JPS6353763B2 - - Google Patents
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- JPS6353763B2 JPS6353763B2 JP56081351A JP8135181A JPS6353763B2 JP S6353763 B2 JPS6353763 B2 JP S6353763B2 JP 56081351 A JP56081351 A JP 56081351A JP 8135181 A JP8135181 A JP 8135181A JP S6353763 B2 JPS6353763 B2 JP S6353763B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012885 constant function Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は低風圧アーマロツド、特に架空送電
線のジヤンパ線に装着してこれを低風圧化するア
ーマロツドに関するものである。
線のジヤンパ線に装着してこれを低風圧化するア
ーマロツドに関するものである。
従来から、架空送電線のジヤンパ線には、電線
振動による応力の軽減、アークによる電線の損
傷・断線防止のためにアーマロツドを装着するこ
とが行なわれている。しかしながら、従来のアー
マロツドは断面円形の金属線をジヤンパ線の外周
に単に撚り合せて巻付けるだけのものであつて、
低風圧特性を発揮する如き配慮はなされていな
い。架空送電線自体が低風圧特性を有する場合
は、ジヤンパ線も同様の特性を有することになる
ので、アーマロツドによつて上記の特性を特別に
付与する必要はないが、そのような特性を有しな
い既設の架空送電線におけるジヤンパ線において
は、風圧によつて揺動し閃絡を起し易いので、低
風圧化を図ることが望ましい。
振動による応力の軽減、アークによる電線の損
傷・断線防止のためにアーマロツドを装着するこ
とが行なわれている。しかしながら、従来のアー
マロツドは断面円形の金属線をジヤンパ線の外周
に単に撚り合せて巻付けるだけのものであつて、
低風圧特性を発揮する如き配慮はなされていな
い。架空送電線自体が低風圧特性を有する場合
は、ジヤンパ線も同様の特性を有することになる
ので、アーマロツドによつて上記の特性を特別に
付与する必要はないが、そのような特性を有しな
い既設の架空送電線におけるジヤンパ線において
は、風圧によつて揺動し閃絡を起し易いので、低
風圧化を図ることが望ましい。
ところで、ジヤンパ線に風が当つた場合の最大
風圧Pは次の第(1)式で表わされる。
風圧Pは次の第(1)式で表わされる。
P=1/2ρCx V2(Kg/m2) …(1)
但し、ρ:空気密度(Kg・sec2/m4)
Cx:受風面の抵抗係数(無次元)
V:風速(m/sec)
上記の抵抗係数Cxはレイノルズ数Rに依存す
るが、両者の関係は風洞実験によつて定められ
る。
るが、両者の関係は風洞実験によつて定められ
る。
第1図は従来のジヤンパ線の種類別のレイノル
ズ数Rと抵抗係数Cxとの関係を実験によつて求
めたグラフであり、曲線a,bは次の試料a,b
の特性である。
ズ数Rと抵抗係数Cxとの関係を実験によつて求
めたグラフであり、曲線a,bは次の試料a,b
の特性である。
試料a:最外層を外径10.6mmの素線30本で撚り
合せた外径116mmの撚線 試料b:最外層を外径8.9mmの素線36本で撚り
合せた外径116mmの撚線 試料c:外径116mmの円筒 上記の曲線a,bに示すように、撚線の場合は
レイノルズ数Rが小さい(例えば2×104)とき
抵抗係数Cxが大きく、Rが4×104〜6×104で
最小となり、Rが6×104以上でCxはほゞフラツ
トになる。一方、曲線Cは円筒の場合であるが
(これをジヤンパ線の外周をパイプで覆つたもの、
又はパイプ状のジヤンパ線であるとみなしてよ
い)、Rの小さな領域ではCxが大きく、Rが大き
くなるに従つて急激にCxが低下している。
合せた外径116mmの撚線 試料b:最外層を外径8.9mmの素線36本で撚り
合せた外径116mmの撚線 試料c:外径116mmの円筒 上記の曲線a,bに示すように、撚線の場合は
レイノルズ数Rが小さい(例えば2×104)とき
抵抗係数Cxが大きく、Rが4×104〜6×104で
最小となり、Rが6×104以上でCxはほゞフラツ
トになる。一方、曲線Cは円筒の場合であるが
(これをジヤンパ線の外周をパイプで覆つたもの、
又はパイプ状のジヤンパ線であるとみなしてよ
い)、Rの小さな領域ではCxが大きく、Rが大き
くなるに従つて急激にCxが低下している。
したがつて、理想的にはジヤンパ線の外周表面
を円筒状にすべく、これにパイプを被せCxの小
さいジヤンパ線とすればよいことになるが、Cx
が小さいとRが大きくなり、Rが大きいことは次
の第(2)式で明らかなように外径Dが必要以上に大
きくなり、実用的でない。
を円筒状にすべく、これにパイプを被せCxの小
さいジヤンパ線とすればよいことになるが、Cx
が小さいとRが大きくなり、Rが大きいことは次
の第(2)式で明らかなように外径Dが必要以上に大
きくなり、実用的でない。
R=VD/ν …(2)
但し、D:アーマロツドを含むジヤンパ線の外
径(m) ν:空気動粘性係数(m2/sec)、標準状
態(線路設計では通常15℃,1気
圧)で1.456×10-5m2/secで一定で
ある。
径(m) ν:空気動粘性係数(m2/sec)、標準状
態(線路設計では通常15℃,1気
圧)で1.456×10-5m2/secで一定で
ある。
そこで、通常の円形断面素線を撚り合せたジヤ
ンパ線と、円筒又は円柱との中間的な特性を示す
ジヤンパ線になるよう、特定形状のアーマロツド
をジヤンパ線に装着することが適切な外径で抵抗
係数の小さいジヤンパ線、即ち低風圧化されたジ
ヤンパ線を得ることができるものと思われる。
ンパ線と、円筒又は円柱との中間的な特性を示す
ジヤンパ線になるよう、特定形状のアーマロツド
をジヤンパ線に装着することが適切な外径で抵抗
係数の小さいジヤンパ線、即ち低風圧化されたジ
ヤンパ線を得ることができるものと思われる。
この発明の目的は、ジヤンパ線に装着すること
により、抵抗係数を小さくでき、風圧によつてジ
ヤンパ線に加わる荷重を低減できるようにしたア
ーマロツドを提供することである。
により、抵抗係数を小さくでき、風圧によつてジ
ヤンパ線に加わる荷重を低減できるようにしたア
ーマロツドを提供することである。
以下、図面を参照してこの発明の具体的な実施
例を説明する。
例を説明する。
第2図は実施例のアーマロツド10をジヤンパ
線11に装着した状態の断面図、第3図はアーマ
ロツド素線12の断面図、第4図はアーマロツド
10を装着したジヤンパ線11の一部省略平面図
である。
線11に装着した状態の断面図、第3図はアーマ
ロツド素線12の断面図、第4図はアーマロツド
10を装着したジヤンパ線11の一部省略平面図
である。
上記のアーマロツド10は複数本の素線12を
ジヤンパ線11の外周に密にら旋状に巻き付ける
ことにより構成される。素線12の断面形状は、
第3図に示すように、外面と内面はジヤンパ線1
1と同心円上にあり、その両側面はジヤンパ線1
1の中心に対し一定の角度θを有する。また外面
の両側角は曲率半径rの円弧面に形成されてい
る。上記の角度θをθ=360/n(但し、nは正の整 数)であるように選ぶことにより、n本の素線1
2をジヤンパ線11の外周に密に配列することが
できる。また、上記の素線12は第4図に示すよ
うに予めら旋状に成形されており、その内径は、
ジヤンパ線11に装着する前の状態では、ジヤン
パ線11の外径より若干小さく形成され、ジヤン
パ線11に装着した場合に、弾性によつて強く巻
き付くようにしてある。
ジヤンパ線11の外周に密にら旋状に巻き付ける
ことにより構成される。素線12の断面形状は、
第3図に示すように、外面と内面はジヤンパ線1
1と同心円上にあり、その両側面はジヤンパ線1
1の中心に対し一定の角度θを有する。また外面
の両側角は曲率半径rの円弧面に形成されてい
る。上記の角度θをθ=360/n(但し、nは正の整 数)であるように選ぶことにより、n本の素線1
2をジヤンパ線11の外周に密に配列することが
できる。また、上記の素線12は第4図に示すよ
うに予めら旋状に成形されており、その内径は、
ジヤンパ線11に装着する前の状態では、ジヤン
パ線11の外径より若干小さく形成され、ジヤン
パ線11に装着した場合に、弾性によつて強く巻
き付くようにしてある。
上記の如き素線12をジヤンパ線11の外周に
密に巻き付けると、各素線12の外側角の円弧面
の突き合せにより複数本のら旋溝13が形成さ
れ、隣り合う溝13相互間のジヤンパ線11中心
に対する開き角θは、前述の素線12の両側面の
角度θと一致する。
密に巻き付けると、各素線12の外側角の円弧面
の突き合せにより複数本のら旋溝13が形成さ
れ、隣り合う溝13相互間のジヤンパ線11中心
に対する開き角θは、前述の素線12の両側面の
角度θと一致する。
第5図は上記のアーマロツド10をジヤンパ線
11の外周に装着し、溝13の開き角θを一定と
した場合において、アーマロツド10を含むジヤ
ンパ線11の外径D(m)と、素線12の円弧面
の曲率半径r(m)との比、すなわち曲率半径比
率r/Dを異にした試料により、レイノルズ数Rと 抵抗係数Cxとの関係を実験によつて求めたグラ
フであり、開き角θ=12゜,r/Dの値は曲線dが 17.4/1000、同eが29.1/1000、同fが34.9/1000の場
合を示す。
11の外周に装着し、溝13の開き角θを一定と
した場合において、アーマロツド10を含むジヤ
ンパ線11の外径D(m)と、素線12の円弧面
の曲率半径r(m)との比、すなわち曲率半径比
率r/Dを異にした試料により、レイノルズ数Rと 抵抗係数Cxとの関係を実験によつて求めたグラ
フであり、開き角θ=12゜,r/Dの値は曲線dが 17.4/1000、同eが29.1/1000、同fが34.9/1000の場
合を示す。
ところで、通常、送電線の風圧計算を行なう場
合は、風速の変化を考慮して、レイノルズ数Rの
変化に比べて抵抗係数Cxの変化率の少ない領域
を用いる。そこで、各実験によつて得られた曲率
半径比率別の曲線d,e,fの使用範囲を選ぶ場
合は、次のごとく決められる。すなわち、各曲線
d,e,fの抵抗係数Cxが最小値となる点を結
んだ1点鎖線x1をレイノルズ数Rの最小値の領
域に選ぶ。一方、レイノルズ数の最小値は、線路
設計者に周知のように、レイノルズ数の最小値か
ら2倍のレイノルズ数の範囲に選ばれる。これ
は、実際の風速が設計風速に比べて上下に変化す
るのを考慮して、2倍の範囲に選ぶことによる。
したがつて、設計上使用されるレイノルズ数は、
1点鎖線x1で示される最小値の領域から2点鎖線
y1で示される最大値の領域の範囲に選ばれる。す
なわち、レイノルズ数Rは、開き角θ=12゜の場
合、曲率半径比率r/D=17.5/1000〜34.9/1000の範
囲にお いては約7.1〜約28×104の範囲に選ばれる。
合は、風速の変化を考慮して、レイノルズ数Rの
変化に比べて抵抗係数Cxの変化率の少ない領域
を用いる。そこで、各実験によつて得られた曲率
半径比率別の曲線d,e,fの使用範囲を選ぶ場
合は、次のごとく決められる。すなわち、各曲線
d,e,fの抵抗係数Cxが最小値となる点を結
んだ1点鎖線x1をレイノルズ数Rの最小値の領
域に選ぶ。一方、レイノルズ数の最小値は、線路
設計者に周知のように、レイノルズ数の最小値か
ら2倍のレイノルズ数の範囲に選ばれる。これ
は、実際の風速が設計風速に比べて上下に変化す
るのを考慮して、2倍の範囲に選ぶことによる。
したがつて、設計上使用されるレイノルズ数は、
1点鎖線x1で示される最小値の領域から2点鎖線
y1で示される最大値の領域の範囲に選ばれる。す
なわち、レイノルズ数Rは、開き角θ=12゜の場
合、曲率半径比率r/D=17.5/1000〜34.9/1000の範
囲にお いては約7.1〜約28×104の範囲に選ばれる。
次に、第2図に示すように、この発明のアーマ
ロツド10を装着したジヤンパ線11と、第1図
の曲線a,bによつて示す従来のジヤンパ線との
抵抗係数Cxを比較検討する。たとえば、レイノ
ルズ数R=7.5〜20×104の範囲において、この発
明のアーマロツド10を装着したジヤンパ線11
は抵抗係数Cx=0.4〜0.6であるのに対し、従来の
ジヤンパ線ではCx=0.9〜0.95である。したがつ
て、この発明のアーマロツド10を装着したジヤ
ンパ線は、従来のものに比べて、R=7.5〜20×
104の範囲において、Cxを0.3〜0.55だけ小さくで
きることがわかつた。このように抵抗係数Cxを
小さくできることによつて、抵抗係数Cxを小さ
くできた比率に相関してジヤンパ線に作用する風
圧を低減でき、低風圧効果の得られることがわか
る。
ロツド10を装着したジヤンパ線11と、第1図
の曲線a,bによつて示す従来のジヤンパ線との
抵抗係数Cxを比較検討する。たとえば、レイノ
ルズ数R=7.5〜20×104の範囲において、この発
明のアーマロツド10を装着したジヤンパ線11
は抵抗係数Cx=0.4〜0.6であるのに対し、従来の
ジヤンパ線ではCx=0.9〜0.95である。したがつ
て、この発明のアーマロツド10を装着したジヤ
ンパ線は、従来のものに比べて、R=7.5〜20×
104の範囲において、Cxを0.3〜0.55だけ小さくで
きることがわかつた。このように抵抗係数Cxを
小さくできることによつて、抵抗係数Cxを小さ
くできた比率に相関してジヤンパ線に作用する風
圧を低減でき、低風圧効果の得られることがわか
る。
前述のような低風圧化されたジヤンパ線は、各
種の実験から曲率半径比率r/Dと開き角θとの関 係を適当に選ぶことによつて、或る形状係数によ
つて定量的に表わすことが伺える。そこで、以下
には、低風圧ジヤンパ線を形状係数との関係にお
いて定量的に表わすための検討を試みる。
種の実験から曲率半径比率r/Dと開き角θとの関 係を適当に選ぶことによつて、或る形状係数によ
つて定量的に表わすことが伺える。そこで、以下
には、低風圧ジヤンパ線を形状係数との関係にお
いて定量的に表わすための検討を試みる。
第6A図は第5図における1点鎖線x1で示され
る最小値と2点鎖線y1で示される最大値を、レイ
ノルズ数Rと曲率半径比率r/Dとの関係に置換え た図である。第6A図では、レイノルズ数Rが対
数目盛の横軸で示され、抵抗係数Cxぶ縦軸で示
される。第6A図に示す1点鎖線x2は、第5図の
1点鎖線x1で示す各試料別のレイノルズ数Rの最
小値に対する曲率半径比率r/Dを第6A図上にプ ロツトし、各点を結んだものである。また、2点
鎖線y2は第5図の2点鎖線y1で示す各試料別のレ
イノルズ数Rの最大値に対する曲率半径比率r/D を第6A図上にプロツトし、各点を結んだもので
ある。
る最小値と2点鎖線y1で示される最大値を、レイ
ノルズ数Rと曲率半径比率r/Dとの関係に置換え た図である。第6A図では、レイノルズ数Rが対
数目盛の横軸で示され、抵抗係数Cxぶ縦軸で示
される。第6A図に示す1点鎖線x2は、第5図の
1点鎖線x1で示す各試料別のレイノルズ数Rの最
小値に対する曲率半径比率r/Dを第6A図上にプ ロツトし、各点を結んだものである。また、2点
鎖線y2は第5図の2点鎖線y1で示す各試料別のレ
イノルズ数Rの最大値に対する曲率半径比率r/D を第6A図上にプロツトし、各点を結んだもので
ある。
同様にして、本件発明者は開き角θを異ならせ
かつ同じ開き角θ別に曲率半径比率r/Dを変化さ せた試料を試作し、その実験値に基づいてレイノ
ルズ数Rと曲率半径比率r/Dとの関係を調べた。
かつ同じ開き角θ別に曲率半径比率r/Dを変化さ せた試料を試作し、その実験値に基づいてレイノ
ルズ数Rと曲率半径比率r/Dとの関係を調べた。
すると、第6A図に示すレイノルズ数の最小値の
領域を表わす1点鎖線x2の傾きと同じ傾きを示し
かつ横軸方向の値のみが変化することがわかつ
た。一例として、θ=45゜の場合の測定値が第6
B図に示される。このことから、第6A図に示す
1点鎖線x2の傾きを求めれば、曲率半径比率r/D とレイノルズ数Rとの関係が一定の関数で表わさ
れることがわかつた。
領域を表わす1点鎖線x2の傾きと同じ傾きを示し
かつ横軸方向の値のみが変化することがわかつ
た。一例として、θ=45゜の場合の測定値が第6
B図に示される。このことから、第6A図に示す
1点鎖線x2の傾きを求めれば、曲率半径比率r/D とレイノルズ数Rとの関係が一定の関数で表わさ
れることがわかつた。
そこで、関数を求めたところ、r/D=K1/R(K1
=一定)と表現でき、定数K1は曲率半径比率r/D
とレイノルズ数Rとの積で表わされることがわか
つた。そして、例えばθ=12゜の場合は第5図の
曲率半径r/D別の各資料の曲線d,e,fを観察 すれば、r/D=17.4/1000のときレイノルズ数Rが14
.4 ×104であり、r/D=29.1/1000のときレイノルズ数
R が8.6×104であり、r/D=34.9/1000のときレイノル
ズ 数Rが7.2×104であることから、K1=2500を得
る。したがつて、第5A図の1点鎖線x2で示す曲
線の一般式はr/D=2500/Rで表わされる。同様にし て、第5図の2点鎖線y1で示す最大値の定数K1
は、K1=5000となる。このことから、第5A図
の2点鎖線y2で示す曲線の一般式はr/D=5000/Rと なる。このことから、開き角θ=12゜の場合は、
曲率半径比率r/Dとレイノルズ数Rとの関係がr/D =2500/R〜5000/Rの範囲となるように、曲率半径比 率を選べばよいことがわかつた。
つた。そして、例えばθ=12゜の場合は第5図の
曲率半径r/D別の各資料の曲線d,e,fを観察 すれば、r/D=17.4/1000のときレイノルズ数Rが14
.4 ×104であり、r/D=29.1/1000のときレイノルズ数
R が8.6×104であり、r/D=34.9/1000のときレイノル
ズ 数Rが7.2×104であることから、K1=2500を得
る。したがつて、第5A図の1点鎖線x2で示す曲
線の一般式はr/D=2500/Rで表わされる。同様にし て、第5図の2点鎖線y1で示す最大値の定数K1
は、K1=5000となる。このことから、第5A図
の2点鎖線y2で示す曲線の一般式はr/D=5000/Rと なる。このことから、開き角θ=12゜の場合は、
曲率半径比率r/Dとレイノルズ数Rとの関係がr/D =2500/R〜5000/Rの範囲となるように、曲率半径比 率を選べばよいことがわかつた。
第7図はこの発明の他の実施例のアーマロツド
20の図解図である。前述の第2図に示す実施例
では、アーマロツド10の素線12のそれぞれの
外側角の部分を曲率半径rの円弧を形成した形状
の場合について述べたが、この実施例では、1つ
の素線の開き角(θ1)を12゜とし、その正数倍の
個数ずつの素線をグループ化し、同一グループの
素線のうち外側となる素線の1つの角のみを曲率
半径rの円弧状に形成したものである。この場
合、開き角θ=24゜とした場合は、2本の素線の
うち両素線の突き合せた部分の角は円弧を形成し
ないかまたは形成したとしても製造上必要程度の
微小な円弧とし、両素線の隣接するグループ側の
角を曲率半径rの円弧となるように形成したもの
である。また、図示のように、開き角θを36゜と
する場合は、3本の素線21a〜21cで1つの
グループの素線群21を構成し、同一グループに
おける中央の素線21bの両側面に隣接する部分
には何ら円弧を形成せず、中央の素線21bを挾
む左右の素線21a,21cの円周方向の一方の
外側部分の角を曲率半径rで円弧状に形成し溝2
4を形成する。第8図は第2図のジヤンパ線にお
いて曲率半径比率r/Dを一定(r/D=34.9/1000)
とし て開き角θを変えた場合におけるレイノルズ数R
と抵抗係数Cxとの関係を示す図である。図にお
いて、曲線gはθ=12゜の場合を示し、曲線hは
θ=24゜の場合を示し、曲線iはθ=36゜の場合を
示し、曲線jはθ=45゜の場合を示す。この場合
における各試料別の抵抗係数の最小値を結んだ線
が1点鎖線x3で示される。また、最小値のレイノ
ルズ数Rの2倍の値を最大値に選んだ場合におけ
る各試料別の最大値を結んだ線が2点鎖線y3で示
される。
20の図解図である。前述の第2図に示す実施例
では、アーマロツド10の素線12のそれぞれの
外側角の部分を曲率半径rの円弧を形成した形状
の場合について述べたが、この実施例では、1つ
の素線の開き角(θ1)を12゜とし、その正数倍の
個数ずつの素線をグループ化し、同一グループの
素線のうち外側となる素線の1つの角のみを曲率
半径rの円弧状に形成したものである。この場
合、開き角θ=24゜とした場合は、2本の素線の
うち両素線の突き合せた部分の角は円弧を形成し
ないかまたは形成したとしても製造上必要程度の
微小な円弧とし、両素線の隣接するグループ側の
角を曲率半径rの円弧となるように形成したもの
である。また、図示のように、開き角θを36゜と
する場合は、3本の素線21a〜21cで1つの
グループの素線群21を構成し、同一グループに
おける中央の素線21bの両側面に隣接する部分
には何ら円弧を形成せず、中央の素線21bを挾
む左右の素線21a,21cの円周方向の一方の
外側部分の角を曲率半径rで円弧状に形成し溝2
4を形成する。第8図は第2図のジヤンパ線にお
いて曲率半径比率r/Dを一定(r/D=34.9/1000)
とし て開き角θを変えた場合におけるレイノルズ数R
と抵抗係数Cxとの関係を示す図である。図にお
いて、曲線gはθ=12゜の場合を示し、曲線hは
θ=24゜の場合を示し、曲線iはθ=36゜の場合を
示し、曲線jはθ=45゜の場合を示す。この場合
における各試料別の抵抗係数の最小値を結んだ線
が1点鎖線x3で示される。また、最小値のレイノ
ルズ数Rの2倍の値を最大値に選んだ場合におけ
る各試料別の最大値を結んだ線が2点鎖線y3で示
される。
第9A図は第8図における1点鎖線x3で示され
る最小値と2点鎖線y3で示される最大値をレイノ
ルズ数Rと開き角θとの関係に置き換えて示した
図である。そして、第9A図において有効に使用
し得る範囲は、x4とy4の間である。なお、曲率半
径比率r/Dを変化させた試料で各種実験したが、 これらの実験から曲率半径比率r/Dを変化させた 場合においても、レイノルズ数Rと開き角θとの
関係は、全て直線で表わされかつ同じ傾きになる
ことがわかつた。
る最小値と2点鎖線y3で示される最大値をレイノ
ルズ数Rと開き角θとの関係に置き換えて示した
図である。そして、第9A図において有効に使用
し得る範囲は、x4とy4の間である。なお、曲率半
径比率r/Dを変化させた試料で各種実験したが、 これらの実験から曲率半径比率r/Dを変化させた 場合においても、レイノルズ数Rと開き角θとの
関係は、全て直線で表わされかつ同じ傾きになる
ことがわかつた。
一例として、r/D=29.1/1000の場合の測定値が第
9 B図に示され、r/D=45.5/1000の測定値が第9C図
に 示される。
9 B図に示され、r/D=45.5/1000の測定値が第9C図
に 示される。
例えば、第9A図の1点鎖線x4の傾きから開き
角θとレイノルズ数Rとの関係を求めると、第8
図においてレイノルズ数Rを最小値に選んだ場合
における開き角θの関数は、θ=113logR×10-5
+28.5で表わされる。また、2点鎖線y4の傾きか
ら開き角θとレイノルズ数Rとの関係を求める
と、第8図におけるレイノルズ数Rを最大値に選
んだ場合における開き角θの関数は、θ=
113logR×10-5−5.2で表わされる。
角θとレイノルズ数Rとの関係を求めると、第8
図においてレイノルズ数Rを最小値に選んだ場合
における開き角θの関数は、θ=113logR×10-5
+28.5で表わされる。また、2点鎖線y4の傾きか
ら開き角θとレイノルズ数Rとの関係を求める
と、第8図におけるレイノルズ数Rを最大値に選
んだ場合における開き角θの関数は、θ=
113logR×10-5−5.2で表わされる。
以上の説明およびグラフから、本件発明のアー
マロツドが適用可能な範囲を計算式によつて算出
すれば次のとおりとなる。
マロツドが適用可能な範囲を計算式によつて算出
すれば次のとおりとなる。
まず、開き角をθ=12゜の一定とし、曲率半径
比率(r/D)を変化した場合における最適のレイ ノルズ数Rの範囲は、第6A図を参照して説明し
たように、第(3)式で表わされる。
比率(r/D)を変化した場合における最適のレイ ノルズ数Rの範囲は、第6A図を参照して説明し
たように、第(3)式で表わされる。
r/D=2500/R〜5000/R …(3)
第(3)式から曲率半径rを求めると、第(4)式で表
わされる。
わされる。
r=D/R(2500〜5000) …(4)
第(4)式にR=VD/νを代入すると、素線の曲率
半径rは第(5)式で表わされる。
r=(2500〜5000)1.456×10-5/V
=0.0364〜0.0728/V …(5)
上記第(5)式から、曲率半径rは、設計風速値の
みによつて決められることがわかる。
みによつて決められることがわかる。
一方、曲率半径比率r/D(=34.9/1000)を一定と
し かつ開き角θを変化させた場合における最適のθ
とレイノルズ数Rとの関係は、第9A図を参照し
て説明したように第(6)式で表わされる。
し かつ開き角θを変化させた場合における最適のθ
とレイノルズ数Rとの関係は、第9A図を参照し
て説明したように第(6)式で表わされる。
θ=113logR×10-5+(28.5〜−5.2) …(6)
第(6)式からレイノルズ数Rの関係式を求める
と、第(7)式で表わされる。
と、第(7)式で表わされる。
上記(5)式と第(7)式に基づいて曲率半径比率およ
び開き角θの最適な条件を算出すると、以下のご
とくなる。すなわち、開き角θを一定とした場合
の曲率半径比率r/Dは、第(3)式から明らかなよう に、レイノルズ数Rに逆比例する関係にある。そ
こで比例定数とK1とすれば、曲率半径比率r/Dは 第(8)式のごとくなる。
び開き角θの最適な条件を算出すると、以下のご
とくなる。すなわち、開き角θを一定とした場合
の曲率半径比率r/Dは、第(3)式から明らかなよう に、レイノルズ数Rに逆比例する関係にある。そ
こで比例定数とK1とすれば、曲率半径比率r/Dは 第(8)式のごとくなる。
r/D=K1/R …(8)
次に、比例定数K1は曲率半径比率r/Dが34.9/1000
の実測結果より第(8)式に第(7)式のRを代入して求
められる。
められる。
したがつて、開き角θが与えられた場合、設計
風速Vのときの最適の曲率半径rは次の範囲とな
る。
風速Vのときの最適の曲率半径rは次の範囲とな
る。
これにより、第(10)式で表わされる曲率半径rを
選ぶには、設計風速値と開き角θを定めれば、最
適の曲率半径rの範囲を知ることができる。
選ぶには、設計風速値と開き角θを定めれば、最
適の曲率半径rの範囲を知ることができる。
第10図は設計風速値Vと曲率半径rとの関係
を表わすグラフである。図示の斜線部分において
この発明のアーマロツドの曲率半径を適用できる
ことが明らかとなる。
を表わすグラフである。図示の斜線部分において
この発明のアーマロツドの曲率半径を適用できる
ことが明らかとなる。
したがつて、上記第(10)式を満足する曲率半径r
の円弧を2つ突き合わせた溝をアーマロツドによ
つてジヤンパ線の外周の長さ方向に複数本形成す
れば、ジヤンパ線を低風圧化することができる。
の円弧を2つ突き合わせた溝をアーマロツドによ
つてジヤンパ線の外周の長さ方向に複数本形成す
れば、ジヤンパ線を低風圧化することができる。
第1図は従来の送電線のレイノルズ数と抵抗係
数との関係を示すグラフである。第2図はこの発
明のアーマロツドを装着したジヤンパ線の断面図
である。第3図はアーマロツド素線の断面図であ
る。第4図はアーマロツドを装着したジヤンパ線
の一部省略平面図である。第5図は第2図の送電
線においてθ=12゜の場合のレイノルズ数と抵抗
係数との関係を示すグラフである。第6A図は第
5図の1点鎖線で示される最小値と2点鎖線で示
される最大値についてレイノルズ数Rと曲率半径
比率r/Dとの関係に置換えて示したグラフである。 第6B図はθ=45゜の場合における最適レイノル
ズ数範囲を示すグラフである。第7図はこの発明
の他の実施例の送電線の断面図である。第8図は
第2図の送電線において、r/D=34.9/1000の場合の
開 き角を変化させた場合におけるレイノルズ数Rと
抵抗係数Cxとの関係を示すグラフである。第9
A図は第6図の1点鎖線で示される最小値と2点
鎖線で示される最大値について、レイノルズ数R
と開き角θとの関係に置換えたグラフである。第
9B図はr/D=29.1/1000、第9C図はr/D=45.5
/1000の場 合における最適レイノルズ数範囲を示すグラフで
ある。第10図はこの発明が適用される曲率半径
と設計風速値との関係を表わす一例のグラフであ
る。 10…アーマロツド、11…ジヤンパ線、12
…素線、13…溝。
数との関係を示すグラフである。第2図はこの発
明のアーマロツドを装着したジヤンパ線の断面図
である。第3図はアーマロツド素線の断面図であ
る。第4図はアーマロツドを装着したジヤンパ線
の一部省略平面図である。第5図は第2図の送電
線においてθ=12゜の場合のレイノルズ数と抵抗
係数との関係を示すグラフである。第6A図は第
5図の1点鎖線で示される最小値と2点鎖線で示
される最大値についてレイノルズ数Rと曲率半径
比率r/Dとの関係に置換えて示したグラフである。 第6B図はθ=45゜の場合における最適レイノル
ズ数範囲を示すグラフである。第7図はこの発明
の他の実施例の送電線の断面図である。第8図は
第2図の送電線において、r/D=34.9/1000の場合の
開 き角を変化させた場合におけるレイノルズ数Rと
抵抗係数Cxとの関係を示すグラフである。第9
A図は第6図の1点鎖線で示される最小値と2点
鎖線で示される最大値について、レイノルズ数R
と開き角θとの関係に置換えたグラフである。第
9B図はr/D=29.1/1000、第9C図はr/D=45.5
/1000の場 合における最適レイノルズ数範囲を示すグラフで
ある。第10図はこの発明が適用される曲率半径
と設計風速値との関係を表わす一例のグラフであ
る。 10…アーマロツド、11…ジヤンパ線、12
…素線、13…溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 架空送電線のジヤンパ線に装着される素線の
集合から成るアーマロツドにおいて、上記素線の
外面をその長さ方向と直角の方向にジヤンパ線の
外周円弧面と同芯の円弧面に形成し、各素線にら
せん状のひねりを付与すると共に、その端面から
みた内径をジヤンパ線の外径より若干小さく形成
し、上記複数の素線のうち一定数ごとの隣接する
素線相互の外側角に上記円弧面より小さい曲率半
径の円弧面を形成し、その円弧面を相互に突き合
せて各素線を集合することにより長さ方向の溝を
形成し、隣り合う溝相互のジヤンパ線中心に対す
る開き角をθ、溝を形成する素線外側角の曲率半
径をr、風速をV としたとき、これらが なる関係に選ばれていることを特徴とする低風圧
アーマロツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56081351A JPS57193918A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Low air pressure armour rod |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56081351A JPS57193918A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Low air pressure armour rod |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57193918A JPS57193918A (en) | 1982-11-29 |
| JPS6353763B2 true JPS6353763B2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=13743940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56081351A Granted JPS57193918A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Low air pressure armour rod |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57193918A (ja) |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP56081351A patent/JPS57193918A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57193918A (en) | 1982-11-29 |
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