JPS6330882B2 - - Google Patents

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JPS6330882B2
JPS6330882B2 JP2216180A JP2216180A JPS6330882B2 JP S6330882 B2 JPS6330882 B2 JP S6330882B2 JP 2216180 A JP2216180 A JP 2216180A JP 2216180 A JP2216180 A JP 2216180A JP S6330882 B2 JPS6330882 B2 JP S6330882B2
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JP
Japan
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sunscreen
methylphthalide
λmax
yellow
radiation
Prior art date
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JP2216180A
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English (en)
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JPS55115818A (en
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Ii Konaa Donarudo
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Mallinckrodt Inc
Original Assignee
Mallinckrodt Inc
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Publication date
Application filed by Mallinckrodt Inc filed Critical Mallinckrodt Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射線に対する保護剤(以下、日光遮
蔽剤と記す)、更に詳しくは皮ふの日焼けを防止
するのに有用な新規日光遮蔽剤に関する。
本発明はベンザルフタリド類の日光遮蔽剤とし
ての用途を開示するものであつて、ベンザルフタ
リド類の少なくとも1種を含有せしめたことから
成る日光の紫外線放射から皮ふを保護するための
日光遮蔽剤(組成物を含む。)およびこれを使用
する皮ふの保護方法を提供することができる。
ベンザルフタリド類、すなわちベンザルフタリ
ドおよび置換ベンザルフタリドは置換または非置
換フタル酸無水物と置換もしくは非置換フエニル
酢酸を反応させることにより得られ、広範囲スペ
クトルの日光を効果的に遮蔽することができるの
で、日光遮蔽剤として種々の用途を有することが
判明した。
地球表面上に到達する日光およびスカイライト
の紫外線放射およびその放射の人間皮ふに及ぼす
影響について従来種々広範囲な研究が行なわれて
いた。290〜315ナノメータ(nm)の放射線は実
質的にすべての種類の日焼けを起こし、紅斑エネ
ルギーおよび実質的部分の黄褐色日焼けエネルギ
ーを放射し、315〜400nmの放射線は偶発的に黄
褐色日焼けを助長することが立証されている。こ
れら種々の波長領域の異なる強度および紅斑およ
び黄褐色日焼け作用が究明されており、日焼けし
ていない正常の皮ふに対する紫外線の作用を正確
に計測する方法が確立されている。
日光の生理学的日焼けの作用機能の約76%は
290〜315nmの波長領域の紫外線(所謂紅斑領
域)に存在し、その作用機能の残部は315〜400n
mの波長領域の紫外線(所謂黄褐色日焼け領域)
に存在することが見出されている。皮ふの紅斑が
制限されれば、その紅斑部分において紫外線によ
り起こるかもしれない日焼けの量が必然的に制限
されるが、日焼け部分は紅斑効果をもたないの
で、日焼け部分における紫外線による日焼けを起
こす可能性については制限がない。
日焼けした皮ふ部分に対する紫外線が皮ふ損傷
に関する有害作用を及ぼすことはますます明らか
となつてきている。それ故、広範囲の作用を及ぼ
すスペクトル領域の日光の遮蔽剤を開発する必要
がある。
ヒトに応用するための日光遮蔽剤はこれを種々
の化粧品用担体、たとえば油性溶液、オイルロー
シヨンまたはクリーム中に配合して使用する。加
うるに人工的黄褐色日焼け、すなわち外見上だけ
天然メラニン色素に似た皮ふ色素を与えるため、
化粧品媒体にジヒドロキシアセトンのような物質
を配合することができる。
それ故、実際的にすべての目的に適合する紫外
線(または日光)遮蔽剤は、(1)遮蔽効果の高いも
の、(2)ヒトの皮ふに使用する種々の油性およびア
ルコール性媒体中に容易に配合することができ、
かつ商業的用途に正常に適合するすべての条件の
下に安全性、有用性および化粧品としての許容性
を保持するものであつて、(3)化粧品としての応
用、その貯蔵および使用の際のすべての条件の下
に空気の酸化作用に対し抵抗性を有し、紫外線お
よび可視線の双方にさらされたとき安定性を有す
るものとすべきである。
本発明者は種々研究の結果、ベンザルフタリド
類、すなわちベンザルフタリドおよび置換ベンザ
ルフタリド類は上記のような要求に適合する日光
遮蔽剤であつて、広範囲スペクトルの日光に対し
て非常に効果的遮蔽性を有することを見出し、本
発明を完成するに到つた。
本発明において有効な化合物は式: 〔式中、Xは水素、メチル、メトキシおよびハ
ロゲン(好ましくはクロロ)から選ばれる基を、
Yは水素およびメチルから選ばれる基を表わす。
XおよびYは同じであるかもしくは異なつていて
もよい。〕 で示されるベンザルフタリド類、すなわちベンザ
ルフタリドおよび置換ベンザルフタリド類であ
る。
X置換ベンザルフタリド類の効果は経験的方法
により決定される。たとえば4−ニトロベンザル
フタリド誘導体は効果がなく、また4−アミノ誘
導体および4−ジメチルアミノ誘導体は化粧用日
光遮蔽剤として不満足である。置換基の位置が片
寄ると好ましい効果が低下するので、逆に言えば
置換基の位置は前記一般式で示される位置(4
位)が特に有用であり重要である(しかしX置換
基はこの位置に限定されるものではなく、置換し
得るいずれの位置にあつてもよい。)。
Yはその3〜6位のいずれであつてもよい。フ
タル酸無水物が非対称性無水物として非置換また
は置換フエニル酢酸と反応するとき、異性体の混
合物が得られる。実験室でこれらの混合物のうち
の一方の化合物を分離することができるが、実際
上混合物を分離しなくてもよく、混合物全体とし
て使用することができる。
特に好ましい化合物〔〕は、4−クロロベン
ザルフタリド、4−メチルベンザルフタリド、3
−メトキシベンザルフタリド、ベンザル−3−メ
チルフタリド、3−メトキシベンザル−3−メチ
ルフタリドなどである。
ベンザルフタリド類〔〕は一般に触媒として
好都合な酢酸ナトリウムを用い、置換または非置
換フタル酸無水物と、対応する置換もしくは非置
換フエニル酢酸から製造することができる。
本発明に用いる化粧品用油性担体は取引上知ら
れたもの、たとえば鉱油、植物油、動物油、およ
びミリスチン酸イソプロピルなどであつてよい。
活性を有すベンザルフタリド類〔〕は、上記の
ような担体中の溶解度の制限を越えない範囲で好
都合に日光からの遮蔽保護が得られるのに充分量
で使用するのがよい。担体中に使用するベンザル
フタリド類〔〕の代表的範囲は約1〜8重量%
(通常、約1〜5重量%)である。
本発明の活性化合物の製法およびその性質を明
らかにするため実施例を挙げて以下に説明する。
実施例 1 ベンザルフタリド:− フタル酸無水物400g、フエニル酢酸440gおよ
び酢酸ナトリウム(溶融)5.2gを、水捕集器、
温度計、窒素導入口および機械的撹拌機付属の
2000mlフラスコ中で加熱する。240℃を越えない
温度で1時間、更にこの温度で2時間加熱する。
加熱の間に水42mlを捕集する。これを90℃に冷や
した後、エタノール1000mlをゆつくり加え、再び
加熱する。30分間還流した後、溶液を還流温度以
下に冷やし、1000mlビーカーに移し、一夜冷やし
て結晶化させる。
過後、乾燥して黄色生成物389gを得る。エ
タノール1000mlから第2回目の結晶化を行ない、
炭素2%を含む非常に明るい黄色生成物261gを
得る。融点99〜100℃。
ベンザルフタリドの紫外線吸収スペクトルデー
タ(イソプロパノール溶媒): λmax=295nm,K=101.6;λmax=308nm,
K=94.2;λmax=340nm,K=94.4。
日光遮蔽効果(紅斑および黄褐色日焼けを起こ
す波長領域の放射線に対する透過率): 濃度 紅斑透過率 黄褐色日焼け透過率 1% 11.7 % 19.7% 3% 0.2 % 2.8% 4% 0.002% 1.6% 実施例 2 4−クロロベンザルフタリド:− 4−クロロフエニル酢酸20.5g(0.12モル)、
フタル酸無水物14.8g(0.1モル)および溶融酢
酸ナトリウム0.2gの混合物を240℃で3時間加熱
する。この間に水1.5mlを捕集する。溶液を85℃
に冷やし、イソプロパノール500mlに加える。結
晶化を行なつた後、固体を取し、イソプロパノ
ール300mlから再結晶し、明るい黄色の生成物
16.7g(65%)を得た。融点138℃。
4−クロロベンザルフタリドの紫外線吸収スペ
クトルデータ(クロロホルム溶媒): λmax=298nm,K=249;λmax=311nm,K
=257;λmax=340nm,K=303。
日光遮蔽効果(紅斑および黄褐色日焼けを起こ
す波長領域の放射線に対する透過率): 濃度 紅斑透過率 黄褐色日焼け透過率 3% 0.39% 1.13% 実施例 3 3−メトキシベンザルフタリド:− 3−メトキシフエニル酢酸20.0g(0.12モル)、
フタル酸無水物14.8g(0.1モル)および溶融酢
酸ナトリウム0.2gを230〜240℃に加熱し、この
温度で3時間保持する。この間に水1.7mlを捕集
器内に捕集する。混合物を90℃に冷やし、イソプ
ロパノール500mlに加える。室温に冷やした後、
結晶を取する。これをイソプロパノール500ml
から再結晶し、非常に明るい黄色の固体生成物
17.1g(69%)を得た。融点138℃。
3−メトキシベンザルフタリドの紫外線吸収ス
ペクトルデータ(クロロホルム溶媒): λmax=300nm,K=218;λmax=343nm,K
=244。
日光遮蔽効果(紅斑および黄褐色日焼けを起こ
す波長領域の放射線に対する透過率): 濃度 紅斑透過率 黄褐色日焼け透過率 3% 0.79% 1.31% 実施例 4 4−メチルベンザルフタリド:− 4−メチルフエニル酢酸10g(0.067モル)、フ
タル酸無水物12.3g(0.083モル)および溶融酢
酸ナトリウム0.2gを240℃で3時間加熱した後、
捕集器に水1.2mlを捕集する。混合物を90℃に冷
やし、イソプロパノール500mlに注ぐ。減圧下に
固体を分離し、これを熱イソプロパノール300ml
から再結晶して黄色生成物11.4g(72%)を得
た。融点123℃。
4−メチルベンザルフタリドの紫外線吸収スペ
クトルデータ(クロロホルム溶媒): λmax=301nm,K=224;λmax=312nm,K
=228;λmax=344nm,K=264。
日光遮蔽効果(紅斑および黄褐色日焼けを起こ
す波長領域の放射線に対する透過率): 濃度 紅斑透過率 黄褐色日焼け透過率 3% 0.67% 0.82% 実施例 5 ベンザル−3−メチルフタリド:− フエニル酢酸16.3g、3−メチルフタル酸無水
物16.2gおよび溶融酢酸ナトリウム0.2gを窒素
雰囲気下に250℃で2時間加熱した後、内容物を
75〜80℃に冷やし、イソプロパノール100gに加
える。これを沸謄させた後、溶液を過し、室温
に冷やす。沈殿した少量の物質(2.1g)を乾燥
後、生成物として融点約360℃の物質を得た(化
合物#1)。イソプロパノール溶液をドライアイ
ス浴で冷やし、第二の生成物として融点357℃の
物質(4.2g)を得た(化合物#2)。イソプロパ
ノール溶液の容量を約1/10に濃縮した後、生成
物として融点150℃の物質(0.2g)を得た(化合
物#3)。
ベンザル−3−メチルフタリドの紫外線吸収ス
ペクトルデータ(イソプロパノール溶媒): 化合物#1……34.3nm,K=83;308nm,K
=72;294nm,K=75.6。
化合物#2……343nm,K=89;308nm,K
=80;294nm,K=88。
化合物#3……343nm,K=95.4;308nm,K
=81.4;294nm,K=83.4。
これら3化合物の構造の解明は行なわなかつ
た。市販用の化合物はこれら3化合物を含むこと
ができる。
実施例 6 3−メトキシベンザル−3−メチルフタリド:
− 上記と同様に3−メチルフタル酸無水物と3−
メトキシフエニル酢酸から標記化合物を得た。異
性体を分離することなく、混合物としてその紫外
線吸収スペクトルを決定した。
3−メトキシベンザル−3−メチルフタリドの
紫外線吸収スペクトルデータ(イソプロパノール
溶媒):λmax=293nm、K=67.0:λmax=303n
m、K=64.3;λmax=347nm、K=78.5。
日光遮蔽剤の遮蔽効果は290〜315nmの間の最
大ピークにおける吸収量を濃度(g/)で割る
ことにより算出することができる。この値は日光
遮蔽剤のK値として知られている。K値が高い
程、日光遮蔽能は大であつて、K値が低い程、日
光の紅斑発生光線から保護するのにより多くの量
の遮蔽剤を必要とする。換言すれば、化粧品とし
て許容される日光遮蔽剤組成物の製造において、
日光紫外線放射から保護するのに必要な日光遮蔽
活性物質の量を決定するためにK値を利用するこ
とができる。
上記各実施例は本発明における活性物質が少量
であつても特に有用な広範囲スペクトルの日光を
遮蔽する遮蔽剤であることを証明している。
実施例2〜4の化合物はそれぞれの活性を注目
するとき、置換基の位置が重要であるということ
に意味がある。
本発明における活性化合物は必要に応じてその
混合物を使用することができる。本発明の利点は
その分野の技術的観点から自明であつて、本発明
の日光遮蔽剤により、広範囲スペクトルの目光を
遮蔽するのにより有用性の高い改良された新規日
光遮蔽効果を上げることができる。
本発明は特に好ましい実施態様として記載した
特定の実施例のみに限定されるものでなく、その
技術的範囲を逸脱することなく種々改良された変
法を応用することができるものと理解されなけれ
ばならない。
前述のとおり本発明は日焼けからヒトの皮ふを
保護する方法を提供することができる。かかる用
途を更に明確にするため、本発明の好ましい皮ふ
保護方法を列挙すれば次のとおりである。
(1) 担体中に含有せしめた式〔〕 〔式中、Xは水素、メチル、メトキシまたは
ハロゲンを、Yは水素またはメチルを表わす。〕
で示されるベンザルフタリド類をヒトの皮ふに
使用することから成る紅斑および黄褐色日焼け
を誘起させる日光の放射線作用からヒトの皮ふ
を保護する方法。
(2) ベンザルフタリド類を、保護されるのに有効
な量から溶解度の限界の量までの量で、化粧品
用油性担体に分散して含有せしめた上記(1)記載
の方法。
(3) ベンザルフタリド類が4−クロロベンザルフ
タリド、4−メチルベンザルフタリド、3−メ
トキシベンザルフタリド、ベンザル−3−メチ
ルフタリド、3−メトキシベンザル−3−メチ
ルフタリドまたはベンザルフタリドである上記
(1)記載の方法。
(4) 実施例1〜6のいずれかの活性物質を用いる
上記(1)記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性成分として、式〔〕 〔式中、Xは水素、メチル、メトキシまたはハ
    ロゲンを、Yは水素またはメチルを表わす。〕で
    示される化合物を含有する、紅斑および黄褐色日
    焼けの原因となる放射線に対する保護剤。 2 活性成分を、保護されるのに有効な量から溶
    解度の限界の量までの量で、化粧品用油性担体に
    分散して含有せしめた特許請求の範囲第1項記載
    の保護剤。 3 式〔〕で示される化合物が4−クロロベン
    ザルフタリド、4−メチルベンザルフタリド、3
    −メトキシベンザルフタリド、ベンザル−3−メ
    チルフタリド、3−メトキシベンザル−3−メチ
    ルフタリドまたはベンザルフタリドである特許請
    求の範囲第1項記載の保護剤。
JP2216180A 1979-02-23 1980-02-23 Sunshine sheltering agent Granted JPS55115818A (en)

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US1459879A 1979-02-23 1979-02-23

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