JPS63301259A - 摺動性を有する機構部品用樹脂組成物 - Google Patents
摺動性を有する機構部品用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS63301259A JPS63301259A JP13651987A JP13651987A JPS63301259A JP S63301259 A JPS63301259 A JP S63301259A JP 13651987 A JP13651987 A JP 13651987A JP 13651987 A JP13651987 A JP 13651987A JP S63301259 A JPS63301259 A JP S63301259A
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- Japan
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- parts
- heat
- fiber diameter
- resin composition
- average fiber
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、摺動性を有する機構部品用樹脂組成物に関す
る。更に詳しくは、本発明は、自動車、航空機等の輸送
機械、電気、通信機器及び精密機械の機構部品として高
度な寸法精度、金属に近い剛性及び金属と樹脂製部品又
は樹脂製部品相互の摩擦摺動を受ける箇所に使用される
に好適な材料としての樹脂組成物に関する。
る。更に詳しくは、本発明は、自動車、航空機等の輸送
機械、電気、通信機器及び精密機械の機構部品として高
度な寸法精度、金属に近い剛性及び金属と樹脂製部品又
は樹脂製部品相互の摩擦摺動を受ける箇所に使用される
に好適な材料としての樹脂組成物に関する。
従来の技術及びその問題点
従来から多くの金属部品がより効率的製造及び軽量化の
理由から樹脂製部品に置換えられてきたが、現在に至っ
ても置換が困難な部品が数多く残っている。その理由と
しては、樹脂部品が金属部品に比し剛性に劣ること、耐
熱性に劣ること、寸法精度よく射出成形することが困難
であること、摺動時の摩耗がオイル潤滑の金属部品より
大きいこと等が挙げられる。
理由から樹脂製部品に置換えられてきたが、現在に至っ
ても置換が困難な部品が数多く残っている。その理由と
しては、樹脂部品が金属部品に比し剛性に劣ること、耐
熱性に劣ること、寸法精度よく射出成形することが困難
であること、摺動時の摩耗がオイル潤滑の金属部品より
大きいこと等が挙げられる。
問題点を解決するための手段
本発明の目的は、射出成形という量産性に優れた方法で
製造可能であり、軽量且つ高剛性で、寸法精度よく、ま
た耐熱性にも優れ、しかも潤滑油の少ない状態で稼働可
能な機構部品用樹脂組成物を提供するものでおる。
製造可能であり、軽量且つ高剛性で、寸法精度よく、ま
た耐熱性にも優れ、しかも潤滑油の少ない状態で稼働可
能な機構部品用樹脂組成物を提供するものでおる。
即ち、本発明は、
(1)熱可塑性樹脂 35〜80重量部、(2)平均繊
維径5μm以下、引張弾性率10000kc+ f/
mm2以上のウィスカー 10〜50重量部、 (3)平均繊維径30μm以下、引張弾性率6500
kgf/mm2以上の耐熱性繊維 7〜30重量部、及
び (4)粉末状固体潤滑剤 3〜25重量部を含有する機
構部品用樹脂組成物に係る。
維径5μm以下、引張弾性率10000kc+ f/
mm2以上のウィスカー 10〜50重量部、 (3)平均繊維径30μm以下、引張弾性率6500
kgf/mm2以上の耐熱性繊維 7〜30重量部、及
び (4)粉末状固体潤滑剤 3〜25重量部を含有する機
構部品用樹脂組成物に係る。
本発明で用いられる熱可塑性樹脂としては、後記ウィス
カー及び耐熱性繊維を所定量添加して複合強化した場合
に、得られる樹脂組成物の熱変形温度(18、6に!J
f/cm2荷重下)が150’C以上になるようなもの
である限り、従来公知のものを広く使用できる。斯かる
熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、全芳香族ポリエス
テル(例えばUポリマー、ベクトラ等の液晶ポリマー、
エコノール等)、ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナ
イロン−4,6、ナイロン−MXD6、ボ1ノサルホン
、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケ]〜ン
、ポリエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリイミド等が挙げられ、これらは1種単独
で又は2種以上混合して使用される。ウィスカー及び耐
熱性繊維を所定量添加して複合強化した場合に、得られ
る樹脂組成物の熱変形温度が150℃に満たないような
熱可塑性樹脂であれば、得られる樹脂組成物の耐熱性が
乏しくなり、例えば自動車のエンジンルームやその他熱
源に近接した箇所におりる機構部品として不適当なもの
となるので、好ましくない。
カー及び耐熱性繊維を所定量添加して複合強化した場合
に、得られる樹脂組成物の熱変形温度(18、6に!J
f/cm2荷重下)が150’C以上になるようなもの
である限り、従来公知のものを広く使用できる。斯かる
熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、全芳香族ポリエス
テル(例えばUポリマー、ベクトラ等の液晶ポリマー、
エコノール等)、ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナ
イロン−4,6、ナイロン−MXD6、ボ1ノサルホン
、ポリアリルサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケ]〜ン
、ポリエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリイミド等が挙げられ、これらは1種単独
で又は2種以上混合して使用される。ウィスカー及び耐
熱性繊維を所定量添加して複合強化した場合に、得られ
る樹脂組成物の熱変形温度が150℃に満たないような
熱可塑性樹脂であれば、得られる樹脂組成物の耐熱性が
乏しくなり、例えば自動車のエンジンルームやその他熱
源に近接した箇所におりる機構部品として不適当なもの
となるので、好ましくない。
本発明で用いられるウィスカーは、平均繊維径5μm以
下、引張弾性率10000kc+f/mm2JJ 上の
ウィスカーである。斯かるウィスカーとしては、例えば
チタン酸カリウムウィスカー、シリコンカーバイドウィ
スカー、カーボングラファイトウィスカー、シリコンナ
イトライドウィスカー、α−アルミナウィスカー等が挙
げられる。本発明ではこれらウィスカーは、1種単独で
又は2種以上混合して使用される。上記ウィスカーを配
合すれば、機構部品の寸法精度を向上させることができ
ると共に、(C)成分として用いられる耐熱性繊維間の
間隙を強化し、また得られる樹脂組成物中に耐熱性繊維
を均質に充填させることができる。用いられるウィスカ
ーが平均繊維径5μmを越えるものである場合には、機
構部品の摺動面に要求される表面平滑性等が低下するの
で、好ましくない。また用いられるウィスカーが引張弾
性率100100O0/mm2未満である場合には、ウ
ィスカー添加による樹脂組成物の金属に近い剛性を期待
し難くなり、好ましくない。本発明では、特に平均繊維
径が1μm以下のチタン酸カリウムウィスカーやシリコ
ンカーバイドウィスカーを用いるのが好適である。
下、引張弾性率10000kc+f/mm2JJ 上の
ウィスカーである。斯かるウィスカーとしては、例えば
チタン酸カリウムウィスカー、シリコンカーバイドウィ
スカー、カーボングラファイトウィスカー、シリコンナ
イトライドウィスカー、α−アルミナウィスカー等が挙
げられる。本発明ではこれらウィスカーは、1種単独で
又は2種以上混合して使用される。上記ウィスカーを配
合すれば、機構部品の寸法精度を向上させることができ
ると共に、(C)成分として用いられる耐熱性繊維間の
間隙を強化し、また得られる樹脂組成物中に耐熱性繊維
を均質に充填させることができる。用いられるウィスカ
ーが平均繊維径5μmを越えるものである場合には、機
構部品の摺動面に要求される表面平滑性等が低下するの
で、好ましくない。また用いられるウィスカーが引張弾
性率100100O0/mm2未満である場合には、ウ
ィスカー添加による樹脂組成物の金属に近い剛性を期待
し難くなり、好ましくない。本発明では、特に平均繊維
径が1μm以下のチタン酸カリウムウィスカーやシリコ
ンカーバイドウィスカーを用いるのが好適である。
本発明で用いられる耐熱性繊維は、平均繊維径が30μ
m以下、引張弾性率が6500 kgf/mm2以上の
ものである。斯かる耐熱性繊維としては、150’C以
上の長期耐熱性を有する繊維状物でおる限り従来公知の
ものを広く使用でき、例えば炭素繊維、アルミナ繊維、
ジルコニア繊維、シリコンカーバイド繊維、シリカ繊維
、ガラス繊維、アラミド繊維等が挙げられる。本発明で
はこれら耐熱性繊維は、1種単独で又は2種以上混合し
て使用される。平均繊維径が30μm以下としたのは、
平均繊維径が30μmを越えると、前記ウィスカーを併
用しても機構部品の摺動面の精度として必要な表面粗度
を10s以下に抑えることが困難になるからである。本
発明では、平均繊維径が15μm以下の耐熱性繊維、殊
に炭素繊維及びパラ型アラミドl!維を用いるのが好適
である。また引張弾性率が6500 kof/mn+2
以上としタノハ、本発明の機構部品用樹脂組成物の曲げ
弾性率が金属の代替として最低500 kgf/mm2
以上確保することが必要なためでおり、殊に引張弾性率
が20000 kgf/mm”以上(DフルミtmN、
シリコンカーバイド繊維及び炭素繊維が良好であり、中
でもPAN系の高強度もしくは高弾性率炭素繊維が好適
である。また、これら耐熱性繊維は、繊維長0.5〜5
mmのカットファイバーとして使用するのが、ぺ1ノツ
トの製造及び射出成形性の点において望ましい。
m以下、引張弾性率が6500 kgf/mm2以上の
ものである。斯かる耐熱性繊維としては、150’C以
上の長期耐熱性を有する繊維状物でおる限り従来公知の
ものを広く使用でき、例えば炭素繊維、アルミナ繊維、
ジルコニア繊維、シリコンカーバイド繊維、シリカ繊維
、ガラス繊維、アラミド繊維等が挙げられる。本発明で
はこれら耐熱性繊維は、1種単独で又は2種以上混合し
て使用される。平均繊維径が30μm以下としたのは、
平均繊維径が30μmを越えると、前記ウィスカーを併
用しても機構部品の摺動面の精度として必要な表面粗度
を10s以下に抑えることが困難になるからである。本
発明では、平均繊維径が15μm以下の耐熱性繊維、殊
に炭素繊維及びパラ型アラミドl!維を用いるのが好適
である。また引張弾性率が6500 kof/mn+2
以上としタノハ、本発明の機構部品用樹脂組成物の曲げ
弾性率が金属の代替として最低500 kgf/mm2
以上確保することが必要なためでおり、殊に引張弾性率
が20000 kgf/mm”以上(DフルミtmN、
シリコンカーバイド繊維及び炭素繊維が良好であり、中
でもPAN系の高強度もしくは高弾性率炭素繊維が好適
である。また、これら耐熱性繊維は、繊維長0.5〜5
mmのカットファイバーとして使用するのが、ぺ1ノツ
トの製造及び射出成形性の点において望ましい。
本発明で用いられる粉末状固体潤滑剤としては、例えば
ポリテトラフルオロエチレン、高密度ポリエチレン(超
高分子量ポリエチレンも含む)、全芳香族ポリアミド、
全芳香族ポリエステル、粒状フェノール及びその黒鉛化
物、黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、W
S e 2、MO32、MO8e2 、窒化硼素等が
挙げられ、本発明では、これら粉末状固体潤滑剤は1種
単独で又は2種以上混合して用いられる。斯かる粉末状
固体潤滑剤を配合すれば、得られる機構部品用樹脂組成
物から成形された機構部品の耐摩擦摩耗性を大幅に向上
させることができる。本発明では、平均粒子径が100
/im以下の粉末状固体潤滑剤を用いるのが特に好まし
い。平均粒子径が100μmを越える粉末状固体潤滑剤
を使用すれば、得られる機構部品用樹脂組成物から成形
された機構部品の表面平滑性が乏しくなる傾向となるの
で、好ましくない。
ポリテトラフルオロエチレン、高密度ポリエチレン(超
高分子量ポリエチレンも含む)、全芳香族ポリアミド、
全芳香族ポリエステル、粒状フェノール及びその黒鉛化
物、黒鉛、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、W
S e 2、MO32、MO8e2 、窒化硼素等が
挙げられ、本発明では、これら粉末状固体潤滑剤は1種
単独で又は2種以上混合して用いられる。斯かる粉末状
固体潤滑剤を配合すれば、得られる機構部品用樹脂組成
物から成形された機構部品の耐摩擦摩耗性を大幅に向上
させることができる。本発明では、平均粒子径が100
/im以下の粉末状固体潤滑剤を用いるのが特に好まし
い。平均粒子径が100μmを越える粉末状固体潤滑剤
を使用すれば、得られる機構部品用樹脂組成物から成形
された機構部品の表面平滑性が乏しくなる傾向となるの
で、好ましくない。
本発明では、上記各種成分を以下に示す割合で配合する
ことが重要である。
ことが重要である。
即ち、熱可塑性樹脂は、本発明の組成物100@恒部(
以下単に「部」という)中に35〜80部、好ましくは
40〜70部配合されるのがよい。
以下単に「部」という)中に35〜80部、好ましくは
40〜70部配合されるのがよい。
熱可塑性樹脂の配合量が35部より少なくなると、得ら
れる樹脂組成物の射出成形性に問題が生ずると共に、射
出成形された機構部品の材質が脆くなる傾向となるので
、好ましくない。また一方、熱可塑性樹脂の配合量が8
0部を越えると、得られる樹脂組成物の曲げ弾性率が5
00 kgf/mm2より小さくなるので、好ましくな
い。
れる樹脂組成物の射出成形性に問題が生ずると共に、射
出成形された機構部品の材質が脆くなる傾向となるので
、好ましくない。また一方、熱可塑性樹脂の配合量が8
0部を越えると、得られる樹脂組成物の曲げ弾性率が5
00 kgf/mm2より小さくなるので、好ましくな
い。
上記ウィスカーは、本発明の組成物100部中に10〜
50部、好ましくは15〜30部配合されるのがよい。
50部、好ましくは15〜30部配合されるのがよい。
ウィスカーの配合量が10部より少なくなると、ウィス
カー添加に基づく効果(殊に表面平滑性や寸法精度の向
上)が発現され難くなるので、好ましくない。また、ウ
ィスカーの配合量が50部を越えると、その一方におい
て熱可塑性樹脂、耐熱性繊維及び粉末状固体潤滑剤の配
合量が相対的に少なくなり、その結果本発明の所期の効
果が発揮され難くなり好ましくない。
カー添加に基づく効果(殊に表面平滑性や寸法精度の向
上)が発現され難くなるので、好ましくない。また、ウ
ィスカーの配合量が50部を越えると、その一方におい
て熱可塑性樹脂、耐熱性繊維及び粉末状固体潤滑剤の配
合量が相対的に少なくなり、その結果本発明の所期の効
果が発揮され難くなり好ましくない。
上記耐熱性繊維は、本発明の組成物100部中に7〜3
0部、好ましくは10〜25部配合されるのがよい。耐
熱性繊維の配合量が7部より少なくなると、耐熱性繊維
添加に基づく効果(殊に耐衝撃性の向上)が発現され難
くなるので、好ましくない。また、耐熱性繊維の配合量
が30部を越えると、機構部品の摺動面の精度として必
要な表面粗度を10s以下に抑えることが困難になるの
で、好ましくない。
0部、好ましくは10〜25部配合されるのがよい。耐
熱性繊維の配合量が7部より少なくなると、耐熱性繊維
添加に基づく効果(殊に耐衝撃性の向上)が発現され難
くなるので、好ましくない。また、耐熱性繊維の配合量
が30部を越えると、機構部品の摺動面の精度として必
要な表面粗度を10s以下に抑えることが困難になるの
で、好ましくない。
また粉末状固体潤滑剤は、本発明の組成物100部中に
3〜25部、好ましくは5〜15部配合されるのがよい
。粉末状固体潤滑剤の配合iが3部より少なくなると、
粉末状固体潤滑剤添加に基づく効果(殊に摺動特性の向
上)が発現され難くなるので、好ましくない。また逆に
、固体潤滑剤の配合量が25部を越えると、機構部品の
強度が大幅に低下する傾向となるので、好ましくない。
3〜25部、好ましくは5〜15部配合されるのがよい
。粉末状固体潤滑剤の配合iが3部より少なくなると、
粉末状固体潤滑剤添加に基づく効果(殊に摺動特性の向
上)が発現され難くなるので、好ましくない。また逆に
、固体潤滑剤の配合量が25部を越えると、機構部品の
強度が大幅に低下する傾向となるので、好ましくない。
本発明の樹脂組成物には、その基本物性、成形加工性等
を阻害しない範囲内で、上記ウィスカ一もしくは耐熱性
繊維の一部を、タルク、マイカ、シリカ等の無機質充填
剤で、又は表面硬度を上げるためにクロム、ニッケル等
の金属ウィスカーや黄銅、亜鉛等の金属粉末で置換える
ことも可能であり、場合によってはカーボンブラック、
無機乃至有機顔料等の着色剤や熱安定剤等を配合するこ
とも勿論可能である。
を阻害しない範囲内で、上記ウィスカ一もしくは耐熱性
繊維の一部を、タルク、マイカ、シリカ等の無機質充填
剤で、又は表面硬度を上げるためにクロム、ニッケル等
の金属ウィスカーや黄銅、亜鉛等の金属粉末で置換える
ことも可能であり、場合によってはカーボンブラック、
無機乃至有機顔料等の着色剤や熱安定剤等を配合するこ
とも勿論可能である。
本発明の樹脂組成物は、例えば下記に示す方法により製
造される。例えば上記熱可塑性樹脂、ウィスカー、耐熱
性繊維及び粉末状固体潤滑剤を所定量ずつ計量し、タン
ブラ−ミキサー等のブレンダーで均一に混合後、押出機
等の溶融混練機で混線後、ペレット化して製造するのが
一般的である。
造される。例えば上記熱可塑性樹脂、ウィスカー、耐熱
性繊維及び粉末状固体潤滑剤を所定量ずつ計量し、タン
ブラ−ミキサー等のブレンダーで均一に混合後、押出機
等の溶融混練機で混線後、ペレット化して製造するのが
一般的である。
本発明の樹脂組成物の比重は、通常1.3〜2.0の範
囲内にあるが、高比重のアルミナウィスカー、ジルコニ
ア繊維、金属ウィスカー又は金属粉末を併用した場合に
は、最高2.9まで可能である。
囲内にあるが、高比重のアルミナウィスカー、ジルコニ
ア繊維、金属ウィスカー又は金属粉末を併用した場合に
は、最高2.9まで可能である。
実 施 例
以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
実施例1〜4及び比較例1〜2
下記第1表に示す割合(重量品)で、各配合成分をブレ
ンダーで混合し、45mm押出機を用いて、シリンダ一
温度240’Cで溶融混線後、カッターにてペレット化
した。得られたペレットをシリンダ一温度240’C1
金型温度70°C1射出圧力(1次圧> 650kgf
/cm2、保圧(2次圧)300 kgf/cm2にて
ASTM試験片及び銘木式スラスト摩擦摩耗片を射出成
形した後、20°C150%RHの恒温恒湿室に24時
間放置し、下記物性につき評価を行なった。結果を下記
第2表に示す。
ンダーで混合し、45mm押出機を用いて、シリンダ一
温度240’Cで溶融混線後、カッターにてペレット化
した。得られたペレットをシリンダ一温度240’C1
金型温度70°C1射出圧力(1次圧> 650kgf
/cm2、保圧(2次圧)300 kgf/cm2にて
ASTM試験片及び銘木式スラスト摩擦摩耗片を射出成
形した後、20°C150%RHの恒温恒湿室に24時
間放置し、下記物性につき評価を行なった。結果を下記
第2表に示す。
比重:ASTM D792、アイゾツト衝撃片にて測
定。
定。
曲げ弾性率:ASTM D790.厚ざ6.4mm、
幅12.7mm、試験速度5 mm7分。
幅12.7mm、試験速度5 mm7分。
熱変形温度二ASTM D648、同上試験片を用い
、荷重18.6kgf/cm2にて測定。
、荷重18.6kgf/cm2にて測定。
摺動特性:銘木式摩擦摩耗試験機(EFM−I[1−E
N、東洋ボールドウィン社製〕、相手材:AQ−505
2(表面粗さ、Ra=0.07μn、Rz=0.57μ
m)、測定荷重: 10kgf/cm2、周速度:30
cm/秒、走行距離:10km。
N、東洋ボールドウィン社製〕、相手材:AQ−505
2(表面粗さ、Ra=0.07μn、Rz=0.57μ
m)、測定荷重: 10kgf/cm2、周速度:30
cm/秒、走行距離:10km。
アイゾツト衝撃値:ASTM D256、幅6、6m
m(1/4インチ)、厚12.7mmVノツチ後加工。
m(1/4インチ)、厚12.7mmVノツチ後加工。
表面粗度二上記鈴木式スラスト摩耗片の摺動面を表面粗
さ計〔サーフコム304B、東京精密社製〕にて2.5
mmm測長し、最大高ざRmaxで表示した。
さ計〔サーフコム304B、東京精密社製〕にて2.5
mmm測長し、最大高ざRmaxで表示した。
また第1表において、使用された各種成分は以下の通り
でおる。
でおる。
〈熱可塑性樹脂〉
A−1:PBT樹脂(PBT CL7000、余人社
製) 〈ウィスカー〉 B−1:チタン酸カリウム〔テイスモーD102(平均
繊維径0.3μm、引張弾性率 28000 kgf/mm” ) 、大W(tJ社’N
:]B−2:アルミナウイスカ−(サフイル(平均繊
維径3μm、引張弾性率49200kqf/mm2)、
ICI社製〕 〈耐熱性繊維〉 C−1ニガラス繊維(FES−03−1208P(平均
繊維径10/im、引張弾性率 7700 kgf/mm2、繊維長3mm)富士ファイ
バーグラス社製) C−2;シリコーンカーバイド繊維〔ニカロン(平均繊
維径12μm、引張弾性率 20000 kof/mm2、繊維長3mm)、日本カ
ーボン社製〕 C−3:アラミド繊維:ケブラ−49(平均繊維径12
μm、引張弾性率13300 kgf/mm2、繊維長3mm>、東しデュポン社製〕 〈粉末状固体潤滑剤〉 D−にHOPE (ハイゼツクス5000 (平均粒子
径30μm、平均分子量7万)、三井石油化学社製〕 D−2: PTFE (フルオンL150J(平均粒子
径9μm)、旭フロロポリマー社製〕D−3二MO82
(モリパウダーB(平均粒子径5.0μm)、日本黒鉛
工業社製〕 〈充填剤〉 E−1:黄銅粉末 第1表及び第2表から次のことが明らかである。
製) 〈ウィスカー〉 B−1:チタン酸カリウム〔テイスモーD102(平均
繊維径0.3μm、引張弾性率 28000 kgf/mm” ) 、大W(tJ社’N
:]B−2:アルミナウイスカ−(サフイル(平均繊
維径3μm、引張弾性率49200kqf/mm2)、
ICI社製〕 〈耐熱性繊維〉 C−1ニガラス繊維(FES−03−1208P(平均
繊維径10/im、引張弾性率 7700 kgf/mm2、繊維長3mm)富士ファイ
バーグラス社製) C−2;シリコーンカーバイド繊維〔ニカロン(平均繊
維径12μm、引張弾性率 20000 kof/mm2、繊維長3mm)、日本カ
ーボン社製〕 C−3:アラミド繊維:ケブラ−49(平均繊維径12
μm、引張弾性率13300 kgf/mm2、繊維長3mm>、東しデュポン社製〕 〈粉末状固体潤滑剤〉 D−にHOPE (ハイゼツクス5000 (平均粒子
径30μm、平均分子量7万)、三井石油化学社製〕 D−2: PTFE (フルオンL150J(平均粒子
径9μm)、旭フロロポリマー社製〕D−3二MO82
(モリパウダーB(平均粒子径5.0μm)、日本黒鉛
工業社製〕 〈充填剤〉 E−1:黄銅粉末 第1表及び第2表から次のことが明らかである。
即ち、耐熱性繊維を配合しない比較例1では、耐摩耗性
(比摩耗量が大)及び耐衝撃性が充分ではない。またウ
ィスカーを配合しない比較例2では、表面粗度に見られ
るように10s以下の平滑面が得られない、摺動特性に
おいても相手材(AQ−5052>摩耗が大きいという
欠点がある。
(比摩耗量が大)及び耐衝撃性が充分ではない。またウ
ィスカーを配合しない比較例2では、表面粗度に見られ
るように10s以下の平滑面が得られない、摺動特性に
おいても相手材(AQ−5052>摩耗が大きいという
欠点がある。
これに対して、ウィスカー及び耐熱性繊維を共に配合し
た実施例1〜4では、曲げ弾性率が500 kgf/m
m2以上、熱変形温度150’C以上、摺動特性も動摩
擦係数0.25以下、耐摩耗性も材料自体及び相手材の
比摩耗量共に小さく良好であり、且つ耐衝撃性も耐熱性
繊維の複合効果により改善されている。従って、実施例
1〜4の樹脂組成物は、1習動性を有する機構部品用樹
脂組成物として極めて好適であることがわかる。
た実施例1〜4では、曲げ弾性率が500 kgf/m
m2以上、熱変形温度150’C以上、摺動特性も動摩
擦係数0.25以下、耐摩耗性も材料自体及び相手材の
比摩耗量共に小さく良好であり、且つ耐衝撃性も耐熱性
繊維の複合効果により改善されている。従って、実施例
1〜4の樹脂組成物は、1習動性を有する機構部品用樹
脂組成物として極めて好適であることがわかる。
実施例5〜9
下記第3表に示す配合とする以外は、上記実施例1〜4
と同様にして樹脂組成物(ペレット)を作成し、AST
M試験片及びスラスト摩耗片を射出成形し、同様の評価
を行なった。結果を第4表に示す。
と同様にして樹脂組成物(ペレット)を作成し、AST
M試験片及びスラスト摩耗片を射出成形し、同様の評価
を行なった。結果を第4表に示す。
第3表における各種成分は以下の通りである。
く熱可塑性樹脂〉
A−2:ナイロン−6,6〔マニラールA127、IC
I社製〕 A−3:ポリサルホン〔ニーデルポリサルホンP−17
00、ユニオンカーバイド社製〕A−4:ポリフエニレ
ンサルファイド(ライドンR−6、フィリップスベトロ
ーリアム社製〕A−5:ポリエーテルエーテルケトン〔
ピクトレックスPEEK450G11CI社製〕A−6
:ポリエーテルイミド〔ウルテム#1010、GE社製
〕 〈ウィスカー〉 B−3:SiCウィスカー〔トーカマックス(平均繊維
径0.5μm、引張弾性率 41000k(If/mm2) 、東215 カーホン
社製〕 〈耐熱性繊維〉 C−4:炭素繊維(ベスファイトHTA−C6−NR(
平均繊維径7μm、引張弾性率 24000 kgf/mm2、繊維長6mm)、東邦レ
ーヨン社製) 〈粉末状固体潤滑剤〉 D−4: UHMPE (ハイゼツクスミリオン微粉末
(平均粒子径50μm、平均分子母 300万)、三井石油化学工業社製〕 D−5:全芳香族ポリアミド(ポリフェニレンイソフタ
ルアミド樹脂粉末(平均粒子径 86μm)、余人社製) D−6:黒鉛(ACP−1000(平均粒子径6μm、
固定炭素99.5%)、日本黒鉛工業社製〕 発明の効果 本発明によれば、軽量且つ高剛性で、寸法精度よく、ま
た耐熱性にも優れ、しかも潤滑油の少ない状態で稼働可
能な機構部品用樹脂組成物が提供される。しかも、本発
明の樹脂組成物を使用すれば、射出成形という量産性に
優れた方法で、後加工の必要もなく、所望の性能を有す
る機構部品を製造し得る。このようにして得られる機構
部品は、錆びることもなく、また材料自体が摺動性に富
み且つ相手材料も傷つけないために耐久性が良好であり
、従って金属製部品に代替可能なものである。
I社製〕 A−3:ポリサルホン〔ニーデルポリサルホンP−17
00、ユニオンカーバイド社製〕A−4:ポリフエニレ
ンサルファイド(ライドンR−6、フィリップスベトロ
ーリアム社製〕A−5:ポリエーテルエーテルケトン〔
ピクトレックスPEEK450G11CI社製〕A−6
:ポリエーテルイミド〔ウルテム#1010、GE社製
〕 〈ウィスカー〉 B−3:SiCウィスカー〔トーカマックス(平均繊維
径0.5μm、引張弾性率 41000k(If/mm2) 、東215 カーホン
社製〕 〈耐熱性繊維〉 C−4:炭素繊維(ベスファイトHTA−C6−NR(
平均繊維径7μm、引張弾性率 24000 kgf/mm2、繊維長6mm)、東邦レ
ーヨン社製) 〈粉末状固体潤滑剤〉 D−4: UHMPE (ハイゼツクスミリオン微粉末
(平均粒子径50μm、平均分子母 300万)、三井石油化学工業社製〕 D−5:全芳香族ポリアミド(ポリフェニレンイソフタ
ルアミド樹脂粉末(平均粒子径 86μm)、余人社製) D−6:黒鉛(ACP−1000(平均粒子径6μm、
固定炭素99.5%)、日本黒鉛工業社製〕 発明の効果 本発明によれば、軽量且つ高剛性で、寸法精度よく、ま
た耐熱性にも優れ、しかも潤滑油の少ない状態で稼働可
能な機構部品用樹脂組成物が提供される。しかも、本発
明の樹脂組成物を使用すれば、射出成形という量産性に
優れた方法で、後加工の必要もなく、所望の性能を有す
る機構部品を製造し得る。このようにして得られる機構
部品は、錆びることもなく、また材料自体が摺動性に富
み且つ相手材料も傷つけないために耐久性が良好であり
、従って金属製部品に代替可能なものである。
(以 上)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1](1)熱可塑性樹脂35〜80重量部、(2)平
均繊維径5μm以下、引張弾性率 10000kgf/mm^2以上のウイスカー10〜5
0重量部、 (3)平均繊維径30μm以下、引張弾性率6500k
gf/mm^2以上の耐熱性繊維7〜30重量部、及び (4)粉末状固体潤滑剤3〜25重量部 を含有する機構部品用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13651987A JPS63301259A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 摺動性を有する機構部品用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13651987A JPS63301259A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 摺動性を有する機構部品用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63301259A true JPS63301259A (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=15177074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13651987A Pending JPS63301259A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 摺動性を有する機構部品用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63301259A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01223159A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-06 | Toray Ind Inc | 成形用芳香族ポリアミドイミド樹脂組成物 |
| JPH01242662A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Yobea Rulon Kogyo Kk | 摺動性樹脂組成物 |
| JPH02202548A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-10 | Toray Ind Inc | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物 |
| JPH04173859A (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-22 | Teijin Ltd | ポリエステル樹脂組成物 |
| JPH0517652A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-26 | Nichias Corp | 摺動用樹脂組成物 |
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| GB2509365A (en) * | 2012-09-20 | 2014-07-02 | Toshiba Kk | Reinforced bearing material for marine turbine |
| US9441607B2 (en) | 2013-10-22 | 2016-09-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Marine current power generation device |
| EP3008127B1 (en) | 2013-06-12 | 2018-05-30 | SABIC Global Technologies B.V. | Wear resistant compositions with low particulate contamination and method of making those compositions |
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-
1987
- 1987-05-29 JP JP13651987A patent/JPS63301259A/ja active Pending
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