JPS6349677B2 - - Google Patents
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- JPS6349677B2 JPS6349677B2 JP55108826A JP10882680A JPS6349677B2 JP S6349677 B2 JPS6349677 B2 JP S6349677B2 JP 55108826 A JP55108826 A JP 55108826A JP 10882680 A JP10882680 A JP 10882680A JP S6349677 B2 JPS6349677 B2 JP S6349677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- drive
- fork
- wheel
- wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、駆動力、特に登坂能力の大きく、
操舵および操向の安定した、安価にして強度の大
な、全輪駆動型三輪自動車、特に山林等にて木材
等を運搬するに適した急坂運搬用全輪駆動型三輪
自動車に関するものである。
操舵および操向の安定した、安価にして強度の大
な、全輪駆動型三輪自動車、特に山林等にて木材
等を運搬するに適した急坂運搬用全輪駆動型三輪
自動車に関するものである。
駆動力、特に登坂能力の大きい、全輪駆動型四
輪自動車は、この出願前周知であるが、最小半径
を小さくすることが困難であり、一般的に林道や
林内等においては左右に激しく道路等が曲折し、
あるいは隣接する樹木等の障害物のあるなかで、
例えば長大な木材等を積載して急カーブしたり、
Uターンしたりすることは不可能であつた。
輪自動車は、この出願前周知であるが、最小半径
を小さくすることが困難であり、一般的に林道や
林内等においては左右に激しく道路等が曲折し、
あるいは隣接する樹木等の障害物のあるなかで、
例えば長大な木材等を積載して急カーブしたり、
Uターンしたりすることは不可能であつた。
一方、三輪自動車においては、最小半径を小さ
くすることは比較的容易であるが、後輪に加えて
前輪も駆動することは困難であつた。つまり、直
進時には前輪も後輪と同じ速度で回転すればよい
が、旋回時には前輪および左右の後輪がいずれも
異なる速度で回転させることが必要であり、直進
時および旋回時のいずれの時でも全輪に所望の回
転力を与えつつ、操舵を安定することが困難であ
つた。また、路面の凹凸等により前輪に加わる衝
撃によつて前輪が上下動するため、原動機から伝
えられる前輪用の駆動伝動軸と、上下動する前輪
との距離が変化しても強力な駆動力を伝動しつ
つ、操向を安定することが困難であつた。特に、
林道や林内等の凹凸やスリツプのしやすい路面
で、かつ急カーブの多い悪路上で、長大な木材等
を積載するという悪条件下で、操舵および操向の
安定した、安価で強度大な、全輪駆動型三輪車、
特に山林等で木材等を運搬する急坂運搬用全輪駆
動型三輪自動車を実用化することは、極めて困難
であつた。
くすることは比較的容易であるが、後輪に加えて
前輪も駆動することは困難であつた。つまり、直
進時には前輪も後輪と同じ速度で回転すればよい
が、旋回時には前輪および左右の後輪がいずれも
異なる速度で回転させることが必要であり、直進
時および旋回時のいずれの時でも全輪に所望の回
転力を与えつつ、操舵を安定することが困難であ
つた。また、路面の凹凸等により前輪に加わる衝
撃によつて前輪が上下動するため、原動機から伝
えられる前輪用の駆動伝動軸と、上下動する前輪
との距離が変化しても強力な駆動力を伝動しつ
つ、操向を安定することが困難であつた。特に、
林道や林内等の凹凸やスリツプのしやすい路面
で、かつ急カーブの多い悪路上で、長大な木材等
を積載するという悪条件下で、操舵および操向の
安定した、安価で強度大な、全輪駆動型三輪車、
特に山林等で木材等を運搬する急坂運搬用全輪駆
動型三輪自動車を実用化することは、極めて困難
であつた。
ところで、全輪駆動型三輪自動車、特に全輪駆
動型三輪トラクタとして、機体に設置する左右一
対の駆動車軸と機体塔載の原動機とを連動連結す
る変速断続自在伝動装置の中に差動歯車機構を内
蔵し、該差動歯車機構の左右差動軸に歯車を設
け、該歯車を操向輪ステアリング機構の作動が一
定範囲内のときは前記左右差動軸に共に連動さ
れ、かつ前記機構の作動が前記範囲を超えると旋
回高速側の差動軸とのみ連動する如くなして、こ
の歯車から操向輪の周速と等しくなるよう伝動せ
しめたものも知られている(特公昭46―4974号公
報)。
動型三輪トラクタとして、機体に設置する左右一
対の駆動車軸と機体塔載の原動機とを連動連結す
る変速断続自在伝動装置の中に差動歯車機構を内
蔵し、該差動歯車機構の左右差動軸に歯車を設
け、該歯車を操向輪ステアリング機構の作動が一
定範囲内のときは前記左右差動軸に共に連動さ
れ、かつ前記機構の作動が前記範囲を超えると旋
回高速側の差動軸とのみ連動する如くなして、こ
の歯車から操向輪の周速と等しくなるよう伝動せ
しめたものも知られている(特公昭46―4974号公
報)。
しかしながら、変速断続自在伝動装置が操向ス
テアリング機構の作動に応じて一定範囲を超えた
時に旋回高速側の差動軸と連動するということ
は、前輪と後方外輪とが同一径路を通過する特定
の角度で操向ステアリングが安定することとな
る。通常、この角度は後方車輪間距離および前方
車輪と後方車輪の各車軸間隔とにより特定される
車両特有の値となるという欠点がある。そして、
通常の車両の場合、前方の車輪と後方外輪が同一
径路とるという場合とは比較的急なカーブをとる
ということとなるが、前記変速断続自在伝動装置
が切換る操向ステアリング機構の作動範囲を大き
くとつた場合には、その範囲に至るまでは変速自
在伝動装置が左右差動軸に連動しているため旋回
時に過大な操向力を必要とし、一定範囲を超えて
旋回高速側の差動軸と連動した瞬間、操向ステア
リングは急激に安定状態に切換わり、オーバース
テアリングの原因となる。一方、この角度を小さ
くとつた場合には、更にオーバーステアリングの
原因となりやすい欠点がある。これらの欠点を解
決する手段としては、変速断続自在伝動装置が操
向ステアリング機構の作動に応じて無段に変速す
ることが好ましいが、機構的にも複雑となり、高
価なものとなり、特に林道や林内等の悪路で使用
する場合には、故障等の不測の事態をさけがたい
欠点がある。更に、通常差動機構の左右差動軸は
ハウジングで被包された部分が多い状態として製
造されているため、該軸に伝動歯車を固着し、操
向ステアリング機構との関連機構を設けるために
は、加工のために費用を要し、特に山林等の悪路
にも適した急坂運搬用三輪自動車では、大型の伝
動歯車を後軸の近くに設けることは、路面との接
触を引き起こすことにもなりかねず、前方車輪へ
の駆動力を大きくすることが困難である。また、
山林等においては、路面がスリツプしやすいほ
か、凹凸道路や波状道路を操向する場合、一方の
車輪がはね上つた瞬間高速回転し、次に接地する
と急激に回転が落ちるというように、後方の片側
車輪のみの回転が急激な変化をする事態が非常に
多いが、この問題は何等解決されていない。例え
ば、変速断続自在伝動装置が旋回高速側の差動軸
と連動している際に、後方内側の車輪がはね上つ
て高速回転すると操向ステアリングにはいずれか
の方向に予測しない急激な力が加わることとな
り、特に山林等においては危険である。
テアリング機構の作動に応じて一定範囲を超えた
時に旋回高速側の差動軸と連動するということ
は、前輪と後方外輪とが同一径路を通過する特定
の角度で操向ステアリングが安定することとな
る。通常、この角度は後方車輪間距離および前方
車輪と後方車輪の各車軸間隔とにより特定される
車両特有の値となるという欠点がある。そして、
通常の車両の場合、前方の車輪と後方外輪が同一
径路とるという場合とは比較的急なカーブをとる
ということとなるが、前記変速断続自在伝動装置
が切換る操向ステアリング機構の作動範囲を大き
くとつた場合には、その範囲に至るまでは変速自
在伝動装置が左右差動軸に連動しているため旋回
時に過大な操向力を必要とし、一定範囲を超えて
旋回高速側の差動軸と連動した瞬間、操向ステア
リングは急激に安定状態に切換わり、オーバース
テアリングの原因となる。一方、この角度を小さ
くとつた場合には、更にオーバーステアリングの
原因となりやすい欠点がある。これらの欠点を解
決する手段としては、変速断続自在伝動装置が操
向ステアリング機構の作動に応じて無段に変速す
ることが好ましいが、機構的にも複雑となり、高
価なものとなり、特に林道や林内等の悪路で使用
する場合には、故障等の不測の事態をさけがたい
欠点がある。更に、通常差動機構の左右差動軸は
ハウジングで被包された部分が多い状態として製
造されているため、該軸に伝動歯車を固着し、操
向ステアリング機構との関連機構を設けるために
は、加工のために費用を要し、特に山林等の悪路
にも適した急坂運搬用三輪自動車では、大型の伝
動歯車を後軸の近くに設けることは、路面との接
触を引き起こすことにもなりかねず、前方車輪へ
の駆動力を大きくすることが困難である。また、
山林等においては、路面がスリツプしやすいほ
か、凹凸道路や波状道路を操向する場合、一方の
車輪がはね上つた瞬間高速回転し、次に接地する
と急激に回転が落ちるというように、後方の片側
車輪のみの回転が急激な変化をする事態が非常に
多いが、この問題は何等解決されていない。例え
ば、変速断続自在伝動装置が旋回高速側の差動軸
と連動している際に、後方内側の車輪がはね上つ
て高速回転すると操向ステアリングにはいずれか
の方向に予測しない急激な力が加わることとな
り、特に山林等においては危険である。
そして、この発明は、これらの欠点を解決し、
駆動力、特に登坂能力の大きく、操舵および操向
の安定した安価にして強度大な全輪駆動型三輪自
動車、特に山林等にて木材等を運搬するに適した
急坂運搬用全輪駆動型三輪自動車を得ようとする
ものである。
駆動力、特に登坂能力の大きく、操舵および操向
の安定した安価にして強度大な全輪駆動型三輪自
動車、特に山林等にて木材等を運搬するに適した
急坂運搬用全輪駆動型三輪自動車を得ようとする
ものである。
更に、この発明は路面の凹凸により前方車輪が
激しく上下動しても、急激な前方車輪の衝撃を吸
収するとともに、前方車輪に強力な駆動力を伝動
する安価にして強度大なフロントフオークと緩衝
装置とにより、操舵および操向の安定した全輪駆
動型三輪自動車、特に急坂運搬用全輪駆動型三輪
自動車を得ようとするものである。
激しく上下動しても、急激な前方車輪の衝撃を吸
収するとともに、前方車輪に強力な駆動力を伝動
する安価にして強度大なフロントフオークと緩衝
装置とにより、操舵および操向の安定した全輪駆
動型三輪自動車、特に急坂運搬用全輪駆動型三輪
自動車を得ようとするものである。
以下に、この発明の好ましい実施例について図
面を参照しつつ、詳細に説明する。
面を参照しつつ、詳細に説明する。
第1図に示す三輪自動車1は、原動機(図示せ
ず)からの動力をミツシヨン2に伝えるがこのミ
ツシヨン2は第1ミツシヨン2aおよび第2ミツ
シヨン2bからなり、第1ミツシヨン2aからの
動力を第2ミツシヨン2bに伝えるとともに駆動
力を増大せしめる。第1ミツシヨン2a,第2ミ
ツシヨン2bのチエンジレバー3を運転席4の近
傍に取付ける。そして、この減速され、駆動力の
増大せしめられた動力は、推進軸5に伝えられ、
ノースピンデフ6を介して左右の後方車輪7,
7′へと回転を伝えるとともに、推進軸5の回転
を駆動伝動機構8を介して前方車輪9に伝える全
輪駆動型三輪自動車、特に山林等で木材等を運搬
するに適した急坂運搬用全輪駆動型三輪自動車で
ある。なお、特に図示してはいないが、例えば木
材等の長大なものを積載する場合には、別途トレ
ーラーを牽引し得ることは明らかである。
ず)からの動力をミツシヨン2に伝えるがこのミ
ツシヨン2は第1ミツシヨン2aおよび第2ミツ
シヨン2bからなり、第1ミツシヨン2aからの
動力を第2ミツシヨン2bに伝えるとともに駆動
力を増大せしめる。第1ミツシヨン2a,第2ミ
ツシヨン2bのチエンジレバー3を運転席4の近
傍に取付ける。そして、この減速され、駆動力の
増大せしめられた動力は、推進軸5に伝えられ、
ノースピンデフ6を介して左右の後方車輪7,
7′へと回転を伝えるとともに、推進軸5の回転
を駆動伝動機構8を介して前方車輪9に伝える全
輪駆動型三輪自動車、特に山林等で木材等を運搬
するに適した急坂運搬用全輪駆動型三輪自動車で
ある。なお、特に図示してはいないが、例えば木
材等の長大なものを積載する場合には、別途トレ
ーラーを牽引し得ることは明らかである。
また、この減速され、駆動力を増大せしめられ
た動力を十分に発揮するため、左右の後方車輪
7,7′には各々二個づつ作業タイヤ7a,7b,
7′a,7′bを取り付けて、タイヤ面と路面との
接触を良くした。特に、山道等は両端が高いため
左右の後方車輪7,7′に各々二個づつ取付けた
作業タイヤ7a,7b,7′a,7′bのうち外方
の作業タイヤ7a,7′aの外径を、内方の作業
タイヤ7b,7′bの外径より小径とすると一層
タイヤ面と路面との接触が良くなる。
た動力を十分に発揮するため、左右の後方車輪
7,7′には各々二個づつ作業タイヤ7a,7b,
7′a,7′bを取り付けて、タイヤ面と路面との
接触を良くした。特に、山道等は両端が高いため
左右の後方車輪7,7′に各々二個づつ取付けた
作業タイヤ7a,7b,7′a,7′bのうち外方
の作業タイヤ7a,7′aの外径を、内方の作業
タイヤ7b,7′bの外径より小径とすると一層
タイヤ面と路面との接触が良くなる。
次に、この発明の特徴の一つである推進軸5の
回転を左右の後方車輪7,7′に伝えるノースピ
ンデフ6について説明する。
回転を左右の後方車輪7,7′に伝えるノースピ
ンデフ6について説明する。
第2図において、61はデフゲージ、62は外
向きフランジ62aの端面に歯62bが形成され
た筒体から成る左右一対のドリブンクラツチ、6
3はこれらドリブンクラツチ62の歯62bと第
2d図の如くバツクラツシユCを有して噛合する
歯63a,63bを両端面に有する環状部63c
とこの環状部63cの外周面に径方向に突出する
複数の軸63dとを備えかつこれら軸63dが上
記デフゲージ61に第2a図の如く嵌着固定され
たスパイダ、64はこのスパイダ63の環状部6
3c内にスナツプリング67を介して装着された
環状のセンターカムで、その両端面には上記各ド
リブンクラツチ62の歯62bのフランジ内周側
部とそれぞれ回転方向のバツクラツシユなく噛合
う歯64a,64bが形成されるとともに、これ
ら歯64a,64bの両面にそれぞれ面取りが施
されている。したがつて、上記センターカム64
はスパイダ63に対し軸方向移動は規制される
が、回転方向へはドリブンクラツチ62と共にバ
ツクラツシユc分相対回動できるようになつてい
る。
向きフランジ62aの端面に歯62bが形成され
た筒体から成る左右一対のドリブンクラツチ、6
3はこれらドリブンクラツチ62の歯62bと第
2d図の如くバツクラツシユCを有して噛合する
歯63a,63bを両端面に有する環状部63c
とこの環状部63cの外周面に径方向に突出する
複数の軸63dとを備えかつこれら軸63dが上
記デフゲージ61に第2a図の如く嵌着固定され
たスパイダ、64はこのスパイダ63の環状部6
3c内にスナツプリング67を介して装着された
環状のセンターカムで、その両端面には上記各ド
リブンクラツチ62の歯62bのフランジ内周側
部とそれぞれ回転方向のバツクラツシユなく噛合
う歯64a,64bが形成されるとともに、これ
ら歯64a,64bの両面にそれぞれ面取りが施
されている。したがつて、上記センターカム64
はスパイダ63に対し軸方向移動は規制される
が、回転方向へはドリブンクラツチ62と共にバ
ツクラツシユc分相対回動できるようになつてい
る。
然して、68は上記各ドリブンクラツチ62の
内周面に形成された内歯62cとそれぞれ噛合う
外歯68aを有する筒体から成る左右一対のサイ
ドギヤで、これらの外周面には上記デフゲージ6
1に設けられた左右の孔61a,61b縁部にそ
れぞれ係止するフランジ68bが形成されるとと
もに、これら各フランジ68b部にカシメ等によ
りそれぞれ嵌着固定した一対のリテーナ66と上
記各ドリブンクラツチ62のフランジ62a背面
との間にはそれぞれスプリング65が張設され、
各ドリブンクラツチ62を常時スパイダ側へ付勢
している。又、上記一対のサイドギヤ68はこれ
らの筒部内に左右から一対のアクセルシヤフト6
9が挿入され、これら各アクセルシヤフト69,
69と各サイドギヤ68,68とはキーによつて
一体化されている(第2a図)。
内周面に形成された内歯62cとそれぞれ噛合う
外歯68aを有する筒体から成る左右一対のサイ
ドギヤで、これらの外周面には上記デフゲージ6
1に設けられた左右の孔61a,61b縁部にそ
れぞれ係止するフランジ68bが形成されるとと
もに、これら各フランジ68b部にカシメ等によ
りそれぞれ嵌着固定した一対のリテーナ66と上
記各ドリブンクラツチ62のフランジ62a背面
との間にはそれぞれスプリング65が張設され、
各ドリブンクラツチ62を常時スパイダ側へ付勢
している。又、上記一対のサイドギヤ68はこれ
らの筒部内に左右から一対のアクセルシヤフト6
9が挿入され、これら各アクセルシヤフト69,
69と各サイドギヤ68,68とはキーによつて
一体化されている(第2a図)。
したがつて、推進軸5から図示しないリングギ
ヤを介してデフゲージ61に駆動力が伝達される
と、該デフゲージ61と一体化されたスパイダ6
3が回転し、直進時においては、このスパイダ6
3から左右のドリブンクラツチ62,62、左右
のサイドギヤ68,68、左右のアクセルシヤフ
ト69,69へと駆動力が伝達され、左右の後方
車輪7,7′を回転する。一方、旋回時において
は、左右の後方車輪7,7′の回転差により差動
作用を開始すると、旋回高速側のドリブンクラツ
チ62の歯62bはスパイダ63の一方の歯63
aとの係合状態からバツクラツシユcのある方へ
と離れていく。この時、内側のドリブンクラツチ
62はスパイダ63から駆動力を受けこれと強固
に係合し、該内側のドリブンクラツチとセンター
カム64とはスパイダ63との係合位置に固定さ
れた状態にあるため、上記旋回高速側のドリブン
クラツチ62は、そのバツクラツシユc方向への
移動に伴ないその歯62bの内側部が第2e図の
如く、センターカム64の歯64aの面取り斜面
上をスライドして該センターカム64により矢印
方向へ押し上げられる。同時に、旋回高速側のド
リブンクラツチ62は第2d図に示すようにスパ
イダ63との噛合いも解かれて、スパイダ63の
歯63aとも干渉することなく回転することがで
き、差動作用を行なう。スプリング65は、リテ
ーナ66に支えられ、押し上げられた旋回高速側
のドリブンクラツチ62を再び噛合せる作用をす
る。
ヤを介してデフゲージ61に駆動力が伝達される
と、該デフゲージ61と一体化されたスパイダ6
3が回転し、直進時においては、このスパイダ6
3から左右のドリブンクラツチ62,62、左右
のサイドギヤ68,68、左右のアクセルシヤフ
ト69,69へと駆動力が伝達され、左右の後方
車輪7,7′を回転する。一方、旋回時において
は、左右の後方車輪7,7′の回転差により差動
作用を開始すると、旋回高速側のドリブンクラツ
チ62の歯62bはスパイダ63の一方の歯63
aとの係合状態からバツクラツシユcのある方へ
と離れていく。この時、内側のドリブンクラツチ
62はスパイダ63から駆動力を受けこれと強固
に係合し、該内側のドリブンクラツチとセンター
カム64とはスパイダ63との係合位置に固定さ
れた状態にあるため、上記旋回高速側のドリブン
クラツチ62は、そのバツクラツシユc方向への
移動に伴ないその歯62bの内側部が第2e図の
如く、センターカム64の歯64aの面取り斜面
上をスライドして該センターカム64により矢印
方向へ押し上げられる。同時に、旋回高速側のド
リブンクラツチ62は第2d図に示すようにスパ
イダ63との噛合いも解かれて、スパイダ63の
歯63aとも干渉することなく回転することがで
き、差動作用を行なう。スプリング65は、リテ
ーナ66に支えられ、押し上げられた旋回高速側
のドリブンクラツチ62を再び噛合せる作用をす
る。
なお、エンジンブレーキ作用時には力の授受の
関係が逆になり、ドリブンクラツチ62がスパイ
ダ63を駆動するため、ドリブンクラツチ62の
歯とスパイダ63の歯との間のバツクラツシユc
は前述の反対側に移る。そして、直進時において
は、左右両側のドリブンクラツチ62はスパイダ
63と噛合う。一方、エンジンブレーキにより旋
回作動時においては内側のドリブンクラツチ62
の歯がバツクラツシユc方向へと移動し該歯とス
パイダ63の歯との噛合いが解かれて、外側のド
リブンクラツチ62だけがスパイダ63と噛合
う。このように、ノースピンデフ6は基本的にワ
ンウエイクラツチとして機能する。
関係が逆になり、ドリブンクラツチ62がスパイ
ダ63を駆動するため、ドリブンクラツチ62の
歯とスパイダ63の歯との間のバツクラツシユc
は前述の反対側に移る。そして、直進時において
は、左右両側のドリブンクラツチ62はスパイダ
63と噛合う。一方、エンジンブレーキにより旋
回作動時においては内側のドリブンクラツチ62
の歯がバツクラツシユc方向へと移動し該歯とス
パイダ63の歯との噛合いが解かれて、外側のド
リブンクラツチ62だけがスパイダ63と噛合
う。このように、ノースピンデフ6は基本的にワ
ンウエイクラツチとして機能する。
そして、平坦地の走行時や積層物が軽量の場合
には、クラツチ10を離した状態で走行すること
も可能であり特に問題はないが、積載物が重量で
ある場合や急坂における登坂時、降坂時の場合で
の直進時と旋回時の問題を解決すべく、直進時に
おいて、後方車輪7,7′の周速よりも、前方車
輪9の周速が、10%以内、特に2〜5%の範囲で
若干遅くなるように推進軸5から回転を伝えるよ
うに構成した。なお、ノースピンデフは実施例と
して述べたものに限らず、通常旋回時には推進軸
5の回転を後方内側車輪に伝達させ、またエンジ
ンブレーキによる旋回作動時には上記推進軸から
の制動力を後方外側車輪に伝えるようなものであ
れば、どのような型のものでもよく、また、クラ
ツチ10を設ける位置は、推進軸5から前方車輪
9の間のどこであつてもよいことは実施例からも
明らかである。
には、クラツチ10を離した状態で走行すること
も可能であり特に問題はないが、積載物が重量で
ある場合や急坂における登坂時、降坂時の場合で
の直進時と旋回時の問題を解決すべく、直進時に
おいて、後方車輪7,7′の周速よりも、前方車
輪9の周速が、10%以内、特に2〜5%の範囲で
若干遅くなるように推進軸5から回転を伝えるよ
うに構成した。なお、ノースピンデフは実施例と
して述べたものに限らず、通常旋回時には推進軸
5の回転を後方内側車輪に伝達させ、またエンジ
ンブレーキによる旋回作動時には上記推進軸から
の制動力を後方外側車輪に伝えるようなものであ
れば、どのような型のものでもよく、また、クラ
ツチ10を設ける位置は、推進軸5から前方車輪
9の間のどこであつてもよいことは実施例からも
明らかである。
更に、推進軸5の回転を前方車輪9に伝える駆
動伝動機構8について説明する。
動伝動機構8について説明する。
推進軸5上に嵌着した歯車51の回転をチエー
ン等81により、車体11に軸受を介して軸支し
た駆動伝動軸82に伝える。なお、駆動伝動軸8
2は、複数の駆動伝動軸82a,82bを自在継
手83a,83bを介して連結することが好まし
い。一方、フロントフオーク12には、第3図に
示すように、減速機84を固定し、減速機84の
出力軸84bにはクラツチ10を介して歯車85
に回転を伝え、また前方車輪9の車軸91にも歯
車92を設け、両歯車85,92をチエーン等8
6により連結する。つまり、前方車輪9の駆動源
ともなる減速機84をフロントフオーク12に固
定して、前方車輪9の車軸91と一定距離を保つ
ような構成とする。
ン等81により、車体11に軸受を介して軸支し
た駆動伝動軸82に伝える。なお、駆動伝動軸8
2は、複数の駆動伝動軸82a,82bを自在継
手83a,83bを介して連結することが好まし
い。一方、フロントフオーク12には、第3図に
示すように、減速機84を固定し、減速機84の
出力軸84bにはクラツチ10を介して歯車85
に回転を伝え、また前方車輪9の車軸91にも歯
車92を設け、両歯車85,92をチエーン等8
6により連結する。つまり、前方車輪9の駆動源
ともなる減速機84をフロントフオーク12に固
定して、前方車輪9の車軸91と一定距離を保つ
ような構成とする。
この場合、路面の凹凸等の要因により減速機8
4の入力軸84aと、車体11に軸支した駆動伝
動軸82との上下方向の距離は変動し、更に、操
舵によりフロントフオーク12に固定した減速機
84の入力軸はキングピン13a,13bを中心
として揺動する。このため、減速機84の入力軸
84aと、車体11に軸支した駆動伝動軸82と
を、両端に自在継手87a,87bを有する駆動
伝動軸88により連結する。
4の入力軸84aと、車体11に軸支した駆動伝
動軸82との上下方向の距離は変動し、更に、操
舵によりフロントフオーク12に固定した減速機
84の入力軸はキングピン13a,13bを中心
として揺動する。このため、減速機84の入力軸
84aと、車体11に軸支した駆動伝動軸82と
を、両端に自在継手87a,87bを有する駆動
伝動軸88により連結する。
次に、この両端に自在継手87a,87bを有
する駆動伝動軸88について、第4図を参照しつ
つ説明する。
する駆動伝動軸88について、第4図を参照しつ
つ説明する。
三輪自動車、特に山林等で木材等を運搬するに
適した三輪自動車は、最小回転半径を出来る限り
小さくすることが好ましく、従つて、フロントフ
オーク12の回転を出来る限り大きくすることが
好ましい。そして、駆動軸側の一定の回転、一定
のトルクを自在継手87a,87bの作動角度が
大きくなつても、被駆動軸側に一定の回転、一定
のトルクを自在継手87a,87bの作動角度が
大きくなつても、被駆動軸側に一定の回転力、一
定のトルクを伝えるため、減速機84の入力軸8
4a側の自在継手87bはベル型ボールジヨイン
トとなし、一方、車体11に軸支した駆動伝動軸
82側の自在継手は十字型ユニバーサルジヨイン
トとした。更に、両軸82,84aの距離は、前
記のようにに、路面の凹凸や操舵等により変化す
るので、例えば、車体11に軸支した駆動伝動軸
82を、六角形の軸端と、同形の中溝を有する軸
端とを嵌合し、スライド可能な構成とした。な
お、スライド可能な軸は両端に自在継手87a,
87bを有する駆動伝動軸88でも、減速機84
の入力軸84aでもよく、それらの二軸以上であ
つてもよい。また、ベル型ボールジヨイントの内
輪に歯型の溝を設け、一方シヤフトに前記歯型の
溝と嵌合する歯を設けることにより、自在継手8
7a,87b間の距離を変化させる構成であつて
もよい。
適した三輪自動車は、最小回転半径を出来る限り
小さくすることが好ましく、従つて、フロントフ
オーク12の回転を出来る限り大きくすることが
好ましい。そして、駆動軸側の一定の回転、一定
のトルクを自在継手87a,87bの作動角度が
大きくなつても、被駆動軸側に一定の回転、一定
のトルクを自在継手87a,87bの作動角度が
大きくなつても、被駆動軸側に一定の回転力、一
定のトルクを伝えるため、減速機84の入力軸8
4a側の自在継手87bはベル型ボールジヨイン
トとなし、一方、車体11に軸支した駆動伝動軸
82側の自在継手は十字型ユニバーサルジヨイン
トとした。更に、両軸82,84aの距離は、前
記のようにに、路面の凹凸や操舵等により変化す
るので、例えば、車体11に軸支した駆動伝動軸
82を、六角形の軸端と、同形の中溝を有する軸
端とを嵌合し、スライド可能な構成とした。な
お、スライド可能な軸は両端に自在継手87a,
87bを有する駆動伝動軸88でも、減速機84
の入力軸84aでもよく、それらの二軸以上であ
つてもよい。また、ベル型ボールジヨイントの内
輪に歯型の溝を設け、一方シヤフトに前記歯型の
溝と嵌合する歯を設けることにより、自在継手8
7a,87b間の距離を変化させる構成であつて
もよい。
次に、第3図を参照しつつ、フロントフオーク
12と緩衝装置14とについて説明する。フロン
トフオーク12にフオークささえ部材15を固着
し、フオークささえ部材15にキングピン13
a,13bを介してアツパーホークステー16a
およびロアーホークステー16bを支持し、アツ
パーホークステー16aに緩衝装置取付部材17
を揺動自在に取付け、緩衝装置取付部材17を車
体11に固着し、ロアーホークステー16bを車
体11に揺動自在に取付けるとともに、緩衝装置
取付部材17とロアーホークステー16bとの間
に緩衝装置14を設ける。フロントフオーク12
には減速機84が固定されているが、フロントフ
オーク12の操舵とともに減速機84の入力軸8
4aもキングピン13a,13bを中心として揺
動する。この場合、二つの自在継手87a,87
bを介して駆動が伝動されるが、通常自在継手の
有効な作動角は中心軸から40゜程度が限界とされ
ている。しかしながら、三輪自動車、特に山林等
で木材等を運搬するに適した三輪自動車の最小半
径はできる限り小さく、つまりフロントフオーク
12の回転角をできる限り大きくすることが必要
であるから、減速機84の入力軸84aと車体1
1に軸支した駆動伝動軸82とを連結する自在継
手87a,87bのうち減速機48側の自在継手
87bをキングピン13a,13bより前方に設
け、駆動伝動軸88がフロントフオーク12間に
おいて大きく揺動しないように、つまりハンドル
操作時に該駆動伝動軸88がフロントフオーク1
2と干渉しないように設定した(第5図参照)。
12と緩衝装置14とについて説明する。フロン
トフオーク12にフオークささえ部材15を固着
し、フオークささえ部材15にキングピン13
a,13bを介してアツパーホークステー16a
およびロアーホークステー16bを支持し、アツ
パーホークステー16aに緩衝装置取付部材17
を揺動自在に取付け、緩衝装置取付部材17を車
体11に固着し、ロアーホークステー16bを車
体11に揺動自在に取付けるとともに、緩衝装置
取付部材17とロアーホークステー16bとの間
に緩衝装置14を設ける。フロントフオーク12
には減速機84が固定されているが、フロントフ
オーク12の操舵とともに減速機84の入力軸8
4aもキングピン13a,13bを中心として揺
動する。この場合、二つの自在継手87a,87
bを介して駆動が伝動されるが、通常自在継手の
有効な作動角は中心軸から40゜程度が限界とされ
ている。しかしながら、三輪自動車、特に山林等
で木材等を運搬するに適した三輪自動車の最小半
径はできる限り小さく、つまりフロントフオーク
12の回転角をできる限り大きくすることが必要
であるから、減速機84の入力軸84aと車体1
1に軸支した駆動伝動軸82とを連結する自在継
手87a,87bのうち減速機48側の自在継手
87bをキングピン13a,13bより前方に設
け、駆動伝動軸88がフロントフオーク12間に
おいて大きく揺動しないように、つまりハンドル
操作時に該駆動伝動軸88がフロントフオーク1
2と干渉しないように設定した(第5図参照)。
この発明は、以上のような構成としたので次に
述べるような作用効果を奏する。
述べるような作用効果を奏する。
原動機からミツシヨンを介して駆動される推進
軸の駆動力を左右の後方車輪に伝達するととも
に、該推進軸と連動する駆動伝動機構を介して前
方車輪に伝達させ、上記推進軸から各後方車輪へ
の伝達系には、通常旋回時に該推進軸の回転を後
方内側車輪に伝達するとともに、エンジンブレー
キによる旋回作動時には上記推進軸からの制動力
を後方外側車輪に伝達するノーススピンデフを介
装したので、駆動力、特に登坂能力を大きくする
ことができるうえ、最小回転半径を小さくするこ
とができ、左右に激しく曲折する道路等、特に山
林等で木材などを積載して急カーブしたり、Uタ
ーンしたりすることが可能となる。更に、悪路で
スリツプしたり、凹凸道路や波状道路を走行して
いて一方の車輪がはね上つた瞬間高速回転し、次
に接置して急激に回転が落ちるというように、後
方の片輪のみが急激な回転変化を生じることがな
いというノースピンデフのワンウエイクラツチと
しての機能に加えて、原動機からの回転は、後方
車輪のうちの駆動側またはエンジンブレーキ作用
をしている制動側と、前方車輪とが常に一定関係
を保つて伝えられているため、操舵が極めて安定
し、オーバーステアリングをなくすこともでき
る。
軸の駆動力を左右の後方車輪に伝達するととも
に、該推進軸と連動する駆動伝動機構を介して前
方車輪に伝達させ、上記推進軸から各後方車輪へ
の伝達系には、通常旋回時に該推進軸の回転を後
方内側車輪に伝達するとともに、エンジンブレー
キによる旋回作動時には上記推進軸からの制動力
を後方外側車輪に伝達するノーススピンデフを介
装したので、駆動力、特に登坂能力を大きくする
ことができるうえ、最小回転半径を小さくするこ
とができ、左右に激しく曲折する道路等、特に山
林等で木材などを積載して急カーブしたり、Uタ
ーンしたりすることが可能となる。更に、悪路で
スリツプしたり、凹凸道路や波状道路を走行して
いて一方の車輪がはね上つた瞬間高速回転し、次
に接置して急激に回転が落ちるというように、後
方の片輪のみが急激な回転変化を生じることがな
いというノースピンデフのワンウエイクラツチと
しての機能に加えて、原動機からの回転は、後方
車輪のうちの駆動側またはエンジンブレーキ作用
をしている制動側と、前方車輪とが常に一定関係
を保つて伝えられているため、操舵が極めて安定
し、オーバーステアリングをなくすこともでき
る。
また、ミツシヨンを第1ミツシヨンおよび第2
ミツシヨンの二個設け、第1ミツシヨンの回転を
第2ミツシヨンに伝え、第2ミツシヨンの回転を
推進軸に伝えるように構成したので、減速され、
駆動力を増大せしめられた動力が推進軸に伝えら
れ、市販のミツシヨンを使用するのみであるか
ら、安価にして駆動力、特に登坂能力を高めるこ
とができる。
ミツシヨンの二個設け、第1ミツシヨンの回転を
第2ミツシヨンに伝え、第2ミツシヨンの回転を
推進軸に伝えるように構成したので、減速され、
駆動力を増大せしめられた動力が推進軸に伝えら
れ、市販のミツシヨンを使用するのみであるか
ら、安価にして駆動力、特に登坂能力を高めるこ
とができる。
また、左右の後方車輪には各々二個づつの作業
タイヤを備えたため、タイヤ面と路面との接触を
良くすることができ、駆動力の増大せしめられた
動力を十分に発揮することができる。特に、山林
等の両端の高い路面上を走行する場合には、外方
の作業タイヤの外径を内方の作業タイヤの外径よ
りも小径とすると、一層タイヤ面と路面との接触
を良くする。
タイヤを備えたため、タイヤ面と路面との接触を
良くすることができ、駆動力の増大せしめられた
動力を十分に発揮することができる。特に、山林
等の両端の高い路面上を走行する場合には、外方
の作業タイヤの外径を内方の作業タイヤの外径よ
りも小径とすると、一層タイヤ面と路面との接触
を良くする。
また、直進時において、後方車輪の周速より前
方車輪の周速が若干遅くなるよう推進軸より回転
を伝えるよう構成したので、操舵および走行が安
定した。つまり、直進時においてはタイヤに若干
の摩擦が生じるものの、山林等においては、小
石、砂、泥等のため、この程度の周速差は障害と
はならず、ハンドルは直進方向で一番安定した状
態となるため、常に直進方向への力がハンドルに
作用する。一方、旋回時には、平坦地の走行や坂
道の登坂状態では、ノースピンデフを介して後方
車輪が駆動されているため、旋回内側つまり低速
回転の駆動側の後方車輪よりも前方車輪の周速が
遅いため、操舵に力を要するが、前方車輪には比
較的荷重がかからないため、タイヤと路面との摩
擦が少なく、両者の力は相殺されて操舵に有する
力は比較的小さく、直進方向へと安定しようとす
るハンドルの復元力によりオーバーハンドルの心
配がない。また、急坂の降坂状態では、エンジン
ブレーキが作用するため、旋回外側つまり高速回
転の制動側の後方車輪より前方車輪の周速が遅い
ため、前方車輪に荷重がかかつても、操舵自体に
力を必要としないので、操舵が安定する。特に山
林等では路肩が危険であり操舵の安定は十分に配
慮すべき事項である。
方車輪の周速が若干遅くなるよう推進軸より回転
を伝えるよう構成したので、操舵および走行が安
定した。つまり、直進時においてはタイヤに若干
の摩擦が生じるものの、山林等においては、小
石、砂、泥等のため、この程度の周速差は障害と
はならず、ハンドルは直進方向で一番安定した状
態となるため、常に直進方向への力がハンドルに
作用する。一方、旋回時には、平坦地の走行や坂
道の登坂状態では、ノースピンデフを介して後方
車輪が駆動されているため、旋回内側つまり低速
回転の駆動側の後方車輪よりも前方車輪の周速が
遅いため、操舵に力を要するが、前方車輪には比
較的荷重がかからないため、タイヤと路面との摩
擦が少なく、両者の力は相殺されて操舵に有する
力は比較的小さく、直進方向へと安定しようとす
るハンドルの復元力によりオーバーハンドルの心
配がない。また、急坂の降坂状態では、エンジン
ブレーキが作用するため、旋回外側つまり高速回
転の制動側の後方車輪より前方車輪の周速が遅い
ため、前方車輪に荷重がかかつても、操舵自体に
力を必要としないので、操舵が安定する。特に山
林等では路肩が危険であり操舵の安定は十分に配
慮すべき事項である。
また、推進軸の回転が係脱自在のクラツチを介
して前方車輪に伝えられるよう構成したので、平
坦地での走行時等において全輪を駆動する必要が
ない場合に原動機からの駆動を伝えないで後方車
輪のみで走行することができることはもとより、
原動機と前方車輪とが連結した状態では前方車輪
が停止したままではハンドルを操舵することがで
きないが、原動機と前方車輪との連結をはずすこ
とにより前方車輪の停止時でもハンドルを操舵す
ることができ、いわゆるすえ切りハンドルが可能
なため、急角度の方向転換が容易となる。
して前方車輪に伝えられるよう構成したので、平
坦地での走行時等において全輪を駆動する必要が
ない場合に原動機からの駆動を伝えないで後方車
輪のみで走行することができることはもとより、
原動機と前方車輪とが連結した状態では前方車輪
が停止したままではハンドルを操舵することがで
きないが、原動機と前方車輪との連結をはずすこ
とにより前方車輪の停止時でもハンドルを操舵す
ることができ、いわゆるすえ切りハンドルが可能
なため、急角度の方向転換が容易となる。
また、推進軸の回転を前方車輪に伝える駆動伝
動機構が、推進軸からの回転を伝えられる車体に
軸支した駆動伝動軸、フロントフオークに固定し
た減速機を有し、減速機の出力軸の回転を前方車
輪に伝えると共に、減速機の入力軸と車体に軸支
した駆動伝動軸とを、両端に自在継手を有する駆
動伝動軸により連結した構成としたため、路面の
凹凸により前方車輪が激しく上下動し、また、操
舵のためハンドルを旋回しても、前方車輪または
フロントフオークと原動機または車体との間で相
対的移動が生じても、減速された駆動力、特に登
坂能力の増大された動力が前方車輪にも、市販の
部品の利用により安価に伝えることができる。特
に、その際減速機の入力軸、車体に軸支した駆動
伝動軸、両軸を連結する両端に自在継手を有する
駆動伝動軸の少なくとも一軸、または軸と軸との
連結する自在継手の少なくとも一方を軸方向にス
ライド可能な構成としたので、操舵が安定すると
ともに、駆動力の伝動が一層良好となる。
動機構が、推進軸からの回転を伝えられる車体に
軸支した駆動伝動軸、フロントフオークに固定し
た減速機を有し、減速機の出力軸の回転を前方車
輪に伝えると共に、減速機の入力軸と車体に軸支
した駆動伝動軸とを、両端に自在継手を有する駆
動伝動軸により連結した構成としたため、路面の
凹凸により前方車輪が激しく上下動し、また、操
舵のためハンドルを旋回しても、前方車輪または
フロントフオークと原動機または車体との間で相
対的移動が生じても、減速された駆動力、特に登
坂能力の増大された動力が前方車輪にも、市販の
部品の利用により安価に伝えることができる。特
に、その際減速機の入力軸、車体に軸支した駆動
伝動軸、両軸を連結する両端に自在継手を有する
駆動伝動軸の少なくとも一軸、または軸と軸との
連結する自在継手の少なくとも一方を軸方向にス
ライド可能な構成としたので、操舵が安定すると
ともに、駆動力の伝動が一層良好となる。
また、フロントフオークにフオークささえ部材
を固着し、フオークささえ部材にキングピンを介
してアツパーホークステーおよびロアーホークス
テーに緩衝装置取付部材を揺動自在に取付け、緩
衝装置取付部材を車体に固着し、ロアーホークス
テーを車体に揺動自在に取付けるとともに、緩衝
装置取付部材とロアーホークステーとの間に緩衝
装置を設けた構成としたので、フオークオフセツ
トを所望の大きさとし、オーバーステアリングを
防ぐとともに、衝突荷重、横方向荷重に対して剛
性大きく、強度大であり、更にパイプを逆U字の
みの軽量構造とすることができるため、アンダー
ステアであつても操舵力が少なくてすむ。またア
ツパーホークステーとロアーホークステーをキン
グピンを介してフオークささえ部材に取付けたた
め、揺動に伴うトレール変化を極めて小さくする
ことができ、緩衝装置取付部材とロアーホークス
テー間に緩衝装置を取付けるためのストロークも
大きくとれるというフロントフオークと緩衝装置
との固有の作用効果に加えて、フロントフオーク
へ固定した減速機から前方車輪に安価に駆動力を
伝えることができる。
を固着し、フオークささえ部材にキングピンを介
してアツパーホークステーおよびロアーホークス
テーに緩衝装置取付部材を揺動自在に取付け、緩
衝装置取付部材を車体に固着し、ロアーホークス
テーを車体に揺動自在に取付けるとともに、緩衝
装置取付部材とロアーホークステーとの間に緩衝
装置を設けた構成としたので、フオークオフセツ
トを所望の大きさとし、オーバーステアリングを
防ぐとともに、衝突荷重、横方向荷重に対して剛
性大きく、強度大であり、更にパイプを逆U字の
みの軽量構造とすることができるため、アンダー
ステアであつても操舵力が少なくてすむ。またア
ツパーホークステーとロアーホークステーをキン
グピンを介してフオークささえ部材に取付けたた
め、揺動に伴うトレール変化を極めて小さくする
ことができ、緩衝装置取付部材とロアーホークス
テー間に緩衝装置を取付けるためのストロークも
大きくとれるというフロントフオークと緩衝装置
との固有の作用効果に加えて、フロントフオーク
へ固定した減速機から前方車輪に安価に駆動力を
伝えることができる。
また、減速機の入力軸と駆動伝動軸とを連結す
る自在継手の位置をキングピンの前方としたた
め、第5図に示す如く、ハンドルの操舵に伴な
う、この自在継手に依存する駆動伝動軸の揺動角
度範囲を小さくすることができ、通常、自在継手
が駆動軸側の一定回転、一定トルクを被駆動軸に
一定トルク、一定回転を伝えることのできる作動
角度が最大でも40゜程度であるのに対し、ハンド
ルは60゜以上でも操舵可能である。
る自在継手の位置をキングピンの前方としたた
め、第5図に示す如く、ハンドルの操舵に伴な
う、この自在継手に依存する駆動伝動軸の揺動角
度範囲を小さくすることができ、通常、自在継手
が駆動軸側の一定回転、一定トルクを被駆動軸に
一定トルク、一定回転を伝えることのできる作動
角度が最大でも40゜程度であるのに対し、ハンド
ルは60゜以上でも操舵可能である。
また、自在継手のうち減速機の入力側をベル型
ボールジヨイントとしたので、大きくハンドルを
切つても、推進軸の回転を、前方車輪に一定に伝
えることができる。
ボールジヨイントとしたので、大きくハンドルを
切つても、推進軸の回転を、前方車輪に一定に伝
えることができる。
第1a図は本発明の全輪駆動型三輪自動車の側
面図、第1b図はその平面図、第2a図はノース
ピンデフの側方断面図、第2b図はドリブンクラ
ツチの正面図、第2c図はその側面図、第2d,
e図はノースピンデフの作用図、第3a図は第1
a図の主要部側面図、第3b図はその正面図、第
4図は自在継手を有する駆動伝動軸の断面図、第
5図はハンドル操作による自在継手の作動図で、
実線が本発明によるものを示す。 1…三輪自動車、2…ミツシヨン、2a…第1
ミツシヨン、2b…第2ミツシヨン、5…推進
軸、6…ノースピンデフ、7…左後方車輪、7′
…右後方車輪、7a,7b…左作業タイヤ、7′
a,7′b…右作業タイヤ、8…駆動伝動機構、
82…駆動伝動軸、84…減速機、84a…減速
機の入力軸、84b…減速機の出力軸、87a,
87b…自在継手、88…駆動伝動軸、9…前方
車輪、10…クラツチ、11…車体、12…フロ
ントフオーク、13a,13b…キングピン、1
4…緩衝装置、15…フオークささえ部材、16
a,16b…ホークステー、17…緩衝装置取付
部材。
面図、第1b図はその平面図、第2a図はノース
ピンデフの側方断面図、第2b図はドリブンクラ
ツチの正面図、第2c図はその側面図、第2d,
e図はノースピンデフの作用図、第3a図は第1
a図の主要部側面図、第3b図はその正面図、第
4図は自在継手を有する駆動伝動軸の断面図、第
5図はハンドル操作による自在継手の作動図で、
実線が本発明によるものを示す。 1…三輪自動車、2…ミツシヨン、2a…第1
ミツシヨン、2b…第2ミツシヨン、5…推進
軸、6…ノースピンデフ、7…左後方車輪、7′
…右後方車輪、7a,7b…左作業タイヤ、7′
a,7′b…右作業タイヤ、8…駆動伝動機構、
82…駆動伝動軸、84…減速機、84a…減速
機の入力軸、84b…減速機の出力軸、87a,
87b…自在継手、88…駆動伝動軸、9…前方
車輪、10…クラツチ、11…車体、12…フロ
ントフオーク、13a,13b…キングピン、1
4…緩衝装置、15…フオークささえ部材、16
a,16b…ホークステー、17…緩衝装置取付
部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原動機からミツシヨン2を介して駆動される
推進軸5の駆動力を左右の後方車輪7,7′に伝
達するとともに、該推進軸5と連動する駆動伝動
機構8を介して前方車輪に伝達させ、上記推進軸
5から各後方車輪7,7′への伝達系には、通常
旋回時に該推進軸の回転を後方内側車輪に伝達す
るとともに、エンジンブレーキによる旋回作動時
には上記推進軸からの制動力を後方外側車輪に伝
達するノーススピンデフ6を介装したことを特徴
とする全輪駆動型三輪自動車。 2 ミツシヨン2が第1ミツシヨン2aおよび第
2ミツシヨン2bからなり、前記第1ミツシヨン
2aからの回転を前記第2ミツシヨン2bに伝
え、前記第2ミツシヨン2bの回転を推進軸5に
伝えることを特徴とする急坂運搬用の特許請求の
範囲第1項記載の全輪駆動型三輪自動車。 3 左右の後方車輪7,7′が、各々二個づつ作
業タイヤ7a,7b,7′a,7′bを備えること
を特徴とする急坂運搬用の特許請求の範囲第2項
記載の全輪駆動型三輪自動車。 4 左右の後方車輪7,7′に各々二個づつ備え
た作業タイヤ7a,7b,7′a,7′bの外方の
作業タイヤ7a,7′aの外径を、内方の作業タ
イヤ7b,7′bの外径より小径となすことを特
徴とする急坂運搬用の特許請求の範囲第3項記載
の全輪駆動型三輪自動車。 5 推進軸5の回転を、係脱自在のクラツチ10
を介して、前方車輪9に伝えることを特徴とする
特許請求の範囲第1〜4項記載のうちいずれかの
全輪駆動型三輪自動車。 6 推進軸5の回転を前方車輪9に伝える駆動伝
動機構8が、前記推進軸5からの回転を伝える車
体11に軸支した駆動伝動軸82およびフロント
フオーク12に固定した減速機84を有し、前記
減速機84の出力軸84bの回転を前記前方車輪
9に伝えるとともに、前記減速機84の入力軸8
4aと前記車体11に軸支した駆動伝動軸82と
を、両端に自在継手87a,87bを有する駆動
伝動軸88により連結される構成からなることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜5項記載のうち
いずれかの全輪駆動型三輪自動車。 7 減速機84の入力軸84a、車体11に軸支
した駆動伝動軸82、前記両軸84a,82を連
結する両端に自在継手87a,87bを有する駆
動伝動軸88の三軸84a,82,88のうち少
なくとも一軸、または軸と軸とを連結する自在継
手87a,87bのうち少なくとも一方が、軸方
向にスライド可能な構成を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第6項記載の全輪駆動型三輪自
動車。 8 両端に自在継手87a,87bを有する駆動
伝動軸88の少なくとも一方の自在継手がベル型
ボールジヨイントであることを特徴とする特許請
求の範囲第6項または第7項記載の全輪駆動型三
輪自動車。 9 フロントフオーク12にフオークささえ部材
15を固着し、前記フオークささえ部材15にキ
ングピン13a,13bを介してアツパーホーク
ステー16aおよびロアーホークステー16bを
支持し、前記アツパーホークステー16aに緩衝
装置取付部材17を揺動自在に取付け、前記緩衝
装置取付部材17を車体11に固着し、前記ロア
ーホークステー16bを車体11に揺動自在に取
付けるとともに、前記緩衝装置取付部材17と前
記ロアーホークステー16bとの間に緩衝装置1
4を設けることを特徴とする特許請求の範囲第1
〜8項記載のうちいずれかの全輪駆動型三輪自動
車。 10 フロントフオーク12にフオークささえ部
材15を固着し、前記フオークささえ部材15に
キングピン13a,13bを介してアツパーホー
クステー16aおよびロアーホークステー16b
を支持し、前記アツパーホークステー16aに緩
衝装置取付部材17を揺動自在に取付け、前記緩
衝装置取付部材17を車体に固着し、前記ロアー
ホークステー16bを車体11に揺動自在に取付
けるとともに、前記緩衝装置取付部材17と前記
ロアーホークステー16bとの間に緩衝装置14
を設けると共に、減速機84の入力軸84aと駆
動伝動軸88とを連結する自在継手87bが前記
キングピン13a,13bより前方に設けること
を特徴とする特許請求の範囲第6〜8項記載のう
ちいずれかの全輪駆動型三輪自動車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882680A JPS5737019A (en) | 1980-08-09 | 1980-08-09 | All-wheel drive autotricycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882680A JPS5737019A (en) | 1980-08-09 | 1980-08-09 | All-wheel drive autotricycle |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62227770A Division JPS6378820A (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 操向用フロントフォークを有する車両用動力伝達装置 |
| JP22777187A Division JPS6378821A (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 全輪駆動型車両 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5737019A JPS5737019A (en) | 1982-03-01 |
| JPS6349677B2 true JPS6349677B2 (ja) | 1988-10-05 |
Family
ID=14494509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10882680A Granted JPS5737019A (en) | 1980-08-09 | 1980-08-09 | All-wheel drive autotricycle |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5737019A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0573764U (ja) * | 1992-02-28 | 1993-10-08 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テープカセット |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4857955B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2012-01-18 | 井関農機株式会社 | トラクタ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4031786Y1 (ja) * | 1964-01-20 | 1965-11-08 | ||
| JPS5419625U (ja) * | 1977-07-08 | 1979-02-08 |
-
1980
- 1980-08-09 JP JP10882680A patent/JPS5737019A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0573764U (ja) * | 1992-02-28 | 1993-10-08 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テープカセット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5737019A (en) | 1982-03-01 |
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