JPS63267B2 - - Google Patents
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- JPS63267B2 JPS63267B2 JP7845478A JP7845478A JPS63267B2 JP S63267 B2 JPS63267 B2 JP S63267B2 JP 7845478 A JP7845478 A JP 7845478A JP 7845478 A JP7845478 A JP 7845478A JP S63267 B2 JPS63267 B2 JP S63267B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- planet
- ring gear
- meshing
- power steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は制御入力部に遊星歯車機構を備えたパ
ワーステアリング装置の改良に関する。
ワーステアリング装置の改良に関する。
従来この種のパワーステアリング装置は、本出
願人により数多く(例えば特開昭49−85728号及
び特開昭50−64927号等参照)提案されており、
これ等の基本的な部分の構造は以下のように構成
されている。
願人により数多く(例えば特開昭49−85728号及
び特開昭50−64927号等参照)提案されており、
これ等の基本的な部分の構造は以下のように構成
されている。
第1図において、1はシリンダハウジング、2
は差動機構ハウジング、3はインプツトシヤフト
でハンドルに連結してある。4はセクターギヤー
で、操舵輪のピツトマンアームに連結してあり、
最終的にインプツトシヤフト3の回転(入力)に
比例してセクターギヤ4が回転(出力)し、操舵
輪を転舵する。シリンダハウジング1内にはセク
ターギヤ4と噛合するピストン5が配置され、両
側に作動室A,Bを区画形成している。筒状のス
クリユーシヤフト6はこのピストン5の内周面の
螺旋溝中に配列されたボール列などを介して螺合
し、ピン7,8によりトーシヨンバー9を介して
上記インプツトシヤフト3に連結してある。
は差動機構ハウジング、3はインプツトシヤフト
でハンドルに連結してある。4はセクターギヤー
で、操舵輪のピツトマンアームに連結してあり、
最終的にインプツトシヤフト3の回転(入力)に
比例してセクターギヤ4が回転(出力)し、操舵
輪を転舵する。シリンダハウジング1内にはセク
ターギヤ4と噛合するピストン5が配置され、両
側に作動室A,Bを区画形成している。筒状のス
クリユーシヤフト6はこのピストン5の内周面の
螺旋溝中に配列されたボール列などを介して螺合
し、ピン7,8によりトーシヨンバー9を介して
上記インプツトシヤフト3に連結してある。
遊星歯車機構Cとしてはインプツトシヤフト3
及びスクリユーシヤフト6の対向端部には、円周
ストツパ部10を形成して両シヤフト3,6が所
定の相対回転角度以上では衝合して回転トルクを
伝え、トーシヨンバー9の捩れを規制できるよう
に嵌合すると共に、両シヤフト3,6の端部外周
には双方にまたがつて円筒状の共通のサンギヤ1
1を回転自在に嵌装配置し、かつこのサンギヤ1
1の外周には歯型部分11a,11bを形成する
と共に、これら両歯型部分11a,11bに夫々
噛合する複数のプラネツトキヤ12a,12bを
ピン13a,13bにて夫々インプツトシヤフト
3とスクリユーシヤフト6の各端部に対称的に配
設する。これ等各プラネツトギヤ12a,12b
の外側は夫々回転自在なリングギヤ14aと固定
されたリングギヤ14bとに噛合され、回動自在
に支承された一方のリングギヤ14aはロツド1
5を介して第2図に示す制御バルブ17のスプー
ル16に連結され、他方のリングギヤ14bはハ
ウジング2に固定されている。制御バルブ17は
このスプール16の移行に伴つて環状の各ポート
P、T、MAMBを適宜接続し、シリンダハウジン
グ1内に区画された作動室AあるいはBへ圧力流
体を選択的に供給する。
及びスクリユーシヤフト6の対向端部には、円周
ストツパ部10を形成して両シヤフト3,6が所
定の相対回転角度以上では衝合して回転トルクを
伝え、トーシヨンバー9の捩れを規制できるよう
に嵌合すると共に、両シヤフト3,6の端部外周
には双方にまたがつて円筒状の共通のサンギヤ1
1を回転自在に嵌装配置し、かつこのサンギヤ1
1の外周には歯型部分11a,11bを形成する
と共に、これら両歯型部分11a,11bに夫々
噛合する複数のプラネツトキヤ12a,12bを
ピン13a,13bにて夫々インプツトシヤフト
3とスクリユーシヤフト6の各端部に対称的に配
設する。これ等各プラネツトギヤ12a,12b
の外側は夫々回転自在なリングギヤ14aと固定
されたリングギヤ14bとに噛合され、回動自在
に支承された一方のリングギヤ14aはロツド1
5を介して第2図に示す制御バルブ17のスプー
ル16に連結され、他方のリングギヤ14bはハ
ウジング2に固定されている。制御バルブ17は
このスプール16の移行に伴つて環状の各ポート
P、T、MAMBを適宜接続し、シリンダハウジン
グ1内に区画された作動室AあるいはBへ圧力流
体を選択的に供給する。
ハンドルを転舵しインプツトシヤフト3を回転
させるとき、操向車輪に連結されたセクターギヤ
4は車輪の接地抵抗が大きいために言わば固定状
態にあるとみなすことができるため、これに噛合
するピストン5、更にはスクリユーシヤフト6は
静止しており、一方サンギヤ11もブラネツトギ
ヤ12bが公転できないのでリングギヤ14bと
同様に固定状態に保持されている。従つて、イン
プツトシヤフト3側のプラネツトギヤ12aはサ
ンギヤ11が固定状態にあるので、トーシヨンバ
ー9を捩りつつストツパ部10が衝合するまでの
相対回転角度範囲内で自転しつつ公転を生じ、リ
ングギヤ14aを回転させてスプール16を移行
させる。切換えられた制御バルブ17は油圧ポン
プからの圧力流体をピストン5内の区画された作
動室AまたはBの一方へ給送すると同時にBまた
はAの作動油をタンクへと戻す。これに伴つてピ
ストン5が移動を始めセクターギヤ4を回転させ
る。同時にインプツトシヤフト3の回転力(操舵
力)はトーシヨンバー9を捩りながら他方のスク
リユーシヤフト6に伝達されているため、ピスト
ン4の移動でスクリユーシヤフト6がインプツト
シヤフト3と同方向に回転しだすとサンギヤ11
は結局僅かの回転位相遅れをもちつつこれ等と同
一回転速度で回転し始める。このサンギヤ11と
噛み合うプラネツトギヤ12bは、リングギヤ1
4bが固定されているため公転を始め、他方、リ
ングギヤ14aを回転させていたプラネツトギヤ
12aはサカギヤ11の回転によつてスクリユー
シヤフト6側のプラネツトギヤ12bと同様に自
転及び公転運動を併行し、この結果リングギヤ1
4aをその位置に停止させる。つまり、制御バル
ブ17を切換えた状態に維持し、以後インプツト
シヤフト3が停止されるまで作動室内に圧力流体
を供給し続ける。
させるとき、操向車輪に連結されたセクターギヤ
4は車輪の接地抵抗が大きいために言わば固定状
態にあるとみなすことができるため、これに噛合
するピストン5、更にはスクリユーシヤフト6は
静止しており、一方サンギヤ11もブラネツトギ
ヤ12bが公転できないのでリングギヤ14bと
同様に固定状態に保持されている。従つて、イン
プツトシヤフト3側のプラネツトギヤ12aはサ
ンギヤ11が固定状態にあるので、トーシヨンバ
ー9を捩りつつストツパ部10が衝合するまでの
相対回転角度範囲内で自転しつつ公転を生じ、リ
ングギヤ14aを回転させてスプール16を移行
させる。切換えられた制御バルブ17は油圧ポン
プからの圧力流体をピストン5内の区画された作
動室AまたはBの一方へ給送すると同時にBまた
はAの作動油をタンクへと戻す。これに伴つてピ
ストン5が移動を始めセクターギヤ4を回転させ
る。同時にインプツトシヤフト3の回転力(操舵
力)はトーシヨンバー9を捩りながら他方のスク
リユーシヤフト6に伝達されているため、ピスト
ン4の移動でスクリユーシヤフト6がインプツト
シヤフト3と同方向に回転しだすとサンギヤ11
は結局僅かの回転位相遅れをもちつつこれ等と同
一回転速度で回転し始める。このサンギヤ11と
噛み合うプラネツトギヤ12bは、リングギヤ1
4bが固定されているため公転を始め、他方、リ
ングギヤ14aを回転させていたプラネツトギヤ
12aはサカギヤ11の回転によつてスクリユー
シヤフト6側のプラネツトギヤ12bと同様に自
転及び公転運動を併行し、この結果リングギヤ1
4aをその位置に停止させる。つまり、制御バル
ブ17を切換えた状態に維持し、以後インプツト
シヤフト3が停止されるまで作動室内に圧力流体
を供給し続ける。
スクリユーシヤフト6の回転により、これと螺
合するピストン5はピツチ比例量移行するのであ
るが作動室AまたはBに給送された上記圧力流体
により、この移行動作は円滑に行なわれ、操縦者
は極めて僅かの力でセクターギヤ4を回転させ、
転向操作させることができる。そして、インプツ
トシヤフト3が回転している間はピストン5はこ
のピツチ比例量だけ作動流体により移行され追従
していく。
合するピストン5はピツチ比例量移行するのであ
るが作動室AまたはBに給送された上記圧力流体
により、この移行動作は円滑に行なわれ、操縦者
は極めて僅かの力でセクターギヤ4を回転させ、
転向操作させることができる。そして、インプツ
トシヤフト3が回転している間はピストン5はこ
のピツチ比例量だけ作動流体により移行され追従
していく。
インプツトシヤフト3を停止させると、サンギ
ヤ11はトーシヨンバー9に付与された捩り量相
当分だけ逆回転して停止する。この停止するまで
の僅かの間プラネツトギヤ12a,12bは継続
して回転しているため、今まで停止していたリン
グギヤ14aは逆方向に回転し初期位置で停止す
る。つまり、インプツトシヤフト3の回転時に付
与したトーシヨンバー9の捩り量相当分だけリン
グギヤ14aは回動したことになりこれに応じて
スプール16も中立位置に復帰することになる。
ヤ11はトーシヨンバー9に付与された捩り量相
当分だけ逆回転して停止する。この停止するまで
の僅かの間プラネツトギヤ12a,12bは継続
して回転しているため、今まで停止していたリン
グギヤ14aは逆方向に回転し初期位置で停止す
る。つまり、インプツトシヤフト3の回転時に付
与したトーシヨンバー9の捩り量相当分だけリン
グギヤ14aは回動したことになりこれに応じて
スプール16も中立位置に復帰することになる。
以上のように構成される結果、装置のコンパク
ト化がはかれるという利点をもつのであるが、反
面、この種遊星ギヤ列を用いるとギヤの噛み合い
上バツクラツシユを伴うため、実験によると、第
3図に示すような入力と出力との特性関係におい
て、微小変動(いわゆるビビリ)を生じるという
問題が明らかになつた。
ト化がはかれるという利点をもつのであるが、反
面、この種遊星ギヤ列を用いるとギヤの噛み合い
上バツクラツシユを伴うため、実験によると、第
3図に示すような入力と出力との特性関係におい
て、微小変動(いわゆるビビリ)を生じるという
問題が明らかになつた。
このビビリの原因について入力角とビビリの関
係を調べると、ビビリ1ピツチの角度はリングギ
ヤの歯数Zとの間360゜/Zと略々一致し遊星歯車
機構における歯車の噛み合い状態が大きな影響を
与えることが確認された。
係を調べると、ビビリ1ピツチの角度はリングギ
ヤの歯数Zとの間360゜/Zと略々一致し遊星歯車
機構における歯車の噛み合い状態が大きな影響を
与えることが確認された。
つまり、制御バルブ17を作動させるのはリン
グギヤ14aであつて、しかも、バルブストロー
クとリングギヤ回動量との関係からこのリングギ
ヤ14aが微小回転しても、制御バルブ17の流
量変化は相当に大きいものとなり、結局、このリ
ングギヤ14aが多少でも回転変位を生じるとす
ると、即座に入―出力特性にビビリが生じてしま
う。
グギヤ14aであつて、しかも、バルブストロー
クとリングギヤ回動量との関係からこのリングギ
ヤ14aが微小回転しても、制御バルブ17の流
量変化は相当に大きいものとなり、結局、このリ
ングギヤ14aが多少でも回転変位を生じるとす
ると、即座に入―出力特性にビビリが生じてしま
う。
そして、このリングギヤ14aはプラネツトギ
ヤ12aを介して駆動されるため、これらの噛み
合い状態に遊びや変動が生じたり、あるいは噛み
合い率が低いと、どうしても安定した回転伝達支
持が得られないために、リングギヤ14aは微小
な回転変位を生じ、上記のようなビビリの原因と
なつていた。
ヤ12aを介して駆動されるため、これらの噛み
合い状態に遊びや変動が生じたり、あるいは噛み
合い率が低いと、どうしても安定した回転伝達支
持が得られないために、リングギヤ14aは微小
な回転変位を生じ、上記のようなビビリの原因と
なつていた。
即ち、各歯車の加工精度がたとえ良好であつて
もとくに噛み合い率が低い場合、例えば一対の歯
同志しか噛み合つていない状態では、リングギヤ
は次の一対の歯が噛み合うまで逆転可能であるの
で、その分噛み合いが不安定となつてビビリを発
生し、一方ギヤの噛み合い率が高ければ、複数組
の歯が同時に噛み合つている比率がそれだけ大き
くなるため、各組の接触歯間の滑りはほとんど無
視でき、リングギヤは安定して回転伝達支持され
るので、逆転もなくビビリはそれだけ少なくな
る。
もとくに噛み合い率が低い場合、例えば一対の歯
同志しか噛み合つていない状態では、リングギヤ
は次の一対の歯が噛み合うまで逆転可能であるの
で、その分噛み合いが不安定となつてビビリを発
生し、一方ギヤの噛み合い率が高ければ、複数組
の歯が同時に噛み合つている比率がそれだけ大き
くなるため、各組の接触歯間の滑りはほとんど無
視でき、リングギヤは安定して回転伝達支持され
るので、逆転もなくビビリはそれだけ少なくな
る。
ところで、現行のプラネツトギヤ12aは第2
図にも明らかなように、荷重配分を均等化するた
めに、Θ=120゜の等間隔で3個が配設されてお
り、この状態では、各プラネツトギヤ12aは互
いに全く同一的な噛み合い状態をもつてサンギヤ
11とリングギヤ14aとに噛み合つているため
に、全体的な噛み合い率は、単一のプラネツトギ
ヤ12aの噛み合い率と変わりはない。
図にも明らかなように、荷重配分を均等化するた
めに、Θ=120゜の等間隔で3個が配設されてお
り、この状態では、各プラネツトギヤ12aは互
いに全く同一的な噛み合い状態をもつてサンギヤ
11とリングギヤ14aとに噛み合つているため
に、全体的な噛み合い率は、単一のプラネツトギ
ヤ12aの噛み合い率と変わりはない。
つまり、プラネツトギヤ12aの歯山がサンギ
ヤ11に噛み合つているときは、リングギヤ14
aに対しても歯山で噛み合い、たとえばプラネツ
トギヤ12aの歯山でサンギヤ11に噛み合つい
るときにリングギヤ14aに対しては歯谷で噛み
合うというように、サンギヤ11とリングギヤ1
4aに対する噛み合い状態が異なることがなく、
このような関係が他の2つのプラネツトギヤ12
aについても同様に維持されるので、全体的には
3つのプラネツトギヤ12aによりサンギヤ11
とリングギヤ14aとの間で噛み合いが行なわれ
るにも拘わらず、その噛み合い率は単一のプラネ
ツトギヤ12aの噛み合い率と変わらないのであ
る。
ヤ11に噛み合つているときは、リングギヤ14
aに対しても歯山で噛み合い、たとえばプラネツ
トギヤ12aの歯山でサンギヤ11に噛み合つい
るときにリングギヤ14aに対しては歯谷で噛み
合うというように、サンギヤ11とリングギヤ1
4aに対する噛み合い状態が異なることがなく、
このような関係が他の2つのプラネツトギヤ12
aについても同様に維持されるので、全体的には
3つのプラネツトギヤ12aによりサンギヤ11
とリングギヤ14aとの間で噛み合いが行なわれ
るにも拘わらず、その噛み合い率は単一のプラネ
ツトギヤ12aの噛み合い率と変わらないのであ
る。
今、サンギヤ11の歯数Z1=42、リングギヤ1
4aの歯数Z2=66で噛み合い率を計算すると約
1.48を得るが(例えば「歯車入門」株式会社オー
ム社 昭和38年1月20日発行参照)、噛み合い率
1.48ということは、例えば第5図Aに示すよう
に、ある1対の歯が噛み合いを始めて終了するま
での間を1とすると、噛み合せの始めと終わりの
0.48の間は2対の歯が噛み合つているが、他の
0.52の間は1対の歯しか噛み合つていないことを
意味し、結局、低い噛み合い率しか確保できない
ために、上記したような噛み合い上の不具合を生
じビビリの解消は困難であつた。また、噛み合い
率を高める最も簡単な方法は、歯数を増すことで
あるが、設置スペースを大きくせずに歯数を増す
にはモジユールを下げる他なく、大幅な変更と強
度上の問題も生じてくる。
4aの歯数Z2=66で噛み合い率を計算すると約
1.48を得るが(例えば「歯車入門」株式会社オー
ム社 昭和38年1月20日発行参照)、噛み合い率
1.48ということは、例えば第5図Aに示すよう
に、ある1対の歯が噛み合いを始めて終了するま
での間を1とすると、噛み合せの始めと終わりの
0.48の間は2対の歯が噛み合つているが、他の
0.52の間は1対の歯しか噛み合つていないことを
意味し、結局、低い噛み合い率しか確保できない
ために、上記したような噛み合い上の不具合を生
じビビリの解消は困難であつた。また、噛み合い
率を高める最も簡単な方法は、歯数を増すことで
あるが、設置スペースを大きくせずに歯数を増す
にはモジユールを下げる他なく、大幅な変更と強
度上の問題も生じてくる。
本発明はかかる点に鑑み、リングギヤとサンギ
ヤに対して噛み合うプラネツトギヤを、互いの位
置関係が荷重配分を大きく乱さない範囲内で、配
置角度間隔を異ならせて、サンギヤとリングギヤ
に対する各プラネツトギヤの噛み合い状態を異な
るように設定することにより、全体としての噛み
合い率を著しく高めて噛み合いのガタを減らし、
もつて入―出力特性の微少変動が極めて少ないパ
ワーステアリング装置を提供するものである。
ヤに対して噛み合うプラネツトギヤを、互いの位
置関係が荷重配分を大きく乱さない範囲内で、配
置角度間隔を異ならせて、サンギヤとリングギヤ
に対する各プラネツトギヤの噛み合い状態を異な
るように設定することにより、全体としての噛み
合い率を著しく高めて噛み合いのガタを減らし、
もつて入―出力特性の微少変動が極めて少ないパ
ワーステアリング装置を提供するものである。
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は遊星歯車機構の正面図であつて、サン
ギヤ11aの歯数Z1=42、リングギヤ14aの歯
数Z2=66で、3個のプラネツトギヤ12A,12
B,12Cをその内の1ケの噛み合い状態が正反
対となるように配置する場合を示し、第1のプラ
ネツトギヤ12Aを基準として時計方向にΘ=
90゜の位置に第2のプラネツトギヤ12B、さら
に210゜と240゜との間、即ち、本発明の場合は240゜
の場合でプラネツトギヤ12Bとの角度間隔Θ2
=150゜の位置に第3のプラネツトギヤ12Cが配
置される(Θ3=120゜)。なお、参考のために従来
の120゜の等間隔の配置状態も示してある。
ギヤ11aの歯数Z1=42、リングギヤ14aの歯
数Z2=66で、3個のプラネツトギヤ12A,12
B,12Cをその内の1ケの噛み合い状態が正反
対となるように配置する場合を示し、第1のプラ
ネツトギヤ12Aを基準として時計方向にΘ=
90゜の位置に第2のプラネツトギヤ12B、さら
に210゜と240゜との間、即ち、本発明の場合は240゜
の場合でプラネツトギヤ12Bとの角度間隔Θ2
=150゜の位置に第3のプラネツトギヤ12Cが配
置される(Θ3=120゜)。なお、参考のために従来
の120゜の等間隔の配置状態も示してある。
この場合、遊星歯車の噛み合い定理から、プラ
ネツトギヤ12Aを基準として、30゜毎に噛み合
い状態は逆になる。
ネツトギヤ12Aを基準として、30゜毎に噛み合
い状態は逆になる。
たとえば基準のプラネツトギヤ12Aがサンギ
ヤ11aに対して歯山で噛み合うときに、リング
ギヤ14aに対しても歯山で噛み合うとすると、
30゜ずれた位置ではサンギヤ11aに対しては歯
谷で噛み合うと共に、リングギヤ14aに対して
も歯谷で噛み合うのであり、60゜ずれた位置では
元に戻つて共に歯山が噛み合う。
ヤ11aに対して歯山で噛み合うときに、リング
ギヤ14aに対しても歯山で噛み合うとすると、
30゜ずれた位置ではサンギヤ11aに対しては歯
谷で噛み合うと共に、リングギヤ14aに対して
も歯谷で噛み合うのであり、60゜ずれた位置では
元に戻つて共に歯山が噛み合う。
したがつてこの噛み合い状態は、30゜―逆転、
60゜―同一、90゜―逆転、120゜―同一、150゜―逆転
…というようになる。
60゜―同一、90゜―逆転、120゜―同一、150゜―逆転
…というようになる。
したがつて、基準プラネツトギヤ12Aの噛み
合い状態に対して第2のプラネツトギヤ12Bは
逆の噛み合い状態、第3のプラネツトギヤ12C
はその中間の噛み合い状態となる。
合い状態に対して第2のプラネツトギヤ12Bは
逆の噛み合い状態、第3のプラネツトギヤ12C
はその中間の噛み合い状態となる。
このため、プラネツトギヤ12Aと12Bと1
2Cとにおける個々の噛み合い率そのものは、従
来と同一であつても互いの噛み合い状態が相違す
ることにより、その分だけ全体として噛み合い接
触状態が増してくるのであり、本発明では全体的
な噛み合い率としては、約1.96となり、例えば第
5図Bに示すように、2対の歯が噛み合つている
区域が増すのでガタ等がなく安定した回転伝達支
持を得ることができ、回転ずれの生じない最低噛
み合い率の2.0に極めて近い状態にするこてがで
きる。
2Cとにおける個々の噛み合い率そのものは、従
来と同一であつても互いの噛み合い状態が相違す
ることにより、その分だけ全体として噛み合い接
触状態が増してくるのであり、本発明では全体的
な噛み合い率としては、約1.96となり、例えば第
5図Bに示すように、2対の歯が噛み合つている
区域が増すのでガタ等がなく安定した回転伝達支
持を得ることができ、回転ずれの生じない最低噛
み合い率の2.0に極めて近い状態にするこてがで
きる。
なお、中間の噛み合い状態となるプラネツトギ
ヤ12Cについては、場合によつては、他のプラ
ネツトギヤ12Aまたは12Bに対して等角度配
置としてもよく、このときは、荷重バランスを考
慮して、プラネツトギヤ12Aと12Bとの角度
間隔が90゜、プラネツトギヤ12Aと12Cとの
角度間隔Θ3=135゜に設定するとよい。
ヤ12Cについては、場合によつては、他のプラ
ネツトギヤ12Aまたは12Bに対して等角度配
置としてもよく、このときは、荷重バランスを考
慮して、プラネツトギヤ12Aと12Bとの角度
間隔が90゜、プラネツトギヤ12Aと12Cとの
角度間隔Θ3=135゜に設定するとよい。
以上のように構成した結果、リングギヤ14a
に対して、プラネツトギヤ12A,12B,12
Cの全体的な噛み合い率は約2.0に近づき、極め
てガタや滑りが少なく、従つて微少な回転変位も
生じなくなり、このため、制御バルブ17のリタ
ーンスプリングの中立ポジシヨン付勢力による、
1対の歯の噛み合いから次の歯の噛み合いまでの
間の噛合間隙に起因したリングギヤ14aの微少
回転変位に基づく制御バルブ17の微少ストロー
クの変位を確実に防止できるのである。
に対して、プラネツトギヤ12A,12B,12
Cの全体的な噛み合い率は約2.0に近づき、極め
てガタや滑りが少なく、従つて微少な回転変位も
生じなくなり、このため、制御バルブ17のリタ
ーンスプリングの中立ポジシヨン付勢力による、
1対の歯の噛み合いから次の歯の噛み合いまでの
間の噛合間隙に起因したリングギヤ14aの微少
回転変位に基づく制御バルブ17の微少ストロー
クの変位を確実に防止できるのである。
これにより、制御バルブ17を介して制御され
る流量の変動もなく、安定化できるので、いわゆ
るビビリ現象を実用上殆んど無視できる程度に解
消できる。また、リングギヤ14a,14bとサ
ンギヤ11との歯数は3ケのプラネツトギヤ12
a,12b,12cに対し、3の倍数に設定され
ているので、プラネツトの所定位置での自転が可
能で、公転方向の送りが発生しないように構成さ
れている。
る流量の変動もなく、安定化できるので、いわゆ
るビビリ現象を実用上殆んど無視できる程度に解
消できる。また、リングギヤ14a,14bとサ
ンギヤ11との歯数は3ケのプラネツトギヤ12
a,12b,12cに対し、3の倍数に設定され
ているので、プラネツトの所定位置での自転が可
能で、公転方向の送りが発生しないように構成さ
れている。
以上のように本発明によれば、各プラネツトギ
ヤ相互の配置角度間隔を異ならせて、各プラネツ
トギヤのリングギヤとサンギヤに対する噛み合い
状態を異ならせ、噛み合い接触の多い噛合状態に
することにより、極めて簡単な手段でありながら
リングギヤの安定した回転伝達支持を図り、制御
バルブの微少ストローク変位を押さえることがで
き、これによりパワーステアリングの入―出力特
性のビビリ現象を回避することができ、円滑な比
例特性をもつたパワーステアリング装置を提供す
ると共に、その操舵フイーリングの改善が図れ
る。
ヤ相互の配置角度間隔を異ならせて、各プラネツ
トギヤのリングギヤとサンギヤに対する噛み合い
状態を異ならせ、噛み合い接触の多い噛合状態に
することにより、極めて簡単な手段でありながら
リングギヤの安定した回転伝達支持を図り、制御
バルブの微少ストローク変位を押さえることがで
き、これによりパワーステアリングの入―出力特
性のビビリ現象を回避することができ、円滑な比
例特性をもつたパワーステアリング装置を提供す
ると共に、その操舵フイーリングの改善が図れ
る。
第1図は従来装置の縦断面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図はその出力特性図、第
4図は本発明の遊星歯車部の正断面図、第5図
A,Bは遊星歯車部の噛み合い状態をモデル化し
たグラフである。 3…インプツトシヤフト、4…セクターギヤ、
5…ピストン、6…スクリユーシヤフト、10…
円周ストツパ部、11…サンギヤ、12A,12
B,12C…プラネツトギヤ、14a,14b…
リングギヤ、16…スプール、17…制御バル
ブ。
の−線断面図、第3図はその出力特性図、第
4図は本発明の遊星歯車部の正断面図、第5図
A,Bは遊星歯車部の噛み合い状態をモデル化し
たグラフである。 3…インプツトシヤフト、4…セクターギヤ、
5…ピストン、6…スクリユーシヤフト、10…
円周ストツパ部、11…サンギヤ、12A,12
B,12C…プラネツトギヤ、14a,14b…
リングギヤ、16…スプール、17…制御バル
ブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パワーシリンダへの供給流体を制御する制御
バルブを、トーシヨンバーを介して連係されたイ
ンプツトシヤフトとスクリユーシヤフトとの差動
状態に対応して作動するよう互いに共通のサンギ
ヤを介して直列的に組合わされた2組の遊星歯車
機構のインプツトシヤフト側のリングギヤを介し
て切換制御するようにしたパワーステアリング装
置において、上記2個のリングギヤと共通のサン
ギヤとの間に各々介装される少なくとも3個のプ
ラネツトギヤを、相互の配置角度間隔を異ならせ
てサンギヤとリングギヤに対する互いの噛み合い
状態の少なくとも1つは他と異なるように配設し
てなるパワーステアリング装置。 2 前記サンギヤとリングギヤに対するプラネツ
トギヤの各噛み合い状態は、第1のプラネツトギ
ヤを共に歯山で噛み合うものとしたとき、第2の
プラネツトギヤは共に歯谷で噛み合い、第3のプ
ラネツトギヤはこの中間の噛み合い状態になるよ
うに噛み合せてなる特許請求の範囲第1項記載の
パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7845478A JPS558909A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Mechanical-powered steering device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7845478A JPS558909A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Mechanical-powered steering device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS558909A JPS558909A (en) | 1980-01-22 |
| JPS63267B2 true JPS63267B2 (ja) | 1988-01-06 |
Family
ID=13662476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7845478A Granted JPS558909A (en) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Mechanical-powered steering device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS558909A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4735794B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2011-07-27 | 信越半導体株式会社 | 発光モジュール |
-
1978
- 1978-06-28 JP JP7845478A patent/JPS558909A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS558909A (en) | 1980-01-22 |
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