JPS6350077Y2 - - Google Patents
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- JPS6350077Y2 JPS6350077Y2 JP19854383U JP19854383U JPS6350077Y2 JP S6350077 Y2 JPS6350077 Y2 JP S6350077Y2 JP 19854383 U JP19854383 U JP 19854383U JP 19854383 U JP19854383 U JP 19854383U JP S6350077 Y2 JPS6350077 Y2 JP S6350077Y2
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は出力側に平滑用コンデンサを使用した
溶接電源を有する直流アーク溶接機に関するもの
である。
溶接電源を有する直流アーク溶接機に関するもの
である。
従来、溶接アークを安定化するために、第1図
に示す如く直流アーク溶接電源Aの出力側に、限
流リアクトル5とコンデンサ6とを直列に接続し
て成る平滑回路Bを並列接続するとともに直流リ
アクトル8を電極10と母材11とアーク12か
ら成る溶接負荷に直列接続することが行なわれて
いる。直流アーク溶接電源A(以下単に電源Aと
いう)は溶接変圧器3の1次側に接続された交流
電源1及び図示しない開閉器の接点2と2次側に
接続された4個のダイオードから成る整流回路4
により構成されていて、電源の投入、しや断は接
点2の開閉により行なわれる。直流リアクトル8
のリアクタンス値は400μH程度の大きいものを使
用し、限流リアクトル5のリアクタンス値は数
10μH程度の小さいものを使用する。コンデンサ
6には、50000μF程度の大容量のものを使用す
る。限流リアクトル5は、コンデンサ6の充電電
流と放電電流の急激な変化を抑制し、リツプルを
低減するとともに、電源投入時の突入電流による
コンデンサ6の劣化を防止する。コンデンサ6に
はこれも図示しない開閉器の接点9と抵抗7を直
列接続したものが並列に接続されている。接点9
は溶接中は開放されていて溶接終了時閉じること
により、溶接中にコンデンサ6に充電された電荷
を溶接終了時に抵抗7を介して放電させるように
作動する。溶接機に用いる平滑コンデンサ6は大
容量のものが必要である。そのために開閉器の接
点9の通電容量を大きいものにすれば開閉器が大
型のものを必要とするので好ましくない。また接
点9の通電容量を小さくするには抵抗7の抵抗値
を大きくしなければならず、そのため放電時定数
が長くなり溶接終了後電極10を母材11に接触
して火花アークを発生するという誤操作または、
作業者が電極10または母材11に触れた場合電
撃を受けるので危険である。その上、電源Aの出
力側にコンデンサンサ6を接続した直流アーク溶
接機の無負荷電圧は高くなる為、アーク遮断時、
消耗性電極のもえ上りがはげしく溶接終了後のワ
イヤ先端玉径が大きく成長するので、次の溶接ス
タートが困難であるということがあつた。
に示す如く直流アーク溶接電源Aの出力側に、限
流リアクトル5とコンデンサ6とを直列に接続し
て成る平滑回路Bを並列接続するとともに直流リ
アクトル8を電極10と母材11とアーク12か
ら成る溶接負荷に直列接続することが行なわれて
いる。直流アーク溶接電源A(以下単に電源Aと
いう)は溶接変圧器3の1次側に接続された交流
電源1及び図示しない開閉器の接点2と2次側に
接続された4個のダイオードから成る整流回路4
により構成されていて、電源の投入、しや断は接
点2の開閉により行なわれる。直流リアクトル8
のリアクタンス値は400μH程度の大きいものを使
用し、限流リアクトル5のリアクタンス値は数
10μH程度の小さいものを使用する。コンデンサ
6には、50000μF程度の大容量のものを使用す
る。限流リアクトル5は、コンデンサ6の充電電
流と放電電流の急激な変化を抑制し、リツプルを
低減するとともに、電源投入時の突入電流による
コンデンサ6の劣化を防止する。コンデンサ6に
はこれも図示しない開閉器の接点9と抵抗7を直
列接続したものが並列に接続されている。接点9
は溶接中は開放されていて溶接終了時閉じること
により、溶接中にコンデンサ6に充電された電荷
を溶接終了時に抵抗7を介して放電させるように
作動する。溶接機に用いる平滑コンデンサ6は大
容量のものが必要である。そのために開閉器の接
点9の通電容量を大きいものにすれば開閉器が大
型のものを必要とするので好ましくない。また接
点9の通電容量を小さくするには抵抗7の抵抗値
を大きくしなければならず、そのため放電時定数
が長くなり溶接終了後電極10を母材11に接触
して火花アークを発生するという誤操作または、
作業者が電極10または母材11に触れた場合電
撃を受けるので危険である。その上、電源Aの出
力側にコンデンサンサ6を接続した直流アーク溶
接機の無負荷電圧は高くなる為、アーク遮断時、
消耗性電極のもえ上りがはげしく溶接終了後のワ
イヤ先端玉径が大きく成長するので、次の溶接ス
タートが困難であるということがあつた。
また、消耗性ワイヤ電極を用いた直流アーク溶
接機におけるアーク特性は、電源Aは直列に接続
された直流リアクトル8によつて大きく左右され
る。そしてこの直流リアクトル8のインダクタン
スの値は、溶融金属が短絡移行を行なう小電流域
においては、小さい方が移行が円滑で、アーク1
2が安定である。溶融金属がスプレー移行を行な
う大電流域においては、直流リアクトル8のイン
ダクタンスの値が大きい方がスパツタが少ないの
でアーク12が安定である。
接機におけるアーク特性は、電源Aは直列に接続
された直流リアクトル8によつて大きく左右され
る。そしてこの直流リアクトル8のインダクタン
スの値は、溶融金属が短絡移行を行なう小電流域
においては、小さい方が移行が円滑で、アーク1
2が安定である。溶融金属がスプレー移行を行な
う大電流域においては、直流リアクトル8のイン
ダクタンスの値が大きい方がスパツタが少ないの
でアーク12が安定である。
しかし、鉄心入りの直流リアクトルにおいて
は、鉄心の磁化特性の関係から直流電流が小さい
時はインダクタンスが大きく、直流電流が大きい
時はインダクタンスが小さくなるので、前記した
適正なインダクタンスの値と溶接電流との関係と
は逆になる。したがつて、1個の直流リアクトル
で大電流域から小電流域までの溶接を安定に行な
うことは難かしいということがあつた。
は、鉄心の磁化特性の関係から直流電流が小さい
時はインダクタンスが大きく、直流電流が大きい
時はインダクタンスが小さくなるので、前記した
適正なインダクタンスの値と溶接電流との関係と
は逆になる。したがつて、1個の直流リアクトル
で大電流域から小電流域までの溶接を安定に行な
うことは難かしいということがあつた。
本考案は上記従来の欠点を除去したもので、直
流アーク溶接電源と負荷に直列接続された直流リ
アクトルと、上記電源に並列接続されたコンデン
サを含む平滑回路と、この平滑回路に並列接続さ
れたコンデンサを含まないインピーダンス回路を
設けた直流アーク溶接機であり、更にインピーダ
ンス回路が電源に直列接続された直流リアクトル
の制御巻線と抵抗とから成る直流アーク溶接機で
ある。
流アーク溶接電源と負荷に直列接続された直流リ
アクトルと、上記電源に並列接続されたコンデン
サを含む平滑回路と、この平滑回路に並列接続さ
れたコンデンサを含まないインピーダンス回路を
設けた直流アーク溶接機であり、更にインピーダ
ンス回路が電源に直列接続された直流リアクトル
の制御巻線と抵抗とから成る直流アーク溶接機で
ある。
以下本考案の実施例を図面にしたがい詳細に説
明する。第2図は本考案に係る直流アーク溶接機
の一実施例を示す回路図である。同図において第
1図と同一部分には同一符号を付した。8′は直
流リアクトル8の鉄心で、13は鉄心8′に巻回
された制御巻線で抵抗14と直列接続されてい
る。この直列回路Cは電源Aの出力端子間に接続
されていて、電源Aの出力電流で励磁されるよう
になつている。制御巻線13の巻回方向は、直流
電源Aの出力電圧によつて流れる鉄心8′の励磁
方向と直流リアクトル8の主巻線を流れる溶接機
出力電流による鉄心8′の励磁方向とが逆になる
ように巻回されている。
明する。第2図は本考案に係る直流アーク溶接機
の一実施例を示す回路図である。同図において第
1図と同一部分には同一符号を付した。8′は直
流リアクトル8の鉄心で、13は鉄心8′に巻回
された制御巻線で抵抗14と直列接続されてい
る。この直列回路Cは電源Aの出力端子間に接続
されていて、電源Aの出力電流で励磁されるよう
になつている。制御巻線13の巻回方向は、直流
電源Aの出力電圧によつて流れる鉄心8′の励磁
方向と直流リアクトル8の主巻線を流れる溶接機
出力電流による鉄心8′の励磁方向とが逆になる
ように巻回されている。
次に本考案の一実施例の動作について説明す
る。まず図示しない溶接トーチを作業者が手に持
つて、トーチに取付けられたトーチスイツチを操
作することにより、接点2が閉じると、交流電源
1は溶接変圧器3に供給される。溶接変圧器3の
交流出力は整流回路4で整流されて直流となり、
さらに直流リアクトル8の主巻線を介して溶接電
極10に印加される。溶接電極10は例えば消耗
性ワイヤ電極で、図示しないワイヤ送給装置によ
り母材12に向つて送給される。送給されたワイ
ヤ10が母材11に接触してアーク12が発生す
る。溶接中の平滑コンデンサ6は充放電が繰返し
行なわれている。トーチスイツチを操作して溶接
を終了してからコンデンサ6に蓄積されている電
荷は、抵抗14を介して第3図のように放電す
る。図中T1が放電時間を示す。第4図に本考案
に係る直流アーク溶接機の外部特性すなわち、溶
接電極10および母材11を接続される+端子と
−端子における出力電圧(縦軸、図中二次電圧と
記す。)と出力電流(横軸、図中二次電流と記
す。)の関係を示す。同図において実線は従来の
直流アーク溶接機における出力電圧、電流特性、
破線は本考案を適用した直流アーク溶接機におけ
る出力電圧、電流特性である。実線によつて示さ
れた従来の直流アーク溶接機の外部特性は、略定
電圧特性(出力電流の増加に伴ないわずかに出力
電圧が低下する傾向がある)であるが、出力電流
が零に近づくところで出力電圧(無負荷電圧を含
む)が急に上昇する特性を呈する。低出力電流域
における出力電圧(無負荷電圧を含む)の上昇
は、平滑回路Bによる影響であり、出力電流の大
きいところよりも小さいところにおいて出力電圧
のリツプル減少の程度が大きいことに起因する。
ところが、この低出力電流域における出力電圧
(無負荷電圧を含む)の上昇はアーク溶接上好ま
しいものではなく、アーク遮断時のワイヤ電極の
もえ上りの原因となる。本考案に係る直流アーク
溶接機の外部特性は、とくに低出力電流域におけ
る出力電圧(無負荷電圧を含む)の上昇が破線の
ように制限(改善)される。その理由は、直流リ
アクトル8の主巻線を流れる電流により鉄心8′
に誘起される磁束と、制御巻線13を流れる電流
により鉄心8′に誘起される磁束の向きとが逆で
あることによる。本考案によれば、溶接アーク1
2が消えていても、常に制御巻線13、抵抗14
を介して所定の負荷電流が流れているので、溶接
電極10と母材11との間に発生する無負荷電圧
は低い。溶接終了時の出力電圧を低くすることが
できるので、ワイヤ電極10の燃え上りも無くす
ことができる。また、溶接機の接点2を開いて、
溶接変圧器3の負荷側に通電を止めれば、コンデ
ンサ6に充電された電荷はインピーダンス回路C
を介して放電する。
る。まず図示しない溶接トーチを作業者が手に持
つて、トーチに取付けられたトーチスイツチを操
作することにより、接点2が閉じると、交流電源
1は溶接変圧器3に供給される。溶接変圧器3の
交流出力は整流回路4で整流されて直流となり、
さらに直流リアクトル8の主巻線を介して溶接電
極10に印加される。溶接電極10は例えば消耗
性ワイヤ電極で、図示しないワイヤ送給装置によ
り母材12に向つて送給される。送給されたワイ
ヤ10が母材11に接触してアーク12が発生す
る。溶接中の平滑コンデンサ6は充放電が繰返し
行なわれている。トーチスイツチを操作して溶接
を終了してからコンデンサ6に蓄積されている電
荷は、抵抗14を介して第3図のように放電す
る。図中T1が放電時間を示す。第4図に本考案
に係る直流アーク溶接機の外部特性すなわち、溶
接電極10および母材11を接続される+端子と
−端子における出力電圧(縦軸、図中二次電圧と
記す。)と出力電流(横軸、図中二次電流と記
す。)の関係を示す。同図において実線は従来の
直流アーク溶接機における出力電圧、電流特性、
破線は本考案を適用した直流アーク溶接機におけ
る出力電圧、電流特性である。実線によつて示さ
れた従来の直流アーク溶接機の外部特性は、略定
電圧特性(出力電流の増加に伴ないわずかに出力
電圧が低下する傾向がある)であるが、出力電流
が零に近づくところで出力電圧(無負荷電圧を含
む)が急に上昇する特性を呈する。低出力電流域
における出力電圧(無負荷電圧を含む)の上昇
は、平滑回路Bによる影響であり、出力電流の大
きいところよりも小さいところにおいて出力電圧
のリツプル減少の程度が大きいことに起因する。
ところが、この低出力電流域における出力電圧
(無負荷電圧を含む)の上昇はアーク溶接上好ま
しいものではなく、アーク遮断時のワイヤ電極の
もえ上りの原因となる。本考案に係る直流アーク
溶接機の外部特性は、とくに低出力電流域におけ
る出力電圧(無負荷電圧を含む)の上昇が破線の
ように制限(改善)される。その理由は、直流リ
アクトル8の主巻線を流れる電流により鉄心8′
に誘起される磁束と、制御巻線13を流れる電流
により鉄心8′に誘起される磁束の向きとが逆で
あることによる。本考案によれば、溶接アーク1
2が消えていても、常に制御巻線13、抵抗14
を介して所定の負荷電流が流れているので、溶接
電極10と母材11との間に発生する無負荷電圧
は低い。溶接終了時の出力電圧を低くすることが
できるので、ワイヤ電極10の燃え上りも無くす
ことができる。また、溶接機の接点2を開いて、
溶接変圧器3の負荷側に通電を止めれば、コンデ
ンサ6に充電された電荷はインピーダンス回路C
を介して放電する。
溶接変圧器3の二次側スライダ(矢印部分)を
操作して、出力電圧が高い電圧の状態で溶接を行
う、いわゆるスプレーアーク溶接の領域において
は、ワイヤ電極10と母材11とがほとんど短絡
しないから出力溶接電流の脈動がほとんど無い。
すなわち直流リアクタ8の主巻線から制御巻線1
3への誘起電圧はほとんど無く、直流リアクタ8
は電源Aの出力で励磁される。したがつて、直流
リアクタ8は制御巻線13による逆励磁分だけ鉄
心8′の飽和が起りにくくなり等価的にインダク
タンス値が大きくなつて、回路のリアクタンスが
増加されるので、出力電流のリツプルが減少しア
ークが安定するとともにスパツタも少なくなる。
操作して、出力電圧が高い電圧の状態で溶接を行
う、いわゆるスプレーアーク溶接の領域において
は、ワイヤ電極10と母材11とがほとんど短絡
しないから出力溶接電流の脈動がほとんど無い。
すなわち直流リアクタ8の主巻線から制御巻線1
3への誘起電圧はほとんど無く、直流リアクタ8
は電源Aの出力で励磁される。したがつて、直流
リアクタ8は制御巻線13による逆励磁分だけ鉄
心8′の飽和が起りにくくなり等価的にインダク
タンス値が大きくなつて、回路のリアクタンスが
増加されるので、出力電流のリツプルが減少しア
ークが安定するとともにスパツタも少なくなる。
溶接変圧器3の二次側スライダ(矢印部分)を
操作して、出力電圧が低い電圧の状態で溶接を行
う、いわゆるシヨートアーク溶接の領域において
は、ワイヤ電極10と母材11とが短絡とアーク
を繰り返すので、短絡とアークに応じて、溶接電
流が大きく脈動する。直流リアクトル8にはこの
脈動電流が流れるので制御巻線13には変圧器作
用による電圧が誘起される。直流リアクトル8の
主巻線と制御巻線13とは逆励磁の関係にあるの
で、短絡時には、制御巻線13と抵抗14から成
るインピーダンス回路Cに高い電圧が印加され
て、大きい電流が流れる。この大きい電流による
主巻線への逆誘起電流が溶接電流と加え合わされ
るので、その分、短絡電流が増加して消耗性のワ
イヤ電極6のピンチ効果が促進されるから、溶融
金属が速やかに移行される。
操作して、出力電圧が低い電圧の状態で溶接を行
う、いわゆるシヨートアーク溶接の領域において
は、ワイヤ電極10と母材11とが短絡とアーク
を繰り返すので、短絡とアークに応じて、溶接電
流が大きく脈動する。直流リアクトル8にはこの
脈動電流が流れるので制御巻線13には変圧器作
用による電圧が誘起される。直流リアクトル8の
主巻線と制御巻線13とは逆励磁の関係にあるの
で、短絡時には、制御巻線13と抵抗14から成
るインピーダンス回路Cに高い電圧が印加され
て、大きい電流が流れる。この大きい電流による
主巻線への逆誘起電流が溶接電流と加え合わされ
るので、その分、短絡電流が増加して消耗性のワ
イヤ電極6のピンチ効果が促進されるから、溶融
金属が速やかに移行される。
次に、短絡からアーク状態に移行した時には、
短絡時に直流リアクトル8を流れていた電流を持
続する方向に、直流リアクトル8に誘起電流が発
生する。この誘起電流の発生によつて直流リアク
トル8の両端に発生する電圧は、溶接電源Aに加
えられる。したがつて、+端子と−端子間の出力
電圧は、溶接電源Aの電圧よりも直流リアクトル
8の端子電圧分だけ高い電圧となり、アークは安
定に発生する。如上の現象は、等価的に直流リア
クトル8のインダクタンス値を小さくしたことに
なる。すなわち、シヨートアーク溶接を行なう小
電流域では直流リアクトル8のインダクタンスを
小さくし、スプレーアーク溶接を行なう大電流域
では直流リアクトル8のインダクタンスを大きく
することができる。
短絡時に直流リアクトル8を流れていた電流を持
続する方向に、直流リアクトル8に誘起電流が発
生する。この誘起電流の発生によつて直流リアク
トル8の両端に発生する電圧は、溶接電源Aに加
えられる。したがつて、+端子と−端子間の出力
電圧は、溶接電源Aの電圧よりも直流リアクトル
8の端子電圧分だけ高い電圧となり、アークは安
定に発生する。如上の現象は、等価的に直流リア
クトル8のインダクタンス値を小さくしたことに
なる。すなわち、シヨートアーク溶接を行なう小
電流域では直流リアクトル8のインダクタンスを
小さくし、スプレーアーク溶接を行なう大電流域
では直流リアクトル8のインダクタンスを大きく
することができる。
以上述べた如く本考案は直流アーク溶接電源に
直列接続された直流リアクトルと、上記電源に並
列接続されたコンデンサを含む平滑回路と、この
平滑回路に並列接続されたコンデンサを含まない
インピーダンス回路を設けた直流アーク溶接機で
あり、更にインピーダンス回路が電源に直列に接
続された直流リアクトルの制御巻線と抵抗とから
成る直流アーク溶接機であるから、無負荷時のワ
イヤ電極10と母材11の間に印加される電圧が
低いので、溶接終了時のワイヤ電極10の燃え上
りが無く、したがつて、ワイヤ電極の玉が大きく
ならないから、次の溶接時のアークスタートが容
易である。また、溶接終了後、交流電源から遮断
した後、溶接機を収納する等の作業をする場合
に、作業者が出力端子や、電極10に触れても、
すでにコンデンサ6は放電されているから、電撃
の危険がない。しかも、従来の直流アーク溶接機
と比較して、接点9及びこの接点9を制御するシ
ーケンス回路が不要であり簡単な構成とすること
ができる。更に、溶接中においては、シヨートア
ーク溶接を行なう小電流域で直流リアクトル8の
インダクタンス値を小さくし、且つスプレーアー
ク溶接を行なう大電流域では直流リアクトル8の
インダクタンス値を大きくすることが簡単な構成
で実現できる。その結果として、溶接アークが安
定であるという効果がある。
直列接続された直流リアクトルと、上記電源に並
列接続されたコンデンサを含む平滑回路と、この
平滑回路に並列接続されたコンデンサを含まない
インピーダンス回路を設けた直流アーク溶接機で
あり、更にインピーダンス回路が電源に直列に接
続された直流リアクトルの制御巻線と抵抗とから
成る直流アーク溶接機であるから、無負荷時のワ
イヤ電極10と母材11の間に印加される電圧が
低いので、溶接終了時のワイヤ電極10の燃え上
りが無く、したがつて、ワイヤ電極の玉が大きく
ならないから、次の溶接時のアークスタートが容
易である。また、溶接終了後、交流電源から遮断
した後、溶接機を収納する等の作業をする場合
に、作業者が出力端子や、電極10に触れても、
すでにコンデンサ6は放電されているから、電撃
の危険がない。しかも、従来の直流アーク溶接機
と比較して、接点9及びこの接点9を制御するシ
ーケンス回路が不要であり簡単な構成とすること
ができる。更に、溶接中においては、シヨートア
ーク溶接を行なう小電流域で直流リアクトル8の
インダクタンス値を小さくし、且つスプレーアー
ク溶接を行なう大電流域では直流リアクトル8の
インダクタンス値を大きくすることが簡単な構成
で実現できる。その結果として、溶接アークが安
定であるという効果がある。
第1図は従来の直流アーク溶接機の回路図であ
る。第2図は本考案の一実施例を示す回路図、で
ある。第3図は平滑回路Bのコンデンサ6の放電
状態を示す特性図、第4図は直流アーク溶接機の
出力電圧と出力電流の関係を示す外部特性図であ
る。 A……直流アーク溶接電源、B……平滑回路、
6……コンデンサ、8……直流リアクトル、8′
……鉄心、10……溶接(ワイヤ)電極、11…
…母材、13……制御巻線、14……抵抗。
る。第2図は本考案の一実施例を示す回路図、で
ある。第3図は平滑回路Bのコンデンサ6の放電
状態を示す特性図、第4図は直流アーク溶接機の
出力電圧と出力電流の関係を示す外部特性図であ
る。 A……直流アーク溶接電源、B……平滑回路、
6……コンデンサ、8……直流リアクトル、8′
……鉄心、10……溶接(ワイヤ)電極、11…
…母材、13……制御巻線、14……抵抗。
Claims (1)
- 直流アーク溶接電源と負荷に直列接続された鉄
心入りの直流リアクトルと、上記電源に並列接続
されたコンデンサを含む平滑回路と、この平滑回
路に並列接続され、且つ上記直流リアクトルの鉄
心に上記直流リアクトルにより発生する磁束を打
消す方向に巻かれた制御巻線および抵抗から成る
インピーダンス回路を有することを特徴とする直
流アーク溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19854383U JPS59157774U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 直流ア−ク溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19854383U JPS59157774U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 直流ア−ク溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59157774U JPS59157774U (ja) | 1984-10-23 |
| JPS6350077Y2 true JPS6350077Y2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=30424108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19854383U Granted JPS59157774U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 直流ア−ク溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59157774U (ja) |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP19854383U patent/JPS59157774U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59157774U (ja) | 1984-10-23 |
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