JPS6352080B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6352080B2 JPS6352080B2 JP58190557A JP19055783A JPS6352080B2 JP S6352080 B2 JPS6352080 B2 JP S6352080B2 JP 58190557 A JP58190557 A JP 58190557A JP 19055783 A JP19055783 A JP 19055783A JP S6352080 B2 JPS6352080 B2 JP S6352080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- rolling
- melting point
- cold rolling
- fat
- Prior art date
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- Lubricants (AREA)
Description
本発明は鉄鋼用冷間圧延油に関し、その目的と
する所は、特に、低温操業が可能でかつ圧延潤滑
性の優れた冷間圧延油を提供せんとするにある。 従来、極薄鋼板と称される板厚が0.25mm以下の
ブリキ原板等の冷間圧延油には特に圧延潤滑性が
必要とされるために牛脂或いはパーム油等の動植
物油脂を基油とする圧延油が使用されてきた。 しかし、牛脂の融点は41〜44℃であることおよ
び圧延材の塑性変形のしやすさから冷間圧延油の
温度(以下クーラント温度と呼ぶ)は55〜65℃と
比較的高い温度に保持されていた。 この理由は、前記理由に加え圧延油エマルジヨ
ンの鋼板及びロールに対する付着性が高温領域に
おいて大きく圧延潤滑性に寄与し、鋼板がよくの
びること、これに対してクーラント温度を50℃前
後に低下すると冷却性には有利であるが、反面圧
延潤滑性が低下するためヒートマークが発生し、
圧延速度の増大が計れない等種々の支障きたすた
め55〜65℃のクーラント温度が常用されてきた。
近年、歩留向上および生産性向上の観点から冷間
圧延工程の単独或いは前後工程の連続化が一部実
施され、そのため圧延ロールの長時間連続使用が
なされるため、圧延ロールに金属帯の塑性変形お
よび摩擦によつて発生する熱が蓄積し、ロールク
ラウンが大となり、圧延板形状が悪化し、機械的
形状修正が困難か或いはその負担を大きくする傾
向があつた。 また、炭素数14〜18のトリグリセライドで構成
されるヒマシ油をそのまま或いは更に水添して金
属加工油として使用できることも知られている
(特開昭57−207699号)。しかしながら、該金属加
工油も上記牛脂等の欠点を解消するには至つてい
ない。 本発明者らは上記現状をふまえ、クーラント温
度の低下を目的として研究した所、現在圧延潤滑
性が最も優れるとされている牛脂を基油とする市
販冷間圧延油でもクーラント温度60℃における圧
延可能限界速度とクーラント温度55℃における圧
延可能限界速度を比較すると後者は前者に対し30
〜40%も低下することが判明した。そこで、クー
ラント温度を低くしても優れた圧延潤滑性を保持
しつつ、安定な圧延操業ができる冷間圧延油に具
備すべき必須条件は優れた圧延潤滑性、および操
業クーラント温度において基油の析出がないこ
と、すなわち基油の融点がクーラント温度よりも
低いことが満足されなければならないことが判明
した。 而して、油脂類を低融点化する通常の方法は油
脂中の高分子成分を除去する方法であるが、これ
を行うと潤滑性が低下する傾向がある。 本発明者らは、圧延潤滑性が優れ、かつ融点が
牛脂よりも低い油脂を開発すべく種々検討した結
果、ある特定のトリグリセライドを特定の処理を
行うことにより所期の目的が達成されることを見
出し茲に本発明を完成するに至つた。即ち本発明
は、魚油及びなたね油から選ばれた、炭素数20以
上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量
%含有するトリグリセライドを融点が40℃以下と
なる様に部分水素添加した油脂を有効成分として
含有して成る冷間圧延油に係るものである。 炭素数20以上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸とし
て10〜60重量%含有するトリグリセライドを融点
が40℃以下となるように部分水素添加した油脂
(以下本発明水添油脂という)を有効成分として
含有して成る本発明冷間圧延油は、クーラント温
度を35℃まで低下させても優れた圧延潤滑性を有
する。而して上記トリグリセライドは水添率を上
げれば融点も上昇するものであり、また一方、ク
ーラント温度を35℃まで下げても充分なる潤滑性
を有するので、該トリグリセライドの水添物のク
ーラント温度を35℃まで下げようとすれば、その
融点は40℃が限度となる。而して水添率を下げる
ことにより得られる水添化トリグリセライドの融
点を低下させることは可能であるが、反面、耐劣
化性が劣るので、水添率を低下させて融点を低下
させることについても自ずと限界がある。本発明
者はこの点をも改良するために研究を続けた結
果、融点30℃以下の油脂(但し本発明水添油脂を
除く)を本発明水添油脂と併用することにより、
上記の点が解消出来、耐劣化性の優れたクーラン
ト温度を35℃まで低下させても圧延潤滑性が優れ
る冷間圧延油を提供できることが判明した。 本発明に使用されるトリグリセライドの構成脂
肪酸の炭素数は20以上であつて20に達しない場合
は圧延潤滑性が不足する。 そして脂肪酸としては不飽和脂肪酸であること
が必要であり、この不飽和脂肪酸が構成脂肪酸の
10〜60重量%含有されているものである。 そしてこの際10重量%に達しないときは圧延潤
滑性が不足する。この様な炭素数20以上の不飽和
脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量%含有する
トリグリセライド(以下本発明トリグリセライド
という)として、魚油及びなたね油を使用する。
魚油の具体例としては、例えば、いわし、サン
マ、イカ、タラ、マグロ、ニシン等の魚油を挙げ
ることができる。 本発明トリグリセライドは次いで水素添加され
る。水素添加は、該トリグリセライドの融点が40
℃以下となる様な程度で行なわれる。水素添加の
方法自体は特に限定されず、従来公知の方法で行
えば良く、たとえば次の様な方法を例示出来る。 油脂(魚油)原油をアルカリ精製、水洗および
脱色して精製し、これをニツケル触媒(魚油に対
し0.5〜1重量%程度)水素ガス3〜5気圧、温
度180〜200℃の条件下、1〜10時間水素添加し、
次いで脱色、脱臭する方法を例示出来る。 本発明に於いては更に好ましくは融点が30℃以
下の油脂が配合される。この油脂としては、本発
明水添油脂以外であつて、融点が30℃以下のもの
が広い範囲で使用され、具体的にはたとえばパー
ムウインタリング油、牛脂ウインタリング油、や
し油、ババス油、ホホバ(jojoba)油等を例示出
来る。この油脂は、本発明水添油脂に対し、1:
1〜0の割合で配合される。 本発明冷間圧延油には従来公知の各種添加剤の
添加を妨げない。この際使用される添加剤として
は、油性向上剤、酸化防止剤、乳化剤等を例示出
来、更に詳しくは、脂肪酸、ダイマー酸、エステ
ル類、リン系極圧剤等の油性向上剤、フエノール
系、硫黄系の如き酸化防止剤の如き酸化防止剤、
各種界面活性剤等の乳化剤を例示出来る。これ等
添加剤はその用途に応じて広い範囲から適当な量
が配合される。 本発明に於いて使用する本発明水添油脂は圧延
潤滑性が著しく優れているので、公知の従来冷間
圧延油の油性向上剤として2重量%程度以上添加
すれば圧延潤滑性に優れた効果を示す。 本発明の冷間圧延油を用いて冷間圧延した場合
得られる効果は第1にクーラント温度を35〜55℃
と従来常用されていたクーラント温度55〜65℃に
比較して約20〜10℃低下させても優れた圧延潤滑
性を示すこと 第2にロールクラウン量は少ないため形状制御が
容易なこと 第3にクーラント温度が低いために温度保持に要
するエネルギーが少なく省エネルギーおよび操業
コストの低下が計れること 第4にヒユーム発生量が少なく、かつミル汚れが
ない等作業環境が改善できること 第5にエマルジヨンが安定であるためにスカム発
生量が少なく圧延油原単位が低減できることであ
り、このため冷間圧延操業において多大な効果を
賦与することが出来る。 次に示す実施例は、本発明の一部実施態様であ
つて、本発明の権利範囲を限定するものではな
い。 実施例 1 いわし油原油1063Kgに苛性ソーダ(2.95Kg)水
溶液でアルカリ精製し、次いで温水洗浄、活性白
土による脱色を施こした後、還元ニツケル触媒75
Kg、水素圧3.5Kg/cm2、180℃の条件下8時間水素
添加反応させ、さらに活性白土による脱色、クエ
ン酸による脱臭をして水添いわし油1000Kgを得
た。この水添いわし油のヨウ素価は52I2g/100
g、融点は40℃であつた。 該水添いわし油500Kg、パームウインター油395
Kg、オレイン酸40Kg、リン系極圧剤30Kg、フエノ
ール系酸化防止剤5Kg、非イオン系界面活性剤30
Kgを均一に加熱混合し、本発明冷間圧延油を得
た。 実施例 2〜5 上記実施例1の基油に代えて第1表に示す所定
の基油を用い、その他の添加剤の配合割合を第1
表に示す様に変えて圧延油を同様に調製した。そ
の物性を第1表に併記した。但し物性の試験は下
記の方法に依つた。 <圧延試験> 圧延機 8PCC厚さ2.3mm×巾20mm×長さ250mm 圧延速度 13m/min 圧延ロール 150φ×200プライトロール クーラント温度 45℃ パススケジユール 1パス 入側板厚2.3mm→出側板厚1.6mm圧下率30
% 2パス 入側板厚1.6mm→出側板厚1.1mm圧下率31
% 3パス 入側板厚1.1mm→出側板厚0.4mm圧下率42
% 二段試験圧延機を用いて上記圧延条件にて圧延
し、圧延荷重(t数)を測定し、圧延相対比を求
めた。その結果を表1に示す。 圧延相対比=本発明圧延油の圧延荷重(t数)/市販圧
延油の圧延荷重(t数)
する所は、特に、低温操業が可能でかつ圧延潤滑
性の優れた冷間圧延油を提供せんとするにある。 従来、極薄鋼板と称される板厚が0.25mm以下の
ブリキ原板等の冷間圧延油には特に圧延潤滑性が
必要とされるために牛脂或いはパーム油等の動植
物油脂を基油とする圧延油が使用されてきた。 しかし、牛脂の融点は41〜44℃であることおよ
び圧延材の塑性変形のしやすさから冷間圧延油の
温度(以下クーラント温度と呼ぶ)は55〜65℃と
比較的高い温度に保持されていた。 この理由は、前記理由に加え圧延油エマルジヨ
ンの鋼板及びロールに対する付着性が高温領域に
おいて大きく圧延潤滑性に寄与し、鋼板がよくの
びること、これに対してクーラント温度を50℃前
後に低下すると冷却性には有利であるが、反面圧
延潤滑性が低下するためヒートマークが発生し、
圧延速度の増大が計れない等種々の支障きたすた
め55〜65℃のクーラント温度が常用されてきた。
近年、歩留向上および生産性向上の観点から冷間
圧延工程の単独或いは前後工程の連続化が一部実
施され、そのため圧延ロールの長時間連続使用が
なされるため、圧延ロールに金属帯の塑性変形お
よび摩擦によつて発生する熱が蓄積し、ロールク
ラウンが大となり、圧延板形状が悪化し、機械的
形状修正が困難か或いはその負担を大きくする傾
向があつた。 また、炭素数14〜18のトリグリセライドで構成
されるヒマシ油をそのまま或いは更に水添して金
属加工油として使用できることも知られている
(特開昭57−207699号)。しかしながら、該金属加
工油も上記牛脂等の欠点を解消するには至つてい
ない。 本発明者らは上記現状をふまえ、クーラント温
度の低下を目的として研究した所、現在圧延潤滑
性が最も優れるとされている牛脂を基油とする市
販冷間圧延油でもクーラント温度60℃における圧
延可能限界速度とクーラント温度55℃における圧
延可能限界速度を比較すると後者は前者に対し30
〜40%も低下することが判明した。そこで、クー
ラント温度を低くしても優れた圧延潤滑性を保持
しつつ、安定な圧延操業ができる冷間圧延油に具
備すべき必須条件は優れた圧延潤滑性、および操
業クーラント温度において基油の析出がないこ
と、すなわち基油の融点がクーラント温度よりも
低いことが満足されなければならないことが判明
した。 而して、油脂類を低融点化する通常の方法は油
脂中の高分子成分を除去する方法であるが、これ
を行うと潤滑性が低下する傾向がある。 本発明者らは、圧延潤滑性が優れ、かつ融点が
牛脂よりも低い油脂を開発すべく種々検討した結
果、ある特定のトリグリセライドを特定の処理を
行うことにより所期の目的が達成されることを見
出し茲に本発明を完成するに至つた。即ち本発明
は、魚油及びなたね油から選ばれた、炭素数20以
上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量
%含有するトリグリセライドを融点が40℃以下と
なる様に部分水素添加した油脂を有効成分として
含有して成る冷間圧延油に係るものである。 炭素数20以上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸とし
て10〜60重量%含有するトリグリセライドを融点
が40℃以下となるように部分水素添加した油脂
(以下本発明水添油脂という)を有効成分として
含有して成る本発明冷間圧延油は、クーラント温
度を35℃まで低下させても優れた圧延潤滑性を有
する。而して上記トリグリセライドは水添率を上
げれば融点も上昇するものであり、また一方、ク
ーラント温度を35℃まで下げても充分なる潤滑性
を有するので、該トリグリセライドの水添物のク
ーラント温度を35℃まで下げようとすれば、その
融点は40℃が限度となる。而して水添率を下げる
ことにより得られる水添化トリグリセライドの融
点を低下させることは可能であるが、反面、耐劣
化性が劣るので、水添率を低下させて融点を低下
させることについても自ずと限界がある。本発明
者はこの点をも改良するために研究を続けた結
果、融点30℃以下の油脂(但し本発明水添油脂を
除く)を本発明水添油脂と併用することにより、
上記の点が解消出来、耐劣化性の優れたクーラン
ト温度を35℃まで低下させても圧延潤滑性が優れ
る冷間圧延油を提供できることが判明した。 本発明に使用されるトリグリセライドの構成脂
肪酸の炭素数は20以上であつて20に達しない場合
は圧延潤滑性が不足する。 そして脂肪酸としては不飽和脂肪酸であること
が必要であり、この不飽和脂肪酸が構成脂肪酸の
10〜60重量%含有されているものである。 そしてこの際10重量%に達しないときは圧延潤
滑性が不足する。この様な炭素数20以上の不飽和
脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量%含有する
トリグリセライド(以下本発明トリグリセライド
という)として、魚油及びなたね油を使用する。
魚油の具体例としては、例えば、いわし、サン
マ、イカ、タラ、マグロ、ニシン等の魚油を挙げ
ることができる。 本発明トリグリセライドは次いで水素添加され
る。水素添加は、該トリグリセライドの融点が40
℃以下となる様な程度で行なわれる。水素添加の
方法自体は特に限定されず、従来公知の方法で行
えば良く、たとえば次の様な方法を例示出来る。 油脂(魚油)原油をアルカリ精製、水洗および
脱色して精製し、これをニツケル触媒(魚油に対
し0.5〜1重量%程度)水素ガス3〜5気圧、温
度180〜200℃の条件下、1〜10時間水素添加し、
次いで脱色、脱臭する方法を例示出来る。 本発明に於いては更に好ましくは融点が30℃以
下の油脂が配合される。この油脂としては、本発
明水添油脂以外であつて、融点が30℃以下のもの
が広い範囲で使用され、具体的にはたとえばパー
ムウインタリング油、牛脂ウインタリング油、や
し油、ババス油、ホホバ(jojoba)油等を例示出
来る。この油脂は、本発明水添油脂に対し、1:
1〜0の割合で配合される。 本発明冷間圧延油には従来公知の各種添加剤の
添加を妨げない。この際使用される添加剤として
は、油性向上剤、酸化防止剤、乳化剤等を例示出
来、更に詳しくは、脂肪酸、ダイマー酸、エステ
ル類、リン系極圧剤等の油性向上剤、フエノール
系、硫黄系の如き酸化防止剤の如き酸化防止剤、
各種界面活性剤等の乳化剤を例示出来る。これ等
添加剤はその用途に応じて広い範囲から適当な量
が配合される。 本発明に於いて使用する本発明水添油脂は圧延
潤滑性が著しく優れているので、公知の従来冷間
圧延油の油性向上剤として2重量%程度以上添加
すれば圧延潤滑性に優れた効果を示す。 本発明の冷間圧延油を用いて冷間圧延した場合
得られる効果は第1にクーラント温度を35〜55℃
と従来常用されていたクーラント温度55〜65℃に
比較して約20〜10℃低下させても優れた圧延潤滑
性を示すこと 第2にロールクラウン量は少ないため形状制御が
容易なこと 第3にクーラント温度が低いために温度保持に要
するエネルギーが少なく省エネルギーおよび操業
コストの低下が計れること 第4にヒユーム発生量が少なく、かつミル汚れが
ない等作業環境が改善できること 第5にエマルジヨンが安定であるためにスカム発
生量が少なく圧延油原単位が低減できることであ
り、このため冷間圧延操業において多大な効果を
賦与することが出来る。 次に示す実施例は、本発明の一部実施態様であ
つて、本発明の権利範囲を限定するものではな
い。 実施例 1 いわし油原油1063Kgに苛性ソーダ(2.95Kg)水
溶液でアルカリ精製し、次いで温水洗浄、活性白
土による脱色を施こした後、還元ニツケル触媒75
Kg、水素圧3.5Kg/cm2、180℃の条件下8時間水素
添加反応させ、さらに活性白土による脱色、クエ
ン酸による脱臭をして水添いわし油1000Kgを得
た。この水添いわし油のヨウ素価は52I2g/100
g、融点は40℃であつた。 該水添いわし油500Kg、パームウインター油395
Kg、オレイン酸40Kg、リン系極圧剤30Kg、フエノ
ール系酸化防止剤5Kg、非イオン系界面活性剤30
Kgを均一に加熱混合し、本発明冷間圧延油を得
た。 実施例 2〜5 上記実施例1の基油に代えて第1表に示す所定
の基油を用い、その他の添加剤の配合割合を第1
表に示す様に変えて圧延油を同様に調製した。そ
の物性を第1表に併記した。但し物性の試験は下
記の方法に依つた。 <圧延試験> 圧延機 8PCC厚さ2.3mm×巾20mm×長さ250mm 圧延速度 13m/min 圧延ロール 150φ×200プライトロール クーラント温度 45℃ パススケジユール 1パス 入側板厚2.3mm→出側板厚1.6mm圧下率30
% 2パス 入側板厚1.6mm→出側板厚1.1mm圧下率31
% 3パス 入側板厚1.1mm→出側板厚0.4mm圧下率42
% 二段試験圧延機を用いて上記圧延条件にて圧延
し、圧延荷重(t数)を測定し、圧延相対比を求
めた。その結果を表1に示す。 圧延相対比=本発明圧延油の圧延荷重(t数)/市販圧
延油の圧延荷重(t数)
【表】
【表】
比較例 1
比較のために特開昭57−207699号に記載の水添
ヒマシ油を用い、下記組成の冷間圧延油を製造し
た。 水添ヒマシ油(mp45℃、水添率64%) 91 オレイン酸 5 リン系極圧剤 2 酸化防止剤 0.5 乳化剤 1.5 上記比較品を用い、実施例と同様にして圧延相
対比を求めた。 また、上記本発明圧延油(実施例2)及び上記
比較圧延油(比較例1)につき、以下の圧延試験
を行ない、クーラント温度45℃での圧延可能限界
速度を調べた。 <圧延試験> 圧延材:4重式6スタンドミル(但し、最終スタ
ンド6重式) ロール寸法: ワークロール;径520mm、胴長;1420mm、バツ
クアツプロール径;1420mm、胴長;1420mm ミル最高速度:2500m/min. 試験機 板厚:圧延機入側2.5mm 圧延機出側0.18mm 材質:低炭素鋼 結果は下記第2表の通りであつた。
ヒマシ油を用い、下記組成の冷間圧延油を製造し
た。 水添ヒマシ油(mp45℃、水添率64%) 91 オレイン酸 5 リン系極圧剤 2 酸化防止剤 0.5 乳化剤 1.5 上記比較品を用い、実施例と同様にして圧延相
対比を求めた。 また、上記本発明圧延油(実施例2)及び上記
比較圧延油(比較例1)につき、以下の圧延試験
を行ない、クーラント温度45℃での圧延可能限界
速度を調べた。 <圧延試験> 圧延材:4重式6スタンドミル(但し、最終スタ
ンド6重式) ロール寸法: ワークロール;径520mm、胴長;1420mm、バツ
クアツプロール径;1420mm、胴長;1420mm ミル最高速度:2500m/min. 試験機 板厚:圧延機入側2.5mm 圧延機出側0.18mm 材質:低炭素鋼 結果は下記第2表の通りであつた。
【表】
上記試験結果から、本発明冷間圧延油は、比較
圧延油に比して、45℃という低い温度において遥
かに優れた圧延潤滑性を示し且つより高い圧延速
度を維持し得ることは明らかである。
圧延油に比して、45℃という低い温度において遥
かに優れた圧延潤滑性を示し且つより高い圧延速
度を維持し得ることは明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 魚油及びなたね油から選ばれた、炭素数20以
上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量
%含有するトリグリセライドを融点が40℃以下と
なる様に部分水素添加した油脂を有効成分として
含有して成る冷間圧延油。 2 魚油及びなたね油から選ばれた、炭素数20以
上の不飽和脂肪酸を構成脂肪酸として10〜60重量
%含有するトリグリセライドを融点が40℃以下と
なるように部分水素添加した油脂と融点30℃以下
の油脂(但し上記水添油脂を除く)を含有するこ
とを特徴とする冷間圧延油。 3 融点30℃以下の油脂がパームウインタリング
油である特許請求の範囲第2項に記載の冷間圧延
油。 4 融点30℃以下の油脂が牛油ウインタリング油
である特許請求の範囲第2項に記載の冷間圧延
油。 5 融点30℃以下の油脂がやし油である特許請求
の範囲第2項に記載の冷間圧延油。 6 融点30℃以下の油脂がババス油である特許請
求の範囲第2項に記載の冷間圧延油。 7 融点30℃以下の油脂がホホバ(jojoba)油で
ある特許請求の範囲第2項に記載の冷間圧延油。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19055783A JPS6081295A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 冷間圧延油 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19055783A JPS6081295A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 冷間圧延油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6081295A JPS6081295A (ja) | 1985-05-09 |
| JPS6352080B2 true JPS6352080B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=16260050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19055783A Granted JPS6081295A (ja) | 1983-10-12 | 1983-10-12 | 冷間圧延油 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6081295A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11222598A (ja) * | 1998-02-06 | 1999-08-17 | Nippon Steel Corp | 冷間圧延油組成物 |
| RU2477307C2 (ru) * | 2010-05-12 | 2013-03-10 | Общество с ограниченной ответственностью "Промтехэксперт" | Смазка для холодной обработки металлов давлением |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116029B2 (ja) * | 1972-08-02 | 1976-05-21 | ||
| JPS5556192A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-24 | Kawasaki Steel Corp | Production of oil for protecting surface of steel plate |
| JPS57207699A (en) * | 1981-06-16 | 1982-12-20 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | Processing oil for metal |
-
1983
- 1983-10-12 JP JP19055783A patent/JPS6081295A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6081295A (ja) | 1985-05-09 |
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