JPS6349987B2 - - Google Patents

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JPS6349987B2
JPS6349987B2 JP60117200A JP11720085A JPS6349987B2 JP S6349987 B2 JPS6349987 B2 JP S6349987B2 JP 60117200 A JP60117200 A JP 60117200A JP 11720085 A JP11720085 A JP 11720085A JP S6349987 B2 JPS6349987 B2 JP S6349987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
lactobacillus
genus
bacteria
starter culture
Prior art date
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Expired
Application number
JP60117200A
Other languages
English (en)
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JPS61274663A (ja
Inventor
Masao Yokoyama
Hiroharu Satomi
Akio Sasaki
Eiichi Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP60117200A priority Critical patent/JPS61274663A/ja
Publication of JPS61274663A publication Critical patent/JPS61274663A/ja
Publication of JPS6349987B2 publication Critical patent/JPS6349987B2/ja
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、スターターカルチヤーを用いる肉製
品製造方法に関する。
[発明の技術背景] スターターカルチヤーを用いる肉製品の製造
は、欧米では広く行なわれているが、我が国を始
めとするその他の国ではあまり普及していない。
その理由は、従来用いられるスターターカルチヤ
ーが主に糖分を分解して乳酸を生成する菌を主体
としているために、その使用によつて酸味の強い
肉製品となつてしまい酸味を好まない国民にとつ
てその味覚が合致しないことに起因するものと云
える。
[発明の要旨] 本発明者等は、肉製品の製造において、乳酸生
成能の異なる3種の属の菌からなるスターターカ
ルチヤーを原料肉に添加混合し、高温度下に醗
酵・熟成すれば、肉製品のPHを著しく低下させる
ことなく、まろやかな味覚の肉製品を容易に製造
し得ることを見い出し、本発明の完成に至つた。
上記知見に基づく本発明は肉製品の制造におい
て、原料肉にラクトバチルス属/スタフイロコツ
カス属/ミクロコツカス属の少なくとも3種の属
の菌で構成されるスターターカルチヤーを添加混
合し、温度20〜50℃の条件下で醗酵・熟成させる
ことを特徴とする肉製品の製造方法を提供する。
[本発明の効果] スターターカルチヤーを用いる肉製品の製造に
おける熟成工程(乾燥工程)は、熟成の促進の意
味合いから高温度が好ましい。しかしながら、高
温度では熟成の進行度合の制御が難かしく、肉製
品の酸味の増長及び品質のバラツキを生じやすい
ため、例えば、醗酵サラミの製造にあつては従来
15〜20℃という低温条件が採用されてきた。
本発明は前記ラクトバチルス属/スタフイロコ
ツカス属/ミクロコツカス属の少なくとも3種の
属の菌で構成されるスターターカルチヤーを用
い、熟成工程を高温度下で行う肉製品の製造法で
あつて、酸味の少ない(PH5.0以上)品質に優れ
る肉製品を容易に製造し得る。
[発明の具体的説明] 本発明はサラミ・セレベラート等のドライソー
セージ、セミドライソーセージ、クツクソーセー
ジ、或いは生ハム等、スターターカルチヤーによ
つて醗酵・熟成して製造されるすべての肉製品を
対象とする。
本発明における原料肉とは、牛肉、豚肉、馬肉
及び羊肉等の獣肉類、鶏肉もしくは魚肉類の1種
又は数種を適当に混合したもの等、食肉用であれ
ば特に限定されない。次に、醗酵タイプ肉製品の
1種であるドライソーセージの製造を例にとり本
発明の肉製品の製造を説明する。
まず、原料肉に食塩、発色剤、リン酸塩或いは
亜硝酸等のキユアリング剤等を添加し、混合後3
〜7℃の温度下、24〜48時間かけて塩漬する。塩
漬終了後、これを凍結する。なお、豚脂肪を使用
する場合には、常法に従つて豚脂肪をサイの目に
切つて同様に塩漬・凍結しておく。次に、前記処
理した原料肉に調味料(砂糖、香辛料、グルタミ
ンソーダ等)及び豚脂肪を加え、サイレントカツ
ターで軽く練り合せる。本発明のスターターカル
チヤーはこの工程中に添加することが好ましい
が、ケーシングへの肉詰前ならば如何なる工程で
添加しても良い。
本発明に係るスターターカルチヤーはラクトバ
チルス属とスタフイロコツカス属及びミクロコツ
カス属の少なくとも3種の属の菌で構成される。
前記属構成比は特に限定されないが、通常、乳酸
生成能の大きなラクトバチルス属を30%以下(菌
数)、好ましくは5〜25%、乳酸生成能は小さい
が肉製品の色や香りに好ましい影響を与えるミク
ロコツカス属を50%以上(菌数)、好ましくは60
〜90%である。
ラクトバチルス属(Lactobacillus)としては、
ラクトバチルス・カセイ(L.casei)、ラクトバチ
ルス・ブルガリカス(L.bulgaricus)、ラクトバ
チルス・プランタルム(L.plantarum)、ラクト
バチルス・アシドフイルス(L.acidophilus)等
を例示でき、特に、ラクトバチルス・プランタル
ムが好ましい。
スタフイロコツカス属(Staphylococcus))と
してはスタフイロコツカス・シムランス(S.
simulans)又、ミクロコツカス属
(Micrococcus)としてはミクロコツカス・バリ
アンス(M.varians)、ミクロコツカス・ルテウ
ス(M.luteus)等が例示でき特に前者が好まし
い。
添加量は通常原料肉重量1g当り菌数106〜107
個で良いが、所望の最終風味に応じ適宜変えるこ
ともできる。又、必要ならば、菌の増殖を促進す
るデキストロースの如き炭水化物、自己融解イー
ストエキス等蛋白含有増殖刺激剤、或いは、マグ
ネシウム、マンガン等の微量のミネラル類をスタ
ーターカルチヤーと共存させても良い。
本発明のスターターカルチヤーは前記属類を予
め純粋培養し、滅菌処理した公知の培地に接種・
培養することによつて入手し得る。培養物は必要
に応じ、凍結乾燥等の処理により粉末状化して使
用し得る。
前記工程を経た原料肉は、次に、常法に従つて
セルロースコラーゲン或いは合成高分子よりなる
ケーシングに充填し、これを結縛したのち熟成
(乾燥)工程へ移す。熟成(乾燥)は温度20〜50
℃、好ましくは30〜40℃の条件下、通常24〜48時
間で終了する。なお、温度は特に限定されない
が、通常90%RH以上である。前記熟成(乾燥)
工程を終了したソーセージは、更に、常法に従つ
て滅菌処理工程を経て最終製品とする。
以上、本発明をドライソーセージの製造につい
て述べてきたが、他の肉製品もこれに準拠して製
造する。本発明によれば、特別な工程管理をする
ことなく従来の肉製品の製造プロセスによつて短
時間にPH5.0以上の酸味の少ない肉製品を容易に
製造できる。
以下、本発明の実施例をもつて詳述する。
実施例 1 夫々が市販品である菌であつて、生菌数ベース
でLactobacillus plantarumが20部、
Staphylococcus simulansが10部、Micrococcus
variansが70部からなるスターターカルチヤーを
用いてドライソーセージの製造を行なつた。諸原
料を配合したもの(配合は下表)スターターカル
チヤーを原料1Kg当り1.0×109個(菌数)になる
ように添加混合した。これを折径が4.0cmのセル
ロースケーシングに充填し、35℃、90%RHで25
時間放置した。25時間放置後のソーセージのPHは
5.1であつた。25時間放置後これを75℃、30分間
の殺菌処理を行つた。この後さらに24時間、15
℃、50%RHで放置した後、これをプラスチツク
フイルムで外装して製品とした。
比較例 1 スターターカルチヤーとして、Lactobacillus
plantarumを70部、Micrococcus varians30部か
らなるものを用いた以外は実施例1と全く同様に
してソーセージを製造した。35℃、90%RHで25
時間放置後のソーセージのPHは4.7であつた。こ
れを殺菌処理し製品とした。前記実施例1及び比
較例1の試料をパネラー10名で官能検査した結
果、前者は発色状態が良くわずかに酸味を有し食
感、風味とも良好であるとの判定に対し、後者は
かなりの酸味を有し、日本人の感覚からいえば軽
度の酸敗を生じていると判定した。
実施例1、比較例1における原料配合 豚赤肉 4.0Kg 牛赤肉 4.0Kg 豚脂肪 2.0Kg 亜硝酸ソーダ 1g(100ppm) アスコルビン酸ソーダ 5g ブドウ糖 100g 香辛料 適量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 肉製品の製造において、原料肉にラクトバチ
    ルス属/スタフイロコツカス属/ミクロコツカス
    属の少なくとも3種の属の菌で構成されるスター
    ターカルチヤーを添加混合し、温度20〜50℃で醗
    酵熟成させることを特徴とする肉製品の製造方
    法。 2 ラクトバチルス属/スタフイロコツカス属/
    ミクロコツカス属の少なくとも3種の属の菌で構
    成されるスターターカルチヤーが、ラクトバチル
    ス属の菌数30%以下、ミクロコツカス属の菌数50
    %以上で構成されるスターターカルチヤーを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の肉製品の製造方法。 3 ラクトバチルス属がラクトバチルス・プラン
    タルム(Lactobacillus plantarum)、スタフイ
    ロコツカス属がスタフイロコツカス・シムランス
    (Staphylococcus simulans)、ミクロコツカス属
    がミクロコツカス・バリアンス(Micrococcus
    varians)であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の肉製品の製造方法。
JP60117200A 1985-05-30 1985-05-30 肉製品の製造方法 Granted JPS61274663A (ja)

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JPS61274663A JPS61274663A (ja) 1986-12-04
JPS6349987B2 true JPS6349987B2 (ja) 1988-10-06

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ID=14705867

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ515881A (en) * 2001-12-03 2004-09-24 New Zealand Dairy Board Cheese flavour ingredient and method of its production
GR1004870B (el) * 2003-10-17 2005-04-26 Μεθοδος παρασκευης προιοντων κρεατος ωριμανσης η μερικης ωριμανσης με μερικη υποκατασταση του ζωικου λιπους και αμεση ενσωματωση ελαιολαδου
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KR102405807B1 (ko) * 2020-06-24 2022-06-08 안지선 유산균을 이용한 발효 가공육의 제조 방법

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Publication number Publication date
JPS61274663A (ja) 1986-12-04

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