JPS6346276B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346276B2 JPS6346276B2 JP58127288A JP12728883A JPS6346276B2 JP S6346276 B2 JPS6346276 B2 JP S6346276B2 JP 58127288 A JP58127288 A JP 58127288A JP 12728883 A JP12728883 A JP 12728883A JP S6346276 B2 JPS6346276 B2 JP S6346276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- sliding valve
- casing
- gears
- gear pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ケーシングの内部室内で一対の歯車
が外接して噛合回転する形式のギヤポンプの改良
に関するものである。
が外接して噛合回転する形式のギヤポンプの改良
に関するものである。
この種の外接式ギヤポンプは、一般に、歯車の
両側面がケーシング壁ないし固定された側板等で
押さえられていて、歯車の回転に伴つて歯の谷と
ケーシングの内壁との隙間に閉じ込められた液体
がポンプの吐出し側に送り出されて加圧される構
造になつている。しかして、この種のギヤポンプ
にあつては、工作上の点から普通インボリユート
歯形の平歯車が用いられ、歯車の噛合率は1より
大きいから、必らず2組の歯が噛合している期間
があり、従つて、吐出し側の液体の一部が両歯の
隙間に閉じ込められ、再び吸込側に戻される。こ
の閉じ込められた液体は歯車の回転に伴う閉じ込
み容積の変化により圧縮・膨張を行うため大きな
圧力変化が起こる。すなわち、歯と歯の噛合の始
めに閉じ込められた液体の圧力は上昇し、軸荷
重、軸受荷重、軸動力の増大や吐出し量の減少等
の原因となり、噛合の終段では圧力が低下し、キ
ヤビテーシヨンの発生の原因ともなる。加えて、
歯と歯の間にはさまれた液体の圧力は吸込側から
吐出し側でほぼ直線的に上昇するので、歯車の周
辺に働らく横方向の推力により、歯車軸は吐出し
側から吸込側に向つて押圧され、軸荷重ないし軸
受荷重を増大させることになり、この力は吐出し
力が高くなればなるほど大きくなる。
両側面がケーシング壁ないし固定された側板等で
押さえられていて、歯車の回転に伴つて歯の谷と
ケーシングの内壁との隙間に閉じ込められた液体
がポンプの吐出し側に送り出されて加圧される構
造になつている。しかして、この種のギヤポンプ
にあつては、工作上の点から普通インボリユート
歯形の平歯車が用いられ、歯車の噛合率は1より
大きいから、必らず2組の歯が噛合している期間
があり、従つて、吐出し側の液体の一部が両歯の
隙間に閉じ込められ、再び吸込側に戻される。こ
の閉じ込められた液体は歯車の回転に伴う閉じ込
み容積の変化により圧縮・膨張を行うため大きな
圧力変化が起こる。すなわち、歯と歯の噛合の始
めに閉じ込められた液体の圧力は上昇し、軸荷
重、軸受荷重、軸動力の増大や吐出し量の減少等
の原因となり、噛合の終段では圧力が低下し、キ
ヤビテーシヨンの発生の原因ともなる。加えて、
歯と歯の間にはさまれた液体の圧力は吸込側から
吐出し側でほぼ直線的に上昇するので、歯車の周
辺に働らく横方向の推力により、歯車軸は吐出し
側から吸込側に向つて押圧され、軸荷重ないし軸
受荷重を増大させることになり、この力は吐出し
力が高くなればなるほど大きくなる。
叙上の如き有害な要因の発生ないし不都合を避
けるため、従来は、歯車側面のケーシング壁や側
板等に逃げ溝を吐出し側と吸込側へ向けて設ける
とか、はすば歯車や特殊な歯車を用いるとか、軸
や軸受等の耐荷重部品を大きくかつ堅固に構成す
るとかによつて対策を講じてきた。しかし乍ら、
これらの対策は、いずれも、工作上手数がかかる
と共に、構造が複雑となつたり大型化したりする
といつた欠点があるばかりでなく、軸動力の減少
やポンプ性能それ自体の向上等の点で必ずしも満
足し得なかつたものである。
けるため、従来は、歯車側面のケーシング壁や側
板等に逃げ溝を吐出し側と吸込側へ向けて設ける
とか、はすば歯車や特殊な歯車を用いるとか、軸
や軸受等の耐荷重部品を大きくかつ堅固に構成す
るとかによつて対策を講じてきた。しかし乍ら、
これらの対策は、いずれも、工作上手数がかかる
と共に、構造が複雑となつたり大型化したりする
といつた欠点があるばかりでなく、軸動力の減少
やポンプ性能それ自体の向上等の点で必ずしも満
足し得なかつたものである。
のみならず、この種のギヤポンプにあつては、
歯車軸その他の主要構成部品が金属製であるた
め、製造コストが嵩むばかりでなく、酸性の強い
液体その他金属に対し腐蝕性を有する液体の吸い
上げや圧送に適しないという欠点を有していた。
歯車軸その他の主要構成部品が金属製であるた
め、製造コストが嵩むばかりでなく、酸性の強い
液体その他金属に対し腐蝕性を有する液体の吸い
上げや圧送に適しないという欠点を有していた。
本発明は、叙上の如き欠点ないし不都合な点を
解消すると共に、性能の優秀な外接式ギヤポンプ
を廉価に提供し得るようにしたものである。
解消すると共に、性能の優秀な外接式ギヤポンプ
を廉価に提供し得るようにしたものである。
以下、本発明につきその実施の一例を示した添
付図面を参照して詳細に説明する。
付図面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図において、1は外接式スパー
ギヤポンプのケーシングであり、端壁1Aと周壁
1Bとが一体に形成され、その解放側1Cには軸
受体2がボルトで連結されており、断面大略8の
字状なる該ケーシングの内部室3内には、駆動軸
4側の歯車5と従動軸6側の歯車7とが外接して
噛合した状態に配置され、駆動軸4は軸受体2に
貫通され、シールされた状態でベアリング8に支
承されている。しかして、この駆動軸4は、軸受
体2から外方に突出する軸端部に連結される電動
機(図示してない)で回転駆動され、駆動軸4に
よつて歯車5,7が回転駆動されると、ケーシン
グ1の吸込口9から内部室3内に導入された液体
は内部室3の壁面、すなわち周壁1Bの内壁面と
歯の谷とによつて形成される空間に閉じ込めら
れ、加圧されて吐出し口10から送出される。
ギヤポンプのケーシングであり、端壁1Aと周壁
1Bとが一体に形成され、その解放側1Cには軸
受体2がボルトで連結されており、断面大略8の
字状なる該ケーシングの内部室3内には、駆動軸
4側の歯車5と従動軸6側の歯車7とが外接して
噛合した状態に配置され、駆動軸4は軸受体2に
貫通され、シールされた状態でベアリング8に支
承されている。しかして、この駆動軸4は、軸受
体2から外方に突出する軸端部に連結される電動
機(図示してない)で回転駆動され、駆動軸4に
よつて歯車5,7が回転駆動されると、ケーシン
グ1の吸込口9から内部室3内に導入された液体
は内部室3の壁面、すなわち周壁1Bの内壁面と
歯の谷とによつて形成される空間に閉じ込めら
れ、加圧されて吐出し口10から送出される。
図示の例にあつては、前記した一対の歯車5,
7の両側面とこれら側面とそれぞれ対向する内部
室3の端壁面11A,11Bとの間の室部分3
A,3Bに、それら室部分の断面形状・寸法に適
合した形状・寸法を有する軸受板を兼ねる摺動弁
板12が各4枚づつ若干のすきまを残した態様で
それぞれ装填されており、それら摺動弁板は、貫
通孔12′,12′をそれぞれ有し、それらの貫通
孔に歯車5の駆動軸4及び歯車7の従動軸6の両
軸を挿通することによつてその軸方向に若干摺動
し得るようにそれぞれ支承されている。
7の両側面とこれら側面とそれぞれ対向する内部
室3の端壁面11A,11Bとの間の室部分3
A,3Bに、それら室部分の断面形状・寸法に適
合した形状・寸法を有する軸受板を兼ねる摺動弁
板12が各4枚づつ若干のすきまを残した態様で
それぞれ装填されており、それら摺動弁板は、貫
通孔12′,12′をそれぞれ有し、それらの貫通
孔に歯車5の駆動軸4及び歯車7の従動軸6の両
軸を挿通することによつてその軸方向に若干摺動
し得るようにそれぞれ支承されている。
前記摺動弁板12及び歯車軸4,6ないし歯車
5,7は後述するように、内部室3内の液圧、殊
に吐出し側の吐出し圧力を不断に受けるものであ
り、またケーシングは一種の圧力容器であるか
ら、流体荷重及びこれに伴う機械的荷重に十分耐
え得る機械的強度を有することが必要であり、ま
た、各種の化学的性質をもつ液体の取扱いを可能
ならしめるためには、耐薬品性にも富むものであ
ることが要求される。
5,7は後述するように、内部室3内の液圧、殊
に吐出し側の吐出し圧力を不断に受けるものであ
り、またケーシングは一種の圧力容器であるか
ら、流体荷重及びこれに伴う機械的荷重に十分耐
え得る機械的強度を有することが必要であり、ま
た、各種の化学的性質をもつ液体の取扱いを可能
ならしめるためには、耐薬品性にも富むものであ
ることが要求される。
これらの要請を考慮に入れて種々実験を試みた
ところ、ケーシング1、軸受体2、歯車5,7及
び摺動弁板12は、軽くて、強じん性、耐摩耗
性、耐薬品性に富むほか、摺動特性、圧縮特性及
び耐熱性等をも具備している合成樹脂、殊に弗素
樹脂、例えばテトラフルオロエチレン(C2F4)
とエチレン(C2H4)の共重合体に炭素繊維を適
量(例えば、15〜25%)混合したもので製出する
と極めて良好な結果が得られることが判明した。
また、歯車軸4,6については、硬くて、耐摩耗
性、摺動特性、耐薬品性、耐熱性等の点で優れて
いるセラミツクス、例えば99%前後のアルミナを
含有する緻密質のセラミツクスで製出すると極め
て優秀な結果が得られることが判明した。
ところ、ケーシング1、軸受体2、歯車5,7及
び摺動弁板12は、軽くて、強じん性、耐摩耗
性、耐薬品性に富むほか、摺動特性、圧縮特性及
び耐熱性等をも具備している合成樹脂、殊に弗素
樹脂、例えばテトラフルオロエチレン(C2F4)
とエチレン(C2H4)の共重合体に炭素繊維を適
量(例えば、15〜25%)混合したもので製出する
と極めて良好な結果が得られることが判明した。
また、歯車軸4,6については、硬くて、耐摩耗
性、摺動特性、耐薬品性、耐熱性等の点で優れて
いるセラミツクス、例えば99%前後のアルミナを
含有する緻密質のセラミツクスで製出すると極め
て優秀な結果が得られることが判明した。
上述の如く構成された本発明において、駆動軸
4によつて歯車5,7が回転駆動され、液体が吸
込口9から内部室3内に吸い込まれ、吸込側から
吐出し側に送り出される段階になると、加圧され
た液体は両歯車5,7の側面とこれに隣接する摺
動弁板12との間の僅かなすきまを通つて室部分
3A,3B内に流入すると共に、該歯車側面とこ
れに隣接する摺動弁板12との間、各摺動弁板1
2間、各摺動弁板12と各軸4,6との間、端壁
面11A,11Bとこれに隣接する摺動弁板12
との間及び各摺動弁板12と周壁1Bの内壁面と
の間等のすきまに浸入し、そこに液膜を形成する
ので、該隣接摺動弁板12は他の摺動弁板12及
びそれらの液膜によつて両歯車5,7の側面に弾
性的に当接される。
4によつて歯車5,7が回転駆動され、液体が吸
込口9から内部室3内に吸い込まれ、吸込側から
吐出し側に送り出される段階になると、加圧され
た液体は両歯車5,7の側面とこれに隣接する摺
動弁板12との間の僅かなすきまを通つて室部分
3A,3B内に流入すると共に、該歯車側面とこ
れに隣接する摺動弁板12との間、各摺動弁板1
2間、各摺動弁板12と各軸4,6との間、端壁
面11A,11Bとこれに隣接する摺動弁板12
との間及び各摺動弁板12と周壁1Bの内壁面と
の間等のすきまに浸入し、そこに液膜を形成する
ので、該隣接摺動弁板12は他の摺動弁板12及
びそれらの液膜によつて両歯車5,7の側面に弾
性的に当接される。
次いで歯と歯の間にはさまれた液体が圧縮さ
れ、その圧力が高められてくると、そこで加圧さ
れた液体の一部は歯車側面の摺動弁板12及び液
膜に抗して吸込側と吐出し側とに連通する室部分
3A,3B内に強制流入して逃げこむこととなる
ので、大きな圧力変化の発生が防止され、従つ
て、軸荷重、軸受荷重、軸動力等の増大やキヤビ
テーシヨンの発生を防ぐことができる。また、歯
車の連続回転によつて吐出し圧力が高まつてきた
場合には、吐出し側の圧力液体は歯車5,7に隣
接する摺動弁板12の吐出し側の部分、すなわ
ち、第2図において右半分の部分にまず作用し、
この部分を液膜に抗して内方、すなわち端壁面1
1A,11Bの方向に押圧してこれを押し開いて
室部分3A,3B内に強制流入し、次いで、その
吸込側の部分に作用し、その全体を内方に摺動変
位させて該室部分からこれに連通する内部室3の
吸込側に流入するので、吸入側の圧力の相対的な
急速低下はこの吐出し圧力の作用によつて防止さ
れ、吐出し側と吸込側との間における有害な圧力
差の発生が防止される。従つて、これにより、歯
車の周辺に働らく吐出し側から吸込側への横方向
推力は大いに軽減されるので、吐出し圧力が高く
なつてもそれに比例して軸荷重ないし軸受荷重が
増大するようなことはなくなる。
れ、その圧力が高められてくると、そこで加圧さ
れた液体の一部は歯車側面の摺動弁板12及び液
膜に抗して吸込側と吐出し側とに連通する室部分
3A,3B内に強制流入して逃げこむこととなる
ので、大きな圧力変化の発生が防止され、従つ
て、軸荷重、軸受荷重、軸動力等の増大やキヤビ
テーシヨンの発生を防ぐことができる。また、歯
車の連続回転によつて吐出し圧力が高まつてきた
場合には、吐出し側の圧力液体は歯車5,7に隣
接する摺動弁板12の吐出し側の部分、すなわ
ち、第2図において右半分の部分にまず作用し、
この部分を液膜に抗して内方、すなわち端壁面1
1A,11Bの方向に押圧してこれを押し開いて
室部分3A,3B内に強制流入し、次いで、その
吸込側の部分に作用し、その全体を内方に摺動変
位させて該室部分からこれに連通する内部室3の
吸込側に流入するので、吸入側の圧力の相対的な
急速低下はこの吐出し圧力の作用によつて防止さ
れ、吐出し側と吸込側との間における有害な圧力
差の発生が防止される。従つて、これにより、歯
車の周辺に働らく吐出し側から吸込側への横方向
推力は大いに軽減されるので、吐出し圧力が高く
なつてもそれに比例して軸荷重ないし軸受荷重が
増大するようなことはなくなる。
摺動弁板12は、図示の例では室部分3A,3
B内に各4枚づつ配設されているが、その数はギ
ヤポンプの大小その他の条件によつて適宜決定さ
れるものであり、また一方の室部分3A内にのみ
所要の数の摺動弁板12を配設し、他方の室部分
3B内には単一の部厚い側板等を配置固定したも
のでもほぼ上述の如き作用効果を奏し得るもので
ある。しかして、ケーシング1及び摺動弁板12
が炭素繊維を適量混合した弗素樹脂で製出される
一方、歯車軸4,6がセラミツクスで製出されて
いる場合には、前記した如きこれら素材の有する
特性、殊にその優れた摺動特性により摺動弁板1
2は圧力変化に対して軽快かつ有効に作動し得る
良好な応答性を有する圧力調整弁として機能し得
るから、上述の如き作用効果は一層高められるこ
とになり、また、歯車、5,7も炭素繊維入りの
弗素樹脂で製出されているものにあつては、歯車
5,7が軸推力を受けて軸方向に移動し、一群の
摺動弁板12が端壁面11A又は11Bに押圧さ
れた場合、該摺動弁板12はその弾性により歯車
5,7を軸推力に抗して押し戻すように作用す
る。この場合、歯車5,7と摺動弁板12とはい
ずれも良好な摺動特性を有していることに加え
て、該歯車側面と隣接摺動弁板との接触面に存在
する液膜が潤滑液として作用するので、両者間の
接触摩擦は極めて小さい。従つて、両者の接触に
よる発熱量は極めて少なく、歯車5,7の高速回
転が妨げられることもない。
B内に各4枚づつ配設されているが、その数はギ
ヤポンプの大小その他の条件によつて適宜決定さ
れるものであり、また一方の室部分3A内にのみ
所要の数の摺動弁板12を配設し、他方の室部分
3B内には単一の部厚い側板等を配置固定したも
のでもほぼ上述の如き作用効果を奏し得るもので
ある。しかして、ケーシング1及び摺動弁板12
が炭素繊維を適量混合した弗素樹脂で製出される
一方、歯車軸4,6がセラミツクスで製出されて
いる場合には、前記した如きこれら素材の有する
特性、殊にその優れた摺動特性により摺動弁板1
2は圧力変化に対して軽快かつ有効に作動し得る
良好な応答性を有する圧力調整弁として機能し得
るから、上述の如き作用効果は一層高められるこ
とになり、また、歯車、5,7も炭素繊維入りの
弗素樹脂で製出されているものにあつては、歯車
5,7が軸推力を受けて軸方向に移動し、一群の
摺動弁板12が端壁面11A又は11Bに押圧さ
れた場合、該摺動弁板12はその弾性により歯車
5,7を軸推力に抗して押し戻すように作用す
る。この場合、歯車5,7と摺動弁板12とはい
ずれも良好な摺動特性を有していることに加え
て、該歯車側面と隣接摺動弁板との接触面に存在
する液膜が潤滑液として作用するので、両者間の
接触摩擦は極めて小さい。従つて、両者の接触に
よる発熱量は極めて少なく、歯車5,7の高速回
転が妨げられることもない。
加えて、軸受体2をもケーシング1と同様の素
材で製出する一方、シールリング部材13、パツ
キング板14等を耐久性、耐薬品性等に富む弗素
樹脂の如き合成樹脂で製出した場合には、液体が
触れる部分に金属が全く使用されていない、プラ
スチツクギヤポンプと称し得べきギヤポンプが作
られることになり、油その他粘性の比較的高い液
体、酸性の強い液体、低温又は高温液体その他各
種の液体の吸い上げ、圧送等に汎用し得るギヤポ
ンプの提供が可能となるものである。
材で製出する一方、シールリング部材13、パツ
キング板14等を耐久性、耐薬品性等に富む弗素
樹脂の如き合成樹脂で製出した場合には、液体が
触れる部分に金属が全く使用されていない、プラ
スチツクギヤポンプと称し得べきギヤポンプが作
られることになり、油その他粘性の比較的高い液
体、酸性の強い液体、低温又は高温液体その他各
種の液体の吸い上げ、圧送等に汎用し得るギヤポ
ンプの提供が可能となるものである。
なお、歯車5,6の片側面とこれに対向する室
部分3A又は3Bの端壁面11A又は11Bとこ
の両面間に装填される複数の摺動弁板12との間
に残されるべきクリアランスの合計数値は、ポン
プの大きさないし室部分3A,3Bの容積の大
小、摺動弁板12の厚みないし数等によつて異な
つてくるが、実験によれば、歯車側面と端壁面間
の距離が8mmの場合、すきまの合計は0.1〜0.5mm
程度が適当なことが判明している。
部分3A又は3Bの端壁面11A又は11Bとこ
の両面間に装填される複数の摺動弁板12との間
に残されるべきクリアランスの合計数値は、ポン
プの大きさないし室部分3A,3Bの容積の大
小、摺動弁板12の厚みないし数等によつて異な
つてくるが、実験によれば、歯車側面と端壁面間
の距離が8mmの場合、すきまの合計は0.1〜0.5mm
程度が適当なことが判明している。
図中、15はケーシング1の上部の駆動歯車5
に面する部位に設けた呼び液吸込口であり、該呼
び液吸込口15には呼び液タンク(図示してな
い)が供給管(図示してない)を介して連結され
るようになつており、該呼び液吸込口15を通し
て駆動歯車5に呼び液を直接ふりかける態様で内
部室3に呼び液を供給することができるようにな
つている。
に面する部位に設けた呼び液吸込口であり、該呼
び液吸込口15には呼び液タンク(図示してな
い)が供給管(図示してない)を介して連結され
るようになつており、該呼び液吸込口15を通し
て駆動歯車5に呼び液を直接ふりかける態様で内
部室3に呼び液を供給することができるようにな
つている。
かようにして、本発明によれば、冒頭に述べた
如き欠点ないし不都合が解消されるばかりでな
く、必要に応じて呼び液を供給してやることがで
きると共に、高い吐出し圧力を維持して運転する
ことのできる高効率で汎用性のある外接式ギヤポ
ンプを廉価に提供することができるものであつ
て、その実益は誠に多大である。
如き欠点ないし不都合が解消されるばかりでな
く、必要に応じて呼び液を供給してやることがで
きると共に、高い吐出し圧力を維持して運転する
ことのできる高効率で汎用性のある外接式ギヤポ
ンプを廉価に提供することができるものであつ
て、その実益は誠に多大である。
第1図は本発明に係るギヤポンプの縦断側面
図、第2図は第1図のA−A線による断面図、第
3図は軸受部材を兼ねる摺動弁板の端面図であ
る。 図面において、1はケーシング、3は内部室、
3A及び3Bは室部分、4は駆動軸、5は駆動歯
車、6は従動軸、7は従動歯車、11A及び11
Bは内部室の端壁面、12は軸受部材を兼ねる摺
動弁板、15は呼び液吸込口である。
図、第2図は第1図のA−A線による断面図、第
3図は軸受部材を兼ねる摺動弁板の端面図であ
る。 図面において、1はケーシング、3は内部室、
3A及び3Bは室部分、4は駆動軸、5は駆動歯
車、6は従動軸、7は従動歯車、11A及び11
Bは内部室の端壁面、12は軸受部材を兼ねる摺
動弁板、15は呼び液吸込口である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーシングの内部室内で一対の歯車が外接し
て噛合回転する形式のギヤポンプにおいて、該一
対の歯車の少なくとも片側面とこれに対向する該
内部室の端壁面との間の室部分に、その室部分の
断面形状・寸法に適合した形状・寸法を有する複
数の軸受部材を兼ねる摺動弁板を若干のすきまを
残した態様で装填すると共に、これら摺動弁板の
貫通孔に歯車の駆動軸及び従動軸の両軸をそれぞ
れ挿通したこと、前記ケーシング、前記一対の歯
車及び前記摺動弁板を適量の炭素繊維を混合した
合成樹脂材でそれぞれ製出したこと、歯車の駆動
軸及び従動軸の両軸をそれぞれセラミツクスで製
出したこと、及び前記ケーシングの上部の駆動歯
車に面する部位に呼び液タンクに連結される呼び
液吸込口を設けたことを特徴とするギヤポンプ。 2 合成樹脂が弗素樹脂であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載のギヤポンプ。 3 セラミツクスが99%前後のアルミナを含有す
る緻密質のものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載のギヤポンプ。 4 弗素樹脂がテトラフルオロエチレンとエチレ
ンの共重合体であり、15〜20%の炭素繊維を含有
するものであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載のギヤポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728883A JPS6019977A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 外接式ギヤポンプの改良 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12728883A JPS6019977A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 外接式ギヤポンプの改良 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6019977A JPS6019977A (ja) | 1985-02-01 |
| JPS6346276B2 true JPS6346276B2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=14956257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12728883A Granted JPS6019977A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 外接式ギヤポンプの改良 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019977A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6997689B2 (en) * | 2003-02-20 | 2006-02-14 | Honeywell International Inc. | Offset bearing for extended fuel pump life |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5250782B2 (ja) * | 1972-06-16 | 1977-12-27 | ||
| JPS5020206U (ja) * | 1973-06-18 | 1975-03-07 | ||
| JPS6311640Y2 (ja) * | 1980-08-07 | 1988-04-05 |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP12728883A patent/JPS6019977A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6019977A (ja) | 1985-02-01 |
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