JPS6344290B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6344290B2
JPS6344290B2 JP9699581A JP9699581A JPS6344290B2 JP S6344290 B2 JPS6344290 B2 JP S6344290B2 JP 9699581 A JP9699581 A JP 9699581A JP 9699581 A JP9699581 A JP 9699581A JP S6344290 B2 JPS6344290 B2 JP S6344290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
impregnating agent
derivatives
capacitor
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9699581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57211218A (en
Inventor
Mineaki Nishimatsu
Sadayoshi Mukai
Yasuo Inoe
Katsusuke Itano
Masaru Kanba
Hidetoshi Kita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP9699581A priority Critical patent/JPS57211218A/ja
Publication of JPS57211218A publication Critical patent/JPS57211218A/ja
Publication of JPS6344290B2 publication Critical patent/JPS6344290B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフイルムコンデンサに関する。
周知のようにフイルムコンデンサはその薄葉誘
電体としてプラスチツクフイルムのみをもつて形
成されるが、この種プラスチツクフイルムはフイ
ルム相互間及びこれと電極箔との間の密着性がよ
いため、これに含浸する鉱物油(以下単にMOと
称す。以下同じ。)、アルキルナフタレン(AN)、
アルキルベンゼン(AB)、アリールジフエニル
エタン(ADE)などの絶縁油からなる含浸剤が
浸透しにくい欠点がある。含浸剤の浸透が悪い場
合は、コンデンサ素子内部にボイドが残存し耐圧
性が低下するなどの不都合な点を回避することが
困難となる。
この発明は薄葉誘電体としてプラスチツクフイ
ルムのみを用いたフイルムコンデンサにおいて、
含浸剤の浸透を容易にすることを目的とする。
この発明は、ヘキサフルオロプロピレンオリゴ
マー(HF)の誘導体を絶縁油に添加した含浸剤
を含浸することを要旨とするものである。
前記HFとしては2量体又は3量体があり、2
量体の例を例示すると以下のようなものがある。
「(CF32C=CFCF2CF3」 又、3量体の例を例示すると以下のようなもの
がある。
次に、絶縁油にHFの誘導体を添加した含浸剤
のプラスチツクフイルム及び電極箔に対する濡れ
性について詳述する。以下の実験例において絶縁
油に添加したHFの誘導体a〜fは次のようなも
のである。
a…C9F17O(CH2CH2O)7C9F17 b…C9F17O(CH2CH2O)22C9F17 c…C9F17O(CH2CH2O)7CH3 e…C9F17OC6H4COO(CH2CH2O)9H f…C9F17OC10H6COO(CH2CH2O)10H 第1図〜第4図はMO、AN、AB及びADEの
絶縁油にHFの誘導体である前記a〜fを添加し
た含浸剤の表面張力(dyne/cm)と、HFの誘導
体の添加量(wt%)との関係を示し、ウイルヘ
ルミ法(ガラスに対する)により測定した。
第5図〜第8図はAN及びADEの絶縁油にHF
の誘導体である前記a〜eを添加した含浸剤の二
軸延伸ポリプロピレンフイルム(PPフイルム)
及びアルミニユム箔(Al箔)に対する接触角α
と、HFの誘導体の添加量(wt%)との関係を示
し、前記接触角とは第9図に示すように、注射器
1からPPフイルム又はAl箔2上に前記含浸剤を
滴下し、PPフイルム又はAl箔2の表面に拡がつ
た含浸剤3の接触角αを測定した値である。
第10図及び第11図はAN及びADEの絶縁油
にHFの誘導体である前記b〜eを添加した含浸
剤のヘイジ化した二軸延伸ポリプロピレンフイル
ム(HPPフイルム)に対する広がり(mm2)と、
HFの誘導体の添加量(wt%)との関係を示し、
前記広がりとはHPPフイルムの上に0.02c.c.の含浸
剤を滴下し、その上に別のHPPフイルムを2cm
の高さより静かに落し、その後20分経過したとき
の含浸剤の広がり面積を指す。なお、HPPフイ
ルムのヘイズ度は26.5%のものを用いた。
第1図〜第8図、第10図及び第11図から理
解されるように、絶縁油にHFの誘導体を添加す
ることにより、含浸剤はPPフイルム、HPPフイ
ルム、Al箔に対する濡れ性が向上する。そのた
めコンデンサ素子内部に容易に浸透していくよう
になる。このようにコンデンサ素子内部に深く含
浸剤が浸透することによつて、内部に残存してい
たボイドは排除され、耐圧性が向上するようにな
る。
なお、添加すべきHFの誘導体は、絶縁油から
みればあくまでも不純物であるから、これが多量
に添加されると、絶縁油の絶縁性能が低下するの
で、必要最小限度にとどめるのが得策である。し
かし、これが少量にすぎると、前記した濡れ性を
充分発揮することができない。以上の理由から、
その混入量としては、そのフイルムコンデンサの
構成や定格によつて異なるが、一般的には0.005
〜1.0wt%が適当であろう。
次に、この発明の実施例について詳述する。第
12図及び第13図は供試フイルムコンデンサの
部分放電開始電圧(CSV)(供試コンデンサの定
格電圧に対する倍数)と、HFの誘導体の添加量
(wt%)との関係を示す。第12図の供試フイル
ムコンデンサは、18μのPPフイルム3枚とAl箔
を重ね合わせて巻回したコンデンサ素子に、AN
にHFの誘導体としてa〜cを添加した含浸剤を
含浸したものである。又、第13図の供試フイル
ムコンデンサは、18μのHPPフイルム3枚とAl箔
を重ね合わせて巻回したコンデンサ素子に、
ADEにHFの誘導体としてd〜fを添加した含浸
剤を含浸したものである。
第14図及び第15図は供試フイルムコンデン
サのの交流電圧印加(定格電圧×1.5倍)時の残
存率の推移を示す。第14図の供試フイルムコン
デンサは、18μのPPフイルム3枚とAl箔を重ね
合わせて巻回したコンデンサ素子に、ANにHF
の誘導体としてa,c,dを0.05wt%及び0.1wt
%を添加した含浸剤を含浸したものである。又、
第15図の供試フイルムコンデンサは、18μの
HPPフイルム3枚とAl箔を重ね合わせて巻回し
たコンデンサ素子に、ADEにHF誘導体として
d,eを0.05wt%及び0.1wt%を添加した含浸剤
を含浸したものである。なお、第14図及び第1
5図には、参考のために含浸剤にHFの誘導体を
添加せず、AN又はADEのみを含浸した供試フイ
ルムコンデンサの残存率の推移を点線でもつて併
示してある。
第12図〜第15図から理解されるように、絶
縁油にHFの誘導体を添加した含浸剤を含浸した
供試フイルムコンデンサは、CSV、残存率のい
ずれも、HFの誘導体を添加していない場合より
も優れた値を呈している。
以上詳述したように、この発明によれば絶縁油
にHFの誘導体を添加し、含浸剤の濡れ性を向上
することによつてプラスチツクフイルムのみから
なる薄葉誘電体構成のコンデンサ素子内部への含
浸剤の浸透を容易とすることができ、これによつ
てフイルムコンデンサの耐圧性能を著るしく向上
させることができ、又長寿命化できる効果をを奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は含浸剤の表面張力とHFの誘
導体の添加量との関係を示す特性図、第5図〜第
8図は含浸剤のPPフイルムおよびAl箔に対する
接触角とHFの誘導体の添加量との関係を示す特
性図、第9図は接触角の測定法を説明するための
図、第10図及び第11図は含浸剤の広がりと
HFの誘導体の添加量との関係を示す特性図であ
る。第12図及び第13図はこの発明による一実
施例の部分放電開始電圧とHFの誘導体の添加量
との関係を示す特性図、第14図及び第15図は
この発明による一実施例の残存率の推移を示す図
である。 1:注射器、2:PPフイルム又はAl箔、3:
含浸剤、α:接触角、MO:鉱物油、AN:アル
キルナフタレン、AB:アルキルベンゼン、
ADE:アリールジフエニルエタン、a〜f:HF
の誘導体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電極箔間にプラスチツクフイルムのみを薄葉
    誘電体として介在してなるコンデンサ素子に、ヘ
    キサフルオロプロピレンオリゴマーの誘導体を絶
    縁油に添加した含浸剤を含浸してなるフイルムコ
    ンデンサ。 2 プラスチツクフイルムがポリプロピレンフイ
    ルムである特許請求の範囲第1項記載のフイルム
    コンデンサ。
JP9699581A 1981-06-22 1981-06-22 Film condenser Granted JPS57211218A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9699581A JPS57211218A (en) 1981-06-22 1981-06-22 Film condenser

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9699581A JPS57211218A (en) 1981-06-22 1981-06-22 Film condenser

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57211218A JPS57211218A (en) 1982-12-25
JPS6344290B2 true JPS6344290B2 (ja) 1988-09-05

Family

ID=14179770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9699581A Granted JPS57211218A (en) 1981-06-22 1981-06-22 Film condenser

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57211218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212783U (ja) * 1988-07-11 1990-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212783U (ja) * 1988-07-11 1990-01-26

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JPS57211218A (en) 1982-12-25

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