JPS6325258B2 - - Google Patents
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- JPS6325258B2 JPS6325258B2 JP56194030A JP19403081A JPS6325258B2 JP S6325258 B2 JPS6325258 B2 JP S6325258B2 JP 56194030 A JP56194030 A JP 56194030A JP 19403081 A JP19403081 A JP 19403081A JP S6325258 B2 JPS6325258 B2 JP S6325258B2
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- valve
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高圧容器型の密閉圧縮機を用いる冷凍
装置の流体制御弁に関する。
装置の流体制御弁に関する。
一般的なロータリーコンプレツサの如く高圧容
器型の密閉圧縮機(以下ロータリーコンプレツサ
と呼ぶ)を採用する小形冷凍装置においては、密
閉容器内が高圧側になるために一般のレシプロコ
ンプレツサの如く低圧容器型の密閉圧縮機(以下
レシプロコンプレツサと呼ぶ)に比べて冷凍装置
に封入する冷媒量が大巾に増加する。その一例と
して、普及型冷凍冷蔵庫ではレシプロ型の冷媒封
入量150g程度に対して、ロータリー型では約250
g程度となり50%以上の大巾な増加となる。この
冷媒の増加分100gのうち一部は高温高圧のスー
パーヒートガスとして、一部は冷凍機油中に溶解
して密閉容器中に滞留しているのである。これら
の高温高圧の冷媒は冷凍装置の温度調節器の働き
により冷凍装置の停止時にはスーパーヒートガス
はガス状態で、冷凍機油中に溶解しているものは
気化して密閉容器内の高温部分で加熱され、高温
高圧のスーパーヒートガスとなりエバポレータに
流入する。その第1流路として密閉容器→コンデ
ンサ→キヤピラリーチユーブ→エバポレータへと
流入し、コンデンサで放熱されるので常温のスー
パーヒートガスとして流入するが、エバポレータ
との温度差は非常に大きく、従つてエバポレータ
を加熱し大きな熱負荷となる欠点があつた。ま
た、第2流路として密閉容器→圧縮要素のシリン
ダ室→サクシヨンライン→エバポレータへと高温
高圧のスーパーヒートガスのまま流入しエバポレ
ータを加熱し、これまた大きな熱負荷となる欠点
があつた。なおこの、密閉容器内の高温高圧ガス
がシリンダ室に流入するのは、現存するロータリ
ーコンプレツサが金属面接触によるメカニカルシ
ールにてシリンダ室を構成しているためである。
すなわち、このロータリーコンプレツサを用いた
冷凍装置は以上の如く高温高圧のスーパーヒート
ガスが多量にエバポレータに流入して大きな熱負
荷となるものであつた。そのため従来のレシプロ
コンプレツサに比べて約20%程度効率の高いロー
タリーコンプレツサを実際に冷凍冷蔵庫に取りつ
けてJIS C 9607電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の消
費電力試験にて測定した場合にも効果は大巾に減
少し、約5%程度の節電量でしかないものであつ
た。この消費電力量の低減量をロータリーコンプ
レツサの効率向上相当分に引き上げるためには、
前記第1、第2流路よりエバポレータに流入する
多量のスーパーヒートガスを阻止することであ
る。現在一部に用いられている方法は前記第2流
路を改善する方法で、冷凍装置のサクシヨンライ
ンにチエツクバルブを設ける方法やロータリーコ
ンプレツサ内部にチエツクバルブを設ける方法で
あるが、前記第1流路は未改良であるためその効
果は小さく、消費電力量の低減は5%程度向上す
るのみで合計10%程度の効果である。また前記第
1流路を改善する方法として考えられる方法は、
電磁弁をコンデンサ出口に設け冷凍装置の運転に
連動して開閉する手法があるが、電磁弁は高価で
あり、動作時に騒音が発生し、またこの電磁弁の
制御回路が必要で電気回路が複雑となり、それ自
身が電力を消費するなどの欠点を有しているもの
であつた。
器型の密閉圧縮機(以下ロータリーコンプレツサ
と呼ぶ)を採用する小形冷凍装置においては、密
閉容器内が高圧側になるために一般のレシプロコ
ンプレツサの如く低圧容器型の密閉圧縮機(以下
レシプロコンプレツサと呼ぶ)に比べて冷凍装置
に封入する冷媒量が大巾に増加する。その一例と
して、普及型冷凍冷蔵庫ではレシプロ型の冷媒封
入量150g程度に対して、ロータリー型では約250
g程度となり50%以上の大巾な増加となる。この
冷媒の増加分100gのうち一部は高温高圧のスー
パーヒートガスとして、一部は冷凍機油中に溶解
して密閉容器中に滞留しているのである。これら
の高温高圧の冷媒は冷凍装置の温度調節器の働き
により冷凍装置の停止時にはスーパーヒートガス
はガス状態で、冷凍機油中に溶解しているものは
気化して密閉容器内の高温部分で加熱され、高温
高圧のスーパーヒートガスとなりエバポレータに
流入する。その第1流路として密閉容器→コンデ
ンサ→キヤピラリーチユーブ→エバポレータへと
流入し、コンデンサで放熱されるので常温のスー
パーヒートガスとして流入するが、エバポレータ
との温度差は非常に大きく、従つてエバポレータ
を加熱し大きな熱負荷となる欠点があつた。ま
た、第2流路として密閉容器→圧縮要素のシリン
ダ室→サクシヨンライン→エバポレータへと高温
高圧のスーパーヒートガスのまま流入しエバポレ
ータを加熱し、これまた大きな熱負荷となる欠点
があつた。なおこの、密閉容器内の高温高圧ガス
がシリンダ室に流入するのは、現存するロータリ
ーコンプレツサが金属面接触によるメカニカルシ
ールにてシリンダ室を構成しているためである。
すなわち、このロータリーコンプレツサを用いた
冷凍装置は以上の如く高温高圧のスーパーヒート
ガスが多量にエバポレータに流入して大きな熱負
荷となるものであつた。そのため従来のレシプロ
コンプレツサに比べて約20%程度効率の高いロー
タリーコンプレツサを実際に冷凍冷蔵庫に取りつ
けてJIS C 9607電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の消
費電力試験にて測定した場合にも効果は大巾に減
少し、約5%程度の節電量でしかないものであつ
た。この消費電力量の低減量をロータリーコンプ
レツサの効率向上相当分に引き上げるためには、
前記第1、第2流路よりエバポレータに流入する
多量のスーパーヒートガスを阻止することであ
る。現在一部に用いられている方法は前記第2流
路を改善する方法で、冷凍装置のサクシヨンライ
ンにチエツクバルブを設ける方法やロータリーコ
ンプレツサ内部にチエツクバルブを設ける方法で
あるが、前記第1流路は未改良であるためその効
果は小さく、消費電力量の低減は5%程度向上す
るのみで合計10%程度の効果である。また前記第
1流路を改善する方法として考えられる方法は、
電磁弁をコンデンサ出口に設け冷凍装置の運転に
連動して開閉する手法があるが、電磁弁は高価で
あり、動作時に騒音が発生し、またこの電磁弁の
制御回路が必要で電気回路が複雑となり、それ自
身が電力を消費するなどの欠点を有しているもの
であつた。
本発明は以上の欠点に鑑みて、安価で、電気的
な制御を必要とせず、静粛で、かつロータリーコ
ンプレツサ単体の効率向上と同等以上の高効率化
を冷凍装置として図らんとする省エネルギー形の
冷凍装置用の流体制御弁を提供せんとするもので
ある。
な制御を必要とせず、静粛で、かつロータリーコ
ンプレツサ単体の効率向上と同等以上の高効率化
を冷凍装置として図らんとする省エネルギー形の
冷凍装置用の流体制御弁を提供せんとするもので
ある。
以下に本発明の一実施例について説明する。1
はロータリーコンプレツサで、密閉容器2と圧縮
要素3と図示しない電動要素で構成されている。
また、このロータリーコンプレツサ1は内部に逆
止弁を備えていないものである。そして、冷凍装
置は、ロータリーコンプレツサ1、コンデンサ
4、本発明の冷凍装置用流体制御弁5(以下単に
流体制御弁という)の第1の弁装置5a、キヤピ
ラリーチユーブ6、エバポレータ7、前記流体制
御弁5の第2の弁装置5b、サクシヨンライン
8、ロータリーコンプレツサ1を順次環状に連結
して成る。前記流体制御弁5は高圧回路A側に介
在される上方に位置した第1の弁装置5aと、低
圧回路B側に介在される下方に位置した第2の弁
装置5bを略垂直に配設している。また流体制御
弁5は略中空円筒状の高圧側ケーシング9と、こ
れまた略中空円筒状の低圧側ケーシング10とで
外殻11を形成し両者9,10を一体化し気密を
保持している。12は前記外殻11内において第
1の弁装置5aと第2の弁装置5bとに仕切り、
前記高低回路A,Bの圧力に応動して上下動する
ダイヤフラム(以下圧力応動素子という)であ
る。
はロータリーコンプレツサで、密閉容器2と圧縮
要素3と図示しない電動要素で構成されている。
また、このロータリーコンプレツサ1は内部に逆
止弁を備えていないものである。そして、冷凍装
置は、ロータリーコンプレツサ1、コンデンサ
4、本発明の冷凍装置用流体制御弁5(以下単に
流体制御弁という)の第1の弁装置5a、キヤピ
ラリーチユーブ6、エバポレータ7、前記流体制
御弁5の第2の弁装置5b、サクシヨンライン
8、ロータリーコンプレツサ1を順次環状に連結
して成る。前記流体制御弁5は高圧回路A側に介
在される上方に位置した第1の弁装置5aと、低
圧回路B側に介在される下方に位置した第2の弁
装置5bを略垂直に配設している。また流体制御
弁5は略中空円筒状の高圧側ケーシング9と、こ
れまた略中空円筒状の低圧側ケーシング10とで
外殻11を形成し両者9,10を一体化し気密を
保持している。12は前記外殻11内において第
1の弁装置5aと第2の弁装置5bとに仕切り、
前記高低回路A,Bの圧力に応動して上下動する
ダイヤフラム(以下圧力応動素子という)であ
る。
前記圧力応動素子12の下面中央部には圧力応
動素子12を図中上方に向つて付勢するコイルバ
ネ13を設けてある。14はコイルバネ13の下
端を保持するリテイナーであり、圧力応動素子1
2の過度の動きを規制するとともに破損を防止す
る。このリテイナー14には冷媒流路を形成する
ための複数個の小孔14a,14a…が設けてあ
る。またこのリテイナー14は後述の弁座体10
cに一体的に圧入固定されている。次に上記した
第1の弁装置5aと第2の弁装置5bについて説
明する。高圧側ケーシング9は高圧回路Aの入口
管9aと出口管9bと弁座体9cを有し、この弁
座体9cと後述する高圧弁16とで高圧弁装置と
しての第1の弁装置5aを形成するものである。
すなわち詳しくは圧力応動素子12の略中央には
第3図の如く貫通穴12aを設け、連結部材15
(以下ホルダという)の突起15aを挿入して圧
着密封し、このホルダ15の上端中央部に形成し
た底部が平坦な凹部15bにボール弁よりなる高
圧弁16をホルダ15と僅かの間隙15cを設け
て僅かに移動自在にカシメにより保持したもので
ある。すなわち間隙15cは弁座体9cに対して
高圧弁16の調芯作用を成す。また低圧側ケーシ
ング10にも入口管10a、出口管10b、弁座
体10cを有し、この弁座体10cと後述する低
圧弁18とで低圧側弁装置としての第2の弁装置
5bを形成するものである。すなわち詳しくは弁
座体10cの略中央には外縁部にガス通路を形成
する切り欠き18aを設けたリーフ弁よりなる低
圧弁18を移動自在に収納したものである。さら
に前記低圧弁18の上方には低圧弁18の過度の
動きを規制し、前記コイルバネ13を保持するリ
テイナー14を弁座体10cに圧入固定してい
る。なお前記低圧側ケーシング10と前記弁座体
10cは第4図の如く弁座体10cに形成したネ
ジ10dにて固定し、前記ネジ10dの回転によ
り前記コイルバネ13の付勢力を調節した後ロウ
付などにより密封し気密を保持している。
動素子12を図中上方に向つて付勢するコイルバ
ネ13を設けてある。14はコイルバネ13の下
端を保持するリテイナーであり、圧力応動素子1
2の過度の動きを規制するとともに破損を防止す
る。このリテイナー14には冷媒流路を形成する
ための複数個の小孔14a,14a…が設けてあ
る。またこのリテイナー14は後述の弁座体10
cに一体的に圧入固定されている。次に上記した
第1の弁装置5aと第2の弁装置5bについて説
明する。高圧側ケーシング9は高圧回路Aの入口
管9aと出口管9bと弁座体9cを有し、この弁
座体9cと後述する高圧弁16とで高圧弁装置と
しての第1の弁装置5aを形成するものである。
すなわち詳しくは圧力応動素子12の略中央には
第3図の如く貫通穴12aを設け、連結部材15
(以下ホルダという)の突起15aを挿入して圧
着密封し、このホルダ15の上端中央部に形成し
た底部が平坦な凹部15bにボール弁よりなる高
圧弁16をホルダ15と僅かの間隙15cを設け
て僅かに移動自在にカシメにより保持したもので
ある。すなわち間隙15cは弁座体9cに対して
高圧弁16の調芯作用を成す。また低圧側ケーシ
ング10にも入口管10a、出口管10b、弁座
体10cを有し、この弁座体10cと後述する低
圧弁18とで低圧側弁装置としての第2の弁装置
5bを形成するものである。すなわち詳しくは弁
座体10cの略中央には外縁部にガス通路を形成
する切り欠き18aを設けたリーフ弁よりなる低
圧弁18を移動自在に収納したものである。さら
に前記低圧弁18の上方には低圧弁18の過度の
動きを規制し、前記コイルバネ13を保持するリ
テイナー14を弁座体10cに圧入固定してい
る。なお前記低圧側ケーシング10と前記弁座体
10cは第4図の如く弁座体10cに形成したネ
ジ10dにて固定し、前記ネジ10dの回転によ
り前記コイルバネ13の付勢力を調節した後ロウ
付などにより密封し気密を保持している。
次に上記流体制御弁5を冷凍装置に組みこんだ
時の作用について述べる。第1図は冷凍装置が運
転中の状態図を表わしたもので、冷凍装置の高圧
側は通常の高圧力であり、低圧側も通常の低圧力
であるため流体制御弁5の圧力応動素子12は高
圧回路Aと低圧回路Bとの圧力差によつてコイル
バネ13を押し下げ、リテイナー14に当るまで
変形している。従つて高圧弁16は圧力応動素子
12に一体的に取りつけられたホルダ15によ
り、弁座体9cに高圧回路Aとエバポレータ7に
連通する低圧回路Bとの圧力差による力がコイル
バネ13の付勢力に打ち勝つて第1の弁装置5a
は開路状態となつている。一方、第2の弁装置5
bの低圧弁18はエバポレータ7より流入するガ
ス流により吹き上げられて弁座体10cと離れ、
リテイナー14に当接する。ガスは低圧弁18の
外縁部の切り欠き18aとリテイナー14の隙間
より第1図中矢印aで示す如く支障なく流れ第2
の弁装置5bは開路状態となつている。従つて、
ロータリーコンプレツサ1より吐出された冷媒ガ
スはコンデンサ4、流体制御弁5の第1の弁装置
5a、キヤピラリーチユーブ6、エバポレータ
7、流体制御弁5の第2の弁装置5b、サクシヨ
ンライン8、ロータリーコンプレツサ1へと支障
なく流れて冷凍作用を行う。
時の作用について述べる。第1図は冷凍装置が運
転中の状態図を表わしたもので、冷凍装置の高圧
側は通常の高圧力であり、低圧側も通常の低圧力
であるため流体制御弁5の圧力応動素子12は高
圧回路Aと低圧回路Bとの圧力差によつてコイル
バネ13を押し下げ、リテイナー14に当るまで
変形している。従つて高圧弁16は圧力応動素子
12に一体的に取りつけられたホルダ15によ
り、弁座体9cに高圧回路Aとエバポレータ7に
連通する低圧回路Bとの圧力差による力がコイル
バネ13の付勢力に打ち勝つて第1の弁装置5a
は開路状態となつている。一方、第2の弁装置5
bの低圧弁18はエバポレータ7より流入するガ
ス流により吹き上げられて弁座体10cと離れ、
リテイナー14に当接する。ガスは低圧弁18の
外縁部の切り欠き18aとリテイナー14の隙間
より第1図中矢印aで示す如く支障なく流れ第2
の弁装置5bは開路状態となつている。従つて、
ロータリーコンプレツサ1より吐出された冷媒ガ
スはコンデンサ4、流体制御弁5の第1の弁装置
5a、キヤピラリーチユーブ6、エバポレータ
7、流体制御弁5の第2の弁装置5b、サクシヨ
ンライン8、ロータリーコンプレツサ1へと支障
なく流れて冷凍作用を行う。
次に冷凍装置の停止中の状態について第2図を
用いて説明する。ロータリーコンプレツサ1の停
止によりエバポレータ7よりのガス流が停止する
ので、流体制御弁5の第2の弁装置5bの低圧弁
18は自重で落下し弁座体10cに当接して第2
の弁装置5bを閉路状態にする。その結果、ロー
タリーコンプレツサ1よりのスーパーヒートガス
がエバポレータ7へと逆流、流入するのを防止す
る。更に時間が経過すると密閉容器2内のスーパ
ーヒートガスは圧縮要素3の図示しないシリンダ
室に流入し、さらにサクシヨンライン8へと流入
し、流体制御弁5の低圧側ケーシング10内に流
入する(図中矢印bで示す)ので該ケーシング1
0内の圧力は急激に上昇し、高圧側ケーシング9
内の圧力と近似となる。前記両ケーシング9,1
0内の圧力が近似になると圧力応動素子12の下
方に設けたコイルバネ13の付勢力が両ケーシン
グ9,10内の圧力差により、圧力応動素子12
に発生する力に打ち勝つてホルダ15が押し上げ
られ第1の弁装置5aは閉路状態となり、コンデ
ンサ4よりのスーパーヒートガスのエバポレータ
7への流入を防止する。
用いて説明する。ロータリーコンプレツサ1の停
止によりエバポレータ7よりのガス流が停止する
ので、流体制御弁5の第2の弁装置5bの低圧弁
18は自重で落下し弁座体10cに当接して第2
の弁装置5bを閉路状態にする。その結果、ロー
タリーコンプレツサ1よりのスーパーヒートガス
がエバポレータ7へと逆流、流入するのを防止す
る。更に時間が経過すると密閉容器2内のスーパ
ーヒートガスは圧縮要素3の図示しないシリンダ
室に流入し、さらにサクシヨンライン8へと流入
し、流体制御弁5の低圧側ケーシング10内に流
入する(図中矢印bで示す)ので該ケーシング1
0内の圧力は急激に上昇し、高圧側ケーシング9
内の圧力と近似となる。前記両ケーシング9,1
0内の圧力が近似になると圧力応動素子12の下
方に設けたコイルバネ13の付勢力が両ケーシン
グ9,10内の圧力差により、圧力応動素子12
に発生する力に打ち勝つてホルダ15が押し上げ
られ第1の弁装置5aは閉路状態となり、コンデ
ンサ4よりのスーパーヒートガスのエバポレータ
7への流入を防止する。
更に圧力応動素子12を上方に付勢するコイル
バネ13の作用について第5図の冷凍装置の圧力
変化図を用いて説明する。図において、ロータリ
ーコンプレツサ1が停止すると同時に第2の弁装
置5bは閉路状態となりロータリーコンプレツサ
1より逆流するスーパーヒートガスにより低圧回
路Bのサクシヨンライン8の圧力は急激に上昇す
る。この時、第1の弁装置5aはまだ開路状態で
ありコンデンサ4と高圧回路Aの圧力は等しく
徐々に降下する。この停止後の微小時間tが経過
すると圧力応動素子12に作用する高圧側ケーシ
ング9内と低圧側ケーシング10内との差圧ΔP
と圧力応動素子12の有効面積Sによつて発生す
る力FP(FP=ΔP×S)に対してコイルバネ13
の付勢力FCが大きくなりホルダ15が押し上げ
られ第1の弁装置5aは閉路状態となる。この時
点より高圧側ケーシング9内に流入する冷媒が停
止するので高圧回路Aの出口管9bの圧力は急激
に低下する。この圧力低下により高圧弁16は更
に弁座体9cに吸着され、洩れは低減する。なお
ロータリーコンプレツサ1が停止後は第1の弁装
置5aが閉路する迄の微小時間tは約30秒以下で
ある必要がある。この30秒以下というのは冷凍装
置の大きさや、ロータリーコンプレツサ1の大き
さにもよるが冷凍装置が停止後より約45秒〜1分
程度はコンデンサ4で凝縮された液冷媒がキヤピ
ラリーチユーブ6へ流入し正常な冷凍作用を行う
ので、それ以前に第1の弁装置5aを閉弁すれば
良いためである。そのためには、前記微小時間t
をできるだけ小さくすることが必要であり、この
ためには前記差圧ΔPが大きな時に第1の弁装置
5aを閉弁させることである。一方低外気温時の
高圧側ケーシング9内と低圧側ケーシング10の
圧力差はだんだんと小さくなり前記差圧ΔPを大
きく設定すると冷凍装置が運転状態でも第1の弁
装置5aは閉弁状態となり冷凍作用が行なわれな
くなる。以上により前記差圧ΔPは2Kg/cm2前後
に設定している。冷凍装置の起動時には低圧回路
Bの圧力は瞬時に低圧となり圧力応動素子12は
下方に引き下げられ、ホルダ15を介して圧力応
動素子12に一体となつた高圧弁16は下降し、
第1の弁装置5aが開弁し正常な冷凍作用を行
う。そして特に上下動する圧力応動部材12に設
けられた連結部材15及びこの連結部材15に設
けられた高圧弁16と、弁座体9cの関係におい
て、圧力応動素子12の変異あるいは、ホルダ1
5と弁座体9cの取付誤差に対して高圧弁16が
移動可能であるので弁座体9cを確実に閉弁する
ことができる。またホルダ15は圧力応動素子1
2に対して突起部15aを貫通穴12aに圧着固
定したので、組立に際して圧力応動素子12の熱
変形等を生じることがなく特性の変化をもたらす
ことがない。更にコイルバネ13の付勢力を調節
する調節装置を弁座体10cに一体的に設けてい
るのでネジ10dの回転により差圧ΔPの設定が
正確に行なえると共に、構造簡単にして安価な調
節装置である。
バネ13の作用について第5図の冷凍装置の圧力
変化図を用いて説明する。図において、ロータリ
ーコンプレツサ1が停止すると同時に第2の弁装
置5bは閉路状態となりロータリーコンプレツサ
1より逆流するスーパーヒートガスにより低圧回
路Bのサクシヨンライン8の圧力は急激に上昇す
る。この時、第1の弁装置5aはまだ開路状態で
ありコンデンサ4と高圧回路Aの圧力は等しく
徐々に降下する。この停止後の微小時間tが経過
すると圧力応動素子12に作用する高圧側ケーシ
ング9内と低圧側ケーシング10内との差圧ΔP
と圧力応動素子12の有効面積Sによつて発生す
る力FP(FP=ΔP×S)に対してコイルバネ13
の付勢力FCが大きくなりホルダ15が押し上げ
られ第1の弁装置5aは閉路状態となる。この時
点より高圧側ケーシング9内に流入する冷媒が停
止するので高圧回路Aの出口管9bの圧力は急激
に低下する。この圧力低下により高圧弁16は更
に弁座体9cに吸着され、洩れは低減する。なお
ロータリーコンプレツサ1が停止後は第1の弁装
置5aが閉路する迄の微小時間tは約30秒以下で
ある必要がある。この30秒以下というのは冷凍装
置の大きさや、ロータリーコンプレツサ1の大き
さにもよるが冷凍装置が停止後より約45秒〜1分
程度はコンデンサ4で凝縮された液冷媒がキヤピ
ラリーチユーブ6へ流入し正常な冷凍作用を行う
ので、それ以前に第1の弁装置5aを閉弁すれば
良いためである。そのためには、前記微小時間t
をできるだけ小さくすることが必要であり、この
ためには前記差圧ΔPが大きな時に第1の弁装置
5aを閉弁させることである。一方低外気温時の
高圧側ケーシング9内と低圧側ケーシング10の
圧力差はだんだんと小さくなり前記差圧ΔPを大
きく設定すると冷凍装置が運転状態でも第1の弁
装置5aは閉弁状態となり冷凍作用が行なわれな
くなる。以上により前記差圧ΔPは2Kg/cm2前後
に設定している。冷凍装置の起動時には低圧回路
Bの圧力は瞬時に低圧となり圧力応動素子12は
下方に引き下げられ、ホルダ15を介して圧力応
動素子12に一体となつた高圧弁16は下降し、
第1の弁装置5aが開弁し正常な冷凍作用を行
う。そして特に上下動する圧力応動部材12に設
けられた連結部材15及びこの連結部材15に設
けられた高圧弁16と、弁座体9cの関係におい
て、圧力応動素子12の変異あるいは、ホルダ1
5と弁座体9cの取付誤差に対して高圧弁16が
移動可能であるので弁座体9cを確実に閉弁する
ことができる。またホルダ15は圧力応動素子1
2に対して突起部15aを貫通穴12aに圧着固
定したので、組立に際して圧力応動素子12の熱
変形等を生じることがなく特性の変化をもたらす
ことがない。更にコイルバネ13の付勢力を調節
する調節装置を弁座体10cに一体的に設けてい
るのでネジ10dの回転により差圧ΔPの設定が
正確に行なえると共に、構造簡単にして安価な調
節装置である。
以上の説明からも明らかな如く、本発明の冷凍
装置用流体制御弁は高圧回路側に介在される第1
の弁装置と、低圧回路側に介在される第2の弁装
置とを有し、前記第1の弁装置と第2の弁装置と
を前記高圧回路と低圧回路の圧力差にて応動する
圧力応動素子にて区画し、前記第1の弁装置を前
記高圧回路を開閉する高圧弁と、前記圧力応動素
子に連結され前記高圧弁を保持する連結部材とで
構成し、前記第2の弁装置を逆止弁動作を行なう
よう構成するとともに、前記圧力応動素子を前記
圧力差が所定値以下の時前記第1の弁装置が閉塞
するように成し、さらに前記連結部材に保持され
た高圧弁がわずかの距離で移動可能にしたもので
あるから、第1の弁装置は低圧回路の圧力が低い
時に開弁し、高い時は閉弁するようにその圧力に
応動するようにしているので冷凍装置が運転中は
通常の冷媒循環を行い、冷凍装置が停止中には逆
止弁機能を有する第2の弁装置がただちに閉弁す
ると同時に低圧回路の圧力が急上昇し第1の弁装
置を液冷媒が減圧装置へ流出している微小時間中
に閉弁するので、密閉容器内およびコンデンサ内
のスーパーヒートガスがサクシヨンラインおよび
減圧装置を介してエバポレータに流入するのを防
止する。従つて流体制御弁の無いものに比べて節
電効果を大とすると共に電磁弁で制御するものに
比べて安価であり、さらに、制御する電力も必要
とせず、制御回路も不要で余分な電気配線も必要
とせず、又なめらかな動作を行うので騒音が発生
しないなどの特徴を有するものである。また高圧
弁はホルダに僅かな間隙を持つて移動自在に保持
することにより弁座体とホルダに取付誤差が生じ
ていても高圧弁は弁座体に求心的に閉弁するので
洩れの少い弁機能を保持することができる。又、
第1の弁装置については、圧力応動素子に貫通穴
を設けてホルダの突起部を挿入した後圧着密封し
ているので、溶接やロウ付にて固定するのに比べ
て熱による特性変化がなく簡便で安価であると共
に気密も確実に保持できる。
装置用流体制御弁は高圧回路側に介在される第1
の弁装置と、低圧回路側に介在される第2の弁装
置とを有し、前記第1の弁装置と第2の弁装置と
を前記高圧回路と低圧回路の圧力差にて応動する
圧力応動素子にて区画し、前記第1の弁装置を前
記高圧回路を開閉する高圧弁と、前記圧力応動素
子に連結され前記高圧弁を保持する連結部材とで
構成し、前記第2の弁装置を逆止弁動作を行なう
よう構成するとともに、前記圧力応動素子を前記
圧力差が所定値以下の時前記第1の弁装置が閉塞
するように成し、さらに前記連結部材に保持され
た高圧弁がわずかの距離で移動可能にしたもので
あるから、第1の弁装置は低圧回路の圧力が低い
時に開弁し、高い時は閉弁するようにその圧力に
応動するようにしているので冷凍装置が運転中は
通常の冷媒循環を行い、冷凍装置が停止中には逆
止弁機能を有する第2の弁装置がただちに閉弁す
ると同時に低圧回路の圧力が急上昇し第1の弁装
置を液冷媒が減圧装置へ流出している微小時間中
に閉弁するので、密閉容器内およびコンデンサ内
のスーパーヒートガスがサクシヨンラインおよび
減圧装置を介してエバポレータに流入するのを防
止する。従つて流体制御弁の無いものに比べて節
電効果を大とすると共に電磁弁で制御するものに
比べて安価であり、さらに、制御する電力も必要
とせず、制御回路も不要で余分な電気配線も必要
とせず、又なめらかな動作を行うので騒音が発生
しないなどの特徴を有するものである。また高圧
弁はホルダに僅かな間隙を持つて移動自在に保持
することにより弁座体とホルダに取付誤差が生じ
ていても高圧弁は弁座体に求心的に閉弁するので
洩れの少い弁機能を保持することができる。又、
第1の弁装置については、圧力応動素子に貫通穴
を設けてホルダの突起部を挿入した後圧着密封し
ているので、溶接やロウ付にて固定するのに比べ
て熱による特性変化がなく簡便で安価であると共
に気密も確実に保持できる。
第1図は本発明の一実施例の冷凍装置用流体制
御弁を備えた冷凍装置の冷凍サイクル図で運転中
の要部断面図、第2図は第1図相当の停止中の流
体制御弁の要部断面図、第3図は高圧弁部の要部
断面図、第4図はバネ付勢力調節装置の要部断面
図、第5図は第1図の冷凍装置の圧力変化図であ
る。 A……高圧回路、B……低圧回路、5……流体
制御弁、5a……第1の弁装置、5b……第2の
弁装置、12……圧力応動素子、15……ホルダ
ー(連結部材)、15c……間隙、16……高圧
弁。
御弁を備えた冷凍装置の冷凍サイクル図で運転中
の要部断面図、第2図は第1図相当の停止中の流
体制御弁の要部断面図、第3図は高圧弁部の要部
断面図、第4図はバネ付勢力調節装置の要部断面
図、第5図は第1図の冷凍装置の圧力変化図であ
る。 A……高圧回路、B……低圧回路、5……流体
制御弁、5a……第1の弁装置、5b……第2の
弁装置、12……圧力応動素子、15……ホルダ
ー(連結部材)、15c……間隙、16……高圧
弁。
Claims (1)
- 1 高圧回路側に介在される第1の弁装置と、低
圧回路側に介在される第2の弁装置とを有し、前
記第1の弁装置と第2の弁装置とを前記高圧回路
と低圧回路の圧力差にて応動する圧力応動素子に
て区画し、前記第1の弁装置を前記高圧回路を開
閉するボール弁からなる高圧弁と、前記圧力応動
素子に連結され前記高圧弁を保持する連結部材と
で構成し、前記第2の弁装置を逆止弁動作を行な
うよう構成するとともに、前記圧力応動素子を前
記圧力差が所定値以下の時前記第1の弁装置が閉
塞するように構成し、前記連結部材は突起部を有
し、この突起部を前記圧力応動素子に設けた貫通
穴に挿入し圧着固定するとともに、高圧弁を収容
する凹部を備え、この凹部の開口側をカシメて前
記高圧弁の径より小さく形成し、この凹部内に前
記高圧弁を僅かな間隙を有して移動自在に保持し
てなる冷凍装置用流体制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56194030A JPS5895172A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 冷凍装置用流体制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56194030A JPS5895172A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 冷凍装置用流体制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5895172A JPS5895172A (ja) | 1983-06-06 |
| JPS6325258B2 true JPS6325258B2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=16317765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56194030A Granted JPS5895172A (ja) | 1981-12-02 | 1981-12-02 | 冷凍装置用流体制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5895172A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR811326A (fr) * | 1936-01-21 | 1937-04-12 | Sulzer Ag | Machine frigorifique à compression |
| US2326093A (en) * | 1940-05-29 | 1943-08-03 | Detroit Lubricator Co | Refrigerating system |
| JPS5438931U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-14 |
-
1981
- 1981-12-02 JP JP56194030A patent/JPS5895172A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5895172A (ja) | 1983-06-06 |
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