JPS63313B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS63313B2 JPS63313B2 JP57042670A JP4267082A JPS63313B2 JP S63313 B2 JPS63313 B2 JP S63313B2 JP 57042670 A JP57042670 A JP 57042670A JP 4267082 A JP4267082 A JP 4267082A JP S63313 B2 JPS63313 B2 JP S63313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- corrosion
- sacrificial anode
- tank
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
本発明は液体貯蔵タンクに係り、特に、ライニ
ングを有し、腐食性溶液の貯蔵を行なうタンクに
関する。 各種の液体を貯蔵するタンクには高い耐食性が
必要とされ、鉄鋼製タンクの場合には樹脂ライニ
ングのような防食塗装が施されており、また耐食
性にすぐれたステンレス鋼製のタンク及び配管等
が使用されている。 さらに電気防食法を適用し、防食性を高めたも
のが提案されている。(例えば特開昭58−99386号
公報参照。)ところが防食ライニング塗装が施さ
れた鉄鋼製タンクに電気防食を適用する際に、過
度な防食で陰極における電位が水素発生電位より
卑になつた場合には、防食ライニング塗装下の鉄
鋼表面で水素が発生し、塗装のふくれによる剥離
で腐食が発生する恐れがある。 一方、ステンレス鋼は各種溶液中において応力
腐食割れを発生する電位域がある(文献、日本鉄
鋼協会:鉄鋼の応力腐食割れ昭55−5)ので、ス
テンレス鋼製のタンク及び配管等を電気防食する
上での電位の選定がむずかしい。 また、流電陽極方式による電気防食では必要以
上の防食電位になつた場合、流電陽極(犠性陽
極)の消耗量がはげしく、犠性陽極の数量を増加
するか、陽極取替回数を多くする必要があり、非
常な手間がかかつていた。 本発明は上記従来の問題点を解決するもので、
その目的は、流電陽極方式による防食方法を採用
した、ライニングを有する金属製液体貯蔵タンク
における防食性を高めると共に、過度な防食によ
つて発生する腐食を防止し、且つ犠牲陽極の無駄
な消費を防止することにある。 一般に腐食環境下にある金属体を電気防食する
にはその金属体表面の局部陰極部の電位を、局部
陽極部の電位まで分極させる必要がある。例えば
海水中において、その防食しようとする金属の自
然電位列に示された定常電位より0.2〜0.3V低い
電位にすればこの状態になるといわれている。海
水中における鉄鋼の防食電位は、飽和甘こう基準
で約−0.8Vである。 一方各種溶液中でのステンレス鋼の応力腐食割
れは第1表に示すように、20%Nacl+1%
Na2CrO4溶液中でSUS304、SUS316共−0.36V付
近で発生するといわれている。
ングを有し、腐食性溶液の貯蔵を行なうタンクに
関する。 各種の液体を貯蔵するタンクには高い耐食性が
必要とされ、鉄鋼製タンクの場合には樹脂ライニ
ングのような防食塗装が施されており、また耐食
性にすぐれたステンレス鋼製のタンク及び配管等
が使用されている。 さらに電気防食法を適用し、防食性を高めたも
のが提案されている。(例えば特開昭58−99386号
公報参照。)ところが防食ライニング塗装が施さ
れた鉄鋼製タンクに電気防食を適用する際に、過
度な防食で陰極における電位が水素発生電位より
卑になつた場合には、防食ライニング塗装下の鉄
鋼表面で水素が発生し、塗装のふくれによる剥離
で腐食が発生する恐れがある。 一方、ステンレス鋼は各種溶液中において応力
腐食割れを発生する電位域がある(文献、日本鉄
鋼協会:鉄鋼の応力腐食割れ昭55−5)ので、ス
テンレス鋼製のタンク及び配管等を電気防食する
上での電位の選定がむずかしい。 また、流電陽極方式による電気防食では必要以
上の防食電位になつた場合、流電陽極(犠性陽
極)の消耗量がはげしく、犠性陽極の数量を増加
するか、陽極取替回数を多くする必要があり、非
常な手間がかかつていた。 本発明は上記従来の問題点を解決するもので、
その目的は、流電陽極方式による防食方法を採用
した、ライニングを有する金属製液体貯蔵タンク
における防食性を高めると共に、過度な防食によ
つて発生する腐食を防止し、且つ犠牲陽極の無駄
な消費を防止することにある。 一般に腐食環境下にある金属体を電気防食する
にはその金属体表面の局部陰極部の電位を、局部
陽極部の電位まで分極させる必要がある。例えば
海水中において、その防食しようとする金属の自
然電位列に示された定常電位より0.2〜0.3V低い
電位にすればこの状態になるといわれている。海
水中における鉄鋼の防食電位は、飽和甘こう基準
で約−0.8Vである。 一方各種溶液中でのステンレス鋼の応力腐食割
れは第1表に示すように、20%Nacl+1%
Na2CrO4溶液中でSUS304、SUS316共−0.36V付
近で発生するといわれている。
【表】
従つて、防食ライニング塗装とステンレス鋼と
から成る液体貯蔵タンクの防食法は、ステンレス
鋼の応力腐食割れの発生と、過度な防食による炭
素鋼表面での水素発生を共に防止し得る防食電位
の範囲を常に保時することが、有効な防食法であ
ることがわかつた。 そこで本発明者等は、この考え方を確認するた
め種々実験を重ねた。第2表に示した成分を含む
試験液中において、炭素鋼、SUS304及び
SUS316Lの電位を測定した。次に犠性陽極とし
てAlを用い、炭素鋼、SUS304及びSUS316Lと組
み合せた場合の電位を測定した。結果を第1図に
示す。図からSUS304、SUS316L及び炭素鋼の自
然電位は電気防食していない電位で、電気防食す
ると各試料共水素発生電位を越えた−1.1V付近
にある。次に本発明法である可変抵抗器からなる
電位調整器を陰極と犠牲陽極間に設置した。電位
は炭素鋼の自然電位より卑で、水素発生電位より
貴な電位に設定し、1カ月間一定に保時した。そ
の結果、炭素鋼の腐食及びステンレス鋼の応力腐
食割れの発生は見られず、健全であつた。
から成る液体貯蔵タンクの防食法は、ステンレス
鋼の応力腐食割れの発生と、過度な防食による炭
素鋼表面での水素発生を共に防止し得る防食電位
の範囲を常に保時することが、有効な防食法であ
ることがわかつた。 そこで本発明者等は、この考え方を確認するた
め種々実験を重ねた。第2表に示した成分を含む
試験液中において、炭素鋼、SUS304及び
SUS316Lの電位を測定した。次に犠性陽極とし
てAlを用い、炭素鋼、SUS304及びSUS316Lと組
み合せた場合の電位を測定した。結果を第1図に
示す。図からSUS304、SUS316L及び炭素鋼の自
然電位は電気防食していない電位で、電気防食す
ると各試料共水素発生電位を越えた−1.1V付近
にある。次に本発明法である可変抵抗器からなる
電位調整器を陰極と犠牲陽極間に設置した。電位
は炭素鋼の自然電位より卑で、水素発生電位より
貴な電位に設定し、1カ月間一定に保時した。そ
の結果、炭素鋼の腐食及びステンレス鋼の応力腐
食割れの発生は見られず、健全であつた。
【表】
本発明は上記知見に基いてなされたものであつ
て、ライニングを有する金属製液体タンクに犠性
陽極を設けると共に、この犠性陽極とタンクとの
間に適正防食電位に保持するための可変抵抗器か
らなる電位調整器を設けるようにしたものであ
る。 以下、本発明の一実施例を第2図により説明す
る。第2図は炭素鋼に防食ライニング塗装したタ
ンクにステンレス鋼内部配管のある液体貯蔵タン
クの模式的説明図である。図において、炭素鋼製
タンク1は樹脂ライニング2で防食塗装されてお
り、タンク内部には温水等を流すステンレス配管
3がセツトされている。流電陽極方式による電気
防食法を適用するための犠性陽極4は、適正防食
電位に保時する可変抵抗器からなる電位調整器5
と防食効果を監視するための電流計6を通して、
陰極である炭素鋼1及びステンレス鋼3と電気的
に接続している。腐食性溶液7は温水で加熱され
常時50℃に保持される。 電流計6は防食効果を監視するためのものであ
る。即ち犠性陽極4は流電陽極効果を発揮して、
各試料に液中を通して陰極電流(防食電流)を供
給するが、この防食電流を計測する電流計6を上
記回路に設置すれば、犠性陽極の消耗量がわかり
流電陽極方式による防食効果を監視できる。電流
計6は常時使用して監視しても、また始めにセツ
トして時々監視しても、何らさしつかえない。 上記実施例装置において炭素鋼1及びステンレ
ス鋼3の腐食は防止でき、犠性陽極4の消耗量も
必要最小限に抑えることができた。 さらに従来の電気防食法よりも、より一層完全
に防食することができた。また、ライニングの剥
離も何ら生じなかつた。 以上の通り本発明によれば、廃液タンクが種々
の材料で構成されても、運転方法または運転条件
の急変による腐食状態の変化が生じても、可変抵
抗器を使用しているので最も卑な電位のタンク構
成材料より卑で、水素発生電位より貴な電位にす
ぐに設定することができ、結果として常に最適な
防食範囲に保持することができる。従つて、常時
最適な腐食防止がなされるために優れた防食性を
有する金属製液体貯蔵タンクが提供される。ま
た、タンク寿命も延長される。さらに犠性陽極の
いたずらな消耗が回避され、タンクの保守管理も
容易になる。
て、ライニングを有する金属製液体タンクに犠性
陽極を設けると共に、この犠性陽極とタンクとの
間に適正防食電位に保持するための可変抵抗器か
らなる電位調整器を設けるようにしたものであ
る。 以下、本発明の一実施例を第2図により説明す
る。第2図は炭素鋼に防食ライニング塗装したタ
ンクにステンレス鋼内部配管のある液体貯蔵タン
クの模式的説明図である。図において、炭素鋼製
タンク1は樹脂ライニング2で防食塗装されてお
り、タンク内部には温水等を流すステンレス配管
3がセツトされている。流電陽極方式による電気
防食法を適用するための犠性陽極4は、適正防食
電位に保時する可変抵抗器からなる電位調整器5
と防食効果を監視するための電流計6を通して、
陰極である炭素鋼1及びステンレス鋼3と電気的
に接続している。腐食性溶液7は温水で加熱され
常時50℃に保持される。 電流計6は防食効果を監視するためのものであ
る。即ち犠性陽極4は流電陽極効果を発揮して、
各試料に液中を通して陰極電流(防食電流)を供
給するが、この防食電流を計測する電流計6を上
記回路に設置すれば、犠性陽極の消耗量がわかり
流電陽極方式による防食効果を監視できる。電流
計6は常時使用して監視しても、また始めにセツ
トして時々監視しても、何らさしつかえない。 上記実施例装置において炭素鋼1及びステンレ
ス鋼3の腐食は防止でき、犠性陽極4の消耗量も
必要最小限に抑えることができた。 さらに従来の電気防食法よりも、より一層完全
に防食することができた。また、ライニングの剥
離も何ら生じなかつた。 以上の通り本発明によれば、廃液タンクが種々
の材料で構成されても、運転方法または運転条件
の急変による腐食状態の変化が生じても、可変抵
抗器を使用しているので最も卑な電位のタンク構
成材料より卑で、水素発生電位より貴な電位にす
ぐに設定することができ、結果として常に最適な
防食範囲に保持することができる。従つて、常時
最適な腐食防止がなされるために優れた防食性を
有する金属製液体貯蔵タンクが提供される。ま
た、タンク寿命も延長される。さらに犠性陽極の
いたずらな消耗が回避され、タンクの保守管理も
容易になる。
第1図は犠性陽極の試験結果を示すグラフ、第
2図はライニングを有する金属製液体貯蔵タンク
の概略断面図である。 1……炭素鋼製タンク、2……樹脂ライニン
グ、3……ステンレス配管、4……犠性陽極、5
……電位調整器、6……電流計、7……腐食性溶
液。
2図はライニングを有する金属製液体貯蔵タンク
の概略断面図である。 1……炭素鋼製タンク、2……樹脂ライニン
グ、3……ステンレス配管、4……犠性陽極、5
……電位調整器、6……電流計、7……腐食性溶
液。
Claims (1)
- 1 ライニングを有する金属製液体貯蔵タンクに
犠牲陽極を設けると共に、この犠牲陽極とタンク
との間に適正防食電位に保持するための可変抵抗
器からなる電位調整器を設け、該電位調整器と直
列に電流計が介設されていることを特徴とする液
体貯蔵タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57042670A JPS58160287A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 液体貯蔵タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57042670A JPS58160287A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 液体貯蔵タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160287A JPS58160287A (ja) | 1983-09-22 |
| JPS63313B2 true JPS63313B2 (ja) | 1988-01-06 |
Family
ID=12642454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57042670A Granted JPS58160287A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 液体貯蔵タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160287A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221174A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Motor Corp | 鋳造装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899386A (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-13 | 日本ケミカル建設株式会社 | 防蝕性構造物 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP57042670A patent/JPS58160287A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013221174A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyota Motor Corp | 鋳造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58160287A (ja) | 1983-09-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2444174A (en) | Galvanic coating process | |
| Pedeferri | Cathodic and anodic protection | |
| US4381981A (en) | Sacrificial cathodic protection system | |
| US2856342A (en) | Anti-corrosion anode | |
| US20020108849A1 (en) | Antifouling system for structure exposed to seawater and heat exchanger | |
| JPS63313B2 (ja) | ||
| US2404031A (en) | Corrosion preventing electrode | |
| US20040134795A1 (en) | System and method for protecting metals | |
| Altaf et al. | Part-I: Optimum designing of cathodic protection systems of marine platforms | |
| KR102652545B1 (ko) | 전류인가형 음극방식을 이용한 배관의 부식방지시스템 | |
| Zhang et al. | Corrosion protection | |
| JP5047395B1 (ja) | 腐食生成物が固着しない防食用アルミニウム合金流電陽極 | |
| Munro et al. | Anodic protection-its operation and applications | |
| JP5402177B2 (ja) | 流電陽極体および流電陽極法 | |
| US3496079A (en) | Corrosion prevention | |
| Goldie et al. | CATHODIC PROTECTION & COATINGS | |
| Fang et al. | Electrochemical protection and design | |
| Cotton | Practical Use of Anodic Passivation for the Protection of Chel11Ical Plant | |
| Ekhasomhi et al. | Design of a cathodic protection system for 2,000 barrels crude oil surge tank using zinc anode | |
| JP2644591B2 (ja) | 電気化学的防蝕部材 | |
| Aromaa et al. | Corrosion and Cathodic Protection of Ice Going Vessels in Subarctic and Arctic Environment | |
| Vasyliev et al. | Steel pipe internal corrosion protection using magnesium anode: Impact of protective potential and phase layer formation on corrosion rate | |
| Shreir | Tantalum-Platinum and Titanium-Platinum Bi-Electrodes | |
| SU943324A1 (ru) | Способ электрохимической защиты металлических трубопроводов и других конструкций от коррозии в электролите под действием токов утечки | |
| Curtis | The Permanent Anode in Impressed‐current Cathodic Protection Systems—Part 2 |