JPS6324964B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6324964B2
JPS6324964B2 JP54135230A JP13523079A JPS6324964B2 JP S6324964 B2 JPS6324964 B2 JP S6324964B2 JP 54135230 A JP54135230 A JP 54135230A JP 13523079 A JP13523079 A JP 13523079A JP S6324964 B2 JPS6324964 B2 JP S6324964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedlings
seedling
rice
parts
soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54135230A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5659702A (en
Inventor
Kyochika Hoshikawa
Ryonosuke Koyama
Tadashi Ichikawa
Norio Shirakawa
Sadaji Morinaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP13523079A priority Critical patent/JPS5659702A/ja
Publication of JPS5659702A publication Critical patent/JPS5659702A/ja
Publication of JPS6324964B2 publication Critical patent/JPS6324964B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、イネの健苗育成剤に関するものであ
る。 最近、我国の稲作農業は急速に機械化されてき
ており、育苗、移植、除草ならびに収穫などの技
術が著しく進歩し、農業生産性の向上に大きく寄
与していることは周知の事実である。しかしなが
ら、新技術の普及により、新らたな問題が生じて
きている。その中でも最も重要な問題は、機械移
植の普及に伴い新らたな育苗技術が導入されたこ
とによるイネの苗質低下に関する問題である。す
なわち、今日のイネ苗作りは、箱育苗方式が一般
的であるが、これは機械移植に適応した苗作りを
目的とするため、イネ種子の播種密度が極めて大
である。例えば稚苗育成の場合1箱当りの播種量
は200〜250gであり、従来の苗代方式の播種量の
5〜10倍の密度となつている。このため苗は生育
不良となり易く、苗質の低下が問題となつてい
る。また、苗の育成は通常温室ビニールハウス内
で行われているため、育苗期間中の日照不足や高
温多湿が原因で、徒長苗、黄化苗あるいは病弱苗
など苗質の著しく低下した苗になることが多い。
さらに、これら苗質の低下した苗を本田に移植し
た場合、病害虫や病原菌に侵され易いし、また活
着性が悪いことになり気象条件の変化に対する抵
抗力が弱く、多大の費用と労力をかけたにもかゝ
わらず減収となる場合がしばしばある。 本発明者らは、このようなイネ苗作りの現状を
鑑み箱育苗方式の苗作りにおける問題点をできる
だけ改良し、しかも簡便な使用方法で苗素質の向
上した健全なイネ苗を作ることを目的として、数
年来、有機合成薬剤や天然物について検討してき
たが、その過程で意外にも、木酢液または/およ
び木酢液を有機溶媒、例えば酢酸エチル、クロロ
ホルム、ベンゼン等で抽出した成分に酸性物質を
加え、これを播種前に土壌混和もしくは播種後に
散布することにより、それぞれを単用した場合に
比べて著しく苗素質の向上した健成なイネ苗を育
成することができることを見出し、本発明を完成
した。 すなわち本発明は、木酢液または/および木酢
液を有機溶媒で抽出した成分に、酸性物質を加え
て、両者の効果の相乗効果を発現させることを特
徴とするイネの健苗育成剤である。 本発明で用いられる酸性物質としては、例え
ば、硫酸、塩酸などの無機酸、酢酸、修酸、フタ
ル酸などの有機酸および硫黄など水に溶解したと
き酸性を呈する物質があげられる。 本薬剤の作用は、特にイネに対して処理した場
合、著しく効果を発現するものであるが、もちろ
ん特定の条件においては他の作物や園芸用植物に
も適用することができる。例えばナス、キユウ
リ、メロン、タマネギ、イチゴおよびキク科の徒
長苗、黄化菌、萎縮菌、病弱菌などを防止し、苗
質の向上した健全な苗を作ることができる。 本発明で用いられる木酢液は、通常木材あるい
は竹材の種類によつて炭窯方式または乾留方式に
より容易に得られる物質で、経済的に安価であ
り、また温血動物や魚貝類に対する毒性も低く、
残留毒性もない安全性に優れた物質であり、単用
でも健苗育成が可能なものであるが、特に不良床
土(例えばPH7以上の土壌)で育苗する場合など
は地下部の生育促進は著しいが、地上部の生長促
進作用は弱い欠点がある。一方、混用する酸性物
質の硫黄、硫酸、硝酸、クエン酸などは、農業用
および工業用に広く一般的に用いられているもの
である。特にイネ育苗場面への適用に関しては、
育苗床土をイネの生育最適PHであるPH5.0〜5.5に
調整するために、通常硫黄、硫酸、硝酸、クエン
酸、フミン酸などが用いられている。硫黄や硫酸
を用いた場合は、地上部の生長を促進することが
知られているが、その適用の巾が狭いという大き
な欠点があつた。両者を混合した本発明による育
苗用薬剤は、それぞれ単用の場合の欠点を互いに
補うものであり、かつ両者の効果の相乗作用によ
り、木酢液の作用である地下部生長促進効果と酸
性物質の作用である育苗床土のPHを適度に低下さ
せたことによる地上部生長促進効果が同時に発現
し、それぞれを単用した場合よりも著しくイネ苗
の地上部および地下部の生育を促進するものであ
る。しかも、さらに大きな利点としては、経済
性、安全性ともに優れ、かつ薬剤の取扱いが容易
で、しかもその使用方法も著しく簡便であり、イ
ネの健苗育成剤としては実用上極めて有用なもの
である。 本発明を実施するに際しては、本剤をそのまゝ
水で所定濃度に希釈するか、あるいは床土、堆
肥、ピートモス、腐葉土、炭末、タルク、クレ
ー、パーライト、バーミキユライト等通常農薬製
剤に用いられる担体に混入あるいは吸着せしめ
て、粒剤、水和剤、粉剤などを作成して用いるこ
とができる。また必要に応じて農薬あるいは肥料
などと併用して適用範囲を広くすることもでき
る。 本薬剤の作成に当つては、一般的には木酢液ま
たは/および木酢液抽出成分に対して酸性物質を
0.01〜10重量部の割合で混合することが望ましい
が、もちろん使用目的あるいは剤型の種類によ
り、その混合割合の増減は可能である。 本薬剤の処理濃度としては、例えばイネ箱育苗
の場合には床土に対して有効成分濃度が0.01〜1
%の割合となるよう混和または散布するのが適当
であるが、もちろん土壌の種類、気候、地域によ
り使用量の増減は可能である。 また、本薬剤の処理時期は、通常播種または移
植前後に適用するのが最適であるが、特に効果を
高めるためには、播種前に土壌混和するのがよ
く、その場合は著しく苗質の向上した苗が得られ
る。 次に実験例および実施例をあげて本発明を説明
する。 実験例 1 後述の実施例1と同様にして製した水溶液と実
施例2と同様にして製した粒剤の所定量を4Kgの
畑土壌(PH6.50)と均一に撹拌混合した。その
3.2Kgを育苗箱(有孔プラスチツク製、縦30cm×
横60cm×深さ3cm)につめ、次いで催芽したイネ
種子(日本晴)150gを播種し、残り0.8Kgで覆土
したのち、通常の出芽、緑化処理を行い、その後
は23〜25℃の温室内で3.2葉期まで育苗した。出
芽後および移植期に床土のPHをガラス電極法によ
り測定し、またイネ苗100個体の生育を調査して
健苗率を測定した。その結果は第1表に示すとお
りである。 なお、健苗率とは苗令が3.1〜3.2であるとき13
〜15cmの範囲で、しかも乾物重20mg以上の健苗の
割合(%)とした。
【表】 実験例 2 4Kgの育苗床土に、後述する実施例2と同様に
して製した粒剤の所定量を均一に撹拌混合した。
まず床土3.2Kgを育苗用肥料(N.P.K.各2g)と
ともに育苗箱(有孔プラスチツク製、縦30cm×横
60cm×深さ3cm)につめ、催芽イネ種子(ササニ
シキ)200gを播種した。次いで、残りの土壌0.8
Kgで覆土したのち、育苗器内で48時間加温出芽さ
せた。その後、25℃で2日間緑化処理を行い、平
均温度18℃のハウス内で27日間育苗した。イネ苗
の育苗調査は、各区100個体について苗令、苗丈、
根数、地上部乾物量を測定した。その結果は第2
表に示すとおりである。
【表】 実験例 3 後述の実施例3と同様にして製した水和剤の所
定量を4Kgの荒木田土壌に均一に撹拌混合した。
そのうちの3.2Kgを育苗用肥料とともに育苗箱
(有孔プラスチツク製、縦30cm×横60cm×深さ3
cm)につめ、催芽イネ種子(ニホンマサリ)100
gを播種した。次いで残り0.8Kgの土壌で覆土し、
通常の出芽、緑化処理を行つた。その後、平均温
度25℃のガラス温室内で3.8〜4.1葉期までイネ苗
を生育させ、その後1/2000アールのポツト中央に
5本づつ移植した。移植後はポツトを13〜15℃の
フアイトトロン内で管理し14日間生育させた。生
育調査は移植後14日にイネ苗40個体について低温
障害の典型的症状である低温障害薬の比率、生体
重ならびに新根状況を測定した。その結果は第3
表に示すとおりである。
【表】 実験例 4 後述の実施例4と同様にして製した粉剤の所定
量を育苗用肥料とともに4Kgの水田土壌に均一に
撹拌混合し、そのうちの3.2Kgを育苗箱(有孔プ
ラスチツク製、縦30cm×横60cm×深さ3cm)につ
めた。次いで催芽したイネ種子(日本晴)200g
を播種したのち、残り0.8Kgの土壌で覆土し、通
常の出芽および緑化処理を行つた。その後23〜25
℃の温室内で3.5葉期(播種後21日)まで育苗し
たのち、各処理区のイネ苗の根部0.5cmを残して
剪根し、1/10000アールのポツトに5本づつ移植
した。ポツトは25〜28℃の温室内で管理し、14日
後に活着性ならびにイネ苗の初期生育を調査し
た。その結果は第4表に示すとおりである。
【表】 実験例 5 後述の実施例1と同様に製した水溶剤の所定量
を500mlの水で希釈し、水耕用ポツトに入れた。
次いで催芽したイネ種子(日本晴)20粒を播種し
たのち、30℃、5000ルクスのグロースチヤンバー
内で14日間生育させた。生育調査はイネ苗20個体
について草丈、根長、第1葉黄化率を測定した。
その結果は第5表に示すとおりである。
【表】
【表】 以下に実施例を示す。なお実施例中の「部」は
重量部を表わす。 実施例 1 餅酢液 50部 濃硫酸 10部 水 40部 水に所定量の木酢液及び濃硫酸を加え、撹拌混
合して水溶剤として用いる。 実施例 2 木酢液 40部 硫黄 10部 バーミキユライト 50部 バーミキユライトに所定量の木酢液及び硫黄を
加え、撹拌混合して粒剤として用いる。 実施例 3 木酢抽出液(酢酸エチル抽出分画) 10部 硫黄 10部 フタル酸 15部 リグニンスルホン酸ナトリウム 3部 ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテ
ル 2部 クレー 60部 以上を撹拌混合して水和剤として用いる。 実施例 4 木酢抽出液(クロロホルム抽出分画)
10部 コハク酸 20部 クレー 70部 以上を撹拌混合して粉剤として用いる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下に記すa成分1重量部に対しb成分を
    0.01〜3.0重量部含有せしめたイネ健苗育成剤。 a 木酢液または/および木酢液から抽出した成
    分。 b 硫酸、硫黄、クエン酸、コハク酸の中から選
    ばれた1種または2種以上。
JP13523079A 1979-10-22 1979-10-22 Rearing agent of good rice plant seedling Granted JPS5659702A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13523079A JPS5659702A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Rearing agent of good rice plant seedling

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13523079A JPS5659702A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Rearing agent of good rice plant seedling

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5659702A JPS5659702A (en) 1981-05-23
JPS6324964B2 true JPS6324964B2 (ja) 1988-05-23

Family

ID=15146846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13523079A Granted JPS5659702A (en) 1979-10-22 1979-10-22 Rearing agent of good rice plant seedling

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5659702A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514038B2 (ja) * 1987-07-02 1996-07-10 正一 北野 植物処理剤
JPH03128306A (ja) * 1989-03-31 1991-05-31 Hiromasa Nakayama 木材乾溜製炭用炭窯より生ずる木醋液を燈油中に空気を吹き込み接融せしめ殺菌成分の凝結作用を起させる殺菌剤製造方法及び植物栽培用ミネラル成分の製造方法
KR0131309B1 (ko) * 1992-11-24 1998-04-21 전성원 자동차의 현가장치
JP2008230993A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Nagano Prefecture イネ健全苗の生育方法
JP2014001160A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Japan Conservation Engineers Co Ltd 動植物の生理活性を促す腐植液の製造方法及びその腐植液の使用方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920645B2 (ja) * 1976-02-20 1984-05-15 中外製薬株式会社 有用植物の発芽発根促進剤
JPS5312571A (en) * 1976-07-21 1978-02-04 Masao Moriyama Kneading machine
JPS5489020A (en) * 1977-12-27 1979-07-14 Yasuichi Kobayashi Pesticide * phatogenic bacteria controlling agent * abirritant agent of humidity of greenhouse and production

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5659702A (en) 1981-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105493944B (zh) 一种蓝莓幼苗抚育基质及其制备方法
KR101075877B1 (ko) 자연농법
CN115669534B (zh) 一种分子标记辅助及人工接种病原菌番茄选育种植方法
Mariam et al. Effect of nitrogen fertilizers on branched broomrape (Orobanche ramosa L.) in tomato (Lycopersicon esculentum Mill.)
KR19980041981A (ko) 식물 뿌리의 생육 촉진제
JPS6324964B2 (ja)
JPH06340506A (ja) 蔬菜の生長を刺激するための方法および組成物
JPS5920645B2 (ja) 有用植物の発芽発根促進剤
RU2088086C1 (ru) Способ стимулирования роста растений
CN110876325A (zh) 一种西芹的早春露地覆膜栽培方法
HASAN et al. Influence of IBA and media on rooting percentage and growth of semi-hardwood cuttings of red-tip Photinia plant (Photinia x fraseri)
JPH04166018A (ja) 植物の栽培方法
JPS6345641B2 (ja)
Al-Ghawas et al. Influence of fertigation frequency on the yield of some vegetables cultivated in sand culture
Singh et al. Effects of different levels of chemical nitrogen (urea) on Azolla and Blue-green algae intercropping with rice
RU2201079C2 (ru) Модификатор (стимулятор) для обработки растений и способ его использования
JP3224838B2 (ja) 新規育苗培土及びその製造法
RU2160988C1 (ru) Активатор развития растений
PAUL Performance of tomato in response to growing media and probiotics in the pond floating system
EP0401665B1 (en) Method for growth regulation
JPH0578521B2 (ja)
JP2000135032A (ja) 健苗育成剤及びそれを用いた健苗育成方法
JPS6332324B2 (ja)
Pudelski Peat and other organic materials repeatedly used for greenhouse grown vegetables
CN107593247A (zh) 一种石硖龙眼果树的种植技术