1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(I,1g)
を加えて、室温で12時間撹拌した。反応後、反応液を
水、アルカリ水及び酸性の水で洗い、硫酸ナトリウムで
乾燥した。
溶媒を留去した後残渣の淡黄色固体を塩化メチレン−ジ
エチルエーテルで再結晶して白色固体のN−(I−ブト
キシカルボニル)3−フェノキシ−DL−フェニルアラ
ニン 4−エトキシカルボニルピペリジノアミド(I)
(2,4g)を得た。IR及びNMRで確認した後、(
I)(2g)を4N−塩化水素/ジオキサン溶液(5d
)に加え、水冷下30分間撹拌した。反応後ジエチルエ
ーテルを加えて析出させ、ジエチルエーテルで数回洗浄
して淡tlt色固体の3−フェノキシ−DL−フェニル
アラニン 4−エトキシカルボニルピペリジノアミド塩
酸塩(2) (I,6g )を得た。IR及びNMRで
確認した後(2) (0,7g )と4−グアニジノ安
息香酸(0,36g)を、乾燥ピリジン(20#!t)
に溶かした後、上記縮合剤(0,37g)を加えて室温
で24時間放置した。反応後ミ溶媒を留去した後残渣を
飽和炭酸水素ナトリウム溶液で数回洗浄し、黄褐色固体
のN−(4−グアニジノベンゾイル)−3−フェノキシ
−DL−フェニルアラニン 4−エトキシカルボニルピ
ペリジノアミド炭酸塩(3)(0,65g)を得た。(
3) (0,65g)を5r11のメタノールに溶かし
、メタンスルホン酸(0,l1g)を加えて30分放置
した後ジエチルエーテルを加え、析出した固体をジエチ
ルエーテルで数回洗浄した後、淡褐色固体のN−(4−
グアニジノベンゾイル)−3−フェノキシ−DL−フェ
ニルアラニン 4−エトキシカルボニルピペリジノアミ
ド メタンスルホン酸塩(4) (0,67g)を得た
。(化金号主工)(3) (0,65g)と炭酸ナトリ
ウム(0,3g)を水−ジオキサン混合溶液(30m)
に加え5時間加熱還流した。1夜室温で放置後、析出し
た固体を濾取した後、塩化メチレン−エタノール混合溶
液(I0d)に溶かし、メタンスルホン酸(0,3g)
を加えて30分放置した後、ジエチルエーテルを加えて
析出させた。析出した固体をジエチルエーテルで数回洗
浄した後、淡褐色固体のN−(4−グアニジノベンゾイ
ル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン 4−
ヒドロキシカルボニルピペリジノアミドメタンスルホン
酸塩(0,55g)を得た(玉31炊l」−)。
N−(t−ブトキシカルボニル)3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン(3g)を乾燥テトラヒドロフラン
に溶かし、トリエチルアミン(8成)を加え、水冷下に
クロロ炭酸エチル(Ig)を加え30分撹拌した。この
溶液に4−エトキシカルボニルメチルアニリン塩酸塩(
I,6g)を加え、室温下10時間撹拌した。溶媒留去
後、酢酸エチルで抽出し、水洗し乾燥し、N−(t−ブ
チルオキシカルボニル)−3−フェノキシ−DL−フェ
ニルアラニン 4−エトキシカルボニルメチルアニリド
(I)の白色粉末(2,3g)を得た。
(I)(fg)に水冷下4N−塩化水素/ジオキサン溶
液(I0d)を加え、室温下30分撹拌した。この溶液
にヘキサン(30mg)を加え、析出した結晶性物質を
濾取し、エーテルで洗浄後減圧上乾燥し、3−フェノキ
シ−DL−フェニルアラニン 4−エトキシカルボニル
メチルアニリド塩酸塩(II)の白色粉末(0,6g)
を得た。
一方、4−グアニジノ安息香酸(6,15g)をピリジ
ンに溶かし、水冷下N、N−ジシクロへキシルカルボジ
イミド(0,16g)を加え30分撹拌し、前記化合物
(II)(0,3g)を加えて室温で一夜放置した。析
出物を濾去後、ピリジン留去後、N−(4−グアニジノ
ベンゾイル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニ
ン−4−エトキシカルボニルメチルアニリド(m><進
d目1A」−)の褐色粉末(0,3g)を得た。構造を
NMRで確認した。
前記化合物(I[I)  (0,2g)をテトラヒドロ
フラン(I0gg)/メタノール(4m)に溶解し、水
酸化ナトリウム(6,02g) /水(2d)を加えて
40℃で1時間撹拌した。溶媒留去後、クエン酸で中性
にし、析出した結晶を濾取、N−(4−グアニジノベン
ゾイル)−3−フェノキシ−〇L−フェニルアラニン 
4−ヒドロキシカルボニルメチルアニリド(IV)の淡
褐色粉末(0,2g)を得た。水冷下、4N−塩化水素
/ジオキサン溶液(2d)を加え、室温下20分間撹拌
した。この溶液にジエチルエーテルを加えて析出した結
晶を濾取。メタノール/ジエチルエーテルで再結晶し、
N−(4−グアニジノベンゾイル)−3−フェノキシ−
DL−フェニルアラニン 4−ヒドロキシカルボニルメ
チルアニリド塩酸塩の白色粉末(0,12g)を得た。
4−アミノメチル安息香酸(Log)とt−ブチルオキ
シカルボニルオキシイミノ−2−フェニルアセトニトリ
ル(I9g)を水−ジオキサン混合溶液(200mN)
に溶かした後、トリエチルアミン(I4g)を加えて室
温で12時間撹拌した0反応後、溶媒を留去した後、水
(I00d)を加え酢酸エチルで洗浄した。クエン酸で
酸性にして酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去した後残渣をクロロホルムで再結晶し
て白色固体の4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノメチル安息香酸(I)(I4g)を得た。
(I)(0,28g)と3−フェノキシ−DL−フェニ
ルアラニン 4−(2−メトキシカルボニルビニル)ア
ニリド塩酸塩(0,16g)を乾燥塩化メチレン−トリ
エチルアミン混合溶媒に溶かした後、縮合剤1−エチル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
塩酸塩(0,17g)を加えて室温で12時間撹拌した
。反応後、反応液を水、アルカリ水、及び酸性の水で洗
浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣を
塩化メチレン−ジエチルエーテル混合溶媒で再結晶して
、白色固体のN−(4−(t−ブトキシカルボニルアミ
ノメチルベンゾイル)〕−〕3−フェノキシーDL−フ
ェ;、ルアラニン4(2−メトキシカルボニルビニル)
アニリド(II)(0,3g)を得た。
IR及びNMRで確認した後(III)(0,25g)
を、4N−塩化水素ジオキサン溶液(5m)に加えて、
水冷下30分撹拌した。反応後、ジエチルエーテルを加
えて析出させ、ジエチルエーテルで数回洗浄して、淡黄
色の固体N−(4−アミノメチルベンゾイル)−3−フ
ェノキシ−DL−フェニルアラニン 4−(2−メトキ
シカルボニルビニル)アニリド塩酸塩(I[[)(0,
2g)を得た(止金立42)。
(III)(0,13g)と炭酸ナトリウム(0,05
g)を水−ジオキサン混合溶媒(30rI&)に加えて
4時間加熱還流した。反応後、−夜装置して析出した固
体を濾取し、飽和塩化水素/メタノールに溶かし10分
放置後溶媒を留去した。残渣をメタノール−ジエチルエ
ーテル混合溶媒で再結晶して、白色固体のN−(4−ア
ミノメチルベンゾイル)3−フェノキシ−DL−フェニ
ルアラニン 4−(2−ヒドロキシカルボニルビニル)
アニリド塩酸塩(0,11g)を得た(丑ばILL)。
底 N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ベンゾイル−D
L−フェニルアラニン(0,37g)を乾燥テトラヒド
ロフラン(8d)に溶解し、水冷下トリエチルアミン(
0,15m)を加え、10分間撹拝復クロル炭酸エチル
(0,11g)の乾燥テトラヒドロフラン(Ld)溶液
を一度に加え30分間撹拌した。
次いで、2−アミノ−4−チアゾール酢酸エチルエステ
ル(0,19g)を加え、室温にて5時間撹拌した。固
形物を濾去し、減圧上濃縮後残渣を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗3回、10%クエン酸水、水、5%重
曹水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧上濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン:酢酸エチル−3:1溶出部より淡黄色油状物(
0,37g)を得た。NMRスペクトルより本物質がN
−(t−ブトキシカルボニル)−3−ベンゾイル−DL
−フェニルアラニン 2−(4−エトキシカルボニルメ
チル)チアゾリルアミド(I)であることを確認した。
次いで、化合物(I )  (0,37g)に4N−塩
化水素/1,4−ジオキサン溶液(4d)を加え、室温
下1時間撹拌した。ヘキサン(30m)を加え析出した
油状物質をデカンテーシヨンにて上層を除いて得た。こ
の物質をジエチルエーテルで十分に洗浄して減圧上乾燥
し、吸湿性の白色粉末(0,33g)を得た。
一方、4−(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシ
クロへキシルカルボン酸(0,20g)、)リエチルア
ミン(0,12m) 、クロル炭酸エチル(0,09g
)より調製した混合酸無水物に先の白色粉末(0,33
g)を加え、さらにN、N−ジメチルホルムアミド(3
rd>、トリエチルアミン(0,12戚)を加え、室温
下2時間撹拌した。氷水(50d)を加え析出した油状
物質を酢酸エチルで抽出した。
有機層を水で3回、10%クエン酸水、水、5%重曹水
、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧上濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、ヘキサン:酢酸エチル−2:l溶出部より
無色油状物(0,15g)を得た。本物質をNMRスペ
クトルよりN−〔トランス−4−(t−ブトキシカルボ
ニル)アミノメチルシクロへキシルカルボニル〕−3−
ペンソイル−DL−フェニルアラニン 2− (4−エ
トキシカルボニルメチル)チアゾリルアミド(II)と
同定した。
次いで、化合物(U )  (0,13g)に4N−塩
化水素/1,4−ジオキサン溶液(2d)を加え、室温
1時間撹拌した。溶媒を減圧上濃縮し、残渣にエーテル
を加え粉末化させた。粉末を濾取し、減圧上乾燥させ、
吸湿性の白色粉末としてN−、(トランス−4−アミノ
メチルシクロヘキシルカルボニル)−3−ベンゾイル−
DL−フェニルアラニン2−(4−エトキシカルボニル
メチル)チアゾリルアミド塩酸塩(0,11g)を得°
た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ニトロ−DL−
フェニルアラニン(I,90g)及びトリエチルアミン
(0,80d)を乾燥テトラヒドロフラン(30m)に
溶かし水冷下にクロル炭酸エチル(0,66g)を加え
20分間撹拌し4−ベンゾイルアニリン(I,20g)
を加え室温で12時間撹拌した。固形物を濾去し、減圧
上濾液を濃縮し残渣を酢酸エチルで抽出した。10%ク
エン酸水溶液、水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
減圧下に溶媒留去した。残渣をエーテルで結晶化し、N
−(t−ブトキシカルボニル)−3−ニトロ−DL−フ
ェニルアラニン 4−ベンゾイルアニリド(I,)を淡
黄色結晶(I,96g)を得た。構造はIRSNMPに
同定した。
前記化合物(I)  (0,72g)に4N−塩化水素
/ジオキサン溶液(3,0d)を加えて室温で1時間撹
拌した。この溶液にジエチルエーテル(20d)を加え
て析出した固体を濾取して3−ニトロ−DL−フェニル
アラニン 4−ベンゾイルアニリド塩酸塩(II ) 
 (0,66g)を得た。一方、トランス−4−(t−
ブチルオキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボン酸(0,40g)及びトリエチルアミン(0,
40m)を乾燥テトラヒドロフラン(30gM)に溶か
し、水冷下クロル炭酸エチル(0,18g)を加え20
分間撹拌した。この溶液に前記化合物(If )  (
0,66g)を加え室温下12時間撹拌した。残渣を酢
酸エチルで抽出し、有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した溶媒を留去後、N−()ランス−4−(む
−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシルカ
ルボニル〕−3−二トローDL−フェニルアラニン 4
−ベンゾイルアニリド(III)  (0,58g)を
白色粉末として得た。この構造はNMRにて確認した。
前記化合物(DI)  (0,58g)を4N−塩化水
素/ジオキサン溶液(2I11)に溶かし、室温下1時
間撹拌しジエチルエーテル(I6d)を加え、析出した
結晶性物質を濾取してジエチルエーテルで十分に洗浄後
、減圧下で乾燥して、N−(トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキシルカルボニル)−3−二トローDL−フ
ェニルアラニン 4−ベンゾイルアニリド塩酸塩(0,
48g)を淡黄色粉末として得た。
金底 N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(I,78g)を乾燥テトラヒド
ロフラン(30I11)と乾燥N、N−ジメチルホルム
アミド(I0d)の混合溶媒に溶解し、水冷下トリエチ
ルアミン(o、75m)を加え10分間撹拌後、クロル
炭酸エチル(0,55g)の乾燥テトラヒドロフラン(
2m)の溶液を加え30分間撹拌した0次いで、この溶
液にβ−アラニンエチルエステル塩酸塩(0,77g)
を加え、さらにトリエチルアミン(0,75d)を加え
室温で2時間撹拌した。
固形物を濾去後、減圧上濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽
出した。有機層を水で3回、10%クエン酸水、水、飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
上濃縮した。結晶化した残渣をジイソプロピルエーテル
で濾取し、白色粉末(I,74g)を得た。本物質はN
MRスペクトルよりN−(t−ブトキシカルボニル)−
3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン 2−エトキ
シカルボニルエチルアミド(I)と同定した。次いで、
化合物(I’) (0,47g)に4N−塩化水素/1
.4−ジオキサン溶液(4d)を加え、室温下1時間撹
拌した。ジエチルエーテルを加え析出した結晶性物質を
濾取、減圧下に乾燥し、吸湿性の白色粉末(0,35g
)を得た。
一方、4−(t−ブトキシカルボニル)アミノメチル安
息香酸(0,25g)を乾燥テトラヒドロフラン(8r
n1)と乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(4戚)の
混合溶媒に溶解し、水冷下トリエチルアミン(0,15
adl)を加え10分間撹拌後、クロル炭酸エチル(0
,11g)の乾燥テトラヒドロフラン(ld)の溶液を
加え20分間撹拌後、先に得た白色粉末(0,35g)
を加え室温で3時間撹拌した。
固形物を濾去し、減圧上濃縮後、残渣を酢酸エチルで抽
出した。有機層を水で3回、10%クエン酸水、水、飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
下に濃縮した。残渣をジエチルエーテルで結晶化し、白
色粉末(0,34g)を得た。
本物質はNMRスペクトルより、N−(4−(を−ブト
キシカルボニル)アミノメチルベンゾイル〕−3−フェ
ノキシ−DL−フェニルアラニン 2−エトキシカルボ
ニルエチルアミド(n)と同定した。
次に先に得られた(If)(0,30g)に4N−塩化
水素/1,4−ジオキサン(3dりを加え、室温下2時
間撹拌した。析出した油状物をデカンテーションにて上
層を除いて得、ジエチルエーテルで洗浄後減圧下に乾燥
した。さらにジエチルエーテルで結晶化させ、白色粉末
として N−(4−アミツメチルベンゾイル)−3−フ
ェノキシ−DL−フェニルアラニン 2−エトキシカル
ボニルエチルアミド塩酸塩(0,28g)を得た。
N−(t−7’トキシカルボニル)−3−ベンゾイル−
DL−フェニルアラニン(0,24g) ヲ乾燥テトラ
ヒドロフラン(5IIi)に溶解し、水冷下トリエチル
アミン(0,10d)を加え10分間撹拌した。
クロル炭酸エチル(0,07g)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(0,5rIi)溶液を加え30分間撹拌後、ベン
ジルアミン(0,08g)を加え室温で2時間撹拌した
固形物を濾取後、減圧上濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽
出した。有機層を水、10%クエン酸水、水、飽和食塩
水で順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧上
濃縮した。残渣をジエチルエーテルで結晶化し、白色粉
末(0,12g)を得た。本′#質はNMRスペクトル
にて N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ベンゾイ
ル−DL−フェニルアラニン ベンジルアミド(I)と
同定した。
先に得られた(I)(0,11g)に4N−塩化水素/
1、 4−ジオキサン溶液(2d)を加え室温にて1時
間撹拌した。減圧上溶媒を留去し、残渣をジエチルエー
テルで洗浄し、減圧上乾燥し、アモルファス状物質を得
た。
一方、実施例19.22と同様にして、4−(t−ブト
キシカルボニル)アミノメチル安息香酸(0,07g)
、トリエチルアミン(0,04d) 、クロル炭酸エチ
ル(0,03g)より調製した混合酸無水物を前記アモ
ルファス状物質に加え、さらにトリエチルアミン(0,
04Id)を加え、室温にて2時間撹拌した。氷水(2
0d)を加え析出した物質を濾取し、十分に水洗、乾燥
し、白色粉末(0,11g)を得た。本物質はNMRス
ペクトルより N−〔4−(I−ブトキシカルボニル)
アミノメチルベンゾイルゴー3−ベンゾイル−DL−フ
ェニルアラニン ベンジルアミド(If)と同定した。
次いで、先に得られた(II)(0,10g)に4N−
塩化水素/1,4−ジオキサン溶液(2d)を加え室温
で1時間撹拌した。減圧上溶媒を留去し、残渣をジエチ
ルエーテルで十分に洗浄し、減圧上乾燥し、白色粉末と
してN−(4−アミノベンゾイル)−3−ベンゾイル−
DL−フェニルアラニンベンジルアミド塩酸塩(0,1
0g)を得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ベンジルオキシ
−DL−フェニルアラニン 4−アセチルアニリド(I
 )(4,88g)、パラジウム黒(0,60g)シク
ロヘキセン(I5m)及びエタノール(I001d)の
混合物を撹拌エタノール還流下に1時間反応した。冷後
固形物を濾去、濾液を濃縮し、N−(を−ブトキシカル
ボニル)−3−ハイドロキシ−DL−フェニルアラニン
 4−アセチルアニリド(If)(3,90g)を得た
。NMRスペクトルにより構造をn認した。(II)を
精製することなく次の反応に用いた。(II)のジメチ
ルスルホキシド(I00II11)溶液に含有率60%
の油性水素化ナトリウム(0,41g)を加え室温で3
0分間撹拌後、2−クロル−5−ニトロピリジン(I,
59g)を加え室温で10時間撹拌した。通常の後処理
により N−(t−ブトキシカルボニル)−3−(5−
二トロー2−ピリジルオキシ)−DL−フェニルアラニ
ン 4−アセチルアニリド(I[[)(4,50g)を
黄色粉末として得た。NMRによりその構造を確認した
前記化合物(III)(4,50g)を4N−塩化水素
/1゜4−ジオキサン溶液(70mjりで処理し、3−
(5−ニトロ−2−ピリジルオキシ)−DL−フェニル
アラニン 4−アセチルアニリドの塩酸塩(IV) (
3,95g)を白色粉末として得た。NMRにより構造
を確認した。
一方、トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシルカルボン酸(2,20g)及び
トリエチルアミン(I,35IIi)を乾燥テトラヒド
ロフラン(80d)に溶かし、水冷下クロル炭酸エチル
(I,00g)を加えて20分間撹拌した。
この溶液に前記化合物(■)(3,95g)を加え、ト
リエチルアミンで中和後12時間撹拌した。通常の後処
理によりN−()ランス−4−(t−ブトキシカルボニ
ル)アミノメチルシクロヘキシルカルボニル)−3−(
5−ニトロ−2−ピリジルオキシ)−DL−フェニルア
ラニン 4−アセチルアニリド(V)(4,22g)を
淡黄色粉末として得た。前記化合物(V)(4,21g
)を4N−塩化水素/1,4−ジオキサン溶液(60m
f)で処理して淡黄色粉末としてN−()ランス−4−
アミノメチルシクロへキシルカルボニル’)−3−(5
−ニトロ−2−ピリジルオキシ)−DL−フェニルアラ
ニン4−アセチルアニリド塩酸塩(3,45g)を得た
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ヒドロキシ−D
L−フェニルアラニン 4−ピリジルアミド(5,35
g)のジメチルスルホキシド(I00!!11)溶液に
含有率60%の油性水素化ナトリウム(0,62g)を
加え室温で30分間撹拌後、2,4−ジクロルニトロベ
ンゼン(2,88g)を加え室温で10時間撹拌した。
通常の後処理後N−(t−ブトキシカルボニル)−3−
(3−クロル−6−ニトロフェノキシ)−DL−フェニ
ルアラニン 4−ピリジルアミド(I)(6,66g)
を黄色粉末として得た。前記化合物(I) (6,50
g)を4N−塩化水素/1.4−ジオキサン溶液(I0
0rd)で反応させ、3−(3−クロル−6−ニトロフ
ェノキシ)’−DL−フェニルアラニン 4−ピリジル
アミド2塩酸塩を得、実施例4,5.7と同じ方法で得
られるトランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)
アミノメチルシクロヘキシルカルボン酸混合酸無水物と
トリエチルアミン(I,8m)と中和後反応させ、N−
〔トランス−4−(t−ブトキシカルボニル)アミノメ
チルシクロヘキシルカルボニル〕−3−(3−クロル−
6−ニトロフェノキシ)−DL−フェニルアラニン 4
−ピリジルアミド(If)(7,16g)を得た。前記
化合物(II)(7,OQg)を4N−塩化水素/1,
4−ジオキサン溶液(95d)で反応させ淡黄色粉末と
してN−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシル
カルボニル)−3−(3−クロル−6−ニトロフェノキ
シ)−DL−フェニルアラニン4−ピリジルアミド2塩
酸塩(6,06g)を得る。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−ベンジルオキシ
−DL−フェニルアラニン(I)(2,0g)を乾燥テ
トラヒドロフラン(30d)に溶解しトリエチルアミン
(I,5m)を加え、水冷下にクロル炭酸エチル(0,
65g)を加え30分間撹拌した。
この溶液にシクロヘキシルアミン(0,43g)を加え
室温下10時間撹拌した。溶媒留去後残渣を酢酸エチル
で抽出し、水洗し、乾燥し、N−(t−ブトキシカルボ
ニル)−3−ベンジルオキシ−DL−フェニルアラニン
 シクロへキシルアミド(■)(2,3g)を得た。
次いで、化合物(II)(0,68g)、パラジウム黒
(0,10g)、シクロヘキセン(4d)とエタノール
(2011i)の混合物を撹拌下、エタノール還流下に
反応させ、冷後固形物を濾過、減圧下で濃縮し、N−(
t−ブトキシカルボニル)−3−ハイドロキシ−DL−
フェニルアラニン シクロヘキシルアミド(III)(
0,54g)を得た。前記化合物(III)を精製する
ことなく (I[[)(0,54g)をN、N−ジメチ
    −ルホルムアミド(I0d)に溶解し、水素化
ナトリウム(60%含有物)(0,06g)を加え室温
下30分間撹拌した。この溶液にフェナシルブロマイド
(0,30g)のN、N−ジメチルホルムアミド(5d
)溶液を加え室温下4時間反応し、氷水を加え、析出し
た油状物を酢酸エチルで抽出し通常の後処理後、N−(
t−ブトキシカルボニル)−3−フェナシルオキシ−D
L−フェニルアラニン シク口ヘキシルアミド(IV)
(0,61g)を得た。前記化合物(IV)(0,50
g)に氷冷下4N−塩化水素/ジオキサン溶液(2,2
d)を加え室温下30分間撹拌した。
この溶液にヘキサン(30d)を加え、析出した結晶性
物質を濾取しエーテルで洗浄後減圧乾燥し、3−フェナ
シルオキシ−DL−フェニルアラニンシクロへキシルア
ミド塩酸塩(V)を定量的に得た。
一方、トランス−4−(t−7’チルオキシカルボニル
)アミノメチルシクロヘキシルカルボン酸(0,31g
)を乾燥テトラヒドロフラン(30d)に溶解しトリエ
チルアミン(0,30d)を加え、水冷下にクロル炭酸
エチル(0,12g)を加え30分間撹拌した。この溶
液に前記化合物(m)(0,36g)とトリエチルアミ
ン(0,50m)を加え室温下3時間撹拌した。溶媒留
去後残渣を酢酸エチルで抽出し、水洗し乾燥して、N−
〔トランス−4−(L−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノメチルシクロヘキシルカルボニル〕−3−フェナシル
オキシ−DL−フェニルアラニン シクロへキシルアミ
ド(IV)(0,20g)を得た。前記化合物(IV)
 (0,20g)に氷冷下4N−塩化水素/1,4−ジ
オキサン溶液(I,00d)を加え室温下30分間撹拌
した。この溶液にヘキサン(20d)を加え、析出した
結晶性物質を濾取しジエチルエーテルで洗浄後減圧乾燥
し、N−(トランス−4−アミノメチルシクロへキシル
カルボニル)−3−フェナシルオキシ−DL−フェニル
アラニンシクロへキシルアミド塩酸塩(0,1g)を白
色粉末として得た。
実施例25で得られるN−(t−ブトキシカルボニル)
−3−ベンジルオキシ−DL−フェニルアラニン 4−
ピリジルアミド(n)(I,25g)を4N−塩化水素
/ジオキサン(I2m)で反応させ3−ベンジルオキシ
−DL−フェニルアラニン4−ピリジルアミド2塩酸塩
(n)を得た。前記化合物(II)をジメチルホルムア
ミド(I0d)−テトラヒドロフラン(I0I11)I
液に懸濁させ、トリエチルアミン(0,8d)を氷冷上
実施例4で合成したトランス−4−(t−ブチルオキシ
カルボニル)アミノメチルシクロヘキシルカルボン酸の
混合酸無水物を加え30分間撹拌したのち室温でさらに
3時間反応した0通常の後処理後、N−〔トランス−4
−(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロへキ
シルカルボニルツー3−ベンジルオキシ−DL−フェニ
ルアラニン 4−ピリジルアミド(I[[)(I,31
g)を得た。前記化合物(III)  (I,31g)
、パラジウム黒(0,10g)及びシクロヘキセン(2
m)をエタノール還流下、1時間撹拌し、冷後固形物を
濾去し、濾液を減圧上濃縮し、N−〔トランス−4−(
t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボニル〕−3−ヒドロキシDL−フェニルアラニン
4−ピリジルアミド(IV) (I,10g )を得た
。前記化合物(IV)(I,09g)を乾燥1,4−ジ
オキサン(5d)に溶解し、さらに4N−塩化水素/1
゜4−ジオキサン溶液(I5d)を加え、室温下撹拌し
た。1時間後析出した結晶を濾取し、ジエチルエーテル
で十分に洗浄し、減圧上乾燥後吸湿性の白色粉末として
N−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカル
ボニル)−3−ヒドロキシ−DL−フェニルアラニン 
4−ピリジルアミド2塩酸塩(0,98g)を得た。
実施例21で得られたN−()ランス−4−(t−ブチ
ルオキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシルカル
ボニル〕−3−ニトロ−DL−フェニルアラニン 4−
ベンゾイルアニリド(0,60g )をエチルアルコー
ルに溶解し、10%パラジウム炭素(30■)を加え、
水素ガスを吹き込みながら撹拌し、60°Cで1時間反
応した。
パラジウム炭素を濾別し、濾液を減圧濃縮して、N−〔
トランス−4−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ
メチルシクロへキシルカルボニル〕−3−アミノ−DL
−フェニルアラニン 4−ベンゾイルアニリド(I)(
0,51g)を淡黄色粉末として得た。前記化合物(I
)(0,31g)を水冷下4N−塩化水素/ジオキサン
溶液(I,0Od)を加え、室温下30分間撹拌した。
この溶液にエチルエーテル(20rI11)を加え、析
出した結晶性物質を濾取し、乾燥し、N−(トランス−
4−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−3−ア
ミノ−DL−フェニルアラニン 4−ペンゾイルアニリ
ドニ塩酸塩(n)の黄色粉末(0,26g )を得た。
4−アミノ桂皮酸(5g)を飽和塩化水素/メタノール
溶液に加えて5時間加熱還流した。溶媒を留去後、残渣
をメタノール−エーテル混合溶媒で再結晶して淡黄色の
4−アミノ桂皮酸メチル塩酸塩(I)(6g)を得た。
(I )(0,41g )とN−(t−ブトキシカルボ
ニル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン(0
,68g)をN、N−ジメチルホルムアミド(20II
11)に溶かしトリエチルアミン(0,3g)と縮合剤
N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド(0,5g
)を加えて室温で12時間撹拌した。反応後溶媒を留去
したのち塩化メチレンで抽出し水、重曹水および10%
クエン酸水の水で洗い硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去したのち残渣をエタノールで再結晶して淡褐
色のN−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ
−DL−フェニルアラニン 4−(2−メトキシカルボ
ニルビニル)アニリド(n)(0,87g )を得た。
IRおよびNMRで確認したのち(It)(0,7g)
に4N−塩化水素ジオキサン溶液(5m)を加えて、水
冷下30分撹拌した。
反応後ジエチルエーテルを加えて析出させジエチルエー
テルで数回洗浄して淡褐色固体の3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン 4−(2−メトキシカルボニルビ
ニル)アニリド塩酸塩(III)(0,57g )を得
た。IRおよびNMRで確認したのち(III)(0,
29g)と4−グアニジノ酪酸(0,1g)を乾燥ピリ
ジン−塩化メチレン混合溶媒(30m)に溶かしたのち
縮合剤1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル
)カルボジイミド塩酸塩(0,16g )を加えて室温
で12時間撹拌した。反応後、溶媒を留去した後残渣を
飽和炭酸水素ナトリウム溶液で数回洗浄し淡褐色のN−
(4−グアニジノブチリル)−3−フェノキシ−DL−
フェニルアラニン 4−(2−メトキシカルボニルビニ
ル)アニリドMilJ1塩(IV)(0,3g )を得
た。(IV) (0,3g )を5Fdのメタノールに
溶かしメタンスルホン酸(0,06g )を加えて30
分放置したのちエーテルを加えて析出させた。析出した
固体をジエチルエーテルで数回洗浄したのち淡褐色固体
のN−(4−グアニジノブチリル)−3−フェノキシ−
DL−フェニルアラニン 4−(2−メトキシカルボニ
ルビニル)アニリドメタンスルホン酸塩(0,28g 
)を得た。
ス[ 実施例4と同様にして調製した3−フェノキシ−DL−
フェニルアラニン アニリド塩酸塩(0,70g )に
シアノ安息香酸(0,32g)より調製した混合酸無水
物を加え室温下2時間撹拌し、氷水(I0(ld)を加
え酢酸エチルで抽出した。有機層を水3回、10%クエ
ン酸氷水、5%重曹水、飽和食塩水で洗浄したあと、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮した。析出した
結晶性物質を濾取、エーテルで濾取し、淡茶色粉末とし
てN−(4−シアノベンゾイル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン アニリド(I)(0,66g)
得た。構造はNMRスペクトルにて確認した。
次いで化合物(I)(0,46g )をピリジン(I,
5d)とトリエチルアミン(0,5m)に溶解し、水冷
下1時間硫化水素気流下に激しく撹拌した。この混合物
を室温で2日間放置後、10%クエン酸水を入れ析出し
た結晶性物質を濾過し、乾燥し、黄色粉末(0,42g
)を得た。この黄色粉末(0,40g)をアセトン(5
0d)に懸濁し、ヨウ化メチルCB、Od)を加え室温
下8時間撹拌した。均一となった溶液を減圧上濃縮し、
残渣にエーテルを加え析出した結晶性物質を濾取、乾燥
し、白色粉末(0,49g )を得た。さらにこの白色
粉末(0,45g)をエタノール(50d)に懸濁し、
これに無水酢酸アンモニウム(0,09g )を入れ5
5°Cの加温下で7時間撹拌した。均一となった反応液
を減圧上濃縮し、残渣にジクロロメタンとエーテルを加
え結晶化し、濾取し、減圧下に乾燥し、白色粉末として
N−(4−アミジノベンゾイル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン アニリドヨウ化水素酸塩(0,
42g )を得た。
重金底 N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(3,57g )を乾燥テトラヒ
ドロフラン(60tll)に溶解し、水冷下トリエチル
アミン(I,50d)を加え10分間撹拌後、クロル炭
酸エチル(I,08g)の乾燥テトラヒドロフラン(3
d)溶液を一度に加え30分間撹拌した。次いでエタノ
ール(ladりを加え室温にて3時間撹拌した。固形物
を濾去後減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出した。
水洗後、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウム乾燥後
減圧下に濃縮し、無色油状物(3,50g )を得た。
NMRスペクトルにより本物質をN−(t−ブトキシカ
ルボニル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン
 エチルエステル(I)と同定した。
先に得られたエステルN)ct、sog)に4N−塩化
水素/1,4−ジオキサン溶液(20d)を加え室温下
1時間撹拌した。この溶液にヘキサン(200m)を加
え上層をデカンテーションで除いた。
同様の操作を2回くりかえした。残渣を減圧上乾燥し、
アモルファス状物質(I,25g )得た。本物質はN
MRスペクトルより3−フェノキシ−DL−フェニルア
ラニン エチルエステルを塩酸塩(n)と同定した。
一方、実施例4,5.7と同様にしてトランス−4−(
t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボン酸(I,03g) 、)リエチルアミン(0,
60戚)、クロル炭酸エチル(0,46g )より調製
した混合酸無水物の乾燥テトラヒドロフラン溶液を先の
塩酸塩(I,25gXII)のN、N−ジメチルホルム
アミド(5d)溶液に水冷下加え、さらにトリエチルア
ミン(0,60d)を加え室温下2時間撹拌した。固形
物を濾去後、減圧下に*mし、残渣を酢酸エチルで抽出
した。水洗後、10%クエン酸溶液で洗い、さらに水洗
3回し、飽和食塩水で洗った後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧上濃縮し、無色油状物(I,62g)を得
た。
NMRスペクトルより本物質がN−〔トランス−4−(
t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシル
カルボニル〕−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニ
ンエチルエステル(II[)であることを確認した。
先に得られた化合物(III)(0,60g)に4N−
塩化水素/1.4−ジオキサン溶液(5d)を加え室温
下1時間撹拌した。これにヘキサン(50m)を加え上
層をデカンテーションで除いた。同操作を2回くりかえ
し、残渣を酢酸エチルで固形化し、白色粉末としてN−
()ランス−4−アミノ−メチルシクロへキシルカルボ
ニル)−3−フェノキシ−DL−フェニルアラニン エ
チルエステル塩酸塩(0,44g )を得た。
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(3,57g )を乾燥N、N−
ジメチルホルムアミド(50d)に溶解し、無水炭酸カ
リウム(I,38g)を加え室温下20分間撹拌した。
次いでベンジルブロマイド(I,71g )の乾燥N、
N−ジメチルホルムアミド(I0#dり溶液を一度に加
え、45°Cで5時間加温下撹拌した。冷後反応液を氷
(200g )にあけ析出した油状物を酢酸エチル(I
00d)で抽出した。
有機層を2回水洗後、10%クエン酸水溶液で洗いさら
に3回水洗後、飽和食塩水で洗った。無水硫酸ナトリウ
ムで溶媒を乾燥し、減圧下に濃縮し、淡黄色油状物(4
,30g)を得た。NMRスペクトルにより本物質がN
−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−DL
−フェニルアラニン ベンジルエステル(I)であるこ
とを1iiiした。
先に得られた化合物(I)(2,24g )に4N−塩
化水素/1,4−ジオキサン溶液(30ttりを加え室
温下1時間撹拌した。この溶液にヘキサン(200if
fi)を加え上層をデカンテーションで除き、さらにヘ
キサン(I00m)を加え上層をデカンテーションで除
いた。残渣を減圧上乾燥し、アモルファス状物質(I,
92g)を得た。NMRスペクトルにより本物質が3−
フェノキシ−DL−フェニルアラニン ベンジルエステ
ル塩酸塩(II)であることを確認した。
一方、トランス−4−(ベンジルオキシカルボニル)ア
ミノメチルシクロヘキシルカルボン酸(I,52g)を
乾燥テトラヒドロフラン(50m)と乾燥N、N−ジメ
チルホルムアミド(I5d)に溶解し、トリエチルアミ
ン(0,78tt)を加え、次いで水冷下にクロル炭酸
エチル(0,57g )の乾燥テトラヒドロフラン(2
m)溶液を加え、20分間撹拌した。この溶液を先の塩
酸塩(n)に加え、さらにトリエチルアミン(0,80
m)を加え、水冷下30分間、次いで室温下3時間撹拌
した。
この溶液を氷水(200d)にあけ、析出した結晶性物
質を濾取し、十分に水洗後乾燥し、白色粉末(2,45
g ’)を得た。NMRスペクトルより本物質がN−〔
トランス−4−(ベンジルオキシカルボニル)アミノメ
チルシクロへキシルカルボニル〕−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン ベンジルエステル(I[)であ
ることを確認した。
先に得たエステル(II[)(0,62g ) 、パラ
ジウム黒(0,15g)、シクロヘキセン(2adりの
メタノール(30d)溶液をメタノール還流下に1.5
時間反応させた。反応液を熱時吸引濾過にて固形物を除
き、減圧上濃縮し、白色粉末としてN−(トランス−4
−アミノメチルシクロへキシルカルボニル)−3−フェ
ノキシ−DL−フェニルアラニン(0,30g)を得た
N−(t−ブトキシカルボニル)−3−フェノキシ−D
L−フェニルアラニン(I,07g )、トリエチルア
ミン(0,90d) 、4−ヒドロキシピリジン、l水
和物(0,34g )のアセトニトリル(I0d)の混
合物に水冷下l−イソプロピル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド過塩素酸塩(I,78g
)を加えさらに室温下10時間撹拌した。酢酸エチル(
50d)を加え水2回、10%クエン酸水、水、飽和食
塩水で順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
下に濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン:酢酸エチル−2;l溶出部より無色油状物(0
,83g )が得られた0本物質はNMRスペクトルよ
りN−(t−ブトキシカルボニル)、3−フェノキシ−
〇L−フェニルアラニン 4−ピリジルエステル(I)
と同定した。
次いで化合物(I)(0,80g)を乾燥1,4−ジオ
キサン(3d)に溶解し、4N−塩化水素/1゜4−ジ
オキサン溶液(I2m)を加え室温で1時間撹拌した。
ヘキサン(I00m)を加え析出した油状物をデカンテ
ーションにて上層を除き、さらにエーテル(50m)に
て十分に洗浄し、デカントで上層を除き減圧下に乾燥し
、アモルファス状物質(0,73g)を得た。
一方、実施例4,5.7と同様にしてトランス−4−(
t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロヘキシル
カルボン酸(0,52g ) 、)リエチルアミン(0
,30d) 、クロル炭酸エチル(0,22g)より調
製した混合酸無水物を先のアモルファス状物質に加え、
さらに乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(5d)、ト
リエチルアミン(0,30m1りを加え室温で2時間撹
拌した。固形物を濾去し、減圧上濃縮後残渣を酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水で3回、1%クエン酸水、水
、5%重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧上濃縮し、無色油状物(0,72g 
)を得た。
この物質はNMRスペクトルよりN−〔トランス−4−
(t−ブトキシカルボニル)アミノメチルシクロへキシ
ルカルボニル〕−3−フェノキシ−DL−フェニルアラ
ニン 4−ピリジルエステル(I[[)と同定した。
先に得られた(III)(0,58g)を乾燥1,4−
ジオキサン(3rd)に溶解し、4N−塩化水素/1゜
4−ジオキサン溶液(I01111りを加え、室温にて
1時間撹拌した。ヘキサン(200d)を加え析出した
油状物を上層をデカンテーションで除き、さらにヘキサ
ン(200m)を加え同操作をくり返して得、減圧下乾
燥した。吸湿性の白色粉末としてN−(トランス−4−
アミノメチルシクロヘキシルカルホニル)−3−フェノ
キシ−DL−フェニルアラニン 4−ピリジルエステル
2塩酸塩(0,45g )を得た。
〔発明の効果〕
本発明の蛋白分解酵素阻害剤の有効成分である前記一般
式(I)のフェニルアラニン誘導体又はその塩は以下の
実験結果から明らかなように、カリクレイン、トリプシ
ンに対してそれぞれに、または両者に、非常に強い阻害
活性を有する。その阻害活性、阻害選択性と構造の関係
に注目すればフェニルアラニンの3位置換基によりそれ
らは大きく左右されると考えられる。すなわち3−フェ
ノキシ−DL−フェニルアラニン誘導体については、カ
リクレインに対する阻害がもっとも強く次いでトリプシ
ン、プラスミンの順となる。また3−ベンゾイル−DL
−フェニルアラニン誘導体についてはトリプシンに対す
る阻害がもっとも強く次いでカリクレイン、プラスミン
の順となる。これらフェニルアラニンの3位置換基の影
響は一般式(I)のAによっても強められる。すなわち
Aをトランス−4−″アミノメチルシクロへキシルカル
ボニル基より4−グアニジノベンゾイル基に置換するこ
とにより、カリクレインに対する大きな選択性がでてく
ることである。このように本発明によりA、B、Xの種
々の組み合せにより高阻害活性および高阻害選択性を持
った化合物群を得た。
また本発明化合物いくつかの生理作用および諸物性は従
来公知の薬剤、例えば膵炎治療剤、抗ショック剤として
知られているアプロチニンや、PUT−175に比べて
改善されており、膵炎治療剤、抗ショック剤、抗アレル
ギー剤、抗潰瘍剤、及び免疫調節剤として有効である。
以下に本発明化合物の抗プラスミン活性、抗カリクレイ
ン活性、抗トリプシン活性、抗ウロキナーゼ活性及び抗
トロンビン活性について代表的な試験例を示し、具体的
に説明する。
なお、以下の試験例に於いて使用した測定法は次のとお
りである。また試験結果は、本発明の化合物については
前記表−1の化合物番号にて表−2に示し、比較例とし
て既知薬については表−3に化合物の名称または構造を
示し、試験結果を表−4に示した。
阻害剤を0.18Mホウ酸生理食塩緩衝液(pH7,4
)に溶かし、全体を600μ2とし、37°C恒温槽中
、これに同緩衝液に溶解した牛のフィブリノーゲンの0
.2%溶液を200pIl、人のプラスミン 0.3カ
ゼインユニツト/d!溶液を100μ!、牛のトロンビ
ン50ユニツト/rd溶液を100pffi加えた後生
成したフィブリン塊の溶解時間を測定し、阻害剤を入れ
ない場合の溶解時間(本実験条件で約5分)を2倍に延
長する阻害剤の濃度・■、。(50%阻害剤濃度、単位
μmojりを求める。
(ii) S −2251”   の2 ゛阻害剤を0
.05M)リス塩酸緩衝液(pFI7.4)に溶かし、
全体を400plとし、ここへS −2251の311
IM溶液50μ2を加え37℃の恒温槽中で5分間イン
キユベーシゴンし、人のプラスミン 0.2カゼインユ
ニット/−を50J!j!添加、37°Cで4分間イン
キエベーションした後50%酢酸50μEを加え反応を
止める。
系内で生成したパラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤なしの場合の1/2の吸光度を示す
阻害剤濃度(μwonりを!、。とじて求めた。
(iii )フィブリノ−ン ”  の2阻害剤を0.
18Mホウ酸生理食塩緩衝剤(pH7,4)に溶かし、
全体を400pj!とし、37°C恒温槽中、これに同
緩衝液に溶解した牛のフィブリノーゲンの0.4%溶液
を500pIl、人のプラスミン 1カゼインユニツト
/d溶液100pj!を加え、37℃で10分間反応さ
せた後、トラネキサム酸13.2n+Mを含む同緩衝液
3.800pffiと牛のトロンビン 50ユニッI−
/ ml溶液を200pIl加えて反応を止め、37°
Cで155分間インキュベーション、フィブリンを析出
させた。析出したフィブリン塊をガラス棒にまきつけ蒸
留水で洗浄後、フィブリン量をフェノール試薬によるチ
ロシン発色法(J、Biol、Chem、。
73、627 (I927) )で測定し、残存フィブ
リノーゲン量とした。
残存フィブリノーゲン量から分解フィブリノーゲン量を
求め、阻害剤を入れない場合の、分解フィブリノーゲン
量を半分にする阻害剤の濃度(μmojりを■、。とじ
た。
阻害剤を0.18Mホウ酸生理食塩緩衝液(pH7,4
)に溶かし、全体を500μEとし、37°C恒温槽中
、これに同緩衝液に溶解した牛のフィブリノーゲン0.
2%溶Wiヲ400uR1牛のトロンビン 4ユニツト
/1d溶液を100μE加え凝固時間を測定し、阻害剤
を入れない場合の凝固時間を2倍に延長する阻害剤の濃
度(μmol)をI、。とじて求めた。
(ii ) S −2238の゛ 阻害剤を0.05M )リス塩酸緩衝液(pH8,3)
に溶かし、全体を400μ!とし、ここへS−2238
の0.2mM溶液を50μl加え37℃恒温槽中で5分
間インキュベーションし、牛のトロンビン 0.2ユニ
ツト/I11溶液を50af添加、37℃で初速度法に
より1分間あたりに生成したパラニトロアニリンの吸光
度を405nmで測定し、阻害剤を入れない場合の1/
2の吸光度を示す阻害剤濃度(μlIo 12 ) −
を■、。として求めた。
阻害剤を0.05M)リスイミダゾール緩衝液(pH8
,1)に溶かし、S−2238の1a+M溶液を125
pj加え、全体を1.20dとし、37°C恒温槽中で
5分間インキュベーションする。ここへ牛のトリプシン
0.05dを添加、37°Cで初速度法により1分間あ
たりに生成したパラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2の吸光度を
示す阻害剤濃度(μmof)をI、。として求めた。
阻害剤を0.05M)リス塩酸緩衝液(pH7,8)に
溶かし、全体を400pj!とじ、ここへS−2302
の2mM溶液を50μ!加え37゛C恒温槽中で5分間
インキュベーションし、人の血漿カリクレイン0.12
ユニツト/d溶液を50IJIl添加、37°Cで5分
間インキュベーションした後50%酢酸50pItを加
え反応を止める。
系内で生成したパラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2の吸光度を
示す阻害剤濃度(μ−〇l)を■、。とじて求めた。
阻害剤を0.05M トリス塩酸緩衝液(pH8,8)
に溶かし、全体を400μlとし、ここへS −244
4の1sM溶液を50μ!加え37°C恒温槽中で5分
間インキュベーションし、人のウロキナーゼ500ユニ
ツ)/ld溶液を50μl添加、37°Cで5分間イン
キュベーションした後50%酢酸50μiを加え反応を
止める。
系内で生成したパラニトロアニリンの吸光度を405n
mで測定し、阻害剤を入れない場合の1/2の吸光度を
示す阻害剤濃度(μ翔02)を■、。とじて求めた。
尚、本発明化合物を医薬として用いる場合、投与方法に
ついては必ずしも制限はなく、薬学上慣用の製剤方法に
て適当な製剤とし、静脈注射、筋肉注射、静脈内点滴、
経口投与、気道吸入、点眼、点鼻、皮膚外用等の方法に
て使用される。又、その用量は1日、1人当り1〜10
00■が適当である。
但し、必要に応じて適宜増減し得ることは言うまでもな
い。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、AはH_2N−、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼ 又は−(CH_2)_n−(式中、mは0、1もしくは
    2であり、nは3、4もしくは5である)を示し、 Xはヒドロキシル基、ニトロ基、アミノ基、フェノキシ
    基(ハロゲン原子もしくはニトロ基で置換されていても
    よい)、C_1〜C_4アルキルオキシ基(フェニル基
    もしくはベンゾイル基で置換されていてもよい)、ベン
    ゾイル基、ピリジルオキシ基(ハロゲン原子もしくはニ
    トロ基で置換されていてもよい)又はC_1〜C_4ア
    ルキル基(ハロゲン原子で置換されていてもよい)を示
    し、Yは、▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、
    R^1及びR^2は、それぞれ独立に、水素原子、フェ
    ニル基(ベンゾイル基;C_1〜C_4アルキルカルボ
    ニル基;C_1〜C_4アルコキシカルボニル基もしく
    はヒドロキシカルボニル基で置換されていてもよいC_
    1〜C_4アルキル基;ヒドロキシカルボニル基もしく
    はC_1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されて
    いてもよいC_2〜C_5アルケニル基;C_1〜C_
    4アルコキシカルボニル基;又はアミジノ基で置換され
    ていてもよい)、ピリジル基(ハロゲン原子もしくはカ
    ルボキシル基で置換されていてもよい)、イミダゾリル
    基、ピリミジル基、テトラゾリル基、チアゾリル基(C
    _1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されていて
    もよいC_1〜C_4アルキル基で置換されていてもよ
    い)、C_1〜C_6アルキル基(C_1〜C_4アル
    コキシ基、C_1〜C_4アルコキシカルボニル基、フ
    ェニル基もしくはベンゾイル基で置換されていてもよい
    )、C_5〜C_7シクロアルキル基(C_1〜C_4
    アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、又
    はR^1及びR^2がそれらが結合する窒素原子と一緒
    になってピペラジル基(N原子がフェニル基で置換され
    ていてもよいC_1〜C_4アルキル基で置換されてい
    てもよい)、ピペリジノ基(カルボキシル基もしくはC
    _1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されていて
    もよい)、ピロリジル基(C_1〜C_4アルコキシカ
    ルボニル基で置換されていてもよい)又はモルホリノ基
    を示す〕又は−OR^3〔式中、R^3は水素原子、C
    _1〜C_6アルキル基(C_1〜C_4アルコキシ基
    、フェニル基もしくはピリジル基で置換されていてもよ
    い)又はピリジル基を示す〕を示す]で表わされるフェ
    ニルアラニン誘導体又はその薬学的に許容し得る塩。 2、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、AはH_2N−、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 Bは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼ 又は−(CH_2)_n−(式中、mは0、1もしくは
    2であり、nは3、4もしくは5である)を示し、 Xはヒドロキシル基、ニトロ基、アミノ基、フェノキシ
    基(ハロゲン原子もしくはニトロ基で置換されていても
    よい)、C_1〜C_4アルキルオキシ基(フェニル基
    もしくはベンゾイル基で置換されていてもよい)、ベン
    ゾイル基、ピリジルオキシ基(ハロゲン原子もしくはニ
    トロ基で置換されていてもよい)又はC_1〜C_4ア
    ルキル基(ハロゲン原子で置換されていてもよい)を示
    し、Yは、▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、
    R^1及びR^2は、それぞれ独立に、水素原子、フェ
    ニル基(ベンゾイル基;C_1〜C_4アルキルカルボ
    ニル基;C_1〜C_4アルコキシカルボニル基もしく
    はヒドロキシカルボニル基で置換されていてもよいC_
    1〜C_4アルキル基;ヒドロキシカルボニル基もしく
    はC_1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されて
    いてもよいC_2〜C_5アルケニル基;C_1〜C_
    4アルコキシカルボニル基;又はアミジノ基で置換され
    ていてもよい)、ピリジル基(ハロゲン原子もしくはカ
    ルボキシル基で置換されていてもよい)、イミダゾリル
    基、ピリミジル基、テトラゾリル基、チアゾリル基(C
    _1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されていて
    もよいC_1〜C_4アルキル基で置換されていてもよ
    い)、C_1〜C_6アルキル基(C_1〜C_4アル
    コキシ基、C_1〜C_4アルコキシカルボニル基、フ
    ェニル基もしくはベンゾイル基で置換されていてもよい
    )、C_5〜C_7シクロアルキル基(C_1〜C_4
    アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい)、又
    はR^1及びR^2がそれらが結合する窒素原子と一緒
    になってピペラジル基(N原子がフェニル基で置換され
    ていてもよいC_1〜C_4アルキル基で置換されてい
    てもよい)、ピペリジノ基(カルボキシル基もしくはC
    _1〜C_4アルコキシカルボニル基で置換されていて
    もよい)、ピロリジル基(C_1〜C_4アルコキシカ
    ルボニル基で置換されていてもよい)又はモルホリノ基
    を示す〕又は−OR^3〔式中、R^3は水素原子、C
    _1〜C_6アルキル基(C_1〜C_4アルコキシ基
    、フェニル基もしくはピリジル基で置換されていてもよ
    い)又はピリジル基を示す〕を示す]で表わされるフェ
    ニルアラニン誘導体又はその薬学的に許容し得る塩を有
    効成分とする蛋白分解酵素阻害剤。
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