JPS6332725B2 - - Google Patents

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JPS6332725B2
JPS6332725B2 JP8464980A JP8464980A JPS6332725B2 JP S6332725 B2 JPS6332725 B2 JP S6332725B2 JP 8464980 A JP8464980 A JP 8464980A JP 8464980 A JP8464980 A JP 8464980A JP S6332725 B2 JPS6332725 B2 JP S6332725B2
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JP
Japan
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silicon
alkali
aluminum
producing high
silicofluoride
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JP8464980A
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JPS5711815A (en
Inventor
Hajime Kato
Shinichi Sasaki
Koichi Sato
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Onoda Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Onoda Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高純度のシリコンの製造方法に関する
ものであり、簡単な操作で安価に高純度のシリコ
ンを製造することを目的とする。 最近のエネルギー源の多様化にともない、特に
太陽電池については、各国とも多大な研究費を投
じ、開発を進めている。太陽電池のシリコン基板
は現在ケイ石(SiO2)を原料とし、これを炭素
と混合して電気炉(アーク炉)で還元して金属シ
リコンを製造し、原料としている。このようにし
て造られた金属シリコンはケイ石の還元のために
大なる電力を必要とし、しかも得られるシリコン
の純度は97〜98%程度で低い。従つて太陽電池に
必要なシリコンの純度(不純物濃度が10-9〜
10-11)を得るためには、さらに多くの精製工程
を必要とし、必然的に太陽電池は高価なものとな
る。一方半導体用シリコンもエレクトロニクスの
発展に伴ないその使用量は非常に増大しつゝあ
る。 本発明者等は珪素源として珪弗化アルカリを使
用し、これに金属アルミニウムを加え加熱してシ
リコンを生成せしめ、純精なシリコンを製造する
方法について種々研究した。 従来、珪弗化アルカリとアルミニウムを900℃
程度に加熱反応させ、シリコンとアルミニウムの
合金を製造する方法は古くから知られている。本
発明者等はこの反応に関し原料の組成比、配合比
および反応温度を種々変化し、生成する金属シリ
コンの製造割合、純度などを調査したところ、反
応条件を適当に選択すれば公知の方法に較べ、遥
かに低温度で即ちアルミニウムとシリコンの共融
温度以下の温度で極めて効率的に金属シリコンを
製造することが可能であることを知見した。 次に試薬珪弗化ナトリウム(純度98%以上)と
試薬金属アルミニウム(純度99.99%以上)およ
び試薬弗化ナトリウム(純度98%以上)または試
薬珪弗化カリウムと試薬金属アルミニウムを下記
第1表および第2表に示す割合に混合し、電気炉
中で同様に示す温度で1時間加熱して反応せし
め、生成物を3%塩酸で溶解し不溶物を濾過洗浄
して、第1表および第2表に示す如き結果を得
た。
【表】
【表】
【表】
【表】 第1表および第2表より金属アルミニウムと珪
弗化アルカリに弗化アルカリを添加または添加せ
ずに特定割合に配合し、400℃以上、シリコンと
アルミニウムの共融温度未満に加熱すれば、混合
割合の相違によりシリコンおよびフルオロアルミ
ン酸塩の混合物またはシリコン、フルオロアルミ
ン酸塩およびAlF3混合物を極めて簡単に得られ
ることが認められる。そしてこの際の生成物よ
り、フルオロアルミン酸塩およびまたはAlF3を
除去した後のシリコンは何れも高純度であるが、
その収率は珪弗化アルカリ金属アルミニウムの配
合割合および加熱温度により相違することが認め
られる。 本発明におけるシリコンの生成反応は次式(1)、
(2)および(3)に示す如く原料である珪弗化アルカリ
(R2SiF6、R:Na、K、Li)が弗化アルカリ
(RF)とSiF4(gas)に分解し、このSiF4が金属ア
ルミニウムと置換反応しシリコンと弗化アルミニ
ウムを生じ、弗化アルミニウムは珪弗化アルカリ
が分解してできた弗化アルカリと反応してフルオ
ロアルミン酸塩を生成する反応と考えられる。 R2SiF6→2RF+SiF4 (1) 3SiF4+4Al→3Si+4AlF3 (2) aRF+bAlF3→RcAlFdフルオロアルミン酸
塩 (3) 生成するフルオロアルミン酸塩は(1)式のRFと
(2)式のAlF3の量比によつて決まり、生成してく
るフルオロアルミン酸塩{(RF)n(AlF3)o}(1
種類とは限らない(第3表参照))に対してどち
らかの成分が過剰の場合には弗化アルカリ(RF)
あるいは弗化アルミニウム(AlF3)がフルオロ
アルミン酸塩と共存する。
【表】 (1)式においてR2SiF41モルが分解して生成した
SiF4が完全にアルミニウムと反応すれば生成した
RFとAlF3の比はRF/AlF3=3/2(モル比)であ
り、SiF4が揮散する場合があることを考慮すると
RF/AlF3≧3/2(モル比)となる。 従つてK、Liの場合には第3表のようにRF/AlF3 ≧3/2のフルオロアルミン酸塩が生成するので
AlF3が残つてフルオロアルミン酸塩と共存する
ことはない。RF/AlF3のモル比が3を越えた場合に はRFが余る。 また(2)式において必要な量以上のAlが存在す
る場合にはAlが未反応のまま残存する。 Naの場合にはNaF/AlF3のモル比が5/3以下ではフ ルオロアルミン酸塩とAlF3が共存し、5/3以上で
はAlF3は全量がフルオロアルミン酸塩を形成す
る。NaF/AlF3のモル比が3を越えればNaFがフルオ ロアルミン酸塩と共存する。これをNa2SiF6とAl
の比で考えるとAlF3がフルオロアルミン酸塩と
共存しなくなるのは、NaF/AlF3のモル比が5/3の時 なのでこの場合のNa2SiF6/Alのモル比を計算する と NaSiF6→2NaF+SiF4 SiF4+XAl→XAlF3+YSi+ZSiF4 NaF/AlF3=5/3=2/X X=6/5 Na2SiF6/Alのモル比が5/6の時であり、こ
のモル比が5/6以下ではAlF3がフルオロアル
ミン酸塩と共存する。更にNa2SiF6/Alのモル比
が3/4以下になるとAlが未反応のまま残存す
る。 本発明はこれらの知見に基くものであつて、珪
弗化アルカリと金属アルミニウム粉末の混合物を
400℃以上アルミニウムとシリコンの共融温度
(575℃)未満で反応せしめた後未反応物および副
生物を除去することを特徴とする高純度シリコン
の製造方法である。 本発明に使用する珪弗化アルカリはNa、Kま
たはLi元素の珪弗化物であつて、金属アルミニウ
ムとともにその形状は粉末状、粒状、塊状、はく
状の何れのものも使用可能であるが、粒度が粗な
る場合には未反応の珪弗化アルカリや金属アルミ
ニウムが残るので通常粉末状のものを使用する。 珪弗化アルカリと金属アルミニウムとの混合比
は任意であるが、未反応物を少くするためには、
モル比で3:2〜3:6の範囲が好ましい。3:
2より珪弗化アルカリが多く配合されるとSiF4の
揮散および弗化アルカリの生成が起り、シリコン
の収率が低下する。また3:6よりアルミニウム
の配合が多いとアルミニウムが大量に残り不経済
である。反応温度は400℃以上とシリコンとアル
ミニウムの共融点(575℃)未満の間で行なう。
共融温度以上ではシリコンとアルミニウムの合金
ができ高純度のシリコンは得られない。また400
℃以下ではシリコンの収率が低下するので好まし
くない。 本発明における加熱反応は反応温度が比較的低
いので、どんな雰囲気でも使用可能であるが、大
気中ではアルミニウムや生成するシリコンが酸化
する恐れがあるため、減圧またはアルゴン等の不
活性ガス雰囲気で行なうことが好ましい。また本
発明においては配合原料を成形して加熱反応せし
めることが好ましい。配合原料を粉体のまゝ加熱
処理するときは、粉体の中心部への熱の伝達効率
は悪いが、この配合原料を成形すると粒子間隙に
熱ガスが流通するために熱の伝達効率が良くな
り、加熱に要する時間が短縮される。 本発明における加熱反応時間は数10分以上で充
分である。 本発明においてAlF3が生成しない場合には弗
化アルカリとフルオロアルミン酸塩は酸または塩
溶液例えば塩酸、硫酸、塩化アルミニウム、硫酸
アルミニウムなどで処理すれば、容易に溶解する
から、処理溶液を濾過すれば、シリコンを分離で
きる。一方AlF3が生成する場合には、AlF3は水
に対する溶解度が小さく、酸にも溶け難いので、
シリコンとの分離は困難であるが、この場合は、
生成物を酸または塩類溶液で処理した後の残渣を
AlF3の昇華温度(1200℃)以上に加熱し、AlF3
を揮散せしめることにより高純度のシリコンを得
ることができる。またAlF3の生成の如何に拘ら
ず、本発明における生成物を1000℃以上に加熱す
ることにより、シリコン以外の生成物を昇華、分
解、揮散せしめることができ、高純度のシリコン
を得ることができる。この際加熱を減圧下で行な
うと、上記昇華、分解、揮散処理温度を900℃程
度に下げることができる。さらにまた本発明の生
成物をシリコンの溶融温度以上に加熱して、シリ
コンとシリコン以外のものの溶融層を形成せしめ
た後冷却し、それぞれに分離し、高純度のシリコ
ンを得ることもできる。 次に生成物中にAlF3が副生する場合には原料
混合物中に弗化アルカリを添加して加熱処理する
ことにより生成するAlF3をフルオロアルミン酸
塩に変えることができる。 一例をあげるとNa2SiF63モルとAl4モルの反応
は 15Na2SiF6+20Al→15Si+6Na5Al3F14+2AlF3 となりAlF3を生成するが、これに対し充分な量
のNaFが存在する場合には 3Na2SiF6+4Al+6NaF→3Si+4Na3AlF6 または 9Na2SiF6+12Al+2NaF→9Si+4Na5Al3F14 が生成し、これらの生成物は酸または塩溶液に溶
解するのでシリコンとの分離は容易になる。 このようにしてシリコンを分離したフルオロア
ルミン酸塩溶液にSiO2を加えて煮沸濃縮すると
珪弗化アルカリの沈澱が得られ、これは再度循環
使用することができる。 本発明によれば原料として用いる珪弗化アルカ
リおよび金属アルミニウムは高純度のものが安価
に入手できるので、高純度のシリコンを経済的に
製造することができる。 実施例 1 珪弗化ナトリウム(純度95%)と金属アルミニ
ウム(純度99.9%)の微粉及び粒を第4表のよう
に配合し、メノウ乳鉢でよく混合した後電気炉で
560℃、1時間加熱した。また珪弗化ナトリウム
を金属アルミニウム箔にはさみ560℃、1時間電
気炉で加熱した。その結果第4表に示す生成鉱物
が得られ、この生成物を10%塩酸溶液で処理した
後残渣を分離して得た物はシリコンであり、その
純度は99.9%以上であつた。
【表】 を得た。
実施例 2 珪弗化カリウム(純度95%)および金属アルミ
ニウム微粉(<44μ)または珪弗化リチウム(純
度90%)および金属アルミニウム微粉(<44μ)
をそれぞれモル比で3:4の割合で配合し、メノ
ウ乳鉢で混合した後タブレツト状に加圧成形した
ものをアルゴン雰囲気にした電気炉中で500℃、
1時間加熱した。得られた生成物を塩酸で溶解
し、残渣を分離して得たシリコンは純度99.9%以
上、収率99%であつた。 実施例 3 工業規模のリン酸肥料製造工程で回収された
Na2SiF6(純度90%)530gと金属アルミニウム粉
末(粉末度44μ以下)100gおよびNaF(純度98%
以上)の混合物を磁製皿に入れたものを最高温度
550℃のトンネル炉内で1時間処理した。この生
成物はシリコンとチオライトであり、これを1%
塩化アルミニウム水溶液および硫酸で処理し、残
渣を分離して得たシリコンの純度はいずれも99.9
%以上であり、収率はそれぞれ約95%および97%
であつた。 実施例 4 珪弗化ナトリウム(実施例1と同じ)1モル、
珪弗化カリウム(実施例2と同じ)2モルおよび
金属アルミニウム(実施例3と同じ)3モルの割
合で混合したものを窒素雰囲気の電気炉内で500
℃、3時間加熱したところSi、氷晶石、チオライ
ト、K3AlF6、KAlF4の混合物が得られた。これ
を5%の塩酸で処理した残渣は純度99.9%以上の
シリコンであり収率は98%であつた。 実施例 5 実施例1において加熱生成物を塩酸で処理して
残渣を分離して得た濾液に純度97%の無水珪酸を
濾液中のAl成分に対しモル比で約1:1となる
様に加えて煮沸し、冷却後濾過してNa2SiF6を得
た。このNa2SiF6は実施例1の配合原料として循
環使用することができ、実施例1と同様のシリコ
ンを得た。 実施例 6 実施例1で得たNo.1試料及び実施例2で得た試
料(いずれも塩酸処理前)をそれぞれ黒鉛のルツ
ボに入れ電気炉でAr雰囲気中で1500℃に15分加
熱溶融し、冷却した後ルツボから試料を取り出し
たところ、シリコンとシリコン以外の2層に分か
れ冷却後容易にシリコンのみを分離することがで
きた。このシリコンの純度は何れも99.9%以上で
あつた。 実施例 7 実施例1で得たNo.1試料及び実施例2で得た試
料(いずれも塩酸処理前)をそれぞれ黒鉛のルツ
ボに入れ、電気炉で1200℃、3時間加熱したとこ
ろ、いずれもルツボ内にはシリコンのみが残りこ
のシリコンの純度は何れも99.9%以上であつた。 実施例 8 実施例1で得たNo.1試料および実施例2で得た
試料(いずれも塩酸処理前)をそれぞれ黒鉛ルツ
ボに入れ10-2torrの真空中で950℃で3時間加熱
したところ、ルツボ内にはシリコンのみが残り、
このシリコンの純度は何れも99.9%以上であつ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 珪弗化アルカリおよび金属アルミニウムの混
    合物を400℃以上、シリコンとアルミニウムの共
    融温度(575℃)未満で加熱処理した後、未反応
    物および副生物を除去することを特徴とする高純
    度シリコンの製造方法。 2 珪弗化アルカリ:金属アルミニウムをモル比
    にて3:2〜3:6の割合に配合することを特徴
    とする上記第1項記載の高純度シリコンの製造方
    法。 3 珪弗化アルカリ:金属アルミニウムをモル比
    にて3:2〜3:6の割合にて配合して加熱処理
    した後シリコン以外の生成物(未反応物を含む)
    を酸または塩溶液で処理することを特徴とする上
    記第1項記載の高純度シリコンの製造方法。 4 珪弗化アルカリ:金属アルミニウムをモル比
    にて3:2〜3:6の割合にて配合して加熱処理
    した後生成物を900℃以上、シリコンの溶融温度
    以下に加熱することを特徴とする上記第1項記載
    の高純度シリコンの製造方法。 5 珪弗化アルカリ:金属アルミニウムをモル比
    で3:2〜3:6の割合に配合して加熱処理した
    後、生成物をシリコンの溶融温度以上に加熱溶融
    して、シリコンをシリコン以外の成分から分離す
    ることを特徴とする上記第1項記載の高純度シリ
    コンの製造方法。 6 珪弗化アルカリのアルカリ元素としてK,
    NaまたはLiの何れか一種を使用することを特徴
    とする上記第1項記載の高純度シリコンの製造方
    法。 7 珪弗化ナトリウム5モルに対し金属アルミニ
    ウムが6モルより多い場合、この配合物に、予め
    反応により副生する弗化アルミニウムをフルオロ
    アルミン酸塩にするに要する量以上の弗化アルカ
    リを添加することを特徴とする上記第1項記載の
    高純度シリコンの製造方法。 8 珪弗化アルカリおよび金属アルミニウムの混
    合物を400℃以上、シリコンとアルミニウムの共
    融温度(575℃)未満で加熱処理した後、生成し
    たシリコンと副生するフルオロアルミン酸塩を分
    離後、フルオロアルミン酸塩とSiO2より珪弗化
    アルカリを合成して、これを原料として循環使用
    することを特徴とする高純度シリコンの製造方
    法。 9 珪弗化アルカリ:金属アルミニウムをモル比
    にて3:2〜3:6の割合に配合することを特徴
    とする上記第8項記載の高純度シリコンの製造方
    法。 10 珪弗化アルカリのアルカリ元素としてK,
    NaまたはLiの何れか一種を使用することを特徴
    とする上記第8項記載の高純度シリコンの製造方
    法。 11 珪弗化ナトリウム5モルに対し金属アルミ
    ニウムが6モルより多い場合、この配合物に、予
    め反応により副生する弗化アルミニウムをフルオ
    ロアルミン酸塩にするに要する量以上の弗化アル
    カリを添加することを特徴とする上記第8項記載
    の高純度シリコンの製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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