JPS63255653A - 酢酸濃度の測定方法及び測定装置 - Google Patents
酢酸濃度の測定方法及び測定装置Info
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- JPS63255653A JPS63255653A JP62091523A JP9152387A JPS63255653A JP S63255653 A JPS63255653 A JP S63255653A JP 62091523 A JP62091523 A JP 62091523A JP 9152387 A JP9152387 A JP 9152387A JP S63255653 A JPS63255653 A JP S63255653A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、酢酸測定用の微生物センサを用いてサンプル
中の酢酸濃度を測定する方法及び該方法の実施に使用す
る測定装置に関し、更に詳述すると、エチルアルコール
を含むサンプル中の酢酸濃度をも正確に測定することが
可能な方法及び装置に関する。
中の酢酸濃度を測定する方法及び該方法の実施に使用す
る測定装置に関し、更に詳述すると、エチルアルコール
を含むサンプル中の酢酸濃度をも正確に測定することが
可能な方法及び装置に関する。
従】等礪遣哲□
従来より、サンプル中の酢酸濃度を測定するに際し、酢
酸を資化する微生物(酵母菌・T ricosporo
nB rassicae)を固定化した微生物膜を酸素
電極の電極面に装着すると共に、この微生物膜をガス透
過性のフッ素樹脂膜で覆うことにより作製した微生物セ
ンサを用いて測定を行うことが提案されている。
酸を資化する微生物(酵母菌・T ricosporo
nB rassicae)を固定化した微生物膜を酸素
電極の電極面に装着すると共に、この微生物膜をガス透
過性のフッ素樹脂膜で覆うことにより作製した微生物セ
ンサを用いて測定を行うことが提案されている。
上述した微生物センサの測定原理は次の通りである。即
ち、上記センサを空気飽和した水(ブランク液)に浸漬
すると水中の酸素がフッ素樹脂膜及び微生物膜を順次通
過して酸素電極面まで拡散し、酸素電極内に所定値の電
流が流れる。しかし、空気飽和した酢酸を含むサンプル
中にセンサを浸漬した場合は、フッ素樹脂膜を通過した
酢酸ガスが微生物膜中で資化され、同時に膜中の酸素が
消費されるので、酸素電極面まで拡散してくる酸素分子
は空気に飽和した水に浸漬した場合に比べて減少する。
ち、上記センサを空気飽和した水(ブランク液)に浸漬
すると水中の酸素がフッ素樹脂膜及び微生物膜を順次通
過して酸素電極面まで拡散し、酸素電極内に所定値の電
流が流れる。しかし、空気飽和した酢酸を含むサンプル
中にセンサを浸漬した場合は、フッ素樹脂膜を通過した
酢酸ガスが微生物膜中で資化され、同時に膜中の酸素が
消費されるので、酸素電極面まで拡散してくる酸素分子
は空気に飽和した水に浸漬した場合に比べて減少する。
従って、センサを酢酸を含むサンプルに浸漬した時の酸
素電極の出力は水(ブランク液)に浸漬した時の出力よ
りも小さくなるので、この減少量からサンプル中の酢酸
濃度を求めることができるものである。
素電極の出力は水(ブランク液)に浸漬した時の出力よ
りも小さくなるので、この減少量からサンプル中の酢酸
濃度を求めることができるものである。
遣1屈U1汲↓J辷トζを擾nt態
しかしながら、酢酸測定用微生物センサに用いるT r
icosporon B rassicaeはエチルア
ルコールをも資化するため、このセンサはエチルアルコ
ールにも感応する。一方、発酵によって生成する酢を含
む食品には発酵原料であるエチルアルコールが混在して
いる。従って、酢酸測定用微生物センサを用いて酢を含
む食品中の酢酸濃度を測定する場合、エチルアルコール
が妨害成分となって酢酸濃度のみを正確に測定できない
という問題があった。
icosporon B rassicaeはエチルア
ルコールをも資化するため、このセンサはエチルアルコ
ールにも感応する。一方、発酵によって生成する酢を含
む食品には発酵原料であるエチルアルコールが混在して
いる。従って、酢酸測定用微生物センサを用いて酢を含
む食品中の酢酸濃度を測定する場合、エチルアルコール
が妨害成分となって酢酸濃度のみを正確に測定できない
という問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、酢酸濃度測
定用微生物センサを用いてエチルアルコールが混在する
サンプル中の酢酸濃度を正確に測定することが可能な酢
酸濃度測定方法及び装置を提供することを目的とする。
定用微生物センサを用いてエチルアルコールが混在する
サンプル中の酢酸濃度を正確に測定することが可能な酢
酸濃度測定方法及び装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するためのり及び作用
本発明は、上記目的を達成するため、酢酸を資化する微
生物を固定化した微生物膜を酸素電極の検出端に取り付
けると共に、この微生物膜を覆ってガス透過性膜を配設
することにより形成した酢酸測定用微生物センサを用い
てエチルアルコールを含むサンプル中の酢酸濃度を測定
するにあたり、サンプルのpHを3以下に調整した時の
測定値とサンプルのpHを7以上に調整した時の測定値
との差からサンプル中の酢酸濃度を求めるようにしたこ
とを特徴とする酢酸濃度の測定方法、及び酢酸を資化す
る微生物を固定化した微生物膜を酸素電極の検出端に取
り付けると共に、この微生物膜を覆ってガス透過性膜を
配設することにより形成した酢酸測定用微生物センサを
用いてサンプル中の酢酸濃度を測定する測定部と、この
測定部に連絡する混合部と、この混合部に連結するサン
プル導入路と、混合部にそれぞれ切り換え可能に連結す
る第1及び第2のp H調整試薬導入路とを具備してな
り、上記サンプル心入路及び第1のp、 H調整試薬導
入路から混合部にサンプル及び第1 p H調整試薬を
導入することによりサンプルを酸性に調整し、測定部で
このサンプルの測定を行うと共に、サンプル導入路及び
第2のp H調整試薬導入路から混合部にサンプル及び
第2pH調整試薬を導入することによりサンプルを中性
若しくはアルカリ性に調整し、測定部でこのサンプルの
測定を行うようにしたことを特徴とする酢酸濃度の測定
装置を提供する。
生物を固定化した微生物膜を酸素電極の検出端に取り付
けると共に、この微生物膜を覆ってガス透過性膜を配設
することにより形成した酢酸測定用微生物センサを用い
てエチルアルコールを含むサンプル中の酢酸濃度を測定
するにあたり、サンプルのpHを3以下に調整した時の
測定値とサンプルのpHを7以上に調整した時の測定値
との差からサンプル中の酢酸濃度を求めるようにしたこ
とを特徴とする酢酸濃度の測定方法、及び酢酸を資化す
る微生物を固定化した微生物膜を酸素電極の検出端に取
り付けると共に、この微生物膜を覆ってガス透過性膜を
配設することにより形成した酢酸測定用微生物センサを
用いてサンプル中の酢酸濃度を測定する測定部と、この
測定部に連絡する混合部と、この混合部に連結するサン
プル導入路と、混合部にそれぞれ切り換え可能に連結す
る第1及び第2のp H調整試薬導入路とを具備してな
り、上記サンプル心入路及び第1のp、 H調整試薬導
入路から混合部にサンプル及び第1 p H調整試薬を
導入することによりサンプルを酸性に調整し、測定部で
このサンプルの測定を行うと共に、サンプル導入路及び
第2のp H調整試薬導入路から混合部にサンプル及び
第2pH調整試薬を導入することによりサンプルを中性
若しくはアルカリ性に調整し、測定部でこのサンプルの
測定を行うようにしたことを特徴とする酢酸濃度の測定
装置を提供する。
即ち、酢酸測定用微生物センサの先端に配設したガス透
過性膜は一般にサンプル中のガスは透過させるがイオン
は通さず、このためセンサはサンプル中のガスにのみ応
答する。一方、酢酸を含むサンプルはp、H3以下に調
整すると酢酸がほぼ全てガス化し、第1図に示すように
センサに応答するが、p H7以上に調整するとほぼ全
ての酢酸が解難して酢酸イオンとなり、第1図に示すよ
うにセンサに応答しなくなる。これに対し、エチルアル
コールはサンプルのpHに対応して解難することがなく
、常にガス状態であるため、p、 Hにかかねらず常に
センサに応答する。従って、サンプルをp H3以下に
して測定を行った場合は酢酸とエチルアルコールとの合
計濃度が検出され、サンプルをp H7以上にして測定
を行った場合はエチルアルコールのみの濃度が検出され
るため、本発明方法においてはPH3以下の時の測定値
からpH7以上の時の測定値を差引くことにより、酢酸
濃度を正確に求めることができる。
過性膜は一般にサンプル中のガスは透過させるがイオン
は通さず、このためセンサはサンプル中のガスにのみ応
答する。一方、酢酸を含むサンプルはp、H3以下に調
整すると酢酸がほぼ全てガス化し、第1図に示すように
センサに応答するが、p H7以上に調整するとほぼ全
ての酢酸が解難して酢酸イオンとなり、第1図に示すよ
うにセンサに応答しなくなる。これに対し、エチルアル
コールはサンプルのpHに対応して解難することがなく
、常にガス状態であるため、p、 Hにかかねらず常に
センサに応答する。従って、サンプルをp H3以下に
して測定を行った場合は酢酸とエチルアルコールとの合
計濃度が検出され、サンプルをp H7以上にして測定
を行った場合はエチルアルコールのみの濃度が検出され
るため、本発明方法においてはPH3以下の時の測定値
からpH7以上の時の測定値を差引くことにより、酢酸
濃度を正確に求めることができる。
また、本発明装置は」二連した構成としたことにより、
サンプルのpHを3以下及び7以上にそれぞれ調整して
測定を行うことができ、従ってこれらの差からサンプル
中の酢酸濃度を正確に測定することができるものである
。
サンプルのpHを3以下及び7以上にそれぞれ調整して
測定を行うことができ、従ってこれらの差からサンプル
中の酢酸濃度を正確に測定することができるものである
。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明においては、酢酸濃度測定用微生物センサとして
、酢酸を資化する微生物を固定化した微生物膜を酸素電
極の検出端に取り付けると共に、この微生物膜を覆って
ガス透過性膜を配設したものを用いる。
、酢酸を資化する微生物を固定化した微生物膜を酸素電
極の検出端に取り付けると共に、この微生物膜を覆って
ガス透過性膜を配設したものを用いる。
具体的には、例えば酸素電極の膜面上にT ricos
poronB rassicaeをアセチルセルロース
膜に吸着固定化した微生物膜を密着させ、この微生物膜
をフッ素樹脂製ガス透過性膜で覆ったものなどを好適に
使−用し得る。
poronB rassicaeをアセチルセルロース
膜に吸着固定化した微生物膜を密着させ、この微生物膜
をフッ素樹脂製ガス透過性膜で覆ったものなどを好適に
使−用し得る。
また、本発明方法においては酢酸及びエチルアルコール
を含むサンプルをpH3以下及びp H7以上に調整し
、それぞれについて測定を行うものであるが、特にpH
3付近及びp H7付近にそれぞれ調整することが好ま
しい。この場合、PH調整手段に特に制限はないが、例
えばpH3以下に調整する場合はサンプルに酢酸以外の
酸(硫酸など)を混合する方法、PH7以上に調整する
場合はサンプルにリン酸バッファーを混合する方法等が
好適に採用される。
を含むサンプルをpH3以下及びp H7以上に調整し
、それぞれについて測定を行うものであるが、特にpH
3付近及びp H7付近にそれぞれ調整することが好ま
しい。この場合、PH調整手段に特に制限はないが、例
えばpH3以下に調整する場合はサンプルに酢酸以外の
酸(硫酸など)を混合する方法、PH7以上に調整する
場合はサンプルにリン酸バッファーを混合する方法等が
好適に採用される。
本発明方法は、上述したようにす、ンプルをpH3以下
に調整した時の測定値(酢酸とエチルアルコールとの合
計濃度)とPHを7以上に調整した時の測定値(エチル
アルコールのみの濃度)との差から酢酸濃度を求めるも
ので、これによりエチルアルコールが混在するサンプル
中の酢酸濃度を正−7= 確に測定することが可能となる。
に調整した時の測定値(酢酸とエチルアルコールとの合
計濃度)とPHを7以上に調整した時の測定値(エチル
アルコールのみの濃度)との差から酢酸濃度を求めるも
ので、これによりエチルアルコールが混在するサンプル
中の酢酸濃度を正−7= 確に測定することが可能となる。
この場合、本発明方法の実施には例えば第2図に示す装
置を好適に使用することができる。
置を好適に使用することができる。
即ち、第2図において1は酢酸濃度測定用微生物センサ
2が配設された酢酸濃度測定用フローセル(測定部)、
3はこのフローセルlに連絡する恒温槽、4はフローセ
ル1に連絡するポンプ(混合部)、5及び6はそれぞれ
ポンプ4に連絡する第1及び第2切り換え器、7及び8
はそれぞれ第1切り換え器5に連絡する硫酸水溶液(第
1 p H調整試薬)及びリン酸バッファー(第2pH
調整試薬)、9及び10はそれぞれ第2切り換え器6に
連絡するサンプル及び洗浄水、11は上記酢酸濃度測定
用フローセル1の下流側に連絡するガラス電極12が配
設されたpH測定用フローセル、13はガラス電極12
に連絡するp H計、14は微生物センサ2に連絡する
電流計、15は第1切り換え器5、第2切り換え器6、
pH計13、電流計14とそれぞれ連絡するコンピュー
タ、16はそれぞれポンプ4に連絡する空気導入管であ
る。
2が配設された酢酸濃度測定用フローセル(測定部)、
3はこのフローセルlに連絡する恒温槽、4はフローセ
ル1に連絡するポンプ(混合部)、5及び6はそれぞれ
ポンプ4に連絡する第1及び第2切り換え器、7及び8
はそれぞれ第1切り換え器5に連絡する硫酸水溶液(第
1 p H調整試薬)及びリン酸バッファー(第2pH
調整試薬)、9及び10はそれぞれ第2切り換え器6に
連絡するサンプル及び洗浄水、11は上記酢酸濃度測定
用フローセル1の下流側に連絡するガラス電極12が配
設されたpH測定用フローセル、13はガラス電極12
に連絡するp H計、14は微生物センサ2に連絡する
電流計、15は第1切り換え器5、第2切り換え器6、
pH計13、電流計14とそれぞれ連絡するコンピュー
タ、16はそれぞれポンプ4に連絡する空気導入管であ
る。
8一
本装置を用いてエチルアルコールを含むサンプル9中の
酢酸濃度を測定する場合、まず測定流路に洗浄水10を
流して流路を洗浄した後、第2切り換え器6を切り換え
てサンプル9、硫酸水溶液7及び空気をポンプ4内に導
入し、゛ポンプ4内でサンプル9のPHを3付近に調整
すると共に、サンプル9を空気飽和し、酢酸濃度測定用
フローセル1でこの酸性のサンプルの測定を行う。次い
で、第1切り換え器5を切り換えてサンプル9、リン酸
バッファー8及び空気をポンプ4内に導入し、ポンプ4
内でサンプル9のpHを7付近に調整すると共に、サン
プル9を空気飽和し、酢酸濃度測定用フローセル1でこ
の中性のサンプルの測定を行う。そして、酸性の時と中
性の時の電極出力の差をコンピュータ]5で演算し、サ
ンプル9中の酢酸濃度を求めるものである。なお、酢酸
濃度測定用フローセル1を通ったサンプル9のPHはp
H測定用フローセル11で測定されると共に。
酢酸濃度を測定する場合、まず測定流路に洗浄水10を
流して流路を洗浄した後、第2切り換え器6を切り換え
てサンプル9、硫酸水溶液7及び空気をポンプ4内に導
入し、゛ポンプ4内でサンプル9のPHを3付近に調整
すると共に、サンプル9を空気飽和し、酢酸濃度測定用
フローセル1でこの酸性のサンプルの測定を行う。次い
で、第1切り換え器5を切り換えてサンプル9、リン酸
バッファー8及び空気をポンプ4内に導入し、ポンプ4
内でサンプル9のpHを7付近に調整すると共に、サン
プル9を空気飽和し、酢酸濃度測定用フローセル1でこ
の中性のサンプルの測定を行う。そして、酸性の時と中
性の時の電極出力の差をコンピュータ]5で演算し、サ
ンプル9中の酢酸濃度を求めるものである。なお、酢酸
濃度測定用フローセル1を通ったサンプル9のPHはp
H測定用フローセル11で測定されると共に。
この値がコンピュータ15に記憶され、サンプルのPH
が所定値に調整されているか否かが確認されるようにな
っている。
が所定値に調整されているか否かが確認されるようにな
っている。
上記装置においては、ポンプ4にサンプル導入路を連結
すると共に、ポンプ4に硫酸水溶液導入路(第1 p
H調整試薬導入路)及びリン酸バッファー導入路(第2
pH調整試薬導入路)をそれぞれ切り換え可能に連結し
たので、ポンプ4内でサンプル9をpH3以下及び7以
上に調整し、これら酸性及び中性若しくはアルカリ性の
サンプル9の測定をそ九ぞわ行うことができ、従って1
九らの測定値の差からサンプル9中の酢酸濃度を簡単か
つ正確に測定することができる。
すると共に、ポンプ4に硫酸水溶液導入路(第1 p
H調整試薬導入路)及びリン酸バッファー導入路(第2
pH調整試薬導入路)をそれぞれ切り換え可能に連結し
たので、ポンプ4内でサンプル9をpH3以下及び7以
上に調整し、これら酸性及び中性若しくはアルカリ性の
サンプル9の測定をそ九ぞわ行うことができ、従って1
九らの測定値の差からサンプル9中の酢酸濃度を簡単か
つ正確に測定することができる。
また、上記装置によれば、高濃度の酢酸を含むサンプル
を希釈せずに直接測定することができる。
を希釈せずに直接測定することができる。
即ち、酢酸濃度測定用微生物センサの定量範囲は通常O
〜数百ppmであるため、高濃度のサンプルを測定する
場合、通常はサンプルを希釈してから測定を行う必要が
ある。しかし、本装置によれば硫酸水溶液やリン酸バッ
ファーの混合量を調節したり、他のpH調整試薬を用い
ることによりサンプルのpHを適宜調整できるため、酢
酸のガス化を自由に制御することができると共に、pH
測定用フローセル11でサンプルのPHを測定し得るた
め、高濃度の酢酸を含むサンプルを測定する場合でも全
酢酸の中のガス分の割合がセンサの定量範囲内となるよ
うにサンプルのPHを調整することにより、サンプルを
希釈することなく測定を行うことができ、その測定値に
p H計13で検出したサンプルのPHより求められる
全酢酸中のガス分の割合に応じた補正を与え、演算を行
うことによってサンプル中の酢酸濃度を正確に求めるこ
とができるものである。具体的には、例えば酢酸濃度が
約2万■/ρのサンプルの場合、従来は1000倍に希
釈して濃度20■/Q程度にすることが必要であったが
、本装置によればサンプルのpHを7に調整することに
より(pH7に調整すると酢酸ガスの割合は約1/10
00になる)、濃度2万■/Qのサンプルであっても希
釈することなく測定を行うことができる。この場合、本
装置においては酢酸濃度を測定するためにフローセルを
用いたので、サンプリング時間を予め一定の II 一 時間に設定しておくことにより、ビーカー測定の場合よ
りもセンサの定量範囲を広げることも可能である。
〜数百ppmであるため、高濃度のサンプルを測定する
場合、通常はサンプルを希釈してから測定を行う必要が
ある。しかし、本装置によれば硫酸水溶液やリン酸バッ
ファーの混合量を調節したり、他のpH調整試薬を用い
ることによりサンプルのpHを適宜調整できるため、酢
酸のガス化を自由に制御することができると共に、pH
測定用フローセル11でサンプルのPHを測定し得るた
め、高濃度の酢酸を含むサンプルを測定する場合でも全
酢酸の中のガス分の割合がセンサの定量範囲内となるよ
うにサンプルのPHを調整することにより、サンプルを
希釈することなく測定を行うことができ、その測定値に
p H計13で検出したサンプルのPHより求められる
全酢酸中のガス分の割合に応じた補正を与え、演算を行
うことによってサンプル中の酢酸濃度を正確に求めるこ
とができるものである。具体的には、例えば酢酸濃度が
約2万■/ρのサンプルの場合、従来は1000倍に希
釈して濃度20■/Q程度にすることが必要であったが
、本装置によればサンプルのpHを7に調整することに
より(pH7に調整すると酢酸ガスの割合は約1/10
00になる)、濃度2万■/Qのサンプルであっても希
釈することなく測定を行うことができる。この場合、本
装置においては酢酸濃度を測定するためにフローセルを
用いたので、サンプリング時間を予め一定の II 一 時間に設定しておくことにより、ビーカー測定の場合よ
りもセンサの定量範囲を広げることも可能である。
更に、本装置によれば、サンプルをpH7以上にした時
の測゛定値からサンプル中のエチルアルコール濃度を求
めることができる。
の測゛定値からサンプル中のエチルアルコール濃度を求
めることができる。
なお、上記装置においては、酢酸測定用センサに代えて
他の微生物センサを用いることもできる。
他の微生物センサを用いることもできる。
例えば、エチルアルコールを含むサンプル中の他の有機
酸(ぎ酸、プロピオン酸、酪酸等)の濃度も、各々のセ
ンサを用いることにより測定が可能である。この場合、
他の有機酸も全てpH7以上でイオン化するが、ガス化
する酸価のpHは各有機酸により異なるため、酸価のp
Hは測定すべき有機酸に応じてそれぞれ調整する。
酸(ぎ酸、プロピオン酸、酪酸等)の濃度も、各々のセ
ンサを用いることにより測定が可能である。この場合、
他の有機酸も全てpH7以上でイオン化するが、ガス化
する酸価のpHは各有機酸により異なるため、酸価のp
Hは測定すべき有機酸に応じてそれぞれ調整する。
また、上記装置においては混合部をポンプにより構成し
たが、他の機構を採用してもよく、更にその他の構成に
ついても本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して
差支えない。
たが、他の機構を採用してもよく、更にその他の構成に
ついても本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して
差支えない。
以下、実験例により本発明の効果を具体的に示す。
実験例I
T ricosporon B rassicaeを固
定化した微生物膜を用いた微生物センサのpH特性を確
認するため、試料のpHを3と7にそれぞれ変化させた
場合における酢酸とエチルアルコールに対するセンサの
応答を調べた。なお、試料としては酢酸20■/Q水溶
液、エチルアルコール10■/Q水溶液を用いた。結果
を第1表に示す。
定化した微生物膜を用いた微生物センサのpH特性を確
認するため、試料のpHを3と7にそれぞれ変化させた
場合における酢酸とエチルアルコールに対するセンサの
応答を調べた。なお、試料としては酢酸20■/Q水溶
液、エチルアルコール10■/Q水溶液を用いた。結果
を第1表に示す。
第 1 表
第1表の結果より、酢酸に対する応答はpHによって変
化するが、エチルアルコールに対する応答はPHによっ
て変化せず、従ってpH3及び7の時の電極出力の差か
ら酢酸濃度を測定し得ることが認められる。
化するが、エチルアルコールに対する応答はPHによっ
て変化せず、従ってpH3及び7の時の電極出力の差か
ら酢酸濃度を測定し得ることが認められる。
実験例2
第2図に示したものと同様の装置を使用し、上記と同様
の方法によって各種のエチルアルコールが混在する食品
中の酢酸濃度を調べた。また、比較のためガスクロマト
グラフを用いて同じ食品中の酢酸濃度を調べた。結果を
第2表及び第3図に示す。
の方法によって各種のエチルアルコールが混在する食品
中の酢酸濃度を調べた。また、比較のためガスクロマト
グラフを用いて同じ食品中の酢酸濃度を調べた。結果を
第2表及び第3図に示す。
第 2 表
第2表及び第3表の結果より、本発明による測定値とガ
スクロマトグラフによる測定値とは良好な相関関係を示
し、本発明によればエチルアルコールを含む食品中の酢
酸濃度を正確に測定し得ることが認められる。
スクロマトグラフによる測定値とは良好な相関関係を示
し、本発明によればエチルアルコールを含む食品中の酢
酸濃度を正確に測定し得ることが認められる。
充1しυ佐禾□
以上説明したように、本発明に係る酢酸濃度の測定方法
及び装置によれば、エチルアルコールを含むサンプル中
の酢酸濃度を微生物センサを用いて正確かつ簡単に測定
し得るものである。
及び装置によれば、エチルアルコールを含むサンプル中
の酢酸濃度を微生物センサを用いて正確かつ簡単に測定
し得るものである。
第1図は微生物センサを用いて酢酸を含むサンプルの測
定を行った場合のサンプルのpHと電極出力との関係を
示すグラフ、第2図は本発明装置の一実施例を示す概略
図、第3図は同装置を用いてエチルアルコールが混在す
るサンプル中の酢酸濃度を測定した結果とガスクロマト
グラフを用いて同サンプル中の酢酸濃度を測定した結果
との相関関係を示すグラフである。 1・・・酢酸濃度測定用フローセル、 2・・・微生物センサ、4・・・ポンプ、7・・・硫酸
水溶液、8・・・リン酸バッファー、9・・・サンプル
。
定を行った場合のサンプルのpHと電極出力との関係を
示すグラフ、第2図は本発明装置の一実施例を示す概略
図、第3図は同装置を用いてエチルアルコールが混在す
るサンプル中の酢酸濃度を測定した結果とガスクロマト
グラフを用いて同サンプル中の酢酸濃度を測定した結果
との相関関係を示すグラフである。 1・・・酢酸濃度測定用フローセル、 2・・・微生物センサ、4・・・ポンプ、7・・・硫酸
水溶液、8・・・リン酸バッファー、9・・・サンプル
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、酢酸を資化する微生物を固定化した微生物膜を酸素
電極の検出端に取り付けると共に、この微生物膜を覆っ
てガス透過性膜を配設することにより形成した酢酸測定
用微生物センサを用いてエチルアルコールを含むサンプ
ル中の酢酸濃度を測定するにあたり、サンプルのpHを
3以下に調整した時の測定値とサンプルのpHを7以上
に調整した時の測定値との差からサンプル中の酢酸濃度
を求めるようにしたことを特徴とする酢酸濃度の測定方
法。 2、酢酸を資化する微生物を固定化した微生物膜を酸素
電極の検出端に取り付けると共に、この微生物膜を覆っ
てガス透過性膜を配設することにより形成した酢酸測定
用微生物センサを用いてサンプル中の酢酸濃度を測定す
る測定部と、この測定部に連絡する混合部と、この混合
部に連結するサンプル導入路と、混合部にそれぞれ切り
換え可能に連結する第1及び第2のpH調整試薬導入路
とを具備してなり、上記サンプル導入路及び第1のpH
調整試薬導入路から混合部にサンプル及び第1pH調整
試薬を導入することによりサンプルを酸性に調整し、測
定部でこのサンプルの測定を行うと共に、サンプル導入
路及び第2のpH調整試薬導入路から混合部にサンプル
及び第2pH調整試薬を導入することによりサンプルを
中性若しくはアルカリ性に調整し、測定部でこのサンプ
ルの測定を行うようにしたことを特徴とする酢酸濃度の
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62091523A JPS63255653A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 酢酸濃度の測定方法及び測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62091523A JPS63255653A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 酢酸濃度の測定方法及び測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63255653A true JPS63255653A (ja) | 1988-10-21 |
Family
ID=14028778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62091523A Pending JPS63255653A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 酢酸濃度の測定方法及び測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63255653A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003016554A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-02-27 | Osmetech Plc | Detection of bacterial vaginosis |
| US6951759B2 (en) | 2001-08-17 | 2005-10-04 | Osmetech Plc | Detection of bacterial vaginosis |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP62091523A patent/JPS63255653A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003016554A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-02-27 | Osmetech Plc | Detection of bacterial vaginosis |
| US6951759B2 (en) | 2001-08-17 | 2005-10-04 | Osmetech Plc | Detection of bacterial vaginosis |
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