JPS6355539B2 - - Google Patents

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JPS6355539B2
JPS6355539B2 JP18829184A JP18829184A JPS6355539B2 JP S6355539 B2 JPS6355539 B2 JP S6355539B2 JP 18829184 A JP18829184 A JP 18829184A JP 18829184 A JP18829184 A JP 18829184A JP S6355539 B2 JPS6355539 B2 JP S6355539B2
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JP
Japan
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component
parts
weight
thermoplastic resin
acrylic acid
Prior art date
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JP18829184A
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English (en)
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JPS6166739A (ja
Inventor
Yasuyuki Okano
Tatsuo Ishikawa
Hisashi Takagame
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP18829184A priority Critical patent/JPS6166739A/ja
Publication of JPS6166739A publication Critical patent/JPS6166739A/ja
Publication of JPS6355539B2 publication Critical patent/JPS6355539B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、電磁波シールド性をもつ熱可塑性樹
脂組成物に関するものである。 (従来の技術) 電子機器の急速な発展にともなつて、マイク
ロ・コンピユータ、ワードプロセツサーなどデジ
タル電子機器が普及し、これらに使用されている
ICやLSIなどから発生する電磁波が周辺機器に影
響を与える電磁波障害の問題が起こつている。し
かも、装置の小型化、量産化が進んで、プラスチ
ツク成形品が、各種電子機器の筐体として使用さ
れているため、プラスチツクに対する効果的な電
磁波シールド技術が必要とされている。 プラスチツク成形品をシールドする方法として
は、従来、成形品の表面に導電層を形成する方方
が用いられている。これらは、プラスチツク成形
品の表面に、例えば、亜鉛溶射、スパツタリン
グ、メツキ、真空蒸着、導電性塗料塗布等をほど
こして、プラスチツクにシールド性を与える方法
である(「工業材料」第30巻10号第17〜24頁、日
刊工業新聞社1982年発行)。 (発明が解決しようとする問題点) これらの方法は、いずれも、成形品を成形した
後、各種の表面処理を行なつてから、さらに、二
次加工する為に、生産性が劣る、二次加工のため
の設備が必要である、などの欠点がある。また、
長期間にわたつて使用する際に、表面の導電層が
剥離する恐れがあるために耐久性、信頼性に乏し
いという欠点がある。 一方、プラスチツク成形品にシールド性を付与
させる他の方法としては、成形品に導電性の添加
物を混入させる方法も用いられている。しかし、
導電性添加物を多量に混入させない場合には、十
分なシールド効果が得られない。また、導電性添
加物を多量に混入させると機械的特性が著しく低
下する傾向にある。 本発明は、このような問題点を解決するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、 (A) アクリル酸アルキルエステル重合体であるゴ
ム状重合体15〜60重量%に芳香族ビニル化合
物、ビニルシアン化合物およびメタクリル酸エ
ステルのうち少なくとも一種の単量体85〜40重
量%をグラフト重合させて得られる熱可塑性樹
脂 および (B) 黄銅繊維 を含有し、(A)成分および(B)成分を(A)/(B)が95/5
〜50/50(容量比)になるように配合してなる熱
可塑性樹脂組成物に関する。 本発明の(A)成分は、アクリル酸アルキルエステ
ル重合体であるゴム状重合体に芳香族ビニル化合
物、シアン化ビニル化合物またはメタクリル酸エ
ステルをグラフト重合させて得られる。上記ゴム
成分となるアクリル酸アルキルエステル重合体の
製造に使用される単量体としては、アクリル酸−
n−ブチルが特に適しているがアクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ヘキシル、
アクリル酸−2−エチルヘキシル等の炭素数1〜
13個のアルキル基を有するものはすべて単独ある
いは組み合わせて使用できる。また、このアクリ
ル酸アルキルエステル重合体は、交叉結合した重
合体であることが必要であり、交叉結合していな
いものを使用すると、耐衝撃性の低い成形品しか
得られない。このアクリル酸アルキルエステル重
合体に交叉結合を導入するには、有機過酸化物で
架橋する方法および多官能性単量体を共重合させ
る方法がある。多官能性単量体とは、アクリル酸
アルキルエステルと共重合可能な2個以上の官能
基を有するモノマーであり、これを共重合させる
ことによりゴム弾性のすぐれたアクリルゴムが得
られる。この多官能性モノマーとしては、トリア
リルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレー
ト、ジビニルベンゼン、トリアクリルホルマー
ル、エチレングリコールジメタクリレート等の多
価ビニル化合物や多価アクリル化合物が有効であ
るが、この中でも特に、トリアリルイソシアヌレ
ートとトリアリルシアヌレートが最もすぐれてい
る。この多官能性モノマーの添加量は全単量体に
対して0.1〜10重量%が適当であり、特に好まし
くは、0.5〜5重量%使用される。0.1重量%未満
では充分な架橋度が得られず、10重量%を越える
と架橋度が過剰で、いずれの場合も充分な耐衝撃
性を付与することができない。また、上記アクリ
ル酸アルキルエステル重合体は、アクリル酸アル
キルエステル成分が50重量%以上含まれておれ
ば、スチレン、アクリロニトリル等の他の成分を
含んでもよい。 上記ゴム状重合体にグラフト重合させる単量体
としては、芳香族ビニル化合物としてスチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロス
チレン、t−ブチルスチレン等があり、シアン化
ビニル化合物として、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等があり、メタクリル酸エステルと
しては、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、n−ブチルメタクリレート、t−ブチル
メタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート等がある。特に、芳香族ビニル化合物として
スチレンおよびシアン化ビニル化合物としてアク
リロニトリルが有効である。グラフトさせる単量
体の組成としては、芳香族ビニル化合物100重量
%以下、好ましくは60〜80重量%、シアン化ビニ
ル化合物40重量%以下が、好ましくは特に20〜40
重量%が好ましい。また、メタクリル酸エステル
100重量%以下で全体が100重量%になるように使
用されるのが好ましい。 (A)成分の熱可塑性樹脂を製造するとき、上記ゴ
ム状重合体は15〜60重量%使用される。とくに20
〜60重量%使用されるのが好ましい。15重量%未
満では充分な耐衝撃性が得られず、60重量%を越
えると剛性、流動性が低下する。 上記アクリル酸アルキルエステル重合体を製造
するための重合法および(A)成分の熱可塑性樹脂を
製造するためのグラフト重合法としては、特に制
限されることなく、公知の方法で製造される。例
えば、乳化重合によりアクリル酸アルキルエステ
ル重合体を製造することができ、ゴム状重合体の
ラテツクスにグラフトモノマーを添加して、乳化
重合により(A)成分の熱可塑性樹脂を製造すること
ができる。この場合、重合触媒としては、過硫酸
カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素など
の通常の水溶性重合開始剤、あるいはキユメンハ
イドロパーオキサイドとロンガリツトの併用など
のレドツクス系を形成する重合触媒を用いること
ができる。乳化重合の乳化剤としては、アニオン
系界面活性剤、カチオン系界面活性剤あるいは非
イオン系界面活性剤のいずれを用いてもよい。 本発明に用いられる(B)成分の黄銅繊維として
は、黄銅の短繊維が用いられるが、長さは1〜12
mmが好ましく特に、2〜4mmが好ましい。長さが
1mm未満では充分なシールド性が得られない傾向
があり、12mmを越えると黄銅繊維と熱可塑性樹脂
を均一に混練することが困難になる傾向にある。
黄銅繊維の太さは、10〜200ミクロンが好ましく、
特に、20〜120ミクロンが好ましい。黄銅として
は、通常の6−4黄銅、7−3黄銅等が使用され
る。黄銅繊維としては、びびり振動切削法により
製造された短繊維が好ましい。 本発明において(A)成分の熱可塑性樹脂と(B)成分
の黄銅繊維の比率は、(A)/(B)が容量比で95/5〜
50/50の範囲であり、特に90/10〜70/30の範囲
が好ましい。 (B)成分の比率が5容量%未満ではシールド効果
が低下し、50容量%を越えると、熱可塑性樹脂と
の均一混練が困難となり、耐衝撃性も低下する。 本発明において(A)成分と(B)成分の混合は、一般
に使われているタンブラー、ヘンシエルミキサー
などで混合後、押出機などで混練する方法で行な
うことができる。また、ニーダー、ロール、バン
バリーミキサーなどで混練する方法を使用するこ
ともできる。 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物には、顔料、
可塑剤、各種安定剤等の公知の添加剤を含有させ
ることができる。 (作用) 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は黄銅繊維と
特定の熱可塑性樹脂(グラフト共重合体)を含有
することによつて、優れた電磁波のシールド効果
を有すると共に耐衝撃性も良好な成形材料に適し
た材料となる。 (実施例) 次に本発明の実施例を示す。以下、「部」は
「重量部」を意味する。 実施例 1 (1) アクリル酸アルキルエステル重合体の製造 成分 過硫酸カリウム 1部 亜硫酸ナトリウム 0.2部 オレイン酸ナトリウム 20部 イオン交換水 2000部 成分 アクリル酸ブチルエステル 980部 トリアリルイソシアヌレート 20部 反応器に各々均一に溶解させた成分および
成分を仕込み、撹拌しながら窒素ガスで置換
した後、60℃に昇温し4時間反応させ、その後
さらに80℃に昇温し、3時間反応させて、アク
リル酸アルキルエステル重合体のラテツクス(イ)
を得た。 (2) (A)成分(熱可塑性樹脂)の製造 成分 ロンガリツト 2.8部 オレイン酸ナトリウム 14部 イオン交換水 1600部 成分 スチレン 490部 アクリロニトリル 210部 キユメンハイドロパーオキサイド 2.8部 ターシヤリードシルメルカプタン 2.8部 TKホモミキサー(特殊機化工業製)を備え
た容器に均一に溶解した成分と成分を仕込
み、窒素置換後、4m/secの撹拌速度で10分
間ホモミキシングした後、アクリル酸アルキル
エステル重合体のラテツクス(イ)300部(固形分
で)を添加してホモミキシングを30分間行なつ
た。その後、窒素置換した反応器に移し、70℃
で10時間、90℃で4時間重合を行ない、重合体
組成物ラテツクス(A)を得た。このラテツクス(A)
を硫酸マグネシウムを溶解した熱水中で塩析
し、脱水乾燥して樹脂粉末を得た。 (3) 樹脂組成物の製造 (B)成分 径60μm、長さ3mmの黄銅繊維(アイシン精
機製) 46.4部 (A)成分53.6部と(B)成分をヘンシエルミキサー
にて5分間混合後、二軸押出機を用いて230℃
の条件下で溶融混練してペレツト化した。(A)成
分と(B)成分の容量比は90/10となる。射出成形
機を用いて230℃の条件下で試験片を作製し、
特性試験をおこなつた。シールド効果は、
500MHzの電界における減衰度で示した。 実施例 2 (A)成分を42.1部とし、(B)成分を57.9部として、
その他は実施例1に準じた。(A)成分と(B)成分の容
量比は85/15となる。 実施例 3 (A)成分を34部とし、(B)成分を66部として、その
他は実施例1に準じた。(A)成分と(B)成分の容量比
は80/20となる。 実施例 4 成分Vを径40μm、長さ2mmの黄銅繊維57.9部
とし、(A)成分を42.1部として、その他は実施例1
に準じた。 実施例 5 (A)成分の製造において、アクリル酸アルキルエ
ステル重合体ラテツクス(イ)を175部とした以外は
実施例1に準じて、(A)成分を製造した。また、(A)
成分を38.6部とし、成分Vを61.4部として、その
他は実施例1に準じた。(A)成分と(B)成分の容量比
は83/17となる。 比較例 1 (A)成分を80.6部とし、(B)成分を19.4部として、
その他は実施例1に準じた。(A)成分と(B)成分の容
量比は97/3となる。 比較例 2 (A)成分を9.5部、(B)成分を90.5部として、その
他は実施例1に準じた。(A)成分と(B)成分の容量比
は45/55となる。 比較例 3 (A)成分の製造において、アクリル酸アルキルエ
ステル重合体ラテツクス(イ)を77.8部とした以外は
実施例1に準じた。 実施例および比較例の特性試験結果を表1に示
した。
【表】 1) 成形不可能
上記において、体積固有抵抗は、ASTM−D
−257及びアイゾツト衝撃値はASTM−D−256
に準じて行なつた。また、シールド効果は、タケ
ダ理研工業(株)製のTR4172トラツキングジエネレ
ータ付スペクトルアナライザーを用い、 周波数範囲 10〜1000MHz リフアレンスレベル 0dB デイスプレイライン 0dB 分解能バンド幅 1KHz ビデオバンド幅 300Hz 入力アツテネータ 0dB の条件で測定した。 (発明の効果) 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、電磁波シ
ールド性に優れる。また、耐衝撃性も良好であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) アクリル酸アルキルエステル重合体であ
    るゴム状重合体15〜60重量%に芳香族ビニル化
    合物、ビニルシアン化合物およびメタクリル酸
    エステルのうち少なくとも一種の単量体85〜40
    重量%をグラフト重合させて得られる熱可塑性
    樹脂 および (B) 黄銅繊維 を含有し、(A)成分および(B)成分を(A)/(B)が95/5
    〜50/50(容量比)になるように配合してなる熱
    可塑性樹脂組成物。
JP18829184A 1984-09-07 1984-09-07 熱可塑性樹脂組成物 Granted JPS6166739A (ja)

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JP18829184A JPS6166739A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 熱可塑性樹脂組成物

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JP18829184A JPS6166739A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 熱可塑性樹脂組成物

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JPS6166739A JPS6166739A (ja) 1986-04-05
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JP6546717B2 (ja) * 2012-09-20 2019-07-17 Jsr株式会社 電磁波吸収性組成物および電磁波吸収体

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