JPS6341996B2 - - Google Patents
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- JPS6341996B2 JPS6341996B2 JP55150984A JP15098480A JPS6341996B2 JP S6341996 B2 JPS6341996 B2 JP S6341996B2 JP 55150984 A JP55150984 A JP 55150984A JP 15098480 A JP15098480 A JP 15098480A JP S6341996 B2 JPS6341996 B2 JP S6341996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- strip
- tank
- plated
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
本発明は導電性帯条体の表面にストライプ状に
部分メツキする方法の改良に関するものである。 一般に銅、アルミニウム、鉄及びこれらの合金
帯条体の片面又は両面に1条又は2条以上のスト
ライプ状に異種金属を被覆した金属複合材は工業
的に広く利用されている。例えば銀、金などの貴
金属は耐食性や電気的特性に優れているため電
気、電子機器の接点、コネクタ、端子などに好適
ではあるが、高価なため銅、銅合金などの卑金属
の基体上に可及的に少量複合して使用されてい
る。特に接合部品には金属帯条体の片面又は両面
に部分メツキを施したものが用いられている。然
しながらこのような部分メツキには、メツキ部の
寸法精度、メツキ腔の均一性に優れ、部分メツキ
によるコストアツプが省貴金属の利得以下となる
ことが要求されている。 而して従来金属帯状体のストライプ状部分の部
分メツキ方法としては、金属帯条体の表面にメツ
キするストライプ部を残して粘着テープを接着さ
せるか、又はゴム弾性体を圧着せしめてメツキ液
中を走行させて連続的に部分メツキを行つてい
る。粘着テープを用いる方法は粘着テープ例えば
粘着性のプラスチツクテープを寸法精度よくスト
ライプ部を残して金属帯条体の表面に接着するこ
とが難しく、特別な設備を必要とするばかりかメ
ツキ液に耐える接着剤を選定しなければならな
い。特にアルカリ性シアン浴を使用する貴金属メ
ツキでは端部から粘着テープの剥離がおこり、メ
ツキ液の滲み出しが生じて寸法精度を低下する。
またテープ自体のコストも無視しえず経剤的にも
問題がある。またゴム弾性体を圧着してメツキ液
中に走行させる方法は、ゴム弾性体例えばシリコ
ンゴムなどを繰り返し使用することができるがゴ
ムと金属帯条体との間隙に毛細現象によりメツキ
液が侵入するため、ストライブ部と非メツキ部と
の境界が不鮮明となり、品質上の問題となるばか
りか、ゴムと金属帯条体を一緒に移動させる複雑
な設備を必要とする。更にゴム弾性体を固定しこ
れに金属帯条体を圧着させながらストライプさせ
る方法も知られている金属帯条体に変形がおこり
易いため、薄い帯条体などには適用することがで
きない。 一方、器物などの部分メツキに、絶縁性塗料を
非メツキ部分に塗布してメツキを行う方法が知ら
れているが、これを金属帯条体のストライプ状部
分メツキのような連続ラインに適用することは不
可能であつた。即ちピンホールのない密着性の塗
膜は通常膜厚数10μを要するため連続ラインで短
時間に塗布乾燥するためには莫大なスペースを必
要とし、また塗料のコストも高価なものとなるた
めである。 本発明はかかる環状に鑑み鋭意研究を行つた結
果、品質並に経済性に優れた帯条体の部分メツキ
方法を見出したものである。即ち本発明方法は導
電性帯条体の表面にストライプ状に部分メツキを
施す方法において、所望メツキ部周辺の非メツキ
部表面に少くともメツキ槽側壁の上端厚さ以上の
巾に阻水性物質を吸着せしめて被膜を形成せしめ
ないようにして上記メツキストライプ巾に相当す
る槽巾を有し、メツキ液が溢流するメツキ槽上を
メツキ液に接触させながら該帯条体を水平方向に
走行せしめることを特徴とするものである。 本発明において導電性帯条体としては銅、リ
ン、青銅、黄銅、ベリリウム銅などの銅合金、
鋼、ステンレス、アルミニウムなどであり又これ
らとプラスチツクフイルム上に薄く設けたものも
含まれる。これらの表面上にストライプ状に銀、
金、パラジウム、白金、銅、鉛、スズ、ニツケル
などがメツキされる。ストライプは1条又は2条
以上何れも可能である。 本発明方法は通常吸着剤にて吸着処理を行つた
後、活性化前処理を行い次いでメツキを施すもの
であるが、被メツキ体の表面状態例えば汚染の大
きい場合には吸着剤にて処理する前に前処理の少
くとも一部を行う必要もある。又所定部への吸着
処理については、帯条体の全面に処理を行つた後
に所定のメツキ部のみを脱着することが望ましい
ケースにおいては、前記メツキ前処理と脱着とを
兼用することも出来る。例えば帯条体をアンコイ
ラーからサプライして必要に応じて溶剤やアルカ
リ性液に接して圧延油などの付着物を除去してか
ら乾燥せしめ、次に吸着処理においてストライプ
状メツキの場合は表面所定巾のストライプを残し
てその周辺に阻水性物質を吸着せしめるのであ
る。 又、本発明方法において使用する阻水性物質と
しては被メツキ体表面に付着、吸着してその表面
を撥水性に変えるために行うものであり、界面活
性剤の中から選択される。そして吸着性の活性基
で帯条体の金属表面に結合するので炭化水素鎖な
どの阻水性基を外表面に設けるものであり、活性
化やメツキ液に耐える吸着物質として高級脂肪族
アミン、高級脂肪族カルボン酸、高級脂肪族スル
ホン酸及びこれらの誘導体が使用され、水溶液或
は有機溶液として処理する。例えばオクチルアミ
ン以上の高級アルキルアミンは酸、アルカリの何
れの液にも耐えることが出来るので好適な物質で
ある。又パラフインや鉱油などの水不溶の希釈有
機溶液、例えば流動パラフインのトルエン溶液で
もよい。 又その厚さは通常10Å〜数10Å程度の薄さで十
分に効果を発揮することができる。 この吸着性物質にての処理はその境界を精度に
するためと、吸着塗膜を強固にするため一度乾燥
せしめた後活性化工程を行うものであり、活性化
はメツキ部に残存する異物質特に金属表面に必ず
生成する酸化物を除去して金属表面を露出せしめ
塩酸、硫酸などの鉱酸水溶液にて処理する。この
場合アルカリ性水溶液などによる電解処理を併用
することもある。 このようにして活性化後、水洗してメツキ工程
に移るものである。このメツキ工程の1例を図面
より説明すると、まずメツキ部巾に近似した巾の
オーバフロー型メツキ槽4よりオーバフローする
メツキ液に接触させて、被メツキ体1を水平方向
に走行せしめ、該メツキ槽内に設置したアノード
5と被メツキ体1とで電解セルを形成し、前記の
所望メツキ部2に部分メツキを行うものである。
又メツキ槽4内には下部のメツキ液導入管6より
メツキ液が導入され、メツキ槽4の側壁7,7′
上端よりオーバフローし、受液部品8,8′に設
けた排出管9,9′よりメツキ液循環系に戻るよ
うになつている。被メツキ体1の表面には前記吸
着処理工程で所定メツキ部2を残してその周辺又
は非メツキ部全部に阻水性薄膜3,3′が形成さ
れているから、所定のストライプ状メツキがえら
れるから、これを水洗、乾燥しリコイラーに巻取
る。 なお、上記阻水性物質膜は特有の撥水性を有し
ており、前記の活性化後の水洗により、その表面
が濡れたままメツキ工程に送られてもメツキ液が
非メツキ部に濡れ拡がることなく、濡れ状態や被
メツキ体とメツキ槽との位置に乱れが生じてもス
トライプメツキ巾に変動を生ずることはない。 而してこの阻水処理は少くともメツキ槽側壁の
上端厚さ以上の巾にわたつて阻水性物質を吸着す
ることが必要であり、これによつて上記の変動に
有効に対処することができるものである。 なお、上記処理は通常のロールコートやフエル
トなどの所定巾の含浸体に接触せしめることによ
り寸法精度よく連続的に行うことが出来る。 又前記メツキ工程ではストライプメツキや下地
メツキのように工程以上のメツキを使用する場合
があり、又単一メツキでも電流値の大きさなどに
よつて槽以上に分割してメツキを行うことがある
が、本発明方法においては被メツキ体の走行方向
にオーバフロー槽を複数個配設することにより良
好な部分メツキを行うことが出来る。 なお図面においては何れもオーバフローを横側
壁から行つているが、勿論槽端からオーバフロー
させることも可能であり、槽上を水平方向に走行
する被メツキ体を安定して濡らす簡単な方法とし
て、液面を一定に保持できるオーバフロー槽が利
用されるものである。 このように本発明方法は被メツキ体を阻水性物
質にて吸着処理を行つた後にオーバフロー槽を使
用して部分メツキを施すものであり、単にオーバ
フロー槽のみを使用して部分メツキを行つた場合
には、部分メツキの寸法安定性並に精度に劣ると
共に非メツキ部へのメツキ液が拡がりメツキ品質
を著しく阻害する。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 (1) 厚さ0.1mm、巾40mmのリン青銅の片面中央に巾
10mm、厚さ1.5μのストライプ状銀を部分メツキを
行つた。即ちアルコイラーから上に青銅の条をサ
プライして水平方向に走行せしめ常法により60℃
の1N―NaOH溶中で30秒間カソード脱脂した後、
水洗乾燥した。次に吸着処理工程としてオクチル
アミン水溶液(20g/)をメツキ側面の非メツ
キ部(両サイドより各15mm)にロールコートして
30秒間熱して乾燥を行つた。なお、ロールコート
の方法としては上記水溶液槽に一部を浸漬して回
転するピツクアツプロールとその上方に同ロール
と連動接触し被メツキ条の所定非メツキ部に接す
るコートロールと該条を同ロールに圧着させるバ
ツクアツプロールとからなるものを使用した。又
このロールは何れもゴムを被覆した2重構造の金
属ロールである。 次いで5%H2SO4液に5秒浸漬し、水洗を行
つた後、下記組成の浴からなるAgメツキを順に
行つた。 記 ストライク浴 厚メツキ浴 Ag 3g/ Ag 20g/ KCN 30g/ KCN 90g/ 各槽は槽巾(外側寸法)9.5mm、槽壁厚3.5mmの
オーバフロー槽をストライク浴、原メツキ浴の順
に直線状に配列し、各メツキ槽から静かにメツキ
液をオーバフローせしめ、ストライクメツキは
5A/dm2で10秒行つた後、原メツキを2A/d
で5秒間行つた後水洗乾燥して巻取つた。 比較例 (1) 上記実施例における吸着処理工程を省略した以
外はすべて実施例(1)と同様にしてメツキを行つた
ところ、メツキ液が濡れ拡がり部分メツキを行う
ことが出来なかつた。次に前記H2SO4にて活性
化後に一度乾燥してメツキを行つた。 実施例(2)及び実施例(3) 実施例(1)においてオクチルアミンの代りにステ
アリルアミンの1%エタノール液(実施例2)流
動パラフインの1%トルエン溶液(実施例3)コ
ートロールのコートゴム部を巾4mmとし、中央メ
ツキ部10mm巾の両側に各4mm巾で処理した以外は
すべて実施例(1)と同様にしてメツキを行つた。 斯くして得た部分メツキを行つた条についてそ
の寸法精度及びフエロキシル法JISHO 411―
1954)によりピンホールを測定した結果は第1表
に示す通りである。
部分メツキする方法の改良に関するものである。 一般に銅、アルミニウム、鉄及びこれらの合金
帯条体の片面又は両面に1条又は2条以上のスト
ライプ状に異種金属を被覆した金属複合材は工業
的に広く利用されている。例えば銀、金などの貴
金属は耐食性や電気的特性に優れているため電
気、電子機器の接点、コネクタ、端子などに好適
ではあるが、高価なため銅、銅合金などの卑金属
の基体上に可及的に少量複合して使用されてい
る。特に接合部品には金属帯条体の片面又は両面
に部分メツキを施したものが用いられている。然
しながらこのような部分メツキには、メツキ部の
寸法精度、メツキ腔の均一性に優れ、部分メツキ
によるコストアツプが省貴金属の利得以下となる
ことが要求されている。 而して従来金属帯状体のストライプ状部分の部
分メツキ方法としては、金属帯条体の表面にメツ
キするストライプ部を残して粘着テープを接着さ
せるか、又はゴム弾性体を圧着せしめてメツキ液
中を走行させて連続的に部分メツキを行つてい
る。粘着テープを用いる方法は粘着テープ例えば
粘着性のプラスチツクテープを寸法精度よくスト
ライプ部を残して金属帯条体の表面に接着するこ
とが難しく、特別な設備を必要とするばかりかメ
ツキ液に耐える接着剤を選定しなければならな
い。特にアルカリ性シアン浴を使用する貴金属メ
ツキでは端部から粘着テープの剥離がおこり、メ
ツキ液の滲み出しが生じて寸法精度を低下する。
またテープ自体のコストも無視しえず経剤的にも
問題がある。またゴム弾性体を圧着してメツキ液
中に走行させる方法は、ゴム弾性体例えばシリコ
ンゴムなどを繰り返し使用することができるがゴ
ムと金属帯条体との間隙に毛細現象によりメツキ
液が侵入するため、ストライブ部と非メツキ部と
の境界が不鮮明となり、品質上の問題となるばか
りか、ゴムと金属帯条体を一緒に移動させる複雑
な設備を必要とする。更にゴム弾性体を固定しこ
れに金属帯条体を圧着させながらストライプさせ
る方法も知られている金属帯条体に変形がおこり
易いため、薄い帯条体などには適用することがで
きない。 一方、器物などの部分メツキに、絶縁性塗料を
非メツキ部分に塗布してメツキを行う方法が知ら
れているが、これを金属帯条体のストライプ状部
分メツキのような連続ラインに適用することは不
可能であつた。即ちピンホールのない密着性の塗
膜は通常膜厚数10μを要するため連続ラインで短
時間に塗布乾燥するためには莫大なスペースを必
要とし、また塗料のコストも高価なものとなるた
めである。 本発明はかかる環状に鑑み鋭意研究を行つた結
果、品質並に経済性に優れた帯条体の部分メツキ
方法を見出したものである。即ち本発明方法は導
電性帯条体の表面にストライプ状に部分メツキを
施す方法において、所望メツキ部周辺の非メツキ
部表面に少くともメツキ槽側壁の上端厚さ以上の
巾に阻水性物質を吸着せしめて被膜を形成せしめ
ないようにして上記メツキストライプ巾に相当す
る槽巾を有し、メツキ液が溢流するメツキ槽上を
メツキ液に接触させながら該帯条体を水平方向に
走行せしめることを特徴とするものである。 本発明において導電性帯条体としては銅、リ
ン、青銅、黄銅、ベリリウム銅などの銅合金、
鋼、ステンレス、アルミニウムなどであり又これ
らとプラスチツクフイルム上に薄く設けたものも
含まれる。これらの表面上にストライプ状に銀、
金、パラジウム、白金、銅、鉛、スズ、ニツケル
などがメツキされる。ストライプは1条又は2条
以上何れも可能である。 本発明方法は通常吸着剤にて吸着処理を行つた
後、活性化前処理を行い次いでメツキを施すもの
であるが、被メツキ体の表面状態例えば汚染の大
きい場合には吸着剤にて処理する前に前処理の少
くとも一部を行う必要もある。又所定部への吸着
処理については、帯条体の全面に処理を行つた後
に所定のメツキ部のみを脱着することが望ましい
ケースにおいては、前記メツキ前処理と脱着とを
兼用することも出来る。例えば帯条体をアンコイ
ラーからサプライして必要に応じて溶剤やアルカ
リ性液に接して圧延油などの付着物を除去してか
ら乾燥せしめ、次に吸着処理においてストライプ
状メツキの場合は表面所定巾のストライプを残し
てその周辺に阻水性物質を吸着せしめるのであ
る。 又、本発明方法において使用する阻水性物質と
しては被メツキ体表面に付着、吸着してその表面
を撥水性に変えるために行うものであり、界面活
性剤の中から選択される。そして吸着性の活性基
で帯条体の金属表面に結合するので炭化水素鎖な
どの阻水性基を外表面に設けるものであり、活性
化やメツキ液に耐える吸着物質として高級脂肪族
アミン、高級脂肪族カルボン酸、高級脂肪族スル
ホン酸及びこれらの誘導体が使用され、水溶液或
は有機溶液として処理する。例えばオクチルアミ
ン以上の高級アルキルアミンは酸、アルカリの何
れの液にも耐えることが出来るので好適な物質で
ある。又パラフインや鉱油などの水不溶の希釈有
機溶液、例えば流動パラフインのトルエン溶液で
もよい。 又その厚さは通常10Å〜数10Å程度の薄さで十
分に効果を発揮することができる。 この吸着性物質にての処理はその境界を精度に
するためと、吸着塗膜を強固にするため一度乾燥
せしめた後活性化工程を行うものであり、活性化
はメツキ部に残存する異物質特に金属表面に必ず
生成する酸化物を除去して金属表面を露出せしめ
塩酸、硫酸などの鉱酸水溶液にて処理する。この
場合アルカリ性水溶液などによる電解処理を併用
することもある。 このようにして活性化後、水洗してメツキ工程
に移るものである。このメツキ工程の1例を図面
より説明すると、まずメツキ部巾に近似した巾の
オーバフロー型メツキ槽4よりオーバフローする
メツキ液に接触させて、被メツキ体1を水平方向
に走行せしめ、該メツキ槽内に設置したアノード
5と被メツキ体1とで電解セルを形成し、前記の
所望メツキ部2に部分メツキを行うものである。
又メツキ槽4内には下部のメツキ液導入管6より
メツキ液が導入され、メツキ槽4の側壁7,7′
上端よりオーバフローし、受液部品8,8′に設
けた排出管9,9′よりメツキ液循環系に戻るよ
うになつている。被メツキ体1の表面には前記吸
着処理工程で所定メツキ部2を残してその周辺又
は非メツキ部全部に阻水性薄膜3,3′が形成さ
れているから、所定のストライプ状メツキがえら
れるから、これを水洗、乾燥しリコイラーに巻取
る。 なお、上記阻水性物質膜は特有の撥水性を有し
ており、前記の活性化後の水洗により、その表面
が濡れたままメツキ工程に送られてもメツキ液が
非メツキ部に濡れ拡がることなく、濡れ状態や被
メツキ体とメツキ槽との位置に乱れが生じてもス
トライプメツキ巾に変動を生ずることはない。 而してこの阻水処理は少くともメツキ槽側壁の
上端厚さ以上の巾にわたつて阻水性物質を吸着す
ることが必要であり、これによつて上記の変動に
有効に対処することができるものである。 なお、上記処理は通常のロールコートやフエル
トなどの所定巾の含浸体に接触せしめることによ
り寸法精度よく連続的に行うことが出来る。 又前記メツキ工程ではストライプメツキや下地
メツキのように工程以上のメツキを使用する場合
があり、又単一メツキでも電流値の大きさなどに
よつて槽以上に分割してメツキを行うことがある
が、本発明方法においては被メツキ体の走行方向
にオーバフロー槽を複数個配設することにより良
好な部分メツキを行うことが出来る。 なお図面においては何れもオーバフローを横側
壁から行つているが、勿論槽端からオーバフロー
させることも可能であり、槽上を水平方向に走行
する被メツキ体を安定して濡らす簡単な方法とし
て、液面を一定に保持できるオーバフロー槽が利
用されるものである。 このように本発明方法は被メツキ体を阻水性物
質にて吸着処理を行つた後にオーバフロー槽を使
用して部分メツキを施すものであり、単にオーバ
フロー槽のみを使用して部分メツキを行つた場合
には、部分メツキの寸法安定性並に精度に劣ると
共に非メツキ部へのメツキ液が拡がりメツキ品質
を著しく阻害する。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 (1) 厚さ0.1mm、巾40mmのリン青銅の片面中央に巾
10mm、厚さ1.5μのストライプ状銀を部分メツキを
行つた。即ちアルコイラーから上に青銅の条をサ
プライして水平方向に走行せしめ常法により60℃
の1N―NaOH溶中で30秒間カソード脱脂した後、
水洗乾燥した。次に吸着処理工程としてオクチル
アミン水溶液(20g/)をメツキ側面の非メツ
キ部(両サイドより各15mm)にロールコートして
30秒間熱して乾燥を行つた。なお、ロールコート
の方法としては上記水溶液槽に一部を浸漬して回
転するピツクアツプロールとその上方に同ロール
と連動接触し被メツキ条の所定非メツキ部に接す
るコートロールと該条を同ロールに圧着させるバ
ツクアツプロールとからなるものを使用した。又
このロールは何れもゴムを被覆した2重構造の金
属ロールである。 次いで5%H2SO4液に5秒浸漬し、水洗を行
つた後、下記組成の浴からなるAgメツキを順に
行つた。 記 ストライク浴 厚メツキ浴 Ag 3g/ Ag 20g/ KCN 30g/ KCN 90g/ 各槽は槽巾(外側寸法)9.5mm、槽壁厚3.5mmの
オーバフロー槽をストライク浴、原メツキ浴の順
に直線状に配列し、各メツキ槽から静かにメツキ
液をオーバフローせしめ、ストライクメツキは
5A/dm2で10秒行つた後、原メツキを2A/d
で5秒間行つた後水洗乾燥して巻取つた。 比較例 (1) 上記実施例における吸着処理工程を省略した以
外はすべて実施例(1)と同様にしてメツキを行つた
ところ、メツキ液が濡れ拡がり部分メツキを行う
ことが出来なかつた。次に前記H2SO4にて活性
化後に一度乾燥してメツキを行つた。 実施例(2)及び実施例(3) 実施例(1)においてオクチルアミンの代りにステ
アリルアミンの1%エタノール液(実施例2)流
動パラフインの1%トルエン溶液(実施例3)コ
ートロールのコートゴム部を巾4mmとし、中央メ
ツキ部10mm巾の両側に各4mm巾で処理した以外は
すべて実施例(1)と同様にしてメツキを行つた。 斯くして得た部分メツキを行つた条についてそ
の寸法精度及びフエロキシル法JISHO 411―
1954)によりピンホールを測定した結果は第1表
に示す通りである。
【表】
実施例 (4)
黄銅条(180〜0.25mm)の片面両端に接して巾
50mmのストライプ状に5μ厚の5%pb半田をメツ
キした。 常法によりアンコイラーから水平方向に走行す
るサプライされる黄銅条を0.5NNaOHの40℃浴
中で15秒間カソード脱脂した後、水洗乾燥し、上
面にベンゾトリアゾールを主成分とする市販イン
ヒビタ(千代田化学研究所チオライトB1500)の
0.5%トルエン溶液をフエルト製ロールを用いて
非メツキに塗布した。即ち下方のメツキ側面の中
心位置に対し巾80mmのロールを接触せしめると共
に上方側の面にも全面に巾190mmロールを当てて
処理した。10秒間熱して乾燥を行つた後2本のオ
ーバフロー槽を用いて10%H2SO4に5秒間接触
して活性化処理を行つた。各槽は槽巾(外側寸
法)5.0mm、槽壁厚さ2.0mmであり、8.0mmの間隔を
おいて平行に配置されている。 次に5秒間同種のオーバフロー槽を用いて水洗
した後、下記の半田メツキを同様の槽を用いて90
秒間行つた。これらのオーバフロー槽は一直線状
に平行に配列している。 Sm(BF4)2 200g/ Pb(BF4)2 17 〃 HBF4 150 〃 ホルマリン 5c.c./ ユニコンテインブライト#1 10c.c./ 〃 #2 10 〃 7A/dm2 メツキを終つた後、水洗して乾燥後リコイルし
た。コイルを別ラインで中央部からスリツテイン
グして片面の一端に50mm巾に5μの半田メツキさ
れた黄銅条(90×0.25mm)をした。前記吸着処理
に使用したインヒビターは製品の保存、使用時に
大気変色し易い黄銅を保護できるので有用であ
る。 以上詳述した如く本発明によれば簡単な設備に
て経済的且つ高品質の部分メツキを行いうる等顕
著な効果を有する。
50mmのストライプ状に5μ厚の5%pb半田をメツ
キした。 常法によりアンコイラーから水平方向に走行す
るサプライされる黄銅条を0.5NNaOHの40℃浴
中で15秒間カソード脱脂した後、水洗乾燥し、上
面にベンゾトリアゾールを主成分とする市販イン
ヒビタ(千代田化学研究所チオライトB1500)の
0.5%トルエン溶液をフエルト製ロールを用いて
非メツキに塗布した。即ち下方のメツキ側面の中
心位置に対し巾80mmのロールを接触せしめると共
に上方側の面にも全面に巾190mmロールを当てて
処理した。10秒間熱して乾燥を行つた後2本のオ
ーバフロー槽を用いて10%H2SO4に5秒間接触
して活性化処理を行つた。各槽は槽巾(外側寸
法)5.0mm、槽壁厚さ2.0mmであり、8.0mmの間隔を
おいて平行に配置されている。 次に5秒間同種のオーバフロー槽を用いて水洗
した後、下記の半田メツキを同様の槽を用いて90
秒間行つた。これらのオーバフロー槽は一直線状
に平行に配列している。 Sm(BF4)2 200g/ Pb(BF4)2 17 〃 HBF4 150 〃 ホルマリン 5c.c./ ユニコンテインブライト#1 10c.c./ 〃 #2 10 〃 7A/dm2 メツキを終つた後、水洗して乾燥後リコイルし
た。コイルを別ラインで中央部からスリツテイン
グして片面の一端に50mm巾に5μの半田メツキさ
れた黄銅条(90×0.25mm)をした。前記吸着処理
に使用したインヒビターは製品の保存、使用時に
大気変色し易い黄銅を保護できるので有用であ
る。 以上詳述した如く本発明によれば簡単な設備に
て経済的且つ高品質の部分メツキを行いうる等顕
著な効果を有する。
図面は本発明帯条体の部分メツキを行うための
装置の1例を示す概略説明図である。 1…被メツキ体、2…メツキ部分、3…阻水性
薄膜、4…メツキ槽、5…アード、6…メツキ液
導入管、7,7′…メツキ槽の側壁、8…受液部
品、9,9′…排出管。
装置の1例を示す概略説明図である。 1…被メツキ体、2…メツキ部分、3…阻水性
薄膜、4…メツキ槽、5…アード、6…メツキ液
導入管、7,7′…メツキ槽の側壁、8…受液部
品、9,9′…排出管。
Claims (1)
- 1 導電性帯条体の表面にストライプ状に部分メ
ツキを施す方法において、所望メツキ部周辺の非
メツキ部表面に少くともメツキ槽側壁の上端厚さ
以上の巾に阻水性物質を吸着せしめて被膜を形成
せしめないようにして上記メツキストライプ巾に
相当する槽巾を有し、メツキ液が溢流するメツキ
槽上をメツキ液に接触させながら該帯条体を水平
方向に走行せしめることを特徴とする帯条体の部
分メツキ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15098480A JPS5776197A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Partial plating for strip material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15098480A JPS5776197A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Partial plating for strip material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776197A JPS5776197A (en) | 1982-05-13 |
| JPS6341996B2 true JPS6341996B2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=15508737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15098480A Granted JPS5776197A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Partial plating for strip material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5776197A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1017881A1 (en) * | 1997-01-31 | 2000-07-12 | James M. Taylor | Composition and method for priming substrate materials |
| US6174561B1 (en) | 1998-01-30 | 2001-01-16 | James M. Taylor | Composition and method for priming substrate materials |
| US6555170B2 (en) | 1998-01-30 | 2003-04-29 | Duratech Industries, Inc. | Pre-plate treating system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56163297A (en) * | 1980-05-15 | 1981-12-15 | Furukawa Kinzoku Kogyo Kk | Continuous partial plating method for metallic strip or rod body |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP15098480A patent/JPS5776197A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776197A (en) | 1982-05-13 |
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