JPS6344708B2 - - Google Patents
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- JPS6344708B2 JPS6344708B2 JP56116482A JP11648281A JPS6344708B2 JP S6344708 B2 JPS6344708 B2 JP S6344708B2 JP 56116482 A JP56116482 A JP 56116482A JP 11648281 A JP11648281 A JP 11648281A JP S6344708 B2 JPS6344708 B2 JP S6344708B2
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
本発明はランキナイト(3CaO、2SiO2)を主
要構成々分とする合成原料を製造する方法に関す
るものである。 ランキナイトは偽ケイ灰石(高温型CaO、
SiO2)と共にCaOを含有する鉱物のうちで水和
活性が少く、かつ結合水を持たない、化学的に安
定した鉱物であつて、これを窯業原料として使用
した場合、焼成収縮の少ない製品が得られ、かつ
製品の透光性などの物理的性質を改善することが
できる。この鉱物は天然に産することは知られて
いるが、その量は工業的に利用できる程度でな
い。 本発明者等はこのランキナイトを主成分とした
合成原料を石灰質原料とケイ酸質原料とより製造
せんとし種々研究したところ、石灰質原料粉末と
ケイ酸質原料粉末とをそれぞれCaOおよびSiO2
換算にてモル比で3:2の割合に混合し、融点以
下の温度に長時間焼成しても、反応はなかなか完
結せず、得られたクリンカ中のランキナイトは少
なく、遊離石灰、ケイ酸二石灰(2CaO・SiO2)
などの水和活性に富む中間生成物を大量に含有す
るクリンカになつた。しかるに石灰質原料、ケイ
酸質原料との化学組成(CaO/SiO2重量比)が
特定割合になるように混合し、この混合物に鉱化
剤としてアルミナ質原料を添加し、しかもこの混
合物と鉱化剤との粉砕物の粒径が特定範囲になる
ように粉砕調整したものをロータリーキルンに送
入して焼成することによりクリンカ中のランキナ
イトの主要構成鉱物が50重量%以上で遊離石灰が
0.1重量%未満で結合水が0.4重量%未満の合成原
料を合成できることを知見した。 次に実験例について説明する。 実験例 1 第1表に示す如き原料の化学組成の石灰石、ケ
イ石および粘土をCaO/SiO2重量比が第2表の
如き割合で混合し、粘土が後述の生成クリンカ中
にAl2O3として3.0%になるように混合し、この混
合物を粉砕して粉砕物の0.044mm目篩通過量が第
2表に示す如き割合になるようにし、水と混練し
てペレツトを造つた。 このペレツトを110℃で24時間乾燥した後第2
表に示した温度でそれぞれ20分間実験用電気炉で
焼成した、得られた焼成物(クリンカ)を0.088
mm目篩を通過するように粉砕してクリンカ中の遊
離石灰、およびランキナイトの量を定量した。 但しランキナイトの定量はX線回折により行つ
た。次に粉砕されたクリンカを沸騰水中で48時間
煮沸後、110℃で24時間乾燥し、乾燥クリンカを
1000℃で1時間焼成して煮沸養生により生じた結
合水を定量した。その結果は第2表の通りであ
る。
要構成々分とする合成原料を製造する方法に関す
るものである。 ランキナイトは偽ケイ灰石(高温型CaO、
SiO2)と共にCaOを含有する鉱物のうちで水和
活性が少く、かつ結合水を持たない、化学的に安
定した鉱物であつて、これを窯業原料として使用
した場合、焼成収縮の少ない製品が得られ、かつ
製品の透光性などの物理的性質を改善することが
できる。この鉱物は天然に産することは知られて
いるが、その量は工業的に利用できる程度でな
い。 本発明者等はこのランキナイトを主成分とした
合成原料を石灰質原料とケイ酸質原料とより製造
せんとし種々研究したところ、石灰質原料粉末と
ケイ酸質原料粉末とをそれぞれCaOおよびSiO2
換算にてモル比で3:2の割合に混合し、融点以
下の温度に長時間焼成しても、反応はなかなか完
結せず、得られたクリンカ中のランキナイトは少
なく、遊離石灰、ケイ酸二石灰(2CaO・SiO2)
などの水和活性に富む中間生成物を大量に含有す
るクリンカになつた。しかるに石灰質原料、ケイ
酸質原料との化学組成(CaO/SiO2重量比)が
特定割合になるように混合し、この混合物に鉱化
剤としてアルミナ質原料を添加し、しかもこの混
合物と鉱化剤との粉砕物の粒径が特定範囲になる
ように粉砕調整したものをロータリーキルンに送
入して焼成することによりクリンカ中のランキナ
イトの主要構成鉱物が50重量%以上で遊離石灰が
0.1重量%未満で結合水が0.4重量%未満の合成原
料を合成できることを知見した。 次に実験例について説明する。 実験例 1 第1表に示す如き原料の化学組成の石灰石、ケ
イ石および粘土をCaO/SiO2重量比が第2表の
如き割合で混合し、粘土が後述の生成クリンカ中
にAl2O3として3.0%になるように混合し、この混
合物を粉砕して粉砕物の0.044mm目篩通過量が第
2表に示す如き割合になるようにし、水と混練し
てペレツトを造つた。 このペレツトを110℃で24時間乾燥した後第2
表に示した温度でそれぞれ20分間実験用電気炉で
焼成した、得られた焼成物(クリンカ)を0.088
mm目篩を通過するように粉砕してクリンカ中の遊
離石灰、およびランキナイトの量を定量した。 但しランキナイトの定量はX線回折により行つ
た。次に粉砕されたクリンカを沸騰水中で48時間
煮沸後、110℃で24時間乾燥し、乾燥クリンカを
1000℃で1時間焼成して煮沸養生により生じた結
合水を定量した。その結果は第2表の通りであ
る。
【表】
【表】
第2表において結合水は遊離石灰および水硬性
のダイカルシウムシリケートが水和したため生じ
たものと考えられる。 第2表記載のクリンカをブレーン比表面積約
5000cm2/gに粉砕し、その後、クリンカ粉末50重
量部に対し、木節粘土20重量部、ロー石20重量部
を混合し、100×50×7mmの大きさに成形圧300
Kg/cm2で加圧成形しタイル素地を調製した。タイ
ル素地に釉薬をかけて乾燥後1030℃で20分間焼成
した。焼成したタイルについて、10気圧、1時間
オートクレーブ養生を実施した。 養生後のタイルについて顕微鏡観察によりクラ
ツクの発生状況を観察したところ、実験番号1、
3、5、7、9、10のクリンカを使用したタイル
に関してはクラツクの発生が見られた。 即ち結合水が0.5%以上のクリンカは水和膨張
を起こし、タイル素地材料として不満であること
が認められた。 第2表から明らかなように、調合原料の0.044
mm目篩通過分が80%以上になるように粉砕したも
のを焼成すると調合原料は反応性に富むようにな
るので、クリンカ中の遊離石灰の残存量は著るし
く減少することが認められる。またランキナイト
の生成量は混合原料中のCaO/SiO2(重量比)が
1.05未満では少くなり、偽ケイ灰石が多くなる。
またCaO/SiO2(重量比)が1.45を越すと水硬性
のダイカルシウムシリケートの生成量が急激に増
加し、製品の不安定性が増すようになり、ランキ
ナイトの生成量が著しく減少することが認められ
た。 実験例 2 実験例1と同様にして造つたペレツトを110℃
で24時間乾燥した後、第3表に示した温度で、そ
れぞれ20分間実験用電気炉で焼成した。得られた
クリンカを0.088mm目篩以下になるように粉砕し
て実験例1と同様に煮沸処理して後乾燥し遊離石
灰、ランキナイトおよび結合水を定量し、第3表
の結果を得た。 第3表の焼成温度水準Tmax(℃)は実験例1
の第2表のC/S比に対応する焼成温度と同一
で、クリンカ粒が融着し始める温度である。ロー
タリーキルンで焼成するとき、この温度
(Tmax)以上の高温になるとクリンカ同志は融
着して巨塊に生長する。なおTmaxは原料の化学
組成、粉末度により変化する。それ故Tmaxは操
業できる上限温度であり、またTmax−40℃は
Tmaxよりも40℃低い焼成温度であることを示
す。
のダイカルシウムシリケートが水和したため生じ
たものと考えられる。 第2表記載のクリンカをブレーン比表面積約
5000cm2/gに粉砕し、その後、クリンカ粉末50重
量部に対し、木節粘土20重量部、ロー石20重量部
を混合し、100×50×7mmの大きさに成形圧300
Kg/cm2で加圧成形しタイル素地を調製した。タイ
ル素地に釉薬をかけて乾燥後1030℃で20分間焼成
した。焼成したタイルについて、10気圧、1時間
オートクレーブ養生を実施した。 養生後のタイルについて顕微鏡観察によりクラ
ツクの発生状況を観察したところ、実験番号1、
3、5、7、9、10のクリンカを使用したタイル
に関してはクラツクの発生が見られた。 即ち結合水が0.5%以上のクリンカは水和膨張
を起こし、タイル素地材料として不満であること
が認められた。 第2表から明らかなように、調合原料の0.044
mm目篩通過分が80%以上になるように粉砕したも
のを焼成すると調合原料は反応性に富むようにな
るので、クリンカ中の遊離石灰の残存量は著るし
く減少することが認められる。またランキナイト
の生成量は混合原料中のCaO/SiO2(重量比)が
1.05未満では少くなり、偽ケイ灰石が多くなる。
またCaO/SiO2(重量比)が1.45を越すと水硬性
のダイカルシウムシリケートの生成量が急激に増
加し、製品の不安定性が増すようになり、ランキ
ナイトの生成量が著しく減少することが認められ
た。 実験例 2 実験例1と同様にして造つたペレツトを110℃
で24時間乾燥した後、第3表に示した温度で、そ
れぞれ20分間実験用電気炉で焼成した。得られた
クリンカを0.088mm目篩以下になるように粉砕し
て実験例1と同様に煮沸処理して後乾燥し遊離石
灰、ランキナイトおよび結合水を定量し、第3表
の結果を得た。 第3表の焼成温度水準Tmax(℃)は実験例1
の第2表のC/S比に対応する焼成温度と同一
で、クリンカ粒が融着し始める温度である。ロー
タリーキルンで焼成するとき、この温度
(Tmax)以上の高温になるとクリンカ同志は融
着して巨塊に生長する。なおTmaxは原料の化学
組成、粉末度により変化する。それ故Tmaxは操
業できる上限温度であり、またTmax−40℃は
Tmaxよりも40℃低い焼成温度であることを示
す。
【表】
ロータリーキルンによる焼成においては、その
バーナーフレームの不安定性のために±20℃の温
度巾が存在しないと安定な操業は出来ない。従つ
てこの場合はTmaxから20℃位低い焼成温度にな
るように設定する必要がある。例えば実験番号
17、18の原料をロータリーキルンで焼成する場合
は、焼成温度Tmax−20℃位に設定することにな
る。この時フレーム温度が変化して20℃上昇した
としても良好なクリンカを焼成出来るが、フレー
ム温度が20℃低下したとき、すなわちTmax−40
℃のときは遊離石灰および結合水の多い不安定な
クリンカが生成する。 従つてランキナイトが50%以上、遊離石灰0.1
未満、結合水が0.4%未満のクリンカが得られる
実験番号17の原料でも粉末度が0.44mm篩通過量
74.0%ではロータリーキルンで良好なクリンカは
得られない。 第3表から明らかなように、調合原料の粒径を
0.044mm目篩通過分を80%以上になるように粉砕
すれば比較的低温でクリンカを融着せしめること
なく、遊離石灰の残存量が非常に少なく、かつ水
硬性鉱物の含有量も非常に少ない合成原料クリン
カを製造せしめることができる。 実験例 3 実験例1の場合と同じ原料を使用し第4表に示
す如くCaO/SiO2重量比およびAl2O3重量%が異
なる調合原料を調製し、この混合物を粉砕して粉
砕物の0.044mm目篩通過量が調合原料に対しいず
れも80〜81%になるようにし、水と混練してペレ
ツトを造つた。 このペレツトを110℃で24時間乾燥した後第4
表に示した温度でそれぞれ20分間実験用電気炉で
焼成した。得られた焼成物中の遊離石灰、ランキ
ナイトおよび結合水を定量し、第4表の結果を得
た。なおAl2O3重量%は調合原料の強度減量基準
で横軸にCaO/SiO2重量比と縦軸にAl2O3重量%
をとり、第4表の結果を記録し、ランキナイトの
含有量が50重量%以上、遊離石灰が0.1重量%未
満、結合水が0.4重量%未満のクリンカが得られ
る範囲を示したものが添附図面のABCDで囲ま
れた範囲である。
バーナーフレームの不安定性のために±20℃の温
度巾が存在しないと安定な操業は出来ない。従つ
てこの場合はTmaxから20℃位低い焼成温度にな
るように設定する必要がある。例えば実験番号
17、18の原料をロータリーキルンで焼成する場合
は、焼成温度Tmax−20℃位に設定することにな
る。この時フレーム温度が変化して20℃上昇した
としても良好なクリンカを焼成出来るが、フレー
ム温度が20℃低下したとき、すなわちTmax−40
℃のときは遊離石灰および結合水の多い不安定な
クリンカが生成する。 従つてランキナイトが50%以上、遊離石灰0.1
未満、結合水が0.4%未満のクリンカが得られる
実験番号17の原料でも粉末度が0.44mm篩通過量
74.0%ではロータリーキルンで良好なクリンカは
得られない。 第3表から明らかなように、調合原料の粒径を
0.044mm目篩通過分を80%以上になるように粉砕
すれば比較的低温でクリンカを融着せしめること
なく、遊離石灰の残存量が非常に少なく、かつ水
硬性鉱物の含有量も非常に少ない合成原料クリン
カを製造せしめることができる。 実験例 3 実験例1の場合と同じ原料を使用し第4表に示
す如くCaO/SiO2重量比およびAl2O3重量%が異
なる調合原料を調製し、この混合物を粉砕して粉
砕物の0.044mm目篩通過量が調合原料に対しいず
れも80〜81%になるようにし、水と混練してペレ
ツトを造つた。 このペレツトを110℃で24時間乾燥した後第4
表に示した温度でそれぞれ20分間実験用電気炉で
焼成した。得られた焼成物中の遊離石灰、ランキ
ナイトおよび結合水を定量し、第4表の結果を得
た。なおAl2O3重量%は調合原料の強度減量基準
で横軸にCaO/SiO2重量比と縦軸にAl2O3重量%
をとり、第4表の結果を記録し、ランキナイトの
含有量が50重量%以上、遊離石灰が0.1重量%未
満、結合水が0.4重量%未満のクリンカが得られ
る範囲を示したものが添附図面のABCDで囲ま
れた範囲である。
【表】
本発明はこれらの知見に基くものであつて、石
灰質原料とケイ酸原料との混合物をロータリーキ
ルンで焼成してランキナイトを主構成鉱物として
含む合成原料を製造するに当り、石灰質原料とケ
イ酸質原料との混合物に、さらにアルミナ質原料
を加え、綜合混合物中のCaO/SiO2(重量比)と
Al2O3との割合が、強熱減量基準で添附図面の
ABCDで囲まれた範囲になるように混合し、か
つ該綜合原料混合物の粒径が0.044mm目篩を少く
とも80%通過するように粉砕したものをロータリ
ーキルンに送入して焼成することを特徴とするラ
ンキナイトを主要構成鉱物として含む合成原料の
製造方法である。 本発明において、石灰質原料としては石灰石、
生石灰、消石灰等が用いられ、ケイ酸質原料とし
てはケイ石、ケイ砂、副産シリカ、粘土等が用い
られそしてアルミナ質原料としては粘土、バイヤ
ー法アルミナ等が用いられる。 本発明においてアルミナ質原料は石灰質原料と
ケイ酸原料との反応における鉱化剤の作用をなす
ものであつて、この他に酸化鉄、フツ素化合物な
ども使用することができるが、酸化鉄の場合は原
料中のFe2O3量が0.5重量%以上になると得られる
クリンカが茶褐色になるので好ましくない。 本発明に使用する綜合原料の形態は少くとも80
%が0.044目篩以下の粒径のものをそのまゝロー
タリーキルンに送入しても、またペレツトあるい
は圧縮成形したものを送入してもよい。 本発明によれば石灰質原料粉末とケイ酸質原料
粉末との混合物に特定の鉱化剤を添加しロータリ
ーキルンで焼成することによりランキナイト含有
量の多い合成原料を製造することができるので、
その工業的価値は大きい。 実施例 1 実験例1で使用したものと同じ原料(CaO/
SiO2=1.05および1.2)を混合粉砕して2種の調
合原料を調整した。調合原料の0.044mm目篩通過
分は何れも80.5%であつた。この調合原料の半量
をパンペレタイザーで造粒し、造粒後乾燥した。 斯くして造つたペレツトと調合原料粉末とを小
型ロータリーキルン(径0.5m長さ10m)に投入
し第5表記載の温度で焼成して(原料通過時間約
1.5時間)クリンカを造つた。得られたクリンカ
を分析して第5表の結果を得た。
灰質原料とケイ酸原料との混合物をロータリーキ
ルンで焼成してランキナイトを主構成鉱物として
含む合成原料を製造するに当り、石灰質原料とケ
イ酸質原料との混合物に、さらにアルミナ質原料
を加え、綜合混合物中のCaO/SiO2(重量比)と
Al2O3との割合が、強熱減量基準で添附図面の
ABCDで囲まれた範囲になるように混合し、か
つ該綜合原料混合物の粒径が0.044mm目篩を少く
とも80%通過するように粉砕したものをロータリ
ーキルンに送入して焼成することを特徴とするラ
ンキナイトを主要構成鉱物として含む合成原料の
製造方法である。 本発明において、石灰質原料としては石灰石、
生石灰、消石灰等が用いられ、ケイ酸質原料とし
てはケイ石、ケイ砂、副産シリカ、粘土等が用い
られそしてアルミナ質原料としては粘土、バイヤ
ー法アルミナ等が用いられる。 本発明においてアルミナ質原料は石灰質原料と
ケイ酸原料との反応における鉱化剤の作用をなす
ものであつて、この他に酸化鉄、フツ素化合物な
ども使用することができるが、酸化鉄の場合は原
料中のFe2O3量が0.5重量%以上になると得られる
クリンカが茶褐色になるので好ましくない。 本発明に使用する綜合原料の形態は少くとも80
%が0.044目篩以下の粒径のものをそのまゝロー
タリーキルンに送入しても、またペレツトあるい
は圧縮成形したものを送入してもよい。 本発明によれば石灰質原料粉末とケイ酸質原料
粉末との混合物に特定の鉱化剤を添加しロータリ
ーキルンで焼成することによりランキナイト含有
量の多い合成原料を製造することができるので、
その工業的価値は大きい。 実施例 1 実験例1で使用したものと同じ原料(CaO/
SiO2=1.05および1.2)を混合粉砕して2種の調
合原料を調整した。調合原料の0.044mm目篩通過
分は何れも80.5%であつた。この調合原料の半量
をパンペレタイザーで造粒し、造粒後乾燥した。 斯くして造つたペレツトと調合原料粉末とを小
型ロータリーキルン(径0.5m長さ10m)に投入
し第5表記載の温度で焼成して(原料通過時間約
1.5時間)クリンカを造つた。得られたクリンカ
を分析して第5表の結果を得た。
【表】
なお表中のロータリーキルンの焼成温度は、電
気炉の焼成温度のTmaxよりも20℃または40℃低
い、温度である。ロータリーキルンの焼成温度を
Tmaxよりも20℃または40℃低い温度でも調合原
料の形態にかゝわらずキルン操業が安定してお
り、好ましい性質のクリンカが得られた。 実施例 2 第6表に記載の生石灰、副産アモルフアスシリ
カおよびバイヤー法アルミナを混合粉砕して
0.044mm目篩通過分が92%である調合原料を調整
した後プレスして厚さ10〜15mmの成形物を造つ
た。この成形物を実施例1で使用したものと同じ
小型ロータリーキルンで第7表記載の温度で焼成
しクリンカを造つた。得られたクリンカを分析し
第7表の結果を得た。
気炉の焼成温度のTmaxよりも20℃または40℃低
い、温度である。ロータリーキルンの焼成温度を
Tmaxよりも20℃または40℃低い温度でも調合原
料の形態にかゝわらずキルン操業が安定してお
り、好ましい性質のクリンカが得られた。 実施例 2 第6表に記載の生石灰、副産アモルフアスシリ
カおよびバイヤー法アルミナを混合粉砕して
0.044mm目篩通過分が92%である調合原料を調整
した後プレスして厚さ10〜15mmの成形物を造つ
た。この成形物を実施例1で使用したものと同じ
小型ロータリーキルンで第7表記載の温度で焼成
しクリンカを造つた。得られたクリンカを分析し
第7表の結果を得た。
【表】
【表】
ロータリーキルンの焼成温度を1310℃、即ち電
気炉の焼成温度Tmaxが1330℃であつたが、それ
よりも20℃低い温度で良質のクリンカが得られて
いるが、本実施例ではケイ酸質原料として副産ア
モルフアスシリカを使用したためTmaxよりも60
℃低い1270℃でもクリンカの品質は大きく影響さ
れず、良質なクリンカが得られた。
気炉の焼成温度Tmaxが1330℃であつたが、それ
よりも20℃低い温度で良質のクリンカが得られて
いるが、本実施例ではケイ酸質原料として副産ア
モルフアスシリカを使用したためTmaxよりも60
℃低い1270℃でもクリンカの品質は大きく影響さ
れず、良質なクリンカが得られた。
図面はクリンカ中のランキナイト含有量が50重
量%、遊離石灰が0.1重量%未満、結合水が0.4重
量%未満のものが得られる調合原料中のC/S比
(重量)とAl2O3%との範囲をABCDで図示した
ものである。
量%、遊離石灰が0.1重量%未満、結合水が0.4重
量%未満のものが得られる調合原料中のC/S比
(重量)とAl2O3%との範囲をABCDで図示した
ものである。
Claims (1)
- 1 石灰質原料とケイ酸質原料との混合物をロー
タリーキルンで焼成してランキナイトを主構成鉱
物として含む合成原料を製造するに当り、石灰質
原料とケイ酸質原料との混合物に、さらにアルミ
ナ質原料を加え、綜合原料混合物中のCaO/
SiO2(重量比)とAl2O3との割合が、強熱原料基
準で添附図面のABCDで囲まれた範囲になるよ
うに混合し、かつ該綜合原料混合物の粒径が
0.044mm目篩を少くとも80%通過するように粉砕
したものをロータリーキルンに送入して焼成する
ことを特徴とするランキナイトを主要構成鉱物と
して含む合成原料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56116482A JPS5820758A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | ランキナイトを主要構成鉱物として含む合成原料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56116482A JPS5820758A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | ランキナイトを主要構成鉱物として含む合成原料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5820758A JPS5820758A (ja) | 1983-02-07 |
| JPS6344708B2 true JPS6344708B2 (ja) | 1988-09-06 |
Family
ID=14688197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56116482A Granted JPS5820758A (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | ランキナイトを主要構成鉱物として含む合成原料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820758A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0579831B1 (en) * | 1991-04-09 | 1998-11-11 | Nihon Cement Co., Ltd. | Low heat building cement composition |
| AT508506B8 (de) * | 2009-07-03 | 2012-09-15 | Novak Denes Dipl Ing | Zement und verfahren zur herstellung von zement |
-
1981
- 1981-07-27 JP JP56116482A patent/JPS5820758A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5820758A (ja) | 1983-02-07 |
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