JP5207262B2 - 顆粒状水和剤 - Google Patents
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Description
しかし、従来の一般的水和剤には、次のような欠点がある。すなわち、農薬活性成分をはじめとして微粒子からなっているため、見掛け比重が小さくかさばること、散布液に希釈する際に微粉が舞い上がるため、作業者の健康上好ましくないこと、薬剤の分割計量作業に困難が伴うことなどの問題点がある。
SC、EWなどのフロアブル剤は、懸濁・乳濁状の製剤とすることにより、水和剤の計量性と粉立ちの欠点を解消した製剤であるが、比較的高粘度の液状製剤であるため、容器からの排出、容器への製剤の付着から使用済み容器の廃棄の問題点を有している。
顆粒状水和剤は、農薬活性成分、界面活性剤、及び必要に応じてその他の補助剤を混合し、顆粒状に造粒したものであり、造粒法としては、押出造粒法、噴霧乾燥造粒法、流動層造粒法、転勤造粒法、圧縮造粒法などが挙げられる。水和剤を粒状化することにより、水和剤の嵩高さ、粉立ち、計量性の欠点、フロアブル剤の粘度に起因する問題点は解消される。
顆粒状水和剤は、通常、数10〜数1000倍の水で希釈し、微粒子の分散液としたものを圃場に散布する。顆粒状水和剤を水中に投入した後は、速やかに水中で崩壊し、農薬活性成分及び補助成分が均一で安定した懸濁状態を維持することが必要である。しかし、例えば、従来の水和剤処方を粒状化した場合、水中での崩壊分散性が悪く、均一な分散液が得られない。また、安定な懸濁状態を経時的に維持できないなどの問題点があった。
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は、顆粒状水和剤に関する発明であって、常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分微粒子と、焼成しないで微粉砕した体積中位径2〜7.5μmで且つ1%懸濁液のpHが10〜12である塩基性ホワイトカーボンとを必須原料成分とすることを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、顆粒状水和剤の製造方法に関する発明であって、常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分微粒子と、焼成しないで微粉砕した体積中位径2〜7.5μmで且つ1%懸濁液のpHが10〜12である塩基性ホワイトカーボンとを必須原料成分として配合することを特徴とする。
本発明の固体農薬活性成分が示す延展性とは、数mm程度の固体農薬活性成分粒子を金属製のへら等で押しつぶした場合に、砕けるだけでなく、圧着面に伸びる挙動を示したり、更に圧着面に固着する挙動を示すことであり、本発明で用いられる固体農薬活性成分は、常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分であれば、殺虫剤、殺菌剤、除草剤又は植物成長調整剤などの一般に農薬として有用な化合物のいずれのものでもよい。例えば、殺虫剤であるスピノサド、DMTP,テブフェンピラド、ピリダフェンチオン、ジメチルビンホス、フェノチオカルブ、殺菌剤であるイプコナゾール、イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート、メプロニル、ペンシクロン、フサライド、シモキサニル、ホルペット、メパニピリム、除草剤であるシメトリン、シハロホップブチル、フェントラザミド、アトラジン、フルチアセットメチル、ジチオピル、ピリミノバックメチル等を挙げることができるが、展延性は、農薬活性成分の純度、結晶型に大きく影響を受けるため、展延性有無の判定は注意を要する。このような常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す農薬活性成分を単独で、又は2種以上を混合して用いることができる。更に、このような常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す農薬活性成分とこれら以外の常温で展延性を示さない固体の農薬活性成分、あるいは常温で液体の農薬活性成分とを混合して用いることができる。混合する常温で展延性を示さない固体の農薬活性成分、あるいは、常温で液体の農薬活性成分としては、殺虫剤、殺菌剤、除草剤又は植物成長調整剤などの一般に農薬として有用な化合物のいずれのものでも用いることができる。
本発明における塩基性ホワイトカーボンは、固体農薬活性成分の微粉砕時に粉砕助剤として添加することもでき、また、体積中位径2〜7.5μmに粉砕したものを、例えば造粒前の混合、混練時に添加することもできる。
メプロニル90部、塩基性ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#1120、1%懸濁液のpH11.5、体積中位径13μm)10部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いメプロニルプレミックスを得た。メプロニルプレミックス中のメプロニル体積中位径を沈降法(農薬製剤学 第1版 昭和40年1月20日発行 著者:鈴木照麿 発行所:株式会社南江堂 55〜56頁記載の方法、以下、各例において同じ)で測定した結果、8.5μmであった。また、このメプロニルプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.8μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、メプロニルプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のメプロニルプレミックス50部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、炭酸カルシウム40部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、塩基性ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#1120、1%懸濁液のpH11.5、体積中位径13μm)36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、9.6μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.6μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフェノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、クレー35部を混合機を用いて混合した後、水約30部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、塩基性ホワイトカーボン(日本シリカ工業株式会社ニップシールNA、1%懸濁液のpH10.2、体積中位径14.3μm)36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、9.6μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.9μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフェノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、塩化カリウム35部を混合機を用いて混合した後、水約25部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。フェノチオカルブ顆粒状水和剤中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、9.8μmであった。また、このフェノチオカルブ顆粒状水和剤中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.2μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブ顆粒状水和剤をアセトンで繰り返し洗浄した後に、蒸留水で同様に繰り返し洗浄し、得られた残渣物の体積中位径である。
イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート3.2部、ホルペット91.32部、塩基性ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#1120、1%懸濁液のpH11.5、体積中位径13μm)5.48部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いプレミックスを得た。プレミックス中のイソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート体積中位径、ホルペット体積中位径を沈降法で測定した結果、それぞれ、10.8μm、4.5μmであった。また、このプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.8μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、プレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のプレミックス54.75部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物8部、クレー35.25部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート8.33部、TPN83.34部、塩基性ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#1120、1%懸濁液のpH11.5、体積中位径13μm)8.33部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いプレミックスを得た。プレミックス中のイソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート体積中位径、TPN体積中位径を沈降法で測定した結果、それぞれ、11.3μm、5.2μmであった。また、このプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、6.8μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、プレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のプレミックス60部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物8部、クレー30部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、塩基性ホワイトカーボン〔デグッサ(Degussa)社EXTRUSIL、1%懸濁液のpH10.2、体積中位径6.7μm〕36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで、5回繰り返し、微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、1.2μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、2.2μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフェノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物2部、リグニンスルホン酸ナトリウム8部、クレー33部を混合機を用いて混合した後、水約30部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート75.0部、塩基性ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#1120、1%懸濁液のpH11.5、体積中位径13μm)25.0部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いプレミックスを得た。プレミックス中のイソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート体積中位径を沈降法で測定した結果、6.5μmであった。また、このプレミックス中の塩基性ホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、7.1μmであった。塩基性ホワイトカーボン体積中位径は、プレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のプレミックス20部、アルキル硫酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物8部、クレー70部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
メプロニル90部、ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#80、1%懸濁液のpH6.2)10部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いメプロニルプレミックスを得た。メプロニルプレミックス中のメプロニル体積中位径を沈降法で測定した結果、8.8μmであった。また、このメプロニルプレミックス中のホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、7.6μmであった。ホワイトカーボン体積中位径は、メプロニルプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記メプロニルプレミックス50部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、炭酸カルシウム40部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
メプロニル90部、ケイ砂10部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いメプロニルプレミックスを得た。メプロニルプレミックス中のメプロニル体積中位径を沈降法で測定した結果、8.1μmであった。また、このメプロニルプレミックス中のケイ砂体積中位径を測定した結果、8.2μmであった。ケイ砂体積中位径は、メプロニルプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記メプロニルプレミックス50部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム9部、炭酸カルシウム40部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックス#80、1%懸濁液のpH6.2)36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、9.5μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中のホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、9.0μmであった。ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフエノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、クレー35部を混合機を用いて混合した後、水約30部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、ケイ砂36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、8.7μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中のケイ砂体積中位径を測定した結果、9.7μmであった。ケイ砂体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフェノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム1部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物9部、クレー35部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
フェノチオカルブ63.7部、ホワイトカーボン(塩野義製薬株式会社カープレックスFPS−1、1%懸濁液のpH6.4、体積中位径3.1μm)36.3部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで、5回繰り返し、微粉砕を行いフェノチオカルブプレミックスを得た。フェノチオカルブプレミックス中のフェノチオカルブ体積中位径を沈降法で測定した結果、0.9μmであった。また、このフェノチオカルブプレミックス中のホワイトカーボン体積中位径を測定した結果、1.8μmであった。ホワイトカーボン体積中位径は、フェノチオカルブプレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のフェノチオカルブプレミックス55部、アルキル硫酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物2部、リグニンスルホン酸ナトリウム8部、クレー33部を混合機を用いて混合した後、水約30部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。40℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート75.0部、ケイ砂25.0部を均一に混合した後、ジェットオーマイザーで微粉砕を行いプレミックスを得た。プレミックス中のイソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート体積中位径を沈降法で測定した結果、6.9μmであった。また、このプレミックス中のケイ砂体積中位径を測定した結果、8.4μmであった。ケイ砂体積中位径は、プレミックスをアセトンで数回洗浄した後に得られた残渣物の体積中位径である。
上記のプレミックス20部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム2部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリン縮合物8部、クレー70部を混合機を用いて混合した後、水約10部を加え、混練し、孔径0.6mmのスクリーンを装着した押出し造粒機を用いて造粒する。60℃で乾燥後、16〜48メッシュのふるいで整粒して、顆粒状水和剤を得た。
実施例、及び比較例により得られた製剤約50gをアルミラミネート袋に入れ、ヒートシールで密封し、54℃で14日間保存した、製造直後、及び上記保存サンプルについて以下に示す方法で水中崩壊分散性、懸垂率、粉末度を測定した。25℃の恒温水槽中に3度硬水250mlの入った250ml容有栓シリンダーを設置した。各々の顆粒状水和剤250mgを該シリンダー内に入れ、2秒に1回の割合でシリンダーの倒立を繰り返し、顆粒状水和剤が完全に崩壊、分散するまでのシリンダーの倒立回数を水中崩壊分散性として表した。次いでこのシリンダーを25℃の恒温水槽中に静置し、15分後にシリンダー中央部から各々25mlサンプリングして、高速液体クロマトグラフィーにて農薬活性成分を分析して懸垂率を求めた。また、各々の顆粒状水和剤10gを200mlビーカーに秤量し、これに上水道水100mlを加えた後、5分間かくはんした。得られた、懸濁液を300メッシュのふるいに入れ、更に水道水を十分に流したあと残渣を回収して乾燥した。この残渣の重量よりふるいを通過した割合を計算して粉末度として表した。
懸垂率は下記の式より求める。
A:最初の試料中の有効成分量
B:採取した検液中の有効成分量
内径6cmのガラス製ビーカーに、実施例、比較例で得られた製剤20gを入れ、水平にした試料の上に25g/cm2の圧力になるように重りを載せた。室温に1カ月放置し、重りを取り除いた後、製剤の固結化状態を肉眼観察した。得られた結果を表2に示す。
内径6cmのガラス製ビーカーに、実施例1、7、比較例2、6に示されたプレミックス製剤20gを入れ、水平にした試料の上に25g/cm2の圧力になるように重りを載せた。室温に1カ月放置し、重りを取り除いた後、製剤の固結化状態を肉眼観察した。得られた結果を表3に示す。
試験例3で固結化状態を観察した後のプレミックスを用い、実施例1、7、比較例2、6に示された方法で製剤化した試料について以下に示す方法で水中崩壊分散性、懸垂率、粉末度を測定した。25℃の恒温水槽中に3度硬水250mlの入った250ml容有栓シリンダーを設置した。各々の顆粒状水和剤250mgを該シリンダー内に入れ、2秒に1回の割合でシリンダーの倒立を繰り返し、顆粒状水和剤が完全に崩壊、分散するまでのシリンダーの倒立回数を水中崩壊分散性として表した。次いでこのシリンダーを25℃の恒温水槽中に静置し、15分後にシリンダー中央部から各々25mlサンプリングして、高速液体クロマトグラフィーにて農薬活性成分を分析して懸垂率を求めた。また、各々の顆粒状水和剤10gを200mlビーカーに秤量し、これに上水道水100mlを加えた後、5分間かくはんした。得られた、懸濁液を300メッシュのふるいに入れ、更に水道水を十分に流したあと残渣を回収して乾燥した。この残渣の重量よりふるいを通過した割合を計算して粉末度として表した。
懸垂率は試験例1で用いた式より求める。
Claims (5)
- 常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分微粒子と、焼成しないで微粉砕した体積中位径2〜7.5μmで且つ1%懸濁液のpHが10〜12である塩基性ホワイトカーボンとを必須原料成分とすることを特徴とする顆粒状水和剤。
- 陰イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の顆粒状水和剤。
- 陰イオン性界面活性剤が、アルキル硫酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩から選ばれる1種以上である請求項2記載の顆粒状水和剤。
- 常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分微粒子と、焼成しないで微粉砕した体積中位径2〜7.5μmで且つ1%懸濁液のpHが10〜12である塩基性ホワイトカーボンとを必須原料成分として配合することを特徴とする顆粒状水和剤の製造方法。
- 前記必須原料成分の常温で展延性を有し、かつ融点以下の保存でも固結性を示す固体農薬活性成分微粒子と、焼成しないで微粉砕した体積中位径2〜7.5μmで且つ1%懸濁液のpHが10〜12である塩基性ホワイトカーボンとが、該固体農薬活性成分と、該塩基性ホワイトカーボンとを混合し、共に微粉砕して得られたものである請求項4記載の顆粒状水和剤の製造方法。
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