JPS6357236B2 - - Google Patents
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- JPS6357236B2 JPS6357236B2 JP7627983A JP7627983A JPS6357236B2 JP S6357236 B2 JPS6357236 B2 JP S6357236B2 JP 7627983 A JP7627983 A JP 7627983A JP 7627983 A JP7627983 A JP 7627983A JP S6357236 B2 JPS6357236 B2 JP S6357236B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、ポリエチレンテレフタレートを構成
素材とする少なくとも1個の容器と、蓋材上に熱
封緘性樹脂層を備えた少なくとも1個の蓋材より
なる1対の包装体に関するものである。 [従来技術] ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート
のような熱可塑性プラスチツクを構成素材とする
容器本体と、金属箔等の基材上に熱封緘性樹脂層
を備えた蓋体とからなり、容器本体と蓋体の熱封
緘性樹脂層との間に熱封緘による密封がなされた
包装体は、従来から食品包装体等の分野を広く使
用されている。 この熱封緘性樹脂層は、熱融着して密封信頼性
に優れた熱封緘構造を形成するだけでなく、この
封緘構造が、易開封性、すなわち、開封する際、
手で容易に剥離し得る程度の強度を有するもので
なければならない。具体的に密封性と易開封性を
両立させるためには、剥離角度90゜、引張速度30
mm/分で測定した場合の接着強度は、0.8〜2.2
Kg/cmでなければならない。この要求を満足させ
るために、熱封緘性樹脂としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンをベースとするもの(例えば、
特開昭57−77465号公報)あるいはポリエステル
共重合体を使用するものなどが広く使用されてき
た。 しかし、かかる従来の熱封緘性樹脂は、すべて
熱により溶融して融着させるものであつたために
次の欠点があつた。 接着する際にかかる圧力のために、溶融した
樹脂がフローして、接着端部に回り込み、開封
をはじめる際に必要な力が開封中に比べ大きく
なり、開封しにくい。 開封する際、剥離界面が定まらないため剥離
面がひどく荒れるので、外観、舌ざわりが悪
い。 樹脂を高温に加熱して溶融する必要があるた
め、封緘速度を上げることができない。 [発明の目的] 本発明の目的は、上記欠点を解消せしめ、熱封
緘に際して封緘速度を上げることができ、しかも
開封に必要な力が均一であり、また、開封した場
合、開封面がほとんど荒れていない易開封性の包
装体を提供せんとするものである。 [発明の構成] 本発明は、ポリエチレンテレフタレートを構成
素材とする容器本体と、基材上に熱封緘性樹脂層
を備えた蓋体とからなり、容器本体のポリエチレ
ンテレフタレート表面と蓋体の熱封緘性樹脂層と
の間に熱封緘による密封がなされた包装体におい
て、前記熱封緘性樹脂層が、ジカルボン酸の50〜
90モル%がテレフタル酸であるポリブチレンテレ
フタレート系樹脂60〜95wt%、および、ジカル
ボン酸成分の80モル%以上がテレフタル酸である
ポリエチレンテレフタレート系樹脂40〜5wt%の
樹脂組成物からなる易開封性熱封緘包装体を特徴
とするものである。 本発明における容器本体に用いられるポリエチ
レンテレフタレートとは、酸成分の95モル%以上
がテレフタル酸であり、かつアルコール成分の95
モル%以上がエチレングリコールであるポリエス
テルを指す。 また、上に示したポリエチレンテレフタレート
に、その特性を損わない範囲で10wt%以下のポ
リエチレンテレフタレート以外のポリエステル、
あるいは、ポリエチレン、アイオノマーなどの公
知の樹脂を添加したものでもよい。 ポリエチレンテレフタレートを構成素材とする
容器とは、被熱封緘部がポリエチレンテレフタレ
ートからなる各種成形容器のことである。 無論この容器は、ポリエチレンテレフタレート
単独からなる中空成形容器、射出成形容器、圧空
成形容器、真空成形容器などであつてもよく、ま
た、他の樹脂との積層構造を有する容器であつて
もよいが、被熱封緘部のポリエチレンテレフタレ
ートの複屈折は6×10-3以下、好ましくは2×
10-3以下の実質的に無配向のポリエチレンテレフ
タレートからなるものが望ましい。複屈折が上記
の範囲内にある場合は、本発明に述べる充分に溶
融されていない状態での接着がより容易になり、
さらに、接着力も改善され密封性が好ましい値と
なる。 本発明における基材とは、とくに限定されるも
のではなく金属、合成樹脂、紙等各種のものであ
る。 これらの基材からなる蓋体としては、具体的に
は、アルミ箔、スズ箔、銅箔、ブリキ箔等の金属
箔や、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等
の延伸フイルム、各種の紙、あるいはこれら各素
材の積層体が好ましく、その蓋体の表面には必要
に応じてアンカコート処理、コロナ放電処理等の
表面処理を施したものであつてもよい。 基材に備えられる熱封緘性樹脂層とは、ポリブ
チレンテレフタレート系樹脂と、ポリエチレンテ
レフタレート系樹脂を主体とした樹脂組成物であ
る。 この熱封緘性樹脂層に用いられるポリブチレン
テレフタレート系樹脂とは、ジカルボン酸成分の
50〜90モル%、好ましくは60〜85モル%がテレフ
タル酸からなり、かつ、ジオール成分としては
1,4−ブタンジオールを主体とするものであ
り、なお、この樹脂は、25℃のo−クロロフエノ
ール中で測定した固有粘度(IVと略称する)が
少なくとも0.60以上の飽和ポリエステルであるの
が好ましい。テレフタル酸以外のジカルボン酸と
しては、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、などの芳香族および脂肪族ジ
カルボン酸を10〜50モル%、好ましくは15〜40モ
ル%使用することができる。特にイソフタル酸を
15〜40モル%使用したものが熱封緘性、剥離性の
点から好ましい。ジオール成分としては、1,4
−ブタンジオールを用いるが、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1,4シクロヘキサンジメタノール、1,
6ヘキサンジオールなどの他のジオール成分をポ
リブチレンテレフタレート系樹脂の特性を損わな
い範囲内(好ましくは0〜20モル%)で共重合し
たものを使うことができる。これらポリブチレン
テレフタレート系樹脂の具体例としては、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ポリブチレンテ
レフタレート・イソフタレート(PBT/I)、ポ
リブチレンテレフタレート・セバケート
(PBT/S)、ポリブチレンテレフタレート・ア
ジペート(PBT/A)、ポリブチレン・エチレン
テレフタレートなどを挙げることができる。テレ
フタル酸が50モル%未満の場合は組成物が柔かく
なりすぎるため、剥離面が汚くなるので好ましく
ない。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂の配合比
は、ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエ
チレンテレフタレート系樹脂との混合物に対し、
60〜95wt%、好ましくは70〜90wt%であり、1
種類であつてもよいし、2種類以上の樹脂を混合
したものでもよい。特に密封性と易開封性の両立
という面からいつてPBT/I(テレフタル酸65モ
ル%)単独あるいは該樹脂を主体とする樹脂組成
物を用いるのがよい。ポリブチレンテレフタレー
ト系樹脂の配合比が60モル%未満では、密封性が
劣るため好ましくない。また、95wt%を越える
場合は、封緘温度を上げる必要があり、このため
封緘速度を上げることができず、また易開封性が
低下するため好ましくない。 また、熱封緘性樹脂層に用いられるポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂とは、ジカルボン酸成分
の80〜100モル%、好ましくは90〜100モル%がテ
レフタル酸からなり、かつ、ジオール成分として
はエチレングリコールを主体とするものであり、
なお、この樹脂は、IVが少なくとも0.50以上の飽
和ポリエステルであるのが好ましい。テレフタル
酸以外のジカルボン酸としては、イソフタル酸、
セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、などの
芳香族および脂肪族ジカルボン酸を使用すること
ができる。特にテレフタル酸を98モル%以上ある
いはイソフタル酸を10モル%以下共重合したもの
が、密封性、易開封性の点から好ましい。ジオー
ル成分としては、エチレングリコールを用いる
が、他のジオール、例えばジエチレングリコー
ル、ブタンジオール、1,4シクロヘキサンジメ
タノール、1,6ヘキサンジオールなどをポリエ
チレンテレフタレート系樹脂の特性を損わない範
囲内(好ましくは0〜20モル%)で共重合したも
のを使うことができる。これらポリエチレンテレ
フタレート系樹脂の具体例としては、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフ
タレート・イソフタレート(PET/I)、ポリエ
チレンテレフタレート・セバケート(PET/
S)、ポリエチレンテレフタレート・アジペート
(PET/A)などを挙げることができる。テレフ
タル酸成分が80モル%未満の場合は、熱封緘時の
加工性が劣り、また剥離面が荒れるので好ましく
ない。 ポリエチレンテレフタレート系樹脂の配合比
は、ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエ
チレンテレフタレート系樹脂との混合物に対し、
40〜5wt%、好ましくは30〜10wt%であり、1種
類であつてもよいし、2種類以上の樹脂を混合し
たものでもよい。ポリエチレンテレフタレート系
樹脂の配合比が40wt%を越える場合は、密封性
が失われるため好ましくない。また、一方、5wt
%未満の場合は、封緘温度を高くしないと密封性
が得られず、そうすると易開封性が失われ、剥離
界面が荒れるため好ましくない。 本発明は、上記のごとき樹脂組成物を熱封緘性
樹脂層としてもつことを特徴とする易開封性熱封
緘包装体に関するものであるが、該樹脂組成物に
必要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収
材、粘度調節剤、可塑剤、核剤、有機滑剤、顔料
などの添加剤を分散、配合することができる。ま
た、酸化チタン、マイカなど無機微粒子を該樹脂
組成物100部に対し0〜20部、好ましくは3〜10
部添加することにより、密封性、剥離界面を更に
改良することができ、一層好ましい。また、上記
添加剤と同様な目的で公知の樹脂を組成物100部
に対して20部を越えない範囲で添加することもで
きる。 なお、本発明でいう易開封性とは、手で容易に
剥離しうる程度の接着力を有することを指す。具
体的には、剥離角90゜、引張速度300mm/分で測定
した場合の接着強度が0.8〜2.2Kg/cmであること
を指す。 次に、本発明の包装体の製造方法について説明
する。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエチ
レンテレフタレート系樹脂をドライブレンドによ
り混合した後、この組成物を押出機に供給し、イ
ンフレーシヨン法、Tダイ法等公知の方法により
フイルムとする。もちろんこれらの樹脂を予めペ
レタイザー等で混練したチツプを使用してもよ
い。このフイルムをアルミ箔等の基材と接着し熱
封緘性樹脂層とする。なお、基材上に必要に応じ
てアンカコートを施してもよいし、また、その基
材上に該熱封緘性樹脂層を直接溶融押出ラミネー
トしてもよい。このようにして得られた熱封緘性
樹脂層を備えた素材を蓋状に形成して蓋体とする
(ただし、基材は予め蓋状に加工されたものであ
つてもよい)。 このようにして得られた熱封緘性樹脂層を備え
た蓋体と、被熱封緘部がポリエチレンテレフタレ
ートである各種容器とを、ヒートシール法、高周
波誘導加熱等により熱封緘する。基材上に設けた
熱封緘性樹脂層の厚みは、その目的、使用方法に
より異なるが、5〜100μm、好ましくは10〜50μ
mが望ましい。 本発明の易開封性熱封緘包装体は、食品をはじ
め、種々な容器物の容器として使用できることは
無論であるが、ポリオレフイン系の樹脂を使用し
た場合と異なり固有の臭いがほとんどないため・
酒類等フレーバーを重視する内容物の包装用に好
ましい。また、開封後剥離界面が良好であるため
剥離面が直接に触れる用途、例えばジユースなど
のソフトドリンクや酒類の容器に使用するのが好
ましい。 [発明の作用、効果] 本発明は上述したように、ポリエチレンテレフ
タレートを構成要素とする容器本体と、特定の樹
脂組成物を熱封緘性樹脂層として備えた蓋体とか
らなる易開封性熱封緘包装体としたので、熱封緘
性樹脂の融点以下の温度で封緘することにより、
次のごときすぐれた効果を得ることができたもの
である。 熱封緘温度が低いので高速で封緘できる。 開封力が安定している。すなわち開封を開始
する際の力と剥離進行状態での開封に要する力
の差がほとんどない。 剥離界面のフエザーリング(毛羽立ち)がな
く良好な剥離外観を示す。 内容物に樹脂固有の臭いが移らない。 次に、本発明における特性の測定方法および評
価基準について説明する。 (1) 密封性 接着強度をもつてその指標とした。 具体的には、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体系プライマーをアンカコートした厚み50μm
のアルミ箔と厚さ100μmのポリエチレンテレ
フタレート未延伸フイルムの間に熱封緘性樹脂
シートを挾み、所定の温度に設定したヒートシ
ーラを用いて、1Kg/cm2の圧力で1分間加熱圧
着して熱封緘する。得られたサンプルを東洋ボ
ールドウイン社(株)製のテンシロンを用いて、剥
離角度90゜、引張速度300mm/分で接着強度
[Kg/cm]を測定する。この場合、安定剥離時
の接着強度が0.8Kg/cm以上であれば密封性良
好、0.8Kg/cm未満であれば不良とした。 (2) 開封性 剥離開始時の接着強度と安定剥離状態での接
着強度の比および安定剥離状態での接着強度の
絶対値をその指標とした。 具体的には、(1)と同様の方法で接着強度の測
定を行ない、剥離開始時の接着強度を安定剥離
時の接着強度で割り、その値が1.5以下であり、
かつ安定剥離時の接着強度が2.2Kg/cm以下で
あるような接着温度が存在すれば、その樹脂を
開封性良好とした。上の条件の片方でも満たさ
れていない場合は開封性不良とした。 (3) 剥離性 接着力1Kg/cmを得ることができる最低接着
温度で(1)と同様にして加熱圧着して得られたア
ルミ箔と熱封緘樹脂シートとポリエチレンテレ
フタレート未延伸フイルムとの積層体を、東洋
ボールドウイン社(株)製テンシロンを用いて引張
速度300mm/minで剥離した。剥離力のばらつ
きが小さく、剥離界面状態の良好なものを
“〇”、剥離力のばらつきが大きく、フエザーリ
ング(毛羽立ち)のひどいものを“×”、その
中間のものを“△”で示した。 (4) 高速封緘性 (1)で述べた方法で接着した際の接着強度が
0.8Kg/cmを示す最低接着温度が、ポリブチレ
ンテレフタレート系樹脂の融解ピーク温度より
15℃以上低い場合を高速封緘性“〇”、それ以
外の場合を“×”とした。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂が2種類
以上ある場合は、その各々の融解ピーク温度
Ti、添加重量Wiに対し下記の式より計算して
融解ピーク温度Tmとした。 Tm=( Σj Ti×Wi)/ Σi Wi [実施例] 次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明
する。 実施例1〜3、比較例1、2 融解ピーク温度(以下Tmと略称する)が165
℃であるPBT/I(テレフタル酸とイソフタル酸
との共重合比が65対35で、IVが1.00のもの)を
120℃の熱風オーブン中で乾燥する。一方、PET
(IVが0.62のもの)を180℃真空乾燥機中で3時間
乾燥する。 このPBT/I中に、PETを 0wt%(比較例1)、 10wt%(実施例1)、 20wt%(実施例2)、 30wt%(実施例3)、 50wt%(比較例2) 添加して各々100wt%としたのち、ドライブレン
ド法により混合する。 次いで、混合物を口径65mmφ、L/D22を有す
る押出機を用い、その先端に取りつけたTダイか
ら、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体系プライマ
ーをアンカコートとしたアルミニウム箔(厚み
50μm)上に厚さ20μmに押出ラミネートする。 該積層体と未延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルムとを表1に示す温度で加熱し、開封性、
密封性、剥離性について調べ、その結果を表1に
示した。 表1から明らかなように、比較例1のPBT/
Iだけでは、Tm以上の接着温度でなければ充分
な密着性が得られない。また、180℃では密封性
は良いが易開封性が失なはれ剥離面の状態も悪
い。 一方、Tmが270℃と高いPETを添加した本発
明の実施例1、2、3は、PBT/IのTm以下の
140℃という低温でも充分な密封力が得られ封緘
速度を上げることができ、また、密封性、剥離性
も優れたものが得られた。 しかし、本発明の範囲外の比較例2では、接着
温度を高くしても充分な密封力を得ることができ
なかつた。 実施例4、比較例3 実施例4として、上記実施例1で用いた
PBT/Iに、Tmが225℃であるPET/I(テレ
フタル酸とイソフタル酸の共重合モル比が85対15
で、IVが0.70のもの)、および比較例3として、
Tmが180℃のPET/I(テレフタル酸とイソフタ
ル酸の共重合モル比が70対30で、IVが0.72のも
の)をそれぞれ実施例1と同様にして厚さ20μm
に押出ラミネートし、得られた積層体を実施例1
と同様に評価した。その結果を表1に示した。 実施例4(および実施例1)、比較例3を対比し
てみれば明らかなように、PET/Iにおけるテ
レフタル酸成分が80モル%未満の比較例3は密封
性は良いが、フエザーリングが発生し、剥離面が
荒れるため好ましくない。 実施例5〜6、比較例4 実施例5として、Tmが190℃のPBT/I(テレ
フタル酸とイソフタル酸の共重合モル比が80対20
で、IVが0.90のもの)、実施例6として、Tmが
145℃のPBT/I(テレフタル酸とイソフタル酸
の共重合モル比が55対45で、IVが1.10のもの)、
および比較例4として、Tmが約130℃のPBT/
I(テレフタル酸とイソフタル酸の共重合モル比
が40対60で、IVが1.08のもの)と変えたPBT/
Iそれぞれに、PET10wt%を実施例1と同様の
方法で添加し、製膜して実施例1と同様に評価し
た。その結果を表1に示した。 実施例5、6(および実施例1)比較例4を対
比してみれば明らかなように、PBT/I中のテ
レフタル酸が50モル%以上の場合(実施例1、
5、6)は良好な高速封緘性、剥離性、開封性、
密封性等を有するが、テレフタル酸が50モル%未
満の場合(比較例4)には剥離面にフエザーリン
グが起り、開封性も悪かつた。 【表】
素材とする少なくとも1個の容器と、蓋材上に熱
封緘性樹脂層を備えた少なくとも1個の蓋材より
なる1対の包装体に関するものである。 [従来技術] ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート
のような熱可塑性プラスチツクを構成素材とする
容器本体と、金属箔等の基材上に熱封緘性樹脂層
を備えた蓋体とからなり、容器本体と蓋体の熱封
緘性樹脂層との間に熱封緘による密封がなされた
包装体は、従来から食品包装体等の分野を広く使
用されている。 この熱封緘性樹脂層は、熱融着して密封信頼性
に優れた熱封緘構造を形成するだけでなく、この
封緘構造が、易開封性、すなわち、開封する際、
手で容易に剥離し得る程度の強度を有するもので
なければならない。具体的に密封性と易開封性を
両立させるためには、剥離角度90゜、引張速度30
mm/分で測定した場合の接着強度は、0.8〜2.2
Kg/cmでなければならない。この要求を満足させ
るために、熱封緘性樹脂としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンをベースとするもの(例えば、
特開昭57−77465号公報)あるいはポリエステル
共重合体を使用するものなどが広く使用されてき
た。 しかし、かかる従来の熱封緘性樹脂は、すべて
熱により溶融して融着させるものであつたために
次の欠点があつた。 接着する際にかかる圧力のために、溶融した
樹脂がフローして、接着端部に回り込み、開封
をはじめる際に必要な力が開封中に比べ大きく
なり、開封しにくい。 開封する際、剥離界面が定まらないため剥離
面がひどく荒れるので、外観、舌ざわりが悪
い。 樹脂を高温に加熱して溶融する必要があるた
め、封緘速度を上げることができない。 [発明の目的] 本発明の目的は、上記欠点を解消せしめ、熱封
緘に際して封緘速度を上げることができ、しかも
開封に必要な力が均一であり、また、開封した場
合、開封面がほとんど荒れていない易開封性の包
装体を提供せんとするものである。 [発明の構成] 本発明は、ポリエチレンテレフタレートを構成
素材とする容器本体と、基材上に熱封緘性樹脂層
を備えた蓋体とからなり、容器本体のポリエチレ
ンテレフタレート表面と蓋体の熱封緘性樹脂層と
の間に熱封緘による密封がなされた包装体におい
て、前記熱封緘性樹脂層が、ジカルボン酸の50〜
90モル%がテレフタル酸であるポリブチレンテレ
フタレート系樹脂60〜95wt%、および、ジカル
ボン酸成分の80モル%以上がテレフタル酸である
ポリエチレンテレフタレート系樹脂40〜5wt%の
樹脂組成物からなる易開封性熱封緘包装体を特徴
とするものである。 本発明における容器本体に用いられるポリエチ
レンテレフタレートとは、酸成分の95モル%以上
がテレフタル酸であり、かつアルコール成分の95
モル%以上がエチレングリコールであるポリエス
テルを指す。 また、上に示したポリエチレンテレフタレート
に、その特性を損わない範囲で10wt%以下のポ
リエチレンテレフタレート以外のポリエステル、
あるいは、ポリエチレン、アイオノマーなどの公
知の樹脂を添加したものでもよい。 ポリエチレンテレフタレートを構成素材とする
容器とは、被熱封緘部がポリエチレンテレフタレ
ートからなる各種成形容器のことである。 無論この容器は、ポリエチレンテレフタレート
単独からなる中空成形容器、射出成形容器、圧空
成形容器、真空成形容器などであつてもよく、ま
た、他の樹脂との積層構造を有する容器であつて
もよいが、被熱封緘部のポリエチレンテレフタレ
ートの複屈折は6×10-3以下、好ましくは2×
10-3以下の実質的に無配向のポリエチレンテレフ
タレートからなるものが望ましい。複屈折が上記
の範囲内にある場合は、本発明に述べる充分に溶
融されていない状態での接着がより容易になり、
さらに、接着力も改善され密封性が好ましい値と
なる。 本発明における基材とは、とくに限定されるも
のではなく金属、合成樹脂、紙等各種のものであ
る。 これらの基材からなる蓋体としては、具体的に
は、アルミ箔、スズ箔、銅箔、ブリキ箔等の金属
箔や、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等
の延伸フイルム、各種の紙、あるいはこれら各素
材の積層体が好ましく、その蓋体の表面には必要
に応じてアンカコート処理、コロナ放電処理等の
表面処理を施したものであつてもよい。 基材に備えられる熱封緘性樹脂層とは、ポリブ
チレンテレフタレート系樹脂と、ポリエチレンテ
レフタレート系樹脂を主体とした樹脂組成物であ
る。 この熱封緘性樹脂層に用いられるポリブチレン
テレフタレート系樹脂とは、ジカルボン酸成分の
50〜90モル%、好ましくは60〜85モル%がテレフ
タル酸からなり、かつ、ジオール成分としては
1,4−ブタンジオールを主体とするものであ
り、なお、この樹脂は、25℃のo−クロロフエノ
ール中で測定した固有粘度(IVと略称する)が
少なくとも0.60以上の飽和ポリエステルであるの
が好ましい。テレフタル酸以外のジカルボン酸と
しては、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン
酸、アゼライン酸、などの芳香族および脂肪族ジ
カルボン酸を10〜50モル%、好ましくは15〜40モ
ル%使用することができる。特にイソフタル酸を
15〜40モル%使用したものが熱封緘性、剥離性の
点から好ましい。ジオール成分としては、1,4
−ブタンジオールを用いるが、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1,4シクロヘキサンジメタノール、1,
6ヘキサンジオールなどの他のジオール成分をポ
リブチレンテレフタレート系樹脂の特性を損わな
い範囲内(好ましくは0〜20モル%)で共重合し
たものを使うことができる。これらポリブチレン
テレフタレート系樹脂の具体例としては、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)、ポリブチレンテ
レフタレート・イソフタレート(PBT/I)、ポ
リブチレンテレフタレート・セバケート
(PBT/S)、ポリブチレンテレフタレート・ア
ジペート(PBT/A)、ポリブチレン・エチレン
テレフタレートなどを挙げることができる。テレ
フタル酸が50モル%未満の場合は組成物が柔かく
なりすぎるため、剥離面が汚くなるので好ましく
ない。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂の配合比
は、ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエ
チレンテレフタレート系樹脂との混合物に対し、
60〜95wt%、好ましくは70〜90wt%であり、1
種類であつてもよいし、2種類以上の樹脂を混合
したものでもよい。特に密封性と易開封性の両立
という面からいつてPBT/I(テレフタル酸65モ
ル%)単独あるいは該樹脂を主体とする樹脂組成
物を用いるのがよい。ポリブチレンテレフタレー
ト系樹脂の配合比が60モル%未満では、密封性が
劣るため好ましくない。また、95wt%を越える
場合は、封緘温度を上げる必要があり、このため
封緘速度を上げることができず、また易開封性が
低下するため好ましくない。 また、熱封緘性樹脂層に用いられるポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂とは、ジカルボン酸成分
の80〜100モル%、好ましくは90〜100モル%がテ
レフタル酸からなり、かつ、ジオール成分として
はエチレングリコールを主体とするものであり、
なお、この樹脂は、IVが少なくとも0.50以上の飽
和ポリエステルであるのが好ましい。テレフタル
酸以外のジカルボン酸としては、イソフタル酸、
セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、などの
芳香族および脂肪族ジカルボン酸を使用すること
ができる。特にテレフタル酸を98モル%以上ある
いはイソフタル酸を10モル%以下共重合したもの
が、密封性、易開封性の点から好ましい。ジオー
ル成分としては、エチレングリコールを用いる
が、他のジオール、例えばジエチレングリコー
ル、ブタンジオール、1,4シクロヘキサンジメ
タノール、1,6ヘキサンジオールなどをポリエ
チレンテレフタレート系樹脂の特性を損わない範
囲内(好ましくは0〜20モル%)で共重合したも
のを使うことができる。これらポリエチレンテレ
フタレート系樹脂の具体例としては、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフ
タレート・イソフタレート(PET/I)、ポリエ
チレンテレフタレート・セバケート(PET/
S)、ポリエチレンテレフタレート・アジペート
(PET/A)などを挙げることができる。テレフ
タル酸成分が80モル%未満の場合は、熱封緘時の
加工性が劣り、また剥離面が荒れるので好ましく
ない。 ポリエチレンテレフタレート系樹脂の配合比
は、ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエ
チレンテレフタレート系樹脂との混合物に対し、
40〜5wt%、好ましくは30〜10wt%であり、1種
類であつてもよいし、2種類以上の樹脂を混合し
たものでもよい。ポリエチレンテレフタレート系
樹脂の配合比が40wt%を越える場合は、密封性
が失われるため好ましくない。また、一方、5wt
%未満の場合は、封緘温度を高くしないと密封性
が得られず、そうすると易開封性が失われ、剥離
界面が荒れるため好ましくない。 本発明は、上記のごとき樹脂組成物を熱封緘性
樹脂層としてもつことを特徴とする易開封性熱封
緘包装体に関するものであるが、該樹脂組成物に
必要に応じて酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収
材、粘度調節剤、可塑剤、核剤、有機滑剤、顔料
などの添加剤を分散、配合することができる。ま
た、酸化チタン、マイカなど無機微粒子を該樹脂
組成物100部に対し0〜20部、好ましくは3〜10
部添加することにより、密封性、剥離界面を更に
改良することができ、一層好ましい。また、上記
添加剤と同様な目的で公知の樹脂を組成物100部
に対して20部を越えない範囲で添加することもで
きる。 なお、本発明でいう易開封性とは、手で容易に
剥離しうる程度の接着力を有することを指す。具
体的には、剥離角90゜、引張速度300mm/分で測定
した場合の接着強度が0.8〜2.2Kg/cmであること
を指す。 次に、本発明の包装体の製造方法について説明
する。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂とポリエチ
レンテレフタレート系樹脂をドライブレンドによ
り混合した後、この組成物を押出機に供給し、イ
ンフレーシヨン法、Tダイ法等公知の方法により
フイルムとする。もちろんこれらの樹脂を予めペ
レタイザー等で混練したチツプを使用してもよ
い。このフイルムをアルミ箔等の基材と接着し熱
封緘性樹脂層とする。なお、基材上に必要に応じ
てアンカコートを施してもよいし、また、その基
材上に該熱封緘性樹脂層を直接溶融押出ラミネー
トしてもよい。このようにして得られた熱封緘性
樹脂層を備えた素材を蓋状に形成して蓋体とする
(ただし、基材は予め蓋状に加工されたものであ
つてもよい)。 このようにして得られた熱封緘性樹脂層を備え
た蓋体と、被熱封緘部がポリエチレンテレフタレ
ートである各種容器とを、ヒートシール法、高周
波誘導加熱等により熱封緘する。基材上に設けた
熱封緘性樹脂層の厚みは、その目的、使用方法に
より異なるが、5〜100μm、好ましくは10〜50μ
mが望ましい。 本発明の易開封性熱封緘包装体は、食品をはじ
め、種々な容器物の容器として使用できることは
無論であるが、ポリオレフイン系の樹脂を使用し
た場合と異なり固有の臭いがほとんどないため・
酒類等フレーバーを重視する内容物の包装用に好
ましい。また、開封後剥離界面が良好であるため
剥離面が直接に触れる用途、例えばジユースなど
のソフトドリンクや酒類の容器に使用するのが好
ましい。 [発明の作用、効果] 本発明は上述したように、ポリエチレンテレフ
タレートを構成要素とする容器本体と、特定の樹
脂組成物を熱封緘性樹脂層として備えた蓋体とか
らなる易開封性熱封緘包装体としたので、熱封緘
性樹脂の融点以下の温度で封緘することにより、
次のごときすぐれた効果を得ることができたもの
である。 熱封緘温度が低いので高速で封緘できる。 開封力が安定している。すなわち開封を開始
する際の力と剥離進行状態での開封に要する力
の差がほとんどない。 剥離界面のフエザーリング(毛羽立ち)がな
く良好な剥離外観を示す。 内容物に樹脂固有の臭いが移らない。 次に、本発明における特性の測定方法および評
価基準について説明する。 (1) 密封性 接着強度をもつてその指標とした。 具体的には、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体系プライマーをアンカコートした厚み50μm
のアルミ箔と厚さ100μmのポリエチレンテレ
フタレート未延伸フイルムの間に熱封緘性樹脂
シートを挾み、所定の温度に設定したヒートシ
ーラを用いて、1Kg/cm2の圧力で1分間加熱圧
着して熱封緘する。得られたサンプルを東洋ボ
ールドウイン社(株)製のテンシロンを用いて、剥
離角度90゜、引張速度300mm/分で接着強度
[Kg/cm]を測定する。この場合、安定剥離時
の接着強度が0.8Kg/cm以上であれば密封性良
好、0.8Kg/cm未満であれば不良とした。 (2) 開封性 剥離開始時の接着強度と安定剥離状態での接
着強度の比および安定剥離状態での接着強度の
絶対値をその指標とした。 具体的には、(1)と同様の方法で接着強度の測
定を行ない、剥離開始時の接着強度を安定剥離
時の接着強度で割り、その値が1.5以下であり、
かつ安定剥離時の接着強度が2.2Kg/cm以下で
あるような接着温度が存在すれば、その樹脂を
開封性良好とした。上の条件の片方でも満たさ
れていない場合は開封性不良とした。 (3) 剥離性 接着力1Kg/cmを得ることができる最低接着
温度で(1)と同様にして加熱圧着して得られたア
ルミ箔と熱封緘樹脂シートとポリエチレンテレ
フタレート未延伸フイルムとの積層体を、東洋
ボールドウイン社(株)製テンシロンを用いて引張
速度300mm/minで剥離した。剥離力のばらつ
きが小さく、剥離界面状態の良好なものを
“〇”、剥離力のばらつきが大きく、フエザーリ
ング(毛羽立ち)のひどいものを“×”、その
中間のものを“△”で示した。 (4) 高速封緘性 (1)で述べた方法で接着した際の接着強度が
0.8Kg/cmを示す最低接着温度が、ポリブチレ
ンテレフタレート系樹脂の融解ピーク温度より
15℃以上低い場合を高速封緘性“〇”、それ以
外の場合を“×”とした。 ポリブチレンテレフタレート系樹脂が2種類
以上ある場合は、その各々の融解ピーク温度
Ti、添加重量Wiに対し下記の式より計算して
融解ピーク温度Tmとした。 Tm=( Σj Ti×Wi)/ Σi Wi [実施例] 次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明
する。 実施例1〜3、比較例1、2 融解ピーク温度(以下Tmと略称する)が165
℃であるPBT/I(テレフタル酸とイソフタル酸
との共重合比が65対35で、IVが1.00のもの)を
120℃の熱風オーブン中で乾燥する。一方、PET
(IVが0.62のもの)を180℃真空乾燥機中で3時間
乾燥する。 このPBT/I中に、PETを 0wt%(比較例1)、 10wt%(実施例1)、 20wt%(実施例2)、 30wt%(実施例3)、 50wt%(比較例2) 添加して各々100wt%としたのち、ドライブレン
ド法により混合する。 次いで、混合物を口径65mmφ、L/D22を有す
る押出機を用い、その先端に取りつけたTダイか
ら、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体系プライマ
ーをアンカコートとしたアルミニウム箔(厚み
50μm)上に厚さ20μmに押出ラミネートする。 該積層体と未延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルムとを表1に示す温度で加熱し、開封性、
密封性、剥離性について調べ、その結果を表1に
示した。 表1から明らかなように、比較例1のPBT/
Iだけでは、Tm以上の接着温度でなければ充分
な密着性が得られない。また、180℃では密封性
は良いが易開封性が失なはれ剥離面の状態も悪
い。 一方、Tmが270℃と高いPETを添加した本発
明の実施例1、2、3は、PBT/IのTm以下の
140℃という低温でも充分な密封力が得られ封緘
速度を上げることができ、また、密封性、剥離性
も優れたものが得られた。 しかし、本発明の範囲外の比較例2では、接着
温度を高くしても充分な密封力を得ることができ
なかつた。 実施例4、比較例3 実施例4として、上記実施例1で用いた
PBT/Iに、Tmが225℃であるPET/I(テレ
フタル酸とイソフタル酸の共重合モル比が85対15
で、IVが0.70のもの)、および比較例3として、
Tmが180℃のPET/I(テレフタル酸とイソフタ
ル酸の共重合モル比が70対30で、IVが0.72のも
の)をそれぞれ実施例1と同様にして厚さ20μm
に押出ラミネートし、得られた積層体を実施例1
と同様に評価した。その結果を表1に示した。 実施例4(および実施例1)、比較例3を対比し
てみれば明らかなように、PET/Iにおけるテ
レフタル酸成分が80モル%未満の比較例3は密封
性は良いが、フエザーリングが発生し、剥離面が
荒れるため好ましくない。 実施例5〜6、比較例4 実施例5として、Tmが190℃のPBT/I(テレ
フタル酸とイソフタル酸の共重合モル比が80対20
で、IVが0.90のもの)、実施例6として、Tmが
145℃のPBT/I(テレフタル酸とイソフタル酸
の共重合モル比が55対45で、IVが1.10のもの)、
および比較例4として、Tmが約130℃のPBT/
I(テレフタル酸とイソフタル酸の共重合モル比
が40対60で、IVが1.08のもの)と変えたPBT/
Iそれぞれに、PET10wt%を実施例1と同様の
方法で添加し、製膜して実施例1と同様に評価し
た。その結果を表1に示した。 実施例5、6(および実施例1)比較例4を対
比してみれば明らかなように、PBT/I中のテ
レフタル酸が50モル%以上の場合(実施例1、
5、6)は良好な高速封緘性、剥離性、開封性、
密封性等を有するが、テレフタル酸が50モル%未
満の場合(比較例4)には剥離面にフエザーリン
グが起り、開封性も悪かつた。 【表】
Claims (1)
- 1 ポリエチレンテレフタレートを構成素材とす
る容器本体と、基材上に熱封緘性樹脂層を備えた
蓋体とからなり、容器本体のポリエチレンテレフ
タレート表面と蓋体の熱封緘性樹脂層との間に熱
封緘による密封がなされた包装体において、前記
熱封緘性樹脂層が、ジカルボン酸の50〜90モル%
がテレフタル酸であるポリブチレンテレフタレー
ト系樹脂60〜95wt%、および、ジカルボン酸成
分の80モル%以上がテレフタル酸であるポリエチ
レンテレフタレート系樹脂40〜5wt%の樹脂組成
物からなることを特徴とする易開封性熱封緘包装
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7627983A JPS59209562A (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 易開封性熱封緘包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7627983A JPS59209562A (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 易開封性熱封緘包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59209562A JPS59209562A (ja) | 1984-11-28 |
| JPS6357236B2 true JPS6357236B2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=13600835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7627983A Granted JPS59209562A (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 易開封性熱封緘包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59209562A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5182183B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-04-10 | Dic株式会社 | 易開封性フィルム、これを用いる蓋材及び包装袋 |
-
1983
- 1983-05-02 JP JP7627983A patent/JPS59209562A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59209562A (ja) | 1984-11-28 |
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