JPS6347171Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347171Y2 JPS6347171Y2 JP20258183U JP20258183U JPS6347171Y2 JP S6347171 Y2 JPS6347171 Y2 JP S6347171Y2 JP 20258183 U JP20258183 U JP 20258183U JP 20258183 U JP20258183 U JP 20258183U JP S6347171 Y2 JPS6347171 Y2 JP S6347171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- retainer
- eccentric bearing
- crank pin
- rotates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等に用いられるワイパ装置に関
し、より詳細には停止時に一旦逆転してから停止
する正逆回転可能な1個のワイパモータにより互
いに対向的に作動され停止位置にて重合する2個
のブレードを備えたワイパ装置に関する。
し、より詳細には停止時に一旦逆転してから停止
する正逆回転可能な1個のワイパモータにより互
いに対向的に作動され停止位置にて重合する2個
のブレードを備えたワイパ装置に関する。
この種のワイパ装置は従来より一般に使用され
ており、重合する2個のブレードの共通払拭範囲
内での衝突を回避するため、内方向及び外方向払
拭作動時において両ブレードの払拭角速度の大小
関係を逆転させることが一般的に行なわれてい
る。従つて両ブレードの各反転位置近傍において
両ブレードとも払拭角速度の変化が大となつて大
きな慣性力がワイパ装置に働くため、ワイパ装置
の各部の耐久性が劣下したり大きな作動音が発生
する欠点があつた。
ており、重合する2個のブレードの共通払拭範囲
内での衝突を回避するため、内方向及び外方向払
拭作動時において両ブレードの払拭角速度の大小
関係を逆転させることが一般的に行なわれてい
る。従つて両ブレードの各反転位置近傍において
両ブレードとも払拭角速度の変化が大となつて大
きな慣性力がワイパ装置に働くため、ワイパ装置
の各部の耐久性が劣下したり大きな作動音が発生
する欠点があつた。
一方、実公昭49−6016号公報の如く、払拭作動
時に両ブレードがほぼ等しい角速度で移動しても
両ブレードの共通払拭範囲内での衝突を回避でき
るようにし、上記した欠点を解消したものも公知
であるが、このものにおいては、ワイパモータの
減速部に複雑な構造のクラツチ機構を内蔵してい
るので、部品点数が増大すると共にワイパモータ
が大型化し、高価なものとなる欠点がある。ま
た、上方のブレードを駆動する連結棒と下方のブ
レードを駆動する連結棒とを直角的に配置し、且
つ駆動ギヤーと一体に設けた偏心軸の偏心方向と
停止位置における前記上方のブレードを駆動する
連結棒の長手方向とを同方向にしなければならな
いため、これらリンク機構の配置がめんどうなも
のになると共にリンク機構配置の自由度が大巾に
制約される欠点がある。
時に両ブレードがほぼ等しい角速度で移動しても
両ブレードの共通払拭範囲内での衝突を回避でき
るようにし、上記した欠点を解消したものも公知
であるが、このものにおいては、ワイパモータの
減速部に複雑な構造のクラツチ機構を内蔵してい
るので、部品点数が増大すると共にワイパモータ
が大型化し、高価なものとなる欠点がある。ま
た、上方のブレードを駆動する連結棒と下方のブ
レードを駆動する連結棒とを直角的に配置し、且
つ駆動ギヤーと一体に設けた偏心軸の偏心方向と
停止位置における前記上方のブレードを駆動する
連結棒の長手方向とを同方向にしなければならな
いため、これらリンク機構の配置がめんどうなも
のになると共にリンク機構配置の自由度が大巾に
制約される欠点がある。
本考案の目的は、上述した従来技術の欠点を解
消し、互いに対向的に作動され停止位置にて重合
する2個のブレードを備えたワイパ装置において
反転位置近傍における両ブレードの払拭角速度の
変化を最少にしてもその共通払拭範囲内での衝突
を回避することができるワイパ装置を、部品点数
が少なくワイパモータの小型化が可能で安価なも
のにすると共に、リンク機構の配置を簡単にする
ことにある。
消し、互いに対向的に作動され停止位置にて重合
する2個のブレードを備えたワイパ装置において
反転位置近傍における両ブレードの払拭角速度の
変化を最少にしてもその共通払拭範囲内での衝突
を回避することができるワイパ装置を、部品点数
が少なくワイパモータの小型化が可能で安価なも
のにすると共に、リンク機構の配置を簡単にする
ことにある。
以下、本考案を第1図乃至第5図に示す第1実
施例に基づき詳細に説明する。
施例に基づき詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例におけ
るワイパ装置の夫々ワイパ停止時及び作動時の動
作状態を示す説明図、第3図は本考案の第1実施
例におけるワイパ装置の要部を示す部分縦断面
図、第4図及び第5図は夫々ワイパモータの正転
時及び逆転時の作動状態を示す第3図のA−A線
断面図である。
るワイパ装置の夫々ワイパ停止時及び作動時の動
作状態を示す説明図、第3図は本考案の第1実施
例におけるワイパ装置の要部を示す部分縦断面
図、第4図及び第5図は夫々ワイパモータの正転
時及び逆転時の作動状態を示す第3図のA−A線
断面図である。
第1図乃至第5図において、1,2は夫々ワイ
パモータ7により互いに対向的に作動され停止位
置にて重合するブレードであり、夫々ワイパアー
ム3,4の一端に取付けてある。両ワイパアーム
3,4の他端には上方のブレード1と下方のブレ
ード2を夫々往復回動させる第1ピボツト軸5及
び第2ピボツト軸6が固着してある。
パモータ7により互いに対向的に作動され停止位
置にて重合するブレードであり、夫々ワイパアー
ム3,4の一端に取付けてある。両ワイパアーム
3,4の他端には上方のブレード1と下方のブレ
ード2を夫々往復回動させる第1ピボツト軸5及
び第2ピボツト軸6が固着してある。
前記ワイパモータ7はワイパ装置の作動時には
正転し、停止時には一旦逆転してから所定の停止
位置で停止する正逆回転可能なモータであり、該
モータ7の出力軸7aにはクランクアーム8が固
着してある。該クランクアーム8の他端にはクラ
ンクピン9が固着してあり、該クランクピン9に
偏心量がεの偏心軸受10を枢着している。12
は第1リンク機構であり、前記偏心軸受10に第
1リテーナ11を介して一端が枢着されたコンロ
ツド13と、アイドラピボツト軸14に枢着され
た一端を前記コンロツド13の他端に連結したア
イドラアーム15と、前記第1ピボツト軸5に固
着した第1ピボツトアーム16と、該アーム16
に一端を連結し他端を前記アイドラアーム15の
他端に連結したコンロツド17とから成る。つま
り第1リンク機構12は、偏心軸受10に第1リ
テーナ11を介して枢着され該第1リテーナ11
と第1ピボツト軸5間を連結するものである。前
記コンロツド13はリテーナリング18により第
1リテーナ11に固定される。
正転し、停止時には一旦逆転してから所定の停止
位置で停止する正逆回転可能なモータであり、該
モータ7の出力軸7aにはクランクアーム8が固
着してある。該クランクアーム8の他端にはクラ
ンクピン9が固着してあり、該クランクピン9に
偏心量がεの偏心軸受10を枢着している。12
は第1リンク機構であり、前記偏心軸受10に第
1リテーナ11を介して一端が枢着されたコンロ
ツド13と、アイドラピボツト軸14に枢着され
た一端を前記コンロツド13の他端に連結したア
イドラアーム15と、前記第1ピボツト軸5に固
着した第1ピボツトアーム16と、該アーム16
に一端を連結し他端を前記アイドラアーム15の
他端に連結したコンロツド17とから成る。つま
り第1リンク機構12は、偏心軸受10に第1リ
テーナ11を介して枢着され該第1リテーナ11
と第1ピボツト軸5間を連結するものである。前
記コンロツド13はリテーナリング18により第
1リテーナ11に固定される。
前記クランクピン9は第3図に示す様に上面を
平面状とした球体部9aと軸部9bとから成り、
軸部9bは段付形状をなして、その小径部をクラ
ンクアーム8に固着し、その中径部に偏心軸受1
0を枢着すると共に、その大径部にコイル状のス
プリング19を嵌合している。そして、このスプ
リング19の一端側19aを偏心軸受10に形成
した嵌合孔10aに挿入して固定している。尚、
前記クランクピン9の球体部9a側を第1リテー
ナ11から貫通させるために該第1リテーナ11
の上壁に孔11aを設けている。
平面状とした球体部9aと軸部9bとから成り、
軸部9bは段付形状をなして、その小径部をクラ
ンクアーム8に固着し、その中径部に偏心軸受1
0を枢着すると共に、その大径部にコイル状のス
プリング19を嵌合している。そして、このスプ
リング19の一端側19aを偏心軸受10に形成
した嵌合孔10aに挿入して固定している。尚、
前記クランクピン9の球体部9a側を第1リテー
ナ11から貫通させるために該第1リテーナ11
の上壁に孔11aを設けている。
20は第2リンク機構であり、前記クランクピ
ン9の球体部9aに第2リテーナ21を介して一
端が枢着されたコンロツド22と、該コンロツド
22の他端に連結され前記第2ピボツト軸6に固
着した第2ピボツトアーム23とからなる。つま
り第2リンク機構20は、第2リテーナ21を介
してクランクピン9に枢着され該第2リテーナ2
1と第2ピボツト軸6間を連結するものである。
尚、第2リテーナ21は合成樹脂からなりコンロ
ツド22に一体にモールド成型されている。
ン9の球体部9aに第2リテーナ21を介して一
端が枢着されたコンロツド22と、該コンロツド
22の他端に連結され前記第2ピボツト軸6に固
着した第2ピボツトアーム23とからなる。つま
り第2リンク機構20は、第2リテーナ21を介
してクランクピン9に枢着され該第2リテーナ2
1と第2ピボツト軸6間を連結するものである。
尚、第2リテーナ21は合成樹脂からなりコンロ
ツド22に一体にモールド成型されている。
前記第1リテーナ11には第4図及び第5図に
示す如く内周壁に突起11bを形成し、かつ偏心
軸受10の上面に2個の突起10b,10cを形
成して両突起11bと10b又は11bと10c
とが係合して偏心軸受10を第1リテーナ11に
対してほぼ180゜だけ回転できるように規制してい
る。そして、前記コイル状のスプリング19と第
1リテーナ11の内周壁に設けた突起11bと偏
心軸受10の上面に設けた2個の突起10b,1
0cとで、ワイパモータ7の正転時と逆転時の
夫々初期においてのみ偏心軸受10と第1リテー
ナ11間を所定角度(ほぼ180゜)回転させ該偏心
軸受10の第1リテーナに対する相対位置を反転
させる位置反転手段23を構成する。
示す如く内周壁に突起11bを形成し、かつ偏心
軸受10の上面に2個の突起10b,10cを形
成して両突起11bと10b又は11bと10c
とが係合して偏心軸受10を第1リテーナ11に
対してほぼ180゜だけ回転できるように規制してい
る。そして、前記コイル状のスプリング19と第
1リテーナ11の内周壁に設けた突起11bと偏
心軸受10の上面に設けた2個の突起10b,1
0cとで、ワイパモータ7の正転時と逆転時の
夫々初期においてのみ偏心軸受10と第1リテー
ナ11間を所定角度(ほぼ180゜)回転させ該偏心
軸受10の第1リテーナに対する相対位置を反転
させる位置反転手段23を構成する。
以上の構成において、第1図及び第5図に示す
ワイパの停止状態においては偏心軸受10と第1
リテーナ11との相対位置関係は第5図に示す通
りであり、偏心軸受10の中心はクランクピン9
の中心より該偏心軸受10の偏心量εだけコンロ
ツド13の一端側(第5図における左側)に寄つ
ており、第1リンク機構12の一部を構成するコ
ンロツド13の有効長は(L1−ε)である。又、
第2リンク機構20の一部を構成するコンロツド
22の有効長はL2である。このワイパの停止状
態からワイパを作動すべく図示しないワイパスイ
ツチをONにするとワイパモータ7は正転し、出
力軸7aに一端を固着したクランクアーム8は第
5図の矢印B方向に回転する。ここで、クランク
ピン9の大径部にコイル状のスプリング19を嵌
合し、該スプリング19の一端側19aを偏心軸
受10の嵌合孔10aに挿入して固定しているの
で、ワイパモータ7の正転時初期においては偏心
軸受10がクランクピン9と一体となつて該偏心
軸受10と第1リテーナ11間で摺動回転し、ほ
ぼ180゜回転したところで第4図に示す如く偏心軸
受10に形成した突起10cが第1リテーナ11
に形成した突起11bに係合するため、以後偏心
軸受10と第1リテーナ11とが一体となつてク
ランクピン9と偏心軸受10間で連続して摺動回
転する。尚、この回転方向はスプリング19のゆ
るみ方向の回転のためクランクピン9と該スプリ
ング19間に生ずる負荷はわずかである。つま
り、前記位置反転手段23によりワイパモータ7
の正転時初期においてのみ偏心軸受10と第1リ
テーナ11間を所定角度(ほぼ180゜)回転させて
おり、その結果、偏心軸受10の中心はクランク
ピン9の中心より該偏心軸受10の偏心量εだけ
コンロツド13の他端側(第4図における右側)
に寄り、コンロツド13の有効長は(L1+ε)
となる。従つて第2図に示す如く上方のブレード
1の内方反転位置が二点鎖線で示す停止位置より
も角度αだけ上方の位置にくるようになる。ここ
で、コンロツド22の有効長L2は変化しないの
で、下方のブレード2の内方反転位置は第1図に
示す停止位置と変わらない。従つて、上方のブレ
ード1を下方のブレード2とほぼ等しい払拭角速
度をもつて往復回動させても内方反転位置付近の
共通払拭範囲内での両ブレード1,2の衝突を回
避することができる。
ワイパの停止状態においては偏心軸受10と第1
リテーナ11との相対位置関係は第5図に示す通
りであり、偏心軸受10の中心はクランクピン9
の中心より該偏心軸受10の偏心量εだけコンロ
ツド13の一端側(第5図における左側)に寄つ
ており、第1リンク機構12の一部を構成するコ
ンロツド13の有効長は(L1−ε)である。又、
第2リンク機構20の一部を構成するコンロツド
22の有効長はL2である。このワイパの停止状
態からワイパを作動すべく図示しないワイパスイ
ツチをONにするとワイパモータ7は正転し、出
力軸7aに一端を固着したクランクアーム8は第
5図の矢印B方向に回転する。ここで、クランク
ピン9の大径部にコイル状のスプリング19を嵌
合し、該スプリング19の一端側19aを偏心軸
受10の嵌合孔10aに挿入して固定しているの
で、ワイパモータ7の正転時初期においては偏心
軸受10がクランクピン9と一体となつて該偏心
軸受10と第1リテーナ11間で摺動回転し、ほ
ぼ180゜回転したところで第4図に示す如く偏心軸
受10に形成した突起10cが第1リテーナ11
に形成した突起11bに係合するため、以後偏心
軸受10と第1リテーナ11とが一体となつてク
ランクピン9と偏心軸受10間で連続して摺動回
転する。尚、この回転方向はスプリング19のゆ
るみ方向の回転のためクランクピン9と該スプリ
ング19間に生ずる負荷はわずかである。つま
り、前記位置反転手段23によりワイパモータ7
の正転時初期においてのみ偏心軸受10と第1リ
テーナ11間を所定角度(ほぼ180゜)回転させて
おり、その結果、偏心軸受10の中心はクランク
ピン9の中心より該偏心軸受10の偏心量εだけ
コンロツド13の他端側(第4図における右側)
に寄り、コンロツド13の有効長は(L1+ε)
となる。従つて第2図に示す如く上方のブレード
1の内方反転位置が二点鎖線で示す停止位置より
も角度αだけ上方の位置にくるようになる。ここ
で、コンロツド22の有効長L2は変化しないの
で、下方のブレード2の内方反転位置は第1図に
示す停止位置と変わらない。従つて、上方のブレ
ード1を下方のブレード2とほぼ等しい払拭角速
度をもつて往復回動させても内方反転位置付近の
共通払拭範囲内での両ブレード1,2の衝突を回
避することができる。
次に、ワイパを停止させるべくワイパスイツチ
をOFFにするとワイパモータ7は逆転し、クラ
ンクアーム8は第4図の矢印C方向に回転する。
該モータ7の逆転時初期においては偏心軸受10
がクランクピン9と一体となつて該偏心軸受10
と第1リテーナ11間で摺動回転し、ほぼ180゜回
転したところで第5図に示す如く他方の突起10
bが突起11bに係合するため、偏心軸受10と
第1リテーナ11とが一体となつてスプリング1
9の締付力に抗してクランクピン9と偏心軸受1
0間で摺動回転する。つまり、前記位置反転手段
23によりワイパモータ7の逆転時初期において
のみ偏心軸受10と第1リテーナ11間を所定角
度(ほぼ180゜)回転させており、その結果、偏心
軸受10の中心はクランクピン9の中心より偏心
量εだけコンロツド13の一端側(第5図におけ
る左側)に寄り、コンロツド13の有効長は
(L1−ε)となる。尚、コンロツド22の有効長
L2はそのままである。従つて、その後図示しな
い定位置停止機構により第1図に示す如く上方の
ブレード1はワイパ作動時の内方反転位置より角
度αだけ下方の所定の停止位置で停止し、下方の
ブレード2はワイパ作動時の内方反転位置である
所定の停止位置で停止する。
をOFFにするとワイパモータ7は逆転し、クラ
ンクアーム8は第4図の矢印C方向に回転する。
該モータ7の逆転時初期においては偏心軸受10
がクランクピン9と一体となつて該偏心軸受10
と第1リテーナ11間で摺動回転し、ほぼ180゜回
転したところで第5図に示す如く他方の突起10
bが突起11bに係合するため、偏心軸受10と
第1リテーナ11とが一体となつてスプリング1
9の締付力に抗してクランクピン9と偏心軸受1
0間で摺動回転する。つまり、前記位置反転手段
23によりワイパモータ7の逆転時初期において
のみ偏心軸受10と第1リテーナ11間を所定角
度(ほぼ180゜)回転させており、その結果、偏心
軸受10の中心はクランクピン9の中心より偏心
量εだけコンロツド13の一端側(第5図におけ
る左側)に寄り、コンロツド13の有効長は
(L1−ε)となる。尚、コンロツド22の有効長
L2はそのままである。従つて、その後図示しな
い定位置停止機構により第1図に示す如く上方の
ブレード1はワイパ作動時の内方反転位置より角
度αだけ下方の所定の停止位置で停止し、下方の
ブレード2はワイパ作動時の内方反転位置である
所定の停止位置で停止する。
以上のように本実施例においては、クランクピ
ン9に枢着した偏心軸受10を簡単な構成の位置
反転手段23によりワイパモータ7の正転時と逆
転時の夫々初期においてのみ反転させてコンロツ
ド13即ち第1リンク機構12の有効長をワイパ
作動時には(L1+ε)と長くし、停止時には
(L1−ε)と短かくして、両ブレード1,2の反
転位置近傍における払拭角速度の変化を最少にし
てもその共通払拭範囲内での両ブレード1,2の
衝突を回避させたワイパ装置としたので、従来装
置の如くワイパモータの減速部に複雑な構造のク
ラツチ機構を内蔵することは必要なくなり、この
ため部品点数が減少すると共にワイパモータ7の
小型化が可能となり、全体として安価なワイパ装
置となる効果を有する。またリンク機構12,2
0の配置も従来装置の如く方向性に制約を受けな
いので、その配置が簡単なものになると共にリン
ク機構12,20の配置の自由度が向上する効果
を有する。
ン9に枢着した偏心軸受10を簡単な構成の位置
反転手段23によりワイパモータ7の正転時と逆
転時の夫々初期においてのみ反転させてコンロツ
ド13即ち第1リンク機構12の有効長をワイパ
作動時には(L1+ε)と長くし、停止時には
(L1−ε)と短かくして、両ブレード1,2の反
転位置近傍における払拭角速度の変化を最少にし
てもその共通払拭範囲内での両ブレード1,2の
衝突を回避させたワイパ装置としたので、従来装
置の如くワイパモータの減速部に複雑な構造のク
ラツチ機構を内蔵することは必要なくなり、この
ため部品点数が減少すると共にワイパモータ7の
小型化が可能となり、全体として安価なワイパ装
置となる効果を有する。またリンク機構12,2
0の配置も従来装置の如く方向性に制約を受けな
いので、その配置が簡単なものになると共にリン
ク機構12,20の配置の自由度が向上する効果
を有する。
第6図乃至第8図は本考案に係るワイパ装置の
第2実施例であり、第6図及び第7図は本考案の
第2実施例におけるワイパ装置の夫々ワイパ停止
時及びワイパ作動時の動作状態を示す説明図、第
8図は本考案の第2実施例におけるワイパ装置の
要部を示す部分縦断面図である。
第2実施例であり、第6図及び第7図は本考案の
第2実施例におけるワイパ装置の夫々ワイパ停止
時及びワイパ作動時の動作状態を示す説明図、第
8図は本考案の第2実施例におけるワイパ装置の
要部を示す部分縦断面図である。
この実施例は、第1リンク機構32を、偏心軸
受10に第1リテーナ11を介して一端が枢着さ
れたコンロツド33と、一端が第1ピボツト軸5
に固着され他端が前記コンロツド33の他端に連
結された第1ピボツトアーム16とから構成する
とともに、クランクアーム8の他端に固着したク
ランクピン9の球体部9aと軸部9bとを分離
し、軸部9bにリードアーム34の一端を固着し
該リードアーム34の他端に球体部9aを固着し
て第2リンク機構20の一部を構成するコンロツ
ド22を第2リテーナ21を介してクランクピン
9の球体部9aに枢着したものである。その他の
構成は第1実施例と同じである。
受10に第1リテーナ11を介して一端が枢着さ
れたコンロツド33と、一端が第1ピボツト軸5
に固着され他端が前記コンロツド33の他端に連
結された第1ピボツトアーム16とから構成する
とともに、クランクアーム8の他端に固着したク
ランクピン9の球体部9aと軸部9bとを分離
し、軸部9bにリードアーム34の一端を固着し
該リードアーム34の他端に球体部9aを固着し
て第2リンク機構20の一部を構成するコンロツ
ド22を第2リテーナ21を介してクランクピン
9の球体部9aに枢着したものである。その他の
構成は第1実施例と同じである。
この第2実施例においては、ワイパの停止時に
おける偏心軸受10と第1リテーナ11との相対
位置関係は第6図に示す通りであり、偏心軸受1
0の中心をクランクピン9の軸部9bの中心より
偏心量εだけコンロツド33の一端側に寄らして
おり、コンロツド33の有効長を(L3+ε)と
しておく。このワイパの停止状態からワイパを作
動させると第1実施例の作用と同様に位置反転手
段23により偏心軸受10の第1リテーナ11に
対する相対位置が反転し、コンロツド33の有効
長が(L3+ε)となる。従つて第7図に示す如
く上方のブレード1の内方反転位置が二点鎖線で
示す停止位置よりも角度αだけ上方の位置にくる
ようになる。尚、コンロツド22の有効長は第1
実施例と同様変化せず、下方のブレード2の内方
反転位置は第6図に示す停止位置と変わらない。
ワイパ停止時においても第1実施例と同様な作用
をし、コンロツド33の有効長が(L3+ε)と
なつて第6図に示す所定の停止位置で停止する。
おける偏心軸受10と第1リテーナ11との相対
位置関係は第6図に示す通りであり、偏心軸受1
0の中心をクランクピン9の軸部9bの中心より
偏心量εだけコンロツド33の一端側に寄らして
おり、コンロツド33の有効長を(L3+ε)と
しておく。このワイパの停止状態からワイパを作
動させると第1実施例の作用と同様に位置反転手
段23により偏心軸受10の第1リテーナ11に
対する相対位置が反転し、コンロツド33の有効
長が(L3+ε)となる。従つて第7図に示す如
く上方のブレード1の内方反転位置が二点鎖線で
示す停止位置よりも角度αだけ上方の位置にくる
ようになる。尚、コンロツド22の有効長は第1
実施例と同様変化せず、下方のブレード2の内方
反転位置は第6図に示す停止位置と変わらない。
ワイパ停止時においても第1実施例と同様な作用
をし、コンロツド33の有効長が(L3+ε)と
なつて第6図に示す所定の停止位置で停止する。
従つて、この第2実施例も前述した第1実施例
と同様の効果を有すると共に、第1実施例よりも
第1リンク機構の構成が簡単になり、一層リンク
機構の配置が簡単になる。
と同様の効果を有すると共に、第1実施例よりも
第1リンク機構の構成が簡単になり、一層リンク
機構の配置が簡単になる。
以上の如く本考案は、クランクピンに枢着した
偏心軸受を簡単な構成の位置反転手段によりワイ
パモータの正転時と逆転時の夫々初期においての
み反転させてワイパ作動時とワイパ停止時におけ
る第1リンク機構の有効長を変えることにより、
互いに対向的に作動する両ブレードの反転位置近
傍における払拭角速度の変化を最少にしてもその
共通払拭範囲内での両ブレードの衝突を回避させ
ることができるワイパ装置としたので、部品点数
が減少すると共にワイパモータの小型化が可能と
なり、安価なワイパ装置となる。また、リンク機
構の配置も簡単なものになると共にリンク機構の
配置の自由度が向上する等の優れた効果を有す
る。
偏心軸受を簡単な構成の位置反転手段によりワイ
パモータの正転時と逆転時の夫々初期においての
み反転させてワイパ作動時とワイパ停止時におけ
る第1リンク機構の有効長を変えることにより、
互いに対向的に作動する両ブレードの反転位置近
傍における払拭角速度の変化を最少にしてもその
共通払拭範囲内での両ブレードの衝突を回避させ
ることができるワイパ装置としたので、部品点数
が減少すると共にワイパモータの小型化が可能と
なり、安価なワイパ装置となる。また、リンク機
構の配置も簡単なものになると共にリンク機構の
配置の自由度が向上する等の優れた効果を有す
る。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例におけ
るワイパ装置の夫々ワイパ停止時及びワイパ作動
時の動作状態を示す説明図、第3図は本考案の第
1実施例におけるワイパ装置の要部を示す部分縦
断面図、第4図及び第5図は夫々ワイパモータの
正転時及び逆転時の作動状態を示す第3図のA−
A線断面図、第6図及び第7図は本考案の第2実
施例におけるワイパ装置の夫々ワイパ停止時及び
ワイパ作動時の動作状態を示す説明図、第8図は
本考案の第2実施例におけるワイパ装置の要部を
示す部分縦断面図である。 1……上方のブレード、2……下方のブレー
ド、5……第1ピボツト軸、6……第2ピボツト
軸、7……ワイパモータ、7a……出力軸、8…
…クランクアーム、9……クランクピン、10…
…偏心軸受、11……第1リテーナ、12,32
……第1リンク機構、20……第2リンク機構、
21……第2リテーナ、23……位置反転手段。
るワイパ装置の夫々ワイパ停止時及びワイパ作動
時の動作状態を示す説明図、第3図は本考案の第
1実施例におけるワイパ装置の要部を示す部分縦
断面図、第4図及び第5図は夫々ワイパモータの
正転時及び逆転時の作動状態を示す第3図のA−
A線断面図、第6図及び第7図は本考案の第2実
施例におけるワイパ装置の夫々ワイパ停止時及び
ワイパ作動時の動作状態を示す説明図、第8図は
本考案の第2実施例におけるワイパ装置の要部を
示す部分縦断面図である。 1……上方のブレード、2……下方のブレー
ド、5……第1ピボツト軸、6……第2ピボツト
軸、7……ワイパモータ、7a……出力軸、8…
…クランクアーム、9……クランクピン、10…
…偏心軸受、11……第1リテーナ、12,32
……第1リンク機構、20……第2リンク機構、
21……第2リテーナ、23……位置反転手段。
Claims (1)
- ワイパ作動時には正転し停止時には一旦逆転し
てから所定の停止位置で停止する正逆回転可能な
1個のワイパモータにより、互いに対向的に作動
され停止位置にて重合する上方と下方の2個のブ
レードを備えたワイパ装置において、前記上方の
ブレードと下方のブレードを夫々往復回動させる
第1ピボツト軸及び第2ピボツト軸と、前記ワイ
パモータの出力軸に一端を固着し他端にクランク
ピンを固着したクランクアームと、前記クランク
ピンに枢着した偏心軸受と、該偏心軸受に第1リ
テーナを介して枢着され該第1リテーナと前記第
1ピボツト軸間を連結する第1リンク機構と、前
記ワイパモータの正転時と逆転時の夫々初期にお
いてのみ前記偏心軸受と第1リテーナ間を所定角
度回転させ該偏心軸受の第1リテーナに対する相
対位置を反転させる位置反転手段と、第2リテー
ナを介して前記クランクピンに枢着され該第2リ
テーナと前記第2ピボツト軸間を連結する第2リ
ンク機構とを具備したことを特徴とするワイパ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20258183U JPS60105258U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20258183U JPS60105258U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | ワイパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105258U JPS60105258U (ja) | 1985-07-18 |
| JPS6347171Y2 true JPS6347171Y2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=30765021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20258183U Granted JPS60105258U (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | ワイパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105258U (ja) |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP20258183U patent/JPS60105258U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105258U (ja) | 1985-07-18 |
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