JPS63307208A - 貴金属微粉末の製造方法 - Google Patents
貴金属微粉末の製造方法Info
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- JPS63307208A JPS63307208A JP14297887A JP14297887A JPS63307208A JP S63307208 A JPS63307208 A JP S63307208A JP 14297887 A JP14297887 A JP 14297887A JP 14297887 A JP14297887 A JP 14297887A JP S63307208 A JPS63307208 A JP S63307208A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/0004—Preparation of sols
- B01J13/0043—Preparation of sols containing elemental metal
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、貴金属塩の還元工程を含む貴金属微粉末の製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
貴金属微粉末の製造法としては、種々の方法が知られて
いるが、その中でも貴金属塩の水溶液を還元して貴金属
微粉末を得る湿式法(特開昭55−76003号公報、
特開昭54−121270号公報、特公昭48−427
82号公報等)は最も安価なため広く用いられている。
いるが、その中でも貴金属塩の水溶液を還元して貴金属
微粉末を得る湿式法(特開昭55−76003号公報、
特開昭54−121270号公報、特公昭48−427
82号公報等)は最も安価なため広く用いられている。
しかしながら、従来の湿式法は、貴金属塩の還元時に、
核発生と結晶成長を同時に行なわせるため、生成する貴
金属粒子の粒度分布が広くなり、又、平均粒径の制御も
難かしいという欠点があった。
核発生と結晶成長を同時に行なわせるため、生成する貴
金属粒子の粒度分布が広くなり、又、平均粒径の制御も
難かしいという欠点があった。
貴金属微粉末は導電性塗料用フィラー等として用いられ
るが、このような用途においては、貴金属微粉末の粒径
あるいは粒度分布を特定範囲に規定することが要求され
る。従って、貴金属微粉末の製造技術としては、粒度分
布をできるだけシャープにして、その平均粒径を再現性
良く制御する技術が望まれるわけであるが、前記したよ
うに、従来の貴金属塩水溶液を還元する湿式法は、この
粒度分布の制御の点では満足し得るものではなかった・ 〔目 的〕 本発明は、前記湿式法による貴金属微粉末の製造技術に
見られる欠点を克服し、シャープな粒度分布を有する貴
金属微粉末を製造する方法を提供することを目的とする
。
るが、このような用途においては、貴金属微粉末の粒径
あるいは粒度分布を特定範囲に規定することが要求され
る。従って、貴金属微粉末の製造技術としては、粒度分
布をできるだけシャープにして、その平均粒径を再現性
良く制御する技術が望まれるわけであるが、前記したよ
うに、従来の貴金属塩水溶液を還元する湿式法は、この
粒度分布の制御の点では満足し得るものではなかった・ 〔目 的〕 本発明は、前記湿式法による貴金属微粉末の製造技術に
見られる欠点を克服し、シャープな粒度分布を有する貴
金属微粉末を製造する方法を提供することを目的とする
。
本発明によれば、貴金属塩水溶液を還元して貴金属微粉
末を得るにあたり、 (i)該貴金属塩水溶液を還元して原料貴金属ゾルを形
成する工程、 (…)該原料貴金属ゾルに、貴金属塩を含む酸性水溶液
と、還元剤を含むアルカリ性水溶液とを少なくとも1回
交互に添加して、該貴金属ゾル粒子を成長させる工程、 からなることを特徴とする粒度分布の均一化された貴金
属微粉末の製造方法が提供される。
末を得るにあたり、 (i)該貴金属塩水溶液を還元して原料貴金属ゾルを形
成する工程、 (…)該原料貴金属ゾルに、貴金属塩を含む酸性水溶液
と、還元剤を含むアルカリ性水溶液とを少なくとも1回
交互に添加して、該貴金属ゾル粒子を成長させる工程、 からなることを特徴とする粒度分布の均一化された貴金
属微粉末の製造方法が提供される。
本発明において用いられる貴金属塩は、水溶性のもので
あればよく、有機塩酸、無機酸塩を問わず使用可能であ
るが、一般的には、硝酸塩、塩酸塩等を挙げることがで
きる。また、本発明における貴金属塩には錯塩も含まれ
る。本発明における貴金属としては、周期律表第1.族
の銀(Ag)、金(Au)、第■族の白金(Pt)、パ
ラジウム(Pd)等を挙げることができる。
あればよく、有機塩酸、無機酸塩を問わず使用可能であ
るが、一般的には、硝酸塩、塩酸塩等を挙げることがで
きる。また、本発明における貴金属塩には錯塩も含まれ
る。本発明における貴金属としては、周期律表第1.族
の銀(Ag)、金(Au)、第■族の白金(Pt)、パ
ラジウム(Pd)等を挙げることができる。
本発明の方法は、貴金属ゾル形成工程と貴金属ゾル粒子
の成長化工程を含むものであるが、以下、これらの工程
について詳述する。
の成長化工程を含むものであるが、以下、これらの工程
について詳述する。
この工程は、貴金属塩の水溶液を還元して原料貴金属ゾ
ル(以下、単に原料ゾルとも言う)を製造する工程であ
る。この貴金属ゾルの形成工程は、従来公知の方法に従
って実施することができる。
ル(以下、単に原料ゾルとも言う)を製造する工程であ
る。この貴金属ゾルの形成工程は、従来公知の方法に従
って実施することができる。
この場合、貴金属ゾル粒子(以下、単にゾル粒子とも言
う)の粒径は、その調製方法により広範囲に調節可能で
あるが、通常Loomμ以下、好ましくは約20〜80
mμである。安定性の良い原料ゾルを得るには、錯化剤
又は/及びコロイド保護剤を添加するのが好ましい。錯
化剤としては、水酸基を含む多価カルボン酸、EDTA
等がある。又、コロイド保護剤としては、慣用の水溶性
高分子1例えば、ゼラチン、カゼイン酸ナトリウム、ポ
リビニルビロリドン、ポリアクリル酸ヒドラジド、ポリ
−N−ビニル−5−メトキシゾリドン等を用いることが
できる。錯化剤及びコロイド保護剤は、夫々単独又は混
合物で用いてもよく、又、錯化剤とコロイド保護剤とを
混合して用いてもよい。貴金属水溶液中の貴金属濃度は
、一般的には溶液1ρ当り、貴金属0.2モル以下、好
ましくは0.05〜0.1モルの割合にするのがよい、
、還元剤としては、例えば、ホルマリン、ヒドラジンの
ような強い還元力を有する物質でも、シュウ酸、タンニ
ン酸、メタノール等の弱い還元剤でも使用することがで
き、貴金属塩の種類に応じて適当に選定すればよい。還
元反応温度は室温あるいは80℃程度までの加温が採用
される。
う)の粒径は、その調製方法により広範囲に調節可能で
あるが、通常Loomμ以下、好ましくは約20〜80
mμである。安定性の良い原料ゾルを得るには、錯化剤
又は/及びコロイド保護剤を添加するのが好ましい。錯
化剤としては、水酸基を含む多価カルボン酸、EDTA
等がある。又、コロイド保護剤としては、慣用の水溶性
高分子1例えば、ゼラチン、カゼイン酸ナトリウム、ポ
リビニルビロリドン、ポリアクリル酸ヒドラジド、ポリ
−N−ビニル−5−メトキシゾリドン等を用いることが
できる。錯化剤及びコロイド保護剤は、夫々単独又は混
合物で用いてもよく、又、錯化剤とコロイド保護剤とを
混合して用いてもよい。貴金属水溶液中の貴金属濃度は
、一般的には溶液1ρ当り、貴金属0.2モル以下、好
ましくは0.05〜0.1モルの割合にするのがよい、
、還元剤としては、例えば、ホルマリン、ヒドラジンの
ような強い還元力を有する物質でも、シュウ酸、タンニ
ン酸、メタノール等の弱い還元剤でも使用することがで
き、貴金属塩の種類に応じて適当に選定すればよい。還
元反応温度は室温あるいは80℃程度までの加温が採用
される。
本発明において、貴金属塩として銀塩を用いる場合、そ
の銀塩としては硝酸塩の使用が好ましく、その水溶液中
の銀濃度は、金属銀換算で2.0重量%以下、好ましく
は0.5〜1.0重量%にするのがよく、金塩や白金塩
を用いる場合、その塩としては塩化金酸(HAuCQ
)や塩化白金酸(HPtCQ 、)等を使用するのが好
ましく、その水溶液中濃度は、金属金又は白金換算で4
.0重量%以下、好ましくは1〜2重量%にするのがよ
い。
の銀塩としては硝酸塩の使用が好ましく、その水溶液中
の銀濃度は、金属銀換算で2.0重量%以下、好ましく
は0.5〜1.0重量%にするのがよく、金塩や白金塩
を用いる場合、その塩としては塩化金酸(HAuCQ
)や塩化白金酸(HPtCQ 、)等を使用するのが好
ましく、その水溶液中濃度は、金属金又は白金換算で4
.0重量%以下、好ましくは1〜2重量%にするのがよ
い。
貴金属ゾル粒子の粒径は、貴金属塩水溶液中の貴金属濃
度や、コロイドを安定化するための各種添加物の量等に
よって調節することができる。
度や、コロイドを安定化するための各種添加物の量等に
よって調節することができる。
なお、本明細書中でいう貴金属ゾルとは、貴金属微粒子
が水性媒体中に分散している液体系を意味し、貴金属ゾ
ル粒子とは、その液体系(ゾル)中に分散している貴金
属微粒子を意味するものである。
が水性媒体中に分散している液体系を意味し、貴金属ゾ
ル粒子とは、その液体系(ゾル)中に分散している貴金
属微粒子を意味するものである。
前記のようにして得られる原料貴金属ゾル中に含まれる
ゾル粒子は、そのままでは粒径が非常に小さく凝集して
いないために分離が困難であり、また超遠心分離等の方
法で仮に分離しても、表面エネルギーが大きいために不
安定で、その後の熱処理により貴金属粒子とする際に、
凝結したり、表面酸化等を起して低品質の貴金属粒子を
与える。
ゾル粒子は、そのままでは粒径が非常に小さく凝集して
いないために分離が困難であり、また超遠心分離等の方
法で仮に分離しても、表面エネルギーが大きいために不
安定で、その後の熱処理により貴金属粒子とする際に、
凝結したり、表面酸化等を起して低品質の貴金属粒子を
与える。
そこで、前記のようにして得られたゾル粒子は、分離後
安定状態の保持できる粒子サイズまで貴金属ゾル粒子を
結晶成長させることが必要である。
安定状態の保持できる粒子サイズまで貴金属ゾル粒子を
結晶成長させることが必要である。
ゾル粒子の成長は、ゾルに貴金属塩と還元剤を加えるこ
とにより達成される。しかしながら、従来法の様に貴金
属塩と還元剤とを同時に加えたのでは連続的にせよ間歇
的にせよ両者の反応による新たなる核発生(微細ゾル粒
子の発生)が起るために、得られる結晶成長粒子の大き
さは不揃いなものとなり、その結果、製品の粒度分布は
ブロードなものとなる。
とにより達成される。しかしながら、従来法の様に貴金
属塩と還元剤とを同時に加えたのでは連続的にせよ間歇
的にせよ両者の反応による新たなる核発生(微細ゾル粒
子の発生)が起るために、得られる結晶成長粒子の大き
さは不揃いなものとなり、その結果、製品の粒度分布は
ブロードなものとなる。
本発明者らは、前記ゾル粒子の結晶成長過程において、
貴金属塩の酸性水溶液及び還元剤のアルカリ性水溶液と
を用い、両者を交互に加えることにより、粒子サイズの
揃った結晶成長ゾル粒子を得ることができ、最終的に粒
度分布のシャープな貴金属粉末を製造し得ることを見出
した。
貴金属塩の酸性水溶液及び還元剤のアルカリ性水溶液と
を用い、両者を交互に加えることにより、粒子サイズの
揃った結晶成長ゾル粒子を得ることができ、最終的に粒
度分布のシャープな貴金属粉末を製造し得ることを見出
した。
即ち、本発明では、ゾル粒子の結晶成長を行うために、
貴金属を含む酸性水溶液からなるA液と、還元剤を含む
アルカリ性水溶液からなるB液とを、前記貴金属ゾル形
成工程から得られた原料ゾルに対して交互に添加するこ
とを特徴とする。このような操作においては、貴金属ゾ
ルにA液とB液を加えて生成した還元貴金属微粒子は、
原料ゾル中の貴金属ゾル粒子上に析出して貴金属ゾル粒
子を成長させるが、その還元貴金属微粒子の一部は貴金
属ゾル粒子上には析出せず、液体中に微小粒子として残
り、新たなる結晶核を発生させる。この核をそのまま残
存させて結晶成長させたゾル粒子は不揃いのものとなり
、粒度分布のブロードな製品を与えることとなる。しか
し、本発明では、A液とB液とは交互に加えられA液を
加えた時には、このA液は酸性を示し、また微小の還元
貴金属粒子は極めて不安定であることから、A液の酸と
しての作用により、その微小粒子は溶解消失する。この
ようにして、酸として作用するA液を加える段階におい
て、その前段のA液とB液との反応により発生した微小
核は溶解するため、微小核の結晶成長が回避され、最初
の原料ゾル形成工程で生成したゾル粒子のみが結晶成長
することになり、粒子サイズの均一化された製品を得る
ことができる。
貴金属を含む酸性水溶液からなるA液と、還元剤を含む
アルカリ性水溶液からなるB液とを、前記貴金属ゾル形
成工程から得られた原料ゾルに対して交互に添加するこ
とを特徴とする。このような操作においては、貴金属ゾ
ルにA液とB液を加えて生成した還元貴金属微粒子は、
原料ゾル中の貴金属ゾル粒子上に析出して貴金属ゾル粒
子を成長させるが、その還元貴金属微粒子の一部は貴金
属ゾル粒子上には析出せず、液体中に微小粒子として残
り、新たなる結晶核を発生させる。この核をそのまま残
存させて結晶成長させたゾル粒子は不揃いのものとなり
、粒度分布のブロードな製品を与えることとなる。しか
し、本発明では、A液とB液とは交互に加えられA液を
加えた時には、このA液は酸性を示し、また微小の還元
貴金属粒子は極めて不安定であることから、A液の酸と
しての作用により、その微小粒子は溶解消失する。この
ようにして、酸として作用するA液を加える段階におい
て、その前段のA液とB液との反応により発生した微小
核は溶解するため、微小核の結晶成長が回避され、最初
の原料ゾル形成工程で生成したゾル粒子のみが結晶成長
することになり、粒子サイズの均一化された製品を得る
ことができる。
−/一
本発明においては、還元剤を含むB液としてはアルカリ
性を示すものを用いるが、これは、A液中に含まれる酸
を中和し、ゾル粒子の結晶成長に好適なpH条件を形成
させるためである。
性を示すものを用いるが、これは、A液中に含まれる酸
を中和し、ゾル粒子の結晶成長に好適なpH条件を形成
させるためである。
本発明において、A液として用いる貴金属塩を含む水溶
液は酸性を示すものであるが、この場合、塩化金酸の如
き酸性塩の水溶液については、必ずしも酸を加える必要
はない。しかしながら硝酸銀の如き中性塩では酸を添加
し酸性とする。また、A液の酸を調節するために用いる
酸の種類は、貴金属塩の種類によって適当番こ選定する
のがよく、例えば、貴金属が銀の場合には硝酸、金及び
パラジウムの場合には王水や塩酸、白金の場合には塩酸
の使用が好ましい。本発明で用いる還元剤を含むB液は
アルカリ性のものであるが、この場合、そのアルカリ量
は先に加えたA液の酸を中和するに必要な量を含んでい
ればよい。また、B液のアルカリを調節するために用い
るアルカリの種類は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の無機塩
基や、アンモニアや有機アミン等の有機塩基等が使用可
能であるが、一般には、最終製品である貴金属粉末に他
の金属が混入することは望ましくない場合が多いことか
ら、無機塩基よりも、アンモニアや有機塩基等の非金属
性塩基の使用が有利である。またB液がヒドラジン等の
アルカリ性の還元剤を含む時は他のアルカリを加えなく
ても良い。
液は酸性を示すものであるが、この場合、塩化金酸の如
き酸性塩の水溶液については、必ずしも酸を加える必要
はない。しかしながら硝酸銀の如き中性塩では酸を添加
し酸性とする。また、A液の酸を調節するために用いる
酸の種類は、貴金属塩の種類によって適当番こ選定する
のがよく、例えば、貴金属が銀の場合には硝酸、金及び
パラジウムの場合には王水や塩酸、白金の場合には塩酸
の使用が好ましい。本発明で用いる還元剤を含むB液は
アルカリ性のものであるが、この場合、そのアルカリ量
は先に加えたA液の酸を中和するに必要な量を含んでい
ればよい。また、B液のアルカリを調節するために用い
るアルカリの種類は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の無機塩
基や、アンモニアや有機アミン等の有機塩基等が使用可
能であるが、一般には、最終製品である貴金属粉末に他
の金属が混入することは望ましくない場合が多いことか
ら、無機塩基よりも、アンモニアや有機塩基等の非金属
性塩基の使用が有利である。またB液がヒドラジン等の
アルカリ性の還元剤を含む時は他のアルカリを加えなく
ても良い。
本発明のゾル粒子の成長工程においては、前記したよう
に、A液とB液とを交互に添加するが、この場合、A液
とB液の添加操作は、A液とB液のそれぞれ1回の添加
を1回の添加操作回数として、1回でも良いが、好まし
くは複数回、通常2〜1o回の添加操作を行うのが好ま
しい。また、1回の添加操作で加えるA液の量は、その
後に加えるB液との反応により析出する還元貴金属微小
粒子がなるべく結晶成長に使われ、核発生に使われない
ような量に選定することが重要である。このことは1回
当りの貴金属塩の添加量あるいはA液の添加量をできる
だけ少なくすることにより容易に達成し得るが、この場
合、その添加量が余りにも少なすぎるとゾル粒子の成長
速度が著しく遅くなるので、ゾル粒子の成長速度が格別
損われないように留意すべきである。一般的には、1回
のA液の添加量は、次のB液との反応により析出する還
元貴金属微粒子の直径が40mμ以下、好ましくは10
〜30mμの範囲になるような量にするのがよい。この
ような貴金属微粒子は、次の回のA液の添加により容易
に溶解消失させることができ、かつこのような微粒子を
生成させるようなA液の添加量は、ゾル粒子の適度の結
晶成長を生起させる。より具体的には、原料ゾルに対す
るA液の1回の添加量の上限値は、ゾル中に含まれる貴
金属100重量部に対し、ゾル中の貴金属粒子の平均粒
子をdmμとして下式により求められる重量部である。
に、A液とB液とを交互に添加するが、この場合、A液
とB液の添加操作は、A液とB液のそれぞれ1回の添加
を1回の添加操作回数として、1回でも良いが、好まし
くは複数回、通常2〜1o回の添加操作を行うのが好ま
しい。また、1回の添加操作で加えるA液の量は、その
後に加えるB液との反応により析出する還元貴金属微小
粒子がなるべく結晶成長に使われ、核発生に使われない
ような量に選定することが重要である。このことは1回
当りの貴金属塩の添加量あるいはA液の添加量をできる
だけ少なくすることにより容易に達成し得るが、この場
合、その添加量が余りにも少なすぎるとゾル粒子の成長
速度が著しく遅くなるので、ゾル粒子の成長速度が格別
損われないように留意すべきである。一般的には、1回
のA液の添加量は、次のB液との反応により析出する還
元貴金属微粒子の直径が40mμ以下、好ましくは10
〜30mμの範囲になるような量にするのがよい。この
ような貴金属微粒子は、次の回のA液の添加により容易
に溶解消失させることができ、かつこのような微粒子を
生成させるようなA液の添加量は、ゾル粒子の適度の結
晶成長を生起させる。より具体的には、原料ゾルに対す
るA液の1回の添加量の上限値は、ゾル中に含まれる貴
金属100重量部に対し、ゾル中の貴金属粒子の平均粒
子をdmμとして下式により求められる重量部である。
((d+40/d)3−1) X 100また、上記式
で計算された量の添加貴金属塩が全て最初の原料ゾル中
の金属粒子の成長に使われるものと仮定すれば、A液添
加操作毎に成長する粒子径Δdを求めることができる。
で計算された量の添加貴金属塩が全て最初の原料ゾル中
の金属粒子の成長に使われるものと仮定すれば、A液添
加操作毎に成長する粒子径Δdを求めることができる。
従って、添加操作回数及びA液添加量を選択し、所望の
粒子径を得ることができる。また、A液中の酸量は、A
液添加後のゾルのpHが、発生核を溶解させるに十分で
あるが、結晶成長した貴金属ゾル粒子を溶解させないよ
うなpH範囲になるように行う。A液添加後のゾルの好
ましいpH範囲は、貴金属塩の種類によって若干具なる
が、通常約pH1〜3、好ましくは約0.5〜2.0の
範囲であり、貴金属塩の種類に応じて適宜選択すればよ
い。
粒子径を得ることができる。また、A液中の酸量は、A
液添加後のゾルのpHが、発生核を溶解させるに十分で
あるが、結晶成長した貴金属ゾル粒子を溶解させないよ
うなpH範囲になるように行う。A液添加後のゾルの好
ましいpH範囲は、貴金属塩の種類によって若干具なる
が、通常約pH1〜3、好ましくは約0.5〜2.0の
範囲であり、貴金属塩の種類に応じて適宜選択すればよ
い。
B液の1回の添加量は、前段に加えられたA液の1回の
量に含まれる貴金属塩の全てを還元するのに必要最少量
に選定する。また、このB液の添加は、B液添加後のゾ
ルのpHが貴金属微粒子が溶解しないpH条件になれば
よく、一般にはpH5以上になればよい。このためには
、添加するB液中に含まれるアルカリ量を調節したり、
B液の添加量を調節すればよい。
量に含まれる貴金属塩の全てを還元するのに必要最少量
に選定する。また、このB液の添加は、B液添加後のゾ
ルのpHが貴金属微粒子が溶解しないpH条件になれば
よく、一般にはpH5以上になればよい。このためには
、添加するB液中に含まれるアルカリ量を調節したり、
B液の添加量を調節すればよい。
本発明では、A液とB液とを交互に加えるが、この場合
、A液の添加終了後B液を添加するまでの保持時間は通
常、2分以上であればよく、好ましくは5〜20分であ
る。又、B液の添加終了後A液を添加する迄の保持時間
は還元剤の作用速度により異なるが、通常1〜20分の
範囲にある。
、A液の添加終了後B液を添加するまでの保持時間は通
常、2分以上であればよく、好ましくは5〜20分であ
る。又、B液の添加終了後A液を添加する迄の保持時間
は還元剤の作用速度により異なるが、通常1〜20分の
範囲にある。
前記のようにして、所望範囲の粒子サイズに結晶成長し
た貴金属粒子は、これを濾過や遠心分離等の固液分離手
段により分離し、加熱や減圧下で乾燥することにより、
目的の貴金属微粉末を得ることができる。本発明では、
一般に、平均粒度0.05〜0.2μmを有し、かつシ
ャープな粒度分布を有する貴金属微粉末を容易に得るこ
とができる。
た貴金属粒子は、これを濾過や遠心分離等の固液分離手
段により分離し、加熱や減圧下で乾燥することにより、
目的の貴金属微粉末を得ることができる。本発明では、
一般に、平均粒度0.05〜0.2μmを有し、かつシ
ャープな粒度分布を有する貴金属微粉末を容易に得るこ
とができる。
本発明によれば、前記したように、貴金属ゾル粒子の結
晶成長過程において、ゾル粒子よりも微小な粒子は選択
的に溶解消失されることから、粒子サイズの均一化され
た結晶成長ゾル粒子を得ることができ、結果的には、粒
度分布のシャープな貴金属微粉末を得ることができる。
晶成長過程において、ゾル粒子よりも微小な粒子は選択
的に溶解消失されることから、粒子サイズの均一化され
た結晶成長ゾル粒子を得ることができ、結果的には、粒
度分布のシャープな貴金属微粉末を得ることができる。
次に本発明を実施例及び比較例によりさらに詳細に説明
する。
する。
比較例1−
ゼラチン1.5g、35wt%ホルマリン溶液70gを
脱イオン水1600ccに溶解し、これを50℃に加熱
撹拌しながら、硝酸銀110gを脱イオン水に溶解せし
めて500ccにした液を50℃にあたためたものをゆ
っくりと添加する。得られた銀の沈殿を洗浄濾過し、1
20℃で30分乾燥し、試料Rとした。試料Rの比表面
積は3.6ffl/gであり、平均粒子径に換算すると
157mμであった。
脱イオン水1600ccに溶解し、これを50℃に加熱
撹拌しながら、硝酸銀110gを脱イオン水に溶解せし
めて500ccにした液を50℃にあたためたものをゆ
っくりと添加する。得られた銀の沈殿を洗浄濾過し、1
20℃で30分乾燥し、試料Rとした。試料Rの比表面
積は3.6ffl/gであり、平均粒子径に換算すると
157mμであった。
実施例1
ゼラチン1.5g、35シt%ホルマリン溶液7gを脱
イオン水]000ccに溶解し、これを50℃に加熱し
、撹拌しながら硝酸銀]、Ogを100ccの脱イオン
水に溶解した液を加える。得られた銀のコロイド溶液を
50℃で20分間保持して原料ゾルとする。この原料ゾ
ルにゾル粒子として含まれる銀粒子の比表面積は8.4
rrF/gであり、平均粒子径に換算すると68mμで
ある。
イオン水]000ccに溶解し、これを50℃に加熱し
、撹拌しながら硝酸銀]、Ogを100ccの脱イオン
水に溶解した液を加える。得られた銀のコロイド溶液を
50℃で20分間保持して原料ゾルとする。この原料ゾ
ルにゾル粒子として含まれる銀粒子の比表面積は8.4
rrF/gであり、平均粒子径に換算すると68mμで
ある。
次に硝酸銀1’OOgと61wt%濃硝酸250gを脱
イオン水に溶解した液500ccを用意し、これをA液
と名づける。又、35wt%ホルマリン溶液63gを2
5νt%アンモニア水340gに溶かし、これを脱イオ
ン水で希釈した液500ccを用意し、これをB液と名
づける。
イオン水に溶解した液500ccを用意し、これをA液
と名づける。又、35wt%ホルマリン溶液63gを2
5νt%アンモニア水340gに溶かし、これを脱イオ
ン水で希釈した液500ccを用意し、これをB液と名
づける。
次に50℃の原料ゾルを激しく撹拌しながら、これにA
液50ccを加えて3分間保持した。次にB液50cC
を加えて5分間保持した。この操作をもう一度繰り返し
た後、A液の添加量を100cc、保持時間を5分、B
液の添加量を100cc、保持時間を5分にして、添加
操作を行なった。得られたゾルの内200ccを表面積
測定用試料S−1とした。次に残りのゾルにA液100
cc、保持時間を5分、B液100cc、保持時間を5
分により交互添加を3回繰り返し添加操作を終了した。
液50ccを加えて3分間保持した。次にB液50cC
を加えて5分間保持した。この操作をもう一度繰り返し
た後、A液の添加量を100cc、保持時間を5分、B
液の添加量を100cc、保持時間を5分にして、添加
操作を行なった。得られたゾルの内200ccを表面積
測定用試料S−1とした。次に残りのゾルにA液100
cc、保持時間を5分、B液100cc、保持時間を5
分により交互添加を3回繰り返し添加操作を終了した。
得られた液中の銀は凝集沈殿状態にあった。
この試料をS−2とした。S−1、S−2とも洗滌濾過
後、120℃で30分間乾燥後表面積を測定したところ
、S−1は5.3rr?/g、 s−zは3 、 Or
rr / gを示した。これは平均粒子径に換算すると
、108mμ、192mμに相当する。又、走査電子顕
微鏡で、試料Rと試料S−2を比較すると、試料S−2
は試料Rに比較して50mμ以下及び1000mμ以上
の粒子が明らかに少なく、粒子径の揃っていることが確
認された。
後、120℃で30分間乾燥後表面積を測定したところ
、S−1は5.3rr?/g、 s−zは3 、 Or
rr / gを示した。これは平均粒子径に換算すると
、108mμ、192mμに相当する。又、走査電子顕
微鏡で、試料Rと試料S−2を比較すると、試料S−2
は試料Rに比較して50mμ以下及び1000mμ以上
の粒子が明らかに少なく、粒子径の揃っていることが確
認された。
−15=
Claims (1)
- (1)貴金属塩水溶液を還元して貴金属微粉末を得るに
あたり、 (i)該貴金属塩水溶液を還元して原料貴金属ゾルを形
成する工程、 (ii)該原料貴金属ゾルに、貴金属塩を含む酸性水溶
液と、還元剤を含むアルカリ性水溶液とを少なくとも1
回交互に添加して、該貴金属ゾル粒子を成長させる工程
、 からなることを特徴とする粒度分布の均一化された貴金
属微粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14297887A JPS63307208A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 貴金属微粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14297887A JPS63307208A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 貴金属微粉末の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307208A true JPS63307208A (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=15328081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14297887A Pending JPS63307208A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 貴金属微粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63307208A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR900100722A (en) * | 1989-09-29 | 1992-01-20 | Ortho Diagnostic Systems Inc | Method of producing a reagent containing a narrow distribution of colloidal particles of a selected size and the use thereof |
| JP2002239372A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-27 | Bando Chem Ind Ltd | 金属コロイド液 |
| JP2002241813A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Bando Chem Ind Ltd | 金属コロイド液の製造方法 |
| JP2004075703A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-03-11 | Nippon Paint Co Ltd | 金属コロイド溶液の製造方法及び金属コロイド溶液 |
| JP2007314869A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 金属ナノ粒子の製造方法およびこれにより製造された金属ナノ粒子 |
| JP2007321232A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 金コロイドの製造方法及び金コロイド |
| JP2009515693A (ja) * | 2005-11-14 | 2009-04-16 | アンスティテュ フランセ デュ ペトロール | 還元剤の存在下に異方性金属ナノ粒子をベースとする触媒の製造方法 |
| JP2013036116A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | China Steel Corp | ミクロスケールのフレーク状銀粒子及びその製造方法 |
| JP2017057480A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 田中貴金属工業株式会社 | 貴金属粉末の製造方法 |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP14297887A patent/JPS63307208A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR900100722A (en) * | 1989-09-29 | 1992-01-20 | Ortho Diagnostic Systems Inc | Method of producing a reagent containing a narrow distribution of colloidal particles of a selected size and the use thereof |
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| WO2007142082A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. | 金コロイドの製造方法及び金コロイド |
| US8048193B2 (en) | 2006-06-05 | 2011-11-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. | Method for producing gold colloid and gold colloid |
| JP2013036116A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | China Steel Corp | ミクロスケールのフレーク状銀粒子及びその製造方法 |
| JP2017057480A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 田中貴金属工業株式会社 | 貴金属粉末の製造方法 |
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