JPS632525Y2 - - Google Patents

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JPS632525Y2
JPS632525Y2 JP14310382U JP14310382U JPS632525Y2 JP S632525 Y2 JPS632525 Y2 JP S632525Y2 JP 14310382 U JP14310382 U JP 14310382U JP 14310382 U JP14310382 U JP 14310382U JP S632525 Y2 JPS632525 Y2 JP S632525Y2
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JP
Japan
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piston
cylinder
hole
rear end
water
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トイレにおける人体局部洗浄装置
(以下単に洗浄装置という。)のノズルシリンダに
関するものである。近年前記洗浄装置は、保健衛
生上の観点から、その利用価値が認められ、多数
使用されている。洗浄装置の一般的構成は、第4
図に示すように、トイレの水タンク61の水をフ
イルター62で濾過し、ポンプ63で温水タンク
64に導びき、この温水タンク64内で加熱して
温水とし、この温水をポンプ63の吐出圧で圧送
し、配管65,66を介してトイレの便器67に
固定されたノズルシリンダAに送り、温水の水圧
で第2ピストン4、または第2シリンダ3と第2
ピストン4を第1シリンダ100より突出させ、
第2ピストン4の先端に形成されたノズル48よ
り温水を噴出し、人体局部を洗浄をするものであ
る。
このノズルシリンダAとして第5図及び第6図
に示すノズルシリンダが先行技術として存在す
る。このノズルシリンダは円筒状の第1シリンダ
100と、この第1シリンダ100の第1シリン
ダ室107内に摺動自在に装着された第1ピスト
ン200と、この第1ピストン200と一体的に
固定され同じく第1シリンダ室107に挿入され
た第2シリンダ3と、第2シリンダ3の第2シリ
ンダ室36に摺動自在に装着された第2ピストン
4を主な構成要素とする。
第1ピストン100は、円筒状のシリンダ部1
01と、この後端に袋ナツト103で液密的に固
定された後端部102とよりなる。この後端部1
02には、2本のポート104,105が形成さ
れ、このポート104,105はそれぞれ第1水
圧水路及び第2水圧水路を構成する。ポート10
4は後端部102の中心軸に沿つて形成された中
央水路104aが形成され第1シリンダ室107
に開口している。一方、ポート105は、第1シ
リンダ室107の周縁部に沿つて、リング状の溝
105aとして第1シリンダ室107に開口して
いる。この後端部102の中央水路104aの開
口端には、ゴムパイプ状のシール106が固定さ
れている。
第1ピストン200は、中心貫通孔206を有
する円筒状でその外周面に2個の円筒状の溝が形
成されそこにゴムシールが保持されている。この
第1ピストン200は、第1シリンダ100の第
1シリンダ室107内に軸方向に摺動可能に装着
されている。
第2シリンダ3は、円筒状でその後端は第1ピ
ストン200の一端に同軸的に固定されている。
第1ピストン200は、バネ202により後端
(図上左方向)に付勢されている。尚、第1シリ
ンダ100のシリンダ部101の先端部にはリン
グ状のストツパ部材51が挿入され、このストツ
パ部材51はさらにその先端側にシリンダ部10
1にネジ止めされた固定部材52で、シリンダ部
101の先端部に強く押圧固定されている。この
ストツパ部材51と第1ピストン200との間に
上記バネ202が圧縮状態で挿入されている。
第2ピストン4は、中央孔411を有する円筒
状の後端部41と先端が密閉され、後端部41の
片面に同軸的に固定された軸孔47をもつ管状の
筒部42とより成る。後端部41の外周面には、
2個のリング状溝が形成されそこにゴムシールが
挿入されている。この第2ピストン4は、第2シ
リンダ3の第2シリンダ室36内に摺動自在に装
着されている。第2ピストン4の後端部41のリ
ング状背面と第2シリンダ3の先端に挿入された
ガイド45及び第2シリンダ3の先端にネジ結合
で固定されたガイド固定具46との間にバネ43
が圧縮状態で挿入され、第2ピストン4を後端方
向に付勢している。尚、第2ピストン4の筒部4
2の先端部の下方の側周壁が切り取られ、筒部4
2の下方中程に段差421が形成されている(第
6図参照)。ガイド45は、筒部42の先端部の
一部欠けた円形断面形状に等しい形状の貫通孔を
持ち、筒部42がこの貫通孔に沿つて摺動し、筒
部42が回転するのを阻止する役割をもつ。この
第2ピストン4の後端部41の中央孔411に
は、逆止弁44が組み込まれている。この逆止弁
44はバネ441により常に後端方向に付勢され
ている。
先行技術であるノズルシリンダは上記構成より
なる。
第5図はこのノズルシリンダのポート104に
圧力水を導入した時の一状態を示す。なお、他の
ポート105には、圧力水は導入されていない。
ポート104により圧力水が導入されると、シー
ル106の中央孔内を圧力水が流れ、このため、
シール106は、その水圧により径が増大し、第
1シリンダ100の先端部102の中央水路10
4a及び第1ピストン200の中心貫通孔206
内壁面にシール106が押し付けられ、第1シリ
ンダ100の先端部102と第1ピストン200
との間をシールする。そして第1ピストン200
の中心貫通孔206を通り、第2シリンダ3の第
2シリンダ室36内に圧力水が流入する。この水
圧はバネ43の付勢力に抗して、第2シリンダ室
36に挿入されている第2ピストン4を先端方向
(図上右方向)に駆動する。尚、逆止弁44のバ
ネ441は、このときの水圧では弁が開かない程
度の強さにされており、この状態では逆止弁44
は、第2ピストン4の先端部41の貫通孔411
を閉ざしている。第5図はこの状態の時のノズル
シリンダの断面を示す。
ポート104より更に圧力水が導入されると第
2ピストン4は、その段部421がガイド45に
衝突して第2ピストン4の移動が停止する。その
状態で104に更に圧力水が流入すると、第2ピ
ストン室36内の水圧が高まり、この高くなつた
水圧により逆止弁44が開き筒体42の軸孔47
内に圧力水が流入する。そして流入した圧力水4
7は、ノズル48より噴出する。尚、この場合の
噴出水は、肛門洗浄用の洗浄水として使用され
る。
ポート104とポート105に同時に圧力水を
導入した状態を第6図に示す。ポート105に圧
力水を導入する事により、圧力水は、第1シリン
ダ室107の後端と第1ピストン200の後端の
間に圧力水が導入され、第1ピストン200は、
水圧により先端方向に駆動される。この場合、シ
ール106は、第1ピストン200の中心貫通孔
206の内周面から離される。更に第1ピストン
200の中心貫通孔206を通り、第2シリンダ
3の第2シリンダ室36内に圧力水が流入し、そ
の水圧により第2ピストン4が先端方向に駆動さ
れる。第6図は、この状態のノズルシリンダ断面
を示す。
さらに、ポート104、ポート105に圧力水
を導入すると、第1ピストン200及び第2ピス
トン4が先端方向に付勢され、そのためノズル4
8は、第1ピストンの移動量と第2ピストンの移
動量を合計した長さだけ、先端方向に突出する。
第1ピストン200及び第2ピストン4の移動が
終ると、水圧が高まり、逆止弁44の付勢力に打
ち勝ち、圧力水が筒部42の軸孔47内に流入
し、ノズル48より外部に圧力水が噴出する。こ
の場合の噴出水は、女性の陰部(ビデ)洗浄水と
成る。
尚、肛門洗浄の時に導入される水量は比較的多
くビデ洗浄の時に導入される水量は、水ポンプ6
3により少なく制御され、最も適した水量の水が
噴出する様に水ポンプ63で調整されるようにな
つている。
先行技術である上記したノズルシリンダは、第
1シリンダ100の後端部102と、第1ピスト
ン200の間をゴムシール106でシールしてい
るために、この後端部102と第1ピストン20
0の間に水垢等が付着すると、その隙間にゴムシ
ールが水圧で変形し、ゴムシールに異常な応力が
作用するおそれがあつた。又、極端な場合には、
後端部102と第1ピストン200の間にごみ等
が介在した場合には、その隙間が大きくなりゴム
シール106のシール可能範囲を越えシールが不
可能になる危険性があつた。
本考案のノズルシリンダはかかる問題点のない
ノズルシリンダを提供するものである。
即ち、本考案の人体局部洗浄装置のノズルシリ
ンダは後端密閉の第1シリンダと、該第1シリン
ダの第1シリンダ室に摺動可能に装着され、該後
端に付勢される中心貫通孔を有する第1ピストン
と、該第1ピストンと一体的に形成された管状の
第2シリンダと、該第2シリンダの第2シリンダ
室に摺動可能に装着され、先端部に水を噴出する
ノズルと該ノズルに連通する軸孔を有し、該後端
に付勢される管状の第2ピストンとを具備し、 該第2ピストンの後端側の該第2シリンダ室へ
の圧力水の導入による該第2ピストンの突出、お
よび該第1ピストンの後端側の該第1シリンダ室
と該第2ピストンの後端側の第2シリンダ室への
圧力水の導入による該第1ピストンと該第2ピス
トンの突出により、2段階に該第2ピストンが突
出し、人体局部の2ケ所のいずれか一方に選択的
に該第2ピストンの先端部のノズルから水を噴出
させる人体局部洗浄装置のノズルシリンダにおい
て、 上記第1シリンダの後端部は、ポートに連通
し、第1シリンダ室に開口する中心孔をもち、該
中心孔には、軸方向に駆動され、該第1ピストン
の中心貫通孔を形成する壁面と当接または離脱
し、当接時に該第1シリンダの第1シリンダ室を
封鎖して該中心孔と該第1ピストンの中心貫通孔
を連通し離脱時に該中心孔と該第1シリンダ室お
よび該第1ピストンの中心貫通孔を連通する管状
弁と、該管状弁を軸方向に駆動し該管状弁と該第
1ピストンの中心貫通孔を形成する壁面と当接ま
たは離脱させる駆動装置が設けられていることを
特徴とするものである。
本考案のノズルシリンダにおいては、第1シリ
ンダ後端部と第1ピストンとの間に、第1シリン
ダ室に流入しない水路を形成する筒状弁を設け、
この管状弁を軸方向に駆動することにより、第2
シリンダ室のみに圧力水を送つたり、他方、管状
弁を逆方向に駆動し、第1シリンダ室と第2シリ
ンダ室の両方に圧力水を送り、ノズルをもつ第2
ピストンを2段階に突出させるものである。
これにより、たとえ第1シリンダの後端部と第
1ピストンとの間に水垢等の異物が介在し、両者
が設計通りの相対位置に戻らない場合において
も、管状弁がその分余計に駆動され、第1シリン
ダの後端部と第1ピストンとの間の水路を形成す
るため、第2ピストンは設計通り2段階に突出さ
せることができる。さらに管状弁を設けたことに
よりポートを2個から1個にすることができる。
この管状弁を摺動自在に保持するため第1シリ
ンダの後端部には中心孔が設けられる。管状弁は
この中心孔内を摺動する。なお、管状弁と中心孔
の内周面との間はOリング等でシールする。管状
弁の先端中央には開口が設けられ、この開口を形
成する周端が第1ピストンの中心貫通孔の内周面
と当接し、第1ピストンの中心貫通孔から第1シ
リンダ室への圧力水の流出を阻止する。この管状
弁先端と中心貫通孔の内周面とのシールを完全に
するため、管状弁の先端は球状面とし、中心貫通
孔の開口はロート状に口が広がる開口とするのが
好ましい。また中心貫通孔の材質はプラスチツ
ク、銅、銅合金等、鉄鋼に比較して柔軟性がある
材料で製造するのが好ましい。一方、第1ピスト
ンは耐摩耗性のある堅い鉄鋼等で製造するのが好
ましい。
本考案のノズルシリンダは上記した管状弁を用
い、この管状弁を駆動装置で軸方向に駆動し圧力
水の水路を第2ピストンの中心貫通孔に直接連通
して第2シリンダのみに圧力水を送つたり、ある
いは、管状弁を逆方向に駆動し圧力水を第1シリ
ンダ室と第2シリンダ室に同時に送るようにした
ことを特色とするものであり、その他の部分につ
いては、前記した先行技術のノズルシリンダと同
一である。従つて、第1シリンダの後端部と第1
ピストンの中心貫通孔以外の部分については、上
記した先行技術がそのまま使用できるし、その他
従来公知のこれ等に開連する技術を採用組み合せ
る事ができる。
以下、実施例により説明する。
本考案の人体局部洗浄装置のノズルシリンダの
実施例を第1図〜第3図に示す。本実施例のノズ
ルシリンダは円筒状の第1シリンダ1、第1ピス
トン2、第2シリンダ3、第2ピストン4を主な
構成要素とする。このノズルシリンダの第2シリ
ンダ3、第2ピストン4は、先行技術として前に
説明した第5図及び第6図に示す第2シリンダ
3、第2ピストン4と同一のものである。
第1ピストン1は、円筒状のシリンダ部11と
この後端にネジ止めで液密的に固定された後端部
12とよりなる。この後端部12は、第1シリン
ダ1の軸芯に沿つて同軸的に中心孔13が形成さ
れている。尚、この中心孔13は、後端部の下方
側壁に設けられたポート14と連通している。こ
の中心孔13には同軸的に後端部の他端に開口す
る軸受孔13aが形成されている。管状弁15は
先端が半円球の円筒状で、その最先端に開口が形
成されている。また管状弁15の外側面にリング
状溝が形成され、そこにシール151がはめ込ま
れ、中心孔13の内周面をシールしている。また
管状弁15の後端には駆動軸152が固定され、
この駆動軸152は軸受孔13aを液密的に貫通
している。中心孔13の底面と管状弁15の間に
はバネ153が圧縮状態で組み込まれ、管状弁1
5を先端方向に付勢している。駆動源としてソレ
ノイド16が用いられ、このソレノイド16は第
1シリンダ1の後端部12の後端にネジ161等
で固定されている。このソレノイド16の可動軸
が駆動軸152となつている。このソレノイド1
6が働いていない時、すなわち励磁されていない
時はバネ153の付勢力で管状弁15は先端方向
に動かされている。第1図、第2図はこの状態を
示す。ソレノイド16が励磁されているときは駆
動軸152により管状弁15はバネ153の付勢
力に抗して後端側に移動する。この状態を第3図
に示す。
第1ピストン2は、中心貫通孔2を有する円筒
状でその外周面に2個のリング状の溝が形成さ
れ、そこにゴムシール23が保持されている。こ
の第1ピストン2に第2シリンダ3が同軸的に結
合されている。第1ピストン2の中心貫通孔26
は後端に向つて口が広いロート状開口となつてい
る。この開口に管状弁15の円球状先端が当接し
第1シリンダ1のシリンダ室1を封鎖し、管状弁
15の開口は第1ピストン2の中心貫通孔26の
みと連通する。
本実施例のノズルシリンダの第1シリンダ1及
び第1ピストン2の特色のある部分は、上記した
通りであり、その他の部分については、上記した
先行技術のノズルシリンダの第1シリンダ1およ
び第1ピストン2(第5図、第6図)の構造と同
一である。又、本実施例のノズルシリンダに用い
られた第2シリンダ3及び第2ピストン4につい
ても上記した先行技術のノズルシリンダの第2シ
リンダ3および第2ピストン4と同一の構造を持
つ。従つてそれらの構造の説明については、省略
する。
本考案の実施例であるノズルシリンダの構成は
以上のようである。
第1図に示す状態、すなわち、このノズルシリ
ンダのソレノイド16を励磁しない状態におい
て、第1ピストンは、バネ22によつて後端方向
に付勢され、その中心貫通孔26の内周面に管状
弁15の円球状先端が当接している。この際、管
状弁15は、バネ153の付勢力で、先端方向に
動かされ、第1シリンダ室17を封鎖し、管状弁
15の開口は、第1ピストン2の中心貫通孔26
とのみ連通している。また、第2ピストン4は、
バネ43によつて後端方向に付勢され、その後端
部は、第1ピストン2に当接している。
本状態において、ポート14に圧力水を導入す
ると、圧力水は、中心孔13より管状弁15の軸
孔を通り、直接第1ピストン2の中心貫通孔26
内に流入し、そこより第2シリンダ3の第2シリ
ンダ室36内に流入する。なお第1シリンダ室1
7は管状弁15で封鎖されているため圧力水は第
1シリンダ室17には流入しない。
この際、この圧力水は、第2ピストン4の後端
部41とそれに相対する第1ピストン2の面から
成るすき間に流入する。これにより第1ピストン
2は、「(第2シリンダ3の内径を直径とする円の
面積)×(圧力水の水圧)」なる力で、バネ22の
付勢方向に押される。一方、圧力水が第1ピスト
ン2の中心貫通孔26に流入する際に、第1ピス
トン2は「(管状弁15が第1ピストン2の中心
貫通孔26に当接することによつて形成される円
の面積)×(圧力水の水圧)」なる力で、圧力水に
よつて先端方向に押される。ところが、管状弁1
5が第1ピストン2の中心貫通孔に当接すること
によつて形成される面積は、第2シリンダ3の内
側を直径とする円の面積よりも小さい。このた
め、第1ピストン2は圧力水の水圧やバネ22の
付勢力に関わりなく、後端方向に押し返される。
したがつて、ソレノイドを励磁しない場合、すな
わち、管状弁15が、バネ153の付勢力で、先
端方向に動かされ、第1シリンダ室17を封鎖し
ている限り、第1ピストン2は、先端方向に突出
することなく、後端位置に止まつた状態を維持す
る。これに対し、第2ピストン4は第2シリンダ
室36の水圧によりバネの付勢力に抗して先端方
向に突出する。この時の状態を第2図に示す。
ポート14より更に圧力水を導入すると、第2
ピストン4が最先端位置(図上右方向)に移動
し、そこで停止する。そして更に圧力水が導入さ
れると第2シリンダ室36内の水圧が高まり、第
2ピストン4の逆止弁44の付勢力に打ち勝ち、
逆止弁44を開き、圧力水は、第2ピストン4の
筒体42の軸孔47内に流入する。そして第2ピ
ストン4の図示しない先端部に設けたノズルより
圧力水を噴出する。この噴出した洗浄水は肛門洗
浄用として使用される。
この状態で圧力水の導入を打ち切ると、バネ3
4の付勢力により第2ピストン4が後端方向に駆
動され、第2シリンダ室36の水は、管状弁1
5、中心孔13、ポート14を逆流し、図示しな
い絞り弁を通つて、外部に流出する。そして最終
的に第1図に示す状態に復帰する。
前記第1図に示した状態から、ソレノイド16
を励磁すると第3図に示すように、駆動軸152
は、バネ153の付勢力に抗して後端方向に移動
する。すると、管状弁15の円球状先端は、当接
していた第1ピストン2の中心貫通孔26のロー
ト開口の内周面から離れ、第1シリンダ室17の
封鎖が解除される。
第1図において、ソレノイド16が励磁され管
状弁15による第1シリンダ室17の封鎖が解除
された状態で、ポート14に圧力水を導入する
と、圧力水は、中心孔13より管状弁15の軸孔
を通り、第1シリンダ1のシリンダ室17に流入
する。同時に第1ピストン2の中心貫通孔26を
通り、第2シリンダ室36に流入する。第1シリ
ンダ室17に流入した圧力水により、第1ピスト
ン2は、「(第1シリンダ室17の内径を直径とす
る円の面積)×(圧力水の水圧)」なる力で、先端
方向に押される。一方、第1ピストン2の中心貫
通孔26を通り、第2シリンダ室36に流入した
圧力水は、第2ピストン4の後端部41とそれに
相対する第1ピストン2の面から成るすき間に流
入する。これにより第1ピストン2は、「(第2シ
リンダ3の内径を直径とする円の面積)×(圧力水
の水圧)」なる力で、バネ22の付勢方向に押さ
れる。
ところが、第1シリンダ室17の内径を直径と
する円の面積は、第2シリンダ3の内径を直径と
する円の面積よりも大きい。このため、第1ピス
トン2は、バネ22の付勢力に抗して先端方向に
突出する。加えて、第2ピストン4も、第2シリ
ンダ室36の水圧により、バネ43の付勢力に抗
して先端方向に突出する。したがつて、ソレノイ
ド16が励磁された場合、第1ピストン2の突出
量が、第2ピストン4の突出量に加わるので、2
段階に第2ピストン4を突出させることが可能と
なる。第1ピストン2及び第2ピストン4が突出
した状態を第3図に示す。ポート14より更に圧
力水を導入すると、第1ピストン2及び第2ピス
トン4は、最先端位置に駆動されて停止する。そ
して更に送られてくる圧水力により、第2ピスト
ン室36の水圧が高まり、その水圧により逆止弁
44の付勢力に抗して逆止弁44を開き、圧力水
は、第2ピストンの筒体42の軸孔47内に流入
する。そして図示しない第2ピストンの先端に設
けたノズルより噴出する。この噴出する水は、ビ
デ洗浄水として利用される。
この状態でポート14の圧力水の導入を打ち切
ると、第1シリンダ室17の水は、第1ピストン
を付勢するバネ22により、また、第2ピストン
室36の水は第2ピストン4を付勢するバネ43
により後端方向に押され、それぞれの水はポート
14を逆流し、図示しない絞り弁を通つて外部に
排出される。
なお、第1シリンダ1の後端部12と第1ピス
トン2との間の第1シリンダー室17の後端に異
物等が介在し、第1ピストンが所定の位置にもど
らない場合においても、後端部12の管状弁15
は、ある程度長く、軸方向に移動可能であるため
に、その球状先端は第1ピストン2の中心貫通孔
26の開口部に達し、そこで当接して第1ピスト
ン2の中心貫通孔26を確実にシールする。した
がつて異物等によつて第1ピストン2が完全に後
端位置に戻りきらない場合においても、ソレノイ
ド16を励軸しないかぎり、圧力水は第1シリン
ダ室17に流入しない。
従つてかかる場合においても、第2ピストン4
のみが駆動されほぼ、所定の肛門洗浄位置に第2
ピストン4の先端部に設けられたノズルを運ぶこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例に示すノズル
シリンダを示し、第1図はその要部断面図、第2
図は第2ピストン4が駆動された状態を示す要部
断面図、第3図は第1ピストン2と第2ピストン
4が共に駆動された状態を示す要部断面図、第4
図はノズルシリンダを用いた人体局部洗浄装置の
全体概念図、第5図及び第6図は先行技術として
存在するノズルシリンダを示し、第5図は第1ピ
ストン200が後端位置に第2ピストン4が先端
方向に駆動された状態を示す一部切断断面図、第
6図は第1ピストン200及び第2ピストン4が
共に先端方向に駆動された時の状態を示す一部切
断断面図である。 1…第1シリンダ、2…第1ピストン、3…第
2シリンダ、4…第2ピストン、15…管状弁、
14…ポート、16…ソレノイド、26…中心貫
通孔、100…第1シリンダ、200…第1ピス
トン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 後端密閉の第1シリンダと、 該第1シリンダの第1シリンダ室に摺動可能に
    装着され、該後端に付勢される中心貫通孔を有す
    る第1ピストンと、該第1ピストンと一体的に形
    成された管状の第2シリンダと、該第2シリンダ
    の第2シリンダ室に摺動可能に装着され、先端部
    に水を噴出するノズルと該ノズルに連通する軸孔
    を有し、該後端に付勢される管状の第2ピストン
    とを具備し、 該第2ピストンの後端側の該第2シリンダ室へ
    の圧力水の導入による該第2ピストンの突出、お
    よび該第1ピストンの後端側の該第1シリンダ室
    と該第2ピストンの後端側の第2シリンダ室への
    圧力水の導入による該第1ピストンと該第2ピス
    トンの突出により、2段階に該第2ピストンが突
    出し、人体局部の2ケ所のいずれか一方に選択的
    に該第2ピストンの先端部のノズルから水を噴出
    させる人体局部洗浄装置のノズルシリンダにおい
    て、 上記第1シリンダの後端部は、ポートに連通
    し、第1シリンダ室に開口する中心孔をもち、該
    中心孔には、軸方向に駆動され、該第1ピストン
    の中心貫通孔を形成する壁面と当接または離脱
    し、当接時に該第1シリンダの第1シリンダ室を
    封鎖して該中心孔と該第1ピストンの中心貫通孔
    を連通し離脱時に該中心孔と該第1シリンダ室お
    よび該第1ピストンの中心貫通孔を連通する管状
    弁と、該管状弁を軸方向に駆動し該管状弁と該第
    1ピストンの中心貫通孔を形成する壁面と当接ま
    たは離脱させる駆動装置が設けられていることを
    特徴とする人体局部洗浄装置のノズルシリンダ。
JP14310382U 1982-09-20 1982-09-20 人体局部洗浄装置のノズルシリンダ Granted JPS59121075U (ja)

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