JPS633187B2 - - Google Patents
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- JPS633187B2 JPS633187B2 JP17513980A JP17513980A JPS633187B2 JP S633187 B2 JPS633187 B2 JP S633187B2 JP 17513980 A JP17513980 A JP 17513980A JP 17513980 A JP17513980 A JP 17513980A JP S633187 B2 JPS633187 B2 JP S633187B2
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- pulley
- fixed
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- cam
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Landscapes
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、駆動側プーリーの回転をベルトを介
して従動側プーリーへ伝達する動力伝達装置に関
し、特に、例えば自動車において、エンジンの回
転をエアーポンプ、ウオータポンプフアン、コン
プレツサ、オルタネータ、パワーステアリング用
ポンプ等の補機に伝えるのに用いて有効な動力伝
達装置に関する。
して従動側プーリーへ伝達する動力伝達装置に関
し、特に、例えば自動車において、エンジンの回
転をエアーポンプ、ウオータポンプフアン、コン
プレツサ、オルタネータ、パワーステアリング用
ポンプ等の補機に伝えるのに用いて有効な動力伝
達装置に関する。
本発明の目的は、上記動力伝達装置において、
駆動軸の回転数が所定領域内では従動軸の回転数
が略一定となるように回転を伝達することがで
き、しかも補機の負荷の急変が生じたり、大きな
負荷トルクが加わつたりしても、駆動側プーリー
および従動側プーリーにおいてベルトへの押付力
増大させることによりベルトのスリツプを防止す
ることができるものを提供することである。
駆動軸の回転数が所定領域内では従動軸の回転数
が略一定となるように回転を伝達することがで
き、しかも補機の負荷の急変が生じたり、大きな
負荷トルクが加わつたりしても、駆動側プーリー
および従動側プーリーにおいてベルトへの押付力
増大させることによりベルトのスリツプを防止す
ることができるものを提供することである。
以下図面を参照して本発明の好適実施例を説明
する。
する。
第1図において付号1は駆動軸を示し、駆動軸
1は本例では自動車用エンジンのクランク軸であ
り、その回転方向をPで示す。駆動軸1には駆動
側プーリー10が取付けられ、駆動側プーリー1
0にはベルト40が巻かれている。また符号21
は従動軸を示し、従動軸21は図示しないベアリ
ング等でエンジンブロツク等に軸持されている。
従動軸21には従動側プーリー20が取付けら
れ、従動側プーリー20には同様にベルト40が
巻かれている。従つて駆動側プーリー10の回転
をベルト40を介して従動側プーリー20に伝達
することにより、駆動軸1の回転は従動軸21に
伝達されるようになつている。
1は本例では自動車用エンジンのクランク軸であ
り、その回転方向をPで示す。駆動軸1には駆動
側プーリー10が取付けられ、駆動側プーリー1
0にはベルト40が巻かれている。また符号21
は従動軸を示し、従動軸21は図示しないベアリ
ング等でエンジンブロツク等に軸持されている。
従動軸21には従動側プーリー20が取付けら
れ、従動側プーリー20には同様にベルト40が
巻かれている。従つて駆動側プーリー10の回転
をベルト40を介して従動側プーリー20に伝達
することにより、駆動軸1の回転は従動軸21に
伝達されるようになつている。
駆動側プーリー10は固定プーリー13および
可動プーリー14からなり、また従動側プーリー
20も固定プーリー23および可動プーリー24
からなり、これら固定プーリー13,23および
可動プーリー14,24はそれぞれ以下に述べる
態様で駆動軸1および従動軸21に連結されてい
る。
可動プーリー14からなり、また従動側プーリー
20も固定プーリー23および可動プーリー24
からなり、これら固定プーリー13,23および
可動プーリー14,24はそれぞれ以下に述べる
態様で駆動軸1および従動軸21に連結されてい
る。
まず駆動軸プーリー10の側の構造について説
明すると、駆動軸1にはボルト15および図示し
ないキー等で主軸11が一体固着されており、固
定プーリー11は、中心内面に形成されたねじ部
13aにより主軸11にねじ締めされ、それによ
つて主軸11に一体固着されている。固定プーリ
ー13の中心内面のうちねじ部13aのない部分
は主軸11と嵌合して固定プーリー13の振れを
防止している。固定プーリー13の端部13bは
主軸11の段部11aと当接するようになつてい
て、固定プーリー13を締付けることによりこの
固定プーリー端部13bと主軸段部11aとが密
着し、水、泥等の浸入を防止している。
明すると、駆動軸1にはボルト15および図示し
ないキー等で主軸11が一体固着されており、固
定プーリー11は、中心内面に形成されたねじ部
13aにより主軸11にねじ締めされ、それによ
つて主軸11に一体固着されている。固定プーリ
ー13の中心内面のうちねじ部13aのない部分
は主軸11と嵌合して固定プーリー13の振れを
防止している。固定プーリー13の端部13bは
主軸11の段部11aと当接するようになつてい
て、固定プーリー13を締付けることによりこの
固定プーリー端部13bと主軸段部11aとが密
着し、水、泥等の浸入を防止している。
主軸11にはまた、負荷トルクの大きさに応じ
て可動プーリー14を固定プーリー13へ近ずけ
る方向即ち、駆動側プーリー10が幅狭となる方
向に付勢する駆動側カム機構19が設けられてい
る。駆動側カム機構19は固定カム17および可
動カム18からなり、固定カム17は主軸11に
圧入等で一体固着され、可動カム18はボルト5
2により可動プーリー14に一体固着されてい
る。可動カム18のリング部分18cの内周面に
はドライベアリング12が打ち込まれており、こ
のドライベアリング12により、可動カム18お
よび可動プーリー14は、ドライベアリング12
と共に、主軸11上を軸線方向に滑動することが
できるようになつている。固定カム17と可動プ
ーリー14との間にはスプリング16が配設さ
れ、このスプリング16はその初期セツテング荷
重により、可動プーリー14を固定プーリー13
に近ずける方向、即ち、駆動側プーリー10が幅
狭となる方向に付勢している。なお可動プーリー
14は装置の軽量化のためアルミニウム合金等の
比較的軽量の金属材料を用いて作られている。
て可動プーリー14を固定プーリー13へ近ずけ
る方向即ち、駆動側プーリー10が幅狭となる方
向に付勢する駆動側カム機構19が設けられてい
る。駆動側カム機構19は固定カム17および可
動カム18からなり、固定カム17は主軸11に
圧入等で一体固着され、可動カム18はボルト5
2により可動プーリー14に一体固着されてい
る。可動カム18のリング部分18cの内周面に
はドライベアリング12が打ち込まれており、こ
のドライベアリング12により、可動カム18お
よび可動プーリー14は、ドライベアリング12
と共に、主軸11上を軸線方向に滑動することが
できるようになつている。固定カム17と可動プ
ーリー14との間にはスプリング16が配設さ
れ、このスプリング16はその初期セツテング荷
重により、可動プーリー14を固定プーリー13
に近ずける方向、即ち、駆動側プーリー10が幅
狭となる方向に付勢している。なお可動プーリー
14は装置の軽量化のためアルミニウム合金等の
比較的軽量の金属材料を用いて作られている。
駆動側カム機構19の固定カム17および可動
カム18は、それぞれ、動力伝達時には常時当接
し合う作用面17a,18aを有している。作用
面17a,18aは第2図の展開図に見られるよ
うに直線に形成され、その角度αは計算された適
当な角度となつている。この構造により、負荷の
変動などにより作用面17a,18aが互いに強
く接触し合う方向の力が固定カム17と可動カム
18との間に作用すると、作用面17a,18a
の角度に応じた軸線方向の推力成分が発生し、可
動カム18は固定カム17から離れる方向に移動
する。従つて可動カム18に一体固着された可動
プーリー14は固定プーリー13に近ずく方向に
押され、駆動側プーリー10は幅狭となる。
カム18は、それぞれ、動力伝達時には常時当接
し合う作用面17a,18aを有している。作用
面17a,18aは第2図の展開図に見られるよ
うに直線に形成され、その角度αは計算された適
当な角度となつている。この構造により、負荷の
変動などにより作用面17a,18aが互いに強
く接触し合う方向の力が固定カム17と可動カム
18との間に作用すると、作用面17a,18a
の角度に応じた軸線方向の推力成分が発生し、可
動カム18は固定カム17から離れる方向に移動
する。従つて可動カム18に一体固着された可動
プーリー14は固定プーリー13に近ずく方向に
押され、駆動側プーリー10は幅狭となる。
54はエンジンの点火時期を確認するためのタ
イミングプレートで固定カム17に一体固着され
ている。50は主軸11と可動プーリー14との
間のシールを行なう第1のオイルシールで、タイ
ミングプレート54に一体形成した溝54aに組
付けられている。そして第1のオイルシール50
の外周は可動プーリー14の内周面14aに圧入
されたリング51の内周面51aと摺接して、外
部から駆動側プーリー内部へ水、泥水、粉塵が浸
入しないようにしている。リング51は可動プー
リー14とは異なる材料で比較的硬度の高い金
属、例えば鉄等で構成されている。53は固定プ
ーリー13と可動プーリー14との間のシールを
行なう第2のオイルシールで、可動プーリー14
に一体形成した溝14bに組付けられている。そ
して第1のオイルシール50と同様に第2のオイ
ルシール53の外周は固定プーリー13の内周面
13cと摺接して、外部から駆動側プーリー内部
へ水、泥水、粉塵が浸入しないようにしている。
イミングプレートで固定カム17に一体固着され
ている。50は主軸11と可動プーリー14との
間のシールを行なう第1のオイルシールで、タイ
ミングプレート54に一体形成した溝54aに組
付けられている。そして第1のオイルシール50
の外周は可動プーリー14の内周面14aに圧入
されたリング51の内周面51aと摺接して、外
部から駆動側プーリー内部へ水、泥水、粉塵が浸
入しないようにしている。リング51は可動プー
リー14とは異なる材料で比較的硬度の高い金
属、例えば鉄等で構成されている。53は固定プ
ーリー13と可動プーリー14との間のシールを
行なう第2のオイルシールで、可動プーリー14
に一体形成した溝14bに組付けられている。そ
して第1のオイルシール50と同様に第2のオイ
ルシール53の外周は固定プーリー13の内周面
13cと摺接して、外部から駆動側プーリー内部
へ水、泥水、粉塵が浸入しないようにしている。
また18bおよび14cは可動側カム18およ
び可動プーリー14に設けた通気孔で、可動プー
リーの移動に伴なう体積変化による駆動側プーリ
ー内部の圧力の上昇および低下を防止するように
している。13dおよび14dは固定プーリー1
4および可動プーリー13のベルト40との接触
する面とは反対側の面に突設されたリブであり、
放射状に複数本形成してある。
び可動プーリー14に設けた通気孔で、可動プー
リーの移動に伴なう体積変化による駆動側プーリ
ー内部の圧力の上昇および低下を防止するように
している。13dおよび14dは固定プーリー1
4および可動プーリー13のベルト40との接触
する面とは反対側の面に突設されたリブであり、
放射状に複数本形成してある。
次に従動側プーリー20の側の構造について説
明すると、固定プーリー23はプレート37およ
びリングシール38と共に複数本(本例では4
本)のボルト39により一体固着されており、プ
レート37は従動軸21に圧入されている。固定
プーリー23は直接従動軸に一体固着してもよ
い。この固定プーリー23には複数のV溝部23
aが刻設され、エアポンプ、ウオータポンプ、フ
アン、コンプレツサー、オルタネータ、パワース
テアリング用ポンプ等の自動車用補機類に複数の
V形リブを有するポリVベルト41を介して動力
を伝達するようになつている。
明すると、固定プーリー23はプレート37およ
びリングシール38と共に複数本(本例では4
本)のボルト39により一体固着されており、プ
レート37は従動軸21に圧入されている。固定
プーリー23は直接従動軸に一体固着してもよ
い。この固定プーリー23には複数のV溝部23
aが刻設され、エアポンプ、ウオータポンプ、フ
アン、コンプレツサー、オルタネータ、パワース
テアリング用ポンプ等の自動車用補機類に複数の
V形リブを有するポリVベルト41を介して動力
を伝達するようになつている。
従動軸21にはまた、駆動側プーリー10にお
けるのと同様、負荷トルクの大きさに応じて可動
プーリー24を固定プーリー23に近ずける方
向、即ち、従動側プーリー20が幅狭となる方向
に付勢する従動側カム機構33が設けられてい
る。従動側カム機構33は固定カム31および可
動カム32からなり、固定カム31は、従動軸2
1に圧入等で一体固着された固定板25に、ボル
ト61により一体固着されており、可動カム32
はボルト60により可動プーリー24に一体固着
されている。可動カム32のリング部分32bの
内周面にはドライベアリング22が打込まれてお
り、このドライベアリング22により、可動カム
32および可動プーリー24はドライベアリング
22と共に、従動軸21上を軸線方向に滑動する
ことができるようになつている。
けるのと同様、負荷トルクの大きさに応じて可動
プーリー24を固定プーリー23に近ずける方
向、即ち、従動側プーリー20が幅狭となる方向
に付勢する従動側カム機構33が設けられてい
る。従動側カム機構33は固定カム31および可
動カム32からなり、固定カム31は、従動軸2
1に圧入等で一体固着された固定板25に、ボル
ト61により一体固着されており、可動カム32
はボルト60により可動プーリー24に一体固着
されている。可動カム32のリング部分32bの
内周面にはドライベアリング22が打込まれてお
り、このドライベアリング22により、可動カム
32および可動プーリー24はドライベアリング
22と共に、従動軸21上を軸線方向に滑動する
ことができるようになつている。
固定プーリー23と可動プーリー24との間に
はスプリング27が配装され、このスプリングの
初期セツテイング荷重により、可動プーリー24
を固定プーリー23から遠ざける方向、即ち、従
動側プーリー20が幅広となる方向に付勢してい
る。
はスプリング27が配装され、このスプリングの
初期セツテイング荷重により、可動プーリー24
を固定プーリー23から遠ざける方向、即ち、従
動側プーリー20が幅広となる方向に付勢してい
る。
なお可動プーリー24は、駆動側プーリー10
におけるのと同様、装置の軽量化のためかつその
移動の円滑化のためアルミニウム合金等の比較的
軽量の金属材料で作られている。
におけるのと同様、装置の軽量化のためかつその
移動の円滑化のためアルミニウム合金等の比較的
軽量の金属材料で作られている。
従動側カム機構33の固定カム31および可動
カム32は、駆動側カム機構19におけるのと同
様、それぞれ動力伝達時に常時当接し合う作用面
31a,32aを有し、作用面31a,32a
は、第4図の展開図に示すように直線に形成さ
れ、その角度βは計算された適当な角度となつて
いる。この構造により、負荷トルクの変動などに
より作用面31a,32aが互いに強く接触し合
う方向の力が固定カム31と可動カム32との間
に作用すると、作用面31a,32aの角度に応
じた軸線方向の推力成分が発生し、可動カム32
は固定カム31から離れる方向に移動する。従つ
て可動カム32に一体固着された可動プーリー2
4は固定プーリー23に近ずく方向に押され、従
動側プーリー20は幅狭となる。
カム32は、駆動側カム機構19におけるのと同
様、それぞれ動力伝達時に常時当接し合う作用面
31a,32aを有し、作用面31a,32a
は、第4図の展開図に示すように直線に形成さ
れ、その角度βは計算された適当な角度となつて
いる。この構造により、負荷トルクの変動などに
より作用面31a,32aが互いに強く接触し合
う方向の力が固定カム31と可動カム32との間
に作用すると、作用面31a,32aの角度に応
じた軸線方向の推力成分が発生し、可動カム32
は固定カム31から離れる方向に移動する。従つ
て可動カム32に一体固着された可動プーリー2
4は固定プーリー23に近ずく方向に押され、従
動側プーリー20は幅狭となる。
従動側プーリー20の側にはまた、従動側プー
リーの回転に伴なう遠心力によつてこの従動側プ
ーリー20を幅狭となる方向に付勢するフライウ
エイト28が配設されている。フライウエイト2
0はローラ状をしており、第4図に示すように傾
斜面29aを有するホルダー29と固定板25と
で形成された空間内に複数個納められている。本
例では、2個のフライウエイト20を納めるホル
ダー29が4個設けられており、合計8個フライ
ウエイトが配置されている。各ホルダー29はピ
ン30で可動プーリー24に固着されている。こ
こでフライウエイト28の外周には複数の油溝2
8a(本例では2本)が設置してあり、フライウ
エイト28の外周近傍に潤滑のため充填した潤滑
油を確実に保持するようにしている。またホルダ
ー29には傾斜面29aに連続して従動軸21と
平行となる保持面29bが形成してあり、フライ
ウエイト28が遠心力で最も半径方向の外側へ移
動した時にはフライウエイト28の頂点がこの保
持面29bに当接するようになつている。またホ
ルダー29の側方にはフライウエイトの移動を支
持するフランジ29dが形成されている。
リーの回転に伴なう遠心力によつてこの従動側プ
ーリー20を幅狭となる方向に付勢するフライウ
エイト28が配設されている。フライウエイト2
0はローラ状をしており、第4図に示すように傾
斜面29aを有するホルダー29と固定板25と
で形成された空間内に複数個納められている。本
例では、2個のフライウエイト20を納めるホル
ダー29が4個設けられており、合計8個フライ
ウエイトが配置されている。各ホルダー29はピ
ン30で可動プーリー24に固着されている。こ
こでフライウエイト28の外周には複数の油溝2
8a(本例では2本)が設置してあり、フライウ
エイト28の外周近傍に潤滑のため充填した潤滑
油を確実に保持するようにしている。またホルダ
ー29には傾斜面29aに連続して従動軸21と
平行となる保持面29bが形成してあり、フライ
ウエイト28が遠心力で最も半径方向の外側へ移
動した時にはフライウエイト28の頂点がこの保
持面29bに当接するようになつている。またホ
ルダー29の側方にはフライウエイトの移動を支
持するフランジ29dが形成されている。
35は固定板25の外面を覆うカバーで、可動
プーリー24の外周面に小ネジ62により固定さ
れている。また、可動プーリー24の外周面には
O―リング溝が設けられ、この溝内に挿填された
O―リング36によりフライウエイト28とホル
ダー29、およびフライウエイト28と固定板2
5の間に充填した潤滑油が外部に飛散するのを防
止している。また24b,25aは可動プーリー
24および固定板25に設けた通気孔で可動プー
リー24の移動に伴なう従動側プーリー内部の体
積変化による圧力の上昇および低下を防止してい
る。23bは固定プーリー23のベルト40との
接触する面とは反対側の面に突設されたリブで放
射状に複数本形成してある。63は可動プーリー
24と固定プーリー23との間のシールを行なう
オイルシールで、可動プーリー24に一体形成し
た溝24cに組付けられている。そしてオイルシ
ール63の内周は固定プーリー23と一体固着し
たシールリング38の外周面38aと摺接して、
外部から従動側プーリー内部へ水、泥水、粉塵等
が浸入しないようにしてある。なお、40は駆動
側プーリー10と従動側プーリー20との間に懸
渡され、駆動側プーリー10の回転を従動側プー
リー20に伝える変速Vベルトで、強力な心体入
りのゴムよりなる。
プーリー24の外周面に小ネジ62により固定さ
れている。また、可動プーリー24の外周面には
O―リング溝が設けられ、この溝内に挿填された
O―リング36によりフライウエイト28とホル
ダー29、およびフライウエイト28と固定板2
5の間に充填した潤滑油が外部に飛散するのを防
止している。また24b,25aは可動プーリー
24および固定板25に設けた通気孔で可動プー
リー24の移動に伴なう従動側プーリー内部の体
積変化による圧力の上昇および低下を防止してい
る。23bは固定プーリー23のベルト40との
接触する面とは反対側の面に突設されたリブで放
射状に複数本形成してある。63は可動プーリー
24と固定プーリー23との間のシールを行なう
オイルシールで、可動プーリー24に一体形成し
た溝24cに組付けられている。そしてオイルシ
ール63の内周は固定プーリー23と一体固着し
たシールリング38の外周面38aと摺接して、
外部から従動側プーリー内部へ水、泥水、粉塵等
が浸入しないようにしてある。なお、40は駆動
側プーリー10と従動側プーリー20との間に懸
渡され、駆動側プーリー10の回転を従動側プー
リー20に伝える変速Vベルトで、強力な心体入
りのゴムよりなる。
次に上記構成より成る動力伝達装置の作動を説
明する。エンジンがアイドリング状態から回転数
が増加するにつれて、駆動側プーリー10および
従動側プーリー20も高回転数となり、その結
果、フライウエイト28の遠心力が増大し、ホル
ダー29の傾斜面29aに作用してホルダー29
を介し可動プーリー24を固定プーリー23側へ
押圧する力の成分が増大する。そして、このフラ
イウエイト28の遠心力により可動プーリー24
を移動させるべく働く力がスプリング16,27
の合計荷重に比例した力よりも小さい範囲では可
動プーリー24は軸方向へ移動せず、駆動側プー
リー10および従動側プーリー20間の回転伝達
比は変わらず、定められた一定の比率で伝達が行
なわれる。
明する。エンジンがアイドリング状態から回転数
が増加するにつれて、駆動側プーリー10および
従動側プーリー20も高回転数となり、その結
果、フライウエイト28の遠心力が増大し、ホル
ダー29の傾斜面29aに作用してホルダー29
を介し可動プーリー24を固定プーリー23側へ
押圧する力の成分が増大する。そして、このフラ
イウエイト28の遠心力により可動プーリー24
を移動させるべく働く力がスプリング16,27
の合計荷重に比例した力よりも小さい範囲では可
動プーリー24は軸方向へ移動せず、駆動側プー
リー10および従動側プーリー20間の回転伝達
比は変わらず、定められた一定の比率で伝達が行
なわれる。
次にエンジンの回転数が更に増加して、フライ
ウエイト28の遠心力により可動プーリー24を
移動させるように働く力が、スプリング16,2
7の合計荷重に比例した力以上になると可動プー
リー24は固定プーリー23側へ動き、その結果
従動側プーリー20が幅狭となり、Vベルト40
の当接する部位が従動軸21より遠ざかり(プー
リー有効径が大きくなる)、それを補なう分だけ
駆動側プーリー10におけるVベルト40の当接
する位置が主軸11に近づき(プーリー有効径が
小さくなる)、そのため駆動側プーリー10では
幅広とすべく可動プーリー14が固定プーリー1
3より離れることになる。従つて、この状態では
駆動側、従動側の両プーリー10,20において
Vベルト40の当接位置から中心軸までの距離が
順次変わることにより、駆動側プーリー10およ
び従動側プーリー20間の回転伝達比は小さくな
り、駆動側プーリー10の回転数の増加に係わら
ず従動側プーリー20では常に一定の回転数とな
る。
ウエイト28の遠心力により可動プーリー24を
移動させるように働く力が、スプリング16,2
7の合計荷重に比例した力以上になると可動プー
リー24は固定プーリー23側へ動き、その結果
従動側プーリー20が幅狭となり、Vベルト40
の当接する部位が従動軸21より遠ざかり(プー
リー有効径が大きくなる)、それを補なう分だけ
駆動側プーリー10におけるVベルト40の当接
する位置が主軸11に近づき(プーリー有効径が
小さくなる)、そのため駆動側プーリー10では
幅広とすべく可動プーリー14が固定プーリー1
3より離れることになる。従つて、この状態では
駆動側、従動側の両プーリー10,20において
Vベルト40の当接位置から中心軸までの距離が
順次変わることにより、駆動側プーリー10およ
び従動側プーリー20間の回転伝達比は小さくな
り、駆動側プーリー10の回転数の増加に係わら
ず従動側プーリー20では常に一定の回転数とな
る。
エンジンの回転数が更に上昇すると、やがては
駆動側プーリー10は最も幅広となつてその状態
で止まり、従動側プーリー20は最も幅狭となつ
たその状態で止まり、それ以降はエンジン(駆動
側プーリー10)の回転数に応じて従動側プーリ
ー20の回転数も上昇することになる。ただこの
場合、中心軸から変速Vベルト40までの距離は
駆動側プーリー10で小さく、従動側プーリー2
0で大きくなつているので、エンジンの回転数は
一定の減速比でもつて従動側プーリー20へ伝え
られることになる。
駆動側プーリー10は最も幅広となつてその状態
で止まり、従動側プーリー20は最も幅狭となつ
たその状態で止まり、それ以降はエンジン(駆動
側プーリー10)の回転数に応じて従動側プーリ
ー20の回転数も上昇することになる。ただこの
場合、中心軸から変速Vベルト40までの距離は
駆動側プーリー10で小さく、従動側プーリー2
0で大きくなつているので、エンジンの回転数は
一定の減速比でもつて従動側プーリー20へ伝え
られることになる。
次に駆動側および従動側のカム機構19,33
の作動について説明する。
の作動について説明する。
コンプレツサが急に作動を開始するなど、ポリ
Vベルトを介して受ける補機の負荷が急変した場
合、あるいはパワーステアリングポンプをはじめ
として他の補機の負荷が大きい場合には、従動側
カム機構33の固定カム31に回転を止めるべく
作用する負荷トルクが作用し、その負荷トルクの
大きさに応じて前述したように、固定および可動
側の両カム31,32の互いに当接し合つている
作用面31a,32aがより強く接触しようとす
る。そして作用面31a,32aの角度βに応じ
た軸線方向の推力成分が発生し、この力がフライ
ウエイト28の遠心力により可動プーリー24を
固定プーリー23に向けて移動させるように働く
力を助けるべく、従動側プーリー20を幅狭にす
る方向に付勢する。そのため、補機の負荷が急変
あるいは非常に大きい時にはカム機構33が従動
側プーリー20におけるベルトを押付ける力を増
大させ、負荷の急変あるいは非常に大きいことに
よるベルトのスリツプを防止する。また従動側カ
ム機構33は上記作動により、負荷の急変あるい
は低負荷および高負荷の負荷変動に伴なう従動側
プーリー20の回転数変化を著るしく減少させて
いる。
Vベルトを介して受ける補機の負荷が急変した場
合、あるいはパワーステアリングポンプをはじめ
として他の補機の負荷が大きい場合には、従動側
カム機構33の固定カム31に回転を止めるべく
作用する負荷トルクが作用し、その負荷トルクの
大きさに応じて前述したように、固定および可動
側の両カム31,32の互いに当接し合つている
作用面31a,32aがより強く接触しようとす
る。そして作用面31a,32aの角度βに応じ
た軸線方向の推力成分が発生し、この力がフライ
ウエイト28の遠心力により可動プーリー24を
固定プーリー23に向けて移動させるように働く
力を助けるべく、従動側プーリー20を幅狭にす
る方向に付勢する。そのため、補機の負荷が急変
あるいは非常に大きい時にはカム機構33が従動
側プーリー20におけるベルトを押付ける力を増
大させ、負荷の急変あるいは非常に大きいことに
よるベルトのスリツプを防止する。また従動側カ
ム機構33は上記作動により、負荷の急変あるい
は低負荷および高負荷の負荷変動に伴なう従動側
プーリー20の回転数変化を著るしく減少させて
いる。
また同様に、補機の負荷の急変や非常に大きな
負荷がVベルト40を介して駆動側プーリー10
に伝達されれば、駆動側カム機構19の可動カム
18に回転を止めるべく作用する負荷トルクが作
用し、その負荷トルクの大きさに応じて前述した
ように、固定および可動側の両カム17,18の
互いに当接し合つている作用面17a,18aが
より強く接触しようとし、作用面17a,32a
のαに応じた軸線方向の推力成分が発生し、この
力が可動プーリー14を固定プーリー13に近ず
く方向に押し、駆動側プーリー10を幅狭とす
る。従つてカム機構19は駆動側プーリー10に
おけるベルトを押付ける力を増大させ、負荷の急
変あるいは負荷が非常に大きいことによるスリツ
プを防止する。また駆動側カム機構19は上記作
動により、負荷の急変あるいは低負荷および高負
荷の負荷変動に伴なう駆動側プーリー10の回転
数変化を著るしく減少させている。
負荷がVベルト40を介して駆動側プーリー10
に伝達されれば、駆動側カム機構19の可動カム
18に回転を止めるべく作用する負荷トルクが作
用し、その負荷トルクの大きさに応じて前述した
ように、固定および可動側の両カム17,18の
互いに当接し合つている作用面17a,18aが
より強く接触しようとし、作用面17a,32a
のαに応じた軸線方向の推力成分が発生し、この
力が可動プーリー14を固定プーリー13に近ず
く方向に押し、駆動側プーリー10を幅狭とす
る。従つてカム機構19は駆動側プーリー10に
おけるベルトを押付ける力を増大させ、負荷の急
変あるいは負荷が非常に大きいことによるスリツ
プを防止する。また駆動側カム機構19は上記作
動により、負荷の急変あるいは低負荷および高負
荷の負荷変動に伴なう駆動側プーリー10の回転
数変化を著るしく減少させている。
第5図は駆動側プーリー10を加速(図中aで
示す)または減速(図中bで示す)した時の従動
側プーリー20の回転数変化を示したもので、負
荷トルク1Kgmで加速、減速し、減速途中のc点
の駆動側の回転数で急激に負荷トルク2Kgmを加
えた時の状態を示すものである。ここで実線は駆
動側、従動側に本発明のカム機構を備えたもの
で、特に減速時には、C点で急に負荷を加えても
従動側プーリー20はわずかに回転数が変動する
だけで、ベルト40のスリツプはほとんど起つて
いないことがわかる。一方、破線はカム機構を有
せず、トルクを伝達するための一般的な直線スプ
ライン等の機構を備えたもので、特に減速時には
急に負荷を加えたC点で従動側プーリー20の回
転数が大きく落ち込み、ベルト40がスリツプし
ていることがわかる。上述の結果より本発明の駆
動側および従動側カム機構19,33を備えたも
のはベルトのスリツプを起さず、安定した運転が
できることがわかる。
示す)または減速(図中bで示す)した時の従動
側プーリー20の回転数変化を示したもので、負
荷トルク1Kgmで加速、減速し、減速途中のc点
の駆動側の回転数で急激に負荷トルク2Kgmを加
えた時の状態を示すものである。ここで実線は駆
動側、従動側に本発明のカム機構を備えたもの
で、特に減速時には、C点で急に負荷を加えても
従動側プーリー20はわずかに回転数が変動する
だけで、ベルト40のスリツプはほとんど起つて
いないことがわかる。一方、破線はカム機構を有
せず、トルクを伝達するための一般的な直線スプ
ライン等の機構を備えたもので、特に減速時には
急に負荷を加えたC点で従動側プーリー20の回
転数が大きく落ち込み、ベルト40がスリツプし
ていることがわかる。上述の結果より本発明の駆
動側および従動側カム機構19,33を備えたも
のはベルトのスリツプを起さず、安定した運転が
できることがわかる。
次に第6図は本発明のカム機構19,33を備
えた装置(図中実線で示す)と、カム機構を備え
ず、代りにスプリング16,27の初期セツテイ
ング荷重を高めた装置(図中破線で示す)との負
荷の変動に伴なう従動側プーリー20の回転数の
変化を示したもので、この第6図より、負荷を大
きくした場合(図中Aで示す)、小さくした場合
(図中Bで示す)のいずれにおいても本発明のカ
ム機構を備えたものの方が格段に改善されている
ことがわかる。
えた装置(図中実線で示す)と、カム機構を備え
ず、代りにスプリング16,27の初期セツテイ
ング荷重を高めた装置(図中破線で示す)との負
荷の変動に伴なう従動側プーリー20の回転数の
変化を示したもので、この第6図より、負荷を大
きくした場合(図中Aで示す)、小さくした場合
(図中Bで示す)のいずれにおいても本発明のカ
ム機構を備えたものの方が格段に改善されている
ことがわかる。
さらに従動側プーリー20のフライウエイト2
8およびホルダー29の働きについて説明する。
フライウエイト28が最も外側にある状態、即ち
エンジン(駆動側プーリー10)の回転が高く、
従動側プーリー20が最も幅狭の状態において、
フライウエイト28の頂点部はホルダー29の保
持面29bと当接してその状態で保持される。そ
のため、この状態では可動プーリー24が変速ベ
ルト40を軸線方向へ押す力は、エンジン(駆動
側プーリー10)の回転に関係なく補機の負荷に
応じた力のみとなり、いわゆる変速不可の固定さ
れたプーリーと同じとすることができる。その結
果、ベルト40に不必要に大きな軸線方向の力を
与えることがなくなつて、Vベルト40の耐久性
を大幅に向上することが可能となる。
8およびホルダー29の働きについて説明する。
フライウエイト28が最も外側にある状態、即ち
エンジン(駆動側プーリー10)の回転が高く、
従動側プーリー20が最も幅狭の状態において、
フライウエイト28の頂点部はホルダー29の保
持面29bと当接してその状態で保持される。そ
のため、この状態では可動プーリー24が変速ベ
ルト40を軸線方向へ押す力は、エンジン(駆動
側プーリー10)の回転に関係なく補機の負荷に
応じた力のみとなり、いわゆる変速不可の固定さ
れたプーリーと同じとすることができる。その結
果、ベルト40に不必要に大きな軸線方向の力を
与えることがなくなつて、Vベルト40の耐久性
を大幅に向上することが可能となる。
またフライウエイト28とホルダー29との摺
動面、およびフライウエイト28と固定板25と
の摺動面には所定量の潤滑油が封入してあり、こ
の潤滑油はフライウエイト28の外周に設けた油
溝28aにより確実に保持されているため、上記
摺動面で焼付きを起こさず、なめらかにフライウ
エイト28を摺動できる。
動面、およびフライウエイト28と固定板25と
の摺動面には所定量の潤滑油が封入してあり、こ
の潤滑油はフライウエイト28の外周に設けた油
溝28aにより確実に保持されているため、上記
摺動面で焼付きを起こさず、なめらかにフライウ
エイト28を摺動できる。
上述の実施例では従動側カム機構33を可動プ
ーリー24と固定板25との間に設けたが、固定
カム31は軸線方向に可動でない位置ならどこで
も良く、例えば従動軸21に一体固着あるいは一
体とした構成でもよい。また従動側カム機構は第
7図に示すように配設してもよい。即ち、第7図
の70は固定カムで従動軸21に圧入等の方法で
一体固着され、シールリング38および固定プー
リー23と共にボルト39により一体固着されて
いる。一方、可動カム72は可動プーリー24に
ボルト74により一体固着され、この二つのカム
70,72にはそれぞれ、第8図の展開図で示す
ように、同角度の作用面70a,72aが備えら
れ、固定カム70と可動カム72とによつて従動
側カム機構68が形成される。なお、上述の例で
は従動軸21に固定カム70を圧入により一体固
着したが、固定カム70を設ける箇所は軸線方向
に移動しない位置ならどこでもよく、例えば固定
プーリー23でもよい。上記説明では従動側カム
機構の配説位置について述べたが、駆動側のカム
機構19についても全く同じことが伝える。また
従動側にスプリング27を有するものについて述
べたきたが、減速時の応答性はやや劣るが、スプ
リング27がなくても上記の作動性能は得ること
ができる。
ーリー24と固定板25との間に設けたが、固定
カム31は軸線方向に可動でない位置ならどこで
も良く、例えば従動軸21に一体固着あるいは一
体とした構成でもよい。また従動側カム機構は第
7図に示すように配設してもよい。即ち、第7図
の70は固定カムで従動軸21に圧入等の方法で
一体固着され、シールリング38および固定プー
リー23と共にボルト39により一体固着されて
いる。一方、可動カム72は可動プーリー24に
ボルト74により一体固着され、この二つのカム
70,72にはそれぞれ、第8図の展開図で示す
ように、同角度の作用面70a,72aが備えら
れ、固定カム70と可動カム72とによつて従動
側カム機構68が形成される。なお、上述の例で
は従動軸21に固定カム70を圧入により一体固
着したが、固定カム70を設ける箇所は軸線方向
に移動しない位置ならどこでもよく、例えば固定
プーリー23でもよい。上記説明では従動側カム
機構の配説位置について述べたが、駆動側のカム
機構19についても全く同じことが伝える。また
従動側にスプリング27を有するものについて述
べたきたが、減速時の応答性はやや劣るが、スプ
リング27がなくても上記の作動性能は得ること
ができる。
さらに上述の実施例では固定カム31,70は
固定プーリー23にボルト等により固着されてい
るが、圧入あるいはキー、ピンにより固定しても
よく、または固定プーリー23と同材質の一体鋳
造あるいは別材質をインサートする鋳造にしても
よい。
固定プーリー23にボルト等により固着されてい
るが、圧入あるいはキー、ピンにより固定しても
よく、または固定プーリー23と同材質の一体鋳
造あるいは別材質をインサートする鋳造にしても
よい。
また可動カム32,72について説明すると、
上述の実施例ではこれら可動カム32,72はそ
の内周面にドライベアリング22を打込んで固着
したが、第9図に示すように可動カム76を炭素
繊維等で強化された樹脂で一体に成形し、リング
76bの内周面で直接従動軸上を摺動させるよう
にしてもよい。さらにねじ孔部76cのみ金属を
インサートするようにしてもよい。これにより可
動カムはドライベアリングを使用する必要がなく
なり、かつ軽量で安価な構造となる。
上述の実施例ではこれら可動カム32,72はそ
の内周面にドライベアリング22を打込んで固着
したが、第9図に示すように可動カム76を炭素
繊維等で強化された樹脂で一体に成形し、リング
76bの内周面で直接従動軸上を摺動させるよう
にしてもよい。さらにねじ孔部76cのみ金属を
インサートするようにしてもよい。これにより可
動カムはドライベアリングを使用する必要がなく
なり、かつ軽量で安価な構造となる。
また第10図に示すように、作用面を提供する
摺動部分のみ炭素繊維等の樹脂を接着あるいは金
属等の母材に成形するアウトサート成形によつて
もよい。即ち第10図において80はカム母材で
溝80aを有し、溝80a内に樹脂のチツプ81
が接着あるいは成形により組付けられている。チ
ツプ81は作用面81aを有し、相手側の固定カ
ム31の作用面と当接するようになつている。ま
たドライベアリング22はカム母材80の内周面
に打込まれているが、チツプ81の場合と同様こ
のドライベアリング22もチツプ81と同じ材質
あるいは異なる材質のものを成形により固着して
もよい。これにより可動カムは軽量で、安価な構
造となる。
摺動部分のみ炭素繊維等の樹脂を接着あるいは金
属等の母材に成形するアウトサート成形によつて
もよい。即ち第10図において80はカム母材で
溝80aを有し、溝80a内に樹脂のチツプ81
が接着あるいは成形により組付けられている。チ
ツプ81は作用面81aを有し、相手側の固定カ
ム31の作用面と当接するようになつている。ま
たドライベアリング22はカム母材80の内周面
に打込まれているが、チツプ81の場合と同様こ
のドライベアリング22もチツプ81と同じ材質
あるいは異なる材質のものを成形により固着して
もよい。これにより可動カムは軽量で、安価な構
造となる。
さらに上述の例では可動カム32,72は可動
プーリー24にボルト等により固着されているが
圧入あるいはキー、ピン等により固着してもよ
い。なお、上記説明では従動側の可動カム32に
ついて述べたが、駆動側の可動カム18に対して
も適用できることは云うまでもない。
プーリー24にボルト等により固着されているが
圧入あるいはキー、ピン等により固着してもよ
い。なお、上記説明では従動側の可動カム32に
ついて述べたが、駆動側の可動カム18に対して
も適用できることは云うまでもない。
また、上述の例ではフライウエイト28を従動
側プーリー20に設けているが、必要に応じて駆
動側プーリー10に設けてもよい。さらにまた、
上述の実施例では本発明装置を自動車のエンジン
と補機の間の動力伝達装置として用いたが、本発
明装置は他の用途に用いることができるのは云う
までもない。
側プーリー20に設けているが、必要に応じて駆
動側プーリー10に設けてもよい。さらにまた、
上述の実施例では本発明装置を自動車のエンジン
と補機の間の動力伝達装置として用いたが、本発
明装置は他の用途に用いることができるのは云う
までもない。
上記のように、本発明の装置では、駆動側カム
機構および従動側カム機構により、補機の負荷ト
ルクに応じて駆動側および従動側プーリーを幅狭
方向に付勢するようにしたので、負荷の急激な変
動あるいは非常に大きな負荷が加わつた場合にお
いてもベルトがスリツプすることがなく、その結
果確実に負荷トルクの伝達ができ、スリツプ音の
発生がなく、またベルトの耐久性を大幅に向上で
き、さらに燃費の向上ができるというすぐれた効
果がある。
機構および従動側カム機構により、補機の負荷ト
ルクに応じて駆動側および従動側プーリーを幅狭
方向に付勢するようにしたので、負荷の急激な変
動あるいは非常に大きな負荷が加わつた場合にお
いてもベルトがスリツプすることがなく、その結
果確実に負荷トルクの伝達ができ、スリツプ音の
発生がなく、またベルトの耐久性を大幅に向上で
き、さらに燃費の向上ができるというすぐれた効
果がある。
第1図は本発明の動力伝達装置の一実施例を示
す断面図、第2図は第1図に示された装置におけ
る駆動側カム機構の固定カムおよび可動カムの展
開図、第3図は第1図に示された装置における従
動側カム機構の固定カムおよび可動カムの展開
図、第4図は第1図に示された装置のフライウエ
イト部を示す要部正面図、第5図および第6図は
それぞれ第1図に示された装置の試験結果を示す
グラフ、第7図は従動側カム機構の他の実施例を
示す断面図、第8図は第7図に示した従動側カム
機構の固定カムおよび可動カムの展開図、および
第9図および第10図は可動カムの他の実施例を
示す斜視図である。 図中、1…駆動軸、10…駆動側プーリー、1
1…主軸、13…固定プーリー、14…可動プー
リー、17…固定カム、18…可動カム、19…
駆動側カム機構、20…従動側プーリー、21…
従動軸、22…ドライベアリング、23…固定プ
ーリー、24…可動プーリー、25…固定板、2
5a…傾斜面、27…スプリング、28…フライ
ウエイト、29…ホルダー、29a…傾斜面、2
9b…保持面、31…固定カム、32…可動カ
ム、33…従動側カム機構。
す断面図、第2図は第1図に示された装置におけ
る駆動側カム機構の固定カムおよび可動カムの展
開図、第3図は第1図に示された装置における従
動側カム機構の固定カムおよび可動カムの展開
図、第4図は第1図に示された装置のフライウエ
イト部を示す要部正面図、第5図および第6図は
それぞれ第1図に示された装置の試験結果を示す
グラフ、第7図は従動側カム機構の他の実施例を
示す断面図、第8図は第7図に示した従動側カム
機構の固定カムおよび可動カムの展開図、および
第9図および第10図は可動カムの他の実施例を
示す斜視図である。 図中、1…駆動軸、10…駆動側プーリー、1
1…主軸、13…固定プーリー、14…可動プー
リー、17…固定カム、18…可動カム、19…
駆動側カム機構、20…従動側プーリー、21…
従動軸、22…ドライベアリング、23…固定プ
ーリー、24…可動プーリー、25…固定板、2
5a…傾斜面、27…スプリング、28…フライ
ウエイト、29…ホルダー、29a…傾斜面、2
9b…保持面、31…固定カム、32…可動カ
ム、33…従動側カム機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動側プーリーの回転をベルトを介して従動
側プーリーへ伝達する動力伝達装置であつて、 前記駆動側プーリーを駆動軸と一体回転する固
定プーリーとこの固定プーリーに対向配置され前
記駆動軸の軸線方向に移動可能な可動プーリーと
で形成するとともに、この駆動側プーリーを幅狭
となる方向に付勢するスプリングを配置し、 前記従動側プーリーを従動軸と一体回転する固
定プーリーとこの固定プーリーに対向配置され前
記従動軸の軸線方向に移動可能な可動プーリーで
形成するとともに、この従動側プーリーを幅広と
なる方向に付勢するスプリングを配設し、かつ、
この従動側プーリーの回転に伴なう遠心力によつ
てこの従動側プーリーを幅狭となる方向に付勢す
るフライウエイトを配設し、 かつ、前記駆動側プーリーに負荷トルクの大き
さに応じて駆動側プーリーを幅狭方向に付勢する
駆動側カム機構を設け、 前記従動側プーリーに負荷トルクの大きさに応
じて従動側プーリーを幅狭方向に付勢する従動側
カム機構を設けたことを特徴とする動力伝達装
置。 2 前記駆動側および従動側カム機構を固定カム
および可動カムとで構成し、固定カムを軸方向に
移動しない部分に一体固着し、可動カムを前記可
動プーリーに一体固着した特許請求の範囲第1項
に記載の動力伝達装置。 3 前記可動カムを炭素繊維等で強化された樹脂
で一体に成形し、かつ前記駆動軸あるいは従動軸
に直接かん合し軸方向に摺動自在とした特許請求
の範囲第2項記載の動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17513980A JPS5797949A (en) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | Power transmission gear |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17513980A JPS5797949A (en) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | Power transmission gear |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5797949A JPS5797949A (en) | 1982-06-17 |
| JPS633187B2 true JPS633187B2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=15990964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17513980A Granted JPS5797949A (en) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | Power transmission gear |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5797949A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013057810A1 (ja) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Udトラックス株式会社 | 補機駆動機構 |
| IT201600094759A1 (it) * | 2016-09-21 | 2018-03-21 | Piaggio & C Spa | Dispositivo di trasmissione a variazione continua con dispositivo di variazione della curva di cambiata |
-
1980
- 1980-12-11 JP JP17513980A patent/JPS5797949A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5797949A (en) | 1982-06-17 |
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