JPS6332029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332029Y2 JPS6332029Y2 JP1980190057U JP19005780U JPS6332029Y2 JP S6332029 Y2 JPS6332029 Y2 JP S6332029Y2 JP 1980190057 U JP1980190057 U JP 1980190057U JP 19005780 U JP19005780 U JP 19005780U JP S6332029 Y2 JPS6332029 Y2 JP S6332029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- seat belt
- cylinder
- rod
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両に装備されるシートベルトの引締
め装置に関するものである。
め装置に関するものである。
従来、この種のシートベルト引締め装置とし
て、シリンダ、シリンダ内に挿置されシートベル
トに直接または間接に連結されたピストンおよび
車両衝突等の緊急時にピストンを移動せしめるピ
ストン駆動手段を具備し、緊急時にピストンを移
動せしめてシートベルトを引締めることにより乗
員をシートに拘束するようになした形式のものが
あり、ピストン駆動手段としてはガス圧等が利用
されている。この形式のシートベルト引締め装置
において、シートベルトを所定の荷重により塑性
変形して引出される部材を介してピストンに連結
し、二次衝突を起さない限度内で乗員の移動を許
しこの間に乗員の運動エネルギを吸収するように
なしたものがある。ところでこの種の従来装置の
一つの問題点として、ガス圧等のピストン駆動手
段によるシートベルトの引締め力を所望の値に正
確に調整することは極めて困難で、引締め力にバ
ラツキが生じやすいことである。引締め力が不足
すると乗員の二次衝突の危険があり、引締め力が
過剰の場合には乗員に傷害をおよぼすおそれがあ
る。
て、シリンダ、シリンダ内に挿置されシートベル
トに直接または間接に連結されたピストンおよび
車両衝突等の緊急時にピストンを移動せしめるピ
ストン駆動手段を具備し、緊急時にピストンを移
動せしめてシートベルトを引締めることにより乗
員をシートに拘束するようになした形式のものが
あり、ピストン駆動手段としてはガス圧等が利用
されている。この形式のシートベルト引締め装置
において、シートベルトを所定の荷重により塑性
変形して引出される部材を介してピストンに連結
し、二次衝突を起さない限度内で乗員の移動を許
しこの間に乗員の運動エネルギを吸収するように
なしたものがある。ところでこの種の従来装置の
一つの問題点として、ガス圧等のピストン駆動手
段によるシートベルトの引締め力を所望の値に正
確に調整することは極めて困難で、引締め力にバ
ラツキが生じやすいことである。引締め力が不足
すると乗員の二次衝突の危険があり、引締め力が
過剰の場合には乗員に傷害をおよぼすおそれがあ
る。
また、塑性変形部材により乗員の運動エネルギ
を吸収するようになした形式のものにおいては、
上記のように駆動手段のピストン駆動力にバラツ
キがあるため、例えば駆動力が大きすぎるとピス
トンの移動中に塑性変形部材が変形を開始して引
出され、乗員の運動エネルギ吸収のための引出し
ストロークが不足するという問題がある。
を吸収するようになした形式のものにおいては、
上記のように駆動手段のピストン駆動力にバラツ
キがあるため、例えば駆動力が大きすぎるとピス
トンの移動中に塑性変形部材が変形を開始して引
出され、乗員の運動エネルギ吸収のための引出し
ストロークが不足するという問題がある。
本考案は車両衝突時の緊急時に、ピストン駆動
手段の駆動力にかかわらずシートベルト引締めに
よる乗員拘束荷重を所定の値を越えないように設
定することができ、かつ塑性変形する運動エネル
ギ吸収部材を乗員の運動エネルギ吸収のために有
効に作用せしめ得るシートベルト引締め装置を提
供することを目的とするものである。
手段の駆動力にかかわらずシートベルト引締めに
よる乗員拘束荷重を所定の値を越えないように設
定することができ、かつ塑性変形する運動エネル
ギ吸収部材を乗員の運動エネルギ吸収のために有
効に作用せしめ得るシートベルト引締め装置を提
供することを目的とするものである。
本考案のシートベルト引締め装置は、ピストン
とシートベルトとを連結し、所定荷重でこの連結
が解除される第1のロツドと、第1のロツドの連
結が解除されたときにピストンとシートベルトと
の連結を保持する第2のロツドと、シリンダ内を
ピストンと一体に移動し第1のロツドの連結が解
除されたときにピストンとの連結が解除されるテ
ーパ部材と、テーパ部材の傾斜面により支持され
てテーパ部材とピストンの連結が解除されたとき
に上記シリンダにくい込んでテーパ部材をシリン
ダにロツクする係止部材と、一端がテーパ部材と
係合するととともに他端が上記第2のロツドを介
してシートベルトに連結し、テーパ部材がロツク
されたときに所定の荷重で塑性変形してシートベ
ルトの引出しを許すエネルギ吸収部材を具備して
いる。
とシートベルトとを連結し、所定荷重でこの連結
が解除される第1のロツドと、第1のロツドの連
結が解除されたときにピストンとシートベルトと
の連結を保持する第2のロツドと、シリンダ内を
ピストンと一体に移動し第1のロツドの連結が解
除されたときにピストンとの連結が解除されるテ
ーパ部材と、テーパ部材の傾斜面により支持され
てテーパ部材とピストンの連結が解除されたとき
に上記シリンダにくい込んでテーパ部材をシリン
ダにロツクする係止部材と、一端がテーパ部材と
係合するととともに他端が上記第2のロツドを介
してシートベルトに連結し、テーパ部材がロツク
されたときに所定の荷重で塑性変形してシートベ
ルトの引出しを許すエネルギ吸収部材を具備して
いる。
しかして、車両衝突時にピストンが移動してシ
ートベルトの引締め力が所定値に達すると第1の
ロツドによるピストンとシートベルトとの連結が
解除されることによりシートベルトによる過度の
乗員締め付けが防止される。また、シリンダ内で
移動が停止してシリンダに係止部材を介してロツ
クされたテーパ部材からエネルギ吸収部材が第2
のロツドを介してシートベルトの荷重により引き
出されるので、乗員の運動エネルギを有効に吸収
することができる。
ートベルトの引締め力が所定値に達すると第1の
ロツドによるピストンとシートベルトとの連結が
解除されることによりシートベルトによる過度の
乗員締め付けが防止される。また、シリンダ内で
移動が停止してシリンダに係止部材を介してロツ
クされたテーパ部材からエネルギ吸収部材が第2
のロツドを介してシートベルトの荷重により引き
出されるので、乗員の運動エネルギを有効に吸収
することができる。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図お
よび第2図に示すように、シリンダ1の一端には
厚肉のシリンダヘツド2が螺着してあり、他端に
は空気抜き穴1aが設けてある。シリンダヘツド
2には中心に貫通孔2aが設けてある。
よび第2図に示すように、シリンダ1の一端には
厚肉のシリンダヘツド2が螺着してあり、他端に
は空気抜き穴1aが設けてある。シリンダヘツド
2には中心に貫通孔2aが設けてある。
シリンダ1内にはピストン3が摺動可能に挿置
してあり、その中心には貫通孔3aが設けてあ
る。またシリンダ1内にはピストン3と対向して
テーパ部材4が挿置してある。テーパ部材4は先
端方向へ径が拡大するテーパ状の傾斜周面4aを
有している。また中心に貫通孔4bを有し、その
先端はすりばち状に拡開して後記するエネルギ吸
収部材9の塑性変形部9aをしごき加工するため
のダイス部4cを形成している。テーパ部材4は
所定の荷重で破断する薄肉部4dによりピストン
3と一体的に連結している。
してあり、その中心には貫通孔3aが設けてあ
る。またシリンダ1内にはピストン3と対向して
テーパ部材4が挿置してある。テーパ部材4は先
端方向へ径が拡大するテーパ状の傾斜周面4aを
有している。また中心に貫通孔4bを有し、その
先端はすりばち状に拡開して後記するエネルギ吸
収部材9の塑性変形部9aをしごき加工するため
のダイス部4cを形成している。テーパ部材4は
所定の荷重で破断する薄肉部4dによりピストン
3と一体的に連結している。
テーパ部材4の傾斜周面4aとシリンダ1の内
周面との間隙にはリング状の係止片保持部材5が
シリンダ1と摺動可能に配設してある。この係止
片保持部材5には4個所に径方向の案内溝5aが
穿設してあり、これ等には係止片6が径方向へ摺
動可能に挿通してある。そして各係止片6の底面
はテーパ部材4の傾斜周面に支持され、その尖頭
部はシリンダ1の内周面と摺動可能に対向してい
る。
周面との間隙にはリング状の係止片保持部材5が
シリンダ1と摺動可能に配設してある。この係止
片保持部材5には4個所に径方向の案内溝5aが
穿設してあり、これ等には係止片6が径方向へ摺
動可能に挿通してある。そして各係止片6の底面
はテーパ部材4の傾斜周面に支持され、その尖頭
部はシリンダ1の内周面と摺動可能に対向してい
る。
上記ピストン3の貫通孔3aには第1のロツド
7の一端が螺着結合せしめてある。この第1のロ
ツド7は筒状で上記シリンダヘツド2の貫通孔2
aに摺動可能に挿通さされており、シリンダ外部
の他端にはシートベルトSと連結されたジヨイン
ト8が螺着してある。第1のロツド7はジヨイン
ト8との結合端が薄肉としてあり、シートベルト
Sの張力が所定値に達したときに破断する荷重制
限用薄肉部7aを形成している。
7の一端が螺着結合せしめてある。この第1のロ
ツド7は筒状で上記シリンダヘツド2の貫通孔2
aに摺動可能に挿通さされており、シリンダ外部
の他端にはシートベルトSと連結されたジヨイン
ト8が螺着してある。第1のロツド7はジヨイン
ト8との結合端が薄肉としてあり、シートベルト
Sの張力が所定値に達したときに破断する荷重制
限用薄肉部7aを形成している。
エネルギ吸収部材9は鋼線材で、コイル状に巻
回した塑性変形部9aと、第2のロツドを構成す
る直線状のロツド部9bとよりなる。塑性変形部
9aはシリンダ1内でテーパ部材4のダイス部4
cと係合しており、第2のロツド9bはテーパ部
材4およびピストン3の各貫通孔4b,3aなら
びに第1のロツド7内に移動可能に挿通されてい
る。そしてその端部は上記ジヨイント8内に摺動
可能に挿通されてその先端にナツト10が螺着し
てあり、このナツト10を螺着した端部はジヨイ
ント8内に形成した収納部8aに収納されてい
る。ナツト10と収納部8aの底面8bとの間に
は所定の間隙11が設けてある。
回した塑性変形部9aと、第2のロツドを構成す
る直線状のロツド部9bとよりなる。塑性変形部
9aはシリンダ1内でテーパ部材4のダイス部4
cと係合しており、第2のロツド9bはテーパ部
材4およびピストン3の各貫通孔4b,3aなら
びに第1のロツド7内に移動可能に挿通されてい
る。そしてその端部は上記ジヨイント8内に摺動
可能に挿通されてその先端にナツト10が螺着し
てあり、このナツト10を螺着した端部はジヨイ
ント8内に形成した収納部8aに収納されてい
る。ナツト10と収納部8aの底面8bとの間に
は所定の間隙11が設けてある。
なお、テーパ部材4とピストン3との連結部に
形成した薄肉部4dの破断荷重は第1のロツド7
に形成した薄肉部7aのそれよりも低く、エネル
ギ吸収部材9とテーパ部材4とナツト10の最大
慣性力よりも大に設定してある。
形成した薄肉部4dの破断荷重は第1のロツド7
に形成した薄肉部7aのそれよりも低く、エネル
ギ吸収部材9とテーパ部材4とナツト10の最大
慣性力よりも大に設定してある。
上記シリンダヘツド2内には薬室2bが設けて
あり、薬室2bは通孔2cによりシリンダ1の内
部と連通している。薬室2bには火薬12が装填
してある。火薬12内には点火フイラメント13
が埋設してあり、この点火フイラメント13は導
線14により車両衝突を検知して電気信号を発す
る衝突センサ(図示せず)と接続されピストン駆
動手段を構成している。
あり、薬室2bは通孔2cによりシリンダ1の内
部と連通している。薬室2bには火薬12が装填
してある。火薬12内には点火フイラメント13
が埋設してあり、この点火フイラメント13は導
線14により車両衝突を検知して電気信号を発す
る衝突センサ(図示せず)と接続されピストン駆
動手段を構成している。
次に上記シートベルト引締め装置の作動を説明
する。
する。
車両衝突時、衝突センサからの電気信号により
点火フイラメント13が通電発熱し、火薬12が
起爆して大量のガスを発生する。このガス圧はシ
リンダ1内のピストン3に作用してピストン3は
第1図の状態から左方向へ移動する。このとき、
第1のロツド7を介してピストン3に連結された
ジヨイント8およびシートベルトSもピストン3
とともに移動する。またテーパ部材4およびエネ
ルギ吸収部材9も一体に移動する。これによりシ
ートベルトSは引張られて乗員を拘束することに
なる。
点火フイラメント13が通電発熱し、火薬12が
起爆して大量のガスを発生する。このガス圧はシ
リンダ1内のピストン3に作用してピストン3は
第1図の状態から左方向へ移動する。このとき、
第1のロツド7を介してピストン3に連結された
ジヨイント8およびシートベルトSもピストン3
とともに移動する。またテーパ部材4およびエネ
ルギ吸収部材9も一体に移動する。これによりシ
ートベルトSは引張られて乗員を拘束することに
なる。
次に第3図に示す如く、シートベルトSが引張
られて荷重制限用薄肉部7aの破断荷重に達する
と、該薄肉部7aは破断してピストン3に連結さ
れた第1のロツド7とシートベルトSに連結され
たジヨイント8との結合が解除される。そしてシ
ートベルトSにより引張られたジヨイント10の
収納部底面8bと第2のロツド9bに螺着したナ
ツト10とが係合する。
られて荷重制限用薄肉部7aの破断荷重に達する
と、該薄肉部7aは破断してピストン3に連結さ
れた第1のロツド7とシートベルトSに連結され
たジヨイント8との結合が解除される。そしてシ
ートベルトSにより引張られたジヨイント10の
収納部底面8bと第2のロツド9bに螺着したナ
ツト10とが係合する。
このとき、テーパ部材4は塑性変形部9a、第
2のロツド9bおよびシリンダ8を介して引張ら
れており、一方、ピストン3はガス圧により左方
への駆動力を受けるので、ピストン3とテーパ部
材4との間の薄肉部4dは破断しピストン3が更
に左方向へ移動することにより係止保持部材5は
ピストン3により押されて係止片6とともに左方
向に移動する。これにより係止片6はテーパ部材
4の傾斜周面4a上を移動して持ち上げられ先端
がシリンダ1にくい込み、シリンダ1とテーパ部
材4とはロツクされる。
2のロツド9bおよびシリンダ8を介して引張ら
れており、一方、ピストン3はガス圧により左方
への駆動力を受けるので、ピストン3とテーパ部
材4との間の薄肉部4dは破断しピストン3が更
に左方向へ移動することにより係止保持部材5は
ピストン3により押されて係止片6とともに左方
向に移動する。これにより係止片6はテーパ部材
4の傾斜周面4a上を移動して持ち上げられ先端
がシリンダ1にくい込み、シリンダ1とテーパ部
材4とはロツクされる。
そして、その後更に乗員の荷重がシートベルト
Sに作用しその荷重がエネルギ吸収部材9の塑性
変形部9aの引出し荷重に達すると、第4図に示
すように塑性変形部9aはシリンダ1とロツクさ
れて逆戻りが阻止されているテーパ部材4のダイ
ス部4cにより加工されて除々に引出され、また
シートベルトSも引出されてこの過程において乗
員の運動エネルギが吸収されるのである。
Sに作用しその荷重がエネルギ吸収部材9の塑性
変形部9aの引出し荷重に達すると、第4図に示
すように塑性変形部9aはシリンダ1とロツクさ
れて逆戻りが阻止されているテーパ部材4のダイ
ス部4cにより加工されて除々に引出され、また
シートベルトSも引出されてこの過程において乗
員の運動エネルギが吸収されるのである。
一方、車両衝突時においてピストン3が移動す
る場合、何等かの原因によりシートベルトSの荷
重が所定値に達しないときには、方向を逆とする
ピストン3の引張り力とシートベルトSの引張り
力とがつり合つた時点でピストン3およびこれと
連結するテーパ部材4の移動が停止する。このと
き係止片保持部材5および係止片6は自身の慣性
力によつて左方向に移動し、係止片6がテーパ部
材5により持ち上げられてその尖頭がシリンダ1
にくい込むことによりテーパ部材4はシリンダ1
にロツクされる。
る場合、何等かの原因によりシートベルトSの荷
重が所定値に達しないときには、方向を逆とする
ピストン3の引張り力とシートベルトSの引張り
力とがつり合つた時点でピストン3およびこれと
連結するテーパ部材4の移動が停止する。このと
き係止片保持部材5および係止片6は自身の慣性
力によつて左方向に移動し、係止片6がテーパ部
材5により持ち上げられてその尖頭がシリンダ1
にくい込むことによりテーパ部材4はシリンダ1
にロツクされる。
その後、更に乗員の荷重がシートベルトSに作
用して所定荷重まで上昇すると第1のロツド7の
薄肉部7aが破断し、テーパ部材4とピストン3
を結合する薄肉部4dが破断する。そしてシート
ベルトSと連結するジヨイント8はその収納部8
aの底面8bで第2のロツド9bと連結されたナ
ツト10と係合し第2のロツド9bはシートベル
トSにより引張られることになる。以下、上記の
場合と同様にエネルギ吸収部材9が引出され、こ
の過程において乗員の運動エネルギが吸収される
のである。
用して所定荷重まで上昇すると第1のロツド7の
薄肉部7aが破断し、テーパ部材4とピストン3
を結合する薄肉部4dが破断する。そしてシート
ベルトSと連結するジヨイント8はその収納部8
aの底面8bで第2のロツド9bと連結されたナ
ツト10と係合し第2のロツド9bはシートベル
トSにより引張られることになる。以下、上記の
場合と同様にエネルギ吸収部材9が引出され、こ
の過程において乗員の運動エネルギが吸収される
のである。
なお上記実施例ではエネルギ吸収部材9の直線
部を第2のロツド9bとして利用したが、第2の
ロツドはエネルギ吸収部材とは別部材としてもよ
い。エネルギ吸収用塑性変形部材はコイル状の線
材に限らず、波形または螺線状等の薄い鋼板を用
いることもできる。ピストン駆動手段としては火
薬を用いたガス圧手段に限らず高圧ガスボンベを
用いてもよく、またスプリング等を用いてもよ
い。また荷重制限部材としては第1のロツドの一
部を薄肉化する手段に限らず、第1のロツドとシ
ートベルトとの結合が所定の荷重で解除される他
の手段を用いることもできる。
部を第2のロツド9bとして利用したが、第2の
ロツドはエネルギ吸収部材とは別部材としてもよ
い。エネルギ吸収用塑性変形部材はコイル状の線
材に限らず、波形または螺線状等の薄い鋼板を用
いることもできる。ピストン駆動手段としては火
薬を用いたガス圧手段に限らず高圧ガスボンベを
用いてもよく、またスプリング等を用いてもよ
い。また荷重制限部材としては第1のロツドの一
部を薄肉化する手段に限らず、第1のロツドとシ
ートベルトとの結合が所定の荷重で解除される他
の手段を用いることもできる。
上記のように本考案のシートベルト引締め装置
では、シートベルトの引締め荷重を制限する手段
と塑性変形して引出されることにより乗員の運動
エネルギを吸収するエネルギ吸収部材を設けると
ともに、上記荷重制限手段の破断荷重をエネルギ
吸収部材の引出し荷重に左右されずに設定できる
構成とし、ピストンによるシートベルト引締め作
動後にエネルギ吸収部材が引出されるようになし
たので、エネルギ吸収部材はシートベルトに対す
る乗員荷重のみで作動し、乗員の運動エネルギ吸
収効果を最大限に発揮することができる。
では、シートベルトの引締め荷重を制限する手段
と塑性変形して引出されることにより乗員の運動
エネルギを吸収するエネルギ吸収部材を設けると
ともに、上記荷重制限手段の破断荷重をエネルギ
吸収部材の引出し荷重に左右されずに設定できる
構成とし、ピストンによるシートベルト引締め作
動後にエネルギ吸収部材が引出されるようになし
たので、エネルギ吸収部材はシートベルトに対す
る乗員荷重のみで作動し、乗員の運動エネルギ吸
収効果を最大限に発揮することができる。
また、荷重制限手段の破断荷重をエネルギ吸収
部材の引出し荷重に左右されずに設定できるの
で、種々のシートベルトシステムに組込むことが
可能となり、利用範囲を広くすることができる。
部材の引出し荷重に左右されずに設定できるの
で、種々のシートベルトシステムに組込むことが
可能となり、利用範囲を広くすることができる。
また、上記実施例の如くシートベルトの引締め
荷重を制限する薄肉部をシートベルトと直接連結
するジヨイントに近接して設けることにより、上
記薄肉部における引張り力特性がシートベルトの
引張力特性とほぼ等しくなり、従つてシートベル
トの引張り荷重制限値を適正にかつ容易に設定す
ることができる。
荷重を制限する薄肉部をシートベルトと直接連結
するジヨイントに近接して設けることにより、上
記薄肉部における引張り力特性がシートベルトの
引張力特性とほぼ等しくなり、従つてシートベル
トの引張り荷重制限値を適正にかつ容易に設定す
ることができる。
図は本考案によるシートベルト引締め装置の一
実施例を示すもので、第1図は作動前の縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図お
よび第4図はいずれも作動時の縦断面図である。 S……シートベルト、3……ピストン、4……
テーパ部材、6……係止片、7……第1のロツ
ド、7a……シートベルト引締め荷重制限部、9
……エネルギ吸収部材、9a……塑性変形部、9
b……第2のロツド、12…ピストン駆動手段た
る火薬。
実施例を示すもので、第1図は作動前の縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図お
よび第4図はいずれも作動時の縦断面図である。 S……シートベルト、3……ピストン、4……
テーパ部材、6……係止片、7……第1のロツ
ド、7a……シートベルト引締め荷重制限部、9
……エネルギ吸収部材、9a……塑性変形部、9
b……第2のロツド、12…ピストン駆動手段た
る火薬。
Claims (1)
- シリンダと、シリンダ内を一方向に移動するピ
ストンと、緊急時にシリンダ内のピストンを移動
せしめるピストン駆動手段と、ピストンとシート
ベルトとを連結し、所定荷重でこの連結が解除さ
れる第1のロツドと、第1のロツドの連結が解除
されたときにピストンとシートベルトとの連結を
保持する第2のロツドと、シリンダ内をピストン
と一体に移動し第1のロツドの連結が解除された
ときにピストンとの連結が解除されるテーパ部材
と、テーパ部材の傾斜面により支持されてテーパ
部材とピストンの連結が解除されたときに上記シ
リンダにくい込んでテーパ部材をシリンダにロツ
クする係止部材と、一端がテーパ部材と係合する
ととともに他端が上記第2のロツドを介してシー
トベルトに連結し、テーパ部材がロツクされたと
きに所定の荷重で塑性変形してシートベルトの引
出しを許すエネルギ吸収部材を具備せしめたこと
を特徴とするシートベルト引締め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980190057U JPS6332029Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980190057U JPS6332029Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57113156U JPS57113156U (ja) | 1982-07-13 |
| JPS6332029Y2 true JPS6332029Y2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=29994365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980190057U Expired JPS6332029Y2 (ja) | 1980-12-30 | 1980-12-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6332029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH701025B1 (de) * | 2009-05-05 | 2017-06-30 | Geobrugg Ag | Vorrichtung zur Absorption kinetischer Energie eines bewegten Körpers. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53113528U (ja) * | 1977-02-18 | 1978-09-09 | ||
| JPS594674Y2 (ja) * | 1979-02-10 | 1984-02-10 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | シ−トベルト引締め装置の逆戻り防止装置 |
-
1980
- 1980-12-30 JP JP1980190057U patent/JPS6332029Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57113156U (ja) | 1982-07-13 |
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