JPS6356152A - 耐熱回転電機巻線の製造方法 - Google Patents
耐熱回転電機巻線の製造方法Info
- Publication number
- JPS6356152A JPS6356152A JP19981586A JP19981586A JPS6356152A JP S6356152 A JPS6356152 A JP S6356152A JP 19981586 A JP19981586 A JP 19981586A JP 19981586 A JP19981586 A JP 19981586A JP S6356152 A JPS6356152 A JP S6356152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coils
- winding
- heat
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、雰囲気温度が300℃を超える場所で使用さ
れる低圧回転電機の、主として固定子巻線あるいは電機
予巻iの製造方法に関する。
れる低圧回転電機の、主として固定子巻線あるいは電機
予巻iの製造方法に関する。
製鉄所における高炉の出銑場所、製鋼所におけるスラブ
等の搬送通路、化学工業における反応炉周辺など雰囲気
温度が250℃あるいは600℃を超える場所で使用さ
れる電動機等の回転電機の固定子巻線、電機子巻線等に
おいては、上記雰囲気温度に長期間耐える耐熱絶縁材を
用いて巻線を構成することが求められるとともに、水分
、腐食性ガス、導電性粉塵等による巻線の汚損によシ耐
電圧や絶縁抵抗が低下しない優れた耐環境性を有する巻
線およびその絶縁構造が求められる。
等の搬送通路、化学工業における反応炉周辺など雰囲気
温度が250℃あるいは600℃を超える場所で使用さ
れる電動機等の回転電機の固定子巻線、電機子巻線等に
おいては、上記雰囲気温度に長期間耐える耐熱絶縁材を
用いて巻線を構成することが求められるとともに、水分
、腐食性ガス、導電性粉塵等による巻線の汚損によシ耐
電圧や絶縁抵抗が低下しない優れた耐環境性を有する巻
線およびその絶縁構造が求められる。
ところで定格電圧が数百V移変の低圧電動機等の巻線に
は、耐熱性のエナメル銅線やエナメル被覆の外周にガラ
ス繊維を横巻きし耐熱フェンを含浸した絶縁電線(以下
絶縁被接導体と呼ぶ)をほぼレーストラック状に複数タ
ーン仮巻きしてなるコイル導体を用意し、ガラス布基材
の集成マイカシート等の耐熱性シートからなるスロット
絶縁材が内壁面に沿りてあらかじめ装着された鉄心のス
ロット内に、前記コイル導体の1本、1本の絶縁被覆導
体を順次拾い込んで巻線を行い、巻線作業を終了した時
点で鉄心を含む全体を耐熱性フェス中に浸漬し。
は、耐熱性のエナメル銅線やエナメル被覆の外周にガラ
ス繊維を横巻きし耐熱フェンを含浸した絶縁電線(以下
絶縁被接導体と呼ぶ)をほぼレーストラック状に複数タ
ーン仮巻きしてなるコイル導体を用意し、ガラス布基材
の集成マイカシート等の耐熱性シートからなるスロット
絶縁材が内壁面に沿りてあらかじめ装着された鉄心のス
ロット内に、前記コイル導体の1本、1本の絶縁被覆導
体を順次拾い込んで巻線を行い、巻線作業を終了した時
点で鉄心を含む全体を耐熱性フェス中に浸漬し。
加熱硬化することによシ、コイル、スロット絶縁材、鉄
心が相互に接着されて一体化した巻線が形成される。い
わゆる乱れ巻き巻線が用いられるのが一般的である。
心が相互に接着されて一体化した巻線が形成される。い
わゆる乱れ巻き巻線が用いられるのが一般的である。
ところで、乱れ巻き巻線においては、スロット内におい
て巻線を包囲して巻線の主絶縁部(対地絶縁)を形成す
るスロット絶縁材はスロットの両端からコイルエンド側
に1ないし2an程度出たところで切断されておシ、コ
イルエンド部分はマグネットワイヤが露出した状態とな
りているため風スロット内に一旦含浸された耐熱性フェ
ノは加熱乾燥時の温度上昇とともにその粘度が低下し、
スロット絶縁材の端部から流出し、また覆うものの無い
コイルエンド部においてはフェノが一層流れ出し易いた
めに、加熱乾燥を終了した時点においてマグネットワイ
ヤ、スロット絶縁材の表面に形成される絶縁皮膜は極め
て薄いものとなり易く、フェノが流7″L出た隙間を通
って湿気や汚損ガス等の汚損物質を含んだ空気が自在に
侵入する。したがって、300℃を超える高温雰囲気に
おいて薄い絶縁皮膜は酸化劣化して汚損物質の浸透阻止
能力が低下し、かつスロット絶縁材の沿面距離が小さい
ために漏fii流が増加し、いわゆるメグ不良を生じ易
い欠点がある。
て巻線を包囲して巻線の主絶縁部(対地絶縁)を形成す
るスロット絶縁材はスロットの両端からコイルエンド側
に1ないし2an程度出たところで切断されておシ、コ
イルエンド部分はマグネットワイヤが露出した状態とな
りているため風スロット内に一旦含浸された耐熱性フェ
ノは加熱乾燥時の温度上昇とともにその粘度が低下し、
スロット絶縁材の端部から流出し、また覆うものの無い
コイルエンド部においてはフェノが一層流れ出し易いた
めに、加熱乾燥を終了した時点においてマグネットワイ
ヤ、スロット絶縁材の表面に形成される絶縁皮膜は極め
て薄いものとなり易く、フェノが流7″L出た隙間を通
って湿気や汚損ガス等の汚損物質を含んだ空気が自在に
侵入する。したがって、300℃を超える高温雰囲気に
おいて薄い絶縁皮膜は酸化劣化して汚損物質の浸透阻止
能力が低下し、かつスロット絶縁材の沿面距離が小さい
ために漏fii流が増加し、いわゆるメグ不良を生じ易
い欠点がある。
また、前述の欠点を回避するために、コイルエンド部分
を耐熱性テープで覆って含浸ワニスの流出を防ぐ方法も
知られているが、複数のコイルのコイルエンド部分が互
いに重なシ合っている部分に含浸ワニスの流出を防ぐ程
に密閉性を有するテーピング層を形成することは極めて
困難であ)、有効なメグ低下防止効果を得られないのが
実情である。
を耐熱性テープで覆って含浸ワニスの流出を防ぐ方法も
知られているが、複数のコイルのコイルエンド部分が互
いに重なシ合っている部分に含浸ワニスの流出を防ぐ程
に密閉性を有するテーピング層を形成することは極めて
困難であ)、有効なメグ低下防止効果を得られないのが
実情である。
本発明は前述の状況に鑑みてなされたもので、乱れ巻き
方式の巻線であるにも拘らず含浸剤の保持性が高く、し
たがって500℃を超える汚損雰囲気中でも絶縁性能の
低下が少い耐熱回転電機巻線が得られる製造方法を提供
することを目的とする。
方式の巻線であるにも拘らず含浸剤の保持性が高く、し
たがって500℃を超える汚損雰囲気中でも絶縁性能の
低下が少い耐熱回転電機巻線が得られる製造方法を提供
することを目的とする。
本発明は、鉄心に形成されたスロットに巻装される複数
個のコイルそれぞれのコイル導体を、複数ターンからな
るユニット複数個に区分し、ガラス繊維布と集成マイカ
シートとを化学反応形無機接着剤で貼り合わせたプリプ
レグテープによシ前記ユニットコイルそれぞれを絶縁被
覆してユニットコイル複数個の直列体からなる未含浸コ
イルを形成し、このユニットコイルのコイル辺を乱れ巻
きコイルの1ターンに見立てて前記鉄心のスロットに順
次拾い込み、鉄心に巻線を巻装し、その後前記化学反応
形無様接着剤と同種の含浸剤を含浸し、加熱固化するよ
う構成したととによシ、1コイルを複数分割した。スロ
ットに拾い込み可能な小数ターンからなるユニットコイ
ルそれぞれが保液性のよい絶縁被覆に覆われ、300℃
を超える高温雰囲気に耐えるけい素を主体とする化学反
応形無機接着剤あるいは含浸剤を十分に含み、優れた耐
熱性と耐汚損性を発揮するとともに、例えば1回の含浸
処理によシュニットコイル相互間ならびにユニットコイ
ルと鉄心間が含浸剤によシ相互に固着して一体化するこ
とKよシ、高温における形態安定性にも優れた巻線を得
られるようにしたものである。
個のコイルそれぞれのコイル導体を、複数ターンからな
るユニット複数個に区分し、ガラス繊維布と集成マイカ
シートとを化学反応形無機接着剤で貼り合わせたプリプ
レグテープによシ前記ユニットコイルそれぞれを絶縁被
覆してユニットコイル複数個の直列体からなる未含浸コ
イルを形成し、このユニットコイルのコイル辺を乱れ巻
きコイルの1ターンに見立てて前記鉄心のスロットに順
次拾い込み、鉄心に巻線を巻装し、その後前記化学反応
形無様接着剤と同種の含浸剤を含浸し、加熱固化するよ
う構成したととによシ、1コイルを複数分割した。スロ
ットに拾い込み可能な小数ターンからなるユニットコイ
ルそれぞれが保液性のよい絶縁被覆に覆われ、300℃
を超える高温雰囲気に耐えるけい素を主体とする化学反
応形無機接着剤あるいは含浸剤を十分に含み、優れた耐
熱性と耐汚損性を発揮するとともに、例えば1回の含浸
処理によシュニットコイル相互間ならびにユニットコイ
ルと鉄心間が含浸剤によシ相互に固着して一体化するこ
とKよシ、高温における形態安定性にも優れた巻線を得
られるようにしたものである。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例方法を示すユニットコイルの外
形図、第2図は実施例方法におけるユニットコイルの断
面図、第6図は第2図におけるA−A位置の側断面図で
ある。第1図において、1A、iB、iC・・・1Nは
レーストラック状に形成されたユニットコイルであり、
渡シ部6を介して各ユニットコイルの絶縁被覆導体2が
導電結合されることによシコイル1が形成されておシ、
複数のユニットコイルそれぞれの直線部分(コイル辺と
称する)が、乱れ巻き巻線における1ターン毎のコイル
辺と同様に鉄心に形成されたスロットに順次拾い込まれ
ることにより、複数のコイル1からなる巻線を鉄心に巻
装することができる。絶縁被覆導体2は、第2図および
第3図に示すように錫メッキ銅線2Aの外周にガラス繊
維横巻き被覆等の導体被覆2Bを施した丸線または平角
線が用いられ、例えば図に示すように丸線7ターンをユ
ニットにしてその外側をプリプレグチー1層5で一括被
覆することによシュニットコイル1人、1B、 10等
を形成することができる。なお、渡シ部3は極力短かい
方が好ましく、プリプレグテープ層5を手巻きする場合
には1条の絶縁被覆導体が連続した短かい渡シ部を容易
に形成できるが、プリプレグテープ層5を機械巻きする
場合にはユニットコイルを別体で形成し、渡シ部3で相
互に導電接続するよう構成してもよい。
形図、第2図は実施例方法におけるユニットコイルの断
面図、第6図は第2図におけるA−A位置の側断面図で
ある。第1図において、1A、iB、iC・・・1Nは
レーストラック状に形成されたユニットコイルであり、
渡シ部6を介して各ユニットコイルの絶縁被覆導体2が
導電結合されることによシコイル1が形成されておシ、
複数のユニットコイルそれぞれの直線部分(コイル辺と
称する)が、乱れ巻き巻線における1ターン毎のコイル
辺と同様に鉄心に形成されたスロットに順次拾い込まれ
ることにより、複数のコイル1からなる巻線を鉄心に巻
装することができる。絶縁被覆導体2は、第2図および
第3図に示すように錫メッキ銅線2Aの外周にガラス繊
維横巻き被覆等の導体被覆2Bを施した丸線または平角
線が用いられ、例えば図に示すように丸線7ターンをユ
ニットにしてその外側をプリプレグチー1層5で一括被
覆することによシュニットコイル1人、1B、 10等
を形成することができる。なお、渡シ部3は極力短かい
方が好ましく、プリプレグテープ層5を手巻きする場合
には1条の絶縁被覆導体が連続した短かい渡シ部を容易
に形成できるが、プリプレグテープ層5を機械巻きする
場合にはユニットコイルを別体で形成し、渡シ部3で相
互に導電接続するよう構成してもよい。
プリプレグテープ層5としては、ガラス繊維からなる織
布または不織布と集成マイカシートとを化学反応形無様
接着剤を結合材として貼り合わせ、所定の加熱条件で結
合材を半硬化状態としたプリプレグテープを半重ねで1
回または2回巻着被覆することによシ形成することがで
きる。化学反応形無様接着剤としては、アルカリ金属け
い酸塩系。
布または不織布と集成マイカシートとを化学反応形無様
接着剤を結合材として貼り合わせ、所定の加熱条件で結
合材を半硬化状態としたプリプレグテープを半重ねで1
回または2回巻着被覆することによシ形成することがで
きる。化学反応形無様接着剤としては、アルカリ金属け
い酸塩系。
コロイダルシリカ系、アルキルシリケート系等積々ある
が、けい素分子が高分子主鎖に挿入された有機アルキル
基を有する半無機ポリマーを結合剤とし、こ/lK硬化
剤、充填材を配合したアルキルシリケート系接着剤は、
350℃前後の温度で加熱硬化することによル高い接着
強度を示し、かつ300℃を超える高温雰囲気中での使
用に耐え。
が、けい素分子が高分子主鎖に挿入された有機アルキル
基を有する半無機ポリマーを結合剤とし、こ/lK硬化
剤、充填材を配合したアルキルシリケート系接着剤は、
350℃前後の温度で加熱硬化することによル高い接着
強度を示し、かつ300℃を超える高温雰囲気中での使
用に耐え。
耐水性や電気絶縁性に優れた特性を示すことからプリプ
レグテープ層の接着剤および含浸剤として最も適してい
る。
レグテープ層の接着剤および含浸剤として最も適してい
る。
第4図は前述の実施例方法におけるスロット内断面図で
あシ、鉄心6に形成されたスロット7には前述のように
形成されたユニットコイル1人。
あシ、鉄心6に形成されたスロット7には前述のように
形成されたユニットコイル1人。
lB、IC等のコイル辺が順次拾い込まれ、シート状の
スロット絶縁材8に包囲された例えばそれぞれ9条のユ
ニットコイルからなる下コイル11゜上コイル21を巻
装し、スロット70入口部をくさび9で閉鎖するという
手順で複数のコイル1からなる巻線が鉄心6に巻装され
る。
スロット絶縁材8に包囲された例えばそれぞれ9条のユ
ニットコイルからなる下コイル11゜上コイル21を巻
装し、スロット70入口部をくさび9で閉鎖するという
手順で複数のコイル1からなる巻線が鉄心6に巻装され
る。
前述の巻線作業を終了した鉄心を含む巻線に法前記プリ
プレグテープの接着剤とほぼ同じ組成の化学反応形無様
接着剤(この場合含浸剤)が真空動状態となるが、半硬
化処理されているためにその粘度は高く、プリプレグテ
ープ層5が漏れ止め用シースとして機能してその内側の
導体周辺に含浸された含浸剤10の漏れを防ぐとともに
、硬化の進行とともに接着剤と含浸剤とが相互に反応す
ることによシ、隙間が無機系の接着剤および含浸剤によ
シ埋められたち密な絶縁層を有する複数のユニットコイ
ルからなる巻線を形成できる。またユニットコイルおよ
びスロット絶縁材8.くさび9と鉄心6は含浸剤10に
よシ相互に固着されるので、1回の含浸処理によシ、優
れ念耐熱性能および絶縁性能を有する複数のユニットコ
イルと、鉄心乙に強固に一体化結合された巻線とを同時
に形成することができる。なお、プリプレグテープの基
材としては、ガラス布の他に1アルミを繊維。
プレグテープの接着剤とほぼ同じ組成の化学反応形無様
接着剤(この場合含浸剤)が真空動状態となるが、半硬
化処理されているためにその粘度は高く、プリプレグテ
ープ層5が漏れ止め用シースとして機能してその内側の
導体周辺に含浸された含浸剤10の漏れを防ぐとともに
、硬化の進行とともに接着剤と含浸剤とが相互に反応す
ることによシ、隙間が無機系の接着剤および含浸剤によ
シ埋められたち密な絶縁層を有する複数のユニットコイ
ルからなる巻線を形成できる。またユニットコイルおよ
びスロット絶縁材8.くさび9と鉄心6は含浸剤10に
よシ相互に固着されるので、1回の含浸処理によシ、優
れ念耐熱性能および絶縁性能を有する複数のユニットコ
イルと、鉄心乙に強固に一体化結合された巻線とを同時
に形成することができる。なお、プリプレグテープの基
材としては、ガラス布の他に1アルミを繊維。
チタン酸カリウム繊維等からなる無機質ペーパーを用い
てもよい。
てもよい。
第5図は前述の実施例方法になるユニットコイルの浸水
時間対絶縁抵抗特性線図である。図において、曲線31
は実施例方法になるコイルの特性曲線であ)、アルキル
シリケート系接着剤(チー・ニス・ビー開発センター製
・商品名TSB4300)を1009/m’の割合で塗
布してガラス繊維布と集成マイカシートを貼り合わせ、
100℃約2時間の加熱処理によシ表面の粘着性を抑さ
える程度の半硬化状態としたプリプレグテープを用いて
第2図または第3図に示すプリプレグテープ層5を有す
るユニットコイルを製作し、上記と同じ組成の含浸剤を
真空含浸した後200℃約16時間の加熱処理、550
℃1ないし2時間の後硬化処理を施したユニットコイル
を供試コイルとして用いた。なお、絶縁被覆導体として
は導体径1.0瓢のガラス横巻き銅線を用いた。また、
曲線62は比較例の特性曲線であシ、上記ガラス横巻き
鋼線の束に上記含浸剤を浸漬含浸し、上記実施例コイル
と同様な加熱硬化処理を行った本のである。
時間対絶縁抵抗特性線図である。図において、曲線31
は実施例方法になるコイルの特性曲線であ)、アルキル
シリケート系接着剤(チー・ニス・ビー開発センター製
・商品名TSB4300)を1009/m’の割合で塗
布してガラス繊維布と集成マイカシートを貼り合わせ、
100℃約2時間の加熱処理によシ表面の粘着性を抑さ
える程度の半硬化状態としたプリプレグテープを用いて
第2図または第3図に示すプリプレグテープ層5を有す
るユニットコイルを製作し、上記と同じ組成の含浸剤を
真空含浸した後200℃約16時間の加熱処理、550
℃1ないし2時間の後硬化処理を施したユニットコイル
を供試コイルとして用いた。なお、絶縁被覆導体として
は導体径1.0瓢のガラス横巻き銅線を用いた。また、
曲線62は比較例の特性曲線であシ、上記ガラス横巻き
鋼線の束に上記含浸剤を浸漬含浸し、上記実施例コイル
と同様な加熱硬化処理を行った本のである。
図から明らかなように、約48時間の水中浸漬により、
比較例コイルの絶縁抵抗は107Ωオーダにまで低下す
るのに対し、実施例コイルは101゜Ωオーダを維持し
、実施例コイルが高い耐水性を有することがわかる。
比較例コイルの絶縁抵抗は107Ωオーダにまで低下す
るのに対し、実施例コイルは101゜Ωオーダを維持し
、実施例コイルが高い耐水性を有することがわかる。
第6図は実施例方法になるユニットコイルの熱劣化処理
後の絶縁抵抗を比較例のそれと比較した結果を示す本の
であシ、供試ユニットコイルには第5図の実験に用いた
と同様なコイルを用い、400℃の高温雰囲気中で2日
問および20日間加熱処理を行なった後、40℃、相対
湿度95%の雰囲気中で直流電圧500Vを印加して絶
縁抵抗を求めた。その結果、比較例コイルでは2日間の
加熱で絶縁抵抗が約4けた。20日間の加熱後には7け
た低下し、高温におけるコイル絶縁層の熱劣化にともな
う耐湿性能の低下を示したのに対し実施例コイルにおい
ては20日間加熱後においても比較例に比べ1約3けた
高い8X10’Ωを維持し、実施例方法になるコイル絶
縁層が高温における酸化劣化を阻止する優れ九耐熱性能
と、これに基づく優れた耐湿性能を示すことを実証でき
たなお、第2図に示すように、導体径1.0++m程度
のIf!3縁被覆導体7ターン程度でユニットコイルを
形成した場合、プリプレグテープ層5を含むユニットコ
イルの外径を5簡以下に抑さえることができ、含浸処理
されていないユニットコイルは柔軟性を有するので、鉄
心6に形成されたスロット7にユニットコイルIA、
1B、 10等を拾い込む作業を容易に行うことが可能
であシ、かつユニットコイル数が従来の乱れ巻きコイル
のターン数の数分の1以下と少いことにより、巻線作業
を効率よく行うことができる。
後の絶縁抵抗を比較例のそれと比較した結果を示す本の
であシ、供試ユニットコイルには第5図の実験に用いた
と同様なコイルを用い、400℃の高温雰囲気中で2日
問および20日間加熱処理を行なった後、40℃、相対
湿度95%の雰囲気中で直流電圧500Vを印加して絶
縁抵抗を求めた。その結果、比較例コイルでは2日間の
加熱で絶縁抵抗が約4けた。20日間の加熱後には7け
た低下し、高温におけるコイル絶縁層の熱劣化にともな
う耐湿性能の低下を示したのに対し実施例コイルにおい
ては20日間加熱後においても比較例に比べ1約3けた
高い8X10’Ωを維持し、実施例方法になるコイル絶
縁層が高温における酸化劣化を阻止する優れ九耐熱性能
と、これに基づく優れた耐湿性能を示すことを実証でき
たなお、第2図に示すように、導体径1.0++m程度
のIf!3縁被覆導体7ターン程度でユニットコイルを
形成した場合、プリプレグテープ層5を含むユニットコ
イルの外径を5簡以下に抑さえることができ、含浸処理
されていないユニットコイルは柔軟性を有するので、鉄
心6に形成されたスロット7にユニットコイルIA、
1B、 10等を拾い込む作業を容易に行うことが可能
であシ、かつユニットコイル数が従来の乱れ巻きコイル
のターン数の数分の1以下と少いことにより、巻線作業
を効率よく行うことができる。
本発明方法は前述のように、鉄心に形成されたスロット
に巻装される巻線の複数ターンからなるコイル導体をス
ロットに拾い込み可能な複数ユニットに区分し、ガラス
繊維布と集成マイカシートを化学反応形無様接着剤で貼
り合せ、半硬化処理してなるプリプレグテープを各ユニ
ットコイル導体に巻着被覆して複数のユニットコイルの
直列体からなるコイルを形成する工程と、ユニットコイ
ルのコイル辺をスロットに拾い込んで鉄心に巻線を巻着
する工程と、前記接着剤と同糧の含浸剤を真空含浸し、
加熱硬化処理する工程とを含むよう構成した。その結果
、1回の含浸および加熱硬化処理によシ、含浸剤の流出
がプリプレグテープ層により阻止されて300℃以上の
雰囲気温度に十分耐える耐熱性を有する化学反応形無様
含浸剤が−十分含浸され、かつ鉄心に一体に結合された
複数のユニットコイルからなる巻線を形成することが可
能となシ、従来の乱れ巻き巻線における含浸樹脂の流出
と、それに基づく耐湿性能、1気絶縁性能等の低下が阻
止され、優れた耐熱性能、耐汚損性能を有する耐熱回転
電機巻線を容易に形成できる製造方法を提供することが
できる。
に巻装される巻線の複数ターンからなるコイル導体をス
ロットに拾い込み可能な複数ユニットに区分し、ガラス
繊維布と集成マイカシートを化学反応形無様接着剤で貼
り合せ、半硬化処理してなるプリプレグテープを各ユニ
ットコイル導体に巻着被覆して複数のユニットコイルの
直列体からなるコイルを形成する工程と、ユニットコイ
ルのコイル辺をスロットに拾い込んで鉄心に巻線を巻着
する工程と、前記接着剤と同糧の含浸剤を真空含浸し、
加熱硬化処理する工程とを含むよう構成した。その結果
、1回の含浸および加熱硬化処理によシ、含浸剤の流出
がプリプレグテープ層により阻止されて300℃以上の
雰囲気温度に十分耐える耐熱性を有する化学反応形無様
含浸剤が−十分含浸され、かつ鉄心に一体に結合された
複数のユニットコイルからなる巻線を形成することが可
能となシ、従来の乱れ巻き巻線における含浸樹脂の流出
と、それに基づく耐湿性能、1気絶縁性能等の低下が阻
止され、優れた耐熱性能、耐汚損性能を有する耐熱回転
電機巻線を容易に形成できる製造方法を提供することが
できる。
第1図は本発明の実施例方法におけるユニットコイルの
外形図、第2図は実施例方法になるユニットコイルの断
面図、第6図は第2図におけるA−A位置の断面図、第
4図は実施例方法におけるスロット内断面図、第5図は
実施例方法になるユニットコイルの浸水時間対絶縁抵抗
特性線図、第6図は絶縁抵抗の実験結果比較を示す図表
である。 1・・・コイル、IA、IB、IC・・・1N・・・ユ
ニットコイル、2・・・絶縁被覆導体、2A・・・導体
、2B・・・導体被覆、3・・・渡シ部、5・・・プリ
プレグテープ層、6・・・鉄心、7・・・スロット、8
・・・スロット絶縁、10・・・化学反応形無様含浸剤
(接着樹脂)、11・・・下−:’イk、21・・・上
コイル。 1−コイJし 第1図 第2図 第3図 浸水時間 (Hr) 第5図
外形図、第2図は実施例方法になるユニットコイルの断
面図、第6図は第2図におけるA−A位置の断面図、第
4図は実施例方法におけるスロット内断面図、第5図は
実施例方法になるユニットコイルの浸水時間対絶縁抵抗
特性線図、第6図は絶縁抵抗の実験結果比較を示す図表
である。 1・・・コイル、IA、IB、IC・・・1N・・・ユ
ニットコイル、2・・・絶縁被覆導体、2A・・・導体
、2B・・・導体被覆、3・・・渡シ部、5・・・プリ
プレグテープ層、6・・・鉄心、7・・・スロット、8
・・・スロット絶縁、10・・・化学反応形無様含浸剤
(接着樹脂)、11・・・下−:’イk、21・・・上
コイル。 1−コイJし 第1図 第2図 第3図 浸水時間 (Hr) 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)絶縁被覆導体をほぼレーストラック状に複数回仮巻
きしたコイル導体にガラス繊維布と集成マイカシートと
を化学反応形無機接着剤で貼り合わせたプリプレグテー
プを巻着被覆してなるユニットコイル、およびその複数
個の直列体からなるコイル複数個を形成する工程と、こ
のコイルの複数個のユニットコイルのコイル辺をスロッ
トに順次拾い込み、鉄心に複数のコイルを装着する工程
と前記化学反応形無機接着剤と同種の含浸材を含浸し加
熱硬化する工程とを含むことを特徴とする耐熱回転電機
巻線の製造方法。 2)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、化学反
応形無機接着材がアルキルシリケート系接着剤であるこ
とを特徴とする耐熱回転電機巻線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19981586A JPH0622381B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 耐熱回転電機巻線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19981586A JPH0622381B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 耐熱回転電機巻線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6356152A true JPS6356152A (ja) | 1988-03-10 |
| JPH0622381B2 JPH0622381B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=16414101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19981586A Expired - Lifetime JPH0622381B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 耐熱回転電機巻線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622381B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0297352U (ja) * | 1989-01-19 | 1990-08-02 | ||
| JPH02124618U (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19981586A patent/JPH0622381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0297352U (ja) * | 1989-01-19 | 1990-08-02 | ||
| JPH02124618U (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0622381B2 (ja) | 1994-03-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20070149073A1 (en) | Electric machine with a corona shield | |
| US20050194551A1 (en) | Corona shield, and method of making a corona shield | |
| US5636434A (en) | Method of fabricating an electrical coil having an inorganic insulation system | |
| US5105531A (en) | Method of manufacturing a coil of insulated wire | |
| JPH0554242B2 (ja) | ||
| CN104795923B (zh) | 高导热绝缘结构及其制作方法 | |
| JPS6356152A (ja) | 耐熱回転電機巻線の製造方法 | |
| JP2616103B2 (ja) | 耐熱性コイルの製造方法 | |
| JPS6319709A (ja) | 整形導体からなる高電圧絶縁導体 | |
| CN114175184B (zh) | 耐气候的电磁线圈 | |
| JPH0125166B2 (ja) | ||
| JP2699475B2 (ja) | 回転電機コイルの絶縁構造 | |
| JP2003259589A (ja) | 回転電機の固定子コイル | |
| CN119051319B (zh) | 一种高压电机的绝缘结构和生产工艺 | |
| JP2555690Y2 (ja) | 回転電機巻線の絶縁部の構造 | |
| CN114257012A (zh) | 一种直线电机的绝缘结构及其制造方法 | |
| JP3139500B2 (ja) | 耐熱電線 | |
| US20200244128A1 (en) | Form-wound coil having previous winding of mica tape | |
| JPH10210694A (ja) | 回転電機の絶縁線輪 | |
| JP4069560B2 (ja) | 回転電機の巻線 | |
| JP2007200986A (ja) | 電磁コイル、その製造方法および回転電機 | |
| JPH0831558A (ja) | 誘導加熱用電磁コイルおよびその製造方法 | |
| JPH08237916A (ja) | 高圧回転機の固定子コイル製造方法 | |
| JPH05300708A (ja) | 耐熱絶縁線輪の製造方法 | |
| JPH0246711A (ja) | 耐熱絶縁線輪の製造方法 |