JPS6327929B2 - - Google Patents
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- JPS6327929B2 JPS6327929B2 JP15383079A JP15383079A JPS6327929B2 JP S6327929 B2 JPS6327929 B2 JP S6327929B2 JP 15383079 A JP15383079 A JP 15383079A JP 15383079 A JP15383079 A JP 15383079A JP S6327929 B2 JPS6327929 B2 JP S6327929B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 206010039203 Road traffic accident Diseases 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2重母線構成における母線の保護に係
り、特に従来は差動量の演算に断路器の開閉条件
を必要とし、保護信頼度向上の障害となつていた
がこれを不要とした高信頼度な母線保護方式に関
する。
り、特に従来は差動量の演算に断路器の開閉条件
を必要とし、保護信頼度向上の障害となつていた
がこれを不要とした高信頼度な母線保護方式に関
する。
第1図は周知の2重母線構成を示し、1〜4号
まで4回線の送電線がある場合を示したものであ
る。第1図においてA、Bは2重母線の各々の母
線を示す。CB1〜CB7はしや断器、LS1〜LS8は送
電線の接線母線を切り替えるための断路器、C1
〜C7は各部に配設された電流変成器、PA、PBは
各々の母線配設された電圧変成器である。
まで4回線の送電線がある場合を示したものであ
る。第1図においてA、Bは2重母線の各々の母
線を示す。CB1〜CB7はしや断器、LS1〜LS8は送
電線の接線母線を切り替えるための断路器、C1
〜C7は各部に配設された電流変成器、PA、PBは
各々の母線配設された電圧変成器である。
第2図は第1図に示す2重母線を従来の方式で
保護する手段について説明するためのものであ
る。今、第1図で送電線路1号と3号がA母線
に、2号と4号線がB母線に接続している場合、
すなわちLS1,LS5,LS4,LS8閉、LS2,LS6,
LS3,LS7開となつている場合である。この状態
でA母線に事故が発生した場合、A母線の差動量
が一定値を越えることで事故を検出し、しや断器
CB1,CB2,CB4,CB6がしや断され事故母線の
みが系統から切り離される。
保護する手段について説明するためのものであ
る。今、第1図で送電線路1号と3号がA母線
に、2号と4号線がB母線に接続している場合、
すなわちLS1,LS5,LS4,LS8閉、LS2,LS6,
LS3,LS7開となつている場合である。この状態
でA母線に事故が発生した場合、A母線の差動量
が一定値を越えることで事故を検出し、しや断器
CB1,CB2,CB4,CB6がしや断され事故母線の
みが系統から切り離される。
このような従来保護方式では、A母線の差動量
ΣIAを求める場合、例えば送電線1号線の電流IL1
は断路器LS1,LS2の開閉条件に連動し第2図の
如く演算回路SA又はSBに取り込まれる。すなわ
ち上記説明では1号線はA母線に接続されている
から、LS1閉、LS2開よつてLS1に連動した補助
接点a1は閉、LS2に連動した補助接点b1は開とな
り、1号線の電流IL1は、ΣIAの演算回路SAに取り
込まれるる。同様に、2号線、3号線、4号線の
電流も演算回路SA,SBに夫々取り込まれる(2,
3,4号線については図示せず)。このような従
来手段では、第2図の補助接点a1,b1の接触不良
や、溶着などにより、保護信頼度を低下させる主
要な原因となつている。
ΣIAを求める場合、例えば送電線1号線の電流IL1
は断路器LS1,LS2の開閉条件に連動し第2図の
如く演算回路SA又はSBに取り込まれる。すなわ
ち上記説明では1号線はA母線に接続されている
から、LS1閉、LS2開よつてLS1に連動した補助
接点a1は閉、LS2に連動した補助接点b1は開とな
り、1号線の電流IL1は、ΣIAの演算回路SAに取り
込まれるる。同様に、2号線、3号線、4号線の
電流も演算回路SA,SBに夫々取り込まれる(2,
3,4号線については図示せず)。このような従
来手段では、第2図の補助接点a1,b1の接触不良
や、溶着などにより、保護信頼度を低下させる主
要な原因となつている。
本発明は先にも述べた如くこの断路器に連動し
た補助接点を使用しない高い信頼度をもつ母線保
護方式を提供することを目的とする。以下、図面
を参照し本発明の一実施例を説明する。
た補助接点を使用しない高い信頼度をもつ母線保
護方式を提供することを目的とする。以下、図面
を参照し本発明の一実施例を説明する。
第3図で1は、第1図の各母線A、Bに配設さ
れた電圧変成器PA,PBか得られる電圧の正相分
変化△V、零相分変化△Voを検出する電圧検出
回路である。この電圧検出回路1の検出する変化
分△V,△Voが夫々一定値K1を越えたかどうか
を判定する判定回路5は一定値を越えたときに当
該母線の内、外に事故があつたことの判定信号
YESを得、一定値以下にあるときは健全状態の
判定信号NOを得る。2はA母線の差動量(ΣIA)
演算回路であり、電流変成器C2の検出電流ISAを
総量としてこれから変成器C1の電流ITと選択され
る変成器C4〜C7の電流IL1〜IL4の減算か差動量を
求める。同様に、3はB母線の差動量(ΣIB)演
算回路であり、変成器C3の検出電流ISBを総量と
してこれから変成器C1の電流 ITと選択された変成器C4〜C7の電流IL1〜IL4の
減算から差動量を求める。ここで、変成器C4〜
C7の選択は、断路器LS1〜LS8の条件を使用する
ことなく、後述の最小化回路12,14との協動
による差動量演算結果が零に近くなる組み合わせ
から断路器条件を変更して決定される。
れた電圧変成器PA,PBか得られる電圧の正相分
変化△V、零相分変化△Voを検出する電圧検出
回路である。この電圧検出回路1の検出する変化
分△V,△Voが夫々一定値K1を越えたかどうか
を判定する判定回路5は一定値を越えたときに当
該母線の内、外に事故があつたことの判定信号
YESを得、一定値以下にあるときは健全状態の
判定信号NOを得る。2はA母線の差動量(ΣIA)
演算回路であり、電流変成器C2の検出電流ISAを
総量としてこれから変成器C1の電流ITと選択され
る変成器C4〜C7の電流IL1〜IL4の減算か差動量を
求める。同様に、3はB母線の差動量(ΣIB)演
算回路であり、変成器C3の検出電流ISBを総量と
してこれから変成器C1の電流 ITと選択された変成器C4〜C7の電流IL1〜IL4の
減算から差動量を求める。ここで、変成器C4〜
C7の選択は、断路器LS1〜LS8の条件を使用する
ことなく、後述の最小化回路12,14との協動
による差動量演算結果が零に近くなる組み合わせ
から断路器条件を変更して決定される。
すなわち、演算回路2,3の演算結果は、判定
回路5がNOの出力を出しているときには、
ANDゲートで示す論理回路7〜10のうちの8
と10のゲート開かれており、最小化回路12,
14に取込まれる。そして、最小化回路12,1
4は夫々の差動量入力について最小値になるまで
演算回路2,3に断路器の推定制御信号NOをラ
イン29,30から与える。
回路5がNOの出力を出しているときには、
ANDゲートで示す論理回路7〜10のうちの8
と10のゲート開かれており、最小化回路12,
14に取込まれる。そして、最小化回路12,1
4は夫々の差動量入力について最小値になるまで
演算回路2,3に断路器の推定制御信号NOをラ
イン29,30から与える。
例えば、2,3の差動量演算回路において、第
1図に示す送電線1,2,3,4号線は、断路器
の条件を使用しない本方式ではいずれの母線に接
続されているかは不明である。従つて、差動量を
演算する初期条件をあらかじめ任意に設定してお
き、演算を開始する(演算には電子計算機が適し
ている)。今、ΣIA、ΣIBを次のように条件設定し
て求めたとする。
1図に示す送電線1,2,3,4号線は、断路器
の条件を使用しない本方式ではいずれの母線に接
続されているかは不明である。従つて、差動量を
演算する初期条件をあらかじめ任意に設定してお
き、演算を開始する(演算には電子計算機が適し
ている)。今、ΣIA、ΣIBを次のように条件設定し
て求めたとする。
ΣIA=ISA+IT+IL1+IL3 …(1)
ΣIB=ISB+IT+IL2+IL4 …(2)
(各電流はいずれもベクトル量を示す)
(1),(2)式でISA,ISB,ITは常に差動量の演算に用
いられる。IL1〜IL4は最小化回路12,14の判
定により決まる。母線の内、外に事故がない場合
は判定回路5の出力はNOとなり(1)式、(2)式の差
動量は最小化回路12および14に入力される。
いられる。IL1〜IL4は最小化回路12,14の判
定により決まる。母線の内、外に事故がない場合
は判定回路5の出力はNOとなり(1)式、(2)式の差
動量は最小化回路12および14に入力される。
最小化回路12,14ではΣIA,ΣIBが極めて零
に近いか否かを判定し、零でない場合には差動量
演算回路に対し、断路器条件の推定を変更すべ
く、NOの制御信号をライン29,30から与え
る。例えばΣIA≠0の場合には最小化回路は(1)式
のIL1をIL2に入れ替えるべく制御信号を2の作動
量(ΣIA)演算回路に与える。この時2は次の演
算を行う。
に近いか否かを判定し、零でない場合には差動量
演算回路に対し、断路器条件の推定を変更すべ
く、NOの制御信号をライン29,30から与え
る。例えばΣIA≠0の場合には最小化回路は(1)式
のIL1をIL2に入れ替えるべく制御信号を2の作動
量(ΣIA)演算回路に与える。この時2は次の演
算を行う。
ΣIA=ISA+IT+IL2+IL3 …(3)
(3)式の結果を最小化回路12で判定する、依然
として零でない場合には、最小化回路12は演算
回路2に対しIL2をIL4に切り替えるべく制御信号
を与える。このように最小化回路では差動量が最
小になつたか否かの判定と断路器条件の推定を制
御する機能を有しており、差動量が零になるまで
あらゆる組み合わせの演算を演算回路2及び3に
実行させ、ΣIA≒0が判定される断路器条件を求
める。
として零でない場合には、最小化回路12は演算
回路2に対しIL2をIL4に切り替えるべく制御信号
を与える。このように最小化回路では差動量が最
小になつたか否かの判定と断路器条件の推定を制
御する機能を有しており、差動量が零になるまで
あらゆる組み合わせの演算を演算回路2及び3に
実行させ、ΣIA≒0が判定される断路器条件を求
める。
次に、最小化回路12,14が夫々差動量が零
に近くなる断路器条件を求めたとき、該条件は
夫々単数判定回路16,18に取り込まれる。こ
れら単数判定回路16,18は、ΣIA≒0が単数
の断路器条件で成立したか、または複数の断路器
条件で成立したかを判別する。例えば、最小化回
路12の判定が、 ΣIA=ISA+IT+IL1+IL2≒0 …(4) ΣIA=ISA+IT+IL1+IL4≒0 …(5) の2つの条件で成立したとする。この場合は明ら
かにIL2とIL4は等しいことになる。並行2回線送
電線ではこのような条件はしばしば起こり得る。
この場合、単数判定回路16ではNOの信号を出
力し、差動量ΣIA≒0が複数の断路器条件の推定
により成立したことを検出する。一方逆にYES
の信号を出力した場合には、単一の条件によるも
のと判定される。
に近くなる断路器条件を求めたとき、該条件は
夫々単数判定回路16,18に取り込まれる。こ
れら単数判定回路16,18は、ΣIA≒0が単数
の断路器条件で成立したか、または複数の断路器
条件で成立したかを判別する。例えば、最小化回
路12の判定が、 ΣIA=ISA+IT+IL1+IL2≒0 …(4) ΣIA=ISA+IT+IL1+IL4≒0 …(5) の2つの条件で成立したとする。この場合は明ら
かにIL2とIL4は等しいことになる。並行2回線送
電線ではこのような条件はしばしば起こり得る。
この場合、単数判定回路16ではNOの信号を出
力し、差動量ΣIA≒0が複数の断路器条件の推定
により成立したことを検出する。一方逆にYES
の信号を出力した場合には、単一の条件によるも
のと判定される。
上述の単一の条件による最小化ΣIA≒0、ΣIB≒
0が判定されたとき、すなわち単数判定回路1
6,18の出力がYESになつたとき、A母線及
びB母線に振り分けて接続されている送電線が単
一の断路器条件として確定され、差動量ΣIA、ΣIB
は夫々母線A、Bに実際に接続される線路の差動
量を演算していることになる。
0が判定されたとき、すなわち単数判定回路1
6,18の出力がYESになつたとき、A母線及
びB母線に振り分けて接続されている送電線が単
一の断路器条件として確定され、差動量ΣIA、ΣIB
は夫々母線A、Bに実際に接続される線路の差動
量を演算していることになる。
しや断判定回路20は、単数判定回路16,1
8の両判定出力がYESになつたとき、この条件
下の送電線接続状態で差動量演算回路2,3の
ΣIA,ΣIBを新たに取り込み、これら差動量が一定
値以上になるときに当該母線A、Bのしや断指令
を発生する。この信号は後述のANDゲート17
による事故発生の検出出力が与えられたときに実
際のしや断指令としてANDゲート26,27か
ら取り出される。
8の両判定出力がYESになつたとき、この条件
下の送電線接続状態で差動量演算回路2,3の
ΣIA,ΣIBを新たに取り込み、これら差動量が一定
値以上になるときに当該母線A、Bのしや断指令
を発生する。この信号は後述のANDゲート17
による事故発生の検出出力が与えられたときに実
際のしや断指令としてANDゲート26,27か
ら取り出される。
次に、最小化回路13,15は、判定回路5が
事故発生を意味するYESの信号を出力するとき
にゲートが開かれるANDゲートの論理回路7,
9を通して差動量演算回路2,3から夫々演算結
果の差動量ΣIA,ΣIBを取り込み、この差動量につ
いて最小値判定を行う。この処理は前述の最小化
回路12,14での最小値判定と同様になされ、
そのときの断路器条件も求められるが、単数判定
回路16,18が夫々NOの信号を発生している
ことを条件にする。すなわち、単数判定回路1
6,18の出力がNOであれば負荷状態において
送電線の接続状態を判定することは不可能である
と判断し、内、外の事故電流により送電線の接続
状態を判定すべく待機される。
事故発生を意味するYESの信号を出力するとき
にゲートが開かれるANDゲートの論理回路7,
9を通して差動量演算回路2,3から夫々演算結
果の差動量ΣIA,ΣIBを取り込み、この差動量につ
いて最小値判定を行う。この処理は前述の最小化
回路12,14での最小値判定と同様になされ、
そのときの断路器条件も求められるが、単数判定
回路16,18が夫々NOの信号を発生している
ことを条件にする。すなわち、単数判定回路1
6,18の出力がNOであれば負荷状態において
送電線の接続状態を判定することは不可能である
と判断し、内、外の事故電流により送電線の接続
状態を判定すべく待機される。
このように、単数判定回路16,18がNOの
信号発生状態において、当該母線の内、外に事故
が発生すると、判定回路5の出力がYESとなり、
最小化回路13および15が判定を開始できる状
態となる。このとき、差動量演算回路2及び3は
事故状態における電流が入力され、送電線の接続
状態が不明のまま、ある任意の断路器条件を推定
して演算を開始する。
信号発生状態において、当該母線の内、外に事故
が発生すると、判定回路5の出力がYESとなり、
最小化回路13および15が判定を開始できる状
態となる。このとき、差動量演算回路2及び3は
事故状態における電流が入力され、送電線の接続
状態が不明のまま、ある任意の断路器条件を推定
して演算を開始する。
ここで、負荷電流によりΣIA≒0またはΣIB≒0
となる条件が2つ以上生じた時、母線近傍に発生
した事故電流により、条件を単一にしぼれるか否
かが問題となる。
となる条件が2つ以上生じた時、母線近傍に発生
した事故電流により、条件を単一にしぼれるか否
かが問題となる。
負荷電流の状態では、先の(4),(5)式の如く、
IL2とIL4が全く同一で判定が複数となつたが、例
えば2号線に事故が発生したとすれば(これは送
電線の事故で母線外部事故となる)IL2とIL4の母
線に対する流入方向が異なり、このような場合は
明らかに差動量に事故電流が含まれるので負荷電
流では複数の条件で成立しても事故電流では単一
にしぼることができる。すなわち、最小化回路1
3または15がYESになつた時は、単一条件で
のみ成立していると判断してよい。
IL2とIL4が全く同一で判定が複数となつたが、例
えば2号線に事故が発生したとすれば(これは送
電線の事故で母線外部事故となる)IL2とIL4の母
線に対する流入方向が異なり、このような場合は
明らかに差動量に事故電流が含まれるので負荷電
流では複数の条件で成立しても事故電流では単一
にしぼることができる。すなわち、最小化回路1
3または15がYESになつた時は、単一条件で
のみ成立していると判断してよい。
また、2号送電線または4号送電線以外の送電
線に事故が発生した場合には、負荷時の同様IL2
とIL4は同一になる可能性はある。しかし負荷時
の電流はほとんど負荷インピーダンスにより決ま
るのに対し事故時は、送電線固有のインピーダン
スによつて事故電流が流れる。従つて、並行2回
線であつても相配列の違い(1号線は鉄とう上部
よりa、b、c相の順、2号線は上からc、b、
a相の順)や、非ねん架による送電線定数の違い
により事故電流に差が生ずる。従つてIL2≠IL4と
なりΣIA≒0、ΣIB≒0になる条件を単一にしぼる
ことが可能である。
線に事故が発生した場合には、負荷時の同様IL2
とIL4は同一になる可能性はある。しかし負荷時
の電流はほとんど負荷インピーダンスにより決ま
るのに対し事故時は、送電線固有のインピーダン
スによつて事故電流が流れる。従つて、並行2回
線であつても相配列の違い(1号線は鉄とう上部
よりa、b、c相の順、2号線は上からc、b、
a相の順)や、非ねん架による送電線定数の違い
により事故電流に差が生ずる。従つてIL2≠IL4と
なりΣIA≒0、ΣIB≒0になる条件を単一にしぼる
ことが可能である。
また、A母線、B母線いずれかに内部事故が発
生した場合、上記同様にΣIA、ΣIBいずれかが零と
なる単一条件を求めることができる。
生した場合、上記同様にΣIA、ΣIBいずれかが零と
なる単一条件を求めることができる。
上述までのように、単一の断路器条件が求めら
れたとき、最小化回路13または15はYESを
出力し、しや断回路22では明確となつた送電線
接続状態によつて改めてΣIA、ΣIBを演算し、この
差動量が一定値以上になると22の出力ラインA
またはBに夫々母線しや断又はB母線しや断の信
号を得る。
れたとき、最小化回路13または15はYESを
出力し、しや断回路22では明確となつた送電線
接続状態によつて改めてΣIA、ΣIBを演算し、この
差動量が一定値以上になると22の出力ラインA
またはBに夫々母線しや断又はB母線しや断の信
号を得る。
事故電流による差動量の最小化回路13および
15が全ての断路器条件を推定して差動量演算回
路2または3を制御してもΣIA≒0またはΣIB≒0
が成立しない場合は、不成立条件検出回路17お
よび19が最小化不成立の検出信号を出力し、最
小化条件が無いことをしや断判定回路21に与え
る。しや断判定回路21では、17,19のいず
れもの出力があることを条件にA母線、B母線共
にしや断すべく出力ラインA、Bにしや断信号を
得る。A母線、B母線のいずれかが内部事故であ
る場合には不成立条件検出回路17,19いずれ
かに出力が得られるが、この場合しや断判定回路
21はしや断信号を出さない。検出回路17,1
9が共に検出出力されるケースはA母線、B母線
共に事故が発生した場合、あるいは、第1図で例
えば1号線の送電線の接続をAからBに切り替え
ようとしている時、LS1とLS2が共に閉となつた
時いずれかの母線に事故が発生した場合などであ
る。このような場合は当然A母線、B母線共に判
定回路21によつてしや断される。
15が全ての断路器条件を推定して差動量演算回
路2または3を制御してもΣIA≒0またはΣIB≒0
が成立しない場合は、不成立条件検出回路17お
よび19が最小化不成立の検出信号を出力し、最
小化条件が無いことをしや断判定回路21に与え
る。しや断判定回路21では、17,19のいず
れもの出力があることを条件にA母線、B母線共
にしや断すべく出力ラインA、Bにしや断信号を
得る。A母線、B母線のいずれかが内部事故であ
る場合には不成立条件検出回路17,19いずれ
かに出力が得られるが、この場合しや断判定回路
21はしや断信号を出さない。検出回路17,1
9が共に検出出力されるケースはA母線、B母線
共に事故が発生した場合、あるいは、第1図で例
えば1号線の送電線の接続をAからBに切り替え
ようとしている時、LS1とLS2が共に閉となつた
時いずれかの母線に事故が発生した場合などであ
る。このような場合は当然A母線、B母線共に判
定回路21によつてしや断される。
第3図の4はA、B母線を一括して差動量を演
算する差動量演算回路で、判定回路6によりこの
差動量が一定値以上か否かを判定する。一定値以
上の場合はA、Bいずれかの母線に事故があると
判断され、先に述べた母線内、外の事故判定出力
とのANDゲート11により母線事故のしや断条
件となる。母線保護リレーは特に誤動作によつて
系統に与える影響が大であり、誤動作信頼度向上
のためこのような一括差動条件、電圧変化条件を
入れることが一般である。ANDゲート11の出
力が得られると先に述べたしや断判定回路20,
21,22のいずれかにしや断信号があればOR
ゲート23,24,25、ANDゲート26,2
7,28のいずれかを通し、しかるべき母線が選
択しや断される。
算する差動量演算回路で、判定回路6によりこの
差動量が一定値以上か否かを判定する。一定値以
上の場合はA、Bいずれかの母線に事故があると
判断され、先に述べた母線内、外の事故判定出力
とのANDゲート11により母線事故のしや断条
件となる。母線保護リレーは特に誤動作によつて
系統に与える影響が大であり、誤動作信頼度向上
のためこのような一括差動条件、電圧変化条件を
入れることが一般である。ANDゲート11の出
力が得られると先に述べたしや断判定回路20,
21,22のいずれかにしや断信号があればOR
ゲート23,24,25、ANDゲート26,2
7,28のいずれかを通し、しかるべき母線が選
択しや断される。
以上のように、本発明は母線事故の有無に応じ
て夫々電流差動量から断路器条件を変更して求め
る第1、第2の最小化検出をなし、断路器条件に
単数、複数の判定をし、単数では差動量が一定値
以上で母線しや断信号を得、複数では事故発生時
に第2の最小化から断路器条件の単複判定をし、
単数の判定では差動量が一定値以上で母線しや断
信号を得るようにしたため、従来とかく信頼度的
に問題であつた断路器の開閉条件をリレーの判定
に使用することなく、従来の開閉条件を求める補
助接点の異常による誤つた保護動作を無くし、確
実に事故母線を選択しや断できるので、極めて信
頼度の高い母線保護方式になる。特に、本発明は
最小化検出になるときにも断路器条件の単数―複
数の判定をし、この判定が複数にあるときは負荷
状態での断路器条件推定不能として事故発生時に
最小化検出による断路器条件を推定するため、電
流がほとんど同一の線路がある場合にも甲乙母線
の事故判定を正確にする。また、差動量ΣIA,ΣIB
が零に近くなる条件が複数の断路器条件で成立す
る状態は並行2回線の負荷状態や遠方の外部短絡
時であり、単数で成立するときは単回線送電線の
負荷状態や外部事故時であることか、単数判定手
段を設けることによつて負荷状態や外部事故状態
での断路器接続状態を確実に判定できる効果があ
る。
て夫々電流差動量から断路器条件を変更して求め
る第1、第2の最小化検出をなし、断路器条件に
単数、複数の判定をし、単数では差動量が一定値
以上で母線しや断信号を得、複数では事故発生時
に第2の最小化から断路器条件の単複判定をし、
単数の判定では差動量が一定値以上で母線しや断
信号を得るようにしたため、従来とかく信頼度的
に問題であつた断路器の開閉条件をリレーの判定
に使用することなく、従来の開閉条件を求める補
助接点の異常による誤つた保護動作を無くし、確
実に事故母線を選択しや断できるので、極めて信
頼度の高い母線保護方式になる。特に、本発明は
最小化検出になるときにも断路器条件の単数―複
数の判定をし、この判定が複数にあるときは負荷
状態での断路器条件推定不能として事故発生時に
最小化検出による断路器条件を推定するため、電
流がほとんど同一の線路がある場合にも甲乙母線
の事故判定を正確にする。また、差動量ΣIA,ΣIB
が零に近くなる条件が複数の断路器条件で成立す
る状態は並行2回線の負荷状態や遠方の外部短絡
時であり、単数で成立するときは単回線送電線の
負荷状態や外部事故時であることか、単数判定手
段を設けることによつて負荷状態や外部事故状態
での断路器接続状態を確実に判定できる効果があ
る。
また、本方式は、近年特に発展の目ざましいマ
イクロコンピユータによつてデイジタル的に演算
することが可能で2〜3ms程度の間隔で入力され
る電流電圧の瞬時値を使用し、先に述べた最小化
回路の1条件の演算を1.5μsの高速で実行できる
ので、送電線路が多くなつてもリレーの動作時間
にほとんど影響を与えない。
イクロコンピユータによつてデイジタル的に演算
することが可能で2〜3ms程度の間隔で入力され
る電流電圧の瞬時値を使用し、先に述べた最小化
回路の1条件の演算を1.5μsの高速で実行できる
ので、送電線路が多くなつてもリレーの動作時間
にほとんど影響を与えない。
第1図は本方式及び従来方式を説明するための
2重母線の構成図、第2図は従来方式の説明する
ための断路器条件の使用略図、第3図は本発明の
1実施例を示すブロツク図である。 1…電圧検出回路、2,3…差動量演算回路、
4…差動量一括演算回路、5,6…判定回路、1
2〜15…最小化判定回路、16,18…単数判
定回路、17,19…不成立条件検出回路、2
0,21,22…しや断判定回路。
2重母線の構成図、第2図は従来方式の説明する
ための断路器条件の使用略図、第3図は本発明の
1実施例を示すブロツク図である。 1…電圧検出回路、2,3…差動量演算回路、
4…差動量一括演算回路、5,6…判定回路、1
2〜15…最小化判定回路、16,18…単数判
定回路、17,19…不成立条件検出回路、2
0,21,22…しや断判定回路。
Claims (1)
- 1 2つの母線で構成される2重母線の事故を電
流差動方式により保護するにおいて、母線の内、
外事故の有無を判定する事故判定手段1,5と、
この判定から事故無しのとき各母線の差動量演算
結果が零に近くなるよう断路器条件を変更して求
める第1の最小化検出手段2,3,8,10,1
2,14と、この検出手段によつて求めた断路器
条件が単数の断路器条件にあるか否かを判定する
単数判定手段16,18と、この単数判定が得ら
れて前記差動量が一定値以上で夫々の母線しや断
信号を得る第1のしや断判定手段20と、前記単
数判定が複数と判定された状態で前記事故判定手
段による事故有の判定で各母線の差動量演算結果
が零に近くなるよう断路器条件を変更して求める
第2の最小化検出手段2,3,7,9,13,1
5と、この検出手段によつて一方に差動量最小化
が求められたとき前記差動量が一定値以上の母線
しや断信号を得る第2のしや断判定手段22と、
2つの母線を一括して求めた差動量が一定値に以
上あつて前記事故判定手段による事故有の判定で
前記母線しや断信号との同時成立で両母線の選択
しや断信号を得る選択手段4,6,11,26,
27とを備え、送電線がいずれの母線に接続され
ているかを任意に推定して与えたときの両母線の
差動量演算から両母線の夫々の差動量が最小とな
る条件を送電線負荷状態及び母線の内外事故状態
において夫々求め、この条件が単一の場合と複数
の場合とを判定することによつて事故母線を選択
しや断することを特徴とした母線保護方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15383079A JPS5678329A (en) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | Bus protecting system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15383079A JPS5678329A (en) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | Bus protecting system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5678329A JPS5678329A (en) | 1981-06-27 |
| JPS6327929B2 true JPS6327929B2 (ja) | 1988-06-06 |
Family
ID=15571014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15383079A Granted JPS5678329A (en) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | Bus protecting system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5678329A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5173256B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2013-04-03 | 三菱電機株式会社 | 母線保護継電器 |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP15383079A patent/JPS5678329A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5678329A (en) | 1981-06-27 |
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