JPS6348697B2 - - Google Patents

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JPS6348697B2
JPS6348697B2 JP59065506A JP6550684A JPS6348697B2 JP S6348697 B2 JPS6348697 B2 JP S6348697B2 JP 59065506 A JP59065506 A JP 59065506A JP 6550684 A JP6550684 A JP 6550684A JP S6348697 B2 JPS6348697 B2 JP S6348697B2
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JP
Japan
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steel sheet
sheet pile
sheet piles
coated
die
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JP59065506A
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Mitsuo Tanaka
Yoshihisa Karyasono
Iwao Tsuruya
Yoshio Nishihara
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Nippon Steel Corp
Ube Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Ube Industries Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS60208220A publication Critical patent/JPS60208220A/ja
Publication of JPS6348697B2 publication Critical patent/JPS6348697B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/15Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. extrusion moulding around inserts
    • B29C48/154Coating solid articles, i.e. non-hollow articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/12Articles with an irregular circumference when viewed in cross-section, e.g. window profiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/07Flat, e.g. panels
    • B29C48/08Flat, e.g. panels flexible, e.g. films

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、特定の押出し被覆装置を使用し
て、その被覆装置内に供給されダイの内部空間内
を通過してその被覆装置の押出し成形ダイの環状
の吐出口の内側から出てくる二枚重ねの鋼矢板の
周囲に、溶融状態のプラスチツクス樹脂の管状体
を連続的に押出し、その管状体の内側と前記の内
部空間とを共に充分に減圧することによつて、前
記溶融状態の管状体を二枚重ねの鋼矢板の周囲の
外表面に向かつて変形させ、次いで、鋼矢板の周
囲の外表面に密着させ、各鋼矢板の片面のプラス
チツクス樹脂製の被覆層によつて連続的に防食被
覆し、その二枚重ねの鋼矢板を一体に被覆してい
る被覆層を縦方向に切断または一部を帯状に除去
し、それぞれの防食被覆層付きの鋼矢板に分割・
分離して、防食被覆鋼矢板を製造する方法に係
る。
(従来技術) 従来、鋼矢板は、土木・建設用に使用されてい
たが、その防食については必ずしも充分な対策が
施されている状況ではなかつた。
一般に、土木・建設用の種々の鋼矢板は、多数
の鋼矢板を連続的に並べて地中に打ち込み防護柵
を形成することによつて、河川、海岸、港湾など
を護岸する目的、あるいは、建設、浚渫現場など
で地盤を固定し作業現場への泥砂の流入、崩れ込
みを防止する目的で使用されてきた。
これらの鋼矢板は、屋外の自然環境の中で、河
川水、廃水、雨水、海水などの水、大気、太陽光
などに曝され、また打設時または打設後に土砂、
泥、瓦礫などに直接強く接するので、著しく腐食
が起こり易く、特に、流水、波などと、大気と、
太陽光とが、交互に繰り返し作用する環境場所、
例えば、港湾、河口、湖などの水面付近では、上
述の腐食が激しく生ずるのであるが、従来、効果
的な腐食防止策が施されていなかつたのである。
港湾、河口、湖などでは、前述の鋼矢板を連続的
に並べて打設して柵状にして、護岸を行うのであ
るが、その柵状体の片面に、波浪、流砂、漂流物
(流木、流氷など)、風雪などが特に激しく打ちつ
け続ける場合が多く、特に、その鋼矢板の水面付
近で腐食が激しかつたのである。したがつて、従
来の鋼矢板は、例え防食性の高い鋼材で作られた
ものであつても、前述の自然環境のもとでは、腐
食が生じ易く、その耐久性が前記の腐食によつて
比較的短くなり、長期間(例えば、約20年以上)
の使用ができないことが多かつた。
従来、鋼矢板の腐食防止のために、無機ジンク
塗料やタール・エポキシ樹脂塗料による塗装、エ
ポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂による
FRP被層などが用いられることがあつたが、そ
れらは、機械的強度、長期の耐久性、および経済
性(特にその被覆時の作業性)などの点で、効果
的な防食法ではなかつた。
(発明の目的) この発明者らは、防食効果が高く、耐久性の高
い防食被覆の施された鋼矢板を経済的及び工業的
に連続して製造できる防食被覆鋼矢板の製法につ
いて検討した結果、特定の押出し被覆装置を貫通
して供給され、その被覆装置の押出し成形ダイの
環状の吐出口の内側から出てくる「二枚重ねの鋼
矢板」の周囲に、溶融状態のプラスチツクス樹脂
の管状体を連続的に押出し、その管状体の内側と
被覆装置のダイの内部空間とを共に充分に減圧す
ることによつて、前記溶融状態の管状体を二枚重
ねの鋼矢板の周囲の外表面に向かつて変形させ、
その外表面に密着させることによつて、防食被覆
鋼矢板を製造することができることを見出し、こ
の発明の防食被覆鋼矢板の製法を完成した。
(発明の構成) すなわち、プラスチツクス樹脂を管状に押出す
ことができる環状の吐出口を有し、しかも被覆す
べき長尺の鋼矢板を二枚重ね合わせた状態で長手
方向に自由に通過させることができる充分な内部
空間が後方から前記吐出口の内側を貫通している
押出し成形ダイが設けられており、しかも前記内
部空間を充分に減圧することができる押出し被覆
装置を使用して、 その押出し被覆装置に付属して設けられた長尺
の鋼矢板の支持装置および供給装置によつて長尺
の鋼矢板を二枚重ね合わせた状態で供給し、前記
前記押出し被覆装置の押出し成形ダイの後方から
そのダイの吐出口に向かつて前記内部空間内を移
動させ、 前記ダイを貫通してその環状の吐出口の内側か
ら出てくる移動中の二枚重ねの鋼矢板の周囲に、
前記ダイの吐出口からプラスチツクス樹脂の管状
体を連続的に押出し、 同時に、前記管状体の内側および前記内部空間
を共に充分に減圧して、溶融状態のプラスチツク
ス樹脂の管状体を二枚重ねの鋼矢板の全周の外表
面に向かつて変形させ、密着させて、各鋼矢板の
片面をプラスチツクス樹脂被覆層で連続的に防食
被覆し、 最後に、二枚重ねの鋼矢板を一体に被覆してい
る被覆層の両側の二個所を鋼矢板の長手方向に沿
つて切断または一部を帯状に除去し、それぞれの
防食被覆層付き鋼矢板に分離することを特徴とす
る防食被覆鋼矢板の製法に関する。
この発明の製法は、押出し被覆法によつて、
種々の二枚重ねの鋼矢板のそれぞれの片側の全表
面(凹面および凸面も含める)に対して、優れた
性能のプラスチツクス樹脂製の防食被覆層を形成
することができ、しかもそのような優れた防食被
覆鋼矢板を二枚ずつ連続的および安定的に製造す
ることができる極めて生産性の高い、全く新規な
防食被覆鋼矢板の製法である。
この発明の製法によつて製造される防食被覆の
施された鋼矢板は、機械的強度、耐久性、防食性
などが安定して優れていて、しかも均一な厚みと
平滑な表面状態を有するプラスチツクス層から形
成されている優れた防食被覆層を有する鋼矢板で
あり、極めて長期間有効な防食性を示す優れた防
食被覆鋼矢板である。
(実施態様および発明の作用効果) 以下、この発明の防食被覆鋼矢板の製法につい
て、図面に示す実施態様例に基づいて、さらに詳
しく説明する。
第1図は、この発明の製法に使用される被覆装
置例の押出し成形ダイ付近について縦方向の断面
を概略示す断面図であり、第2図は、この発明の
製法に使用する被覆装置例の押出し成形ダイ付近
について概略示す正面図である。
第3図は、この発明の製法において、押出し被
覆装置から樹脂で被覆されて出てきた二枚重ねの
鋼矢板を示す断面図であり、第4図は、その被覆
された二枚重ねの鋼矢板の被覆層の二個所を切断
および除去し、それぞれの防蝕被覆鋼矢板に分離
された状態を示す断面図である。
第5図は、鋼矢板を並べて地中に多数打設し、
防護柵を形成した一般的な状態の一例を示す斜視
図であり、第6図は、この発明に使用する鋼矢板
の一例を示す斜視図である。
この発明の製法において使用する押出し被覆装
置は、第1図および第2図に示すように、 (a) プラスチツクス樹脂を管状に押出すことがで
きる環状の吐出口1を有するクロスヘツド型の
ダイ3であつて、 (b) しかも被覆すべき二枚重ねの鋼矢板11が自
由に通過することができる充分な広さの内部空
間2がそのダイ3の後方から前記吐出口1の内
側まで貫通している押出し成形ダイ3が設けら
れており、 (c) さらに前記ダイ3の内部空間2を充分に減圧
することができるように内部空間内の気体を真
空ポンプ(図示せず)で吸引するための吸引路
4,4′が設けられている押出し被覆装置であ
ることが好ましい。
前記押出し被覆装置においては、押出し被覆装
置の押出し成形ダイ3の内部空間に向かつて挿入
される二枚重ねの鋼矢板11を、供給し、その進
行方向及び位置を保持するための付属設備とし
て、例えば、第1図に示すように、鋼矢板を支持
し、その鋼矢板の移動の方向を定めるための支持
部材5が前記ダイの後部に一体に設置されてお
り、さらに二枚重ねの鋼矢板を被覆装置に供給す
るための多数の供給ロール7(図面には示してい
ないが、その内の少なくともひとつが駆動装置と
接続している)が付属して設けられていることが
好ましい。
前記の支持部材5は、ダイ3の後部にはめ込ま
れて設置されていて、前記二枚重ねの鋼矢板の移
動(貫通)に支障のないような程度に、そのダイ
3の内部空間2の後部の開口部を閉じており、そ
の内部空間を適度に密封するようになつているこ
とが、前記ダイ3の内部空間2の減圧を充分に行
うために適当である。
前記の環状の吐出口1は、余裕をもつて二枚重
ねの鋼矢板を通過させることができるようにその
二枚重ねの鋼矢板の外周形状より大きい内周を有
する内部空間を開口することができれば、その環
状の吐出口の形状について特に限定されるもので
はなく、第2図に示すような円環状のもののほか
に、例えば、楕円環状の吐出口、コーナー部が円
弧をなしている方形環状または、五角形、六角
形、八角形の環状の吐出口、あるいは、被覆すべ
き二枚重ねの鋼矢板の外周形状に対応して近似し
ておりその二枚重ねの鋼矢板の外周形状より大き
い内周を有する内部空間を開口することができる
環状の吐出口であつてもよい。
前記の押出し被覆装置のダイは、前述の要件を
有していれば、どのような形式のダイであつても
よく、例えば、第1図に示すように、二枚重ねの
U字型の鋼矢板11の横断面の外周形状より大き
くそれらの鋼矢板を長手方向にかなり自由に通過
させることができる内部空間2がその内部に開設
されていて、そのダイ内の後方には楕円形状のマ
ニホールド10があつて、プラスチツクス樹脂を
管状に押出すことができる環状の吐出口1とマニ
ホールド10とが樹脂路13で繋がれていて、さ
らに、そのマニホールド10へは押出機(図示せ
ず)からの樹脂の供給路8が接続されているもの
あればよい。
前記プラスチツクス樹脂の供給路は、二枚重ね
の鋼矢板の外周形状に対応して複数設けられてい
ることが好ましく、特に、必要であれば、鋼矢板
の両端の継手部のように複雑な形状を有する部分
に対応する個所に、別の樹脂の供給路が接続され
ていてもよい。
この発明の製法では、押出し被覆装置に付属し
ている押出機は従来公知のものであればよく、ま
た、前述のプラスチツクス樹脂の各供給路8,8
毎に、押出機が複数設けられていてもよいが、一
台の押出機から前記のプラスチツクス樹脂の供給
路が複数分岐していて前記マニホールドに接続さ
れていてもよい。
この発明の製法においては、まず、前述の押出
し被覆装置を使用して、その被覆装置に付属して
設けられた鋼矢板の支持装置および供給装置によ
つて鋼矢板の供給方向の調整をしながら、二枚重
ねの鋼矢板11をその被覆装置に供給し、そして
その押出し成形ダイ3の後方からそのダイ3の環
状の吐出口1に向かつて前記内部空間2の内部を
移動させ、 前記ダイ3の内部を貫通してその吐出口1の内
側から出てくる移動・進行中の二枚重ねの鋼矢板
11の周囲に、溶融または軟化状態のプラスチツ
クス樹脂の管状体6を連続的に押出し、 同時に、前記管状体6の内側9および前記ダイ
3の内部空間2を共に充分に減圧して、溶融また
は軟化状態のプラスチツクス樹脂の管状体6を二
枚重ねの鋼矢板11の外周表面に向かつて変形さ
せ、密着させて、二枚重ねの鋼矢板の周囲の外表
面をプラスチツクス樹脂製の被覆層で連続的に防
食被覆するのである。
この発明の製法において、前記ダイ3の内部を
貫通してその吐出口1の内側開口部から出てくる
移動・進行中の二枚重ねの鋼矢板11の周囲に、
プラスチツクス樹脂の管状体6を連続的に押出
し、同時に、前記管状体6の内側9および前記ダ
イ3の内部空間2を共に充分に減圧して、溶融状
態のプラスチツクス樹脂の管状体6を二枚重ねの
鋼矢板11の周囲の外表面に向かつて変形させ、
密着させることが重要であり、その際に、その減
圧の程度は、使用するプラスチツクス樹脂の種
類、その基礎物性など、被覆すべき二枚重ねの鋼
矢板の外周形状、および押出し成形条件などによ
つて決めることができるが、例えば、後述のポリ
オレフイン系樹脂を使用する場合には、約0.9気
圧以下、特に0.5〜0.85気圧程度、さらに好まし
くは0.6〜0.8気圧程度であることが適当である。
前記の減圧時の圧力が、大気圧(常圧;1気圧)
に余り近くなり過ぎると、溶融状態のプラスチツ
クス樹脂の管状体が二枚重ねの鋼矢板の周囲の外
表面に向かつて変形し密着しないことがあるので
望ましくなく、またその減圧時の圧力が余りに低
くなり過ぎると、溶融状態のプラスチツクス樹脂
の管状体が二枚重ねの鋼矢板の周囲の外表面に密
着する前の変形途中に著しく偏肉したり、破れて
しまうことなどがあるので好ましくない。
この発明の製法において、前記ダイ3の環状の
吐出口1から押出された直後のプラスチツクス樹
脂の管状体の厚さ(A)に対して、二枚重ねの鋼矢板
の周囲の外表面に密着したときの樹旨被覆層の厚
さ(B)の比(B/Aの値。引き落し比ともいう。)
は、平均で約0.1〜0.8、特に0.2〜0.7程度である
ことが適当である。前記の引き落し比が1に近く
なり過ぎると、溶融状態のプラスチツクス樹脂の
管状体が鋼矢板の長手方向に沿つて凸条の皺を形
成してしまい、鋼矢板の表面にその皺のあるまま
に密着され、平滑な表面を有する被覆層とならな
いので適当ではなく、また前記引き落し比が小さ
過ぎると、前記管状体が著しく偏肉したり、破れ
てしまうことがあるので好ましくない。なお、前
記引き落し比の調整は、例えば、この発明の製法
では、樹脂の吐出速度と二枚重ねの鋼矢板の移動
速度とを適宜調節することによつて行うことが最
も好ましい。
なお、この発明では、被覆装置の押出し成形ダ
イ3の環状の吐出口1のリツプ間隔は、二枚重ね
の鋼矢板の外周表面の凹部に対応する個所のリツ
プ間隔を、他の凸部に対応する個所のリツプ間隔
よりかなり大きくすることが好ましい。
この発明の製法に使用される鋼矢板は、一般
に、第5図に示すように、多数並べて地中に打設
して防護柵を形成するなどの土木・建設用に使用
されているものであればどのような長さ、形状の
ものであつてもよく、例えば、H型、L型、U
型、Z型、工型などの種類の断面形状の鋼矢板で
あればよく、特に、その鋼矢板の代表的なものと
しては、第6図に示すように、大略〓型の横断面
構造の本体を有し、その両側の立ち上がり部(フ
ランジと言われることもある)に小内径の溝状を
形成するように外に向かつて曲げ込まれている継
手部をそれぞれ有している長尺の鋼板構造材を挙
げることができる。
この発明の製法では、鋼矢板は、そのサイズ、
および形状がどのような鋼矢板であつても、押出
し被覆装置のダイを取り替えることなく、使用す
ることができる。すなわち、この発明の製法で
は、特に、前述の被覆装置の押出し成形ダイが円
形の環状の吐出口または楕円形の環状の吐出口を
有するものであれば、それらの一種類のダイによ
つて、かなりの種類の形状、サイズの鋼矢板に対
応して使用することができるという特長を有して
いるのである。
この発明の製法において、二枚重ねの鋼矢板
は、どのように重ね合わされていてもよいが、押
出し被覆装置に安定に供給しやすく、再現性のよ
い防蝕被覆を行うためには、第2図または第3図
に示すように、一枚の鋼矢板の凹部に他の鋼矢板
の凸部を嵌合させた状態で重ね合わされているこ
とが最も適当である。
この発明において、鋼矢板は、被覆に使用する
際に、その被覆される外表面に適当な接着剤層が
設けられていることが好ましい。
その鋼矢板の表面に設けられている接着剤層
は、例えば、約50〜200℃の範囲内の接着温度を
有し、プラスチツクス樹脂層を鋼矢板の表面に適
当な接着力で加熱接着しうるものであれば、どの
ような種類の接着剤で形成されていてもよく、例
えば、オレフイン系(共)重合体を主成分とする
か、あるいは前記の(共)重合体と粘着付与剤と
を主成分とする加熱融着性の接着剤(ホツトメル
トタイプの接着剤など)、または加熱硬化性の接
着剤などであつて、接着後に適当な弾性または柔
軟性を保持していて余りに固くなつたり脆くなつ
たりしない接着剤であり、鋼矢板の表面にプラス
チツクス樹脂層を被覆した後の鋼板表面に対する
接着力(180度剥離、引張り速度10mm/分、20℃)
が約2Kg/cm以上、特に4〜20Kg/cm程度である
接着剤で形成されていることが好適である。
そのような接着剤に使用されるオレフイン系
(共)重合体の例としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・プロピレン共重合体、
エチレン・低級アルキル(メタ)アクリレート共
重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体
など、並びにそれらの変性ポリマー(例えば、マ
レイン化ポリエチレン、マレイン化ポリプロピレ
ンなど)を挙げることができ、それらは単独また
は二種類以上の混合物として用いてもよい。
前記の粘着付与剤としては、公知の接着剤組成
物において一般的に使用される粘着付与剤(タツ
キフアイア)から任意に選択することができ、そ
の粘着付与剤の例としては、ロジンおよびロジン
誘導体、ピネン系樹脂、クマロン樹脂、クマロ
ン・インデン樹脂、その他脂肪族または脂環族炭
化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂などを挙げるこ
とができる。
また、接着剤層は、前述の成分のほかに、例え
ば、タルク、炭カル、シリカ、アルミナ、マイ
カ、カーボンブラツクなどの無機充填剤、また
は、酸化防止剤、着色剤、軟化剤などの添加剤、
さらに、腐食防止剤として、例えば、クロム酸金
属塩、リン酸金属塩、亜リン酸金属塩、亜硝酸金
属塩などの無機系腐食防止剤、芳香族カルボン酸
の金属塩、複数のヒドロキシル基を有する脂肪族
または芳香族化合物、タンニン酸などの有機系腐
食防止剤が、添加されていてもよい。
この発明において使用するプラスチツクス樹脂
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレンとプロピレンとの共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体などのオレフイン系重合体、ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドなどの
プラスチツクス樹脂、特に溶融粘度(ハイ シエ
アー ビスコメーターを使用して、測定温度230
℃で、剪断速度1sec-1での測定値)が10〜108
イズであり、溶融張力(メルトテンシヨンメータ
ー;流入角60度を使用して、測定温度230℃、押
出速度10mm/分で測定)が0.5〜30g、特に1.0〜
25gであるような前述のプラスチツクス樹脂が好
適である。
前述の被覆層を形成するためのプラスチツクス
樹脂は、他の重合体、公知の可塑剤、酸化防止
剤、難燃化剤、種々の着色剤、充填剤(炭カル、
シリカ、カーボンブラツクなど)などが配合され
ていてもよい。
前記のプラスチツクス製の被覆層は、鋼矢板の
表面に被覆された後に、引張り強度が50〜300
Kg/cm2であつて、ASTMG14で測定した耐衝撃
性(厚さ1mmあたり)が10〜200Kg・cmであるよ
うな防食被覆層の最外層(保護層)を構成するこ
とが好ましいので、そのような性能の被覆層とな
るような前述のプラスチツクス樹脂および他の
種々の配合剤からなるプラスチツクス樹脂組成
物、特にポリオレフイン樹脂組成物を適宜用いて
適当に選択された成形条件の押出し被覆法で形成
されることが望ましい。
この発明において、押出し被覆装置のダイの吐
出口から環状の押出されるプラスチツクス樹脂の
温度は、それらのプラスチツクス樹脂の融点以上
であつてその融点に150℃を加えた温度までの範
囲内の温度であればよい。
この発明では、前記のプラスチツクス樹脂が、
溶融粘度または溶融張力の低く過ぎるものである
と、押出し被覆装置から押出されたプラスチツク
ス樹脂の管状体が前記ダイの内部空間における減
圧によつて異常な変形をして二枚重ねの鋼矢板の
周囲の外表面に均一な被覆層を形成することが困
難になるので好ましくなく、溶融粘度または溶融
張力の高すぎるものであると、押出し被覆装置か
ら押出されたプラスチツクス樹脂の管状体がさめ
肌状になつたり、前記内部空間の減圧によつて充
分に変形せず鋼矢板の凹部の表面に密着しないこ
とがあつたり、またはその場合に無理に前記減圧
を行うと、管状体が破れて、亀裂ができたりする
ので適当ではない。
この発明の製法では、プラスチツクス樹脂で被
覆のなされる鋼矢板は、その被覆すべき面に接着
剤層を有しているのが適当であるが、その接着剤
層を予め鋼矢板に公知の方法で形成しておけばよ
い。
この発明の製法では、この発明によつて得られ
る防食被覆のなされた二枚重ねの鋼矢板の防食被
覆層は、全体の厚さおよび各層の厚さが、特に限
定されるものではないが、プラスチツクス樹脂層
の厚さが、約0.2〜5.0mm程度であり、接着剤層の
厚さが、約0.05〜2.0mmであつて、プラスチツク
ス樹脂層と接着剤層との厚さの比が、1:2〜
100:1であることが好ましく、さらに、被覆層
全体の厚さが、約0.4〜6.0mm程度、特に1.0〜3.5
mm程度であることが好ましい。
なお、この発明の製法で被覆のために連続的に
供給される接着剤層を有する鋼矢板は、接着剤層
をその表面に形成するのに先立つて、その表面
が、予めなんらかの処理がなされていて、腐食に
対して抵抗する性能の改善されているものであつ
てもよい。また、鋼矢板は、接着剤被覆に先立つ
て、シヨツトブラスト、サンドブラスト、酸洗い
などで、その表面のミルスケール、赤錆、汚れな
どが除去されているものであると、プラスチツク
ス樹脂層が接着剤層を介して鋼矢板へ接合する力
が増すので好ましい。また、接着剤層を鋼矢板の
表面に被覆するのに先立つて、鋼矢板の表面にク
ロム酸処理、リン酸処理、および/またはエポキ
シ樹脂プライマー塗布などを行えば、密着性、防
食性は更に良好になる。
この発明の製法においては、前述のように、押
出し被覆装置によつて被覆された二枚重ねの鋼矢
板は、第3図に示すような二枚重ねの鋼矢板が、
その周囲の外表面を連続した樹脂の被覆層によつ
て被覆されていて、一体に重ね合わされているの
であるが、必要であれば、その被覆された二枚重
ねの鋼矢板を公知の冷却法によつて適当に常温付
近まで冷却した後、最後に、その二枚重ねの鋼矢
板の周囲の被覆層の両側の適当な二個所(第3図
の場合には、各鋼矢板の両側の継手部の重ね合わ
されている個所が適当である)を、各鋼矢板の長
手方向に沿つて、例えば、カツター、ナイフ、回
転刃付き切断装置、熱線切断装置、レーザー光線
切断装置などの種々の切断機具で被覆層を切断
し、必要であれば、被覆層の特に必要でない部分
(例えば鋼矢板の継手部の外表面の部分など)を
帯状に引きはがして取り除き、第4図のaおよび
bに示すような防蝕被覆層12または12′を鋼
矢板の凹部または凸部の表面にそれぞれ有する二
枚の防蝕被覆鋼矢板に分割・分離するのである。
なお、前述の被覆層の必要でない部分を引きは
がす場合には、被覆すべき二枚重ねの鋼矢板の引
きはがし個所に予め剥離剤を塗布しておくことが
好ましい。
この発明の製法は、種々の鋼矢板を二枚重ねた
状態で連続的に供給してそれらの鋼矢板の周囲の
外表面(各鋼矢板では、片側の表面)に防食被覆
層を連続的に形成させて、優れた防食被覆層を有
する二種の鋼矢板を高い生産性で一度に二枚づつ
連続的に製造することができる防蝕被覆鋼矢板の
製法である。
この発明の製法によつて得られる防食被覆され
た鋼矢板は、土木・建設用の鋼矢板の凹面および
凸面に、プラスチツクス樹脂層が(必要であれば
加熱接着性の接着剤層を介して)接合されて、防
食被覆層が形成されているので、極めて優れた耐
衝撃性、また自然環境に対する耐候性、耐久性を
有しており、鋼矢板が土木・建設において実際に
施工現場で使用される時、例えば鋼矢板が地中に
打ち込まれる時に地中の石、砂利、砂礫などに強
く接触する場合の衝撃、あるいは、河川水または
海水、さらに漂流物によつて打ちつけられたりす
る衝撃及び浸食力に対して充分に抵抗することが
できるのであり、さらに、前記プラスチツクス樹
脂層(接着剤層がある場合が最適である)が、鋼
矢板の表面に密着していてその保護をしており、
鋼矢板の表面を水、空気、太陽光に直接、接触さ
せたり、曝させたりしないで、長期間(例えば、
約20年以上、特に30年以上)にわたつて、高い水
準の防食性能を示すのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の製法に使用される被覆装
置例の押出し成形ダイ付近について縦方向の断面
を概略示す断面図であり、第2図は、この発明の
製法に使用する被覆装置例の押出し成形ダイ付近
について概略示す正面図である。第3図は、この
発明の製法において、押出し被覆装置から被覆さ
れて出てきた二枚重ねの鋼矢板の状況を示す断面
図であり、第4図a,bは、その被覆された二枚
重ねの鋼矢板の被覆層の二個所を切断及び一部を
除去し、それぞれの防蝕被覆鋼矢板に分離された
状態を示す断面図である。第5図は、鋼矢板を並
べて地中に多数打設し、防護柵を形成した状態の
一例を示す斜視図であり、第6図は、この発明に
使用する鋼矢板の一例を示す斜視図である。 1:押出し成形ダイの吐出口、2:押出し成形
ダイの内部空間、3:押出し成形ダイ、4:気体
の吸引路、5:二枚重ねの鋼矢板の支持部材、
6:プラスチツクス樹脂の管状体、7:二枚重ね
の鋼矢板の供給ロール、8:樹脂の供給路、9:
樹脂の管状体の内側、10:マニホールド、1
1:鋼矢板、12:被覆層、13:樹脂路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツクス樹脂を管状に押出すことがで
    きる環状の吐出口を有し、しかも被覆すべき長尺
    の鋼矢板を二枚重ね合わせた状態で長手方向に自
    由に通過させることができる充分な内部空間が後
    方から前記吐出口の内側を貫通している押出し成
    形ダイが設けられており、しかも前記内部空間を
    充分に減圧することができる押出し被覆装置を使
    用して、 その押出し被覆装置に付属して設けられた鋼矢
    板の支持装置および供給装置によつて鋼矢板を二
    枚重ね合わせた状態で供給し、前記押出し被覆装
    置の押出し成形ダイの後方からそのダイの吐出口
    に向かつて前記内部空間内を移動させ、 前記ダイを貫通してその環状の吐出口の内側か
    ら出てくる移動中の二枚重ねの鋼矢板の周囲に、
    前記ダイの吐出口からプラスチツクス樹脂の管状
    体を連続的に押出し、 同時に、前記管状体の内側および前記内部空間
    を共に充分に減圧して、溶融状態のプラスチツク
    ス樹脂の管状体を二枚重ねの鋼矢板の全周の外表
    面に向かつて変形させ、密着させて、各鋼矢板の
    片面をプラスチツクス樹脂被覆層で連続的に防食
    被覆し、 最後に、二枚重ねの鋼矢板を一体に被覆してい
    る被覆層の両側の二個所を鋼矢板の長手方向に沿
    つて切断または一部を帯状に除去し、それぞれの
    防食被覆層付き鋼矢板に分離することを特徴とす
    る防食被覆鋼矢板の製法。
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