JPS633076Y2 - - Google Patents

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JPS633076Y2
JPS633076Y2 JP9711480U JP9711480U JPS633076Y2 JP S633076 Y2 JPS633076 Y2 JP S633076Y2 JP 9711480 U JP9711480 U JP 9711480U JP 9711480 U JP9711480 U JP 9711480U JP S633076 Y2 JPS633076 Y2 JP S633076Y2
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coil
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JP9711480U
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【考案の詳細な説明】 本考案はブレーカ、更に詳しくはコイルに過電
流が流れたときに発生する磁場により可動鉄芯を
移動させ可動鉄芯に連結された接点引外し機構を
作動させて接点を開離するブレーカの電磁引外し
装置に関する。
従来のこの種のブレーカは第1図に示すように
過電流が流れたときにコイル1の廻りに生じる磁
場により可動鉄芯4を固定鉄芯2の方へ吸引し駆
動ピン5が下動することで接点引外し機構を作動
させるものであつて、駆動ピン5と可動鉄芯4と
が磁性体にて一体に成形されていたものであるか
ら、ブレーカ内部の配線部分が駆動ピン5と接触
して短絡を起こさないように絶縁チユーブ22な
どで絶縁することが必要な場合があり、加工工数
が増え且つ材料点数が増えるという欠点があり、
また比較的精度の高い加工を要するため塑性変形
を利用した工法によつて加工することが困難であ
り、旋盤で切削加工により成形するものであつ
た。このため、切削くずが出て材料ロスが多く、
しかも加工時間が長くかかるためにコスト高にな
るという欠点を有していた。本考案は上述の点に
鑑みて為されたものであり、その目的とするとこ
ろは、駆動ピンを絶縁体形成物とすることによ
り、加工を容易にして安価に提供することができ
る上に、磁気効率も高くて可動鉄芯の駆動力が大
きくなつているブレーカの電磁引外し装置を提供
するにある。
以下、本考案に係るブレーカの電磁引外し装置
を実施例によつて説明すると、磁化方向が上下方
向とされているコイル1と、コイル1内の下端に
配置された固定鉄芯2と、コイル1内に固定鉄芯
2と同軸上に配置され復帰ばね3にて上方に付勢
された可動鉄芯4と、可動鉄芯4と一体に成形さ
れ可動鉄芯4を貫通して上端部がコイル1より突
出すると共に下端部が上下移動自在に固定鉄芯2
に挿通された絶縁体成形物の駆動ピン5とから成
り、コイル1に過電流が流れたときに発生する磁
場により可動鉄芯4が下動し駆動ピン5の上端に
連結された接点引外し機構を作動せしめることに
より接点6,7を開離せしめるものであり、本実
施例にあつては、コ字型材8とI字型材9とでコ
イル1の上下端を閉塞する略矩形のヨーク10を
コイル1の周りに形成し磁路の一部とした例を示
す。そして、この電磁引外し装置(引外し素子)
を使用したブレーカは第2図、第3図及び第5図
に示すように、中央部に接点引外し機構が配置さ
れ、その両側に夫々引外し素子と接点ブロツクが
配設されたものであつて、引外し素子はバイメタ
ル11から成る熱動引外し素子と、コイル1を主
部材とする電磁引外し素子とから成るものであ
る。電磁引外し素子は、第4図及び第7図に示す
ように軸線が上下方向に配置されたコイル1の外
周を囲むように配設されたヨーク10にて磁路の
一部が形成されると共にコイル1内に熱硬化性樹
脂によつて形成された筒体12を配置して、ユリ
ア樹脂のような合成樹脂によつて成形された駆動
ピン5を挿通して駆動ピン5と一体に成形された
可動鉄芯4とヨーク10の下辺に固着された固定
鉄芯2及び可動鉄芯4と固定鉄芯2との間に配置
され可動鉄芯4を上方に付勢する復起ばね3とに
よつて構成したものであつて、駆動ピン5の上端
部はヨーク10より突出して上端が釘頭状の係合
頭13となり、固定鉄芯2を貫通する駆動ピン5
の下端部はコイル1の励磁により可動鉄芯4が下
動した時、ヨーク10よりも下方に突出する。可
動鉄芯4は筒体12の内径と略同直径の円柱状に
成形され上下方向のみに移動自在となつており上
端の一部がヨーク10より突出し、コイル1が励
磁されると固定鉄芯2に吸引されてヨーク10と
共に磁路を閉成するものである。筒体12の上端
部は細径部14となつてヨーク10の上辺に挿入
されて、可動鉄芯4と固定鉄芯2の夫々の段部1
5,16間に配設された復帰ばね3により可動鉄
芯4が上方に押し上げられている時にヨーク10
と可動鉄芯4とを絶縁するものである。バイメタ
ル11はヨーク10を構成するI字型材9より延
出した固定片17に下端が固定されており、第2
図中右方の端子部18に一端が接続された電磁引
外し素子のコイル1に撚線19を通して一端が接
続され、他端は撚線20を通して接触子21と電
気的にされている。したがつて、第1図に示す従
来例のように駆動ピン5が金属であると、撚線1
9に駆動ピン5が接触した場合に駆動ピン5から
固定鉄芯2及びヨーク10を経てバイメタル11
が短絡されるものであるから、撚線19を絶縁チ
ユーブ22に挿通する必要があるが、本実施例で
は駆動ピン5が合成樹脂成形されているので、バ
イメタル11は短絡されず、絶縁チユーブ22は
不要となる。その結果、絶縁チユーブ22によつ
て生じていた不安定なバイメタル11への抗力が
消え、バイメタル11の熱歪特性の調節が容易に
なつて特性の安定化が図れるものである。接点引
外し機構について説明すると、ブレーカがオン状
態であるときは第2図及び第6図に示すように軸
23に取付けられたねじりコイルばね24によつ
て第2図中時計まわり方向に付勢されたトリツプ
レバー25の下端係合突起26がラツチレバー2
7の係合部28と係合してラツチレバー27の一
端の上動を阻止し、またハンドル29からの入力
でラツチレバー27の他端に挿通された可動軸3
0も下方に押圧されて溝31の下端に位置し、軸
32,33及び可動軸30の位置関係でラツチが
なされている。接触子21はラツチレバー27の
下動に伴う駆動杆34の下降で復帰ばね35を圧
縮して押し上げられて可動接点6を固定接点7に
接触させている。固定接点7は端子板36の一端
に設けられており、端子板36の他端は端子部3
7に接続されている。38はアーク走行板であつ
て、固定接点7と可動接点6との開離時に発生す
るアークをアーク走行板38の間に誘導し、アー
ク電流によつてアークの廻りに生じる磁場との相
互作用でアークを上方へ移動させつつアーク長さ
を引き伸し、アーク走行板38の上端部に配置さ
れた消弧グリツド39にてアークを冷却し消弧せ
しめ、これによりアーク電流が流れて回路の遮断
が遅れることを防止している。
次に接点引外し機構の動作を説明すると、ブレ
ーカがオン状態にあるときに過電流が流れるとバ
イメタル11が加熱されバイメタル11の湾曲に
よりトリツプレバー25の係合面40が押圧され
てトリツプレバー25が回動する。この回動によ
り係合突起26と係合部28との係合が外れる
と、ラツチレバー27の係合部28は接触子21
に印加されている復帰ばね35のばね圧によつて
可動軸30を中心として、あるいはラツチレバー
27全体が上方にはねあがり、復帰ばね35のば
ね圧によつて接触子21が回動して開極がなされ
る。また、短絡電流のような大電流が流れるとコ
イル1に生じる磁場により可動鉄芯4が下方へ素
早く吸引されて駆動ピン5の係合頭13によりト
リツプレバー25より突出する突起41を押し下
げ、トリツプレバー25とラツチレバー27との
係合が外れると共に、駆動ピン5の下端で接触子
21の一端を直接押し下げて接触子21の可動接
点6側の他端を上方に動かし、開極を瞬時に行う
のである。42はベースである。
本考案は以上のように、可動鉄芯と一体に形成
されて可動鉄芯を貫通するとともに固定鉄芯に挿
通された絶縁体成形物の駆動ピンを有して、この
駆動ピンにおけるコイルより突出する上端部を接
点引外し機構の駆動部としているものであり、駆
動部を有する駆動ピンを可動鉄芯と別体の成形物
としているためにこの駆動ピンの製作にあたつて
切削加工が不要で加工時間の短縮及び量産化を図
ることができるようになつていることはもちろ
ん、駆動ピンのコイルから突出する上端部の近傍
に配線部があつても、駆動ピンによる短絡事故を
招くことがないために、ブレーカの部品の配置密
度を高めることができ、また、可動鉄芯は固定鉄
芯と共にコイル内にあり、コイルより突出するの
は磁気回路とは無関係となる駆動ピンであるか
ら、磁気洩れがなく、磁気効率が高くて、可動鉄
芯の駆動力が大きくなつており、確実な引外し動
作を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブレーカに使用される電磁引外
し素子周辺を示す縦断面図、第2図は本考案の縦
断面図、第3図は同上の一部切欠平面図、第4図
は同上に使用される電磁引外し素子周辺を示す縦
断面図、第5図は本考案の斜視図、第6図は同上
に使用される接点引外し機構を示す分解斜視図、
第7図は同上に使用される引外し素子及び接点ブ
ロツクを示す分解斜視図であり、1はコイル、2
は固定鉄芯、3は復帰ばね、4は可動鉄芯、5は
駆動ピン、6,7は接点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁化方向が上下方向とされているコイルと、コ
    イル内の下端に配置された固定鉄芯と、コイル内
    に固定鉄芯と同軸上に配置され復帰ばねにて上方
    に付勢された可動鉄芯と、可動鉄芯と一体に成形
    され可動鉄芯を貫通して上端部がコイルより突出
    するとともに下端部が上下移動自在に固定鉄芯に
    挿通された絶縁体成形物の駆動ピンとから成り、
    駆動ピンのコイルより突出する上端部が接点引外
    し機構の駆動部とされているブレーカの電磁引外
    し装置。
JP9711480U 1980-07-10 1980-07-10 Expired JPS633076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9711480U JPS633076Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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JP9711480U JPS633076Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS5720755U JPS5720755U (ja) 1982-02-03
JPS633076Y2 true JPS633076Y2 (ja) 1988-01-26

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ID=29458911

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JP9711480U Expired JPS633076Y2 (ja) 1980-07-10 1980-07-10

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105742U (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 有限会社 吉原木工所 木製釘なしすのこ
JPH021344U (ja) * 1988-06-13 1990-01-08
JPH071167U (ja) * 1991-08-26 1995-01-10 行男 佐藤 スノコ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5720755U (ja) 1982-02-03

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