JPS634498B2 - - Google Patents
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- JPS634498B2 JPS634498B2 JP56020229A JP2022981A JPS634498B2 JP S634498 B2 JPS634498 B2 JP S634498B2 JP 56020229 A JP56020229 A JP 56020229A JP 2022981 A JP2022981 A JP 2022981A JP S634498 B2 JPS634498 B2 JP S634498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- layer
- cup
- sheet
- surface layers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C51/00—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
- B29C51/14—Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor using multilayered preforms or sheets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明はカツプ状(広口状)多層プラスチツク
容器の製造方法に関し、より詳細には、ガスバリ
ヤー性、耐層間剥離性、外観特性及び肉厚の均一
性に優れたカツプ状多層プラスチツク容器の製造
方法に関し、更に前記多層プラスチツク容器を良
好な成形作業性をもつて製造する方法に関する。 従来、オレフイン系樹脂を両表面層、エチレン
ビニルアルコール共重合体のような酸素バリヤー
性樹脂を中間層とし、必要により両者の間に接着
剤樹脂層を介在させた多層プラスチツク容器は、
優れた酸素バリヤー性と耐湿性とを備えており、
内容物の保存性に優れた容器として周知のもので
ある。 これらの多層プラスチツク容器の内、カツプ状
(広口状)容器は、加熱された多層シートを真空
成形、プラグアシスト真空成形、プラグアシスト
圧空成形、プラグアシスト真空圧空成形、対型成
形、すべり成形、風圧成形、圧空成形等の手段で
熱成形することにより簡便に調製でき、しかもこ
のカツプ状容器は容器本体に継目がなく、しかも
フランジ部において蓋部材とヒートシール可能な
ことから、種々の食品包装の分野に広く使用され
るに至つている。 しかしながら、カツプ状多層プラスチツク容器
の製造においては、単層のプラスチツクから成る
カツプ状容器の製造の場合には認められない幾つ
かの問題がある。即ち、成形サイクルを短縮し得
るような比較的低温での熱成形では、カツプの底
の角部やフランジの付け根部分等で酸素バリヤー
性樹脂層の破断やクラツクが発生したり、層間の
界面での剥離が生じ易く、これによりガスバリヤ
ー性の低下、外観特性の低下及び落下衝撃強度の
低下等が生じるようになり、一方このようなトラ
ブルを避け得る比較的高温の成形では、両表面層
の垂れによる偏肉、縦筋等が発生し、成形サイク
ルも長くなるのを避け得ない。 本発明者等は、このような多層シートのカツプ
への熱成形に際して、中間層と両表面層との間に
一定の温度勾配をもたせて熱成形を行うと、前述
したトラブルが一挙に解消されることを見出し
た。 即ち、本発明の目的は、ガスバリヤー性、耐層
間剥離、外観特性及び肉厚の均一性に優れたカツ
プ状多層プラスチツク容器の製造方法を提供する
にある。 本発明の他の目的は、上述したカツプ状多層プ
ラスチツク容器を、良好な成形作業性と短かい成
形サイクルとで製造し得る方法を提供するにあ
る。 本発明によれば、酸素透過係数が5.5×10-12
c.c.・cm/cm2・sec・cmHg(37℃)以下の酸素バリ
ヤー性熱可塑性樹脂の中間層と、オレフイン系樹
脂の両表面層とをオレフイン系樹脂よりも小さい
温度伝導率を有する樹脂接着剤層を介して同時溶
融押出によりシートの形に押出し、押出された溶
融状態にある多層シートを、該シートの両表面層
を構成するオレフイン系樹脂の融点以上の温度で
且つ中間層の温度が両表面層の表面温度よりも2
乃至80℃高い温度条件となる迄徐冷し、次いでこ
の徐冷シートをカツプの形に熱成形することを特
徴とする多層プラスチツク容器の製造方法が提供
される。 本発明の好適な態様においては、上述した多層
構造の積層体を同時溶融押出によりシートの形に
押出し、押出されたシートを前述した温度条件と
なる迄徐冷し、次いでこの徐冷シートをカツプの
形に成形する。 添付図面第1図は、ポリプロピレン両表面層と
エチレン−ビニルアルコール共重合体の中間層と
を備えた同時溶融押出シートを放置した場合にお
ける両表面層の温度及び中間層の温度と放置時間
との関係を示す。尚、同時溶融押出シートの両表
面層温度は、鉄−コンスタンタン系熱電対を、こ
のシートの両表面に接触させることにより、また
この押出シートの中間層温度はこのシートをジス
ク状に打抜き、中間層部分に前記熱電対を挿入す
ることにより測定した。即ち、両表面層の測定温
度は当該層の表面温度である。また中間層につい
ては、該層は一般的に表面層よりも薄層であるこ
と及び高温の表面層の間にサンドイツチされた状
態であるため、その温度勾配は殆ど問題となら
ず、その測定箇所は任意の部分でよい。この第1
図を参照すると、両表面層及び中間層の温度は時
間の経過と共に指数函数的に低下するが、経過時
間の初期においては、両表面層温度の低下が中間
層温度の低下に比して大であり、多層シートの中
間層の温度が両表面層の温度よりも高い温度条件
を与え得ることが理解される。 本発明によれば、多層シートを、該シートの両
表面層を構成するオレフイン系樹脂の融点以上の
温度で且つ中間層の温度が両表面層の温度よりも
2乃至80℃高い温度条件、特に3乃至75℃高い温
度条件の下でカツプの形に熱成形する。 本発明によれば、両表面層と中間層との間に上
記範囲の温度勾配を設けて熱成形を行うことによ
り、両表面層の垂れによる偏肉や縦筋の発生を防
止し、しかも特にカツプの底の角部やフランジの
付け根部分における酸素バリヤー性樹脂の破断、
クラツク発生或いは層間界面での剥離を防止する
ことが可能となり、また成形に際しての圧力差を
小さくし得る等の成形作業性の向上と、型上での
冷却時間の短縮による成形サイクルの短縮とが可
能となる。 本発明の最も好適な態様においては、酸素バリ
ヤー性熱可塑性樹脂中間層とオレフイン系樹脂両
表面層との間に、温度伝導率が両表面層オレフイ
ン系樹脂よりも小さい熱可塑性樹脂接着剤を介在
させる。本明細書において、温度伝導率(α)と
は、電伝導率をλ、比熱をC、密度をdとしたと
き、下記式 α=λ/Cd で定義される値であり、より詳細には下記デイメ
ンジヨン、即ち式 α=Kcal/m・hr・℃/Kcal/Kg・℃×Kg/m2=m2
/hr のデイメンジヨンを有する値である。この値は、
伝熱に際しての温度勾配に関するものであり、数
値が小さい程、伝熱に際して温度勾配が大きくな
ることを示す。かくして、本発明のこの態様にお
いて、この樹脂接着剤層は中間層と両表面層との
接着に単に役立つばかりではなく、伝熱バリヤー
として作用し、前述した温度勾配の形成を一層容
易にする。 本明細書において、融点(Melting Point)と
は、例えばLeO Mandelkern著“CRYSTA−
LLIZATION OF POLYMERS”(McGraw−
Hill Book Company発行1964年)に記載されて
いるように、結晶性或いは半結晶性高分子の結晶
相が融解する熱力学的第一次転位点と定義され、
通常示差熱分析法、比熱−温度曲線法、偏光顕微
鏡法、X線回析法、赤外吸収スペクトル法などの
方法で容易に求める事ができる。 中間層を構成する酸素バリヤー性樹脂とは、酸
素透過係数が5.5×10-12c.c.・cm/cm2・sec・cmHg
以下となる様に選択される熱成形可能な樹脂であ
る。尚、この酸素透過係数は、熱成形時において
該係数を測定するものではなく、成形されたシー
ト状態において一定条件下(30℃、0%RH)で
測定するものである。かかる樹脂は、特にエチレ
ン−ビニルアルコール共重合体、ナイロン樹脂で
あり、これらの樹脂は水酸基、アミド基等の極性
基を重合体の主鎖または側鎖に含有し、それらの
融点或いは軟化点は極性基の含有率、化学組成の
変化などで大巾に変化する。 更に詳しく説明すれば、前記エチレン−ビニル
アルコール共重合体は米国特許第3183203号及び
第3419654号明細書に記載されている通り、エチ
レン或いはエチレンの大部分とプロピレン等の他
のオレフインの少量成分とギ酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなど低級脂肪酸のビニル
エステルとの共重合体、特にエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体をケン化することにより得られる。こ
のエチレン−ビニルアルコール樹脂の示差熱分析
法などによる融点(Tm)とエチレンのモル含有
量(%)の関係は次式に従うことが分つている。 Tm=1.64X+68 上式においてTmはエチレン含有モル%が0乃
至80%のエチレン−ビニルアルコール共重合体の
融点、Xはビニルアルコール含有モル%を表わ
す。 前記ポリアミド樹脂は、開環重合型ナイロンは
アミノ酸モノマーの種類に従い、又縮重合型ナイ
ロンは酸、アミンの種類に従い、又共重合型ナイ
ロンは共重合組成に従い、又ポリマーブレンドは
ブレンド組成比に従い、表−1に示される様に示
差熱分析法などによる融点は変化する事が分つて
いる。
容器の製造方法に関し、より詳細には、ガスバリ
ヤー性、耐層間剥離性、外観特性及び肉厚の均一
性に優れたカツプ状多層プラスチツク容器の製造
方法に関し、更に前記多層プラスチツク容器を良
好な成形作業性をもつて製造する方法に関する。 従来、オレフイン系樹脂を両表面層、エチレン
ビニルアルコール共重合体のような酸素バリヤー
性樹脂を中間層とし、必要により両者の間に接着
剤樹脂層を介在させた多層プラスチツク容器は、
優れた酸素バリヤー性と耐湿性とを備えており、
内容物の保存性に優れた容器として周知のもので
ある。 これらの多層プラスチツク容器の内、カツプ状
(広口状)容器は、加熱された多層シートを真空
成形、プラグアシスト真空成形、プラグアシスト
圧空成形、プラグアシスト真空圧空成形、対型成
形、すべり成形、風圧成形、圧空成形等の手段で
熱成形することにより簡便に調製でき、しかもこ
のカツプ状容器は容器本体に継目がなく、しかも
フランジ部において蓋部材とヒートシール可能な
ことから、種々の食品包装の分野に広く使用され
るに至つている。 しかしながら、カツプ状多層プラスチツク容器
の製造においては、単層のプラスチツクから成る
カツプ状容器の製造の場合には認められない幾つ
かの問題がある。即ち、成形サイクルを短縮し得
るような比較的低温での熱成形では、カツプの底
の角部やフランジの付け根部分等で酸素バリヤー
性樹脂層の破断やクラツクが発生したり、層間の
界面での剥離が生じ易く、これによりガスバリヤ
ー性の低下、外観特性の低下及び落下衝撃強度の
低下等が生じるようになり、一方このようなトラ
ブルを避け得る比較的高温の成形では、両表面層
の垂れによる偏肉、縦筋等が発生し、成形サイク
ルも長くなるのを避け得ない。 本発明者等は、このような多層シートのカツプ
への熱成形に際して、中間層と両表面層との間に
一定の温度勾配をもたせて熱成形を行うと、前述
したトラブルが一挙に解消されることを見出し
た。 即ち、本発明の目的は、ガスバリヤー性、耐層
間剥離、外観特性及び肉厚の均一性に優れたカツ
プ状多層プラスチツク容器の製造方法を提供する
にある。 本発明の他の目的は、上述したカツプ状多層プ
ラスチツク容器を、良好な成形作業性と短かい成
形サイクルとで製造し得る方法を提供するにあ
る。 本発明によれば、酸素透過係数が5.5×10-12
c.c.・cm/cm2・sec・cmHg(37℃)以下の酸素バリ
ヤー性熱可塑性樹脂の中間層と、オレフイン系樹
脂の両表面層とをオレフイン系樹脂よりも小さい
温度伝導率を有する樹脂接着剤層を介して同時溶
融押出によりシートの形に押出し、押出された溶
融状態にある多層シートを、該シートの両表面層
を構成するオレフイン系樹脂の融点以上の温度で
且つ中間層の温度が両表面層の表面温度よりも2
乃至80℃高い温度条件となる迄徐冷し、次いでこ
の徐冷シートをカツプの形に熱成形することを特
徴とする多層プラスチツク容器の製造方法が提供
される。 本発明の好適な態様においては、上述した多層
構造の積層体を同時溶融押出によりシートの形に
押出し、押出されたシートを前述した温度条件と
なる迄徐冷し、次いでこの徐冷シートをカツプの
形に成形する。 添付図面第1図は、ポリプロピレン両表面層と
エチレン−ビニルアルコール共重合体の中間層と
を備えた同時溶融押出シートを放置した場合にお
ける両表面層の温度及び中間層の温度と放置時間
との関係を示す。尚、同時溶融押出シートの両表
面層温度は、鉄−コンスタンタン系熱電対を、こ
のシートの両表面に接触させることにより、また
この押出シートの中間層温度はこのシートをジス
ク状に打抜き、中間層部分に前記熱電対を挿入す
ることにより測定した。即ち、両表面層の測定温
度は当該層の表面温度である。また中間層につい
ては、該層は一般的に表面層よりも薄層であるこ
と及び高温の表面層の間にサンドイツチされた状
態であるため、その温度勾配は殆ど問題となら
ず、その測定箇所は任意の部分でよい。この第1
図を参照すると、両表面層及び中間層の温度は時
間の経過と共に指数函数的に低下するが、経過時
間の初期においては、両表面層温度の低下が中間
層温度の低下に比して大であり、多層シートの中
間層の温度が両表面層の温度よりも高い温度条件
を与え得ることが理解される。 本発明によれば、多層シートを、該シートの両
表面層を構成するオレフイン系樹脂の融点以上の
温度で且つ中間層の温度が両表面層の温度よりも
2乃至80℃高い温度条件、特に3乃至75℃高い温
度条件の下でカツプの形に熱成形する。 本発明によれば、両表面層と中間層との間に上
記範囲の温度勾配を設けて熱成形を行うことによ
り、両表面層の垂れによる偏肉や縦筋の発生を防
止し、しかも特にカツプの底の角部やフランジの
付け根部分における酸素バリヤー性樹脂の破断、
クラツク発生或いは層間界面での剥離を防止する
ことが可能となり、また成形に際しての圧力差を
小さくし得る等の成形作業性の向上と、型上での
冷却時間の短縮による成形サイクルの短縮とが可
能となる。 本発明の最も好適な態様においては、酸素バリ
ヤー性熱可塑性樹脂中間層とオレフイン系樹脂両
表面層との間に、温度伝導率が両表面層オレフイ
ン系樹脂よりも小さい熱可塑性樹脂接着剤を介在
させる。本明細書において、温度伝導率(α)と
は、電伝導率をλ、比熱をC、密度をdとしたと
き、下記式 α=λ/Cd で定義される値であり、より詳細には下記デイメ
ンジヨン、即ち式 α=Kcal/m・hr・℃/Kcal/Kg・℃×Kg/m2=m2
/hr のデイメンジヨンを有する値である。この値は、
伝熱に際しての温度勾配に関するものであり、数
値が小さい程、伝熱に際して温度勾配が大きくな
ることを示す。かくして、本発明のこの態様にお
いて、この樹脂接着剤層は中間層と両表面層との
接着に単に役立つばかりではなく、伝熱バリヤー
として作用し、前述した温度勾配の形成を一層容
易にする。 本明細書において、融点(Melting Point)と
は、例えばLeO Mandelkern著“CRYSTA−
LLIZATION OF POLYMERS”(McGraw−
Hill Book Company発行1964年)に記載されて
いるように、結晶性或いは半結晶性高分子の結晶
相が融解する熱力学的第一次転位点と定義され、
通常示差熱分析法、比熱−温度曲線法、偏光顕微
鏡法、X線回析法、赤外吸収スペクトル法などの
方法で容易に求める事ができる。 中間層を構成する酸素バリヤー性樹脂とは、酸
素透過係数が5.5×10-12c.c.・cm/cm2・sec・cmHg
以下となる様に選択される熱成形可能な樹脂であ
る。尚、この酸素透過係数は、熱成形時において
該係数を測定するものではなく、成形されたシー
ト状態において一定条件下(30℃、0%RH)で
測定するものである。かかる樹脂は、特にエチレ
ン−ビニルアルコール共重合体、ナイロン樹脂で
あり、これらの樹脂は水酸基、アミド基等の極性
基を重合体の主鎖または側鎖に含有し、それらの
融点或いは軟化点は極性基の含有率、化学組成の
変化などで大巾に変化する。 更に詳しく説明すれば、前記エチレン−ビニル
アルコール共重合体は米国特許第3183203号及び
第3419654号明細書に記載されている通り、エチ
レン或いはエチレンの大部分とプロピレン等の他
のオレフインの少量成分とギ酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなど低級脂肪酸のビニル
エステルとの共重合体、特にエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体をケン化することにより得られる。こ
のエチレン−ビニルアルコール樹脂の示差熱分析
法などによる融点(Tm)とエチレンのモル含有
量(%)の関係は次式に従うことが分つている。 Tm=1.64X+68 上式においてTmはエチレン含有モル%が0乃
至80%のエチレン−ビニルアルコール共重合体の
融点、Xはビニルアルコール含有モル%を表わ
す。 前記ポリアミド樹脂は、開環重合型ナイロンは
アミノ酸モノマーの種類に従い、又縮重合型ナイ
ロンは酸、アミンの種類に従い、又共重合型ナイ
ロンは共重合組成に従い、又ポリマーブレンドは
ブレンド組成比に従い、表−1に示される様に示
差熱分析法などによる融点は変化する事が分つて
いる。
【表】
【表】
以上の如く、エチレン−ビニルアルコール共重
合体、ナイロン樹脂などの酸素などのガスに対し
バリヤー性を有する樹脂は水酸基、アミド基等の
極性基の含有量、或いは化学組成により融点、軟
化点が変化する。 尚表−2に37℃、絶乾状態における、前述の酸
素等のガスに対しバリヤー性の秀れたエチレン−
ビニルアルコール共重合体、ポリアミドの酸素透
過係数(PO2、c.c.・cm/cm2・sec・cmHg)を示し
た。
合体、ナイロン樹脂などの酸素などのガスに対し
バリヤー性を有する樹脂は水酸基、アミド基等の
極性基の含有量、或いは化学組成により融点、軟
化点が変化する。 尚表−2に37℃、絶乾状態における、前述の酸
素等のガスに対しバリヤー性の秀れたエチレン−
ビニルアルコール共重合体、ポリアミドの酸素透
過係数(PO2、c.c.・cm/cm2・sec・cmHg)を示し
た。
【表】
ロン6)
オレフイン系樹脂としては、主たる構成単量体
がオレフインから成りしかも結晶性のものであ
り、低−、中−及び高−密度ポリエチレン、アイ
ソタクテイツクポリプロピレン、結晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体、結晶性エチレン−ブテン
共重合体、結晶性エチレン−プロピレン−ブテン
共重合体或いはこれらのブレンド物等が使用され
る。結晶性であるという条件を満足する範囲内
で、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体、イオン架橋オレフ
イン共重合体(アイオノマー)も、単独で或いは
他のオレフイン系樹脂との組合せで使用し得る。 オレフイン系樹脂よりも小さい温度伝導率を有
する樹脂接着剤としては、オレフイン系樹脂層と
酸素バリヤー性樹脂との両者に対して接着性を示
すそれ自体公知の熱可塑性樹脂が使用される。既
に前述した如く、好適な樹脂接着剤、これに接す
るオレフイン系樹脂よりも温度伝導率の小さいも
のである。かかる樹脂接着剤は、酸乃至は酸無水
物変性オレフイン樹脂であり、この変性オレフイ
ン樹脂はエチレン系不飽和カルボン酸乃至はその
無水物単位がグラフト、末端処理等の手段で導入
されていることに関連して、オレフイン系樹脂よ
りも小さい温度伝導率を示す。エチレン系不飽和
カルボン酸乃至はその無水物の適当な例は、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、クロトン酸、アコニツト酸、イタコン酸、
無水イタコン酸、シトラコン酸、無水シトラコン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸等であり、幹とな
るオレフイン系樹脂はポリエチレン、ポリプロピ
レン等の前に例示したオレフイン系樹脂であつて
よい。変性オレフイン系樹脂中に含まれる酸乃至
無水物の量は、0.1乃至25重量%、特に0.3乃至20
重量%の範囲内にあることが望ましい。好適な樹
脂接着剤は、組合せるオレフイン系樹脂の温度伝
導率よりも少なくとも0.05×10-4m2/hr以上小さ
い、特に0.1×10-4m2/hr以上小さい温度伝導率
を有する。 酸乃至酸無水物変性オレフイン系樹脂の温度伝
導率を低下させる最も簡便な手段は、この樹脂に
あるいはエラストマー的性質を有する熱可塑性樹
脂及びゴム状物質(以下ゴム状物質と記す)を配
合することである。かかるゴム状物質としては、
エチレン含有量65乃至98重量%のエチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレンゴム
(EPR)、エチレン−プロピレン−非共役ジエン
ゴム(EPDM)、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン
−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム
等、およびスチレン・ブタジエンブロツク共重合
体、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン
系エラストマー、塩化ビニル系エラストマーなど
の熱可塑性エラストマーであり、更に酸乃至は酸
無水物で変性されたEPRやEPDMも使用し得る。
これらのゴム状物質は、酸乃至は酸無水物変性オ
レフイン系樹脂当り2乃至50重量%、特に5乃至
40重量%の量で配合される。 本発明によれば、上述した酸素バリヤー性熱可
塑性樹脂を中間層、オレフイン系樹脂を両表面層
とし、これら各層の間にオレフイン系樹脂よりも
小さい温度伝導率を有する樹脂接着剤層を介在さ
せて、多層多重ダイを通して同時溶融押出し、多
層シートを形成させる。同時溶融押出はそれ自体
周知のものであり、本発明においてもそれ自体周
知の装置を使用し、周知の条件下で行うことがで
きる。一般にはダイの出口温度を120乃至260℃の
温度として80乃至300Kg/cm2の圧力で押出を行う
のが好ましい。 多層シートの層構成は、5層構成の外に、成形
時に副生するバリ等の各樹脂のブレンド物を、中
間層と両表面層との間、或いは接着剤層と両表面
層との間に介在させて、より多い層構成とするこ
ともできる。多層シート全体の厚みは、所謂可撓
性のカツプ状容器からリジツドなカツプ状容器に
至る種々の容器を製造し得るように、0.1乃至5.0
mmの範囲で変化させることができる。また、中間
層Aと両表面層Bとの厚みの比は、酸素バリヤー
性と耐湿性との最適な組合せが得られるように、 A:B=1:500〜1:1 特に 1:50〜1:5 の範囲内にあるのが望ましく、一方接着剤層Cと
両表面層Bとは B:C=1:600〜1:5 特に 1:150〜1:10 の範囲内とするのが望ましい。 本発明によれば、押出されたままの熔融状態に
ある多層シートを徐冷し、既に詳述した温度条
件、即ちこの多層シートの両表面層を構成するオ
レフイン系樹脂の融点以上の温度ではあるが、中
間層の温度が両表面層の温度よりも2乃至80℃高
い温度条件下でカツプの形に熱成形する。この
際、オレフイン系樹脂から成る両表面層の温度
は、オレフイン系樹脂の融点よりも10乃至50℃高
い温度となつていることが、成形作業性、偏肉防
止、成形サイクル短縮等の見地から望ましい。中
間層の酸素バリヤー性樹脂は、オレフイン系樹脂
の融点よりもかなり高い融点、一般に5乃至90℃
高い融点を有するが、中間層及び両表面層の冷却
速度の差により、中間層は、その融点以上の温度
に保たれる。 押出された多層シートの徐冷は、このシートを
一般に空気或いは不活性雰囲気中に放置するか、
或いはこれらの気流と接触させることにより行わ
れるが、前者の場合には、全体の厚みや層の厚み
比によつても相違するが、3秒乃至10分間、特に
5秒乃至6分間の範囲の放置時間から、前述した
温度勾配が形成される時間を実験的に定めればよ
い。また、後者の場合には、気体の温度及び流量
等を勘案して所定の温度勾配が形成される冷却時
間を定めればよい。 カツプへの熱成形は、真空成形、プラグアシス
ト真空成形、プラグアシスト圧空成形、プラグア
シスト真空圧空成形、対型成形、すべり成形、風
圧成形、圧空成形等のそれ自体公知の手段により
容易に行うことができる。この熱成形に際して用
いる雌型は自然冷却下においても、或いは強制冷
却下においてもよいが、本発明によれば、これら
何れの場合にも、両表面層の温度を比較的低い温
度に維持してカツプ成形が可能なことから、雌型
上での冷却時間を著しく短縮することができる。
カツプの絞り比、即ち、カツプの高さ(H)/カツプ
の開口部の径(D)の比は、1/100乃至5/1、特
に1/50乃至3/1の範囲とすることができ、本
発明によれば、この絞り比を大きくした場合に
も、フランジ付け根部分での層間剥離傾向が有効
に防止される。この場合、カツプ(広口容器)の
形状は、円筒状、円錐状、三角状、四角状、五角
状、六角状、星角状、半球状等、開口部を有する
ものであれば、如何なる幾何学的形態であつても
よい。 本発明において、溶融押出された多層シートを
徐冷した後直ちにカツプへの熱成形に用いること
が、熱経済の点で有利である。しかしながら、例
えばT−ダイ法で予じめ多層シートを形成し、こ
の多層シートを再加熱した後、この多層シートに
前述した温度勾配を生じさせ、しかる後カツプへ
の熱成形を行つても同様な利点が達成されること
が当業者には理解されよう。 本発明を次の例で説明する。 なお各実施例における各種の測定は下記の方法
に従つておこなつた。 (i) 胴部肉厚の均一性(WTV): ポイントマイクロメーターを使用し、25℃の
温度で、各種カツプ胴中央部分を周方向に12点
の厚さをそれぞれ3個のカツプについて測定し
た。WTVの値は下記式に従つた。 WTV=100×標準偏差/平均厚さ (ii) 外観特性(App): 5名のパネルの視覚判定によつて主としてカ
ツプ縦方向のすじの有無を判定させた。実施例
中の各表において〇は縦すじのないもの(良
好)、×は縦すじの認められるもの(不良)を意
味する。 (iii) フランジ下付け根部分の剥離強度(Sp): カツプのフランジ下を周方向に4点、巾10
mm、長さ20mm切り取り、引張試験機を用いて20
℃、60%RH雰囲気中で剥離速度100mm/minの
場合の剥離強度(Sp)を求めた。 結果は内表面層と中間層および外表面層と中
間層間の剥離強度(各12点)の平均値である。 (iv) 酸素透過度(Qo2) ASTM−D−1434に基づいて測定する。即
ち、測定すべきシート又はカツプの壁部分を所
定の大きさに切断し、シート状にして測定に供
した。測定には東洋テスター工業(株)製のガス透
過性試験機を使用した。これは、サンプルを2
つのチエンバーの間に固定したのち、一方のチ
エンバーが10-2mmHg以下の低圧になる迄真空
引きをおこなう(低圧側)。その後他方のチエ
ンバー(高圧側)を、塩化カルシウムで除湿さ
れた酸素ガスが1気圧になるように置換したの
ち、低圧側の圧力増加の時間的変化をレコーダ
ーで読み取り、酸素ガス透過度Qo2を測定する
方法である。 測定は温度が37℃並びに20℃、高圧側の湿度
は塩化カルシウムを用いて0%RH並びに60%
RHの条件下でおこなつた。 (v) 酸素透過係数(PO2) 酸素透過係数(PO2)は、酸素過度から次式
により算出する。 PO2=1.52×10-15×h×Qo2 (c.c.・cm/cm2・sec・cmHg) 式中、hは測定サンプルの厚さ(μ)、 Qo2は測定サンプルの酸素透過度(c.c./m2・
day・atm)を表わす。 実施例 1 スクリユー直径が90mm、同有効長さが1980mmの
寸法を有するメターリング型スクリユーを内蔵し
た両表面層用押出機、スクリユー直径が32mm、同
有効長さが640mmの寸法を有するメターリング型
スクリユーを内蔵した接着層用押出機およびスク
リユー直径が40mm、同有効長さが880mmのメター
リング型スクリユーを内蔵した中間層用押出機
と、特開昭51−68670号公開公報記載と同様な5
層型ダイを用いて、エチレン含有量が30モル%、
ビニルアルコール含有量が70モル%、昇温速度が
10℃/minの場合の示差熱分析法(DTA法)に
よる融点が182℃、温度37℃、相対湿度が0%
RHでの酸素透過係数が0.07×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸をグラフトした
アイソタクテイツクポリプロピレン(グラフト率
3%、温度伝導率2.54×10-4m2/hr)を接着層と
し、密度が0.912g/c.c.、温度伝導率が2.86×10-4
m2/hr前記融点が167℃のアイソタクテイツクポ
リプロピレンを両表面層とする5層構成の多層シ
ートの溶融押出成形をおこなつた。これらの各押
出機の押出条件、ダイ温度は下記の通りであつ
た: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:180℃ メターリング部温度:219℃ スクリユー回転数:30rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:168℃ メターリング部温度:196℃ スクリユー回転数:7rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:179℃ メターリング部温度:234℃ スクリユー回転数:10rpm 4 多層ダイ指示温度;212℃ 5 全押出量;85Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が71mm、高さが36
mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐出
された時点から50秒間放置後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が198
℃、中間層が209℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.31mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は15:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Aと記
す。 次にAカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−3に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:180℃ メターリング部温度:231℃ スクリユー回転数:26rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:168℃ メターリング部温度:196℃ スクリユー回転数:7rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:179℃ メターリング部温度:234℃ スクリユー回転数:10rpm 4 多層ダイ温度;217℃ 5 全押出量;86Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が71mm、高さが36
mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐出
された時点から50秒間放置後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が208
℃、中間層が209℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.31mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は15:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Bと記
す。 次にBカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−3に併せて示す。 表−3から、両表面層表面と中間層の温度差を
11℃保たせた条件で製造したカツプAは、同じく
温度差を1℃とした条件で成形したカツプBより
前記諸性能が明らかに優れていることが知られ
る。
オレフイン系樹脂としては、主たる構成単量体
がオレフインから成りしかも結晶性のものであ
り、低−、中−及び高−密度ポリエチレン、アイ
ソタクテイツクポリプロピレン、結晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体、結晶性エチレン−ブテン
共重合体、結晶性エチレン−プロピレン−ブテン
共重合体或いはこれらのブレンド物等が使用され
る。結晶性であるという条件を満足する範囲内
で、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸エステル共重合体、イオン架橋オレフ
イン共重合体(アイオノマー)も、単独で或いは
他のオレフイン系樹脂との組合せで使用し得る。 オレフイン系樹脂よりも小さい温度伝導率を有
する樹脂接着剤としては、オレフイン系樹脂層と
酸素バリヤー性樹脂との両者に対して接着性を示
すそれ自体公知の熱可塑性樹脂が使用される。既
に前述した如く、好適な樹脂接着剤、これに接す
るオレフイン系樹脂よりも温度伝導率の小さいも
のである。かかる樹脂接着剤は、酸乃至は酸無水
物変性オレフイン樹脂であり、この変性オレフイ
ン樹脂はエチレン系不飽和カルボン酸乃至はその
無水物単位がグラフト、末端処理等の手段で導入
されていることに関連して、オレフイン系樹脂よ
りも小さい温度伝導率を示す。エチレン系不飽和
カルボン酸乃至はその無水物の適当な例は、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、クロトン酸、アコニツト酸、イタコン酸、
無水イタコン酸、シトラコン酸、無水シトラコン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸等であり、幹とな
るオレフイン系樹脂はポリエチレン、ポリプロピ
レン等の前に例示したオレフイン系樹脂であつて
よい。変性オレフイン系樹脂中に含まれる酸乃至
無水物の量は、0.1乃至25重量%、特に0.3乃至20
重量%の範囲内にあることが望ましい。好適な樹
脂接着剤は、組合せるオレフイン系樹脂の温度伝
導率よりも少なくとも0.05×10-4m2/hr以上小さ
い、特に0.1×10-4m2/hr以上小さい温度伝導率
を有する。 酸乃至酸無水物変性オレフイン系樹脂の温度伝
導率を低下させる最も簡便な手段は、この樹脂に
あるいはエラストマー的性質を有する熱可塑性樹
脂及びゴム状物質(以下ゴム状物質と記す)を配
合することである。かかるゴム状物質としては、
エチレン含有量65乃至98重量%のエチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレンゴム
(EPR)、エチレン−プロピレン−非共役ジエン
ゴム(EPDM)、ポリイソブチレン、ブチルゴ
ム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン
−ブタジエンゴム、ニトリル−ブタジエンゴム
等、およびスチレン・ブタジエンブロツク共重合
体、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン
系エラストマー、塩化ビニル系エラストマーなど
の熱可塑性エラストマーであり、更に酸乃至は酸
無水物で変性されたEPRやEPDMも使用し得る。
これらのゴム状物質は、酸乃至は酸無水物変性オ
レフイン系樹脂当り2乃至50重量%、特に5乃至
40重量%の量で配合される。 本発明によれば、上述した酸素バリヤー性熱可
塑性樹脂を中間層、オレフイン系樹脂を両表面層
とし、これら各層の間にオレフイン系樹脂よりも
小さい温度伝導率を有する樹脂接着剤層を介在さ
せて、多層多重ダイを通して同時溶融押出し、多
層シートを形成させる。同時溶融押出はそれ自体
周知のものであり、本発明においてもそれ自体周
知の装置を使用し、周知の条件下で行うことがで
きる。一般にはダイの出口温度を120乃至260℃の
温度として80乃至300Kg/cm2の圧力で押出を行う
のが好ましい。 多層シートの層構成は、5層構成の外に、成形
時に副生するバリ等の各樹脂のブレンド物を、中
間層と両表面層との間、或いは接着剤層と両表面
層との間に介在させて、より多い層構成とするこ
ともできる。多層シート全体の厚みは、所謂可撓
性のカツプ状容器からリジツドなカツプ状容器に
至る種々の容器を製造し得るように、0.1乃至5.0
mmの範囲で変化させることができる。また、中間
層Aと両表面層Bとの厚みの比は、酸素バリヤー
性と耐湿性との最適な組合せが得られるように、 A:B=1:500〜1:1 特に 1:50〜1:5 の範囲内にあるのが望ましく、一方接着剤層Cと
両表面層Bとは B:C=1:600〜1:5 特に 1:150〜1:10 の範囲内とするのが望ましい。 本発明によれば、押出されたままの熔融状態に
ある多層シートを徐冷し、既に詳述した温度条
件、即ちこの多層シートの両表面層を構成するオ
レフイン系樹脂の融点以上の温度ではあるが、中
間層の温度が両表面層の温度よりも2乃至80℃高
い温度条件下でカツプの形に熱成形する。この
際、オレフイン系樹脂から成る両表面層の温度
は、オレフイン系樹脂の融点よりも10乃至50℃高
い温度となつていることが、成形作業性、偏肉防
止、成形サイクル短縮等の見地から望ましい。中
間層の酸素バリヤー性樹脂は、オレフイン系樹脂
の融点よりもかなり高い融点、一般に5乃至90℃
高い融点を有するが、中間層及び両表面層の冷却
速度の差により、中間層は、その融点以上の温度
に保たれる。 押出された多層シートの徐冷は、このシートを
一般に空気或いは不活性雰囲気中に放置するか、
或いはこれらの気流と接触させることにより行わ
れるが、前者の場合には、全体の厚みや層の厚み
比によつても相違するが、3秒乃至10分間、特に
5秒乃至6分間の範囲の放置時間から、前述した
温度勾配が形成される時間を実験的に定めればよ
い。また、後者の場合には、気体の温度及び流量
等を勘案して所定の温度勾配が形成される冷却時
間を定めればよい。 カツプへの熱成形は、真空成形、プラグアシス
ト真空成形、プラグアシスト圧空成形、プラグア
シスト真空圧空成形、対型成形、すべり成形、風
圧成形、圧空成形等のそれ自体公知の手段により
容易に行うことができる。この熱成形に際して用
いる雌型は自然冷却下においても、或いは強制冷
却下においてもよいが、本発明によれば、これら
何れの場合にも、両表面層の温度を比較的低い温
度に維持してカツプ成形が可能なことから、雌型
上での冷却時間を著しく短縮することができる。
カツプの絞り比、即ち、カツプの高さ(H)/カツプ
の開口部の径(D)の比は、1/100乃至5/1、特
に1/50乃至3/1の範囲とすることができ、本
発明によれば、この絞り比を大きくした場合に
も、フランジ付け根部分での層間剥離傾向が有効
に防止される。この場合、カツプ(広口容器)の
形状は、円筒状、円錐状、三角状、四角状、五角
状、六角状、星角状、半球状等、開口部を有する
ものであれば、如何なる幾何学的形態であつても
よい。 本発明において、溶融押出された多層シートを
徐冷した後直ちにカツプへの熱成形に用いること
が、熱経済の点で有利である。しかしながら、例
えばT−ダイ法で予じめ多層シートを形成し、こ
の多層シートを再加熱した後、この多層シートに
前述した温度勾配を生じさせ、しかる後カツプへ
の熱成形を行つても同様な利点が達成されること
が当業者には理解されよう。 本発明を次の例で説明する。 なお各実施例における各種の測定は下記の方法
に従つておこなつた。 (i) 胴部肉厚の均一性(WTV): ポイントマイクロメーターを使用し、25℃の
温度で、各種カツプ胴中央部分を周方向に12点
の厚さをそれぞれ3個のカツプについて測定し
た。WTVの値は下記式に従つた。 WTV=100×標準偏差/平均厚さ (ii) 外観特性(App): 5名のパネルの視覚判定によつて主としてカ
ツプ縦方向のすじの有無を判定させた。実施例
中の各表において〇は縦すじのないもの(良
好)、×は縦すじの認められるもの(不良)を意
味する。 (iii) フランジ下付け根部分の剥離強度(Sp): カツプのフランジ下を周方向に4点、巾10
mm、長さ20mm切り取り、引張試験機を用いて20
℃、60%RH雰囲気中で剥離速度100mm/minの
場合の剥離強度(Sp)を求めた。 結果は内表面層と中間層および外表面層と中
間層間の剥離強度(各12点)の平均値である。 (iv) 酸素透過度(Qo2) ASTM−D−1434に基づいて測定する。即
ち、測定すべきシート又はカツプの壁部分を所
定の大きさに切断し、シート状にして測定に供
した。測定には東洋テスター工業(株)製のガス透
過性試験機を使用した。これは、サンプルを2
つのチエンバーの間に固定したのち、一方のチ
エンバーが10-2mmHg以下の低圧になる迄真空
引きをおこなう(低圧側)。その後他方のチエ
ンバー(高圧側)を、塩化カルシウムで除湿さ
れた酸素ガスが1気圧になるように置換したの
ち、低圧側の圧力増加の時間的変化をレコーダ
ーで読み取り、酸素ガス透過度Qo2を測定する
方法である。 測定は温度が37℃並びに20℃、高圧側の湿度
は塩化カルシウムを用いて0%RH並びに60%
RHの条件下でおこなつた。 (v) 酸素透過係数(PO2) 酸素透過係数(PO2)は、酸素過度から次式
により算出する。 PO2=1.52×10-15×h×Qo2 (c.c.・cm/cm2・sec・cmHg) 式中、hは測定サンプルの厚さ(μ)、 Qo2は測定サンプルの酸素透過度(c.c./m2・
day・atm)を表わす。 実施例 1 スクリユー直径が90mm、同有効長さが1980mmの
寸法を有するメターリング型スクリユーを内蔵し
た両表面層用押出機、スクリユー直径が32mm、同
有効長さが640mmの寸法を有するメターリング型
スクリユーを内蔵した接着層用押出機およびスク
リユー直径が40mm、同有効長さが880mmのメター
リング型スクリユーを内蔵した中間層用押出機
と、特開昭51−68670号公開公報記載と同様な5
層型ダイを用いて、エチレン含有量が30モル%、
ビニルアルコール含有量が70モル%、昇温速度が
10℃/minの場合の示差熱分析法(DTA法)に
よる融点が182℃、温度37℃、相対湿度が0%
RHでの酸素透過係数が0.07×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸をグラフトした
アイソタクテイツクポリプロピレン(グラフト率
3%、温度伝導率2.54×10-4m2/hr)を接着層と
し、密度が0.912g/c.c.、温度伝導率が2.86×10-4
m2/hr前記融点が167℃のアイソタクテイツクポ
リプロピレンを両表面層とする5層構成の多層シ
ートの溶融押出成形をおこなつた。これらの各押
出機の押出条件、ダイ温度は下記の通りであつ
た: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:180℃ メターリング部温度:219℃ スクリユー回転数:30rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:168℃ メターリング部温度:196℃ スクリユー回転数:7rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:179℃ メターリング部温度:234℃ スクリユー回転数:10rpm 4 多層ダイ指示温度;212℃ 5 全押出量;85Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が71mm、高さが36
mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐出
された時点から50秒間放置後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が198
℃、中間層が209℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.31mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は15:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Aと記
す。 次にAカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−3に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:180℃ メターリング部温度:231℃ スクリユー回転数:26rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:168℃ メターリング部温度:196℃ スクリユー回転数:7rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:179℃ メターリング部温度:234℃ スクリユー回転数:10rpm 4 多層ダイ温度;217℃ 5 全押出量;86Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が71mm、高さが36
mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐出
された時点から50秒間放置後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が208
℃、中間層が209℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.31mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は15:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Bと記
す。 次にBカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−3に併せて示す。 表−3から、両表面層表面と中間層の温度差を
11℃保たせた条件で製造したカツプAは、同じく
温度差を1℃とした条件で成形したカツプBより
前記諸性能が明らかに優れていることが知られ
る。
【表】
実施例 2
実施例1に記載の3台の押出機及び多層ダイを
用いて、エチレン含有量が45モル%、ビニルアル
コール含有量が55モル%、実施例1に記載の
DTA法による融点が158℃、同じく酸素透過係数
(37℃、0%RH)が0.3×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸で変性されたエ
チレン・プロピレン共重合体(エチレン含有量が
7重量%、変性率が10%、温度伝導率が3.06×
10-4m2/hr)を接着層とし、密度が0.90g/c.c.、
前記融点が153℃、温度伝導率が4.77×10-4/hr
のエチレン・プロピレン共重合体を両表面層とす
る5層構成の多層シートの溶融押出成形をおこな
つた。 これらの各押出機の押出条件、ダイ温度は下記
の通りであつた: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:165℃ メターリング部温度:202℃ スクリユー回転数:34rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:158℃ メターリング部温度:185℃ スクリユー回転数:9rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:11rpm 4 多層ダイ温度;197℃ 5 全押出量;87Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の広さが115×115mm、高
さが38mmの四角形カツプを成形した。ダイリツプ
より吐出された時点から40秒後のカツプ成形時に
おける前記シート各層の温度は両表面層表面が
184℃、中間層が191℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.45mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:20であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Cと記
す。 次にCカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−4に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:202℃ スクリユー回転数:32rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:158℃ メターリング部温度:185℃ スクリユー回転数:9rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:204℃ スクリユー回転数:13rpm 4 多層ダイ指示温度;195℃ 5 全押出量;85Kg/hr 前記押出条件で溶融押出された5層シートを公
知のプラグアシスト真空成形法で口部の外径が
115×115mm、高さが38mmの四角形カツプを成形し
た。ダイリツプより吐出された時点から40秒後の
カツプ成形時における前記シート各層の温度は両
表面層表面が184℃、中間層が183℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.44mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:20であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Dと記
す。 次にDカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−4に併せて示す。 表−4から、両表面層表面と中間層との温度差
を7℃保たせた条件で製造したカツプCは同じく
温度差を1℃とした条件で成形したカツプDより
前記諸性能が明らかに優れていることが知られ
る。
用いて、エチレン含有量が45モル%、ビニルアル
コール含有量が55モル%、実施例1に記載の
DTA法による融点が158℃、同じく酸素透過係数
(37℃、0%RH)が0.3×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸で変性されたエ
チレン・プロピレン共重合体(エチレン含有量が
7重量%、変性率が10%、温度伝導率が3.06×
10-4m2/hr)を接着層とし、密度が0.90g/c.c.、
前記融点が153℃、温度伝導率が4.77×10-4/hr
のエチレン・プロピレン共重合体を両表面層とす
る5層構成の多層シートの溶融押出成形をおこな
つた。 これらの各押出機の押出条件、ダイ温度は下記
の通りであつた: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:165℃ メターリング部温度:202℃ スクリユー回転数:34rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:158℃ メターリング部温度:185℃ スクリユー回転数:9rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:11rpm 4 多層ダイ温度;197℃ 5 全押出量;87Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の広さが115×115mm、高
さが38mmの四角形カツプを成形した。ダイリツプ
より吐出された時点から40秒後のカツプ成形時に
おける前記シート各層の温度は両表面層表面が
184℃、中間層が191℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.45mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:20であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Cと記
す。 次にCカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−4に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:202℃ スクリユー回転数:32rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:158℃ メターリング部温度:185℃ スクリユー回転数:9rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:166℃ メターリング部温度:204℃ スクリユー回転数:13rpm 4 多層ダイ指示温度;195℃ 5 全押出量;85Kg/hr 前記押出条件で溶融押出された5層シートを公
知のプラグアシスト真空成形法で口部の外径が
115×115mm、高さが38mmの四角形カツプを成形し
た。ダイリツプより吐出された時点から40秒後の
カツプ成形時における前記シート各層の温度は両
表面層表面が184℃、中間層が183℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.44mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:20であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Dと記
す。 次にDカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−4に併せて示す。 表−4から、両表面層表面と中間層との温度差
を7℃保たせた条件で製造したカツプCは同じく
温度差を1℃とした条件で成形したカツプDより
前記諸性能が明らかに優れていることが知られ
る。
【表】
実施例 3
スクリユー直径が65mm、同有効長さが1430mmの
寸法を有するメターリング型スクリユーを内蔵し
た両表面層用押出機、前記と同じ形状及び寸法を
有する、カツプ成形時に派生するバリを回収する
層(以下リプロ層と記す)を構成するための、リ
プロ層用押出機、スクリユー直径が45mm、同有効
長さが900mmの寸法を有するメターリング型スク
リユーを内蔵した接着層用押出機、接着層用押出
機と同じ形状及び寸法を有する中間層用押出機
と、特開昭51−68670号公開公報記載と同様な7
層型ダイを用いて、実施例1に記載のエチレン・
ビニルアルコール共重合体を中間層とし、実施例
1に記載の無水マレイン酸グラフトポリプロピレ
ンを接着層、それぞれ実施例1に記載のアイソタ
クテイツク・ポリプロピレン:無水マレイン酸グ
ラフトポリプロピレン:エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体の混合比率が16:0.2:1の混合物
100重量部に対し、密度が0.922g/c.c.、温度伝導
率が5.69×10-4m2/hrの低密度ポリエチレンを
23.5部混入した混合物をリプロ層とし、更に実施
例1に記載のアイソタクテイツクポリプロピレン
と前記低密度ポリエチレンとの比率が80:20の混
合物を内外層とし、外表面層/リプロ層/接着
層/中間層/接着層/リプロ層/内表面層からな
る7層構成の多層シートの溶融押出成形をおこな
つた。これら各押出機の押出条件、ダイ部の指示
温度は下記の通りであつた: 1 両表面層用押出機 フイード部温度:175℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:45rpm 2 リプロ層用押出機 フイード部温度:175℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:21rpm 3 接着層用押出機 フイード部温度:170℃ メターリング部温度:195℃ スクリユー回転数:7rpm 4 中間層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:235℃ スクリユー回転数:10rpm 5 多層ダイ指示温度:209℃ 6 全押出量:65Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された7層シート
を、一旦室温迄徐冷した。その後前記シートを
200℃で2分間加熱したのち、10秒間室温に放置
し公知のプラグアシスト真空成形法で口部の広さ
が246×186mm、高さが40mmの四角形カツプ(四角
状広口容器)を成形した。カツプ成形時における
前記シート層の温度は両表面層表面が195℃、中
間層が198℃であつた。 得られた7層容器の全体の厚みは1.35mmであ
り、外表面層:リプロ層:接着層:中間層:接着
層:リプロ層:内表面層の構成比は10:5:
0.1:1:0.1:5:10であつた。このようにして
得られた7層容器を以下Eと記す。 比較のために前記シートを200℃で2分間加熱
した直後に前述した方法によつて、前記と同じ形
状、寸法および構成比を有する四角形カツプ(四
角形広口容器)を得た。この場合、カツプ成形時
における前記シートの層の温度は両表面層表面が
199℃、中間層は199℃であつた。このようにして
得られた7層容器を以下Fと記す。 次にEおよびFの各容器の、(i)胴部肉厚の均一
性(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下
の付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の
酸素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法
に従つて測定した。 結果を表−5に併せて示す。 表−5から、両表面層表面と中間層の温度差を
3℃保たせた条件で製造した容器Eは両層の温度
差が0の条件で成形された広口容器Fよりも前記
諸性能が明らかに優れていることが知られる。
寸法を有するメターリング型スクリユーを内蔵し
た両表面層用押出機、前記と同じ形状及び寸法を
有する、カツプ成形時に派生するバリを回収する
層(以下リプロ層と記す)を構成するための、リ
プロ層用押出機、スクリユー直径が45mm、同有効
長さが900mmの寸法を有するメターリング型スク
リユーを内蔵した接着層用押出機、接着層用押出
機と同じ形状及び寸法を有する中間層用押出機
と、特開昭51−68670号公開公報記載と同様な7
層型ダイを用いて、実施例1に記載のエチレン・
ビニルアルコール共重合体を中間層とし、実施例
1に記載の無水マレイン酸グラフトポリプロピレ
ンを接着層、それぞれ実施例1に記載のアイソタ
クテイツク・ポリプロピレン:無水マレイン酸グ
ラフトポリプロピレン:エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体の混合比率が16:0.2:1の混合物
100重量部に対し、密度が0.922g/c.c.、温度伝導
率が5.69×10-4m2/hrの低密度ポリエチレンを
23.5部混入した混合物をリプロ層とし、更に実施
例1に記載のアイソタクテイツクポリプロピレン
と前記低密度ポリエチレンとの比率が80:20の混
合物を内外層とし、外表面層/リプロ層/接着
層/中間層/接着層/リプロ層/内表面層からな
る7層構成の多層シートの溶融押出成形をおこな
つた。これら各押出機の押出条件、ダイ部の指示
温度は下記の通りであつた: 1 両表面層用押出機 フイード部温度:175℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:45rpm 2 リプロ層用押出機 フイード部温度:175℃ メターリング部温度:215℃ スクリユー回転数:21rpm 3 接着層用押出機 フイード部温度:170℃ メターリング部温度:195℃ スクリユー回転数:7rpm 4 中間層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:235℃ スクリユー回転数:10rpm 5 多層ダイ指示温度:209℃ 6 全押出量:65Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された7層シート
を、一旦室温迄徐冷した。その後前記シートを
200℃で2分間加熱したのち、10秒間室温に放置
し公知のプラグアシスト真空成形法で口部の広さ
が246×186mm、高さが40mmの四角形カツプ(四角
状広口容器)を成形した。カツプ成形時における
前記シート層の温度は両表面層表面が195℃、中
間層が198℃であつた。 得られた7層容器の全体の厚みは1.35mmであ
り、外表面層:リプロ層:接着層:中間層:接着
層:リプロ層:内表面層の構成比は10:5:
0.1:1:0.1:5:10であつた。このようにして
得られた7層容器を以下Eと記す。 比較のために前記シートを200℃で2分間加熱
した直後に前述した方法によつて、前記と同じ形
状、寸法および構成比を有する四角形カツプ(四
角形広口容器)を得た。この場合、カツプ成形時
における前記シートの層の温度は両表面層表面が
199℃、中間層は199℃であつた。このようにして
得られた7層容器を以下Fと記す。 次にEおよびFの各容器の、(i)胴部肉厚の均一
性(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下
の付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の
酸素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法
に従つて測定した。 結果を表−5に併せて示す。 表−5から、両表面層表面と中間層の温度差を
3℃保たせた条件で製造した容器Eは両層の温度
差が0の条件で成形された広口容器Fよりも前記
諸性能が明らかに優れていることが知られる。
【表】
実施例 4
実施例1に記載の3台の押出機及び多層ダイを
用いて、エチレン含有量が55モル%、ビニルアル
コール含有量が45モル%、実施例1に記載の
DTA法による融点が144℃、同じく酸素透過係数
(37℃、0%RH)が3.8×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸で変性された高
密度ポリエチレン(変性率が1.4%、温度伝導率
が6.14×10-4m2/Hf)を接着層とし、密度が
0.958g/c.c.、前記融点が132℃、温度伝導率が
7.66×10-4m2/hrの高密度ポリエチレンを両表面
層とする5層構成の多層シートの溶融押出成形を
おこなつた。 これらの各押出機の押出条件、ダイ温度は下記
の通りであつた: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:140℃ メターリング部温度:165℃ スクリユー回転数:47rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:135℃ メターリング部温度:161℃ スクリユー回転数:8rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:160℃ メターリング部温度:201℃ スクリユー回転数:30rpm 4 多層ダイ指示温度;172℃ 5 全押出量;65Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知のプラグアシスト真空圧空成形法で口部の直
径が93mm、高さが53mmの円形カツプを成形した。
ダイリツプから吐出された時点から1分30秒後の
カツプ成形時における前記シート各層の温度は両
表面層表面が152℃、中間層が171℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.50mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は5:0.1:1:0.1:5であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Gと記
す。 次にGにカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−6に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:140℃ メターリング部温度:194℃ スクリユー回転数:44rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:135℃ メターリング部温度:161℃ スクリユー回転数:8rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:160℃ メターリング部温度:201℃ スクリユー回転数:30rpm 4 多層ダイ温度;184℃ 5 全押出量;66Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が0.50mm、高さが
53mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐
出された時点から1分30秒後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が172
℃、中間層が172℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.50mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は5:0.1:1:0.1:5であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Hと記
す。 次にHカツプの、(i)胴部肉厚部の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−6に併せて示す。
用いて、エチレン含有量が55モル%、ビニルアル
コール含有量が45モル%、実施例1に記載の
DTA法による融点が144℃、同じく酸素透過係数
(37℃、0%RH)が3.8×10-12c.c.・cm/cm2・
sec・cmHgのエチレン・ビニルアルコール共重合
体を中間層とし、無水マレイン酸で変性された高
密度ポリエチレン(変性率が1.4%、温度伝導率
が6.14×10-4m2/Hf)を接着層とし、密度が
0.958g/c.c.、前記融点が132℃、温度伝導率が
7.66×10-4m2/hrの高密度ポリエチレンを両表面
層とする5層構成の多層シートの溶融押出成形を
おこなつた。 これらの各押出機の押出条件、ダイ温度は下記
の通りであつた: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:140℃ メターリング部温度:165℃ スクリユー回転数:47rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:135℃ メターリング部温度:161℃ スクリユー回転数:8rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:160℃ メターリング部温度:201℃ スクリユー回転数:30rpm 4 多層ダイ指示温度;172℃ 5 全押出量;65Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知のプラグアシスト真空圧空成形法で口部の直
径が93mm、高さが53mmの円形カツプを成形した。
ダイリツプから吐出された時点から1分30秒後の
カツプ成形時における前記シート各層の温度は両
表面層表面が152℃、中間層が171℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.50mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は5:0.1:1:0.1:5であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Gと記
す。 次にGにカツプの、(i)胴部肉厚の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の各方法
に従つて測定した。 結果を表−6に示す。 比較のために前述した各押出機、多層ダイスお
よび前述した各合成樹脂を使用し、下記の押出条
件: 1 両表面層用押出機; フイード部温度:140℃ メターリング部温度:194℃ スクリユー回転数:44rpm 2 接着層用押出機; フイード部温度:135℃ メターリング部温度:161℃ スクリユー回転数:8rpm 3 中間層用押出機; フイード部温度:160℃ メターリング部温度:201℃ スクリユー回転数:30rpm 4 多層ダイ温度;184℃ 5 全押出量;66Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知の真空成形法で口部の直径が0.50mm、高さが
53mmの円形カツプを成形した。ダイリツプより吐
出された時点から1分30秒後のカツプ成形時にお
ける前記シート各層の温度は両表面層表面が172
℃、中間層が172℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.50mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は5:0.1:1:0.1:5であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Hと記
す。 次にHカツプの、(i)胴部肉厚部の均一性
(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ下の
付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部の酸
素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方法に
従つて測定した。 結果を表−6に併せて示す。
【表】
実施例 5
スクリユー直径が65mm、同有効長さが1430mmの
寸法を有するメターリング型スクリユーを備えた
内表面層用押出機、前記と同じ形状及び寸法を有
する外表面層用押出機、スクリユー直径が45mm、
同有効長さが900mmの寸法を有するメターリング
型スクリユーを内蔵した接着層用押出機、接着層
用押出機と同じ形状及び寸法を有する中間層用押
出機及び5層型のT−ダイを用いて、ナイロン
6・6含有量が10モル%のナイロン6−6・6共
重合体(融点181℃、温度伝導率が3.40×10-4
m2/hr)を中間層とし、実施例1に記載の無水マ
レイン酸グラフトポリプロピレンと密度が1.18
g/c.c.、温度伝導率が1.56×10-4m2/hrの熱可塑
性ポリウレタンとの重量比が60:40の混合物を接
着層とし、実施例1に記載のアイソタクテイツク
ポリプロピレン(PP)を一方の表面層および実
施例4に記載の高密度ポリエチレン(HDPE)を
他方の表面層として設定された外層(PP)/接
着層/中間層/接着層/内層(HDPE)からなる
5層構成の多層シートの溶融押出成形をおこなつ
た。これら各押出機の押出条件、ダイ部指示温度
は下記の通りであつた: 1 外表面層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:220℃ スクリユー回転数:25rpm 2 内表面層用押出機 フイード部温度:140℃ メターリング部温度:165℃ スクリユー回転数:30rpm 3 接着層用押出機 フイード部温度:135℃ メターリング部温度:160℃ スクリユー回転数:7rpm 4 中間層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:235℃ スクリユー回転数:10rpm 5 多層ダイ指示温度:208℃ 6 全押出量:66Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知のプラグアシスト真空圧空成形法で口部の直
径が62mm、高さが36mmの円形カツプを成形した。
ダイリツプから吐出された時点から6分間放置後
のカツプ成形時における前記シート各層の温度は
一方の表面層(PP)表面が175℃、他方の表面層
(HDPE)表面が174℃、中間層が191℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.25mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Iと記
す。 比較のために、中間層用押出機のメターリング
部の設定温度を200℃とし、同じくスクリユー回
転数を12rpmとしたほかは押出条件を前記と同一
にして(但し、ダイ部指示温度は207℃と観測さ
れた。)前記と同じ5層シートの溶融押出しをお
こない、前記と同じ成形法で前記と同じ形状、寸
法、構成比を有する円形の多層カツプを得た。こ
の場合、ダイリツプから吐出された時点から6分
間放置後のカツプ成形時における前記シート各層
の温度は外表面層表面が175℃、内表面層表面が
174℃、中間層が175℃であつた。以下このカツプ
をJと記す。 次にIおよびJの各カツプの、(i)胴部肉厚の均
一性(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ
下の付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部
の酸素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方
法に従つて測定した。 結果を表−7にそれぞれ示す。
寸法を有するメターリング型スクリユーを備えた
内表面層用押出機、前記と同じ形状及び寸法を有
する外表面層用押出機、スクリユー直径が45mm、
同有効長さが900mmの寸法を有するメターリング
型スクリユーを内蔵した接着層用押出機、接着層
用押出機と同じ形状及び寸法を有する中間層用押
出機及び5層型のT−ダイを用いて、ナイロン
6・6含有量が10モル%のナイロン6−6・6共
重合体(融点181℃、温度伝導率が3.40×10-4
m2/hr)を中間層とし、実施例1に記載の無水マ
レイン酸グラフトポリプロピレンと密度が1.18
g/c.c.、温度伝導率が1.56×10-4m2/hrの熱可塑
性ポリウレタンとの重量比が60:40の混合物を接
着層とし、実施例1に記載のアイソタクテイツク
ポリプロピレン(PP)を一方の表面層および実
施例4に記載の高密度ポリエチレン(HDPE)を
他方の表面層として設定された外層(PP)/接
着層/中間層/接着層/内層(HDPE)からなる
5層構成の多層シートの溶融押出成形をおこなつ
た。これら各押出機の押出条件、ダイ部指示温度
は下記の通りであつた: 1 外表面層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:220℃ スクリユー回転数:25rpm 2 内表面層用押出機 フイード部温度:140℃ メターリング部温度:165℃ スクリユー回転数:30rpm 3 接着層用押出機 フイード部温度:135℃ メターリング部温度:160℃ スクリユー回転数:7rpm 4 中間層用押出機 フイード部温度:180℃ メターリング部温度:235℃ スクリユー回転数:10rpm 5 多層ダイ指示温度:208℃ 6 全押出量:66Kg/hr 前記の押出条件で溶融押出された5層シートを
公知のプラグアシスト真空圧空成形法で口部の直
径が62mm、高さが36mmの円形カツプを成形した。
ダイリツプから吐出された時点から6分間放置後
のカツプ成形時における前記シート各層の温度は
一方の表面層(PP)表面が175℃、他方の表面層
(HDPE)表面が174℃、中間層が191℃であつた。 得られた5層カツプの全体の厚みは0.25mmであ
り、外表面層:接着層:中間層:接着層:内表面
層の構成比は20:0.1:1:0.1:15であつた。こ
のようにして得られた5層カツプを、以下Iと記
す。 比較のために、中間層用押出機のメターリング
部の設定温度を200℃とし、同じくスクリユー回
転数を12rpmとしたほかは押出条件を前記と同一
にして(但し、ダイ部指示温度は207℃と観測さ
れた。)前記と同じ5層シートの溶融押出しをお
こない、前記と同じ成形法で前記と同じ形状、寸
法、構成比を有する円形の多層カツプを得た。こ
の場合、ダイリツプから吐出された時点から6分
間放置後のカツプ成形時における前記シート各層
の温度は外表面層表面が175℃、内表面層表面が
174℃、中間層が175℃であつた。以下このカツプ
をJと記す。 次にIおよびJの各カツプの、(i)胴部肉厚の均
一性(WTV)、(ii)外観特性(App)、(iii)フランジ
下の付け根部分の剥離強度(Sp)、(iv)カツプ底部
の酸素透過度(Qo2)をそれぞれ明細書記載の方
法に従つて測定した。 結果を表−7にそれぞれ示す。
第1図は放置時間と多層シートの両表面層及び
中間層の温度との関係を示す線図である。
中間層の温度との関係を示す線図である。
Claims (1)
- 1 酸素透過係数が5.5×10-12c.c.・cm/cm2・sec・
cmHg(37℃)以下の酸素バリヤー性熱可塑性樹脂
の中間層と、オレフイン系樹脂の両表面層とをオ
レフイン系樹脂よりも小さい温度伝導率を有する
樹脂接着剤層を介して同時溶融押出によりシート
の形に押出し、押出された溶融状態にある多層シ
ートを、該シートの両表面層を構成するオレフイ
ン系樹脂の融点以上の温度で且つ中間層の温度が
両表面層の表面温度よりも2乃至80℃高い温度条
件となる迄徐冷し、次いでこの徐冷シートをカツ
プの形に熱成形することを特徴とする多層プラス
チツク容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022981A JPS57135110A (en) | 1981-02-16 | 1981-02-16 | Manufacture of multilayer plastic vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022981A JPS57135110A (en) | 1981-02-16 | 1981-02-16 | Manufacture of multilayer plastic vessel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57135110A JPS57135110A (en) | 1982-08-20 |
| JPS634498B2 true JPS634498B2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=12021336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022981A Granted JPS57135110A (en) | 1981-02-16 | 1981-02-16 | Manufacture of multilayer plastic vessel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57135110A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136597A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-11 | Kajima Corp | 地下タンク屋根の断熱構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59215864A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-05 | 株式会社ジェイエスピー | 多層構造材料の製造方法 |
| US4931121A (en) * | 1985-05-23 | 1990-06-05 | The Dow Chemical Company | Process for forming a plastic article from a plurality of layers of thermoplastic material |
| ITVR20130176A1 (it) * | 2013-07-25 | 2015-01-26 | Sacmi Imola Sc | Impianto per la produzione e la stampa di corpi conformati a coppa |
Family Cites Families (8)
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| US4039609A (en) * | 1972-10-25 | 1977-08-02 | Bellaplast Gmbh | Method for the manufacture of thin-walled shaped articles of thermoplastic material |
| JPS5160901U (ja) * | 1974-11-07 | 1976-05-13 | ||
| JPS5922647B2 (ja) * | 1976-03-31 | 1984-05-28 | 凸版印刷株式会社 | 容器の製造方法 |
| JPS5322568A (en) * | 1976-08-12 | 1978-03-02 | Sekisui Chemical Co Ltd | Method of producing container |
| SE423878B (sv) * | 1977-07-25 | 1982-06-14 | Bellaplast Gmbh | Forfarande for tillverkning av tunnveggiga artiklar av kristalliskt termoplastiskt material |
| JPS5377287A (en) * | 1977-11-09 | 1978-07-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Orientation molding sheet |
| JPS5856332B2 (ja) * | 1979-04-11 | 1983-12-14 | 児玉化学工業株式会社 | 熱可塑性シ−トを押出しから連続的に成形する方法 |
| JPS5619718A (en) * | 1979-07-25 | 1981-02-24 | Tokan Kogyo Co Ltd | Preparation of multiple-layered thermoforming vessel |
-
1981
- 1981-02-16 JP JP2022981A patent/JPS57135110A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136597A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-11 | Kajima Corp | 地下タンク屋根の断熱構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57135110A (en) | 1982-08-20 |
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