JPS6353726B2 - - Google Patents
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- JPS6353726B2 JPS6353726B2 JP8648679A JP8648679A JPS6353726B2 JP S6353726 B2 JPS6353726 B2 JP S6353726B2 JP 8648679 A JP8648679 A JP 8648679A JP 8648679 A JP8648679 A JP 8648679A JP S6353726 B2 JPS6353726 B2 JP S6353726B2
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- Japan
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- slot
- feeding point
- array
- equation
- distance
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0037—Particular feeding systems linear waveguide fed arrays
- H01Q21/0043—Slotted waveguides
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアレイの中央付近に給電部を有するス
ロツトアレイアンテナ装置に関するものである。
ロツトアレイアンテナ装置に関するものである。
一般に、中央給電非共振間隔アレイアンテナを
実用に供し得るようにするために、左右のアレイ
への給電電力を等しくし、両者の等位相面を給電
点で連続とし、さらに入力反射係数を小さくする
には、特別の考慮が必要である。ところで従来で
は、給電点での電磁波の振舞いに対する検討が不
充分であつたため、重要な設計フアクターである
給電点からの左右アレイへの距離が見落されてい
た。このため実用に供することのできる上記アン
テナが実現できなかつた。
実用に供し得るようにするために、左右のアレイ
への給電電力を等しくし、両者の等位相面を給電
点で連続とし、さらに入力反射係数を小さくする
には、特別の考慮が必要である。ところで従来で
は、給電点での電磁波の振舞いに対する検討が不
充分であつたため、重要な設計フアクターである
給電点からの左右アレイへの距離が見落されてい
た。このため実用に供することのできる上記アン
テナが実現できなかつた。
本発明は、アレイの中央付近に給電部を有する
非共振間隔スロツトアレイアンテナにおいて、試
行錯誤的でない確実な手法によつて目標アンテナ
特性をもつアンテナ装置の設計を行えるように
し、以て実用に供し得るアンテナ性能のスロツト
アレイアンテナを提供しようとするものである。
非共振間隔スロツトアレイアンテナにおいて、試
行錯誤的でない確実な手法によつて目標アンテナ
特性をもつアンテナ装置の設計を行えるように
し、以て実用に供し得るアンテナ性能のスロツト
アレイアンテナを提供しようとするものである。
このため、本発明では、前記スロツトアレイア
ンテナにおいて給電部での反射波・進行波の振舞
いを厳密に解くことによつて、給電部からの左右
アレイへの距離に対して制限を設定し、給電電力
比と等位相面形状とを満足させることにより、ほ
ぼ目標アンテナ特性のスロツトアレイアンテナ装
置を実現したものである。
ンテナにおいて給電部での反射波・進行波の振舞
いを厳密に解くことによつて、給電部からの左右
アレイへの距離に対して制限を設定し、給電電力
比と等位相面形状とを満足させることにより、ほ
ぼ目標アンテナ特性のスロツトアレイアンテナ装
置を実現したものである。
本発明によるアンテナ装置は、アレイ素子間隔
が所謂共振間隔ではないことから、中央給電非共
振間隔スロツトアレイアンテナ(以下NCFAと
略称する)と呼ぶことにする。
が所謂共振間隔ではないことから、中央給電非共
振間隔スロツトアレイアンテナ(以下NCFAと
略称する)と呼ぶことにする。
すなわち本発明のアンテナ装置は、導波管壁面
に非共振間隔の複数のスロツト素子を穿ち、該導
波管の物理的な長さの略々1/2付近に前記複数の
スロツト素子を分割する給電点を配置した非共振
型のスロツトアレイアンテナ装置において、 管内波長λgに対し、前記給電点を挾んで隣り合
う前記各スロツト素子間の間隔Dを0.45λg〜
0.55λgの間の値とし、 アレイの機械的中心からの主ビームのずれを表
す次式ビームスクイント角α α=sin-1{(λ0/λg)・δ/(1+δ)} (但しλ0は自由空間波長) がアンテナの設計ビーム幅角度近傍の値となるよ
うに前記式中の非共振性を表すパラメータとして
のδを定め、 前記給電点を挾んで隣り合う一方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dを、 D={(D/2)・〔(1+2δ)/(1+δ)〕
} とし、 前記給電点を挾んで隣り合う他方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dを、 D={(D/2)・〔1/(1+δ)〕} とし、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔を、 (λg/2)・(1+δ) とし、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔を、 (λg/2)・〔(1+δ)/(1+2δ)〕 としてなるものである。
に非共振間隔の複数のスロツト素子を穿ち、該導
波管の物理的な長さの略々1/2付近に前記複数の
スロツト素子を分割する給電点を配置した非共振
型のスロツトアレイアンテナ装置において、 管内波長λgに対し、前記給電点を挾んで隣り合
う前記各スロツト素子間の間隔Dを0.45λg〜
0.55λgの間の値とし、 アレイの機械的中心からの主ビームのずれを表
す次式ビームスクイント角α α=sin-1{(λ0/λg)・δ/(1+δ)} (但しλ0は自由空間波長) がアンテナの設計ビーム幅角度近傍の値となるよ
うに前記式中の非共振性を表すパラメータとして
のδを定め、 前記給電点を挾んで隣り合う一方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dを、 D={(D/2)・〔(1+2δ)/(1+δ)〕
} とし、 前記給電点を挾んで隣り合う他方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dを、 D={(D/2)・〔1/(1+δ)〕} とし、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔を、 (λg/2)・(1+δ) とし、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔を、 (λg/2)・〔(1+δ)/(1+2δ)〕 としてなるものである。
第1図はNCFAの給電部付近の構造を示すも
のである。第1図において、,は左右のアレ
イであり、各々導波管1の狭面に一定間隔S,
Sで多数穿たれたスロツトを有し、また左右の
アレイ,は一本の導波管1上に製作されてい
る。Fは給電点であり、この給電点Fから各アレ
イ,の第1スロツト素子A1,B1までの距離
をD,D、また上記スロツト素子A1〜B1間
の距離をDとする。給電点Fには給電用の伝送ラ
インが接続されている。P,Pは左右のア
レイ,の等位相面であり、この等位相面とア
レイ,とのなす角をα,αとする。
のである。第1図において、,は左右のアレ
イであり、各々導波管1の狭面に一定間隔S,
Sで多数穿たれたスロツトを有し、また左右の
アレイ,は一本の導波管1上に製作されてい
る。Fは給電点であり、この給電点Fから各アレ
イ,の第1スロツト素子A1,B1までの距離
をD,D、また上記スロツト素子A1〜B1間
の距離をDとする。給電点Fには給電用の伝送ラ
インが接続されている。P,Pは左右のア
レイ,の等位相面であり、この等位相面とア
レイ,とのなす角をα,αとする。
アレイアンテナでは、等位相面が全アレイ面に
亙り平面であるように構成される。NCFAでも
この条件を満たすため、上記間隔S,S、距
離D,Dについて制限が存在する。進行波近
似によれば、上記角α,αが等しくなければ
ならないことから、上記間隔S,Sの一方を
導波管1の管内波長の1/2より大きくとれば、他
方を小さくとらなければならない。つまり、非共
振アンテナでは、前記非共振性パラメータδはδ
≠0の正の数であり、一方の間隔Sを、 S=(λg/2)(1+δ)>λg/2 としたとすると、前述の条件を満たすためには他
方の間隔Sは、 S=(λg/2)〔(1+δ)/(1+2δ)〕 でなければならないことが簡単な計算からわか
る。
亙り平面であるように構成される。NCFAでも
この条件を満たすため、上記間隔S,S、距
離D,Dについて制限が存在する。進行波近
似によれば、上記角α,αが等しくなければ
ならないことから、上記間隔S,Sの一方を
導波管1の管内波長の1/2より大きくとれば、他
方を小さくとらなければならない。つまり、非共
振アンテナでは、前記非共振性パラメータδはδ
≠0の正の数であり、一方の間隔Sを、 S=(λg/2)(1+δ)>λg/2 としたとすると、前述の条件を満たすためには他
方の間隔Sは、 S=(λg/2)〔(1+δ)/(1+2δ)〕 でなければならないことが簡単な計算からわか
る。
上記の間隔S,Sはδさえ決まれば決定さ
れる。
れる。
非共振アンテナではδ≠0であるから、よく知
られたようにアンテナの主ビーム方向がアレイの
機械的中心軸線からずれるが、このビームスクイ
ントについては、例えばアメリカ合衆国商務省の
クリアリングハウス(CLEARINGHOUSE)か
ら頒布されて国立国会図書館に昭和43年3月11日
に受け入れられた資料番号AD63600のヒユー
ズ・エアクラフト社によるテクニカルレポートNo.
348「導波管スロツトアレイ設計(WAVEGUIDE
SLOT ARRAY DESIGN)」に記述されている。
それによれば、ビームスクイントの大きさは主ビ
ーム方向とアレイの機械的中心軸線とのなす角α
で表現され、λ0を自由空間波長、λgを導波管内波
長とすると、このビームスクイント角αは、 α=sin-1{(λ0/λg)−(λ0/2S)} である。ここで共振アンテナの場合はSはλgの
1/2に等しく、これを非共振アンテナではどれだ
けずらしたかを示すのが前記パラメータδでるか
ら、上式に前記S=(λg/2)(1+δ)を代入
して、前記非共振性パラメータδを用いて前記ビ
ームスクイント角αを表すと次式の通りである。
られたようにアンテナの主ビーム方向がアレイの
機械的中心軸線からずれるが、このビームスクイ
ントについては、例えばアメリカ合衆国商務省の
クリアリングハウス(CLEARINGHOUSE)か
ら頒布されて国立国会図書館に昭和43年3月11日
に受け入れられた資料番号AD63600のヒユー
ズ・エアクラフト社によるテクニカルレポートNo.
348「導波管スロツトアレイ設計(WAVEGUIDE
SLOT ARRAY DESIGN)」に記述されている。
それによれば、ビームスクイントの大きさは主ビ
ーム方向とアレイの機械的中心軸線とのなす角α
で表現され、λ0を自由空間波長、λgを導波管内波
長とすると、このビームスクイント角αは、 α=sin-1{(λ0/λg)−(λ0/2S)} である。ここで共振アンテナの場合はSはλgの
1/2に等しく、これを非共振アンテナではどれだ
けずらしたかを示すのが前記パラメータδでるか
ら、上式に前記S=(λg/2)(1+δ)を代入
して、前記非共振性パラメータδを用いて前記ビ
ームスクイント角αを表すと次式の通りである。
α=sin-1{(λ0/λg)・δ/(1+δ)}
上記資料中にも述べられているように、この種
アンテナでは前記ビームスクイント角αが設計ビ
ーム幅角度程度となるように設計されるのが一般
的である。このαがあまり大きくなると、主ビー
ム方向からみたアレイの等価的開口長が短くなつ
てアンテナ利得が低下するが、一般的にはαを例
えば5〜6゜以下に抑えれば実用上差支えない利得
の設計が行える。
アンテナでは前記ビームスクイント角αが設計ビ
ーム幅角度程度となるように設計されるのが一般
的である。このαがあまり大きくなると、主ビー
ム方向からみたアレイの等価的開口長が短くなつ
てアンテナ利得が低下するが、一般的にはαを例
えば5〜6゜以下に抑えれば実用上差支えない利得
の設計が行える。
δは、基本的にアンテナのビーム幅などの具体
的な仕様に基づいて設計上選択されるパラメータ
であるが、δとしてあまり零に近い値を選んで共
振系に近づけると左右のアレイの反射係数Γ,
Γが大きくなつて中央分岐部での位相および振
幅誤差が増加する傾向を示す。反射係数Γ,Γ
の大きさはアレイのスロツト素子数にも関係し
ているため、δはアレイの長さが決まれば前記設
計仕様によつて自ずから決まつてくるが、δ≠0
とする目的はアレイの反射係数をあまり大きくし
ないようにするためであり、一般的には前述のよ
うにビーム幅程度のビームスクイントを与えるδ
値を選ぶことによつて実用的な反射特性が得られ
る。例えば一般的に用いられている方形導波管で
はδ0/λg=0.7程度であるから、α=5゜とするとδ
は0.142程度、またα=3゜とするとδは0.08程度の
値となり、通常、δは1よりかなり小さい正の値
である。
的な仕様に基づいて設計上選択されるパラメータ
であるが、δとしてあまり零に近い値を選んで共
振系に近づけると左右のアレイの反射係数Γ,
Γが大きくなつて中央分岐部での位相および振
幅誤差が増加する傾向を示す。反射係数Γ,Γ
の大きさはアレイのスロツト素子数にも関係し
ているため、δはアレイの長さが決まれば前記設
計仕様によつて自ずから決まつてくるが、δ≠0
とする目的はアレイの反射係数をあまり大きくし
ないようにするためであり、一般的には前述のよ
うにビーム幅程度のビームスクイントを与えるδ
値を選ぶことによつて実用的な反射特性が得られ
る。例えば一般的に用いられている方形導波管で
はδ0/λg=0.7程度であるから、α=5゜とするとδ
は0.142程度、またα=3゜とするとδは0.08程度の
値となり、通常、δは1よりかなり小さい正の値
である。
一方、上記距離D,Dについては給電点F
で左右のアレイ,の等位相面に段差が生じな
いように制限がある。この制限についても次式に
より簡単に計算できる。
で左右のアレイ,の等位相面に段差が生じな
いように制限がある。この制限についても次式に
より簡単に計算できる。
D/D=1+2δ ……(1)
但し、この(1)式では、δを決めても距離D,
Dにはなお任意性が残されている。すなわち、
δは前述のようにアンテナビームパターンの要求
から決定されるが、δが決められたとしても、距
離D,Dの二つの未知数に対して(1)式に示さ
れる比としての一つの条件しか与えられないため
である。
Dにはなお任意性が残されている。すなわち、
δは前述のようにアンテナビームパターンの要求
から決定されるが、δが決められたとしても、距
離D,Dの二つの未知数に対して(1)式に示さ
れる比としての一つの条件しか与えられないため
である。
従来、距離D,Dの決定には、(1)式の制限
下で殆ど任意に決定するか、または(1)式を考慮せ
ずに或る任意の距離Dを設定し、給電点Fの位置
を変化させて実測した結果から、最も望ましい位
置を決定するという方法がとられていた。いずれ
の方法にしても、従来では試行錯誤によらねばな
らない部分が多く、多大の労力を必要とするにも
かかわらず、満足できる結果が得られるのは稀で
あつた。
下で殆ど任意に決定するか、または(1)式を考慮せ
ずに或る任意の距離Dを設定し、給電点Fの位置
を変化させて実測した結果から、最も望ましい位
置を決定するという方法がとられていた。いずれ
の方法にしても、従来では試行錯誤によらねばな
らない部分が多く、多大の労力を必要とするにも
かかわらず、満足できる結果が得られるのは稀で
あつた。
従来、NCFAが実用に供され得なかつたのは、
前述のようにパラメータδの値を決定しても、距
離D,Dの決定に際して前述の任意性が存在
するからであつた。
前述のようにパラメータδの値を決定しても、距
離D,Dの決定に際して前述の任意性が存在
するからであつた。
本発明では、給電部での電磁波の振舞いを詳し
く調べることによつて新たな制限を導き出し、こ
の新たな制限のもとに距離D,Dを決定して
実用NCFAを提供するものである。
く調べることによつて新たな制限を導き出し、こ
の新たな制限のもとに距離D,Dを決定して
実用NCFAを提供するものである。
本発明においては、パラメータδを前述のよう
にアンテナの要求ビームパターンや周波数特性等
に応じて決めると距離D,Dが一義的に決定
され、且つ位相・振幅の両条件が同時に満足さ
れ、入力反射係数も小さくすることができるもの
である。以下に本発明の原理を詳細に説明する。
にアンテナの要求ビームパターンや周波数特性等
に応じて決めると距離D,Dが一義的に決定
され、且つ位相・振幅の両条件が同時に満足さ
れ、入力反射係数も小さくすることができるもの
である。以下に本発明の原理を詳細に説明する。
第2図はNCFAの給電部近傍の等価回路であ
る。第2図において、V,Vは、各アレイ
,の第1スロツト素子A1,B1にかかる電圧、
Γ,Γは、アレイ,の第1スロツト素子
A1,B1の位置でみた入力反射係数、aiおよびbi
(但しi=,,)は各ポートのTi(但しi
=1,2,3)なる基準面での波の振幅、Θ,
ΘはT1′〜T1及びT2′〜T2間の電気角を表し、
それぞれ Θ=D・2π/λg Θ=D・2π/λg である。今、給電部としてE面T分岐を採用した
とする。このとき、T1′,T2′をT分岐の対称面に
とり、T3′を任意にとると、そのSマトリクスは
回路の対称性を考慮して次の(2)式のように書くこ
とができる。
る。第2図において、V,Vは、各アレイ
,の第1スロツト素子A1,B1にかかる電圧、
Γ,Γは、アレイ,の第1スロツト素子
A1,B1の位置でみた入力反射係数、aiおよびbi
(但しi=,,)は各ポートのTi(但しi
=1,2,3)なる基準面での波の振幅、Θ,
ΘはT1′〜T1及びT2′〜T2間の電気角を表し、
それぞれ Θ=D・2π/λg Θ=D・2π/λg である。今、給電部としてE面T分岐を採用した
とする。このとき、T1′,T2′をT分岐の対称面に
とり、T3′を任意にとると、そのSマトリクスは
回路の対称性を考慮して次の(2)式のように書くこ
とができる。
ポートに加えられる電力は全てポート,
に伝達したいから、S33=0がNCFAの給電部と
して用いる場合に必要な条件となる。この条件
は、整合素子の装架により達成できる。この条件
が満たされ、また回路を無損失とすると、Sマト
リクスのユニタリ性により、 |S11|=|S12|=1/2 ……(3a) |S13|=1/√2 ……(3b) となる。T3′は任意であるから、argS13=0とな
る位置T3まで移動しても差支えない。こうして、
T1′,T2′,T3間のSマトリクスは となる。さらにT1′,T2′をアレイ,の第1ス
ロツト素子A1,B1の直前の位置T1,T2まで移動
すると、T1,T2,T3間のSマトリクスが得ら
れ、次の(5)式のようになる。
に伝達したいから、S33=0がNCFAの給電部と
して用いる場合に必要な条件となる。この条件
は、整合素子の装架により達成できる。この条件
が満たされ、また回路を無損失とすると、Sマト
リクスのユニタリ性により、 |S11|=|S12|=1/2 ……(3a) |S13|=1/√2 ……(3b) となる。T3′は任意であるから、argS13=0とな
る位置T3まで移動しても差支えない。こうして、
T1′,T2′,T3間のSマトリクスは となる。さらにT1′,T2′をアレイ,の第1ス
ロツト素子A1,B1の直前の位置T1,T2まで移動
すると、T1,T2,T3間のSマトリクスが得ら
れ、次の(5)式のようになる。
(但しφはポート〜間の伝達遅れである)
第2図において、T1,T2,T3からの出射波振
幅と、T1,T2,T3への入射波振幅との関係は、
散乱マトリクスの定義より、 と表される。またaとb、及びaとbと
は、各々のポートの負荷の反射係数Γ,Γに
より関係づけられ、 a=b・Γ,a=b・Γ
……(6b) と表される。
幅と、T1,T2,T3への入射波振幅との関係は、
散乱マトリクスの定義より、 と表される。またaとb、及びaとbと
は、各々のポートの負荷の反射係数Γ,Γに
より関係づけられ、 a=b・Γ,a=b・Γ
……(6b) と表される。
(6a)式に(6b)式を代入すると、
この(6c)式に(5)式を代入し、左辺のb,b
成分について積を実行すると次のようになる。
但し、この場合、aは信号源からの入射波であ
るから通常の如く規格化して、a=1とする。
成分について積を実行すると次のようになる。
但し、この場合、aは信号源からの入射波であ
るから通常の如く規格化して、a=1とする。
ここで(6d)×ej〓〓+(6e)×ej〓〓を作ると各式
の
右辺第2項が消えて、 b〔ej〓〓−Γ/2・ej(〓-〓〓)〕+b
〔ej〓〓−Γ/2・ej(〓-〓〓)〕 =b〔Γ/2・ej(〓-〓〓)〕+b
〔Γ/2・ej(〓-〓〓)〕 よつて、 b〔ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)〕=−b
〔ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)〕 を得る。これからb/bを作ると、 b/b=−ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)/e
j〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)=−ej〓〓{1−Γ・ej(
〓-2〓〓)}/ej〓〓{1−Γ・ej(〓-2〓〓)} これを調整すれば次の(7)式が得られる。
の
右辺第2項が消えて、 b〔ej〓〓−Γ/2・ej(〓-〓〓)〕+b
〔ej〓〓−Γ/2・ej(〓-〓〓)〕 =b〔Γ/2・ej(〓-〓〓)〕+b
〔Γ/2・ej(〓-〓〓)〕 よつて、 b〔ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)〕=−b
〔ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)〕 を得る。これからb/bを作ると、 b/b=−ej〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)/e
j〓〓−Γ・ej(〓-〓〓)=−ej〓〓{1−Γ・ej(
〓-2〓〓)}/ej〓〓{1−Γ・ej(〓-2〓〓)} これを調整すれば次の(7)式が得られる。
b/b=−1−Γ・ej(〓-2〓〓)/1−Γ・
ej(〓-2〓〓)・ej(〓〓-〓〓)……(7) 左右アレイへの給電電力を等しくするには、振
幅、すなわち給電電力が|b/b|=1であ
る必要がある。この条件が成立するΘ,Θは
数多くあるが、ここでは、 Γ・ej(〓-2〓〓)={Γ・ej(〓-2〓〓)}*……(
8) である場合を考える。(8)式で*は複素共役を示
す。Γ,Γは現実のアレイでは互いに複素共
役に近いことは知られているから、(8)式の仮定は
略々成立させ得る。(8)式において、Γ=Γ*
とおいて角度について整理すると、 Θ+Θ=φ+nπ,(n=0,1,2,…)
……(9) を得る。φはポート〜間の伝達おくれを表し
ており、一般に小さいので無視しても差支えな
い。このようにして、最終的に Θ+Θ=nπ,(n=0,1,2,…) を得る。これを管内波長を用いて表現すると、 D≡D+D=n・λg/2 ……(10) となる。この(10)式と(1)式とから、通常Dは小さい
程よいのでn=1とすると、 D=λg/4(1+2δ/1+δ),D=λg/4
(1/1+δ) ……(11) となる。
ej(〓-2〓〓)・ej(〓〓-〓〓)……(7) 左右アレイへの給電電力を等しくするには、振
幅、すなわち給電電力が|b/b|=1であ
る必要がある。この条件が成立するΘ,Θは
数多くあるが、ここでは、 Γ・ej(〓-2〓〓)={Γ・ej(〓-2〓〓)}*……(
8) である場合を考える。(8)式で*は複素共役を示
す。Γ,Γは現実のアレイでは互いに複素共
役に近いことは知られているから、(8)式の仮定は
略々成立させ得る。(8)式において、Γ=Γ*
とおいて角度について整理すると、 Θ+Θ=φ+nπ,(n=0,1,2,…)
……(9) を得る。φはポート〜間の伝達おくれを表し
ており、一般に小さいので無視しても差支えな
い。このようにして、最終的に Θ+Θ=nπ,(n=0,1,2,…) を得る。これを管内波長を用いて表現すると、 D≡D+D=n・λg/2 ……(10) となる。この(10)式と(1)式とから、通常Dは小さい
程よいのでn=1とすると、 D=λg/4(1+2δ/1+δ),D=λg/4
(1/1+δ) ……(11) となる。
さて(11)式の条件下で、第1スロツト素子の励振
位相を考えてみる。
位相を考えてみる。
V/V=b(1+Γ)/b(1+Γ)
と書けるから、(7)式を用いて、
argV/V=argb/b+arg1+Γ/1+Γ
=(Θ−Θ)+arg1−Γ・ej(〓-2〓〓)/1
−Γ・ej(〓-2〓〓) +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 ……(12) (12)式において第1項は設計値、第2項は給電部
T1′,T2′を介してのアレイの反射波によつてb
,bがもつ位相差、第3項は反射波によつて
生じる第1スロツト素子励振電圧の進行波を基準
とした位相差を表している。
=(Θ−Θ)+arg1−Γ・ej(〓-2〓〓)/1
−Γ・ej(〓-2〓〓) +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 ……(12) (12)式において第1項は設計値、第2項は給電部
T1′,T2′を介してのアレイの反射波によつてb
,bがもつ位相差、第3項は反射波によつて
生じる第1スロツト素子励振電圧の進行波を基準
とした位相差を表している。
さて(12)式の第2項でφ−2Θ,φ−2Θにつ
いて考える。通常、φ=0としてよいことは前述
した通りである。Θ,Θはδ≠0であるため
等しくはないが、本発明では前述のようにδが1
よりかなり小さい場合を対象にしているので、
(11)式から、D≒D≒λgとなり、 2Θ≒2Θ≒π ……(13) となる。こうして(12)式に(13)式を代入すると、 argV/V≒(Θ−Θ) +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 となり、第2項と第3項とが打ち消し合う。従つ
て、arg(V/V)≒Θ−Θとなり、設
計値に近い位相差を実現できる。
いて考える。通常、φ=0としてよいことは前述
した通りである。Θ,Θはδ≠0であるため
等しくはないが、本発明では前述のようにδが1
よりかなり小さい場合を対象にしているので、
(11)式から、D≒D≒λgとなり、 2Θ≒2Θ≒π ……(13) となる。こうして(12)式に(13)式を代入すると、 argV/V≒(Θ−Θ) +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 +arg〔(1+Γ)/(1+Γ)〕 となり、第2項と第3項とが打ち消し合う。従つ
て、arg(V/V)≒Θ−Θとなり、設
計値に近い位相差を実現できる。
次にポートでの反射係数を計算してみると、
次の結果を得る。
次の結果を得る。
|Γ|=||X|2−Re〔X〕/1−Re〔X〕|
ここでは、X=Γ・exp{j(φ−2Θ)}と
し、Γ≒Γ*、Θ=Θという近似を用い
た。この式から、|Γ|はRe〔X〕が正のとき
Γより小さくなることがわかる。このようにア
レイを設計することは困難ではなく、特に上式に
おいて|X|=cos(argX)の場合には反射は0
となる。
し、Γ≒Γ*、Θ=Θという近似を用い
た。この式から、|Γ|はRe〔X〕が正のとき
Γより小さくなることがわかる。このようにア
レイを設計することは困難ではなく、特に上式に
おいて|X|=cos(argX)の場合には反射は0
となる。
以上に述べたように、非共振性のパラメータδ
を通常と同様に1よりかなり小さくとり、給電点
に接続される伝送ラインに整合をとるための素子
を設け、距離D,Dを(11)式で与えられる
ものとすることにより、左右のアレイへの給電電
力を等しくし、且つ両者の等位相面を給電点で連
続とするというNCFA実現に必要な全ての条件
を満たせることになる。尚、前述の計算例では給
電部としてE面T分岐について説明したが、H面
T分岐、プローブ結合、マジツクTを用いた場合
などでも同様の結論に達する。
を通常と同様に1よりかなり小さくとり、給電点
に接続される伝送ラインに整合をとるための素子
を設け、距離D,Dを(11)式で与えられる
ものとすることにより、左右のアレイへの給電電
力を等しくし、且つ両者の等位相面を給電点で連
続とするというNCFA実現に必要な全ての条件
を満たせることになる。尚、前述の計算例では給
電部としてE面T分岐について説明したが、H面
T分岐、プローブ結合、マジツクTを用いた場合
などでも同様の結論に達する。
また前述の計算例ではφ=0及びΓ=Γ*
として近似したが、この二つの近似を補正する必
要が生じる場合には、(10)式の右辺に補正項が加わ
る。この補正項は、ほぼλgの±5%以内で殆ど全
ての場合に充分である。こうして、 D≡D+D=λg/2(1.1)〜λg/2(0.9) とし、 D/D=1+2δ とすることで、殆ど全てのNCFAで振幅・位相、
入力反射係数が満足できる状態を作り出すことが
できる。
として近似したが、この二つの近似を補正する必
要が生じる場合には、(10)式の右辺に補正項が加わ
る。この補正項は、ほぼλgの±5%以内で殆ど全
ての場合に充分である。こうして、 D≡D+D=λg/2(1.1)〜λg/2(0.9) とし、 D/D=1+2δ とすることで、殆ど全てのNCFAで振幅・位相、
入力反射係数が満足できる状態を作り出すことが
できる。
図は本発明の一実施例を示すものであり、第1
図は中心給電非共振間隔スロツトアレイの中心給
電部付近を示す構成図、第2図は第1図の等価回
路図である。 1:導波管、,:アレイ、A1,A2:第1
スロツト素子、F:給電点。
図は中心給電非共振間隔スロツトアレイの中心給
電部付近を示す構成図、第2図は第1図の等価回
路図である。 1:導波管、,:アレイ、A1,A2:第1
スロツト素子、F:給電点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導波管壁面に非共振間隔の複数のスロツト素
子を穿ち、該導波管の物理的な長さの略々1/2付
近に前記複数のスロツト素子を分割する給電点を
配置した非共振型のスロツトアレイアンテナ装置
において、 管内波長λgに対し、前記給電点を挾んで隣り合
う前記各スロツト素子間の間隔Dが0.45λg〜
0.55λgの間の値をもち、 アレイの機械的中心からの主ビームのずれを表
す次式ビームスクイント角α α=sin-1{(λ0/λg)・δ/(1+δ)} (但しλ0は自由空間波長) がアンテナの設計ビーム幅角度近傍の値となるよ
うに非共振性を表すパラメータとしてのδが定め
られ、 前記給電点を挾んで隣り合う一方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dが、 D={(D/2)・〔(1+2δ)/(1+δ)〕
} とされ、 前記給電点を挾んで隣り合う他方のスロツト素
子と前記給電点との間隔Dが、 D={(D/2)・〔1/(1+δ)〕} とされ、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔が、 (λg/2)・(1+δ) とされ、 前記給電点とスロツト素子との間隔をDとさ
れた側の前記複数のスロツト素子間の間隔が、 (λg/2)・〔(1+δ)/(1+2δ)〕 とされていることを特徴とするスロツトアレイア
ンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8648679A JPS5625804A (en) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | Slot array antenna unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8648679A JPS5625804A (en) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | Slot array antenna unit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5625804A JPS5625804A (en) | 1981-03-12 |
| JPS6353726B2 true JPS6353726B2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=13888303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8648679A Granted JPS5625804A (en) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | Slot array antenna unit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5625804A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE449540B (sv) * | 1985-10-31 | 1987-05-04 | Ericsson Telefon Ab L M | Vagledarelement for en elektriskt styrd radarantenn |
| JP2007295396A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Japan Radio Co Ltd | スロットアレイアンテナ |
| JP5713553B2 (ja) * | 2009-11-06 | 2015-05-07 | 古野電気株式会社 | アンテナ装置およびレーダ装置 |
-
1979
- 1979-07-10 JP JP8648679A patent/JPS5625804A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5625804A (en) | 1981-03-12 |
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