JPS6332256A - ヒ−トポンプシステム - Google Patents

ヒ−トポンプシステム

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JPS6332256A
JPS6332256A JP17537986A JP17537986A JPS6332256A JP S6332256 A JPS6332256 A JP S6332256A JP 17537986 A JP17537986 A JP 17537986A JP 17537986 A JP17537986 A JP 17537986A JP S6332256 A JPS6332256 A JP S6332256A
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compressor
heat exchanger
signal
drive
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木沢 敏浩
三根 博史
信雄 鈴木
孝之 杉本
浩 宮本
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Daikin Industries Ltd
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はヒートポンプシステムに関するものであり、
更に詳しくは、圧縮能力可変な圧縮機の暖房過負荷制御
機能を有するヒートポンプシステムに係る。
(従来の技術) 近年、快適空調を行なうと共に省エネルギを図るという
観点から、圧縮能力可変な圧縮機として、インバータ式
の圧縮機が採用されつつある。このような圧縮機を組込
んだ空気調和機において、暖房過負荷時の圧縮機駆動制
御方式の具体例としては、例えば特開昭59−1191
49号公報記載の方式を挙げることができる。その方式
においては、過負荷状態の検出を、冷媒配管内の圧力上
昇により検出する方法が示され、設定圧以上で閉作動す
る圧力スイフチの信号を過負荷信号として、圧縮機の過
負荷制御を行なうものである。そして、過負荷信号発生
時には、圧縮機の回転数を最低回転数に低下させ、過負
荷信号解除後に元の回転数に復帰させようとするもので
あるが、過負荷解除直後の冷媒回路内は、過負荷レベル
に近い不安定な状態にあることが予想され、したがって
即座に元の回転数に戻したのでは再び過負荷状態になり
、再度過負荷処理を繰り返す、いわゆるハンチング状態
に陥る恐れがある。そこで、元の回転数より一段低い回
転数へとまず上昇させ、その状態を一定時間継続した後
に元の回転数に復帰する方式が示されている。しかしな
がら、上記従来例のように、過負荷検出時に圧縮機の回
転数を最低回転数に低下させる方式では、その間暖房能
力が大幅に低下し、居住性が大きく損なわれることとな
る。
そこで、過負荷検出レベルを複数階層設定し、実際に圧
縮機の回転数を最小回転数に低下し、或いは停止する必
要のある最終処理レベルと共に、このレベルより安全側
に、過負荷傾向にあると判断されるレベルを設定して、
事前の過負荷信号を発生させ、これにより過負荷処理に
移行する構成とすることが考えられる。このときの過負
荷処理方式としては、上記過負荷信号発生時の圧縮機の
回転数から、その回転数を徐々に低下させていき、この
過程で過負荷信号の解除を図ろうとする処理を行なうこ
とができる。そして、前記したようなハンチング防止の
ために、上記過負荷信号解除時の圧縮機回転数を一定時
間維持したあとで、元の回転数に戻すか、或いはその時
の回転数を初期値として暖房負荷追従制御に復帰させる
のである。
このような過負荷処理を行なう場合には、暖房性能の大
幅な低下は生じず、したがって、居住性をそれ程損なう
ことなく、過負荷処理が可能となるのである。
ところで、上記のような空気調和機においては、過負荷
状態の検出信号として、冷媒回路内の圧力信号の他にも
、例えば熱交換器の温度信号も監視するようになされて
いる。すなわち、凝縮器又は蒸発器として作用する熱交
換器の設定処理能力と圧縮機の圧縮能力とに大きな差異
が生じてきたときには、凝縮温度、或いは蒸発温度が上
昇し、その熱交換器温度が上昇してくる。そこでこの熱
交換器温度を検出することにより、これが設定温度を越
える場合には過負荷として、圧縮機の圧縮能力を減少す
るようになされているのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで最近では、一台の熱源側熱交換器に、複数台の
空調用室内熱交換器や、更には給湯加熱用、又風呂加熱
用等の利用側熱交換器が並列に接続されて成るヒートポ
ンプシステムが実用化されつつある。このようなマルチ
型のヒートポンプシステムにおいて、利用側熱交換器の
温度を検出し、それが設定温度を越えたときに過負荷処
理を行なおうとする場合に次のような問題がある。それ
は、複数台の利用側熱交換器の一部が停止状態で運転さ
れているときに、その停止中の利用側熱交換器が新たに
運転要求を追加する場合に生じる問題であって、第1の
問題点は、上記追加時に、その追加された利用側熱交換
器の温度信号によって、追加と略同時に過負荷処理に突
入してしまう場合があることである。これは、例えばマ
ルチ型の空気調和機において暖房運転する場合について
説明すると、停止部屋の室内ユニットにおいては、室内
熱交換器に圧縮機からの高温吐出ガス冷媒が流入してく
る状態にあり、一般に、高圧液留まりを防止するために
、これに接続されている電動式膨張弁等より成る流量制
御弁を全閉にはせずに、少量の冷媒が循環するようにな
されている。一方これに付設されている室内ファンは停
止されている。
このことから、停止中の室内熱交換器は高温吐出ガス冷
媒からの熱が蓄熱されていき運転中の温度よりも高くな
る。しかしながら、運転が開始されて室内ファンがON
作動され、冷媒が定常的に流通するようになれば、すぐ
に運転中の正常温度に戻るものであって、冷媒回路の異
常を示すものではない。にもかかわらず、この停止中の
室内熱交換器が新たに運転要求を出し、同時にその温度
検出信号が入力されると、これが過負荷レベルを越える
場合には、即座に過負荷処理に移行するようになってい
たのである。したがって運転要求をした後、一連の過負
荷処理を経過した後でしか要求に見合った暖房運転は行
なわれず、即暖性が損なわれるという問題を有している
。
また第2の問題点は、過負荷処理中に停止中の室内熱交
換器から新たに運転要求の追加があった場合、上記過負
荷処理が終了するまでは、その追加により負荷の増加が
生じたにもがかわらず、それに見合った運転に移行せず
、したがって即暖性が損なわれるという問題である。す
なわち、過負荷発生特進は、運転中の室内熱交換器側の
全体負荷に略見合った圧縮能力で圧縮機を制御しており
、したがって、一部の室内熱交換器で過負荷状態となっ
た場合も、ル内熱交換器の全体負荷と、その時の圧縮能
力とにはそれ程大きな差異は生じていない場合が大半で
あり、そのため過負荷処理中に、新たに運転要求の追加
があった場合には、過負荷状態は即座に解消すると考え
られ、逆に圧縮能力を負荷の増加に見合って、増大させ
ていく必要があるのである。しかしながら、従来は、一
旦過負荷処理に入ると、特にハンチング防止のために設
けた一定時間のガード処理を終了する迄は、新たに負荷
に見合った制御へは移行しないのである。
そこで、この発明の第1の目的は、新たな運転要求の追
加があったときに、不必要な過負荷制御に入ることなく
、追加要求に即応した圧縮機の能力制御を行ない、した
がって即暖性を向上し得るマルチタイプのヒートポンプ
システムを提供することにある。
またこの発明の第2の目的は、過負荷制御を行なってい
るときに、新たな運転要求の追加があったときには、上
記過負荷制御を中断すると共に不必要な過負荷制御に入
ることなく、要求に応じた圧縮機の能力制御を行ない、
したがって即暖性を向上し得るマルチタイプのヒートポ
ンプシステムを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの第1発明のヒートポンプシステムにおいては
、第1図に示すように、圧縮能力可変な圧縮機1を有す
ると共に、一台の熱源側熱交換器8に複数台の利用側熱
交換器18を接続して成るヒートポンプシステムであっ
て、上記圧縮機1を、運転要求のある利用側熱交換器1
8の要求負荷に見合った圧縮能力で駆動する定常時駆動
手段41と、過負荷時に圧縮能力を減少させるべく駆動
する過負荷時駆動手段42との各圧縮機駆動制御手段を
設けると共に、上記各利用側熱交換器18の過負荷を検
出すると共に過負荷信号を発生する過負荷検出手段30
と、上記各圧縮機駆動制御手段41.42を切換えるた
めの切換手段44とを設け、この切換手段44により、
上記圧縮機1の駆動を、上記過負荷信号が上記切換手段
44に入力されたときに上記定常時駆動手段41から上
記過負荷時駆動手段42による駆動に切換えるべく構成
し、さらに、利用側熱交換器18側からの運転要求が追
加された時から設定時間が経過する迄、上記過負荷信号
の上記切換手段44への入力を遮断する入力ガード手段
45を設けている。
またこの第2発明においては、第1図に示すように、圧
縮能力可変な圧縮機1を有すると共に、一台の熱源側熱
交換器8に複数台の利用側熱交換器18を接続して成る
ヒートポンプシステムであって、上記圧縮機1を、運転
要求のある利用側熱交換器18の要求負荷に見合った圧
縮能力で駆動する定常時駆動手段41と、過負荷時に圧
縮能力を減少させるべく駆動する過負荷時駆動手段42
と、過負荷解除時の圧縮能力を保持すべく駆動する固定
ガード駆動手段43との各圧縮機駆動制御手段を設ける
と共に、上記各利用側熱交換器18の過負荷を検出する
と共に過負荷信号を発生する過負荷検出手段30と、上
記各圧縮機駆動制御手段41.42.43を切換えるた
めの切換手段44とを設け、この切換手段44により、
上記圧縮機1の駆動を、上記過負荷信号が上記切換手段
44に入力されたときに上記定常時駆動手段4】から上
記過負荷時駆動手段42による駆動に、その後上記過負
荷信号が解除されたときに上記固定ガード駆動手段43
による駆動に切換え、さらにその後、設定時間経過時に
上記定常時駆動手段41による駆動に切換復帰するべく
構成し、さらに、上記固定ガード駆動手段43による駆
動中に、利用側熱交換器18側からの運転要求が追加さ
れた時に、上記定常時駆動手段4】による駆動に切換え
るための固定ガード中止信号を発生し、これを上記切換
手段44に入力する強制復帰手段46を設けると共に、
上記利用側熱交換器18側からの運転要求が追加された
時から設定時間が経過する迄、上記過負荷信号の上記切
換手段44への入力を遮断する入力ガード手段45を設
けている。
(作用) 上記第1発明においては、利用側熱交換器18側からの
運転要求が追加されたときには、この時から設定時間内
においては、過負荷信号が発生されても、これは入力ガ
ード手段45で遮断され、切換手段44には入力されな
い。したがって、停止中であった利用側熱交換器18の
運転開始直後の過渡的温度状態によっては過負荷処理に
は移行せずに、要求増に見合った圧縮機1の能力制御が
なされるので、即暖性の向上を図ることができる。
また、上記第2発明においては、過負荷処理中に利用側
熱交換器1日側から運転要求の追加があった場合には強
制復帰手段46により固定ガード中止信号が発生され、
これにより上記固定ガード駆動手段によるガード制御は
中断されて、定常時駆動手段41による駆動に復帰する
。またこの時に、停止中であった利用側熱交換器18の
運転開始直後の過渡的温度状態の検出信号は、入力ガー
ド手段45で遮断され、新たに過負荷処理に移行すると
いうこともなく、要求増に見合った圧縮機1の能力制御
がなされるので、即暖性の向上を図ることができる。
(実施例) 次にこの発明のヒートポンプシステムについて、空気調
和機を例にして図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第2図には、4台の室内ユニットを備えたマルチ型
式の空気調和機の冷媒回路図を示すが、図において、X
は室外ユニットを、A−Dは第1〜第4室内ユニツトを
それぞれ示している。上記室外ユニットXは、圧縮機1
を有しているが、この圧縮機1はインバータ2によって
能力制御されるものであって、その吐出配管3と吸込配
管4とは、四路切換弁5に接続されている。上記四路切
換弁5には、第1ガス管6と第2ガス管7とがそれぞれ
接続され、第2ガス管7には、熱源側熱交換器となる室
外熱交換器8が接続されている。なお上記室外熱交換器
8には室外ファン9が付設されている。また上記室外熱
交換器8には、第1液管10、受液器11、第2液管1
2が順次接続されており、上記第1液管10には第1電
動膨張弁13が介設されている。上記第2液管12はヘ
ッダー14に接続されているが、このヘッダー14から
は複数の、図の場合には4本の流側支管15・・15が
分岐しており、各流側支管15・・15にはそれぞれ第
2電動膨張弁16・・16が介設されている。一方上記
第1ガス管6からも上記に対応して4本のガス側支管1
7・・17が分岐しており、上記各支管15.17の間
に、利用側熱交換器となる室内熱交換器18・・18が
接続されている。なお各室内熱交換器18には室内ファ
ン19が付設され、両者18.19によって室内ユニッ
トA−Dが構成されている。また上記受液器11と、上
記圧縮機1の吸込配管4との間は、配管20によって接
続され、この配管20にはキャピラリーチューブ21が
介設されている。なお同図において、22はガス閉鎖弁
、23は液閉鎖弁、24.25はマフラー、26はアキ
ュームレータをそれぞれ示している。上記空気調和機に
おいては、図中実線矢印で示すように、圧縮機1から吐
出された冷媒を、凝縮器となる室外熱交換器8から蒸発
器となる室内熱交換器18・・18へと回流させること
によって冷房運転を行ない、これとは逆に圧縮機1から
吐出された冷媒を、凝縮器となる室内熱交換器18から
蒸発器となる室外熱交換器8へと回流させることによっ
て暖房運転を行なうのである(図中破線矢印)。
そして上記冷媒回路においては、各室内ユニットA−D
における室内熱交換器18に、その温度を検出するため
の温度センサ30がそれぞれ取着されており、その検出
温度により過負荷状態を検出するようになされている。
第3図には上記空気調和機の制御系のブロック図を示す
。図のように室外ユニソ+−Xは室外制御装置35を、
また各室内ユニソ)A−Dは室内制御装置36をそれぞ
れ有している。上記室内制御装置36には、運転スイッ
チ37と室内サーモ38と、過負荷検出手段となる前記
温度センサ30とがそれぞれ接続されており、室内制御
装置36から室外制御装置35に対して次の4つの信号
、すなわち■運転スイッチ37・がONであり、かつ室
温が設定温度に達していないときに発せられる運転指令
信号、■検出室温と設定温度との温度差に対応するへT
信号、■機種コード信号、■上記温度センサ30での検
出温度が後述する過負荷レベルを越えており、かつ上記
運転指令信号が発せられているときに、発せられる過負
荷信号がそれぞれ出力されるようになっている。
一方上記室外制御装置35は、室内熱交換器18側から
の運転要求信号としての上記運転指令のある室内ユニソ
l−A −Dの合計負荷容量値ΣSを把握する負荷容量
値把握部39と、運転指令のある室内ユニソ)A、−D
のΔT倍信号積算してΣΔTを求める温度差検出部40
と、上記ΣSとΣΔTとに基づいてインバータ2の周波
数を制御する定常時駆動手段となる定常時駆動制御部4
1とを有している。また上記室外制御装置35は、上記
定常運転を行なうための定常時駆動制御部41の他に、
さらに、過負荷発生時の圧縮機駆動制御を行なうための
過負荷時駆動手段となる過負荷時駆動部42と、固定ガ
ード駆動手段となる固定ガード駆動部43とを有してお
り、さらに、上記各圧縮機駆動制御部41.42.43
を過負荷信号及び運転指令信号に基づいて切換えるため
の切換手段となる切換回路44を有している。この切換
回路44により上記各圧縮機駆動制御部41.42.4
3が択一的に選定され、その出力がインバータ2に与え
られて、圧縮機1の駆動モータ1aが周波数制御され、
圧縮機1の能力制御がなされるのである。そして、上記
切換回路44の切換作動を行なうための過負荷信号は、
入力ガード手段となる入力ガード部45を介して上記切
換回路44に入力される。上記入力ガード部45には、
各室内制御装置36からの運転指令の有無を把握する前
記負荷容量値把握部39から、運転指令数の増加があっ
たときに出力される部屋数増の信号が入力される。また
この部屋数増の信号は、強制復帰手段となる強制復帰部
46にも入力されており、後述するようにその出力によ
っても、切換回路44の切換作動が行なわれるようにな
されている。
上記構成の制御回路において、初めに圧縮機1の定常時
駆動制御について説明する。
上記室外制御装置35においては上記のように、各室内
制御装置36・・36から出力される機種コード信号に
基づき、負荷容量把握部39にて、運転指令のある室内
ユニソ)A−Dの合計負荷容量ΣSを把握するようなさ
れているが、それは以下のような手順によって行なわれ
ている。まず室内制御装置36・・36から出力される
機種コード信号は、各室内熱交換器18側の容量に対応
して定められたものであって、例えば2240kcal
 / hの容量に対してはrooo Jのコードが、2
800kcal/hにはroot Jが、3550kc
a l / hにはrolo Jが、また4500kc
al / hにはroll Jというヨウニそれぞれ定
められており、これらコードが各室内ユニットA−D毎
に記憶されている。また負荷容量把握部39においては
、記憶部47に、上記機種コードに対応した負荷容量値
Sが記憶されている。この負荷容量値Sは、容W224
0kcaI/ h (機種コードrooo J )を基
準値「1」とし、2800kcal/h(機種コードr
00] J )をrl、25Jに、3550kcal/
 h (機種コードr010 J )をrl、5 Jに
、4500kcal/ h (機種コードr011 J
 )を「2」としてそれぞれ設定したものであって、負
荷容量把握回路48においては、運転指令のある室内ユ
ニソ)A−D毎に上記負荷容量値Sを読出すと共に、こ
れらの合計ΣSを演算するのである。
上記室外制御装置35においては、上記のように運転指
令のある室内ユニットA−Dの合計負荷容量値ΣSが把
握される訳であるが、これと室内サーモ38による室温
と設定温度との差に対応した信号ΣΔTとに基づいて定
常時駆動制御部41により圧縮機1の周波数が制御され
る。すなわち、上記ΣSとΣΔTとに対応した初期設定
周波数を記憶しておき、運転開始時、運転部屋数増加時
には上記初期設定周波数での運転を行なうと共に、所定
時間経過後はΣΔTに基づいて、P制御、PID制御等
によって周波数を変更していくのである(以下、このよ
うな定常時駆動部41による制御をPID制御と略記す
る。)。したがって、例えば運転指令のある室内ユニッ
I−A−Dの台数が多い場合には、総じて合計負荷容量
値ΣSは大きくなり、このときには高い周波数で圧縮機
1を駆動し、これにより空調能力を増加させて、各室を
要求に見合った能力で同時に空調するのである。
次に過負荷信号発生時の制御について説明する。
上記のような定常時駆動制御部41により圧縮機1をP
ID制御で暖房運転しているときに、運転中のある一台
の室内熱交換器18で、その凝縮処理部力を越える冷媒
量が流通し、凝縮温度が上昇して、その安全作動温度と
して予め設定している温度を越えるようになった場合に
は、圧縮機の運転を停止するか、或いは圧縮能力を低減
して流通冷媒量を減少させる処理が必要である。そこで
上記実施例では、運転中の室内熱交換器温度が65℃を
越えた場合には圧縮機1の停止を行なうと共に、その前
に、54℃を越えた時点で上記PID制御を停止して圧
縮能力を低減する制御を行なうようにしている。すなわ
ち54℃を過負荷レベルとして、前記温度センサ30の
検出温度がこのレベルを越えた場合に過負荷信号が室内
制御装置36から出力されるのである。そしてこの信号
を受けて、切換回路44により、圧縮機の駆動は、過負
荷時駆動部42による周波数垂下制御に切換えられる。
この周波数垂下制御では、切換時の周波数から、例えば
802/分の割合で減少させていく制御を行なう。この
制御を過負荷信号が解除される迄継続する。この処理に
より、過負荷信号が解除されたあとに、すぐに、PID
制御に復帰させた場合には、冷媒回路系は、まだ過負荷
状態に近い状態にあり、したがってすぐに過負荷状態に
再突入し、再び過負荷制御を要するようなハンチングを
生ずる恐れがあるので、過負荷信号解除後さらに系の安
定を待つためにガード処理を行なう。すなわち、固定ガ
ード駆動部43による圧縮機1の駆動に切換え、過負荷
解除時の周波数を保持して設定時間(例えば8分間)、
これを継続する。その後に定常時駆動制御部41に圧縮
機1の駆動を切換えて、PI[l制御による正常運転を
再開するのである。
そして、上記実施例の空気調和機においては、上記過負
荷処理を行なうに当たって、停止中の室内熱交換器18
からの新たな運転指令信号が発生されたときに、その過
渡的温度状態による過負荷処理への移行を防止するため
に、また、過負荷処理中における運転指令信号の追加時
には、上記過負荷処理を中断して、即暖性を向上するた
めに、入力ガード部45と強制復帰部46とを設けて、
第4図のフローチャートに示すような制御を行なってい
る。
まず運転スタート時には切換回路44により圧縮機1の
駆動を定常時駆動制御部41による駆動に初期設定され
(ステップS1)、前述した運転指令のある室内側ユニ
ソ)A−Dの合計負荷容量値ΣSと、室温と設定温度差
の合計値ΣΔTに基づいて初期周波数を設定し、一定時
間経過後はΣΔTの変化に応じて制御するPID制御を
開始する(ステップS2)。そして、過負荷信号の入力
の有無(ステップS3)及び運転要求の追加の有無(ス
テップS4)を判断しながら、上記PID制御を継続す
る(ステップ82〜S4)。上記運転継続中、例えば、
運転中の部屋の中で、室温が設定値に達した場合(サー
モOFFとなった場合)には、この部屋における室内制
御装置からの運転指令信号は停止され、このときの運転
部屋数域に伴う合計負荷容量値ΣSの減少に応じて、新
たにより低い周波数の初期値を初期設定して以降同様に
ΣΔT信号に応じた周波数制御が行なわれる。
そして、サーモOFFによる停止部屋でサーモONとな
り運転指令信号が新たに発生された場合、或いはそれ迄
暖房運転されていなかった部屋の運転スイッチがONと
なり、運転指令信号が追加された場合には、ステップS
4からステップS5に移行する。
このステップS4から36は、前記した入力ガード部4
5となるステップであり、過負荷信号の入力判別を行な
うことなく設定時間Tif  (例えば10秒)が経過
する迄(ステップS6) 、PID制御を継続する(ス
テップS5)。なお、このとき部屋数増によりΣS、Σ
ΔTがそれぞれ変化するために新たな初期周波数からP
ID制御に移行する制御がなされている。そして、Ti
f経過後ステップS2に戻り、過負荷信号の入力を判別
しながらのPID制御を継続する。
次に、上記運転中に過負荷信号が入力された場合には、
ステップS3からステップS7に移行して、切換回路4
4により圧縮機1の駆動体、過負荷時制御部42による
駆動に切換えられ、過負荷信号が解除する迄前記した周
波数垂下制御が行なわれる(ステップS8、S9)。過
負荷信号解除後は、固定ガード駆動部43による圧縮機
1の駆動に切換えられ(ステップ510)、切換時のイ
ンバータ周波数を保持する周波数固定制御がガードタイ
ム’rgf (例えば8分)を経過する迄継続される(
ステップS11.513)。そしてこの間に運転要求の
追加を判別している(ステップ512)。運転要求の追
加がなく、ガードタイムTgfが経過した場合には、ス
テップS14で定常時駆動制御部41による圧縮機1の
駆動に切換え、そしてステップS2に戻って前述したP
ID制御に復帰する。
そして、上記ステップS12が強制復帰部43として機
能するステップであり、上記周波数固定制御を行なって
いるときに、運転要求の追加があった場合には、上記周
波数固定制御の設定時間Tgfの経過を待つことなく、
これを中断してステップS15に移行し、定常時駆動制
御部41による圧縮t81の駆動に切換える。なお、こ
の時には、それ迄運転中であった室内熱交換器の温度が
過負荷信号レベルに近い状態にあった訳であり、したが
って、この時の停止中であった室内熱交換器温度は上記
過負荷信号レベルを越えている恐れが多分にある。そこ
で、この停止中の室内熱交換器の追加によりその運転開
始時の過渡温度状態の検出温度が過負荷信号として入力
されることのないように、ステップS15からステップ
S5に移行させ、前記の入力ガード部45の機能(ステ
ップS5、Sfl+)を介して、ステップS2に戻して
定常運転に復帰させる。
なお、上記フローチャートにおいて、ステップS8、S
9における周波数垂下制御中に運転要求の追加があった
場合には、この追加による利用側熱交換器の負荷容量増
加によって、略同時に過負荷状態は解除することとなり
、ステップSIO、Sllが各実行され、ステップS1
2においては、運転要求の追加入力によりステップS1
5に移行することとなって、実質的にはステップSll
の周波数固定制御はなされずに、すぐに負荷の増加に見
合ったPID制御が実行されることとなり、即暖性の向
上が図られる。また、上記過負荷処理中に、更に室内熱
交換器温度が上昇し、最終設定温度65℃に達するよう
な場合には、室内制御装置36から割込信号が入力され
、この時には圧縮機】を停止するようになされている。
上記実施例は、第1発明及び第2発明の両者を包含する
ものであるが、第1発明の特徴的な部分は、停止中の室
内熱交換器の温度が運転中の温度よりも高い温度になっ
ている状態に着目し、この室内熱交換器の運転が新たに
追加されたときに、その運転開始時の温度過渡状態の検
出温度信号を過負荷信号として過負荷処理に移行するこ
とのないように、運転追加時には一定時間過負荷信号入
力を遮断する手段を設けた点にあり、このことにより、
不必要な過負荷処理に陥ることなく、要求増に見合った
圧縮機1の能力制御が行なれわ、即暖性が向上する。
そして第2発明においては、過負荷処理中に、停止中の
室内熱交換器の運転が新たに追加されたときには、当然
それ迄の圧縮機の能力よりも室内熱交換器側の負荷の方
が大きくなり、その時点で過負荷状態は解除するものと
考えられるので、強制的に過負荷処理を中断して要求負
荷に見合った圧縮機1の能力制御に移行するための手段
と共に、前記室内熱交換器の運転追加時における温度過
渡状態の検出温度信号を過負荷信号として受付けないた
めの入力遮断手段を設けている。このことにより、不必
要な過負荷処理の継続、及び再突入が防止され、要求増
に見合った圧縮機1の能力制御が行なわれ、即暖性が向
上する。
なお、上記実施例では、インバータ式のマルチ型空気調
和機にて実施した例を示したが、その他の圧縮能力制御
手段を有する装置、或いは給湯用熱交換器や風呂加熱用
熱交換器等を接続したヒートポンプシステムにおいても
実施可能である。また、上記実施例では、運転要求信号
として、運転スイッチがONで、かつサーモONのとき
に発せられる運転指令信号を例として説明したが、サー
モの0N10FFにかかわらず、運転スイッチのON信
号を運転要求信号として構成することもできる。また、
過負荷検出手段として、室内熱交換器に付設した温度セ
ンサを例に挙げたが、その他の過負荷状態を検出する、
例えば圧力センサで構成することも可能である。
(発明の効果) 上記第1発明においては、室内熱交換器の運転が新たに
追加されたときに、その運転開始時の温度過渡状態の検
出温度信号を過負荷信号として過負荷処理に移行するこ
とのないように、運転追加時には一定時間過負荷信号入
力を遮断する手段を設けており、このことにより、不必
要な過負荷処理に陥ることなく、要求増に見合った圧縮
機の能力制御が行なわれ、即暖性を向上することができ
る。
また上記第2発明においては、過負荷処理中に、停止中
の室内熱交換器の運転が新たに追加されたときに、強制
的に過負荷処理を中断して要求負荷に見合った圧縮機1
の能力制御に移行するための手段と共に、前記室内熱交
換器の運転追加時における温度過渡状態の検出温度信号
を過負荷信号として受付けないための入力遮断手段を設
けている。
このことにより、不必要な過負荷処理の継続、及び再突
入が防止され、要求増に見合った圧縮機の能力制御が行
なわれ、即暖性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明のヒートポンプシステムの実施例を示すも
ので、第1図は機能系統図、第2図は冷媒回路図、第3
図は制御系のブロック図、第4図は制御方法のフローチ
ャート図である。 1・・・圧縮機、8・・・室外熱交換器(熱源側熱交換
器)、18・・・室内熱交換器(利用側熱交換器)、3
0・・・温度センサ(過負荷検出手段)、41・・・定
常時駆動制御部(定常時駆動手段)、42・・・過負荷
時駆動部(過負荷時駆動手段)、43・・・固定ガード
駆動部(固定ガード駆動手段)、44・・・切換回路(
切換手段)、45・・・入力ガード部(入力ガード手段
)、46・・・強制復帰部(強制復帰手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮能力可変な圧縮機(1)を有すると共に、一台
    の熱源側熱交換器(8)に複数台の利用側熱交換器(1
    8)を接続して成るヒートポンプシステムであって、上
    記圧縮機(1)を、運転要求のある利用側熱交換器(1
    8)の要求負荷に見合った圧縮能力で駆動する定常時駆
    動手段(41)と、過負荷時に圧縮能力を減少させるべ
    く駆動する過負荷時駆動手段(42)との各圧縮機駆動
    制御手段を設けると共に、上記各利用側熱交換器(18
    )の過負荷を検出すると共に過負荷信号を発生する過負
    荷検出手段(30)と、上記各圧縮機駆動制御手段(4
    1)(42)を切換えるための切換手段(44)とを設
    け、この切換手段(44)により、上記圧縮機(1)の
    駆動を、上記過負荷信号が上記切換手段(44)に入力
    されたときに上記定常時駆動手段(41)から上記過負
    荷時駆動手段(42)による駆動に切換えるべく構成し
    、さらに、利用側熱交換器(18)側からの運転要求が
    追加された時から設定時間が経過する迄、上記過負荷信
    号の上記切換手段(44)への入力を遮断する入力ガー
    ド手段(45)を設けていることを特徴とするヒートポ
    ンプシステム。 2、圧縮能力可変な圧縮機(1)を有すると共に、一台
    の熱源側熱交換器(8)に複数台の利用側熱交換器(1
    8)を接続して成るヒートポンプシステムであって、上
    記圧縮機(1)を、運転要求のある利用側熱交換器(1
    8)の要求負荷に見合った圧縮能力で駆動する定常時駆
    動手段(41)と、過負荷時に圧縮能力を減少させるべ
    く駆動する過負荷時駆動手段(42)と、過負荷解除時
    の圧縮能力を保持すべく駆動する固定ガード駆動手段(
    43)との各圧縮機駆動制御手段を設けると共に、上記
    各利用側熱交換器(18)の過負荷を検出すると共に過
    負荷信号を発生する過負荷検出手段(30)と、上記各
    圧縮機駆動制御手段(41)(42)(43)を切換え
    るための切換手段(44)とを設け、この切換手段(4
    4)により、上記圧縮機(1)の駆動を、上記過負荷信
    号が上記切換手段(44)に入力されたときに上記定常
    時駆動手段(41)から上記過負荷時駆動手段(42)
    による駆動に、その後上記過負荷信号が解除されたとき
    に上記固定ガード駆動手段(43)による駆動に切換え
    、さらにその後、設定時間経過時に上記定常時駆動手段
    (41)による駆動に切換復帰するべく構成し、さらに
    、上記固定ガード駆動手段(43)による駆動中に、利
    用側熱交換器(18)側からの運転要求が追加された時
    に、上記定常時駆動手段(41)による駆動に切換える
    ための固定ガード中止信号を発生し、これを上記切換手
    段(44)に入力する強制復帰手段(46)を設けると
    共に、上記利用側熱交換器(18)側からの運転要求が
    追加された時から設定時間が経過する迄、上記過負荷信
    号の上記切換手段(44)への入力を遮断する入力ガー
    ド手段(45)を設けていることを特徴とするヒートポ
    ンプシステム。
JP17537986A 1986-07-24 1986-07-24 ヒ−トポンプシステム Granted JPS6332256A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03105148A (ja) * 1989-09-19 1991-05-01 Mitsubishi Electric Corp マルチエアコンデイシヨナの圧縮機制御装置
JP2008249204A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍サイクル装置
JP2015021680A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 株式会社コロナ 空気調和機

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