JPS6358801B2 - - Google Patents
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- JPS6358801B2 JPS6358801B2 JP57007834A JP783482A JPS6358801B2 JP S6358801 B2 JPS6358801 B2 JP S6358801B2 JP 57007834 A JP57007834 A JP 57007834A JP 783482 A JP783482 A JP 783482A JP S6358801 B2 JPS6358801 B2 JP S6358801B2
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Description
この発明は常温で固体かつ難水溶性の農薬原体
を、散布剤に適した剤型に製剤した水中懸濁型農
薬製剤に関するものである。 農薬には粉剤、粒剤、水和剤、乳剤など、種々
の剤型の製剤がある。このうち、粉剤は散布に際
して周囲への飛散が多いなどの欠点を有する。ま
た水和剤は散布に用いる希釈液を調製してから散
布するまでの間に沈降現象を起こし、安定性に乏
しい欠点がある。さらに乳剤は原体が溶剤類に容
易に溶解する必要があるため、乳剤化できる原体
が挟く限られること、有機溶剤を用いるため引火
性を有すること、ならびに作物によつては薬害を
招来することなどの欠点がある。 最近は散布作業の省力化の観点からも、液剤に
よる空中散布が行われる場合が多いが、上記従来
の剤型は必ずしもこれに適しているとはいえず、
新しい剤型の製剤が望まれている。これに適した
製剤として、溶媒類に難溶で、乳剤化できない農
薬原体を水または親水性媒質中で懸濁状に製剤し
た散布剤(特公昭46−20519号)、液状有機リン殺
虫剤に疎水性有機溶媒、界面活性剤、増粘剤等を
配合し、有機リン殺虫剤を高濃度で含有する水中
油滴型マヨネーズ状の製剤(特公昭46−18514
号)、水不溶性の殺生剤に非イオン界面活性剤、
ヘテロポリサツカライドゴムおよび水を配合した
流動性の水性殺生剤組成物(特公昭53−46889
号)、ならびに難水溶性固体農薬、または難水溶
性固体農薬と水溶性固体農薬を同時に含む系にお
いて、水を分散媒とし、界面活性剤および水溶性
高分子からなる懸濁状農薬(特公昭58−24401号)
などが知られている。 しかしながら、これらの従来の製剤は、農薬原
体を極微細粒子とするために、溶媒に懸濁させた
状態で湿式粉砕し、乳化剤、分散剤などの添加に
より物理性状の安定化を行うが、粉砕粒子が均一
に分散した状態や、溶媒中に安定に懸濁した状態
を表わす懸垂性などにおいて、必ずしも安定な性
状が得られず、懸濁性農薬製剤として十分な特性
を有するとはいえない欠点があつた。 この発明は上記のような従来品の欠点を除去す
るためになされたもので、特殊な乳化剤および増
粘剤を配合することにより、常温で固体かつ難水
溶性の農薬原体を均一かつ安定に懸濁させ、取扱
が容易で貯蔵安定性に優れ、散布時の分散性およ
び懸垂性の面でも優れ、散布剤としての使用に適
した水中懸濁型農薬製剤を提供することを目的と
している。 この発明は、有効成分として、常温で固体かつ
難水溶性の農薬原体を50重量%以下、β−ナフタ
レンスルホン酸ホルマリン縮合物塩を0.3〜3重
量%、その他の乳化剤を5〜12重量%およびヘテ
ロポリサツカライドゴムを0.05〜0.5重量%含有
する水中懸濁型農薬製剤である。 この発明に適用可能な有効成分としての農薬原
体は、常温で固体であり、かつ水に難溶性(不溶
性を含む)のものであれば特に制限はなく、例え
ば5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,
4−b〕ベンゾチアゾール(トリシクラゾール)、
2−メチル−3′−イソプロポキシベンズアニライ
ド(メプロニル)などの殺菌剤、0,0′−ジメチ
ル2−クロロ−1−(2,4−ジクロルフエニル)
ビニルホスフエート、m−トリルN−メチルカー
バメート、トリシクロヘキシルチンヒドロオキサ
イドなどの殺虫剤、2−クロロ−4,6−ビス
(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジン、2−
クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルア
ミノ−1,3,5−トリアジンなどの除草剤など
が挙げられる。 これらの農薬原体は用途により単独で用いる場
合もあり、2種以上の混合剤として用いる場合も
あり、また他の農薬原体、例えば液状または水溶
性のものとの混合剤として用いる場合もある。上
記農薬原体の配合割合は50重量%以下、好ましく
は10〜50重量%である。 β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
は陰イオン性の界面活性剤であり、例えばβ−ナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウ
ム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、マグネシ
ウム塩、トリエタノールアミン塩などがある。 β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
の配合割合は0.3〜3重量%、好ましくは0.5〜1
重量%である。 その他の乳化剤としては、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リグ
ニンスルホン酸塩などの陰イオン性界面活性剤、
ならびにポリオキシエチレンアリールフエニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルサルフエートなどが望ましい。 これらの乳化剤は1種だけ単独で配合してもよ
く、また2種以上混合してもよく、混合する場合
の混合比も任意に選択できる。乳化剤の配合割合
は5〜12重量%である。 ヘテロポリサツカライドゴムは増粘剤として配
合されるものであり、一般にキサンタンゴムと呼
ばれ、キサントモナス属のバクテリア作用で製造
される高分子量の線状細胞外物質で、20000ない
し1000000の分子量あるいはそれを越える分子量
を有している。 この発明の水中懸濁型農薬製剤に使用する溶媒
としては水が主体となり、水単独でもよいが、耐
寒性、耐熱性、比重などの物理化学的性状を考慮
する必要がある場合は、イソプロピルアルコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルなどの親水性溶剤、または場合によつてはキシ
レン、オルソクロルトルエン、ケロシン、鉱油、
植物油、流動パラフインなどの疎水性溶剤から選
ばれる1種以上の有機溶剤を配合してもよい。溶
剤を配合する場合の配合割合は1〜30重量%、好
ましくは10〜20重量%である。 この発明の水中懸濁型農薬製剤は、上記成分の
ほかに5重量%以下の消泡剤、例えばジメチルポ
リシロキサンを主成分とするシリコーン系消泡剤
を配合してもよく、さらに必要に応じて他の成分
を配合してもよい。 次にこの発明の製剤の製造工程の一例を示す。
まず増粘剤としてのヘテロポリサツカライドゴム
の所定量を、撹拌機により0.1〜0.6重量%となる
ように水に溶解混合させる。次に農薬原体、界面
活性剤、消泡剤、有機溶剤および追加する水の順
で、所定量を計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
により30〜90分間破砕混合する。次にこれらの混
合物を湿式粉砕機により、農薬原体が4μm以下、
好ましくは0.5〜3μmになるように微粉砕し、製
品を得る。 本発明の水中懸濁型農薬製剤は、特殊な乳化剤
および増粘剤を組合せて配合したので、常温で固
体かつ難水溶性の農薬原体を均一かつ安定に懸濁
させるとともに散布性を良くし、これにより製造
および使用の期間を通じて取扱が容易であり、長
期間の貯蔵においても沈降が極めて少なく、貯蔵
安定性に優れ、散布時の分散性および懸垂性の面
でも優れ、散布剤として極めて優れたものであ
る。 次に本発明の実施例および試験例について説明
する。なお、各例中、部は重量部を示す。 実施例 1 水62.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加え、通常撹拌機(特殊機化工業株式会社製:
ホモミキサーHV−M型)により20分間溶解混合
し、次に5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ
〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、β−ナフ
タレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物
0.5部、ポリオキシエチレンスチリルフエニルエ
ーテル/ポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テルサルフエート/ジオクチルスルホコハク酸ナ
トリウム混合物7部、エチレングリコール10部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、撹拌後1.0〜1.5mmの硬質ガラス製ビーズ4
を充填した8ベツセル容量の湿式粉砕機(五十
嵐機械製造株式会社製:2Gサンドグラインダー
SL型)により送液速度20/時間で微粉砕して
均一な水中懸濁型農薬製剤100部を得た。 実施例 2 水42.8部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として2−メチル−3′−イソプロポキ
シベンズアニライド40部、β−ナフタレンスルホ
ン酸カルシウムホルマリン縮合物1部、他の乳化
剤としてポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テルサルフエート/ポルオキシエチレンスチリル
フエニルエーテル混合物7部、溶剤としてエチレ
ングリコールモノエチルエーテル9部の順にそれ
ぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会
社島崎製作所製:RB型撹拌機)により90分間粉
砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株
式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉
砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例1
と同様にして製剤100部を得た。 実施例 3 水57.3部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール10部お
よびS−ベンジルジイソプロピルホスホロチオレ
ート20部、β−ナフタレンスルホン酸ナトリウム
ホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤としてポリ
オキシエチレンスチリルフエニルエーテル5部、
溶剤として流動パラフイン7部の順にそれぞれ計
量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎
製作所製:RB型撹拌機)により90分間粉砕混合
し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社
製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉砕機の
送液速度30/時間としたほかは実施例1と同様
にして製剤100部を得た。 実施例 4 水44.9部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体としてジメチル2−クロロ−1−(2,
4−ジクロルフエニル)ビニルホスフエート20部
およびm−トリルメチルカーバメート20部、β−
ナフタリンスルホン酸カルシウムホルマリン縮合
物0.7部、他の乳化剤としてポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル/ジシクロヘキシルス
ルホコハク酸ナトリウム/ポリオキシエチレンノ
ニルフエニルエーテルサルフエート混合物8部、
溶剤としてケロシン3部、オルソクロルトルエン
3部の順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速
撹拌機(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)
により60分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤
(旭化学工業株式会社製:シリコーンAF−128)
を加え、湿式粉砕機の送液速度30/時間とした
ほかは実施例1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 5 水44.3部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部、
農薬原体として2−クロロ−4,6−ビス(エチ
ルアミノ)−1,3,5−トリアジン40部を加え
て通常撹拌機により30分間溶解混合し、次にβ−
ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合
物0.3部、他の乳化剤としてポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル/ポリオキシエチレン
ベンジルフエニルエーテル/ポリオキシエチレン
ドデシルフエニルエーテルサルフエート混合物6
部、溶剤としてイソプロピルアルコール4部、ポ
リエチレングリコール(平均分子量200)5部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
70分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、湿式粉砕機の送液速度20/時間としたほか
は実施例1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 6 水56.1部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部、
農薬原体としてトリシクロヘキシルチンヒドロキ
シオキサイド25部、β−ナフタレンスルホン酸ナ
トリウムホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤と
してポリオキシエチレンスチリルフエニルエーテ
ル/ジブチルスルホコハク酸ナトリウム混合物8
部、溶剤としてエチレングリコール10部の順にそ
れぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式
会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により30分間
粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業
株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式
粉砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例
1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 7 水72.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
β−ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン
縮合物0.5部、他の乳化剤としてポリオキシエチ
レンスチリルフエニルエーテル/ポリオキシエチ
レンノニルフエニルエーテルサルフエート/ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム混合物7部の順
にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、湿式粉砕機の送液速度20/時間としたほか
は実施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 1 水59.7部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
他の乳化剤としてポリオキシエチレンスチリルフ
エニルエーテル/ポリオキシエチレンノニルフエ
ニルエーテルサルフエート/ジオクチルスルホコ
ハク酸ナトリウム混合物10部、エチレングリコー
ル10部の順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高
速撹拌機(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌
機)により40分間粉砕混合し、これに0.1部の消
泡剤(旭化学工業株式会社製:シリコーンAF−
128)を加え、実施例1と同様にして製剤100部を
得た。 参考例 2 水69.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
β−ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン
縮合物0.5部、エチレングリコール10部の順にそ
れぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式
会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により40分間
粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業
株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、実施
例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 3 水43.8部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として2−メチル−3′−イソプロポキ
シベンズアニライド40部、他の乳化剤としてポリ
オキシエチレンノニルフエニルエーテルサルフエ
ート/ポリオキシエチレンスチリルフエニルエー
テル混合物7部、溶剤としてエチレングリコール
モノエチルエーテル9部の順にそれぞれ計量して
混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎製作所
製:RB型撹拌機)により90分間粉砕混合し、こ
れに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社製:シ
リコーンAF−128)を加え、湿式粉砕機の送液速
度30/時間としたほかは実施例1と同様にして
製剤100部を得た。 参考例 4 水45.6部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体としてジメチル2−クロロ−1−(2,
4−ジクロルフエニル)ビニルホスフエート20部
およびm−トリルメチルカーバメート20部、他の
乳化剤としてポリオキシエチレンスチリルフエニ
ルエーテル/ポリオキシエチレンノニルフエニル
エーテルサルフエート/ジシクロヘキシルスルホ
コハク酸ナトリウム混合物8部、溶剤としてケロ
シン3部、オルソクロルトルエン3部の順にそれ
ぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会
社島崎製作所製:RB型撹拌機)により60分間粉
砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株
式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉
砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例1
と同様にして製剤100部を得た。 参考例 5 水58.4部にアエロジル200(日本アエロジル製:
二酸化硅素)1部を加えて通常撹拌機により20分
間溶解混合し、次に農薬原体として5−メチル−
〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,4−b〕ベンゾ
チアゾール20部、β−ナフタレンスルホン酸ナト
リウムホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤とし
てポリオキシエチレンスチリルフエニルエーテ
ル/ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル
サルフエート/ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム混合物10部、エチレングリコール10部の順に
それぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株
式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により40分
間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工
業株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、実
施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 6 水59.7部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル10
部、エチレングリコール10部の順にそれぞれ計量
して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎製
作所製:RB型撹拌機)により40分間粉砕混合
し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社
製:シリコーンAF−128)を加え、実施例1と同
様にして製剤100部を得た。 参考例 7 水77.7部にカルボキシメチルセルロース1部を
加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次に
農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕トリ
アゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、ポ
リオキシエチレンノニルフエニルエーテル0.2部、
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、実施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 8 水77.7部にアラビアゴム1部を加えて通常撹拌
機により20分間溶解混合し、次に農薬原体として
5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,4
−b〕ベンゾチアゾール20部、ポリオキシエチレ
ンノニルフエニルエーテル0.2部、β−ナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物1部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、実施例1と同様にして製剤100部を得た。 試験例 1 物理性状試験 上記実施例および参考例により得られた製剤に
ついて、比重、耐寒性、耐熱性および分離度を次
の方法により測定した。 比重:JISK−4101により測定する。 耐寒性、耐熱性:50ml容ロウソクビンに各組成物
40mlを入れて密栓を行い、−50℃および50℃に
7日間保存し、分離沈降性を測定する。結果は
液全体の高さに対する上澄液の高さの割合
(%)で表わす。 分離度:超遠心分離機備え付の100ml容器に各組
成物80mlを入れたのち栓をし、回転数12000回
転で25分間回転させて沈降性を測定する。結果
は液全体の高さに対する上澄部の高さの割合
(%)で表わす。 試験結果を第1表に示す。
を、散布剤に適した剤型に製剤した水中懸濁型農
薬製剤に関するものである。 農薬には粉剤、粒剤、水和剤、乳剤など、種々
の剤型の製剤がある。このうち、粉剤は散布に際
して周囲への飛散が多いなどの欠点を有する。ま
た水和剤は散布に用いる希釈液を調製してから散
布するまでの間に沈降現象を起こし、安定性に乏
しい欠点がある。さらに乳剤は原体が溶剤類に容
易に溶解する必要があるため、乳剤化できる原体
が挟く限られること、有機溶剤を用いるため引火
性を有すること、ならびに作物によつては薬害を
招来することなどの欠点がある。 最近は散布作業の省力化の観点からも、液剤に
よる空中散布が行われる場合が多いが、上記従来
の剤型は必ずしもこれに適しているとはいえず、
新しい剤型の製剤が望まれている。これに適した
製剤として、溶媒類に難溶で、乳剤化できない農
薬原体を水または親水性媒質中で懸濁状に製剤し
た散布剤(特公昭46−20519号)、液状有機リン殺
虫剤に疎水性有機溶媒、界面活性剤、増粘剤等を
配合し、有機リン殺虫剤を高濃度で含有する水中
油滴型マヨネーズ状の製剤(特公昭46−18514
号)、水不溶性の殺生剤に非イオン界面活性剤、
ヘテロポリサツカライドゴムおよび水を配合した
流動性の水性殺生剤組成物(特公昭53−46889
号)、ならびに難水溶性固体農薬、または難水溶
性固体農薬と水溶性固体農薬を同時に含む系にお
いて、水を分散媒とし、界面活性剤および水溶性
高分子からなる懸濁状農薬(特公昭58−24401号)
などが知られている。 しかしながら、これらの従来の製剤は、農薬原
体を極微細粒子とするために、溶媒に懸濁させた
状態で湿式粉砕し、乳化剤、分散剤などの添加に
より物理性状の安定化を行うが、粉砕粒子が均一
に分散した状態や、溶媒中に安定に懸濁した状態
を表わす懸垂性などにおいて、必ずしも安定な性
状が得られず、懸濁性農薬製剤として十分な特性
を有するとはいえない欠点があつた。 この発明は上記のような従来品の欠点を除去す
るためになされたもので、特殊な乳化剤および増
粘剤を配合することにより、常温で固体かつ難水
溶性の農薬原体を均一かつ安定に懸濁させ、取扱
が容易で貯蔵安定性に優れ、散布時の分散性およ
び懸垂性の面でも優れ、散布剤としての使用に適
した水中懸濁型農薬製剤を提供することを目的と
している。 この発明は、有効成分として、常温で固体かつ
難水溶性の農薬原体を50重量%以下、β−ナフタ
レンスルホン酸ホルマリン縮合物塩を0.3〜3重
量%、その他の乳化剤を5〜12重量%およびヘテ
ロポリサツカライドゴムを0.05〜0.5重量%含有
する水中懸濁型農薬製剤である。 この発明に適用可能な有効成分としての農薬原
体は、常温で固体であり、かつ水に難溶性(不溶
性を含む)のものであれば特に制限はなく、例え
ば5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,
4−b〕ベンゾチアゾール(トリシクラゾール)、
2−メチル−3′−イソプロポキシベンズアニライ
ド(メプロニル)などの殺菌剤、0,0′−ジメチ
ル2−クロロ−1−(2,4−ジクロルフエニル)
ビニルホスフエート、m−トリルN−メチルカー
バメート、トリシクロヘキシルチンヒドロオキサ
イドなどの殺虫剤、2−クロロ−4,6−ビス
(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジン、2−
クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルア
ミノ−1,3,5−トリアジンなどの除草剤など
が挙げられる。 これらの農薬原体は用途により単独で用いる場
合もあり、2種以上の混合剤として用いる場合も
あり、また他の農薬原体、例えば液状または水溶
性のものとの混合剤として用いる場合もある。上
記農薬原体の配合割合は50重量%以下、好ましく
は10〜50重量%である。 β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
は陰イオン性の界面活性剤であり、例えばβ−ナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウ
ム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、マグネシ
ウム塩、トリエタノールアミン塩などがある。 β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩
の配合割合は0.3〜3重量%、好ましくは0.5〜1
重量%である。 その他の乳化剤としては、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リグ
ニンスルホン酸塩などの陰イオン性界面活性剤、
ならびにポリオキシエチレンアリールフエニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルサルフエートなどが望ましい。 これらの乳化剤は1種だけ単独で配合してもよ
く、また2種以上混合してもよく、混合する場合
の混合比も任意に選択できる。乳化剤の配合割合
は5〜12重量%である。 ヘテロポリサツカライドゴムは増粘剤として配
合されるものであり、一般にキサンタンゴムと呼
ばれ、キサントモナス属のバクテリア作用で製造
される高分子量の線状細胞外物質で、20000ない
し1000000の分子量あるいはそれを越える分子量
を有している。 この発明の水中懸濁型農薬製剤に使用する溶媒
としては水が主体となり、水単独でもよいが、耐
寒性、耐熱性、比重などの物理化学的性状を考慮
する必要がある場合は、イソプロピルアルコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルなどの親水性溶剤、または場合によつてはキシ
レン、オルソクロルトルエン、ケロシン、鉱油、
植物油、流動パラフインなどの疎水性溶剤から選
ばれる1種以上の有機溶剤を配合してもよい。溶
剤を配合する場合の配合割合は1〜30重量%、好
ましくは10〜20重量%である。 この発明の水中懸濁型農薬製剤は、上記成分の
ほかに5重量%以下の消泡剤、例えばジメチルポ
リシロキサンを主成分とするシリコーン系消泡剤
を配合してもよく、さらに必要に応じて他の成分
を配合してもよい。 次にこの発明の製剤の製造工程の一例を示す。
まず増粘剤としてのヘテロポリサツカライドゴム
の所定量を、撹拌機により0.1〜0.6重量%となる
ように水に溶解混合させる。次に農薬原体、界面
活性剤、消泡剤、有機溶剤および追加する水の順
で、所定量を計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
により30〜90分間破砕混合する。次にこれらの混
合物を湿式粉砕機により、農薬原体が4μm以下、
好ましくは0.5〜3μmになるように微粉砕し、製
品を得る。 本発明の水中懸濁型農薬製剤は、特殊な乳化剤
および増粘剤を組合せて配合したので、常温で固
体かつ難水溶性の農薬原体を均一かつ安定に懸濁
させるとともに散布性を良くし、これにより製造
および使用の期間を通じて取扱が容易であり、長
期間の貯蔵においても沈降が極めて少なく、貯蔵
安定性に優れ、散布時の分散性および懸垂性の面
でも優れ、散布剤として極めて優れたものであ
る。 次に本発明の実施例および試験例について説明
する。なお、各例中、部は重量部を示す。 実施例 1 水62.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加え、通常撹拌機(特殊機化工業株式会社製:
ホモミキサーHV−M型)により20分間溶解混合
し、次に5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ
〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、β−ナフ
タレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物
0.5部、ポリオキシエチレンスチリルフエニルエ
ーテル/ポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テルサルフエート/ジオクチルスルホコハク酸ナ
トリウム混合物7部、エチレングリコール10部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、撹拌後1.0〜1.5mmの硬質ガラス製ビーズ4
を充填した8ベツセル容量の湿式粉砕機(五十
嵐機械製造株式会社製:2Gサンドグラインダー
SL型)により送液速度20/時間で微粉砕して
均一な水中懸濁型農薬製剤100部を得た。 実施例 2 水42.8部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として2−メチル−3′−イソプロポキ
シベンズアニライド40部、β−ナフタレンスルホ
ン酸カルシウムホルマリン縮合物1部、他の乳化
剤としてポリオキシエチレンノニルフエニルエー
テルサルフエート/ポルオキシエチレンスチリル
フエニルエーテル混合物7部、溶剤としてエチレ
ングリコールモノエチルエーテル9部の順にそれ
ぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会
社島崎製作所製:RB型撹拌機)により90分間粉
砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株
式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉
砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例1
と同様にして製剤100部を得た。 実施例 3 水57.3部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール10部お
よびS−ベンジルジイソプロピルホスホロチオレ
ート20部、β−ナフタレンスルホン酸ナトリウム
ホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤としてポリ
オキシエチレンスチリルフエニルエーテル5部、
溶剤として流動パラフイン7部の順にそれぞれ計
量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎
製作所製:RB型撹拌機)により90分間粉砕混合
し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社
製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉砕機の
送液速度30/時間としたほかは実施例1と同様
にして製剤100部を得た。 実施例 4 水44.9部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体としてジメチル2−クロロ−1−(2,
4−ジクロルフエニル)ビニルホスフエート20部
およびm−トリルメチルカーバメート20部、β−
ナフタリンスルホン酸カルシウムホルマリン縮合
物0.7部、他の乳化剤としてポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル/ジシクロヘキシルス
ルホコハク酸ナトリウム/ポリオキシエチレンノ
ニルフエニルエーテルサルフエート混合物8部、
溶剤としてケロシン3部、オルソクロルトルエン
3部の順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速
撹拌機(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)
により60分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤
(旭化学工業株式会社製:シリコーンAF−128)
を加え、湿式粉砕機の送液速度30/時間とした
ほかは実施例1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 5 水44.3部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部、
農薬原体として2−クロロ−4,6−ビス(エチ
ルアミノ)−1,3,5−トリアジン40部を加え
て通常撹拌機により30分間溶解混合し、次にβ−
ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合
物0.3部、他の乳化剤としてポリオキシエチレン
スチリルフエニルエーテル/ポリオキシエチレン
ベンジルフエニルエーテル/ポリオキシエチレン
ドデシルフエニルエーテルサルフエート混合物6
部、溶剤としてイソプロピルアルコール4部、ポ
リエチレングリコール(平均分子量200)5部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
70分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、湿式粉砕機の送液速度20/時間としたほか
は実施例1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 6 水56.1部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部、
農薬原体としてトリシクロヘキシルチンヒドロキ
シオキサイド25部、β−ナフタレンスルホン酸ナ
トリウムホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤と
してポリオキシエチレンスチリルフエニルエーテ
ル/ジブチルスルホコハク酸ナトリウム混合物8
部、溶剤としてエチレングリコール10部の順にそ
れぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式
会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により30分間
粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業
株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式
粉砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例
1と同様にして製剤100部を得た。 実施例 7 水72.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
β−ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン
縮合物0.5部、他の乳化剤としてポリオキシエチ
レンスチリルフエニルエーテル/ポリオキシエチ
レンノニルフエニルエーテルサルフエート/ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム混合物7部の順
にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、湿式粉砕機の送液速度20/時間としたほか
は実施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 1 水59.7部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
他の乳化剤としてポリオキシエチレンスチリルフ
エニルエーテル/ポリオキシエチレンノニルフエ
ニルエーテルサルフエート/ジオクチルスルホコ
ハク酸ナトリウム混合物10部、エチレングリコー
ル10部の順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高
速撹拌機(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌
機)により40分間粉砕混合し、これに0.1部の消
泡剤(旭化学工業株式会社製:シリコーンAF−
128)を加え、実施例1と同様にして製剤100部を
得た。 参考例 2 水69.2部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
β−ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルマリン
縮合物0.5部、エチレングリコール10部の順にそ
れぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式
会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により40分間
粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業
株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、実施
例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 3 水43.8部にヘテロポリサツカライドゴム0.1部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として2−メチル−3′−イソプロポキ
シベンズアニライド40部、他の乳化剤としてポリ
オキシエチレンノニルフエニルエーテルサルフエ
ート/ポリオキシエチレンスチリルフエニルエー
テル混合物7部、溶剤としてエチレングリコール
モノエチルエーテル9部の順にそれぞれ計量して
混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎製作所
製:RB型撹拌機)により90分間粉砕混合し、こ
れに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社製:シ
リコーンAF−128)を加え、湿式粉砕機の送液速
度30/時間としたほかは実施例1と同様にして
製剤100部を得た。 参考例 4 水45.6部にヘテロポリサツカライドゴム0.3部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体としてジメチル2−クロロ−1−(2,
4−ジクロルフエニル)ビニルホスフエート20部
およびm−トリルメチルカーバメート20部、他の
乳化剤としてポリオキシエチレンスチリルフエニ
ルエーテル/ポリオキシエチレンノニルフエニル
エーテルサルフエート/ジシクロヘキシルスルホ
コハク酸ナトリウム混合物8部、溶剤としてケロ
シン3部、オルソクロルトルエン3部の順にそれ
ぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会
社島崎製作所製:RB型撹拌機)により60分間粉
砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株
式会社製:シリコーンAF−128)を加え、湿式粉
砕機の送液速度30/時間としたほかは実施例1
と同様にして製剤100部を得た。 参考例 5 水58.4部にアエロジル200(日本アエロジル製:
二酸化硅素)1部を加えて通常撹拌機により20分
間溶解混合し、次に農薬原体として5−メチル−
〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,4−b〕ベンゾ
チアゾール20部、β−ナフタレンスルホン酸ナト
リウムホルマリン縮合物0.5部、他の乳化剤とし
てポリオキシエチレンスチリルフエニルエーテ
ル/ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル
サルフエート/ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム混合物10部、エチレングリコール10部の順に
それぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機(株
式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により40分
間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工
業株式会社製:シリコーンAF−128)を加え、実
施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 6 水59.7部にヘテロポリサツカライドゴム0.2部
を加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次
に農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕ト
リアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、
ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル10
部、エチレングリコール10部の順にそれぞれ計量
して混合槽に入れ、高速撹拌機(株式会社島崎製
作所製:RB型撹拌機)により40分間粉砕混合
し、これに0.1部の消泡剤(旭化学工業株式会社
製:シリコーンAF−128)を加え、実施例1と同
様にして製剤100部を得た。 参考例 7 水77.7部にカルボキシメチルセルロース1部を
加えて通常撹拌機により20分間溶解混合し、次に
農薬原体として5−メチル−〔1,2,4〕トリ
アゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール20部、ポ
リオキシエチレンノニルフエニルエーテル0.2部、
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、実施例1と同様にして製剤100部を得た。 参考例 8 水77.7部にアラビアゴム1部を加えて通常撹拌
機により20分間溶解混合し、次に農薬原体として
5−メチル−〔1,2,4〕トリアゾロ〔3,4
−b〕ベンゾチアゾール20部、ポリオキシエチレ
ンノニルフエニルエーテル0.2部、β−ナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物1部の
順にそれぞれ計量して混合槽に入れ、高速撹拌機
(株式会社島崎製作所製:RB型撹拌機)により
40分間粉砕混合し、これに0.1部の消泡剤(旭化
学工業株式会社製:シリコーンAF−128)を加
え、実施例1と同様にして製剤100部を得た。 試験例 1 物理性状試験 上記実施例および参考例により得られた製剤に
ついて、比重、耐寒性、耐熱性および分離度を次
の方法により測定した。 比重:JISK−4101により測定する。 耐寒性、耐熱性:50ml容ロウソクビンに各組成物
40mlを入れて密栓を行い、−50℃および50℃に
7日間保存し、分離沈降性を測定する。結果は
液全体の高さに対する上澄液の高さの割合
(%)で表わす。 分離度:超遠心分離機備え付の100ml容器に各組
成物80mlを入れたのち栓をし、回転数12000回
転で25分間回転させて沈降性を測定する。結果
は液全体の高さに対する上澄部の高さの割合
(%)で表わす。 試験結果を第1表に示す。
【表】
以上の結果より、本発明のゾル剤は過酷な温度
条件下においても、また長期保存にかえる過酷な
重力を加えた加速試験においても分離沈降が少な
く、貯蔵安定性に優れることがわかる。 試験例 2 貯蔵安定性試験 ゾル製剤500gを500ml容のガラス瓶に入れて室
温下に1年間静置保存し、製剤の分離沈降性を測
定した。結果は液全体の高さに対する上澄部の高
さの割合(%)で表わした。また測定終了後、ガ
ラス棒を静かに入れ、ハードケーキング層の形成
の有無を観察した。 貯蔵安定性は上澄部の割合が小さいほど良好で
あり、またハードケーキング層の形成はゾル製剤
として不適である。 結果を第2表に示す。
条件下においても、また長期保存にかえる過酷な
重力を加えた加速試験においても分離沈降が少な
く、貯蔵安定性に優れることがわかる。 試験例 2 貯蔵安定性試験 ゾル製剤500gを500ml容のガラス瓶に入れて室
温下に1年間静置保存し、製剤の分離沈降性を測
定した。結果は液全体の高さに対する上澄部の高
さの割合(%)で表わした。また測定終了後、ガ
ラス棒を静かに入れ、ハードケーキング層の形成
の有無を観察した。 貯蔵安定性は上澄部の割合が小さいほど良好で
あり、またハードケーキング層の形成はゾル製剤
として不適である。 結果を第2表に示す。
【表】
の発生を示す。
以上の結果より、本発明のゾル剤は長期間保存
しても分離沈降が少なく、貯蔵安定性に優れるこ
とがわかる。 試験例 3 水中における分散性試験および懸垂性試験 分散性試験:250ml容メスシリンダーに水250mlを
入れ、ピペツトより製剤を滴下して分散状態を
観察し、次に4段階の評価を行つた。 ◎:分散状態が極めて良好で、製剤は水の中で容
易に拡散し分散する。最も好ましい製剤であ
る。 〇:分散状態が良好で、製剤は水の中で一部拡散
しながら液滴の形で水中を落下するが、底に着
くまでには概ね分散してしまう。好ましい製剤
である。 △:分散状態がやや悪く、製剤の大部分が液滴の
形で底まで落下するが、メスシリンダーを振れ
ば分散する。実用場面において問題となる場合
がある。 ×:分散状態が悪く、製剤は液滴の形で底まで落
下し、メスシリンダーを振つても分散しない。
実用製剤として不適である。 懸垂性試験:250ml容のメスシリンダーに水約200
mlを入れ、組成物12.5gを加える(このときの
有効成分はAg)。水を加えて250mlとした後、
1分間静置する。次に25mlホールピペツトを液
の中央部に保ち、25mlを吸い取り、有機溶媒で
抽出した後、ガスクロマトグラフイーまたは液
体クロマトグラフイーにより有効成分の含有量
を測定する(Bg)。次の式により懸垂率を算出
する。 懸垂率(%)=B×10/A×100 結果を第3表に示す。
以上の結果より、本発明のゾル剤は長期間保存
しても分離沈降が少なく、貯蔵安定性に優れるこ
とがわかる。 試験例 3 水中における分散性試験および懸垂性試験 分散性試験:250ml容メスシリンダーに水250mlを
入れ、ピペツトより製剤を滴下して分散状態を
観察し、次に4段階の評価を行つた。 ◎:分散状態が極めて良好で、製剤は水の中で容
易に拡散し分散する。最も好ましい製剤であ
る。 〇:分散状態が良好で、製剤は水の中で一部拡散
しながら液滴の形で水中を落下するが、底に着
くまでには概ね分散してしまう。好ましい製剤
である。 △:分散状態がやや悪く、製剤の大部分が液滴の
形で底まで落下するが、メスシリンダーを振れ
ば分散する。実用場面において問題となる場合
がある。 ×:分散状態が悪く、製剤は液滴の形で底まで落
下し、メスシリンダーを振つても分散しない。
実用製剤として不適である。 懸垂性試験:250ml容のメスシリンダーに水約200
mlを入れ、組成物12.5gを加える(このときの
有効成分はAg)。水を加えて250mlとした後、
1分間静置する。次に25mlホールピペツトを液
の中央部に保ち、25mlを吸い取り、有機溶媒で
抽出した後、ガスクロマトグラフイーまたは液
体クロマトグラフイーにより有効成分の含有量
を測定する(Bg)。次の式により懸垂率を算出
する。 懸垂率(%)=B×10/A×100 結果を第3表に示す。
【表】
【表】
以上の結果より、本発明のゾル剤は水中に投下
した際の分散性が良好であり、かつ希釈液の懸垂
性が良好であること、即ち散布剤として優れるこ
とがわかる。 試験例 4 いもち病防除効果試験 稲の種子(品種十石)を径9cmの素焼鉢で育成
させた4葉期のイネを1m2の木枠内に並べ、前記
実施例1および参考例2で製造したのち1ケ月間
室温に静置した製剤を、所定の希釈倍数になるよ
うに水で希釈調製し、1区あたり100mlを杓型噴
霧器で散布した。散布2日後湿室内でいもち病菌
胞子懸濁液を噴霧接種した。10日後に10葉あたり
の病斑数を調査し、次の判定基準により罹病指数
を判定した結果を第4表に示す。 判定基準 5:罹病無 4:罹病微 3:罹病少 2:罹病多 1:罹病甚大
した際の分散性が良好であり、かつ希釈液の懸垂
性が良好であること、即ち散布剤として優れるこ
とがわかる。 試験例 4 いもち病防除効果試験 稲の種子(品種十石)を径9cmの素焼鉢で育成
させた4葉期のイネを1m2の木枠内に並べ、前記
実施例1および参考例2で製造したのち1ケ月間
室温に静置した製剤を、所定の希釈倍数になるよ
うに水で希釈調製し、1区あたり100mlを杓型噴
霧器で散布した。散布2日後湿室内でいもち病菌
胞子懸濁液を噴霧接種した。10日後に10葉あたり
の病斑数を調査し、次の判定基準により罹病指数
を判定した結果を第4表に示す。 判定基準 5:罹病無 4:罹病微 3:罹病少 2:罹病多 1:罹病甚大
【表】
以上の結果より、本発明の実施例のものは耐寒
耐熱性および分散性に優れ、農薬としての活性も
高いことがわかる。
耐熱性および分散性に優れ、農薬としての活性も
高いことがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有効成分として、常温で固体かつ難水溶性の
農薬原体を50重量%以下、β−ナフタレンスルホ
ン酸ホルマリン縮合物塩を0.3〜3重量%、その
他の乳化剤を5〜12重量%およびヘテロポリサツ
カライドゴムを0.05〜0.5重量%含有する水中懸
濁型農薬製剤。 2 農薬原体は5−メチル−〔1,2,4〕トリ
アゾロ〔3,4−b〕ベンゾチアゾール、2−メ
チル−3′−イソプロポキシベンズアニライド、
0,0′−ジメチル2−クロロ−1−(2,4−ジ
クロルフエニル)ビニルホスフエート、m−トリ
ルN−メチルカーバメート、トリシクロヘキシル
チンヒドロオキサイド、2−クロロ−4,6−ビ
ス(エチルアミノ)−1,3,5−トリアジンお
よび2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプ
ロピルアミノ−1,3,5−トリアジンから選ば
れる1種以上のものである特許請求の範囲第1項
記載の水中懸濁型農薬製剤。 3 その他の乳化剤はジアルキルスルホコハク酸
塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リグニンス
ルホン酸塩、ポリオキシエチレンアリールフエニ
ルエーテルおよびポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテルサルフエートから選ばれる1種以
上のものを含む特許請求の範囲第1項または第2
項記載の水中懸濁型農薬製剤。 4 溶媒は水を主体とし、これに有機溶媒を配合
したものである特許請求の範囲第1項ないし第3
項のいずれかに記載の水中懸濁型農薬製剤。 5 有機溶媒はイソプロピルアルコール、グリセ
リン、ポリエチレングリコール、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、キシレ
ン、オルソクロルトルエン、ケロシン、鉱油、植
物油および流動パラフインから選ばれる1種以上
のものである特許請求の範囲第4項記載の水中懸
濁型農薬製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP783482A JPS58124702A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 水中懸濁型農薬製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP783482A JPS58124702A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 水中懸濁型農薬製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58124702A JPS58124702A (ja) | 1983-07-25 |
| JPS6358801B2 true JPS6358801B2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=11676628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP783482A Granted JPS58124702A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 水中懸濁型農薬製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPS58124702A (ja) |
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-
1982
- 1982-01-21 JP JP783482A patent/JPS58124702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58124702A (ja) | 1983-07-25 |
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