JPS6341380B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341380B2 JPS6341380B2 JP55003412A JP341280A JPS6341380B2 JP S6341380 B2 JPS6341380 B2 JP S6341380B2 JP 55003412 A JP55003412 A JP 55003412A JP 341280 A JP341280 A JP 341280A JP S6341380 B2 JPS6341380 B2 JP S6341380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- formaldehyde
- aliphatic carboxylic
- oxymethylene
- formula
- Prior art date
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はオキシメチレンビスカルボキシレート
類の製造法に関するものである。 オキシメチレンビスカルボキシレート類は穀物
貯蔵庫における湿度調節剤等に有用であるほか、
グリコール酸、エチレングリコールあるいはβ−
プロピオクラトン誘導体などの合成中間体として
有用な化合物である。 本発明者らはホルムアルデヒドと脂肪族カルボ
ン酸またはその無水物よりオキシメチレンビスカ
ルボキシレート類を製造する方法について種々検
討した結果、酸強度がpKa値で2以下である酸点
の酸性度が少くとも0.1meq/gである固体酸を
触媒として使用することにより容易にオキシメチ
レンビスカルボキシレート類が得られ、かつ、生
成物と触媒との分離が簡単であることを見い出し
本発明に到達したものである。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明方法において、ホルムアルデヒドとして
はガス状のホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド
水溶液のほかにトリオキサン、パラホルムアルデ
ヒドなどの反応条件下でホルムアルデヒドとなる
ようなホルムアルデヒドのオリゴマーが使用され
る。ただし、反応系に多量の水が共存することは
好ましくなく、ホルムアルデヒドに対して等モル
以下に抑制することが望ましい。 脂肪族カルボン酸または脂肪族カルボン酸無水
物としては酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、
カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴ
ン酸、カプリン酸およびこれらの異性体などの炭
素原子数2〜10の脂肪族カルボン酸あるいはこれ
らの無水物が挙げられる。 これらの脂肪族カルボン酸または脂肪族カルボ
ン酸無水物はホルムアルデヒドに対して、通常、
等モル以上使用される。 本発明方法において触媒に使用される固体酸は
pKa値2以下の酸強度を有する酸点の酸性度が少
くとも0.1meq/gであるものであり、具体的に
は、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体骨格ま
たはテトラフルオロエチレン骨格に官能基として
スルホン酸を有する強酸性陽イオン交換樹脂、た
とえば、ダイヤイオンPK−228、ダイヤイオン
HPK−55(いずれも三菱化成工業(株)製)、アン
バーライト200、アンバーリスト15(いずれも
ロームアンドハース社製)、ナフイオン501(デ
ユポン社製)など、モンモリロナイト、カオリナ
イト、ベントナイト、ハロイサイト、スメクタイ
ト、イライト、バーミキユライト、クロライト、
セピオライト、アタパルジヤイト、ポリゴスカイ
ト、モルデナイトなどの粘土鉱質あるいはゼオラ
イトあるいはモンモリロナイトKSF/O(ガード
ラー社製)などのように上記の粘土鉱質を弗化水
素等の酸により処理したもの、燐酸、硼酸などを
担体に担持したもの、青色酸化タングステンなど
の無機酸化物、珪タングステン酸、燐モリブデン
酸などのヘテロポリ酸、燐酸硼素、燐酸ランタン
などの燐酸塩、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛など
の硫酸塩、シリカ−アルミナ、シリカ−ジルコニ
ア、チタニア−ジルコニア、シリカ−チタニアな
どの複合酸化物が挙げられる。これらの固体酸触
媒はホルムアルデヒド1モルに対して通常0.1〜
1000meq/gの範囲で使用される。 反応溶媒の使用は必ずしも必要ではないが、反
応をより効果的に行なうために、ジエチルエーテ
ル、ジフエニルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジブチルケトン、アセトフエノン等のケトン
類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、
プロピオン酸メチル等のエステル類、ベンゼン、
トルエン、p−キシレン、エチルベンゼン等の芳
香族炭化水素類、n−ペンタン、n−ヘキサン、
n−オクタン等のアルカン類、ヘキセン−1、オ
クテン−2等のアルケン類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等のスルホキシド類、エチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボ
ネート類を反応溶媒として使用することができ
る。 本発明は気相法、液相法のいずれの方法でも、
また懸濁床方式、固定床方式のいずれの方式でも
実施可能であり、反応温度としては通常25〜200
℃、好ましくは50〜150℃の範囲内で適宜採用さ
れる。反応圧力は特に限定されるものではなく、
通常は常圧または若干の加圧下に、大気雰囲気下
もしくは窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガ
ス雰囲気下に行なわれる。 次に本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。 実施例 1 内容積100mlのガラス製反応器にトリオキサン
5.0g(ホルムアルデヒド167mmoleに相当)、酢
酸70mlおよび強酸性陽イオン交換樹脂(ダイヤイ
オンHPK−55)2.0g(13.6meqに相当)を仕
込み、撹拌下110℃で30分間反応させた。反応終
了後、反応生成液を冷却し、ガスクロマトグラフ
イーにより、オキシメチレンジアセテート、ジオ
キシメチレンジアセテートおよびトリオキシメチ
レンジアセテートの定量を行なつた。結果は表−
2に記す。 上記三種の生成物は触媒を別したのち蒸留に
より容易に単離され、赤外分光光度法、核磁気共
鳴スペクトル、GC−マススペクトルにより確認
された。 実施例 2〜6 触媒、温度、反応時間等の条件を表−1に記載
したように変更したこと以外は実施例1と同様に
実験を行なつた。結果は表−2に記す。
類の製造法に関するものである。 オキシメチレンビスカルボキシレート類は穀物
貯蔵庫における湿度調節剤等に有用であるほか、
グリコール酸、エチレングリコールあるいはβ−
プロピオクラトン誘導体などの合成中間体として
有用な化合物である。 本発明者らはホルムアルデヒドと脂肪族カルボ
ン酸またはその無水物よりオキシメチレンビスカ
ルボキシレート類を製造する方法について種々検
討した結果、酸強度がpKa値で2以下である酸点
の酸性度が少くとも0.1meq/gである固体酸を
触媒として使用することにより容易にオキシメチ
レンビスカルボキシレート類が得られ、かつ、生
成物と触媒との分離が簡単であることを見い出し
本発明に到達したものである。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明方法において、ホルムアルデヒドとして
はガス状のホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド
水溶液のほかにトリオキサン、パラホルムアルデ
ヒドなどの反応条件下でホルムアルデヒドとなる
ようなホルムアルデヒドのオリゴマーが使用され
る。ただし、反応系に多量の水が共存することは
好ましくなく、ホルムアルデヒドに対して等モル
以下に抑制することが望ましい。 脂肪族カルボン酸または脂肪族カルボン酸無水
物としては酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、
カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴ
ン酸、カプリン酸およびこれらの異性体などの炭
素原子数2〜10の脂肪族カルボン酸あるいはこれ
らの無水物が挙げられる。 これらの脂肪族カルボン酸または脂肪族カルボ
ン酸無水物はホルムアルデヒドに対して、通常、
等モル以上使用される。 本発明方法において触媒に使用される固体酸は
pKa値2以下の酸強度を有する酸点の酸性度が少
くとも0.1meq/gであるものであり、具体的に
は、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体骨格ま
たはテトラフルオロエチレン骨格に官能基として
スルホン酸を有する強酸性陽イオン交換樹脂、た
とえば、ダイヤイオンPK−228、ダイヤイオン
HPK−55(いずれも三菱化成工業(株)製)、アン
バーライト200、アンバーリスト15(いずれも
ロームアンドハース社製)、ナフイオン501(デ
ユポン社製)など、モンモリロナイト、カオリナ
イト、ベントナイト、ハロイサイト、スメクタイ
ト、イライト、バーミキユライト、クロライト、
セピオライト、アタパルジヤイト、ポリゴスカイ
ト、モルデナイトなどの粘土鉱質あるいはゼオラ
イトあるいはモンモリロナイトKSF/O(ガード
ラー社製)などのように上記の粘土鉱質を弗化水
素等の酸により処理したもの、燐酸、硼酸などを
担体に担持したもの、青色酸化タングステンなど
の無機酸化物、珪タングステン酸、燐モリブデン
酸などのヘテロポリ酸、燐酸硼素、燐酸ランタン
などの燐酸塩、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛など
の硫酸塩、シリカ−アルミナ、シリカ−ジルコニ
ア、チタニア−ジルコニア、シリカ−チタニアな
どの複合酸化物が挙げられる。これらの固体酸触
媒はホルムアルデヒド1モルに対して通常0.1〜
1000meq/gの範囲で使用される。 反応溶媒の使用は必ずしも必要ではないが、反
応をより効果的に行なうために、ジエチルエーテ
ル、ジフエニルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジブチルケトン、アセトフエノン等のケトン
類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、
プロピオン酸メチル等のエステル類、ベンゼン、
トルエン、p−キシレン、エチルベンゼン等の芳
香族炭化水素類、n−ペンタン、n−ヘキサン、
n−オクタン等のアルカン類、ヘキセン−1、オ
クテン−2等のアルケン類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等のスルホキシド類、エチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボ
ネート類を反応溶媒として使用することができ
る。 本発明は気相法、液相法のいずれの方法でも、
また懸濁床方式、固定床方式のいずれの方式でも
実施可能であり、反応温度としては通常25〜200
℃、好ましくは50〜150℃の範囲内で適宜採用さ
れる。反応圧力は特に限定されるものではなく、
通常は常圧または若干の加圧下に、大気雰囲気下
もしくは窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガ
ス雰囲気下に行なわれる。 次に本発明を実施例により更に具体的に説明す
る。 実施例 1 内容積100mlのガラス製反応器にトリオキサン
5.0g(ホルムアルデヒド167mmoleに相当)、酢
酸70mlおよび強酸性陽イオン交換樹脂(ダイヤイ
オンHPK−55)2.0g(13.6meqに相当)を仕
込み、撹拌下110℃で30分間反応させた。反応終
了後、反応生成液を冷却し、ガスクロマトグラフ
イーにより、オキシメチレンジアセテート、ジオ
キシメチレンジアセテートおよびトリオキシメチ
レンジアセテートの定量を行なつた。結果は表−
2に記す。 上記三種の生成物は触媒を別したのち蒸留に
より容易に単離され、赤外分光光度法、核磁気共
鳴スペクトル、GC−マススペクトルにより確認
された。 実施例 2〜6 触媒、温度、反応時間等の条件を表−1に記載
したように変更したこと以外は実施例1と同様に
実験を行なつた。結果は表−2に記す。
【表】
【表】
実施例 7
酢酸のかわりにプロピオン酸を使用したこと以
外は実施例1と同様に実験を行なつた。その結
果、ホルムアルデヒドの転化率は71.0%であり、
オキシメチレン、ジオキシメチレン、トリオキシ
メチレンがそれぞれ0.4g、1.6gおよび0.4g生成
していた。 実施例 8 酢酸のかわりに無水酢酸を使用したこと以外は
実施例1と同様に実験を行なつた。その結果、ホ
ルムアルデヒドの転化率は100%であり、オキシ
メチレンジアセテート7.6g、ジオキシメチレン
ジアセテート8.5gおよび微量のトリオキシメチ
レンジアセテートが生成していた。
外は実施例1と同様に実験を行なつた。その結
果、ホルムアルデヒドの転化率は71.0%であり、
オキシメチレン、ジオキシメチレン、トリオキシ
メチレンがそれぞれ0.4g、1.6gおよび0.4g生成
していた。 実施例 8 酢酸のかわりに無水酢酸を使用したこと以外は
実施例1と同様に実験を行なつた。その結果、ホ
ルムアルデヒドの転化率は100%であり、オキシ
メチレンジアセテート7.6g、ジオキシメチレン
ジアセテート8.5gおよび微量のトリオキシメチ
レンジアセテートが生成していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸強度がpKa値で2以下である酸点の酸性度
が少くとも0.1meq/gである固体酸触媒の存在
下にホルムアルデヒドを脂肪族カルボン酸または
脂肪族カルボン酸無水物と反応させることを特徴
とする一般式 (式中、RおよびR′は炭素原子数1〜9のア
ルキル基を表わし、nは1,2または3である。) で示されるオキシメチレンビスカルボキシレート
類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP341280A JPS56100741A (en) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | Preparation of oxymethylenebiscarboxylates |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP341280A JPS56100741A (en) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | Preparation of oxymethylenebiscarboxylates |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56100741A JPS56100741A (en) | 1981-08-12 |
| JPS6341380B2 true JPS6341380B2 (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=11556660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP341280A Granted JPS56100741A (en) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | Preparation of oxymethylenebiscarboxylates |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56100741A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8829248B2 (en) | 2010-08-18 | 2014-09-09 | Eastman Chemical Company | Method for recovery and recycle of ruthenium homogeneous catalysts |
| US8466328B2 (en) | 2010-08-18 | 2013-06-18 | Eastman Chemical Company | Method for recovery and recycle of ruthenium homogeneous catalysts |
| US9227896B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-01-05 | Eastman Chemical Company | Process for the separation and purification of a mixed diol stream |
| US8785686B2 (en) | 2010-09-23 | 2014-07-22 | Eastman Chemical Company | Process for recovering and recycling an acid catalyst |
| US8709376B2 (en) | 2010-09-23 | 2014-04-29 | Eastman Chemical Company | Process for recovering and recycling an acid catalyst |
| US8829234B2 (en) | 2012-03-27 | 2014-09-09 | Eastman Chemical Company | Hydrocarboxylation of formaldehyde in the presence of a higher order carboxylic acid and heterogeneous catalyst |
| US8927766B2 (en) | 2012-03-27 | 2015-01-06 | Eastman Chemical Company | Hydrocarboxylation of methylene dipropionate in the presence of a propionic acid and a homogeneous catalyst |
| US8703999B2 (en) | 2012-03-27 | 2014-04-22 | Eastman Chemical Company | Hydrocarboxylation of methylene dipropionate in the presence of propionic acid and a heterogeneous catalyst |
| US8765999B2 (en) | 2012-03-27 | 2014-07-01 | Eastman Chemical Company | Hydrocarboxylation of formaldehyde in the presence of a higher order carboxylic acid and a homogeneous catalyst |
| US9040748B2 (en) | 2012-06-08 | 2015-05-26 | Eastman Chemical Company | Hydrocarboxylation of aqueous formaldehyde using a dehydrating recycle stream to decrease water concentration |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2633164A1 (de) * | 1976-07-23 | 1978-01-26 | Steenken Magnetdruck | Identitaetskarte mit datenspeicher |
-
1980
- 1980-01-16 JP JP341280A patent/JPS56100741A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56100741A (en) | 1981-08-12 |
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