JPS6352148B2 - - Google Patents

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JPS6352148B2
JPS6352148B2 JP4046980A JP4046980A JPS6352148B2 JP S6352148 B2 JPS6352148 B2 JP S6352148B2 JP 4046980 A JP4046980 A JP 4046980A JP 4046980 A JP4046980 A JP 4046980A JP S6352148 B2 JPS6352148 B2 JP S6352148B2
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JP
Japan
Prior art keywords
fabric
grain
graining
shrinkage
polyester fiber
Prior art date
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Expired
Application number
JP4046980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56140166A (en
Inventor
Sumio Hishinuma
Shigetoshi Shimizu
Yoshihiro Fujii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP4046980A priority Critical patent/JPS56140166A/ja
Publication of JPS56140166A publication Critical patent/JPS56140166A/ja
Publication of JPS6352148B2 publication Critical patent/JPS6352148B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステル系繊維からなる布帛のシ
ボ立て処理方法に関するものであり、詳しくはシ
ボ立て液媒体に特殊な組み合わせ薬剤を用い、且
つ布帛のタテおよびヨコ方向のシボ立て収縮を変
えることにより、高品位で均一なシボを得ようと
するものである。 従来、ポリエステル系繊維からなるシボ布帛は
ポリエステル系繊維束に1000〜3000T/M程度の
撚をかけ、或いは仮ヨリ加工を行なつて歪みを与
えた糸を製編織し、ロータリーワツシヤー、或い
は連続リラクサーなどのシボ立て装置の温湯中で
機械的な衝撃の揉布作用を加えトルクを解撚させ
シボ発現させて得るものである。いかに解撚を十
分に、且つ均一に発現させるかはシボ質の優劣を
大きく決定づける。しかるにポリエステル系繊維
は従来からこの用途に用いられている絹やナイロ
ンなどにくらべてシボが立ちにくいことは周知で
ある。かかる欠点を改良するため、シボ立て浴中
に炭酸ソーダやアルキル硫酸エステル塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩のような洗浄剤のみなら
ず、キヤリヤーと呼ばれるポリエステル用繊維膨
潤剤を加えてシボ立ち性を助長する方法や、100
℃以上の高圧下で熱収縮が大きい条件下でシボ立
てする方法が試みられている。キヤリヤー併用の
シボ立て法は洗浄剤だけよりも確かに解撚トルク
復元力を助長させる効果が認められるが、シボの
高さ、密度がもう一歩であり特にシボの均一性が
不十分である。一方、高圧シボ立て法は高圧のロ
ータリーワツシヤーの開発にともない布帛の熱収
縮を大きく、効率的に大量に処理できる長所をも
つているが、シボ立ち性は十分でなく、たとえば
高度のシボ品質が要求される高撚のチリメンやデ
シンなどは本格的な商品化がなされていないので
ある。またこれらのシボ立て用助剤や熱収縮を利
用しながらロータリーワツシヤー、連続リラクサ
ーを代表とするシボ立て装置で得られるシボ立て
収縮はほとんど布帛のタテ方向の収縮がヨコ方向
の収縮よりも小さく、(WS<CS)布帛の組織間か
ら“ツノ”と呼ばれるヨコ糸の撚溜り状のものが
飛び出し、著しくシボ質を低下させてしまう等の
欠点があり、いずれもシボ立ち性が高く、且つ優
雅な高品質のシボ布帛を得ることが極めて困難な
実状である。 本発明者はかかる問題に鑑み、布帛のシボ立て
処理方法について鋭意検討した結果、特殊なシボ
立て浴を用いることによるシボ立ち性の大幅な改
善と、且つ布帛のタテ/ヨコ収縮率の制御を組み
合わせることにより、初めて高度なシボ立ち性と
高品質のシボ質との両特長を備えた効果があるこ
とを見い出し本発明に至つたものである。 即ち、本発明はポリエステル系繊維布帛を芳香
族系のポリエステル繊維用膨潤剤、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル系界面活性剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル系界面活性剤のうち
少くとも一種を含む水系媒体中でシボ立て処理を
するに際し、苛性アルカリを共存させ、かつロー
タリーワツシヤーシボ立て装置を用いて該布帛に
与える揉布衝撃力を制御して該布帛のタテ方向の
収縮率がヨコ方向の収縮率よりも大きくなるよう
に処理することを特徴とするポリエステル系繊維
布帛のシボ立て方法である。以下本発明について
詳述する。 本発明で言うポリエステル系繊維布帛とは、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等の100%編織物のみならず、ポリエス
テルと改質ポリエステル、ポリスチレン、ポリア
ミド、ポリアクリロニトリル、ポリオレフイン、
ポリエチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等
との複合糸からなる編織物であり、複合糸の複合
の仕方については何ら限定されるものではない
が、好ましくはポリエチレンテレフタレートを60
%以上含む、1500〜3000T/Mの強撚糸、或いは
仮ヨリ糸の織物である。 芳香族系のポリエステル用繊維膨潤剤とは、芳
香族エステル化物、芳香族エーテル類、クロルベ
ンゼン系、フエノール系、フエニル系およびそれ
らの誘導体等であり、これらの単独または混合物
を他の有機溶剤とを混合して使用することも本発
明の中に含まれ、好ましくは浴中に乳化・分散
し、5〜20%(o.w.f)の範囲で使用するのがよ
い。また、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエステル系の界
面活性剤とは、式中のアルキル基の炭素数、エチ
レンオキサイドの付加モル数、イオン性等は特に
限定せず、またその中にフエニル基やその誘導体
を含んだエーテル、またはエステル化物でもよ
く、これらの単独、または混合物を他の有機溶剤
や繊維膨潤剤とを併用し、使用することも本発明
の中に含まれる。ただし、好ましくはアルキル基
の炭素数が7〜15でエチレンオキサイドの付加モ
ル数が1〜5程度で浴中に乳化・分散し、5〜20
%(o.w.f)の範囲で使用するのがよい。特にエ
チレンオキサイドの付加モル数が小さい程シボ立
ち性がよくなることが特記される。苛性アルカリ
とは苛性ソーダおよび苛性カリの単独物、或いは
混合物を指す。苛性ソーダの使用濃度とシボ立ち
性との関係を説明した例を表1に示す。
【表】
【表】 本発明の目的を達成するには苛性ソーダ、苛性
カリを純分換算で0.3〜50.0重量%の範囲で使う
ことが好ましい。苛性アルカリの使用濃度が0.3
重量%以下ではシボ立ち効果が不充分であり、
50.0重量%以上ではポリエステル繊維の著しい加
水分解を促進し、液の粘度が増大し、シボ立ち性
も低下する。ポリエステル繊維の損傷、シボ立て
効果、シワ防止などからみて0.5〜1.5重量%水溶
液で用いるのが実用的である。苛性アルカリはシ
ボ立て浴中で独特の平滑性をもち、布帛の組織拘
束力を弱めて布帛を柔軟にさせると同時に、更に
望ましいことには、シボ立て用布帛に付着してい
る糊剤・油剤を効率よく除去でき、布帛の品位、
品質を高める上でも極めて有効に働くと考えられ
る。しかしながら苛性アルカリ単独使用ではシボ
質が不充分である。前記したように本発明では、
シボ立て助剤を組合せ用いることにより、個々の
助剤を使用した結果からは想像できなかつたほど
の好効果が得られる。 このことは苛性アルカリの効果が他の助剤と全
く異質であることを示唆している。ただ相乗効果
がいかなる理由によるものであれ、最も確かで且
つ重要な事は、芳香族系のポリエステル繊維用膨
潤剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル系界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエステル
系界面活性剤のうちの少なくとも一種と苛性アル
カリの共存によりシボ立ち性を飛躍的に改善され
るという事実である。 次に、布帛のタテ収縮;WSおよびヨコ収縮;
CSとは下記に示す如く定義する。 WS(%)=W0−W1/W0×100 CS(%)=C0−C1/C0×100 ここでWS;シボ立て時の布帛のタテ糸方向の
収縮率を指し、W0;シボ立て前の該布帛の該方
向の長さ(cm)、W1;シボ立て直後の談布帛の該
方向の長さ(cm)。CS;シボ立て時の布帛のヨコ
糸方向の収縮率を指し、C0;シボ立て前の該布
帛の該方向の長さ(cm)、C1;シボ立て直後の該
布帛の該方向の長さ(cm)をそれぞれ表わす。 本発明のシボ立て浴を用いるならば、シボ立て
時にWS≧CSにする処理方法、方式ならば特に限
定しないが、シボの安定性、品質を考慮して、た
とえばロータリーワツシヤーを用いて布帛に与え
る揉布衝撃力を適当に制御することでシボ立て時
の収縮のバランスを変えることができる。表2に
揉布衝撃力をロータリーワツシヤーの回転数で対
応させ、変更した例を示す。
【表】
【表】 このようにWS≧CSにするシボ立て処理法は
“ツノ”の発生を防止しシボ質を向上させる効果
がある。シボ立て収縮がCS>WSの場合、タテ糸
を十分に屈曲できぬままにヨコ糸の解撚が先行す
るため、布帛の組織間からヨコ糸の撚り溜りであ
る“ツノ”が発生し不満足な結果を惹起する。極
端にWSがCSより大きすぎてもシボ立ち性が低下
する欠点がみられるので、本発明の目的を達成す
るには最も好ましくはWS/CS比が1.1〜1.6の範囲
で制御するのがよい。処理布帛の品種、糸構成、
組織、形態等によりその都度適宜調整すればよ
く、これに限定されるものではない。WS≧CSに
する具体的な方法は前述したロータリーワツシヤ
ーの回転条件のほかに、処理布帛の準備形態や処
理重量、シボ立て装置の揉布機構等を調整するこ
とによつても達成できる。 本発明の効果は前記したシボ立て組成浴でシボ
立ち性を著しく高めておき、且つシボ立て収縮を
WS≧CSにすることで初めて得られるものであり、
どちらか一方が欠けても得られない。次に図面に
よりこれを説明すると、第1図はシボ立ち性(シ
ボ立ち指標)とシボ立て収縮バランス(WS/CS
比)との関係からシボの品質を説明した例であ
る。即ち本発明において、まず本発明法のシボ立
て組成浴を用いることにより、従来法―1の領
域から―1の領域へシボ立ち性を向上させるこ
とができる。更にシボ立て時のタテ、ヨコ収縮
比、WS/CSを1以上にすることで―1から
―2への変換をはかることにより、シボ立ち性と
シボ質との両方を満足する本発明の効果が得られ
るのである。ちなみに従来のシボ立て浴でWS/
CS比を1以上にしても―2の領域にしか変換す
ることができず満足するものは得られない。 以上の説明で判るごとく、本発明により従来の
シボ立て処理では全く得られなかつた布帛のシボ
の高さ、シボの均一性をもち、“ツノ”やシワ、
糊剤、油剤を含まず良質で優雅で、高品位、高品
質のシボ布帛が得られる。また、明記した組み合
わせ薬剤でシボ立て収縮率をWS≧CSに制御して
も、何ら浴の分解、膨潤作用、脱糊性、布帛の染
色性等に悪影響を及ぼすことは全くなく、円滑に
効率よくシボ立て処理できるのは言うまでもな
い。 次に本発明の実施例を示すが、本発明は何らこ
れらに限定されるものではない。 実施例 1 タテ糸に50デニール、72フイラメント、ヨコ糸
に50デニール、72フイラメント双糸のポリエチレ
ンテレフタレート単独糸を用い、タテ糸に200T/
M、ヨコ糸に2800T/Mの撚をかけ、ポリアクリ
ル/ポリビニルアルコール系の混合糊剤を3.8%
付着させ、85℃で撚止めセツトしチリメン織物に
製織した。次いでロータリーワツシヤーで布帛の
27倍の流量にて昇温40分、98℃15分でシボ立てし
た後、脱水・風乾し表3の結果を得た。ここで行
なつたシボ立て浴の組成は、芳香族繊維膨潤剤で
あるメチルナフタレンを主成分とするポリエスカ
DS(辰洋化工(株)製)を20%(o.w.f)に苛性ソー
ダ(純分100%)を1.0重量%併用し、ワツシヤー
の回転数を実働13(r.p.m)で処理した本発明法と
22(r.p.m)にした比較例(1)、炭酸ソーダ(純分
100%)を0.2重量%単独使用し該回転数を22(r.p.
m)で処理した比較例(2)と該回転数を13(r.p.m)
で処理した比較例(3)をそれぞれ挙げた。
【表】 このように比較例ではいずれもシボ立ち性が悪
く、且つ脱糊性が不十分で、シボムラ、ワツシヤ
ーシワが布帛の全面に出て不合格反になつたのに
対し、本発明法ではシボ立ち指標が従来法の約
6.4倍とシボ立ち性が秀れ、且つシボ立て収縮比
(WS/CS)が1.69とタテ方向の収縮率が大きく、
“ツノ”の発生は全くなかつた。更に脱糊性がよ
く、風合も柔らかくシボ立て後の布帛の取扱い、
作業性が容易でシボムラ、ワツシヤーシワ等の欠
点が全く見当らず、優雅で均一なシボを有する高
品位・高品質のチリメン織物が得られた。 実施例 2 海成分に5―ナトリウムスルホイソフタル酸を
3.9モル共重合したポリエチレンテレフタレー
ト:15重量%、島成分にポリエチレンテレフタレ
ート:85重量%の2成分で混合溶融紡糸し、海成
分を除去する前の海島型繊維をタテ糸:63デニー
ル、24フイラメント、島本数3本、ヨコ糸:95デ
ニール、18フイラメント、島本数6本にそれぞれ
タテ糸に300T/M、ヨコ糸に2700T/Mの撚をか
け、ポリアクリル/ポリビニルアルコール系の混
合糊剤を4.5%付着させ、85℃で撚止めセツトし、
デシンクレープ織物に製織した。次いで海成分を
除去する前にロータリーワツシヤーで布帛の30倍
の液量にて昇温30分、98℃15分でシボ立てした
後、脱水・風乾し表5の結果を得た。ここで行な
つたシボ立て浴の組成は、芳香族繊維膨潤剤であ
るクロルベンゼンを主成分とするI・Pキヤリヤ
ーT―40(一方社(株)製)を10%(o.w.f)に苛性ソ
ーダ(純分100%)を1.0重量%併用し、ワツシヤ
ーの回転数を実働16r.p.mで処理した本発明法と
炭酸ソーダ(純分100%)を0.2重量%単独使用し
た比較例(4)、該芳香族繊維膨潤剤を10%(o.w.f)
単独使用した比較例(5)、該苛性ソーダ1.0重量%
単独使用した比較例(6)をそれぞれ挙げ表4に示
す。尚、シボ立て後の評価法は実施例1に従う。
【表】 このように比較例ではいずれもシボ立ち性が悪
く、シボ質や脱糊性も不満足で且つシボムラ、ワ
ツシヤーシワが織物の全面に出て不合格反になつ
たのに対し、本発明法ではシボ立ち指標が比較例
の約3〜8倍とシボ立ち性が秀れ、且つシボ立て
収縮比(WS/CS)が1.23とタテ方向の収縮率が
大になつており、“ツノ”の発生は全く見当らな
かつた。更に脱糊性、風合が良好で、シボ立て後
の布帛の取扱い、作業性が容易で、シボムラ、ワ
ツシヤーシワ、染色ムラ等が全く見当らず、優雅
で高級感のあるシボを有する高品位、高品質のデ
シンクレープ織物が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図はシボ立ち性(シボ立ち指標)とシボ立
て収縮バランス(WS/CS比)との関係を示すグ
ラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリエステル系繊維布帛を芳香族系のポリエ
    ステル繊維用膨潤剤、ポリオキシエチレンアルキ
    ルエーテル系界面活性剤、ポリオキシエチレンア
    ルキルエステル系界面活性剤のうち少なくとも一
    種を含む水系媒体中でシボ立て処理をするに際
    し、苛性アルカリを共存させ、かつロータリーワ
    ツシヤーシボ立て装置を用いて該布帛に与える揉
    布衝撃力を制御して該布帛のタテ方向の収縮率が
    ヨコ方向の収縮率よりも大きくなるように処理す
    ることを特徴とするポリエステル系繊維布帛のシ
    ボ立て方法。
JP4046980A 1980-03-31 1980-03-31 Creping of polyester type fiber cloth Granted JPS56140166A (en)

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JPS56140166A JPS56140166A (en) 1981-11-02
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