JPS63285347A - ベルト - Google Patents

ベルト

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JPS63285347A
JPS63285347A JP11751487A JP11751487A JPS63285347A JP S63285347 A JPS63285347 A JP S63285347A JP 11751487 A JP11751487 A JP 11751487A JP 11751487 A JP11751487 A JP 11751487A JP S63285347 A JPS63285347 A JP S63285347A
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belt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は産業用機械に使用されるコンベアベルト等の平
ベルトおよびVベルト、自動車シートベルトの如きベル
トに関するものである。
詳しくは、本発明は極限粘度IVが0.6以上、初期引
張弾性率ISが160g/d以上であり、かつポリエス
テル・ポリエーテル系ブロック共重合体を0.2〜15
重量%含有するエチレンテレフタレート系ポリエステル
繊維の撚糸を用いた基布にゴム質または可撓性樹脂を片
面または両面に被覆してなるベルトに関するものである
〔従来の技術〕
従来この種のベルトは脂肪族ポリアミド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリビニルアルコールなどの合成繊維
よりなるフィラメント織物を基布とし、耐摩耗性のある
ゴム質または可撓性樹脂を被覆したものが使用されてい
るが、強力、弾性率、伸度、耐薬品性などの点で充分な
ものとは言い雌い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
平ベルトやVベルト等に要求される特性は高強力、高弾
性率、低伸度および耐薬品性である。
高強力、高弾性率が必要なことは当然であり、それと同
時をこ適度な・低い伸度が要求される。伸度が高すぎる
と経時的にベルHこたるみを生じさせる。極端に低伸度
の場合はベルトに充分な張力を与えることが困難になる
。高強力のベルトを製造するには太デニール糸を経糸と
して用いることができるが、重量や厚みが増大し、運搬
や取扱上の作業面で好ましくない。
これらの課題を解決するために、実開昭52−1207
75号公報において、ポリパラフェニレンテレフタルア
ミドを主体とする繊維とポリメタフェニレンイソフタル
アミドを主体とする繊維よりなる合撚糸を経糸に用い、
ポリメタフェニレンイソフタルアミドを主体とする繊維
を緯糸に用いてなるベルトが提案されているが、長期間
にわたり使用すると耐摩耗性に問題があり、ベルトとベ
ルト駆動部の接触面においてベルトが摩耗し、次第にベ
ルトの強力が低下するという欠点がある。これはポリパ
ラフェニレンテレフタルアミド繊維が剛直な高分子鎖か
らなっているため摩耗性が低いことに起因する。一方実
開昭52−120774号公報において、金属繊維を芯
にし、該芯の外周を全芳香族ポリアミド繊維でとり囲ん
でなるコアスパン糸を経糸として用い、全芳香族ポリア
ミド繊維を緯糸として用いてなる織ベルトを同時に提供
しているが、この場合に全芳香族ポリアミド繊維がポリ
パラフェニレンテレフタルアミド繊維の場合は上記と同
様な耐摩耗性に関する欠点を有している。また産業用機
械に用いられるベルトは、産業分野によす捌々の薬品、
最も一般的に用いられるのは硫酸等の酸あるいは苛性ソ
ーダ等のアルカリといった薬品によりベルトが濡れたり
、また湿潤する場合があり、こういった場合はポリパラ
フェニレンテレフタルアミド繊維の強力は、酸、アルカ
リ等による腐蝕により急激に低下すると共に耐摩耗性が
顕著に低下することも判明している。
このような現状のもと昏こ、本発明者らは高強力、高弾
性率と適度の伸度を保有し、酸、アルカリ等による腐蝕
に耐え、かつ優れた耐摩耗性を有するベルトの構成につ
いて鋭意研究の結果、本発明に到達したのである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明の要旨は、ポリエステル・ポリエーテ
ルブロック共重合体を0.2〜15重量%含有するエチ
レンテレフタレート系ポリエステルよりなり、かつ下記
(イ)および(ロ)の特性を有するポリエステル繊維か
らなる撚糸を用いた基布に、ゴム質または可撓性樹脂を
片面あるいは両面に被覆してなるベルトである。
(イ)極限粘度IVが0.6以上 (ロ)初期引張弾性率ISが160g/d以上本発明で
用いるポリエステル繊維は、好ましくは、上記の(イ)
および(ロ)に加え、更に下記の(ハ)、に)および(
ホ)の特性を有する。
(ハ)複屈折率△nが180X10  −3以上(ニ)
比重SGが1.390以上 (ホ)乾熱収縮率SHD、、。が6%以下更に、本発明
で用いるポリエステル繊維は、更に好ましくは、上記の
緒特性に加え、下記の(ヘ)(ト)および(イ)の特性
を具備するものである。
(へ)引張伸度が3〜10% (ト)引張強度が897d以上 (ト)力学温度分散tanδのピーク温度Tαが140
〜155℃ 本発明のベルトを構成するポリエステル繊維について以
下に更に具体的に説明する。
本発明のベルトを構成するポリエステ)v繊維は(イ)
極限粘度IVが0.6以上、(ロ)初期引張弾性率IS
が160&/d以上(従来の高弾性率ポリエーテlv繊
維は高々120g/dであるのに比して著しく高い)で
あることを必須の要件とする。
極限粘度IVが0.6未満であるとベルトの強力が低下
し、耐久性に問題を生ずる。また初期弾性率ISが16
0,9/d未満であると本発明ベルトの特徴である高弾
性基布を用いることによる効果、特にたるみが生じにく
い、ベルトに張力をかけやすい等の特性が充分に発揮で
きない。
本発明のベルトを構成するポリエステル繊維は上記の(
イ)および(ロ)の特性に加え、更に、(ハ)複屈折率
△nが180 X 10−”以上(好ましくは190X
10−以上)、に)比重SGが1.390以上、(ホ)
乾熱収縮率SHD、、、が6%以下である、という特性
を具備するのが好ましい。複屈折率△nが180 X 
10” 未満であると、初期りn性率ISを160g/
d−3以上(ニすることが円熟となるためベルトとした
ときの高弾性基布を用いたことによる特徴を充分に発揮
できなくなる。比重SGが1.390未満であるときも
やはり初期弾性率ISを160,9/d−3以上(ニす
ることが円熟となるためベルトとしたときの高弾性基布
な用いたことによる特徴を充分に発揮できなくなる。ま
た、乾熱収縮率SHD、、、が6%を越えるとベルトと
したときの寸法安定性に問題が生じ、ベルトのたるみが
発生しやすくなる。
本発明のべ〜トを構成するポリエステ)v搬維は上記の
緒特性に加え、更に、(へ)引張伸度が3〜10%であ
る、(ト)引張強度が897d以上である、(ト)力学
温度分散tanδのピーク温度Tαが140〜155℃
である(通常の高強力ポリエステル撤維が160℃前後
であるのに比して低い価である)、という特性を具備す
るのが好ましい。引張伸度が10%を越えるとベルトと
したときの経時的たるみが発生しやすくなり、一方°゛
3%未満ではベルトに充分な張力をかけることが困難に
なる。また引張強度が5g7a未満であるとベルトとし
たときの耐久性に問題を生じる。力学的分散tanδの
ピーク温度Tαが155℃を越えると発熱性が上がりベ
ルトとしての耐疲労性が低下し、長時間使用時にクラッ
ク発生が生じやすくなる。一方このピーク温度が140
℃未満であると初期弾性率ISを16097d以上とす
ることが困難となり高弾性基布を用いるという本発明の
特徴を充分に発揮させることが困難になる。
本発明においては固有粘度が0.6以上で、ポリエステ
ル−ポリエーテル系ブロック共重合体ヲ0.2〜15重
量%含む、エチレンテレフタレート系のポリエステルを
用いて繊維を形成せしめることにより上記の緒特性が有
効に発揮される。即ち、上記の特定量のポリエステル・
ポリエーテル系ブロック共重合体はポリエステル繊維繊
維中で可塑剤的効果を示し、高速紡糸性、延伸性を向上
させ、高強力、高弾性率化、耐疲労性向上等に顕著な効
果を示す。
本発明に使用されるエチレンテレフタレート系ポリエス
テルとは、テレフタル酸を主体とする二塩基酸とエチレ
ングリコールとからなるポリエステル、とくにポリエチ
レンテレフタレートであり、その他にもポリエチレンテ
レフタレートに公知の第3成分を10モル%以下、好ま
しくは5モル%以下、共重合したものなども使用可能で
ある。
ここで、主要な第3成分としては、イソフタル酸、スル
ホイソフタル酸、7ジビン酸、ネオペンチルグリコール
、ペンタエリスリトール、グリセリン、ポリエチレング
リコール、ポリエチレングリコールのアル中ルエーテル
などがあるが、その他公知のものが任意に使用できる。
またポリエステル・ポリエーテル・ブロック共重合体と
しては、ポリテトラメチレンテレフタレート単位を60
モル%以上、好ましくは80モル%以上含有するポリエ
ステル単位をハードセグメントとし、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール単位を80モル%以上含有するボ
リエーテルをソフトセグメントとするブロック共重合体
である。ポリエステル単位としてはポリテトラメチレン
テレフタレート単位の他、20ホルまでの割合でポリメ
チレンテレフタレート単位、ポリプロピレンテレフタレ
ート単位、ポリエチレンイソフタレート単位等の1種ま
たは2種以上が共重合されていてもよい。また、ポリエ
ーテル単位としてはポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール単位の他、20モル%までのポリエチレンエーテル
グリコール単位、ポリプロピレンエーテルグリコール単
位、ポリへキサメチレンエーテルグリコール単位等の1
種または2種以上が共重合されていてもよい。なお、ハ
ードセグメントおよびソフトセグメントの共重合成分と
しては、上記例示のものに限定されるものではなく、特
にイソフタル酸、ダイマー酸、3.5−ジ(カルボメト
キシ)ベンゼンスルホン酸金属塩を共重合成分として使
用したものが共重合成分を用いる場合にはコスト低減ま
たは染色性向上の面で実用上有用である。これらの中で
最も好ましいのはポリテトラメチレンテレフタレートを
ハードセグメントとし、ポリテトラメチレンエーテルグ
リコールをソフトセグメントとするポリエステル・ポリ
エーテルブロック共重合体である。ハードセグメントと
しての上記芳香族ポリエステルとソフトセグメントとし
ての上記ポリアルキレンエーテルグリコールとの共重合
比率(重J&)は65 : 35〜95:5が好ましく
、さらに好ましくは75:25〜90:10がよい。す
なわち、通常、熱可塑性エラストマーとして化成品用途
で使用されろ共重合比率に比べてハードセグメントの量
が多いのが特徴である。また、該ポリアルキレンエーテ
ルグリコールの数平均分子量は、繊維の融点を高める点
、および、特に最終的に得られるストッキングの伸縮性
を得る点から500〜4000.が好適であり、さらに
好ましくは1000〜2000がよい。
本発明のベルトを構成する新規なエチレンテレフタレー
ト系ポリエステル繊維の好ましい製造法について更に詳
しく以下に述べる〇極限粘[IV O,6以上の上記の
主成分のポリエステルとポリテトラメチレングリコール
とポリブチレンテレフタレートからなる共重合体とをそ
れぞれ真空乾燥処理した後、チップの状態でブレンドす
る。ブレンドするポリエーテル・エステル系共重合体の
重量分率は0.2〜15重量%好ましくは0.2〜10
重量%である。IVが0.6未満のポリエステルでは、
目漂とする強度、初期弾性率が得られない。また、前記
ブロック共重合体の重量分率が0.2重量%未満である
と、ポリエーテル−エステル系共重合体を含まないエチ
レンテレフタレートと同じ引張強度、初期弾性率を示し
、従来のものと大差がなくなる。
逆にこの重量分率が15%を越えると紡糸状態が不安定
となり、糸の長さ方向のムラが大きくなり、強度、弾性
率とも低下する。
このようにしてブレンドされたチップをポリエステルの
融点より少なくとも20℃以上高い温度で溶融押出しす
る。溶融押出し方法としては特に限定するものではない
が、エクストルーダー型押出機、ピストン型押出機、2
軸混練型押出機等が用いられる。押出機よりノズルオリ
フィスを通過して押出す条件としては剪断速度Pを10
“se♂゛未満とすることが好ましい。なお剪断速度す
は下記の式を用いて計算される。
ンが10’5ec−’以上となると、メルトフラクチェ
アが発生しやすくなり高物性化が困難になる。
このようにして押出されたポリエステル糸条を冷却固化
させ、適量の油剤を付与した後、糸条の複屈折率△nが
0.002〜0.060となるように引取る。△nが0
.060を越えると引き続き行なわれる90℃未満の温
度における延伸による延伸性の向上効果が小さくなり、
結果的に高物性化を達成するのが困難になる一方、△n
が0.002未満となると、紡糸状態が非常に不安定と
なり、糸の長さ方向のムラを抑制することが困難になる
。ポリエステル引取り糸の△nは 20.002〜0.
015とするのが最も好ましい。
このようにして得られた未延伸ポリエステル繊維を90
℃未満の温度で(100+NE)/100倍以上の延伸
を行なう。ここでNEは未延伸糸の自然延伸倍率を指す
。延伸温度が90℃以上であると延伸前に結晶化が進行
し延伸性が阻害される。
低温延伸に引き続き、150〜250℃の温度範囲で延
伸を行なう。この高温延伸には多段延伸が好ましく、ま
ず150〜200℃の温度範囲での第1段延伸と200
〜250℃の温度範囲での延伸を行なうことが好ましい
かくして前述の特性を有するポリエステル繊維を得る。
このようなポリエステルには必要に応じて艶消し剤、顔
料、光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、染
色性向上剤あるいは接着性向上剤等を配合することがで
き、配合の如何によって本発明の特性に重大な悪影響を
与えるもの以外は、全て利用できる。
本発明における基布の製法は通常用いられる平織、積繊
等いずれの方法でもよいが平織が最も好ましい。
本発明に言うゴム質あるいは可撓性樹脂とは、ポリウレ
タン樹脂、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレン−プロピレンゴム、ジエンゴム等を言う。
産業用機械に使用されるコンベヤーベルト等の平ベルト
は、片面のみベルト駆動ローラーに圧接されて駆動する
場合と、ニップローラーによりベルトの両面を圧接され
て駆動する場合とがあり、機械の駆動系により異なる。
従って樹脂の被覆は用途によりぺy)の片面あるいは両
面に樹脂を塗布、含浸またはスプレーなどする。
また樹脂膜を基布に重ねて加熱加圧し圧着させる方法で
行なうこともできる。
何れにせよ本発明の特徴はベルトを構成するポリエステ
ル繊維の特定化にあり、これを用いたベルトの製造自体
は公知の方法により実施しうる。
本発明のベルトは、特許請求の範囲に記載したごとく構
成せしめた結果、従来のベルトに比較し高強力、高弾性
率であるとともに、用途に適した適度の伸度を保有する
ことができ、さらに耐摩耗性ならびに耐薬品性を兼ね備
えたベルトである。
以下に本発明を構成する繊維の構造の特定や物性の測定
に用いられる主なパラメータの測定法について述べる。
〈固有粘度の測定法〉 75重1%のp−クロロフェノールと25重量%のテト
ラクロルエタンからなる混合溶剤中で測定する。
重合体を室温において溶剤中に溶解しかつ粘度の測定を
オストワルドーフェンスケ毛細粘度計中で30℃におい
て行なう。
固有粘度は、溶液粘度の溶媒粘度に対する比の自然対数
を溶液100M当りの重合体のグラム数で表わした重合
体溶液の濃度によって除した値が濃度ゼロに近づくとき
の極限値である。
〈複屈折率(△n)の測定法〉 ニコン偏光顕微鏡POH型うイッ社ペレックコンベンセ
ーターを用い、光源としてはスペクトル光源用起動装置
(東芝SLS −3−B型)を用いた(Na光源)。5
〜6朋長の繊維軸に対し45゜の角度に切断した試料を
、切断面を上にして、スライドグラス上に載せる。試料
スライドグラスを回転載物台にのせ、試料が偏光子に対
して45°になるよう、回転載物台を回転させて調節し
1アナライザーを挿入し暗視界とした後、コンペンセー
ターを30にして縞数を数える(n個)。コンペンセー
ターを右ネジ方向にまわして試料が最初に暗くなる点の
コンペンセーターの目盛a1コンペンセーターを左ネジ
方向にまわして試料が最初に一番暗くなる点のコンペン
セーターの目盛りbを測定した後(いずれも1/10目
盛りまで読む)、コンペンセーターを30にもどしてア
ナライザーをはずし、試料の直径dを測定し、下記の式
にもとづき複屈折率(△n)を算出する(測定数20個
の平均値)。
△n=r/d Fニレ−タープ−ジョン、=nλo+4λ。=589.
3mμ ε:249社のコンペンセーターの説明書のC/100
00とiより求める 1=(a−b)(:コンペンセーターの読みの差) 〈力学温度分散〉 東洋測器社製Rheovibronを使用し、初糸長4
m、昇温速度2℃/分、測定時の正弦周波数110)1
zの条件で測定し、損失正接tanδ=E“/E’が最
大となる温度(Tα)を求める。
ただし、上式中、E′は貯蔵弾性率(dyne/c!f
t)、E′は損失弾性率(dyne/ff1)である。
〔詳?(11は、Memoirs of the Fa
cul仁y of Engi−neering Kyu
shu  University、vol、23 .4
 1(1963)参照〕 複素弾性率Eは次式で算出される。
ただし、A : tanδ測定時のアンプリチュードフ
ァクター(Ampl : Factor )による係数
(第1表参句 D : Dynamic Force Dial値L:
試料長(clIL) S:試料断面積(c!l) 第   1   表 貯蔵弾性率E′は  E”” l E l cosδ損
失弾性率E′は  E′=l E I sinδ−(6
)により算出される。
〈乾熱収縮率〉 160℃でJIS−L1073 (1977)に従って
測定。
〈比 重〉 n−へブタンと四塩化炭素よりなる密度勾配管を作成し
、30℃±0.1℃に調温された密度勾配管中に十分に
脱泡した試料を入れ、5時間放置後の密度勾配管中の試
料位置を、密度勾配管の目盛りで読みとった値を、標準
ガラスフロートによる密度勾配管目盛〜比重キャリブレ
ーショングラフから比重値に換算し、n=4で測定。比
重値は原則として小数点以下4桁まで読む。
〈繊維の繊度の測定法〉 標準状態(温度20±2℃、相対湿度65±2%の状態
)の試験室で、サーチ■製のオートバイブロ式繊度測定
器DENIERCOMPUTERDC−IB型を使用し
て、単繊維の繊度(デニール、d)を測定した。
ただし、繊維の測定試料長は90cIrLとした。
〈繊細の強度の測定法〉 繊維の引張強さく強度)は、JIS −L −1013
(1981)の7.5.1に準じ、標準状態の試験室で
、東洋ボールドウィン■製の定速伸長形万能引張試験機
TENSILON )ITM−Illを使用して単繊維
の引張強さを測定した。
ただし、測定条件は、5に9fの引張型ロードセルを用
い、っがみ間隔1ocrrL引張速度1゜備/分(1分
間当たりつかみ間隔の100%の伸長速度)、記録紙の
送り速度50crrL/分で試料を引張り、試料が切断
した時の荷重(gf )を測定し、次の式により引張強
さくgf/d)を算出し強度(P/d)とした。
〈繊維の初期引張弾性率の測定法〉 繊維の初期引張抵抗度(初期引張弾性率)は、JIS−
L−1013(1981)の7.5.1に準じた上記の
繊維の強度の測定法と同じ方法で試験をおこない記録紙
上に荷重−伸長曲線を描きこの図より、JIS −L−
1013(1981)の7.10に記載の初期引張抵抗
度算出式により、初期引張抵抗度(gf/ d )を算
出し、初期引張弾性率(P / d )とした。
〔作 用〕
本発明のベルトを構成するポリエステル繊維が、高強力
、高弾性率という優れた特性を有することは、ポリエス
テル・ポリエーテル共重合体をエチレンテレフタレート
系ポリエステルに適量添加することにより、延伸時に該
共重合体が可塑剤的な役割を果たし、ポリエステル分子
鎖を高度に引き伸ばすことを助長していることに起因す
るものと考えられる。該共重合体の分率が大きくなると
、ポリエステル成分との反応が起こり、もはやポリエス
テルとしての性質を失い、高引張弾性率という特性は失
なわれるものと推察される。
本発明において、高度に引き伸ばされた分子鎖配列が実
現できる最も大きなポイントは、エチレンテレフタレー
ト系ポリエステルにポリエステル・ポリエーテル共重合
体を添加し、溶融紡糸を行ない、適正な条件下に延伸処
理を施すことにより、高配向せしめたことにあると推定
される。
〔実施例〕
以下に実施例を示すが、本発明は勿論、かかる実施例に
限定されるものでない。
なお実施例に使用されたポリマーは次のとおりのもので
あった。即ちエチレンテレフタレート系ポリエステルは
、IV=1.0のタイヤコード用ポリエステルチップを
使用した〆愉すテトラメチレングリコールとポリブチレ
ンテレフタレート共重合体として、ポリテトラメチレン
グリコールとポリブチレンテレフタレートのモル分率が
、25.5ニア4.5の比率のものを使用した。
それぞれのポリマーは以下の条件で真空乾燥を実施例 
1 乾燥後のエチレンテレフタレート系ポリエステルとポリ
テトラメチレングリコールの共重合体とをMlk比98
:2でチップ状でブレンドし、エクストルーダ型紡糸機
を用いて紡糸温度305℃、単孔吐出量1.5 l /
 minの条件で、孔径0.4nφのノズルから溶融押
出しを行ない、0.35rrL/seeの冷却風で冷却
固化させた後、糸条に対し約1%の油剤を付与し紡速3
600 m/+inで巻取った。△n=0.0578で
あった。該未延伸糸のNEは14%であった。更に該未
延伸糸を室温で1.14倍の延伸を行なった(延伸速度
21.1m/分)後、160℃で延伸倍率1.66倍、
245℃で延伸倍率1.08倍で2段延伸(計3段延伸
)した。得られた延伸糸の繊維物性値は30.6デニー
ル、引張り強度9.38y−/d。
初期弾性率166.9 P/dであった。
実施例 2 乾燥後のエチレンテレフタレート系ポリエステルとポリ
テトラメチレングリコールの共重合体とを重量比98:
2でチップ状でブレンドし、エクストルーダ型紡糸機を
用いて紡糸温度305℃、単孔吐出f!に1.5 Ji
l / minの条件で、孔径0.4■φのノズルから
溶融押出しを行ない、0.35rrL/secの冷却風
で冷却固化させた後、糸条に対し約1%の油剤を付与し
紡速4500 m/minで巻取った。△n=0.09
76であった。該未延伸糸のNEは4%であった。更に
該未延伸糸を室温で1.04倍の延伸を行な・つた(延
伸速度277m/分)後、160℃で延伸倍率1.51
倍、245℃で延伸倍率1.07倍で2段延伸(計3段
延伸)した。得られた延伸糸の繊維物性値は27.8デ
ニール、引張り強度8.38 P/ct1初期弾性率1
86.15L/dであった。
比較例 1 乾燥後のエチレンテレフタレート系ポリエステルをエク
ストルーダ型紡糸機を用いて紡糸温度305℃、単孔吐
出量1.59 / minの条件で孔径0.ム舅φのノ
ズルから溶融押出しを行ない、0.35m/secの冷
却風で冷却固化させた後、糸条に対し約1%の油剤を付
与し紡速2500rrL/1lIIinで巻取った。△
n=0.0404であった。
該未延伸糸のNEは15%であった。更に該未延伸糸な
室温で1.15倍の延伸を行なった(延伸速度22.2
m/分)後、160℃で延伸倍率1.52倍、245℃
で延伸倍率1.14倍で2段延伸(計3段延伸)した。
得られた延伸糸の繊維物性値は38.3デニール、引張
り強度9.81P/d、初期弾性率154.3P/dで
あった。
比較例 2 比較例2として市販の高強力グレードのタイヤコード用
ポリエステル繊維を用いた。
なお、これら実施例および比較例における繊維の糸質お
よび関連データを表2に示す。
表   2 秦秦未延伸性物性 実施例2、比較例1および2のポリエチレンテレフタレ
ート繊維よりなる1000デニールおよび1500デニ
ールのマルチフィラメントヤーンを製造し、第3表に示
す条件で二重の綾織組織に製織し、平滑剤としてシリコ
ーン樹脂を含むウレタン樹脂を含浸させたベルトを作成
した。製品の物性は表3に示すように、本発明品は従来
品に比較して高弾性率、高強力である。
〔発明の効果〕
本発明のベルトは、産業用機械に使用されるコンベアペ
A/)等の平ベルトおよびVベルト、自動車用シートベ
ルト等に好適に用いられる。
そしてこのベルトは従来品よりも著しく高弾性率、耐疲
労性が向上している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基布の片面あるいは両面にゴム質または可撓性樹
    脂を被覆したベルトにおいて、基布がポリエステル系繊
    維を用いた撚糸よりなり、該ポリエステル系繊維がポリ
    エステル・ポリエーテル系ブロック共重合体を0.2〜
    15重量%含有するエチレンテレフタレート系ポリエス
    テル繊維であり、かつ、下記(イ)および(ロ)の特性
    を有することを特徴とするベルト。 (イ)極限粘度IVが0.6以上 (ロ)初期引張弾性率ISが160g/d以上(2)ポ
    リエステル繊維が更に下記(ハ)、(ニ)および(ホ)
    の特性を有する特許請求の範囲第1項記載のベルト。 (ハ)複屈折率△nが180×10^−^3以上(ニ)
    比重SGが1.390以上 (ホ)乾熱収縮率SHD_1_■_■が6%以下(3)
    ポリエステル繊維が更に下記(ヘ)(ト)および(チ)
    の特性を有する特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のベルト。 (ヘ)引張伸度が3〜10% (ト)引張強度が8g/d以上 (チ)力学温度分散tanδのピーク温度Tαが140
    〜155℃(4)ゴム質または可撓性樹脂がポリウレタ
    ン樹脂、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム
    、エチレンプロピレンゴムおよびジエンゴムからなる群
    から選ばれた1種または2種以上の組合せである特許請
    求の範囲第1、2または3項記載のベルト。
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