JPS634792B2 - - Google Patents

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JPS634792B2
JPS634792B2 JP58223244A JP22324483A JPS634792B2 JP S634792 B2 JPS634792 B2 JP S634792B2 JP 58223244 A JP58223244 A JP 58223244A JP 22324483 A JP22324483 A JP 22324483A JP S634792 B2 JPS634792 B2 JP S634792B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ptfe
cloth
roving
glass fiber
layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP58223244A
Other languages
English (en)
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JPS60115440A (ja
Inventor
Takamichi Ishikawa
Mitsuharu Morozumi
Minoru Sawaki
Terutada Matsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP22324483A priority Critical patent/JPS60115440A/ja
Publication of JPS60115440A publication Critical patent/JPS60115440A/ja
Publication of JPS634792B2 publication Critical patent/JPS634792B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被覆材料に関するものであり、さらに
詳しくは、特定の裏打ち層を有し、基材上にポリ
テトラフルオロエチレンからなる表層を強固に形
成するのに適した被覆材料に関するものである。
ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと略
記することがある)は耐薬品性、耐熱性、非粘着
性等被覆材料として要求される種々の特性を兼ね
備えた素材であるが、反面そのままでは接着性が
乏しく素材との強固な接合が困難であるという難
点がある。
PTFEと基材との接着力を改善する試みは種々
なされており、その一つとして、PTFEシートに
ガラス繊維布からなる裏打ち層を設け、該層を介
して基材に接着せしめる方法が提案されている
(特公昭39−25288号公報あるいは特公昭57−5180
号公報などを参照)。
しかしながら、公知の方法による場合、PTFE
層を通しての蒸気の浸透および凝縮に基づく種々
の弊害が避け難かつた。すなわち、PTFE層の厚
さが小さい場合には、該層を透過した蒸気の凝縮
に基づき、裏打ち材であるガラス繊維布と基材の
界面近傍にフクレが発生し、そのため基材との接
着強度が大幅に低下し、はなはだしい場合には剥
離を生じ、被覆材料としては未だ不充分なもので
あつた。そこで、一般にはPTFE層の厚さを大き
くとり、界面への蒸気の浸透量を低減するという
手法が採用されているが、この場合には、必然的
に被覆材層の可撓性あるいは加工性が低下し、適
用可能な基材形状が制限されるとともに、高価な
PTFEの使用量が増大するという欠点が生じ、さ
らには、PTFE層内での凝縮による被覆層自在の
破壊などの現象もみられた。
本発明者らは、上記問題点の認識のもとに鋭意
研究を重ねた交果、ガラス繊維布としてロービン
グクロスという特定構造のものを使用することに
より、PTFE層の厚さを小さくした場合にも、前
記したごとき問題が生じなくなるという驚くべき
知見を見出し、本発明をなすに到つた。
かくして、本発明は上記知見に基づいて完成さ
れたものであり、ポリテトラフルオロエチレンシ
ートに熔融成形可能なパーフルオロポリマーから
なる接着剤層を介してガラス繊維布を積層せしめ
てなる被覆材料において、前記ポリテトラフルオ
ロエチレンシートの厚さが0.2〜1.5mmであり、ガ
ラス繊維布がロービングクロスであることを特徴
とする被覆材料を新規に提供するものである。
本発明においては、PTFEシートの厚さが0.2
〜1.5mm、好ましくは0.3〜1.3mmであることが重要
である。かかる範囲よりも小さすぎる場合には、
取扱い中に破損して、孔開きを生ずる恐れがあ
り、一方、大きすぎる場合には、前記した如き、
加工性低下に基づく基材形状の制約、高価な
PTFE使用量の増大、さらには被覆層自体の破壊
などの欠点が生じ、いずれも不都合である。
本発明において、PTFEシートは熔融成形可能
なパーフルオロポリマーからなる接着剤層を介し
てガラス繊維布に積層される。かかるポリマーは
加熱熔融せしめることにより、軟化したPTFEと
接着するとともに、ガラス繊維層に一部が浸透
し、冷却固化することによりアンカー効果により
PTFE/ガラス繊維布間の強固な接合が達成され
る。かかるポリマーとしては、テトラフルオロエ
チレン(TFE)とパーフルオロオレフインおよ
び/またはパーフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)との各種共重合体、例えばTFE−ヘキサフ
ルオロプロピレン(HFP)共重合体、TFE−パ
ーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PPVE)
共重合体、TFE−HFP−PPVE三元共重合体、
TFE−パーフルオロ(プロポキシプロピルビニ
ルエーテル)(PHVE)共重合体、TFE−HFP−
PHVE三元共重合体等が好ましく採用可能であ
る。
上記のごとき接着剤層の形成方法はとくに限定
されないが、別途熔融成形により得られたパーフ
ルオロポリマーフイルムをPTFEシートとロービ
ングクロスとの間に存在せしめ加圧加熱する方法
が操作性の面から好ましく採用可能である。この
場合、フイルムの厚さは、小さすぎる場合には
PTFE/ガラス繊維布間の接着不良の原因とな
り、また、大きすぎる場合には、ガラス繊維布の
目を通してその裏面までを覆つてしまうことがあ
り、ガラス繊維布/基材間の接着不良の原因とな
るので、25〜100μm程度の範囲から選定するこ
とが好ましい。
本発明においては、ガラス繊維布としてロービ
ングシートを使用することが極めて重要である。
ロービングシートは、ロービング、すなわち、連
続フイラメントを数100本以上加撚せずに一束に
まとめたガラス繊維(撚数0.1/25mm以下)を平
織に製織してなるものである。従来、フツ素樹脂
シートの裏打ち材としては、専ら加撚された撚糸
からなるガラスクロス、バグフイルタークロス、
編物、組物が使用されており、ロービングシート
を使用した例は知られていない。
本発明においては、ロービングシートの使用に
より、PTFE層と基材との間に浸透蒸気の排出通
路が確保されるために、浸透蒸気の凝縮・蓄積に
基づくフクレ・剥離などの形成が抑制され、被覆
層の耐久性が著るしく向上する。すなわち、ロー
ビングシートにおいては、ストランドが加撚され
ていないために、フイラメント間の空隙が、横
糸・縦糸の両方向に連続孔として延びており、
PTFEシートとの間の接着媒体であるパーフルオ
ロポリマーの量および基材との間の接着媒体の量
を適切にすれば排出通路が確保されることにな
る。なお、基材との間の接着媒体として比較的高
粘度のものを使用する場合には、ロービングクロ
スにおいてはフイラメント間への接着媒体の浸透
が比較的起こりにくいので、その量が多目でも問
題とならない。
これに対して、従来の撚糸からなるガラスクロ
ス、バグフイルタークロス、編物、組物等を使用
する場合には、PTFEシートあるいは基材との間
の接着媒体がガラス繊維布内に浸透し易く、しか
も、ストランドが加撚されているために、フイラ
メント間の空隙が分断されてしまい、そのために
前記したごとき浸透蒸気の凝縮・蓄積に基づく
種々の欠陥が生じる。
本発明において好適に使用可能なロービングク
ロスとしては、フイラメント径10〜25μm、ロー
ビングのフイラメント数1000本〜10000本、厚み
0.3〜0.9mm程度のものが例示される。
本発明の被覆材料の製造には、通常の積層体の
製造に使用される加熱プレス、加熱ロール等によ
る方法も採用可能であるが、長尺物の製造に際し
ては以下のごとき方法が好ましく採用可能であ
る。すなわち、所定長さのPTFEシートの一面に
パーフルオロポリマーフイルムおよびロービング
クロスをこの順に重ね合わせ、さらにロービング
クロスの下にアルミ箔のごとき耐熱性離型材を配
置し、これをステンレス鋼管のごとき熱伝導性芯
材に巻回し、末端固定のためさらにアルミ箔等を
数回巻き、金属線等で巻回して締付け固定した状
態で、加熱炉内で330〜380℃で加熱する方法であ
る。この場合、十分な接合を達成するために、巻
回しに際しては0.1〜3.0Kg/cm程度の伸張力を加
えることが好ましく、また、加熱時間としては、
厚みに応じて、通常0.5〜2.0時間/cm程度が採用
される。
本発明の被覆材料は、鉄、アルミニウム、銅あ
るいはこれらの合金類、例えば不銹鋼・真鍮等の
金属をはじめ、ガラス、セメント、コンクリート
等の無機材料、FRP、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリ
ル樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリカーボネート等の合成樹脂、
木材等の有機材料等種々の材質の基材にその材質
に応じた適宜手段により被覆可能である。例え
ば、金属基材、無機材料、木材への被覆に際して
は接着剤を使用する方法が、熱可塑性合成樹脂へ
の被覆に際しては熔融接着による方法が、また、
熱硬化性合成樹脂への被覆に際しては、未硬化体
と積層後、加熱加圧し、硬化と同時に接合を達成
せしめる方法がそれぞれ好ましく採用可能であ
る。
本発明の被覆材料は、浸透性流体を取扱う配
管、塔槽類の内張り材として極めて有用であり、
特にFRPに適用した場合には、前記の特長に加
えて、さらに軽量性などの特長も発揮される。
次に実施例により本発明をさらに具体的に説明
する。
実施例 1 幅がそれぞれ1mであるPTFEシート(厚さ
0.8mm)、TFE−PPVE共重合体フイルム(厚さ
50μm)およびロービングクロス(フイラメント
径15μm、フイラメント数2040本)と幅が1.1mで
あるアルミ箔とをこの順に重ね、PTFEシートに
2Kg/cmの伸張力を加えながら、外径25cmのステ
ンレス鋼管にそれぞれ30m巻回した。巻回し層の
厚みは約4cmとなつた。固定用にアルミ箔だけを
さらに3回巻回した後、ステンレス鋼線で緊縛し
て固定した。ついで、340℃に保持した電気乾燥
炉中で4時間加熱した。冷却後緊縛を解き、さら
にアルミ箔を除去することによつて積層シートを
得た。
上で得られた積層シートを一部切取り(30cm×
30cm)、そのロービングクロス両側にエポキシア
クリレート樹脂(日本ユピカ製:ネオポール
8250L)を浸潤させながら、厚さ0.3mmのチヨツプ
ドストランドマツトを10枚重ね、その上に離型紙
を介してガラス平板を置き、5Kgのおもりを載せ
て室温で16時間放置後、80℃で4時間加熱し硬化
させた。
かくして得られたPTFE表層を有するFRP成形
体のはくり強度(JIS−K−6744:はくり速度50
mm/分)は3.6Kg/cmであつた。また、この成形
体を、デユポン式水蒸気拡散型ライニングテスタ
ーに装着し、PTFE側を沸騰蒸留水に、FRP側を
15℃の冷水に、それぞれ常時接触させ1ケ月間保
持したが、何んらの外観変化も生じず、また、は
くり強度の低下も見られなかつた。
比較例 1 ロービングクロスの代りに、径9μmのガラス
フイラメントを800本加撚してなる硝子糸を縦糸、
横糸として綾織に製織してなる硝子クロスを使用
する以外は実施例1と同様にして、積層シートを
形成せしめ、さらに同様にしてFRP成形体を得
た。この場合には、はくり強度は0.9Kg/cmにす
ぎず、また、ライニングテストにおいては、フク
レおよび白点の発生が観察され、はくり強度は
0.5Kg/cmに低下した。
比較例 2 比較例1において、硝子クロスとして径7μm
のガラスフイラメントを900本加撚してなる硝子
糸を平織に製織してなるものを使用した場合に
も、ライニングテストにおいてフクレおよび白点
の発生が観察され、テスト後のはくり強度は0.9
Kg/cmにすぎなかつた。
実施例 2および3 ロービングクロスとして、フイラメント径15μ
m、フイラメント数10000本のもの(実施例2)、
フイラメント径21μm、フイラメント数1040本の
もの(実施例3)を使用し、実施例1と同様にし
た場合の初期はくり強度はそれぞれ3.5Kg/cmお
よび3.0Kg/cmであり、いずれの場合もライニン
グテストにおいて全く異常は認められなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリテトラフルオロエチレンシートに熔融成
    形可能なパーフルオロポリマーからなる接着剤層
    を介してガラス繊維布を積層せしめてなる被覆材
    料において、前記ポリテトラフルオロエチレンシ
    ートの厚さが0.2〜1.5mmであり、ガラス繊維布が
    ローピングクロスであることを特徴とする被覆材
    料。
JP22324483A 1983-11-29 1983-11-29 被覆材料 Granted JPS60115440A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22324483A JPS60115440A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 被覆材料

Applications Claiming Priority (1)

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JP22324483A JPS60115440A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 被覆材料

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Publication Number Publication Date
JPS60115440A JPS60115440A (ja) 1985-06-21
JPS634792B2 true JPS634792B2 (ja) 1988-01-30

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ID=16795051

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JP22324483A Granted JPS60115440A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 被覆材料

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JPS60115440A (ja) 1985-06-21

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