JPS6337773B2 - - Google Patents

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JPS6337773B2
JPS6337773B2 JP54015140A JP1514079A JPS6337773B2 JP S6337773 B2 JPS6337773 B2 JP S6337773B2 JP 54015140 A JP54015140 A JP 54015140A JP 1514079 A JP1514079 A JP 1514079A JP S6337773 B2 JPS6337773 B2 JP S6337773B2
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JP
Japan
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formula
chloro
bromo
compound
manufacturing
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Application number
JP54015140A
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English (en)
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JPS54119406A (en
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Saman Danieru
Dosoan Sharuru
Kunutsushu Jeraru
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ANSUCHI NASHIONARU DO RA RUSHERUSHU AGUNOROMIKU
Original Assignee
ANSUCHI NASHIONARU DO RA RUSHERUSHU AGUNOROMIKU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANSUCHI NASHIONARU DO RA RUSHERUSHU AGUNOROMIKU filed Critical ANSUCHI NASHIONARU DO RA RUSHERUSHU AGUNOROMIKU
Publication of JPS54119406A publication Critical patent/JPS54119406A/ja
Publication of JPS6337773B2 publication Critical patent/JPS6337773B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/09Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/09Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis
    • C07C29/10Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis of ethers, including cyclic ethers, e.g. oxiranes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C33/00Unsaturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C33/02Acyclic alcohols with carbon-to-carbon double bonds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は性フエロモンとくにトランス−トラン
ス(E−E)立体配置の共役ジエンアルコール構
造を有するフエロモンの新規な立体選択的製法に
関する。 合成性フエロモンは最近これらの物質を対象と
した研究により果樹栽培の主要鱗翅目害虫対策上
極めて重要であることが認められている。 これについては、いわゆる“雄錯乱”法による
りんご果樹園でのコドレモン(Codle´mone)な
る商品名で知られた合成性フエロモン(すなわち
8E,10E−ドデカジエン−1−オール)によるハ
マキ蛾(Laspeyresia Pomonella)対策に関する
H.Audemard及び共同研究者の研究報告(Revue
de zoologie Agricole et de Pathologie
Ve´ge´tale第76巻第15−24頁1977年)をあげるこ
とができる。 この方法は特定量のフエロモンを、管理すべき
果樹園の小区画に持続的に拡散させて雰囲気にこ
の物質の蒸気を均一に含浸させることからなる。
このような環境では発生する雄の昆虫は雌の誘引
する香の方向を知ることができず受胎のため接近
できないので果実の攻撃の抑制及び昆虫の世代か
ら世代への員数減少が達成されるばかりか、完全
に死滅させることさえ可能である。従来実験とし
て実施されたこの果樹害虫対策はハマキ蛾の場合
果実の0.5%未満が侵されるにすぎないことが確
かめられたので、魅力的な性フエロモンの示すあ
らゆる利点が実証された。 しかしながら、この害虫対策は従来普及されな
かつた。主要害虫の性フエロモンの公知の合成法
は長いすなわち多くの工程を経るものであり、そ
のうえ得られた製品が必ずしも所望の立体化学純
度を示さないからである。 その結果何回も精製の必要が生じこれが不可避
的にこれらの物質の生産コストを高くする。 このため性フエロモンは樹木栽培における害虫
対策としては利用されていない。 今日まで分離・同定及び合成されたさまざまな
性フエロモンはアルコール、アセテート又はアル
デヒド官能基を有する分子量の小さい不飽和(一
般にモノ−又はジ−不飽和)の直鎖炭化水素分子
に係るものであつた。 更に行われた研究により、不飽和結合のシス又
はトランス(Z又はE)の立体化学が合成性フエ
ロモンの錯乱作用において果す極めて重要な役割
が判明した。実際に立体化学因子単独で雌に向つ
ての信号の特殊性を確保し得ることが認められ
た。 そのほか、1種又は数種の他の異性体がたとえ
少量でも混入している合成性フエロモンを用いる
と、活性異性体の錯乱作用がかなり低減し、ある
場合には全く抑制されることが認められた。 従つて、性フエロモン合成法は完全に立体選択
性があること、すなわち異性化の二次反応により
異性体混合物を導くことのないものであることが
重要である。そのほかこれらの合成は収率がよく
なるように工程数が少なくまた容易に入手できる
中間体、とくに市販の原料から製造できるもので
あるべきである。 本発明はその点で立体化学純度の高い性フエロ
モン、とくに一般式 (ただし、Rは炭素原子数1乃至4の直鎖飽和ア
ルキル基であり、nは1乃至5の整数である)に
相当するトランス−トランス(E−E)立体配置
の共役ジエンアルコール構造を有するフエロモン
の新規な立体選択的製造法に関する。 この型の化合物とくに商品名Codlemone(R=
CH3、n=5;8E,10E−ドデカジエン−1−オ
ール)のさまざまな合成はすでに文献中に提案さ
れている。 コドレモンの合成の中で、とくに米国特許第
3825607号明細書記載のZoecon Corporation社の
もの及びTetrahedron第30巻第1807−3810頁
(1974年)記載の方法をあげることができる。 これら合成中主要段階はC7のユニツト(1−
ブロモ−3E,5E−ヘプタジエン)とC5のユニツ
ト(2−〔5′−クロロ−ペンチルオキシ〕テトラ
ヒドロピラン・マグネシウム)との結合あるいは
C6のユニツト(1−ブロモ−2E,4E−ヘキサジ
エン)と別のC6のユニツト(2−〔6′−クロロ−
ヘキシルオキシ〕−テトラヒドロピラン・マグネ
シウム)との結合からなる。 C7ユニツトとC5ユニツトとの結合反応中に部
分的な異性化が生じて異性体混合物を導くが、ト
ランス−トランスのものが主である。同様にC6
ユニツトと別のC6ユニツトとの結合反応中にも
またアリル転位を伴なう異性体化が起る。 従つて、立体化学的に純粋な状態のトランス−
トランス異性体を得ることはこれら二つの合成法
では高効率の精製が必要であり、そのためコドレ
モンは比較的低い収率で得られることになる。 加えて、実験室規模で容易に実施できる精製法
は工業的段階に移すのが困難である。 長期間の研究の結果全く意外かつ驚くべきこと
に、前記式()の合成性フエロモンが、マグネ
シウム誘導体とトランス−トランス立体配置を有
する共役ジエンアルコールのアセテート、トシレ
ート又はメシレートとの結合をとくに結合の温度
及び使用される反応剤の比率について特定の反応
条件下で行なうことによつて、容易かつ迅速に優
れた収率でしかも立体化学的に高純度で得られる
ことが認められた。 本発明者等の試験により、この型の結合では実
際に優れた収率及び立体配置の保持は前駆体のジ
エンがトランス−トランス配置である場合にのみ
得られることが実証された。実際に前駆体のジエ
ンがシス−トランス(Z−E)、シス−シス(Z
−Z)又はトランス−シス(E−Z)配置である
と立体配置は保持されず、その結果反応は異性体
混合物を導くことが認められた。 したがつて本発明は、第1工程において次式: XMg−(CH2o−CH2OP () (式中、Xはハロゲン原子であり、Pはヒドロキ
シル保護基を表わし、nは後記の意義を有する)
のマグネシウム誘導体をテトラヒドロフラン媒質
中でつくり、第2工程において該マグネシウム誘
導体を、次式: (式中、Rは後記の意義を有し、R1は−
COCH3、−SO2CH3又は−SO2C6H4CH3を表わ
す)により示されるトランス−トランス ジエン
化合物及び触媒としてテトラクロロ銅酸ジリチウ
ムを含むテトラヒドロフラン溶液に0℃〜−20℃
の温度で該ジエン化合物に対して過剰量で添加し
て反応させ、ついで得られた反応生成物から加水
分解により保護基Pを脱離させることを特徴とす
る、次式: (式中、Rは炭素数1〜4の直鎖飽和アルキル基
であり、nは1〜5の整数である)により示され
るトランス−トランス立体配置の共役ジエン−ア
ルコール構造を有する性フエロモンの立体選択的
製造法を提供するものである。 本発明の方法は、とくに式()の化合物で (1) R=CH3、n=5の8E,10−ドデカジエン
−1−オール(コドレモン)、 (2) R=C2H5、n=4の7E,9E−ドデカジエン
−1−オール (3) R=C3H7、n=3の6E,8E−ドデカジエン
−1−オール及び (4) R=C4H9、n=4の7E,9E−テトラデカジ
エン−1−オール の製造に適用できる。 これらの化合物は本発明の方法により60℃以上
の収率でかつトランス−トランス異性体98%以上
の立体化学純度で得られる。 式()のマグネシウム誘導体は対応するハロ
ゲンアルカノール(W−W′)のOH官能基が予め
保護基により保護されたものから容易に得られら
る。 W−W′ハロゲンアルカノールのうち市販のも
の、とくに3−クロロ−又はブロモ−プロパノー
ル−1,4−クロロ−又はブロモ−ブタノール−
1,5−クロロ−又はブロモ−ペンタノール−
1,6−クロロ−又はブロモ−ヘキサノール−1
及び7−クロロ−又はブロモ−ヘプタノール−1
が使用できる。 ハロゲンアルカノールのOH官能基の保護基と
しては、テトラヒドロピラニル及びテトラヒドロ
フラニルなどのアセタール型の結合を形成し得る
基ならびにトリメチルシリル及びトリエチルシリ
ルなどのある種のシリル基が使用できる。トリフ
エニルメチル、ジフエニルメチル、ベンジル及び
t−ブチルなど他の保護基も使用できる。 特定の一実施態様においては、保護基としてテ
トラヒドロフラニル又はテトラヒドロピラニル基
を用いることが推奨される。 式()の化合物は対応するWW′ハロゲンア
ルカノールをジヒドロフラン又はジヒドロピラン
と酸触媒、とくに塩酸、p−トルエンスルホン
酸、硫酸又はメタンスルホン酸などの強酸の存在
下において反応させることにより容易に得られ
る。 式()の化合物も慣用のアセチル−、メシル
−及びトシル−誘導体生成条件下において対応す
る2E,4E−ジエン・アルコールから容易に得ら
れる。 本発明の好ましい実施態様においては、ピリジ
ン中での無水酢酸による2E,4Eジエンアルコー
ルのアセチル化反応により得られるアセトキシ誘
導体が使用される。 式()の化合物を導く2E,4Eジエンアルコ
ールのうち、とくに2E,4E−ヘキサジエン−1
−オール、2E,4E−ヘプタジエン−1−オール、
2E,4E−オクタジエン−1−オール及び2E,4E
−ノナジエン−1−オールをあげることができ
る。 これらのジエン・アルコールは大部分が商業的
に入手でき、とくにORIL社から販売されてい
る。 本発明方法の第2工程においては前記のとおり
テトラクロロ銅酸ジリチウム(Li2CuCl4)を銅触
媒として使用するものであり、該銅触媒はたとえ
ば“Synthesis”、1971年7月号、第303頁に記載
の方法により2:1モル比の塩化リチウムと塩化
第二銅とから得ることができる。 一般に銅触媒は式()の化合物1モルあたり
0.01乃至0.06モル、望ましくは約0.04モルの量で
使用される。 前述のとおり、マグネシウム誘導体の添加温度
は重要であり、0乃至−20℃の範囲、望ましくは
約−10℃で実施すべきである。 マグネシウム誘導体を式()の化合物のテト
ラヒドロフラン溶液に加えた后、テトラヒドロフ
ラン中の反応剤の最終濃度は約0.1N乃至0.8N、
望ましくは約0.5Nとすべきである。引続いて室
温において1時間乃至5時間、望ましくは約3時
間結合反応を行なわせる。 前記のとおり、すぐれた収率を得るためには式
()のマグネシウム誘導体を式()の化合物
に対して過剰に用いることが重要であり、この過
剰分は式()の化合物1モルに対してマグネシ
ウム誘導体少なくとも0.2モル、望ましくは0.25
乃至0.6モルとすべきである。 結合反応終了后反応混合物は化学当量の塩化ア
ンモニウム飽和溶液によつて0乃至−20℃、望ま
しくは約−10℃の温度において冷間加水分解し得
る。 式 (式中、R、n及びPは前記の意義を有する)の
中間生成物を反応溶媒の蒸発及び抽出后に引続い
て加水分解にかけることにより保護基を遊離させ
て式()の化合物に導く。 加水分解剤の種類及び加水分解条件は保護基の
種類によつて異なる。保護基がテトラヒドロピラ
ニル又はテトラヒドロフラニル基である場合に
は、望ましくはアルコール媒質(例えばメタノー
ル)中のp−トルエンスルホン酸を用い、加水分
解温度は一般に約20乃至60℃である。 一方保護基がシリル基である場合には、これを
除くのにJ.Am.Chem.Soc.74、3024(1952年)に
記載の方法によることができる。 この加水分解后に抽出溶媒蒸発后の残渣を真空
蒸留にかけて式()の化合物を精製した状態で
得ることができる。 本発明の方法によつて得られる式()の化合
物には結晶状態で生成されるものがあり、この場
合適当な溶媒、たとえばペンタン又はヘキサンな
ど炭化水素を用いる再結晶により精製した形で得
ることもできる。 本発明の方法によつて得られる式()の共役
ジエンアルコールは、所要ならば他の形、とくに
慣用法による酢酸、プロピオン酸、酪酸及びイソ
酪酸エステルの形ならびに過塩素酸ピリジンを用
いる酸化反応による対応するアルデヒドの形に変
換し得る。 これらの誘導体もまた実際に多数の鱗翅目害虫
にとつて性的魅惑剤である。 本発明方法のすぐれた立体選択性はトランス−
トランス(E−E)立体配置の式()の化合物
からしか得られないことを示す目的で同じ操業条
件下で1−アセトキシ−ヘプタ−2,4−ジエン
(a)の2E−4E、2E−4Z、2Z−4Z及び2Z−4Eの各
異性体から下記の結合反応を行なつた: 加水分解及び真空蒸溜后に4種の製品の気相ク
ロマトグラフイーは下記の結果を示した:
【表】 上記の結果から確認できるとおり、1−アセト
キシ−ヘプタ−2E,4E−ジエンから行なつた結
合反応のみが生成されるドデカ−7,9−ジエン
−1−オールの立体構造の保持を達成せしめる。 次に本発明を実施例により更に説明する。 実施例 1 1−アセトキシ−ヘキサ−2E,4E−ジエン
(C8H12O2=140、式、R=CH3、R1=−
COCH3)の調製 ヘキサ−2E,4E−ジエン−1−オール(立体
化学純度E、E98%)1Kgを予め水酸化カリウム
上で蒸溜したピリジン2.8に溶かす。この溶液
を+10゜より低温に冷却し、2時間かけて無水酢
酸2.8を加える。添加終了后3時間かけて+20
℃まで昇温させる。続いて反応混合物を砕氷10Kg
に注ぎ、工業用ペンタン2で2回抽出する。有
機相を順次に水(500cm3)、2N硫酸(500cm3)、重
炭酸ナトリウム飽和溶液(500cm3)、再び水及び最
后に塩化ナトリウム飽和溶液(500cm3)で洗う。
ついで硫酸マグネシウムで乾燥し、ペンタンを蒸
発させた后に残渣を蒸溜して標題化合物1.633Kg
(81%)を得る。沸点(20mmHg)=78℃。 同様の方法により1−アセトキシ−ヘプタ−
2E,4E−ジエンをヘプタ−2E,4E−ジエン−1
−オールから80%の収率で調製した。沸点(20mg
Hg)=85℃ 実施例 2 2−(6′−クロロ−ヘキシルオキシ)−テトラヒ
ドロピラン(C11H21OCl=220.5)の調製 市販の6−クロロ・ヘキサノール−1の3Kgを
10反応器に入れ濃塩酸7.5cm3を加える。反応混
合物を冷媒(砕氷+メタノール)によつて+10゜
より低温に冷却し、新たに蒸溜したジヒドロピラ
ン2.125Kgを100cm3ずつ3時間かけて添加する。添
加終了后3時間室温に放置し、エーテル2で稀
釈し、反応混合物を順次2N水酸化ナトリウム溶
液500ml、水2及び塩化ナトリウム飽和溶液2
で洗う。ついで硫酸マグネシウムで乾燥し、エ
ーテルを蒸発させ残渣を真空蒸溜する。 沸点(0.1mmHg)=40−160゜の中間溜分400g、
目的生成物に相当する主溜分4.311Kg(収率91%)
が得られる。沸点(0.1mmHg)=106−110゜ この生成物の赤外線吸収スペクトル分析(フイ
ルム)は次の通りである: 吸収ピーク:2930、2860、1460、1450、1440、
1350、1200、1130、1120、1075、1030、900、
865、810cm-1。 実施例 3 ドデカ−8E,10E−ジエン−1−オール−テト
ラヒドロピラニル−エーテル(式、R=
CH3、n=5及びP=テトラヒドロピラニル)
の調製 下記(a)及び(b)の反応をアルゴン雰囲気下で行な
つた。 (a) 2−(6′−クロロ−ヘキシルオキシ)−テトラ
ヒドロピランのマグネシウム誘導体の調製 撹拌機・臭素アンプル及び還流冷却器を備え
た4反応器にテトラヒドロフラン(THF)
100ml中のマグネシウム片60gを入れ、実施例
2により得られた2−(6′−クロロ−ヘキシル
−オキシ)−テトラヒドロピラン10gを一度に
加え、この反応混合物を還流させる。沸騰開始
後ジブロモエタン5cm3を加えると極めてはげし
い反応がマグネシウムの侵食及び反応混合物の
黒色化を伴なつて起る。そのとき撹拌を開始
し、還流を維持しながら、テトラヒドロフラン
1.5に2−(6′−クロロ−ヘキシルオキシ)テ
トラヒドロピラン425gを溶解した溶液を2時
間かけて一滴づつ導入する。 添加終了后さらに3時間還流を続け、ついで
室温で一夜放置する。 (b) 実施例1によつて調製した1−アセトキシ−
ヘキサ−2E,4E−ジエンと前記マグネシウム
誘導体との結合反応: 撹拌機と温度計とを備えた6反応器にテト
ラヒドロフラン1.5に1−アセトキシ−ヘキ
サ−2E,4E−ジエン180gを溶かした溶液をサ
イホン送入する。 この溶液を−10゜に冷却し、これに(サイホ
ンによつて)無水塩化リチウム4.3gと塩化第
二銅6.8gとをテトラヒドロフラン90cm3に溶解
した溶液を加える。反応混合器はオレンジ色が
かつた赤色である。 次に約1時間半をかけて上記(a)のマグネシウ
ム誘導体溶液を温度が−10℃を超えないよう留
意しながら添加する。添加の初めに反応混合物
は淡緑色となり次にほとんど完全に褪色して最
后には暗紫色となる。 添加終了后3時間0℃に放置し、改めて−10
℃に冷却し、強く撹拌しながら塩化アンモニウ
ム飽和溶液を用いて加水分解すると溶液が褪色
し、反応器底に粘い黒色沈澱物が大量に沈澱す
るに至る。上澄を傾瀉し、残渣をエーテル200
cm3で3回処理する。集めた有機相を塩化アンモ
ニウム飽和溶液(500cm3、2回)次に塩化ナト
リウム飽和溶液(500cm3、2回)で洗う。つい
で有機相を直接に蒸発器中に移し、減圧(50
mm)下で溶媒を蒸発させた后に実質的にドデカ
−8E,10E−ジエン−1−オールのテトラヒド
ロピラニル・エーテルからなる残渣470gが得
られる。 実施例 4 ドデカ−8E,10E−ジエン−1−オール(式
I、R=CH3 n=5)の調製 実施例3で得られた残渣をメタノール2.5と
水250cm3との混合物に溶かし、p−トルエンスル
ホン酸42gを加え、60゜に3時間加熱し、室温で
一夜放置する。ついで真空下で大部分のメタノー
ルを蒸発させ、残渣をその容積の2倍量のエーテ
ルで抽出し、順次に水(300cm3)、重炭酸ナトリウ
ム飽和溶液(300cm3)、再び水、最后に塩化ナトリ
ウム飽和溶液で洗う。次に硫酸マグネシウム上で
乾燥し、溶媒の蒸発后残渣(g)を蒸溜して沸点
(0.1mmHg)=40−98゜の初溜分59g、ドデカ−8E,
10E−ジエン−1−オール(沸点(0.1mmHg)=98
−100゜で蒸溜中に結晶するもの)140g及び実質
的にドデカンジオールからなる残渣71gが得られ
る。 蒸溜し結晶化させたドデカ−8E,10E−ジエン
−1−オールの収率は使用した1−アセトキシ−
ヘキサ−2E,4E−ジエンに対して計算して62.5
%である。 この生成物の立体化学純度は気相クロマトグラ
フイー(VPC):カラム長さ5m、内径1/8イン
チ、ステンレス製;充填剤3%F.F.A.P./
chromG.H.P.80/100;カラム温度190℃;によ
り評価して99.5%である。 (i) 赤外吸収スペクトル(cm-1) 3370(OH結合)、1615(C=C)、1055(第1
級OH)、980(−CH=CH−、E、共役)、950
cm-1のピークの欠除は8Z、10E異性体が存在し
ないことを示す。 (ii) N.M.R.スペクトル(δ、ppm、250MHz、
CDCl3)1.3(s、大8H、4CH2);1.54(quint、
2H、Clの−CH2);7(d、3H、−C 3);2.04
(q、2H、=−C 2);3.6(t、2H、−C
2OH);5.54(m、2H、H11及びH8);5.96(2H、
H9及びH10)。 (iii) 質量スペクトル:M+=182、断片ピーク164
(M+−H2O);135(M+−(H2O+C2H5))、121、
107、81、79、68、67、55、42、32。 (iv) 融点:F=29−30゜。 上記の方法の一変形によると真空蒸溜を行なう
前に加水分解の粗生成物をその3倍容積のペンタ
ンで抽出して3時間常温に放置し、これからドデ
カンジオールを分離することができる。実際にこ
れらの条件下でドデカンジオールが沈澱し、真空
吸引により分離できる。 実施例 5 ドデカ−8E,10E−ジエン−1−オール(式
、R=CH3、n=5)の調製 上記実施例3及び4と同じ操業条件により下記
の溶媒及び反応剤からドデカ−8E,10E−ジエン
−1−オール1100Kgの合成を行なつた: 2−(6′−クロロヘキシルオキシ)テトラヒドロ
ピラン 3360g マグネシウム 480g 1−アセトキシ−ヘキサ−2E,4E−ジエン
1440g 無水塩化リチウム 35g 無水塩化第二銅 55g T.H.F. 29 メタノール 15 p−トルエンスルホン酸 300g この調製法では蒸溜・結晶化したドデカ−8E,
10E−ジエン−1−オールの収率は60%であつ
た。 所望ならば、ドデカ−8E,10E−ジエン−1−
オールは下記のようにして分析上純粋な形で得る
ことができる: 前記の反応からのドデカ−8E,10E−ジエン−
1−オール140gをペンタン
(BYKEMALLINCRODT等級のもの)280cm3
溶解する。この溶液を徐々に−10℃まで冷却し、
その間にドデカ−8E,10E−ジエン−1−オール
が無色針状晶として析出する。この結晶を−10℃
で遠心分離するとVPCが完全に純粋なドデカ−
8E,10E−ジエン−1−オール133gが得られる。
融点=32℃ この高い純度のため、得られた生成物はそのま
ま果樹園での雄錯乱法に適用できる。 実施例 6 1−アセトキシ−オクタ−2E,4E−ジエン
(式、R=C3H7、R1=−COCH3)の調製 市販のオクタ−2E,4E−ジエン−1−オール
をまず冷却したペンタンから再結晶させる。この
アルコール10g(0.08モル)をピリジン20mlに無
水酢酸16.3g(0.16ml)を溶解した溶液によつて
アセチル化する。常温で3時間放置し、常法によ
り加水分解して対応するアセテート12g(90%)
を得る。沸点(0.1mmHg)=50℃。VPC:カラム
上の単一生成物5%E.C.N.S.S.M.ガスクロマト
グラムで0.100:120メツシユ、3mステンレス製
1/8130゜。赤外スペクトル(cm-1、フイルム)
1740(C=Oエステル)、−C=C−1660、−CH=
CH−トランス共役990(s)及び945(w)。 実施例 7 ドデカ−6E,8E−ジエン−1−オール(式、
R=C3H7、n=3)及びそのアセチル誘導体
の調製 実施例6で得られたアセテート(4g、0.023
モル)に、前記のとおり調製したテトラクロロ銅
酸ジリチウム溶液8mlの存在下において−10゜で
実施例3(b)と同じ反応条件下で過剰の2−(4′−
クロロ−ブチルオキシ)−テトラヒドロピラン−
マグネシウム誘導体(1Nテトラヒドロフラン溶
液35cm3)を添加する。 加水分解及び溶媒蒸発后、残渣を実施例4と同
じ条件下でp−トルエン・スルホン酸のメタノー
ル溶液により処理してドデカ−6E,8E−ジエン
−1−オールを得る。これを精製せずに常法によ
り無水酢酸(3.36g、0.033モル)で処理して3.3
g(64%)の1−アセトキシ−ドデカ−6E,8E
−ジエンを得る。沸点(0.1mmHg)=88℃ VPC:3%F.F.A.P.で単一の生成物、ガスク
ロマトグラムG、5m、ステンレス製1/8、190゜。 赤外スペクトル(cm-1フイルム)1740(C=O
エステル)985(s)及び955(w)−CH=CH−ト
ランス共役。 実施例 8 1−アセトキシ−ノナ−2E,4E−ジエン(式
、R=C4H9、R1=COCH3)の調製 市販のノナ−2E,4E−ジエン−1−オールを
まずペンタンから再結晶させる。このアルコール
10g(0.071モル)をピリジン20mlに無水酢酸
14.4g(0.142モル)を溶解した溶液でアセチル
化する。通常の処理后にアセテートが11.5g(87
%)得られる。沸点(0.1mmHg)=70℃。 VPC:単一の生成物5%E.C.N.S.S.M.ガスク
ロマトグラム100/120メツシユ、3mステンレス
製1/8、140゜。 赤外スペクトル(cm-1、フイルム)1740(C=
Oエステル)1660(C=C);950(s)及び945
(w)(−CH=CH−トランス共役)。 実施例 9 テトラデカ−7E,9E−ジエン−1−オール
(式、R=C4H9、n=4)及びそのアセチル
化誘導体の調製 実施例8で得られたアセテート(5g、0.027
モル)に、テトラクロロ銅酸ジリチウム溶液10ml
の存在下において−10℃でT.H.F.に溶解した2
−(5′−クロロペンチルオキシ)−テトラヒドロピ
ランの1N溶液(40.5cm3)を加える。加水分解及
び溶媒蒸発后に残渣を実施例4と同じ条件下でメ
タノール中でp−トルエンスルホン酸により処理
してテトラデカ−7E,9E−ジエン−1−オール
を得る。これを製精せずに常法により無水酢酸
(3.6g、0.036モル)で処理して1−アセトキシ
−テトラデカ−7E,9E−ジエンを得る。沸点
(0.1mmHg)=105℃ VPC:単一生成物、ガスクロマトグラフG、
5mステンレス製1/8、200゜で3%FFAP 赤外スペクトル(cm-1、フイルム)、1740(C=
Oエステル)−CH=CH−、トランス共役:985
(s)及び955(w)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1工程において次式: XMg−(CH2o−CH2OP () (式中、Xはハロゲン原子であり、pはヒドロキ
    シル保護基を表わし、nは後記の意義を有する)
    のマグネシウム誘導体をテトラヒドロフラン媒質
    中でつくり、第2工程において該マグネシウム誘
    導体を、次式: (式中、Rは後記の意義を有し、R1は−
    COCH3、−SO2CH3又は−SO2C6H4CH3を表わ
    す)により示されるトランス−トランス ジエン
    化合物及びテトラクロロ銅酸ジリチウム触媒を含
    むテトラヒドロフラン溶液に0℃〜−20℃の温度
    で該ジエン化合物に対して過剰量で添加して反応
    させ、ついで得られた反応生成物から加水分解に
    より保護基Pを脱離させることを特徴とする、次
    式: (式中、Rは炭素数1〜4の直鎖飽和アルキル基
    であり、nは1〜5の整数である)により示され
    るトランス−トランス立体配置の共役ジエン−ア
    ルコール構造を有する性フエロモンの立体選択的
    製造法。 2 式()のマグネシウム誘導体が官能基OH
    を予め保護したハロゲンアルカノールから得ら
    れ、該ハロゲンアルカノールが3−クロロ−又は
    ブロモ−1−ペンタノール、4−クロロ−又はブ
    ロモ−1−ブタノール、5−クロロ−又はブロモ
    −1−ペンタノール、6−クロロ−又はブロモ−
    1−ヘキサノール及び7−クロロ−又はブロモ−
    1−ヘプタノールから選んだものである特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。 3 式()の化合物の保護基Pがテトラヒドロ
    ピラニル−、テトラヒドロフラニル−、トリメチ
    ルシリル−、トリエチルシリル−、トリフエニル
    メチル−、ジフエニルメチル−、ベンジル−又は
    t−ブチル−基である特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の製造法。 4 式()の化合物が2E,4Eヘキサジエン−
    1−オール、2E,4Eヘプタジエン−1−オール、
    2E,4Eオクタジエン−1−オール及び2E,4Eノ
    ナジエン−1−オールから選ばれた2E,4Eジエ
    ンアルコールのアセチル化、メシル化又はトシル
    化によつて得られたものである特許請求の範囲第
    1項記載の製造法。 5 触媒の量が式()の化合物1モルあたり
    0.01乃至0.06モルである特許請求の範囲第1項乃
    至第4項の何れかに記載の製造法。 6 式()のマグネシウム誘導体の過剰分が式
    ()の化合物のモル量に対して少なくとも0.2モ
    ルである特許請求の範囲第1項乃至第5項の何れ
    かに記載の製造法。 7 式()のマグネシウム誘導体の過剰分が式
    ()の化合物のモル数に対して0.25乃至0.6モル
    である特許請求の範囲第6項記載の製造法。 8 テトラヒドロフラン中の反応剤の最終濃度が
    0.1N乃至0.8Nである特許請求の範囲第1項乃至
    第7項の何れかに記載の製造法。 9 保護基を脱離させる加水分解をp−トルエン
    スルホン酸の存在下においてアルコール媒質中で
    行なう特許請求の範囲第1項乃至第8項の何れか
    に記載の製造法。
JP1514079A 1978-02-15 1979-02-14 Transstrans stereoconfigulation sex pheromone and its manufacture Granted JPS54119406A (en)

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