JPS6332131Y2 - - Google Patents

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JPS6332131Y2
JPS6332131Y2 JP18597583U JP18597583U JPS6332131Y2 JP S6332131 Y2 JPS6332131 Y2 JP S6332131Y2 JP 18597583 U JP18597583 U JP 18597583U JP 18597583 U JP18597583 U JP 18597583U JP S6332131 Y2 JPS6332131 Y2 JP S6332131Y2
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JP
Japan
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vapor deposition
melting
lithium
boat
coil
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JP18597583U
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JPS6093755U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はリチウムなどの蒸着材料を融解するの
に使用する蒸着材料融解用ボートに関する。
〔背景技術〕
従来、蒸着材料を融解するためのボートとして
は、第5〜7図に示すようにタングステン、タン
タル、モリブデンなどの高融点金属でつくられた
長方形状のプレートの中央部を凹ばせて材料融解
部12としたものが使用されていたが、このボー
ト11でリチウムを融解しようとすると、リチウ
ム表面が酸化物、窒化物でおおわれているためで
あると思われるが、リチウムが完全に融解する以
前に突沸により材料融解部12から飛び出すこと
がしばしば見受けられた。また、たとえうまく融
解できたとしても、リチウムが非常に酸化を受け
やすいため、融解したリチウムがわずかに残存し
ている酸素によつて酸化され、その酸化皮膜のた
めに蒸発速度が遅くなり、蒸着作用が予定どおり
進行しないという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は蒸着材料の融解時に蒸着材料が材料融
解部から飛び出すのを防止し、かつ融解した蒸着
材料の酸化皮膜を破壊させて、酸化皮膜による蒸
着速度の低下を防止し、蒸着を予定どおり進行さ
せることを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は蒸着材料融解用ボートに、その本体部
分の材料融解部の外側に遊嵌する蒸着材料押え用
のリングまたはコイルを備えさせ、蒸着材料融解
時には該リングまたはコイルによつて蒸着材料を
押えて蒸着材料の融解部からの飛び出しを防止
し、蒸着材料融解後は該リングまたはコイルの自
重によつて融解した蒸着材料表面の酸化皮膜を破
らせるようにした蒸着材料融解用ボートに関す
る。
本考案の蒸着材料融解用ボートにおいて、ボー
ト本体部分は従来からこの種用途に使用されてい
るタングステン、タンタル、モリブデンなどの高
融点金属製のボートが使用される。
リングまたはコイルは、材質的にはボート本体
部分と同様にたとえばタングステン、タンタル、
モリブデンなどの高融点金属製のものが好まし
く、寸法的にはこのコイルまたはリングをボート
本体部分の材料融解部の外側に嵌め込んだとき
に、コイルまたはリングと材料融解部との間に適
度の遊び、すなわちコイルまたはリングをボート
本体部分の材料融解部に外嵌した状態でリチウム
などの蒸着材料を材料融解部に挿入するのが容易
でありかつ突沸によつて材料融解部から飛び出そ
うとする蒸着材料を押えて材料融解部から飛び出
させないようにする程度の適当の余裕があるよう
な内径を有していることが望まれる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面とともに説明する。
線径1mmのタングステン線を3本撚り合わせた
タングステンの撚線を巻いて内径15mmのタングス
テンコイル3を作製し、このタングステンコイル
3をタングステン製のボート本体部分1の材料融
解部2の外側に遊嵌した(第1〜2図参照)。
上記の蒸着材料融解用ボートにおいて、そのボ
ート本体部分1は従来からこの種用途に使用され
てきたボートと同様のもので、タングステン製の
長方形状のプレートの中央部を凹ばせて材料融解
部2としたもので、材料融解部2の開口部の幅は
14mm、深さは2mmであり、この材料融解部2をタ
ングステンコイル3の輪の中に配置したとき、コ
イル3と材料融解部2との間には寸法的に少し余
裕がある。
このボートのタングステンコイル3を浮かせ塊
状のリチウム4をコイル3をくぐらせてボート本
体部分1の材料融解部2に入れ(第3図参照)、
常法により加熱してリチウムを融解させ、蒸着を
行なつた。
融解の間、材料融解部2からのリチウム4の飛
び出しはなかつた。
リチウム4の融解後、タングステンコイル3は
第4図に示すように自重によりその一部が融解し
たリチウム4中に沈み、その際、リチウム表面の
酸化皮膜は破られ、表面張力によつてその周囲す
なわち材料融解部2の周壁上端部近傍に集まり、
中央部には清浄なリチウム面があらわれ、蒸着は
スムーズに進行した。なお、リチウム4は融解後
も表面張力によりその上端部はボートの材料融解
部2の上端部より盛り上がつていた。
上記のようにしてリチウムの蒸着を20回繰り返
したが、融解時のリチウムの飛び出しがなく、ま
た酸化皮膜による蒸着の遅延などがまつたくなか
つた。
なお、実施例ではコイルを用いたが、コイルに
代えてリングを用いても様の効果が奏される。
本考案の蒸着材料融解用ボートは、その適用範
囲が特定のものに限られることはないが、特にリ
チウム、ナトリウムなどのアルカリ金属やマグネ
シウムなどのアルカリ土類金属など酸化を受けや
すい金属の蒸着に使用した場合に顕著な効果が奏
される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば蒸着材料
の融解時、材料融解部からの蒸着材料の飛び出し
が防止され、かつ融解した蒸着材料の表面に生成
した酸化皮膜が破られ、酸化皮膜による蒸発速度
の低下が抑制され、蒸着がスムーズに進行する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の蒸着材料融解用ボートの
一実施例を示すもので、第1図は側面図、第2図
は平面図であり、第3図はボートの材料融解部に
塊状のリチウムを入れた状態の縦断面図、第4図
は材料融解部に入れたリチウムの融解後の状態を
示す縦断面図である。第5〜7図は従来の蒸着材
料融解用ボートを示すもので、第5図は側面図、
第6図は平面図、第7図は第6図のX−X線にお
ける断面図である。 1……ボート本体部分、2……材料融解部、3
……タングステンコイル、4……リチウム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボート本体部分の材料融解部の外側に遊嵌する
    蒸着材料押え用のリングまたはコイルを備えたこ
    とを特徴とする蒸着材料融解用ボート。
JP18597583U 1983-12-01 1983-12-01 蒸着材料融解用ボ−ト Granted JPS6093755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18597583U JPS6093755U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 蒸着材料融解用ボ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18597583U JPS6093755U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 蒸着材料融解用ボ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6093755U JPS6093755U (ja) 1985-06-26
JPS6332131Y2 true JPS6332131Y2 (ja) 1988-08-26

Family

ID=30401827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18597583U Granted JPS6093755U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 蒸着材料融解用ボ−ト

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JP (1) JPS6093755U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6093755U (ja) 1985-06-26

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