JPS6331197B2 - - Google Patents
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- JPS6331197B2 JPS6331197B2 JP9759080A JP9759080A JPS6331197B2 JP S6331197 B2 JPS6331197 B2 JP S6331197B2 JP 9759080 A JP9759080 A JP 9759080A JP 9759080 A JP9759080 A JP 9759080A JP S6331197 B2 JPS6331197 B2 JP S6331197B2
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- JP
- Japan
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- sugar solution
- ultra
- fructose
- isomerized sugar
- precision
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D65/00—Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
- B01D65/02—Membrane cleaning or sterilisation ; Membrane regeneration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2321/00—Details relating to membrane cleaning, regeneration, sterilization or to the prevention of fouling
- B01D2321/18—Use of gases
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明はブドウ糖液を異性化して得られる果糖
を含有する異性化糖液の処理方法、特に異性化糖
液の仕上げの部分の処理方法に関する。 異性化糖液はブドウ糖と果糖の混合糖液であつ
て、全糖分に対する果糖の割合が約45%から約90
%のものまで種々のものがあり、近年になつて甘
味嗜好製品の甘味料として砂糖に替つて工業的に
多量に用いられるようになつてきた。異性化糖液
は、澱粉溶液を酸あるいは酵素によつて処理する
糖化工程、糖化工程によつて得られるブドウ糖液
中に含まれる不純物を過、吸着、イオン交換な
どで除去する精製工程などを経て得られるブドウ
糖液を、異性化酵素で異性化して、ブドウ糖と果
糖の混合糖液として製造するか、場合によつては
更にクロマト分離を行なつて果糖分を濃縮させた
ものとして製造するものであるが、この異性化糖
液を液糖として製品化するためには、従来では更
に以下の工程により処理している。 まずブドウ糖液を異性化酵素で異性化する際に
添加される塩類、あるいは残留している色素など
を除去するために再度イオン交換処理し、次いで
製品の清澄度をよくするための仕上げ処理工程と
して当該イオン交換処理液に粉末活性炭を添加し
て懸濁物を吸着させた後、この粉末活性炭を過
機で除き、さらに精密過器にて除菌過を行な
い、そして濃縮缶で適当な濃度に濃縮して最終製
品としている。 しかしながら、従来行なわれている粉末活性炭
−過−精密過による仕上げ処理工程は以下に
述べるような欠点を有する。すなわち使用する粉
末活性炭は純度の高いものを選定する必要があ
り、またこの添加工程の自動化が困難であり、か
つ粉炭で作業環境が汚染されるなどの欠点がある
他に、添加した粉末活性炭を除く過機としては
異性化工程以降の運転管理上、甘水が発生するタ
イプのものは使用しにくく、したがつて一般にフ
イルタープレス式の過機が使用されるが、当該
過機は自動化が困難であり、かつ微生物による
汚染を受け易い。また精密過についても通常は
カートリツジタイプの使い棄てのものか、あるい
は逆洗により再使用が可能な、たとえば焼結金属
で成形された再生式の過機を用いるが、前者は
ランニングコストが高く、後者は逆にイニシヤル
コストが高いという欠点を有している。 またこのような従来の仕上げ処理工程は懸濁
物、菌類の除去効果についても決して満足できる
ものではない。 本発明は従来の異性化糖液の仕上げ処理工程に
おける前述したような欠点を解決し、懸濁物およ
び菌類の除去性能が良く、かつ自動運転が可能な
処理方法を提供するもので、粒子径が0.1μmの粒
子を90%以上除去可能な超精密過膜をハウジン
グ内に有する超精密過装置に、イオン交換処理
を行なうことによつて脱塩した異性化糖液を圧入
して、当該過膜に異性化糖液を通過させること
により、異性化糖液中に含まれている懸濁物、菌
類等を過する第一工程、第一工程における過
により超精密過装置の圧力損失が増加した際に
過を中断し、ハウジング内に滞留している異性
化糖液中に気体を流入させてバブリングすること
により、超精密過膜の表面に付着した懸濁物、
菌類等を剥離させる第二工程、第二工程の剥離に
より生じたハウジング内の懸濁物、菌類等を高濃
度に含む異性化糖液をハウジング内から取りだ
し、当該異性化糖液を精密フイルターで過し、
その過液を超精密過装置で過する前の異性
化糖液に混合する第三工程からなる異性化糖液の
処理方法に関する。 以下に本発明の処理方法を図面に従つて詳細に
説明する。 図面は本発明の実施態様の一例を示すフローの
説明図であり、イオン交換装置(図示せず)で処
理した異性化糖液1を異性化糖液槽2に滞留さ
せ、当該異性化糖液1をポンプ3により超精密
過装置4に圧入し、異性化糖液1中に含まれる懸
濁物、菌類等を除去し、精製異性化糖液5を得
る。 当該超精密過装置4はハウジング6内に、粒
子径が0.1μmの粒子を90%以上除去可能な超精密
過膜7を内設し、異性化糖液を当該超精密過
膜7の外側から通過させて、その内側から過液
である精製異性化糖液を得るものである。 超精密過膜7としては粒子径が0.1μmの粒子
を90%以上除去可能なものであれば種々のものが
使用でき、たとえばポリビニールアルコールを基
材とした中空繊維を無数本束ねてモジユールとし
たものを用いる。異性化糖液中に含まれる懸濁
物、菌類等の粒子径はいづれも1μmのものが80
%以上も占め、0.1μm以下の粒子径のものはほと
んど存在しない。したがつて超精密過膜7の性
能として粒子径が0.1μmの粒子を90%以上除去可
能なものを選定することにより、異性化糖液1中
に含まれる懸濁物、菌類等はほとんど除去するこ
とができる。異性化糖液1を超精密過装置4で
処理する際の条件としては、ブリツクス30〜60程
度の異性化糖液1を温度40〜60℃で流入圧力3
Kg/cm2G前後、流入速度10〜50/m2−膜面積/
H前後とするとよく、このような処理条件で処理
すると超精密過膜7の初期差圧は1.5Kg/cm2G
前後程度となる。このような過処理を続行する
につれて超精密過膜7の表面に懸濁物、菌類等
がしだいに付着し、差圧が徐々に上昇するが、差
圧計8の目盛が3.5Kg/cm2G前後となつた点で異
性化糖液1の流入を中断する。次いで空気流入管
9を介してハウジング6の下部に付設したデイス
トリビユータ10から空気を流入し、ハウジング
6内に滞留している異性化糖液をバブリングし、
このバブリングにより超精密過膜7の表面に付
着していた懸濁物、菌類等の大部分を膜面から剥
離し、ハウジング6内に滞留させた異性化糖液内
に分散する。なおバブリングに要した空気はハウ
ジング6の上部から外部に放出する。当該バブリ
ングに使用する空気は除菌、除油した純度の高い
ものを使用することが好ましく、流入圧力は2〜
3Kg/cm2G前後とするとよい。なお空気量は5〜
10N/m2−膜面積/min前後とし、バブリング
時間は2〜5分程度で充分である。このバブリン
グ工程終了後の濃縮異性化糖液は、処理する異性
化糖液が前述したような製造工程で製造されたも
ので、最終のイオン交換装置を経てきたものであ
れば、超精密過装置6で処理した異性化糖液の
約5%前後となり、したがつて異性化糖液1に含
まれる懸濁物および菌類等を約20倍前後に濃縮し
た状態になる。 次にハウジング6内の濃縮異性化糖液を抜き取
り管11を介して濃縮液槽12に流出させ、その
後ふたたびポンプ3を稼動させて異性化糖液1を
ハウジング6内に流入し、前述の過を再開す
る。 一方濃縮液槽12に取りだした濃縮異性化糖液
13をポンプ3′により精密フイルター14で
過し、濃縮異性化糖液13に含まれている懸濁
物、菌類等の大部分を除去し、その過液を循環
管15を用いて異性化糖液槽2にもどし、異性化
糖液1と混合する。なお当該過液を場合によつ
ては超精密過装置4の、さらに前の工程である
イオン交換処理装置(図示せず)の被処理液と混
合してもさしつかえない。 精密フイルター14としては、細孔径が1μm
以下のものを用いることが好ましく、通常は使い
棄てのカートリツジタイプのものを用いる。なお
逆洗により再使用が可能な、たとえば焼結金属で
成形したようなフイルター、あるいはプレコート
タイプのフイルターなども使用することができ
る。 なお、精密フイルター14として、たとえば細
孔径が1μmのものを用いた場合、粒子径が1μm
以上の懸濁物、菌類は完全に除去できることは云
うまでもないが、たとえ1μm以下の粒子でも粒
子どうしの凝集作用、あるいは精密フイルター表
面に付着した懸濁物によるケーキ過作用により
除去することができる。たとえば精密フイルター
として1μmのカートリツジタイプのものを使用
すると、濃縮異性化糖液中に含まれる懸濁物の約
80%を除去することができる。 なお本発明に用いる超精密過装置4は超精密
過膜7に付着した懸濁物あるいは菌類をバブリ
ングで除去するが当該バブリングのみでは徐々に
懸濁物等が蓄積することがあるので、このような
場合は定期的に温水洗浄あるいは温か性ソーダ溶
液等の薬品で洗浄するとよい。 本発明は以上説明したように超精密過装置で
異性化糖液を過し、異性化糖液中に含まれてい
る懸濁物および菌類を除去するとともに、これら
の不純物を濃縮し、当該濃縮液を精密フイルター
で過し、その過液を工程に循環するものであ
り、従来の処理方法に比較して種々の利点があ
る。 第1の本発明は粉末活性炭を一切用いないの
で、ランニングコストを低下させると共に、添加
した粉末活性炭を別する過装置の設置が不要
となりイニシヤルコストも低下させることができ
る。 さらに粉末活性炭を使用しないので作業環境が
汚染されることもなく、かつ装置の自動化が容易
である。第2に処理装置を完全に密閉式とするこ
とができるため微生物による汚染がなく異性化糖
液を衛生的に処理できる。第3に0.1μmの粒子を
90%以上除去可能な超精密過膜を用いることに
より、従来では多少リークしていた菌類を完全に
除去することができるとともに、得られる懸濁
物、菌類等の濃縮液を精密フイルターで過する
ので、異性化糖液を直接精密フイルターで過す
る従来の処理方法と比較して、精密フイルターの
容量を小さくすることができ、設備費をさらに低
下させることができる。 以下に本発明の効果をより明確にするために実
施例を説明する。 実施例 本発明方法として、イオン交換装置で処理した
第1表に示す異性化糖液を、粒子径が0.1μmの粒
子を90%以上除去可能な超精密過膜(株式会社
クラレ製、ポリビニールアルコール系中空繊維
膜、SF−401、過面積7m2)をハウジングに有
する超精密過装置に、流入圧力3.1Kg/cm2G、
平均190/Hの流速で圧入して精製異性化糖液
を得た。なお超精密過装置の初期差圧は1.5
Kg/cm2Gであるが差圧が3.3Kg/cm2Gとなる時点
で過を中断し、ハウジングの下部より7N/
minの空気を2分間流入してハウジング内をバブ
リングし、その後ハウジング内の濃縮液を抜き、
再び前述の過を続行した。一方得られた濃縮液
を平均細孔が1μmのカートリツジタイプの精密
フイルターで過し、当該過液を超精密過装
置で過する前の異性化糖液に混合した。以上の
処理を繰り返すことにより得られた精製異性化糖
液、濃縮液、精密フイルターの過液の組成を第
1表に示す。
を含有する異性化糖液の処理方法、特に異性化糖
液の仕上げの部分の処理方法に関する。 異性化糖液はブドウ糖と果糖の混合糖液であつ
て、全糖分に対する果糖の割合が約45%から約90
%のものまで種々のものがあり、近年になつて甘
味嗜好製品の甘味料として砂糖に替つて工業的に
多量に用いられるようになつてきた。異性化糖液
は、澱粉溶液を酸あるいは酵素によつて処理する
糖化工程、糖化工程によつて得られるブドウ糖液
中に含まれる不純物を過、吸着、イオン交換な
どで除去する精製工程などを経て得られるブドウ
糖液を、異性化酵素で異性化して、ブドウ糖と果
糖の混合糖液として製造するか、場合によつては
更にクロマト分離を行なつて果糖分を濃縮させた
ものとして製造するものであるが、この異性化糖
液を液糖として製品化するためには、従来では更
に以下の工程により処理している。 まずブドウ糖液を異性化酵素で異性化する際に
添加される塩類、あるいは残留している色素など
を除去するために再度イオン交換処理し、次いで
製品の清澄度をよくするための仕上げ処理工程と
して当該イオン交換処理液に粉末活性炭を添加し
て懸濁物を吸着させた後、この粉末活性炭を過
機で除き、さらに精密過器にて除菌過を行な
い、そして濃縮缶で適当な濃度に濃縮して最終製
品としている。 しかしながら、従来行なわれている粉末活性炭
−過−精密過による仕上げ処理工程は以下に
述べるような欠点を有する。すなわち使用する粉
末活性炭は純度の高いものを選定する必要があ
り、またこの添加工程の自動化が困難であり、か
つ粉炭で作業環境が汚染されるなどの欠点がある
他に、添加した粉末活性炭を除く過機としては
異性化工程以降の運転管理上、甘水が発生するタ
イプのものは使用しにくく、したがつて一般にフ
イルタープレス式の過機が使用されるが、当該
過機は自動化が困難であり、かつ微生物による
汚染を受け易い。また精密過についても通常は
カートリツジタイプの使い棄てのものか、あるい
は逆洗により再使用が可能な、たとえば焼結金属
で成形された再生式の過機を用いるが、前者は
ランニングコストが高く、後者は逆にイニシヤル
コストが高いという欠点を有している。 またこのような従来の仕上げ処理工程は懸濁
物、菌類の除去効果についても決して満足できる
ものではない。 本発明は従来の異性化糖液の仕上げ処理工程に
おける前述したような欠点を解決し、懸濁物およ
び菌類の除去性能が良く、かつ自動運転が可能な
処理方法を提供するもので、粒子径が0.1μmの粒
子を90%以上除去可能な超精密過膜をハウジン
グ内に有する超精密過装置に、イオン交換処理
を行なうことによつて脱塩した異性化糖液を圧入
して、当該過膜に異性化糖液を通過させること
により、異性化糖液中に含まれている懸濁物、菌
類等を過する第一工程、第一工程における過
により超精密過装置の圧力損失が増加した際に
過を中断し、ハウジング内に滞留している異性
化糖液中に気体を流入させてバブリングすること
により、超精密過膜の表面に付着した懸濁物、
菌類等を剥離させる第二工程、第二工程の剥離に
より生じたハウジング内の懸濁物、菌類等を高濃
度に含む異性化糖液をハウジング内から取りだ
し、当該異性化糖液を精密フイルターで過し、
その過液を超精密過装置で過する前の異性
化糖液に混合する第三工程からなる異性化糖液の
処理方法に関する。 以下に本発明の処理方法を図面に従つて詳細に
説明する。 図面は本発明の実施態様の一例を示すフローの
説明図であり、イオン交換装置(図示せず)で処
理した異性化糖液1を異性化糖液槽2に滞留さ
せ、当該異性化糖液1をポンプ3により超精密
過装置4に圧入し、異性化糖液1中に含まれる懸
濁物、菌類等を除去し、精製異性化糖液5を得
る。 当該超精密過装置4はハウジング6内に、粒
子径が0.1μmの粒子を90%以上除去可能な超精密
過膜7を内設し、異性化糖液を当該超精密過
膜7の外側から通過させて、その内側から過液
である精製異性化糖液を得るものである。 超精密過膜7としては粒子径が0.1μmの粒子
を90%以上除去可能なものであれば種々のものが
使用でき、たとえばポリビニールアルコールを基
材とした中空繊維を無数本束ねてモジユールとし
たものを用いる。異性化糖液中に含まれる懸濁
物、菌類等の粒子径はいづれも1μmのものが80
%以上も占め、0.1μm以下の粒子径のものはほと
んど存在しない。したがつて超精密過膜7の性
能として粒子径が0.1μmの粒子を90%以上除去可
能なものを選定することにより、異性化糖液1中
に含まれる懸濁物、菌類等はほとんど除去するこ
とができる。異性化糖液1を超精密過装置4で
処理する際の条件としては、ブリツクス30〜60程
度の異性化糖液1を温度40〜60℃で流入圧力3
Kg/cm2G前後、流入速度10〜50/m2−膜面積/
H前後とするとよく、このような処理条件で処理
すると超精密過膜7の初期差圧は1.5Kg/cm2G
前後程度となる。このような過処理を続行する
につれて超精密過膜7の表面に懸濁物、菌類等
がしだいに付着し、差圧が徐々に上昇するが、差
圧計8の目盛が3.5Kg/cm2G前後となつた点で異
性化糖液1の流入を中断する。次いで空気流入管
9を介してハウジング6の下部に付設したデイス
トリビユータ10から空気を流入し、ハウジング
6内に滞留している異性化糖液をバブリングし、
このバブリングにより超精密過膜7の表面に付
着していた懸濁物、菌類等の大部分を膜面から剥
離し、ハウジング6内に滞留させた異性化糖液内
に分散する。なおバブリングに要した空気はハウ
ジング6の上部から外部に放出する。当該バブリ
ングに使用する空気は除菌、除油した純度の高い
ものを使用することが好ましく、流入圧力は2〜
3Kg/cm2G前後とするとよい。なお空気量は5〜
10N/m2−膜面積/min前後とし、バブリング
時間は2〜5分程度で充分である。このバブリン
グ工程終了後の濃縮異性化糖液は、処理する異性
化糖液が前述したような製造工程で製造されたも
ので、最終のイオン交換装置を経てきたものであ
れば、超精密過装置6で処理した異性化糖液の
約5%前後となり、したがつて異性化糖液1に含
まれる懸濁物および菌類等を約20倍前後に濃縮し
た状態になる。 次にハウジング6内の濃縮異性化糖液を抜き取
り管11を介して濃縮液槽12に流出させ、その
後ふたたびポンプ3を稼動させて異性化糖液1を
ハウジング6内に流入し、前述の過を再開す
る。 一方濃縮液槽12に取りだした濃縮異性化糖液
13をポンプ3′により精密フイルター14で
過し、濃縮異性化糖液13に含まれている懸濁
物、菌類等の大部分を除去し、その過液を循環
管15を用いて異性化糖液槽2にもどし、異性化
糖液1と混合する。なお当該過液を場合によつ
ては超精密過装置4の、さらに前の工程である
イオン交換処理装置(図示せず)の被処理液と混
合してもさしつかえない。 精密フイルター14としては、細孔径が1μm
以下のものを用いることが好ましく、通常は使い
棄てのカートリツジタイプのものを用いる。なお
逆洗により再使用が可能な、たとえば焼結金属で
成形したようなフイルター、あるいはプレコート
タイプのフイルターなども使用することができ
る。 なお、精密フイルター14として、たとえば細
孔径が1μmのものを用いた場合、粒子径が1μm
以上の懸濁物、菌類は完全に除去できることは云
うまでもないが、たとえ1μm以下の粒子でも粒
子どうしの凝集作用、あるいは精密フイルター表
面に付着した懸濁物によるケーキ過作用により
除去することができる。たとえば精密フイルター
として1μmのカートリツジタイプのものを使用
すると、濃縮異性化糖液中に含まれる懸濁物の約
80%を除去することができる。 なお本発明に用いる超精密過装置4は超精密
過膜7に付着した懸濁物あるいは菌類をバブリ
ングで除去するが当該バブリングのみでは徐々に
懸濁物等が蓄積することがあるので、このような
場合は定期的に温水洗浄あるいは温か性ソーダ溶
液等の薬品で洗浄するとよい。 本発明は以上説明したように超精密過装置で
異性化糖液を過し、異性化糖液中に含まれてい
る懸濁物および菌類を除去するとともに、これら
の不純物を濃縮し、当該濃縮液を精密フイルター
で過し、その過液を工程に循環するものであ
り、従来の処理方法に比較して種々の利点があ
る。 第1の本発明は粉末活性炭を一切用いないの
で、ランニングコストを低下させると共に、添加
した粉末活性炭を別する過装置の設置が不要
となりイニシヤルコストも低下させることができ
る。 さらに粉末活性炭を使用しないので作業環境が
汚染されることもなく、かつ装置の自動化が容易
である。第2に処理装置を完全に密閉式とするこ
とができるため微生物による汚染がなく異性化糖
液を衛生的に処理できる。第3に0.1μmの粒子を
90%以上除去可能な超精密過膜を用いることに
より、従来では多少リークしていた菌類を完全に
除去することができるとともに、得られる懸濁
物、菌類等の濃縮液を精密フイルターで過する
ので、異性化糖液を直接精密フイルターで過す
る従来の処理方法と比較して、精密フイルターの
容量を小さくすることができ、設備費をさらに低
下させることができる。 以下に本発明の効果をより明確にするために実
施例を説明する。 実施例 本発明方法として、イオン交換装置で処理した
第1表に示す異性化糖液を、粒子径が0.1μmの粒
子を90%以上除去可能な超精密過膜(株式会社
クラレ製、ポリビニールアルコール系中空繊維
膜、SF−401、過面積7m2)をハウジングに有
する超精密過装置に、流入圧力3.1Kg/cm2G、
平均190/Hの流速で圧入して精製異性化糖液
を得た。なお超精密過装置の初期差圧は1.5
Kg/cm2Gであるが差圧が3.3Kg/cm2Gとなる時点
で過を中断し、ハウジングの下部より7N/
minの空気を2分間流入してハウジング内をバブ
リングし、その後ハウジング内の濃縮液を抜き、
再び前述の過を続行した。一方得られた濃縮液
を平均細孔が1μmのカートリツジタイプの精密
フイルターで過し、当該過液を超精密過装
置で過する前の異性化糖液に混合した。以上の
処理を繰り返すことにより得られた精製異性化糖
液、濃縮液、精密フイルターの過液の組成を第
1表に示す。
【表】
一方比較のために従来方法として、同じ異性化
糖液に固形分当り0.05%の水蒸気賦活の粉末活性
炭を添加して、30分間反応を行ない、フイルター
プレスで過し、当該過液を3μmと0.8μmとを
組み合せた精密フイルターで過して、精製異性
化糖液を得たところ、その濁度(100mmセルにお
ける波長720mμの吸光度)は0.033〜0.035、生
菌数は3〜4個/mlであつた。 以上の実施例のごとく本発明の処理方法は従来
の処理方法に比較して、処理液の濁度は40〜48%
に減少し、また除菌も完全であつた。
糖液に固形分当り0.05%の水蒸気賦活の粉末活性
炭を添加して、30分間反応を行ない、フイルター
プレスで過し、当該過液を3μmと0.8μmとを
組み合せた精密フイルターで過して、精製異性
化糖液を得たところ、その濁度(100mmセルにお
ける波長720mμの吸光度)は0.033〜0.035、生
菌数は3〜4個/mlであつた。 以上の実施例のごとく本発明の処理方法は従来
の処理方法に比較して、処理液の濁度は40〜48%
に減少し、また除菌も完全であつた。
図面は本発明の実施態様の一例を示すフローの
説明図である。 1……異性化糖液、2……異性化糖液槽、3…
…ポンプ、4……超精密過装置、5……精製異
性化糖液、6……ハウジング、7……超精密過
膜、8……差圧計、9……空気流入管、10……
デイストリビユータ、11……抜き取り管、12
……濃縮液槽、13……濃縮異性化糖液、14…
…精密フイルター、15……循環管。
説明図である。 1……異性化糖液、2……異性化糖液槽、3…
…ポンプ、4……超精密過装置、5……精製異
性化糖液、6……ハウジング、7……超精密過
膜、8……差圧計、9……空気流入管、10……
デイストリビユータ、11……抜き取り管、12
……濃縮液槽、13……濃縮異性化糖液、14…
…精密フイルター、15……循環管。
Claims (1)
- 1 粒子径が0.1μmの粒子を90%以上除去可能な
超精密過膜をハウジング内に有する超精密過
装置に、イオン交換処理した異性化糖液を圧入し
て当該超精密過膜を通過させることにより、異
性化糖液中に含まれている懸濁物、菌類等を過
する第一工程、過により超精密過装置の圧力
損失が増加した際に過を中断し、ハウジング内
に滞留している異性化糖液中に気体を流入させて
バブリングすることにより、超精密過膜の表面
に付着した懸濁物、菌類等を剥離させる第二工
程、剥離により生じたハウジング内の懸濁物、菌
類等を高濃度に含む異性化糖液をハウジング内か
ら取りだし、当該異性化糖液を精密フイルターで
過し、その過液を超精密過装置で過する
前の異性化糖液に混合する第三工程からなる異性
化糖液の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9759080A JPS5722700A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Treatment of inverted sugar liquid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9759080A JPS5722700A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Treatment of inverted sugar liquid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5722700A JPS5722700A (en) | 1982-02-05 |
| JPS6331197B2 true JPS6331197B2 (ja) | 1988-06-22 |
Family
ID=14196446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9759080A Granted JPS5722700A (en) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | Treatment of inverted sugar liquid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5722700A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058100A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | 三菱化学株式会社 | 糖類の精製方法 |
| JP2010284133A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Nippon Rensui Co Ltd | 精製糖液の製造方法 |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP9759080A patent/JPS5722700A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5722700A (en) | 1982-02-05 |
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