JPS63278031A - 液晶パネル - Google Patents
液晶パネルInfo
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- JPS63278031A JPS63278031A JP62098927A JP9892787A JPS63278031A JP S63278031 A JPS63278031 A JP S63278031A JP 62098927 A JP62098927 A JP 62098927A JP 9892787 A JP9892787 A JP 9892787A JP S63278031 A JPS63278031 A JP S63278031A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- etching
- ferroelectric liquid
- crystal panel
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は表示装置に係わり、特に液晶パネルに関わるも
のである。
のである。
従来の技術
従来の技術を以下、図面を用いて説明する。まず強誘電
性液晶自体について説明する。
性液晶自体について説明する。
第3図は強誘電性液晶分子の模式図である0強誘電性液
晶は通常、スメクチック液晶と呼ばれる層構造を有する
液晶である0分子は層の垂線方向に対してθだけ傾いた
構造を取っている。また通常、強誘電性液晶はラセミ体
でない光学活性な液晶分子によって構成されている。
晶は通常、スメクチック液晶と呼ばれる層構造を有する
液晶である0分子は層の垂線方向に対してθだけ傾いた
構造を取っている。また通常、強誘電性液晶はラセミ体
でない光学活性な液晶分子によって構成されている。
第3図に示すように強誘電性液晶分子は分子の長軸に垂
直な方向に自発分極となる永久双極子モーメントを有し
ており、カイラルスメクチックC相においては第3図の
円錐形(以下コーンと呼ぶ)の外側を自由に動くことが
できる。またコーンの中心点0より液晶分子に対して下
したベクトルをCダイレクタ−と呼ぶ、カイラルスメク
チックC相ではこのCダイレクタ−はコーンの外側を自
由に動くことができる。
直な方向に自発分極となる永久双極子モーメントを有し
ており、カイラルスメクチックC相においては第3図の
円錐形(以下コーンと呼ぶ)の外側を自由に動くことが
できる。またコーンの中心点0より液晶分子に対して下
したベクトルをCダイレクタ−と呼ぶ、カイラルスメク
チックC相ではこのCダイレクタ−はコーンの外側を自
由に動くことができる。
第3図において21は液晶分子、22は永久双極子、2
3はCダイレクタ−124はコーン、25は層構造、2
6は層法線方向、27は傾き角θを示している。また強
誘電性液晶分子は不斉原子を有しているため通常ねじれ
構造を有している。このねじれ構造を第4図に示す。
3はCダイレクタ−124はコーン、25は層構造、2
6は層法線方向、27は傾き角θを示している。また強
誘電性液晶分子は不斉原子を有しているため通常ねじれ
構造を有している。このねじれ構造を第4図に示す。
第4図において31は液晶分子、32は永久双極子モー
メント、33はねじれの周期を表すピ。
メント、33はねじれの周期を表すピ。
チ(L)、34は層構造、35は層の法線方向、36は
傾き角θを表す。強誘電性液晶パネルのセル厚(d)が
ピッチより厚いとき(d>L)、通常、強誘電性液晶は
セル基板表面の影響がセル中央部まで及ばないため、ね
じれ構造を持った状態で存在する。しかしセル厚がピッ
チより小さいとき(d < L)ねじれ構造は基板表面
の力でほどかれ第5図のような分子が基板表面と平行ド
なった二つの領域が現れる。この二つの領域は分子の持
つ永久双極子モーメントがそれぞれ反対の方向を向いて
いるものであり、一方は紙面裏から表方向へもう一方は
紙面表から裏方向へ向いている。これはそれぞれ層法線
に対する分子の傾き角に対応している。
傾き角θを表す。強誘電性液晶パネルのセル厚(d)が
ピッチより厚いとき(d>L)、通常、強誘電性液晶は
セル基板表面の影響がセル中央部まで及ばないため、ね
じれ構造を持った状態で存在する。しかしセル厚がピッ
チより小さいとき(d < L)ねじれ構造は基板表面
の力でほどかれ第5図のような分子が基板表面と平行ド
なった二つの領域が現れる。この二つの領域は分子の持
つ永久双極子モーメントがそれぞれ反対の方向を向いて
いるものであり、一方は紙面裏から表方向へもう一方は
紙面表から裏方向へ向いている。これはそれぞれ層法線
に対する分子の傾き角に対応している。
第5図において41は液晶分子、42は紙面裏方向から
表方向を向いている永久双極子モーメント、43は紙面
表方向から裏方向を向いている永久双極子モーメント、
44は層構造、45は層法線方向、46は傾き角を表し
ている。
表方向を向いている永久双極子モーメント、43は紙面
表方向から裏方向を向いている永久双極子モーメント、
44は層構造、45は層法線方向、46は傾き角を表し
ている。
次に強誘電性液晶の動作原理について図を用いて説明す
る。このように強誘電性液晶セルにピッチがセル厚より
も大きな強誘電性液晶(d < L)を封入すると第5
図のような二つの領域を持つ状態となる。このとき紙面
裏方向から表方向に電界を印加すると永久双極子モーメ
ントは全て電界の方向に向き第6図Ta1のように分子
が全て十〇の傾き角を持った状態となる。このような状
態で偏光板の偏光子(P)の偏光軸方向を分子の長軸方
向に検光子(A)の偏光軸方向を分子の短軸方向に平行
にすると(第6図(1)1参照)偏光子(P)を通過し
た直線偏光は複屈折を受けずに透過し検光子(A)によ
り遮られ暗状態が得られる。また電界を逆方向に印加す
ると第6図山)のように分子が全て一〇の傾きを持つ状
態となり偏光子を通過した直線偏光は複屈折効果により
検光子を通り抜は明状態が得られる。
る。このように強誘電性液晶セルにピッチがセル厚より
も大きな強誘電性液晶(d < L)を封入すると第5
図のような二つの領域を持つ状態となる。このとき紙面
裏方向から表方向に電界を印加すると永久双極子モーメ
ントは全て電界の方向に向き第6図Ta1のように分子
が全て十〇の傾き角を持った状態となる。このような状
態で偏光板の偏光子(P)の偏光軸方向を分子の長軸方
向に検光子(A)の偏光軸方向を分子の短軸方向に平行
にすると(第6図(1)1参照)偏光子(P)を通過し
た直線偏光は複屈折を受けずに透過し検光子(A)によ
り遮られ暗状態が得られる。また電界を逆方向に印加す
ると第6図山)のように分子が全て一〇の傾きを持つ状
態となり偏光子を通過した直線偏光は複屈折効果により
検光子を通り抜は明状態が得られる。
以上のように電界の正負により明暗の状態をそれぞれ得
ることができる。またこのようにセル厚がピッチより小
さいセル(d<L)においては通常ねじれ構造がほどけ
ているため電界を取り除いた後も分子はそのままの状態
でいるというメモリー効果が生じるといわれている。
ることができる。またこのようにセル厚がピッチより小
さいセル(d<L)においては通常ねじれ構造がほどけ
ているため電界を取り除いた後も分子はそのままの状態
でいるというメモリー効果が生じるといわれている。
第6図Ta1. (blにおいて51は電界の方向、5
2は分子の永久双極子モーメント、53は層構造、54
は傾き角θ、55は偏光子(P)、検光子(A)の偏光
軸をそれぞれ表している。この明状態の透過光強度■は
次式によって与えられる。
2は分子の永久双極子モーメント、53は層構造、54
は傾き角θ、55は偏光子(P)、検光子(A)の偏光
軸をそれぞれ表している。この明状態の透過光強度■は
次式によって与えられる。
1−1)sin24θX5in” (πΔnd/λ)
・・・・・・il+ ここでΔnは強誘電性液晶の屈折率の異方性、!1は偏
光子を通った後の入射光強度、λは波長、θは液晶分子
の傾き角、dは液晶層の厚みを表している。この表示方
式は一般に複屈折モードと呼ばれている。この式を人間
の眼によって感じる明るさの量である輝度(Y値)で表
すと次式のようになる。
・・・・・・il+ ここでΔnは強誘電性液晶の屈折率の異方性、!1は偏
光子を通った後の入射光強度、λは波長、θは液晶分子
の傾き角、dは液晶層の厚みを表している。この表示方
式は一般に複屈折モードと呼ばれている。この式を人間
の眼によって感じる明るさの量である輝度(Y値)で表
すと次式のようになる。
Y−1/Ko/ (S(λ)弓(λ)・y(λ)〕dλ
・・・・・・(2) ただし、S(λ):光源の分光分布(等エネルギー光源
) ■ (λ):強誘電性液晶パネルの分光分布 y(λ):視感度曲線 積分範囲:380nm〜700nm このY値をAnd(位相差)に対して計算式によりプロ
ットしたものを第7図に示す、このとき傾き角θは最も
明るい状態をとるようにθ−22,5゜とした。
・・・・・・(2) ただし、S(λ):光源の分光分布(等エネルギー光源
) ■ (λ):強誘電性液晶パネルの分光分布 y(λ):視感度曲線 積分範囲:380nm〜700nm このY値をAnd(位相差)に対して計算式によりプロ
ットしたものを第7図に示す、このとき傾き角θは最も
明るい状態をとるようにθ−22,5゜とした。
第7図より、And(位相差)によりY値が大きく変化
することがわかる。また、このときセル厚むらによる色
差ΔE*(セル厚むらによる色むらを表す)をAndに
対してプロットしたものを第8図に示す、第8図におい
てセル厚むらは0.2μmとして計算した。色差の計算
はCIE −LAB均等色差空間を用いて次式によって
行った。
することがわかる。また、このときセル厚むらによる色
差ΔE*(セル厚むらによる色むらを表す)をAndに
対してプロットしたものを第8図に示す、第8図におい
てセル厚むらは0.2μmとして計算した。色差の計算
はCIE −LAB均等色差空間を用いて次式によって
行った。
ΔF、 * −((ΔL*)2 +(Δa傘)2
+(Δb*)” )・・・・・・(3) ただし、 L*−1)6(Y/Y0) −16 a*=500 ((X/X、) (Y/Y0)
)b * = 200 ((Y/Y、 ) −(Z/Z
0) ) 。
+(Δb*)” )・・・・・・(3) ただし、 L*−1)6(Y/Y0) −16 a*=500 ((X/X、) (Y/Y0)
)b * = 200 ((Y/Y、 ) −(Z/Z
0) ) 。
ここでXo、Y、、Zoは基準白色面の三刺激値であり
、x、y、zは測色物の三刺激値を示している。ΔL*
、Δ31. Δb*は異なる測色物におけるLll!
、 3*、 b*の差を示しており、ここではある
セル厚(d)とそれより0.2μm厚いセル厚(d+0
.2μm)との差を示している。
、x、y、zは測色物の三刺激値を示している。ΔL*
、Δ31. Δb*は異なる測色物におけるLll!
、 3*、 b*の差を示しており、ここではある
セル厚(d)とそれより0.2μm厚いセル厚(d+0
.2μm)との差を示している。
第7図、第8図より、最も明る(、色差(色むら)の小
さいAnd(位相差)は約0.28μmであることがわ
かる0強誘電性液晶の複屈折の異方性(Δn)は通常、
0.13〜0.18であるためセル厚は1.5〜2.2
μm程度と非常に薄くする必要があることがわかる(た
とえば福田、竹添、近藤。
さいAnd(位相差)は約0.28μmであることがわ
かる0強誘電性液晶の複屈折の異方性(Δn)は通常、
0.13〜0.18であるためセル厚は1.5〜2.2
μm程度と非常に薄くする必要があることがわかる(た
とえば福田、竹添、近藤。
:強誘電性液晶を使った高速ディスプレイ、オブトロニ
クス、 9号、64頁、 1983年)。
クス、 9号、64頁、 1983年)。
しかし、以上のような表示方法を用いるためには第6図
+a1. (b)のように強誘電性液晶層はある一定の
方向付けがなされていなければならない、ある一定の方
向付けがなされたセルはモノドメインセルと呼ばれてい
る0強誘電性液晶は層構造を有するため通常のネマチッ
ク液晶よりも配向させにくいと言われていた。従来では
強誘電性液晶を配向させる手段としてシアリング法、温
度勾配法。
+a1. (b)のように強誘電性液晶層はある一定の
方向付けがなされていなければならない、ある一定の方
向付けがなされたセルはモノドメインセルと呼ばれてい
る0強誘電性液晶は層構造を有するため通常のネマチッ
ク液晶よりも配向させにくいと言われていた。従来では
強誘電性液晶を配向させる手段としてシアリング法、温
度勾配法。
ラビング法などが用いられていた。これらの配向法でシ
アリング法、温度勾配法は生産性が悪いという欠点があ
った。ラビング法はネマチック液晶で広く用いられてお
り強誘電性液晶でもよ(用いられている。このラビング
法について図を用いて説明する。
アリング法、温度勾配法は生産性が悪いという欠点があ
った。ラビング法はネマチック液晶で広く用いられてお
り強誘電性液晶でもよ(用いられている。このラビング
法について図を用いて説明する。
第9図tal、 (b)は等方性液体(Iso)からス
メクチックA相(SmA)を経て強誘電性を示すスメク
チックCカイラル相(SmC*)となる相転移系列を有
する強誘電性液晶をラビング法によって配向させたとき
の模式図である。配向について説明する前にスメクチッ
ク人相およびスメクチックCカイラル相について図を用
いて説明する。
メクチックA相(SmA)を経て強誘電性を示すスメク
チックCカイラル相(SmC*)となる相転移系列を有
する強誘電性液晶をラビング法によって配向させたとき
の模式図である。配向について説明する前にスメクチッ
ク人相およびスメクチックCカイラル相について図を用
いて説明する。
第9図ia+、 (blはスメクチックA相とスメクチ
ックCカイラル相の構造をそれぞれ模式化したものであ
る。この図は強誘電性液晶パネルとしてみると基板に対
して垂直方向から見た図である。スメクチックA相、ス
メクチックCカイラル相のどちらも層構造を有している
がスメクチックA相では第9図(a)のように分子の長
軸方向が層重線方向に対して平行になっており、第9図
山)のスメクチックCカイラル相では分子の長軸方向は
層重線方向に対して;θだけ傾いていることがわかる。
ックCカイラル相の構造をそれぞれ模式化したものであ
る。この図は強誘電性液晶パネルとしてみると基板に対
して垂直方向から見た図である。スメクチックA相、ス
メクチックCカイラル相のどちらも層構造を有している
がスメクチックA相では第9図(a)のように分子の長
軸方向が層重線方向に対して平行になっており、第9図
山)のスメクチックCカイラル相では分子の長軸方向は
層重線方向に対して;θだけ傾いていることがわかる。
第9図(al、 (blにおいて81は液晶分子、82
は層構造、83は分子長軸方向、84は層重線方向、8
5は傾き角(θ)、86は上下基板のラビング方向を表
している。
は層構造、83は分子長軸方向、84は層重線方向、8
5は傾き角(θ)、86は上下基板のラビング方向を表
している。
次にこのような相転移系列を有する強誘電性液晶の配向
について説明する。第9図+alは等方性液体からスメ
クチック人相に転移したときの分子の配向の模式図で、
ここで分子はスメクチックA相であるため層構造に対し
て垂直にその分子長軸を有している。そのためラビング
を施した場合そのラビング方向(配向容易軸)に対して
液晶分子長軸が平行に配向し結果として第9図taiの
ように層重線方向と層は平行となる0次にスメクチック
A相から強誘電性を示すスメクチックCカイラル相に相
転移するとき層構造は弾性変形に要するエネルギーが大
きいため分子が層内で傾き層構造はそのまま保たれる。
について説明する。第9図+alは等方性液体からスメ
クチック人相に転移したときの分子の配向の模式図で、
ここで分子はスメクチックA相であるため層構造に対し
て垂直にその分子長軸を有している。そのためラビング
を施した場合そのラビング方向(配向容易軸)に対して
液晶分子長軸が平行に配向し結果として第9図taiの
ように層重線方向と層は平行となる0次にスメクチック
A相から強誘電性を示すスメクチックCカイラル相に相
転移するとき層構造は弾性変形に要するエネルギーが大
きいため分子が層内で傾き層構造はそのまま保たれる。
結果として第9図(blのように層重線方向はラビング
方向に平行のままで分子がラビング方向よりずれた配向
状態となる。しかしながらこのような配向状態では強誘
電性液晶分子は層内で第3図のようにコーンの外側を自
由に動くことができるため配向容易軸であるラビング方
向にもどってしまうことが考えられる。
方向に平行のままで分子がラビング方向よりずれた配向
状態となる。しかしながらこのような配向状態では強誘
電性液晶分子は層内で第3図のようにコーンの外側を自
由に動くことができるため配向容易軸であるラビング方
向にもどってしまうことが考えられる。
斜方エツチング法の従来例
斜方エツチングの従来例として、イオンビームによる斜
方エツチング法はネマチック液晶の配向法として従来、
一部で用いられていたが現在はラビング法が主流を占め
ている。イオンビーム斜方エツチング法について図を用
いて説明する。イオンビーム斜方エツチング法の実際の
やり方を第1θ図に示す。
方エツチング法はネマチック液晶の配向法として従来、
一部で用いられていたが現在はラビング法が主流を占め
ている。イオンビーム斜方エツチング法について図を用
いて説明する。イオンビーム斜方エツチング法の実際の
やり方を第1θ図に示す。
真空状態となる蒸着釜(ペルジャー)内にイオンビーム
の発生源がある。セル基板は基板垂線方向からイオンビ
ーム方向(エツチング方向)に対してθだけ傾けてセン
トされる。91はペルジャー、92はセル基板、93は
イオンビーム方向、94は傾き角θイオンビームによる
斜方エツチングを行うことによって表面には第1)図に
示すようなカラム状の小さな突起101が無数に存在す
る構造ができる。これは通常、セルフシャドウィングと
呼ばれる効果により、カラム状にエツチングされるため
生じるものと言われている。
の発生源がある。セル基板は基板垂線方向からイオンビ
ーム方向(エツチング方向)に対してθだけ傾けてセン
トされる。91はペルジャー、92はセル基板、93は
イオンビーム方向、94は傾き角θイオンビームによる
斜方エツチングを行うことによって表面には第1)図に
示すようなカラム状の小さな突起101が無数に存在す
る構造ができる。これは通常、セルフシャドウィングと
呼ばれる効果により、カラム状にエツチングされるため
生じるものと言われている。
この時、傾き角θ102を変化させることによりネマチ
ック液晶分子の配向に違いが生じる。このことについて
図を用いて説明する。
ック液晶分子の配向に違いが生じる。このことについて
図を用いて説明する。
■エツチング角度(θ)75°〜85°のときθが75
度〜85度のとき第12図(alに示すように液晶分子
はエツチング方向にその分子長軸方向(n)1)1を平
行に配向する。このため液晶分子はプレチルト角を15
度から30度程度有するとされている。
度〜85度のとき第12図(alに示すように液晶分子
はエツチング方向にその分子長軸方向(n)1)1を平
行に配向する。このため液晶分子はプレチルト角を15
度から30度程度有するとされている。
■エツチング角度(θ)〜60°のときθが〜60度の
とき第12図伽)に示すように液晶分子はエツチング方
向にその分子長軸方向を垂直に配向する。このときプレ
チルト角は約0度である。
とき第12図伽)に示すように液晶分子はエツチング方
向にその分子長軸方向を垂直に配向する。このときプレ
チルト角は約0度である。
これらのエツチング角度の違いによる配向の違いは表面
のカラム構造に対して分子がどの方向に配列したとき最
も弾性変形のエネルギーが小さくてすむかに依存してい
ると言われている〔イオンビーム斜方エツチング法の参
考文献:■ニー、ディー、ヤコプソンなど、ニス アイ
ディー1975 インターナショナル シンポジウム
ダイジェスト、 6. 26. (A、D、Jaco
bson、 etal、。
のカラム構造に対して分子がどの方向に配列したとき最
も弾性変形のエネルギーが小さくてすむかに依存してい
ると言われている〔イオンビーム斜方エツチング法の参
考文献:■ニー、ディー、ヤコプソンなど、ニス アイ
ディー1975 インターナショナル シンポジウム
ダイジェスト、 6. 26. (A、D、Jaco
bson、 etal、。
51019751nt、 Sy+ip、 Digest
、 6.26.) ) 。
、 6.26.) ) 。
発明が解決しようとする問題点
(1) 従来、強誘電性液晶の配向制御には工業的に
有利なラビング法が用いられていたがこの方法では強誘
電性液晶分子に電圧が印加された場合、メモリー効果が
小さいことが問題であった。以下、図を用いてこのこと
を説明する。
有利なラビング法が用いられていたがこの方法では強誘
電性液晶分子に電圧が印加された場合、メモリー効果が
小さいことが問題であった。以下、図を用いてこのこと
を説明する。
第13図1ad、 (bl、 lc)はラビング配向さ
れた強誘電性液晶パネルに電圧を印加した状態を模式的
に表したものである。ここで第13図(a)は紙面の裏
から表方向に電圧を印加した状態、第13図山)は紙面
の表から裏方向に電圧を印加した状態を示している。こ
の二つの状態で強誘電性液晶層の大部分は電界方向にそ
れぞれ向いている。そのため適当に偏光子と検光子の位
置を決めてやれば明暗の状態を電界の掻性によって簿る
ことができる。ここまでは第6図ta1. (b)と同
じである0次に電界をゼロ、つまり無印加状態にすると
配向容易軸であるラビング軸に強誘電性液晶分子はもど
ってしまい第13図(C1のような状態になってしまう
、これは結局、メモリー性が劣化していることを示して
いる。第13図1ad、 (bl、 (C)において1
21は強誘電性液晶分子、122は層構造、123はラ
ビング方向、124は電界の方向を表している。
れた強誘電性液晶パネルに電圧を印加した状態を模式的
に表したものである。ここで第13図(a)は紙面の裏
から表方向に電圧を印加した状態、第13図山)は紙面
の表から裏方向に電圧を印加した状態を示している。こ
の二つの状態で強誘電性液晶層の大部分は電界方向にそ
れぞれ向いている。そのため適当に偏光子と検光子の位
置を決めてやれば明暗の状態を電界の掻性によって簿る
ことができる。ここまでは第6図ta1. (b)と同
じである0次に電界をゼロ、つまり無印加状態にすると
配向容易軸であるラビング軸に強誘電性液晶分子はもど
ってしまい第13図(C1のような状態になってしまう
、これは結局、メモリー性が劣化していることを示して
いる。第13図1ad、 (bl、 (C)において1
21は強誘電性液晶分子、122は層構造、123はラ
ビング方向、124は電界の方向を表している。
これらのことを実際に示すため第14図に示すようなラ
ビングによる液晶パネルを作成した。
ビングによる液晶パネルを作成した。
ここで131は上下の偏光板、132は上下のガラス基
板、133は透明電極層、134は配向処理を施した有
機高分子膜層、135は強誘電性液晶層、136は対向
基板間の距離(セル厚)を一定にさせるためのスペーサ
ーを表している。このように対向電極間に強誘電性液晶
を封入し強誘電性液晶パネルを作成した。実験に用いた
強誘電性液晶材料はエステル系の温度範囲が0℃〜58
℃まで強誘電性を示す液晶材料を用いて行った。下に用
いた強誘電性液晶の相転移温度を示す。
板、133は透明電極層、134は配向処理を施した有
機高分子膜層、135は強誘電性液晶層、136は対向
基板間の距離(セル厚)を一定にさせるためのスペーサ
ーを表している。このように対向電極間に強誘電性液晶
を封入し強誘電性液晶パネルを作成した。実験に用いた
強誘電性液晶材料はエステル系の温度範囲が0℃〜58
℃まで強誘電性を示す液晶材料を用いて行った。下に用
いた強誘電性液晶の相転移温度を示す。
Cr −−* S m C* −−S m A −−=
Ch〜0℃ 58℃ 82℃ −→Is。
Ch〜0℃ 58℃ 82℃ −→Is。
95℃
ここで、Cr :結晶相
SmC*:スメクチックCカイラル相
SmA :スメクチックA相
ch +コレステリック相
Iso :等方性液体
また、この液晶の複屈折異方性(Δn)はセナルモン型
コンペンセイターを用いて測定したところ0.14であ
った。
コンペンセイターを用いて測定したところ0.14であ
った。
配向方法はガラス基板上に設けた有機高分子膜をラビン
グし、液晶注入後、100℃までパネルを加熱し等方性
液体とした後、ゆっくりと徐冷する(0.6℃/■in
)ことによりスメクチックCカイラル相のモノドメイ
ンを得た。
グし、液晶注入後、100℃までパネルを加熱し等方性
液体とした後、ゆっくりと徐冷する(0.6℃/■in
)ことによりスメクチックCカイラル相のモノドメイ
ンを得た。
次にこのパネルを用いて電圧−透過率曲線(以下、B−
v曲線とする)を測定した。
v曲線とする)を測定した。
B−V曲線の測定に用いた光学実験系を第15図に示す
、第15図において光源141より発せられた白色光は
偏光子142を通り液晶セル143に直線偏光として入
射した後、検光子144を通って集光レンズ145によ
って集光され光電子倍増管146で感知され、ストレー
ジオシロ147によりB−V曲線として測定される。な
お液晶セルにはプログラマブルパルスジェネレーター1
48により任意の波形を加えることができるようにした
。
、第15図において光源141より発せられた白色光は
偏光子142を通り液晶セル143に直線偏光として入
射した後、検光子144を通って集光レンズ145によ
って集光され光電子倍増管146で感知され、ストレー
ジオシロ147によりB−V曲線として測定される。な
お液晶セルにはプログラマブルパルスジェネレーター1
48により任意の波形を加えることができるようにした
。
このような実験系において前述の構成を有する強誘電性
液晶パネルのB−V曲線を測定した。
液晶パネルのB−V曲線を測定した。
また強誘電性液晶パネル功セル厚は2.8μmのものを
用いた。得られたB−V曲線を第16図に示す、第16
図において横軸は時間(1)であり、縦軸は電圧(V)
あるいは輝度(B)である、上図は印加した電圧波形で
あり、下図は対応する輝度曲線である。第16図を電圧
波形の順に従って説明するとまずパルス高さ+10V9
幅2.0■Sの電圧が印加されたときに輝度は約32%
と大きく明状態が得られた0次に電圧が無印加(OV)
のときに輝度は小さくなり、分子がラビング方向にもど
っていることがわかる。また−10vの電圧が印加され
たとき輝度は小さくなり約1%と最も暗い状態となる。
用いた。得られたB−V曲線を第16図に示す、第16
図において横軸は時間(1)であり、縦軸は電圧(V)
あるいは輝度(B)である、上図は印加した電圧波形で
あり、下図は対応する輝度曲線である。第16図を電圧
波形の順に従って説明するとまずパルス高さ+10V9
幅2.0■Sの電圧が印加されたときに輝度は約32%
と大きく明状態が得られた0次に電圧が無印加(OV)
のときに輝度は小さくなり、分子がラビング方向にもど
っていることがわかる。また−10vの電圧が印加され
たとき輝度は小さくなり約1%と最も暗い状態となる。
しかし、また電圧無印加の状態となると輝度は再び大き
くなり先程の無印加の状態と同じ輝度となってしまう、
これは電界無印加時に分子がもどってしまうことに起因
することでメモリー効果のないことを示している。
くなり先程の無印加の状態と同じ輝度となってしまう、
これは電界無印加時に分子がもどってしまうことに起因
することでメモリー効果のないことを示している。
(2) 従来、強誘電性液晶パネルは複屈折効果を利
用するため、明るさ1色むらの点でセル厚を〜2μm程
度と非常に薄くする必要があった。これは生産性から考
えると非常に不利なことであった。
用するため、明るさ1色むらの点でセル厚を〜2μm程
度と非常に薄くする必要があった。これは生産性から考
えると非常に不利なことであった。
問題点を解決するための手段
液晶パネルにおいてその基板に対して斜め方向からエツ
チングすることにより液晶の配向制御を行う。
チングすることにより液晶の配向制御を行う。
作用
(1) ラビング法による一軸処理とは異なり斜方か
らエツチングすることにより、ある一定方向に微細な突
起群を持つような表面構造にする。この表面構造により
、液晶分子は弾性変形の最も少ない構造に配向すること
になる。この効果による配向はラビング法による強い一
軸処理とは異なり、メモリー効果の大きい強誘電性液晶
パネルを実現できる。
らエツチングすることにより、ある一定方向に微細な突
起群を持つような表面構造にする。この表面構造により
、液晶分子は弾性変形の最も少ない構造に配向すること
になる。この効果による配向はラビング法による強い一
軸処理とは異なり、メモリー効果の大きい強誘電性液晶
パネルを実現できる。
(2)基板表面に対して大きなプレチルト角を持たせる
ことにより見掛けのΔnを小さくすることでセル厚を厚
くしても明るい、色づきの少ない強誘電性液晶パネルを
得ることができ、生産性が良い強誘電性液晶パネルを実
現できる。
ことにより見掛けのΔnを小さくすることでセル厚を厚
くしても明るい、色づきの少ない強誘電性液晶パネルを
得ることができ、生産性が良い強誘電性液晶パネルを実
現できる。
実施例
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
する。
(実施例1〕
実施例に用いた斜方エツチング法の行い方は従来例で述
べた第1O図の構成を用いた。ここでは斜方エツチング
としてイオンビームによる斜方エツチングを用いた。基
板はガラス基板上に導電性インジウム・スズ酸化物を蒸
着したもの(ITO基板)の上にエツチング層として一
酸化ケイ素(Sin)を1500人蒸着5た基板を用い
た。
べた第1O図の構成を用いた。ここでは斜方エツチング
としてイオンビームによる斜方エツチングを用いた。基
板はガラス基板上に導電性インジウム・スズ酸化物を蒸
着したもの(ITO基板)の上にエツチング層として一
酸化ケイ素(Sin)を1500人蒸着5た基板を用い
た。
エツチング角度は85度と60度の両方を用いた。
エツチング速度は約10人/see、エツチング深さは
基板垂直方向からの厚さで約800人とした。
基板垂直方向からの厚さで約800人とした。
このようにイオンビーム斜方エツチングを行ったITO
基板を用いて強誘電性液晶パネルを作成した。セル構成
は第14図に示したセル構成と本質的に同じである。上
下基板の蒸着方向は上下で反平行となるようにした。実
施例に用いた強誘電性液晶材料は従来例で用いたものと
同じエステル系の混合物である。このようなセルに強誘
電性液晶を真空中で注入し徐冷することにより良好に配
向したモノドメインの強誘電性液晶パネルを得た。
基板を用いて強誘電性液晶パネルを作成した。セル構成
は第14図に示したセル構成と本質的に同じである。上
下基板の蒸着方向は上下で反平行となるようにした。実
施例に用いた強誘電性液晶材料は従来例で用いたものと
同じエステル系の混合物である。このようなセルに強誘
電性液晶を真空中で注入し徐冷することにより良好に配
向したモノドメインの強誘電性液晶パネルを得た。
セル厚は3μmとした。このときの配向はエツチング角
度により異なっていた。エツチング角度が85度のとき
液晶分子の長袖方向はエツチング方向と一致していたが
60度のときはエツチング方向に垂直にその長軸方向を
有していた。
度により異なっていた。エツチング角度が85度のとき
液晶分子の長袖方向はエツチング方向と一致していたが
60度のときはエツチング方向に垂直にその長軸方向を
有していた。
この強誘電性液晶パネルを従来例で述べた光学系を用い
てB−V曲線を測定し、メモリー効果を調べた。結果を
第1図(a)、山)および第2図1al、 (blに示
す、ここで第1図(al、 (blはエツチング角度が
85度、第2図(a)、 (blは60度の強誘電性液
晶パネルである。第1図ta)、 (blを用いて説明
する。
てB−V曲線を測定し、メモリー効果を調べた。結果を
第1図(a)、山)および第2図1al、 (blに示
す、ここで第1図(al、 (blはエツチング角度が
85度、第2図(a)、 (blは60度の強誘電性液
晶パネルである。第1図ta)、 (blを用いて説明
する。
第1図(a)より、パルス高さ+IOV、幅2.Oms
のパルスが印加されたとき第1図中)の輝度は約32%
と大きく明状態が得られた0次に電圧が無印加(Ov)
となったときにも輝度はそのままで分子がパルス印加時
と同じ場所におり、メモリー効果があることがわかる。
のパルスが印加されたとき第1図中)の輝度は約32%
と大きく明状態が得られた0次に電圧が無印加(Ov)
となったときにも輝度はそのままで分子がパルス印加時
と同じ場所におり、メモリー効果があることがわかる。
また、−tOVのパルスが印加されると輝度は小さくな
り約1%と最も暗い状態となった。また、電圧無印加の
状態となっても輝度はそのままでメモリー効果の強いこ
とがわかる。これは第2図(a)。
り約1%と最も暗い状態となった。また、電圧無印加の
状態となっても輝度はそのままでメモリー効果の強いこ
とがわかる。これは第2図(a)。
(blでも同じであり、蒸着角度が85度でも60度で
も強いメモリー効果が得られた。
も強いメモリー効果が得られた。
〔実施例2〕
次にくさび型にセル厚を徐々に厚くしたセルを用いて色
相の変化を測定した。くさび型セルの構成を第17図に
示す、第17図において161はガラス基板、162は
170層とそのうえに、SiOの斜方エツチング層、あ
るいはラビングを施された有機高分子膜層を有する層、
163は強誘電性液晶層、164はセル厚調整のための
スペーサー、165はエツチング方向、あるいはラビン
グ方向の組合せ方を示す。
相の変化を測定した。くさび型セルの構成を第17図に
示す、第17図において161はガラス基板、162は
170層とそのうえに、SiOの斜方エツチング層、あ
るいはラビングを施された有機高分子膜層を有する層、
163は強誘電性液晶層、164はセル厚調整のための
スペーサー、165はエツチング方向、あるいはラビン
グ方向の組合せ方を示す。
セル厚の変化はlum〜7μmであり、85度エツチン
グ、60度エツチングおよびラビング法によって配向さ
せた強誘電性液晶パネルをそれぞれ作成した。これらの
強誘電性液晶パネルのセル厚の違いによる電界時の輝度
および色相を色彩光度針により測定した0色彩光度計は
マクベス社製のものを用いた。
グ、60度エツチングおよびラビング法によって配向さ
せた強誘電性液晶パネルをそれぞれ作成した。これらの
強誘電性液晶パネルのセル厚の違いによる電界時の輝度
および色相を色彩光度針により測定した0色彩光度計は
マクベス社製のものを用いた。
まず、60度エツチングおよびラビングセルについてセ
ル厚と輝度の関係を第18図に示す。ここでO印は60
度エッチング、x印はラビングセルをそれぞれ示す。
ル厚と輝度の関係を第18図に示す。ここでO印は60
度エッチング、x印はラビングセルをそれぞれ示す。
次に85度エツチングの強誘電性液晶パネルのセル厚と
輝度の関係を第19図に示す0強誘電性液晶パネルのセ
ル厚と輝度の関係は従来例で述べたように理論的に(1
)式で与えられる。第7図における理論式より与えられ
る輝度曲線は大体Δndが約0.28あたりで最も明る
い状態を持つようになっている。これは第18図から6
0度エツチングセル、ラビングセルにおいてはどちらも
セル厚が約2.0μmで最も明るい状態になっており、
本実施例の液晶材料はΔnが約0.13であるためΔn
dとして0.28あたりとなり、理論式と対応している
。
輝度の関係を第19図に示す0強誘電性液晶パネルのセ
ル厚と輝度の関係は従来例で述べたように理論的に(1
)式で与えられる。第7図における理論式より与えられ
る輝度曲線は大体Δndが約0.28あたりで最も明る
い状態を持つようになっている。これは第18図から6
0度エツチングセル、ラビングセルにおいてはどちらも
セル厚が約2.0μmで最も明るい状態になっており、
本実施例の液晶材料はΔnが約0.13であるためΔn
dとして0.28あたりとなり、理論式と対応している
。
第19図における85度エツチングセルでは最も明るく
なるセル厚が約2.6μmとなっておりΔndで0.3
6あたりと、理論式よりもセル厚の厚いところで明るい
ことがわかる。これは斜方エツチング法の説明で述べた
ように85度エツチングでは大きなプレチルト角を有す
るからと考えられる。プレチルト角を有するため見掛け
の複屈折異方性(Δn)をΔneffとし、プレチルト
角をθpとすると屈折率楕円体の式よりΔneffは次
式で与えられる。
なるセル厚が約2.6μmとなっておりΔndで0.3
6あたりと、理論式よりもセル厚の厚いところで明るい
ことがわかる。これは斜方エツチング法の説明で述べた
ように85度エツチングでは大きなプレチルト角を有す
るからと考えられる。プレチルト角を有するため見掛け
の複屈折異方性(Δn)をΔneffとし、プレチルト
角をθpとすると屈折率楕円体の式よりΔneffは次
式で与えられる。
Δneff = J n −cos2 θpユ・・・争
・(7)ここで実際のプレチルト角を測定した。強誘電
性液晶状態のプレチルト角は測定しにくいのでネマチッ
ク液晶を用いた。このプレチルト角の測定法はヌルキャ
パシタンス法と呼ばれる方法で行った。
・(7)ここで実際のプレチルト角を測定した。強誘電
性液晶状態のプレチルト角は測定しにくいのでネマチッ
ク液晶を用いた。このプレチルト角の測定法はヌルキャ
パシタンス法と呼ばれる方法で行った。
この結果、85度蒸着セルのプレチルト角は約25度で
あることがわかった。(7)式にプレチルト角の25度
と4nの0.13の値をそれぞれ代入するとΔneff
は0.107という値になる。(1)式による理論計算
より最も明るくなるΔndは約0.28であるためセル
厚はΔnが0.13のとき2.1μmの必要があったが
プレチルト角を有するためΔneffが0.1)5と小
さくなった場合、セル厚が約2.6μ臀で最も明るくな
ることになる。これは85度エツチングセルの輝度の測
定結果とほぼ一致している。
あることがわかった。(7)式にプレチルト角の25度
と4nの0.13の値をそれぞれ代入するとΔneff
は0.107という値になる。(1)式による理論計算
より最も明るくなるΔndは約0.28であるためセル
厚はΔnが0.13のとき2.1μmの必要があったが
プレチルト角を有するためΔneffが0.1)5と小
さくなった場合、セル厚が約2.6μ臀で最も明るくな
ることになる。これは85度エツチングセルの輝度の測
定結果とほぼ一致している。
次にプレチルト角を0度から大きくしていったときのΔ
neff /Δnの変化をプロットした図を第20図に
示す。
neff /Δnの変化をプロットした図を第20図に
示す。
第20図よりプレチルト角が約10度ぐらいまでではΔ
neff /Δnは1からあまり変化せずΔneffは
あまり小さくなっていないことがわかる。プレチルト角
が10度以上ではΔneff /Δnの変化量は大きく
なり、Δneffが小さくなりセル厚が厚くとも明るい
状態が得られることがわかった。また斜方エツチング法
は強誘電性液晶パネルの配向を損なわずにプレチルト角
を太き(する良い方法であることがわかった。
neff /Δnは1からあまり変化せずΔneffは
あまり小さくなっていないことがわかる。プレチルト角
が10度以上ではΔneff /Δnの変化量は大きく
なり、Δneffが小さくなりセル厚が厚くとも明るい
状態が得られることがわかった。また斜方エツチング法
は強誘電性液晶パネルの配向を損なわずにプレチルト角
を太き(する良い方法であることがわかった。
発明の効果
41) 本発明は斜方エツチング法を用いて強誘電性
液晶の配向を行うことでメモリー性の強い、表示品位の
良好な強誘電性液晶パネルを得ることができる効果を有
する。
液晶の配向を行うことでメモリー性の強い、表示品位の
良好な強誘電性液晶パネルを得ることができる効果を有
する。
(2) また大きなプレチルト角を有することで強誘
電性液晶パネルの見掛けのΔneff dを小さくし、
セル厚が厚くても明るい強誘電性液晶パネルを作成する
ことを可能とし、強誘電性液晶パネルの生産性を向上さ
せる効果を持つものである。
電性液晶パネルの見掛けのΔneff dを小さくし、
セル厚が厚くても明るい強誘電性液晶パネルを作成する
ことを可能とし、強誘電性液晶パネルの生産性を向上さ
せる効果を持つものである。
(3)大きなプレチルト角は斜方エツチング法により良
好な配向とともに得ることができ強いメモリー性を持ち
、かつセル厚の厚い生産性の良い強誘電性液晶パネルを
得ることができる効果も有する。
好な配向とともに得ることができ強いメモリー性を持ち
、かつセル厚の厚い生産性の良い強誘電性液晶パネルを
得ることができる効果も有する。
第1図ial、 (blは斜方エツチング法を85度の
角度で行った強誘電性液晶パネルのメモリー性を示すグ
ラフ、第2図ta)、 (blは斜方エツチング法を6
0度の角度で行った強誘電性液晶パネルのメモリー性を
示すグラフ、第3図は強誘電性液晶の構造を表す模式図
、第4図は強誘電性液晶のねじれ構造を表す模式図、第
5図は強誘電性液晶の薄いセル厚のパネルでねじれ構造
がほどけた状態を表す模式図、第6図は薄いセル厚の強
誘電性液晶パネルにおいての動作原理を表す模式図、第
7図は強誘電性液晶パネルのΔndと輝度の関係の理論
計算値をプロットしたグラフ、第8図は強誘電性液晶パ
ネルにおいて各々のΔndに対してセル厚むらとしての
色差の理論計算値をプロットしたグラフ、第9図(al
、 (b)はSmA相とSmC*相の構造とラビングを
行ったときの配向状態を示す模式図、第10図はイオン
ビーム斜方エツチング装置およびエツチング方法を示す
模式図、第1)図は斜方エツチング法を行つたときの表
面状態を表す模式図、第12図(a)、 (blはエツ
チング方向を変えたときの液晶分子の配向方向を表す模
式図、第13図(a)。 (bl、 (C1はラビング法による電界印加による強
誘電性液晶の動作とメモリー効果が小さいことを表す模
式図、第14図は従来例および実施例で用いた強誘電性
液晶パネルの構造図、第15図は従来例および実施例の
B−V曲線測定に用いた光学系の模式図、第16図ia
)、 (b)はラビングセルのメモリー効果を示す模式
図、第17図は色測定に用いたくさび型セルの模式図、
第18図はラビングセルおよび60度エツチングセルの
セル厚と輝度の実測値をプロットしたグラフ、第19図
は80度エツチングセルにおけるセル厚と輝度の実測値
をプロットしたグラフ、第20図はプレチルト角とΔn
effの計算値をプロットしたグラフである。 161・・・・・・ガラス基板、162・・・・・・1
70層とそのうえにSiOの斜方エツチング層あるいは
ラビングを施された有機高分子膜層を有する層、163
・・・・・・強誘電性液晶層、164・・・・・・セル
厚調整のためのスペーサー、165・・・・・・エツチ
ング方向あるいはラビング方向の組合せ方を示す。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 (αン くb) 特 間 <m5ecフ 第2図 1〜 間 Oηsecフ 第3図 第4図 3牛 第50 第 6 凶 第9図 色PLaF(L″L臀り町 N ′ 書 牌& cy、> 区
第10図 第1)図 ω V 0 第14図 第15図 第16図 i!1rrA onsec) 第18図 C7I/4 (μm] 第19図 ℃ル、)’J−<prn )
角度で行った強誘電性液晶パネルのメモリー性を示すグ
ラフ、第2図ta)、 (blは斜方エツチング法を6
0度の角度で行った強誘電性液晶パネルのメモリー性を
示すグラフ、第3図は強誘電性液晶の構造を表す模式図
、第4図は強誘電性液晶のねじれ構造を表す模式図、第
5図は強誘電性液晶の薄いセル厚のパネルでねじれ構造
がほどけた状態を表す模式図、第6図は薄いセル厚の強
誘電性液晶パネルにおいての動作原理を表す模式図、第
7図は強誘電性液晶パネルのΔndと輝度の関係の理論
計算値をプロットしたグラフ、第8図は強誘電性液晶パ
ネルにおいて各々のΔndに対してセル厚むらとしての
色差の理論計算値をプロットしたグラフ、第9図(al
、 (b)はSmA相とSmC*相の構造とラビングを
行ったときの配向状態を示す模式図、第10図はイオン
ビーム斜方エツチング装置およびエツチング方法を示す
模式図、第1)図は斜方エツチング法を行つたときの表
面状態を表す模式図、第12図(a)、 (blはエツ
チング方向を変えたときの液晶分子の配向方向を表す模
式図、第13図(a)。 (bl、 (C1はラビング法による電界印加による強
誘電性液晶の動作とメモリー効果が小さいことを表す模
式図、第14図は従来例および実施例で用いた強誘電性
液晶パネルの構造図、第15図は従来例および実施例の
B−V曲線測定に用いた光学系の模式図、第16図ia
)、 (b)はラビングセルのメモリー効果を示す模式
図、第17図は色測定に用いたくさび型セルの模式図、
第18図はラビングセルおよび60度エツチングセルの
セル厚と輝度の実測値をプロットしたグラフ、第19図
は80度エツチングセルにおけるセル厚と輝度の実測値
をプロットしたグラフ、第20図はプレチルト角とΔn
effの計算値をプロットしたグラフである。 161・・・・・・ガラス基板、162・・・・・・1
70層とそのうえにSiOの斜方エツチング層あるいは
ラビングを施された有機高分子膜層を有する層、163
・・・・・・強誘電性液晶層、164・・・・・・セル
厚調整のためのスペーサー、165・・・・・・エツチ
ング方向あるいはラビング方向の組合せ方を示す。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第1図 (αン くb) 特 間 <m5ecフ 第2図 1〜 間 Oηsecフ 第3図 第4図 3牛 第50 第 6 凶 第9図 色PLaF(L″L臀り町 N ′ 書 牌& cy、> 区
第10図 第1)図 ω V 0 第14図 第15図 第16図 i!1rrA onsec) 第18図 C7I/4 (μm] 第19図 ℃ル、)’J−<prn )
Claims (7)
- (1)液晶層と前記液晶層を挟持するように配置した少
なくとも一枚は透明である複数の基板と、前記液晶層に
電圧印加が行えるように前記基板に付設した電圧印加手
段とを具備したパネルにおいて基板に対して斜め方向か
らエッチングすることにより液晶の配向制御を行うこと
を特徴とする液晶パネル。 - (2)液晶が強誘電性液晶であることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項記載の液晶パネル。 - (3)エッチングがイオンビームの照射により行われる
ことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の液晶
パネル。 - (4)エッチングにより基板に対して分子が10度以上
の傾き角を有することを特徴とする特許請求の範囲第(
2)項または第(3)項のいずれかに記載の液晶パネル
。 - (5)エッチングを行う基板上に基板間の絶縁を行うた
めのオーバーコート層を兼ねていることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項または第(2)項のいずれかに
記載の液晶パネル。 - (6)エッチング層がSiO_xであることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項、第(2)項または第(5
)項のいずれかに記載の液晶パネル。 - (7)セル厚が5μm以下であることを特徴とする特許
請求の範囲第(2)項、第(3)項、第(4)項または
第(6)項のいずれかに記載の液晶パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62098927A JPS63278031A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 液晶パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62098927A JPS63278031A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 液晶パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63278031A true JPS63278031A (ja) | 1988-11-15 |
Family
ID=14232761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62098927A Pending JPS63278031A (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 液晶パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63278031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007078769A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、液晶装置の製造方法、投射型表示装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP62098927A patent/JPS63278031A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007078769A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Seiko Epson Corp | 液晶装置、液晶装置の製造方法、投射型表示装置 |
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